JPS6112672B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シガレツト或いは他の棒状の喫煙材
料の穿孔を所望の通気度が達せられるように制御
する方法に関する。

更に、本発明はシガレツト或いは他の棒状の喫
煙材料の穿孔を所望の通気度が達せられるように
制御するための装置に関する。

いわゆる、軽いシガレツト、特にフイルタ付シ
ガレツトの製造の際フイルタの範囲内に附加的に
二次空気通路が孔の形で設けられ、シガレツトを
吸つた際この孔を通して冷い二次空気が煙に供給
される。この場合、シガレツトを去る全気流に対
して所定のできる限り一定の比率を保たなければ
ならない、比較的大きな二次空気流が供給される
ように構成される。この比率は「吸気度
（Ventilationsgrad）」と称される。

シガレツトを針を備えたローラ面に沿つて転動
させることによりシガレツトに孔を形成するこ
と、即ちシガレツトを穿孔することは既に公知で
ある。また、シガレツトをレザー光線により穿孔
することも公知である。この場合その都度一定数
の孔が所望の全断面をもつて形成される。

本発明の根底をなす課題は、シガレツトの通気
度を二次空気開口（孔）によつてできる限り所望
の価いにすることである。

この課題は本発明により以下のようにして達せ
られる。即ちでき上つたシガレツトの包被体への
所望の帯域での孔の形成をシガレツトの包被体お
よび／又は充填体の少なくとも１つの性質に依存
して形成される測定信号に依存して行なうことに
よつて達せられる。

この場合、この孔の形成は本発明の第１の構成
により、シガレツトを製造するのに使用される素
材から完成したシガレツトが形成される以前にこ
れらの素材の性質に関する測定信号に依存して行
われる。

シガレツトの通気を左右する特性はシガレツト
を吸つた際二次空気流のたばこストツクの紙を通
してシガレツト内部への流入を許容するシガレツ
ト巻紙の空気透過性（多孔性）である。この点か
ら本発明の他の構成により測定信号は、包被体が
包被されるシガレツト連続体を製造するためにた
ばこ連続体の周囲をめぐつて巻回される以前に、
シガレツトのこの包被体の空気透過性に依存して
形成される。次いでこの包被されたシガレツト連
続体からでき上りシガレツトが切断され、このシ
ガレツトに後に孔が形成される。たばこ連続体へ
の供給間の包被体テープの空気透過性の測定は自
体公知の方法により空気による要素の導入或いは
光線の照射によつて行うことができ、この場合相
応する測定信号は空気による要素（例えば空気）
或いは光線の通過に依存して形成される。

通気度を右するシガレツトの他の性質は紙包被
体の空気透過性を考慮しないたばこの純粋な通気
抵抗（Zugwiderstand）である。この通気抵抗は
多くの影響要素、例えばシガレツト内のたばこの
量、たばこの繊維の配向およびたばこストツクの
全長にわたる時として起る不均一なたばこ配量に
依存している。本発明により測定信号は、無端の
たばこ連続体の一部分内に存在するたばこの量、
即ちたばこ連続体から切断されたシガレツト内に
含まれているたばこの量に依存して形成される通
気抵抗に依存して形成される。たばこ連続体内の
たばこ量に関する測定信号は自体公知の方法によ
り空気を縦方向に対して横方向に通過案内し、量
に依存した空気力による要素を把握することによ
つて形成することができる。しかも測定信号を自
体公知の方法によりベータ線を貫通案内し、連続
体から流出する光線を把握することによつても形
成することが可能である。他の可能性は測定信号
を容量的に形成することにある。

紙の空気透過性もたばこの通気抵抗も変動する
シガレツトの製造にあつて本発明の他の構成によ
り孔の形成は、包被体の空気透過性に依存する測
定信号にも、また無端のたばこ連続体内に存在す
るたばこの量によつて検出される通気抵抗に依存
する測定信号にも依存して形成される制御信号に
依存して行われる。この場合測定信号は、包被体
の部分および本発明により穿孔されるシガレツト
が造られるたばこ連続体の部分によつて形成され
る。穿孔されるシガレツトが造られるたばこ連続
体部分内のたばこの量の測定信号から、シガレツ
トへの孔の形成を制御する測定信号が附加的に形
成される。

測定後に始めてシガレツトの製造に役立つシガ
レツト製造用の素材、即ち包被体および／又は充
填体から測定信号を形成する代りに、本発明の第
２の構成によりでき上つたシガレツトでも測定信
号を把握することができる。即ち、例えば孔の形
成はでき上つたシガレツトの包被体の空気透過性
に依存して形成される測定信号に依存して行うこ
とが可能である。この測定信号は例えば、シガレ
ツトの端部に検出空気を一定の検出圧力で供給す
ることによつて形成することができ、この検出圧
力の検出空気が包被体を通過することによつて変
動が空気透過性のための尺度である。しかし、後
にシガレツトを形成する一定の断片の未だ包被さ
れていないシガレツトシートで得られる空気透過
性のための信号を把握し、このようにして間接的
に把握された空気透過性のための信号をシガレツ
トの製造時間に相応して遅延させた後このシガレ
ツトにおける孔形成の制御に使用することもでき
る。

本発明の構成により、孔の形成はでき上つたシ
ガレツトの通気抵抗に依存して形成される測定信
号に依存して行われる。通気抵抗に関する測定信
号は、シガレツト包被体を外部に対して覆い、検
出流をシガレツトを通して吹込むか或いは吸引
し、この検出流の大きさを通気抵抗のための尺度
とすることによつて形成することができる。この
検出流の大きさ或いはこの検出流から導出される
空気圧による大きさ、例えばこの検出流に依存す
る圧力を走査することによつて測定信号を得るこ
とができる。覆われているので包被体の空気透過
性は通気抵抗に関する測定に関与しない。

シガレツトにあつて包被体の多孔性の変化およ
び通気抵抗の変化が可能である場合、孔の形成は
包被体（特にでき上つたシガレツト）の空気透過
性に依存する測定信号に依存して、またでき上つ
たシガレツトの通気抵抗に依存する測定信号に依
存しても形成される制御信号に依存して行われ
る。孔の形成はでき上つたシガレツト内のたばこ
の量に依存して形成される測定信号に依存して附
加的に行うことも可能である。この信号はシガレ
ツトの秤量、シガレツトの質量の容量測定による
検出或いは相当するまだ包被されていないたばこ
連続体部分の検出によつて形成することが可能で
ある。

シガレツトの穿孔を制御するためには、特にレ
ザー光線が適している。なぜなら、このレザー光
線はその強度或いは持続時間に関して容量にかつ
極めて迅速に制御できるからである。したがつて
孔の断面は孔に応じてレザー光線の強度を制御す
ることによつて或いは作用持続時間を制御するこ
とによつて加減することが可能である。

孔―調温帯域とも称される―が完成した後、形
成された孔はシガレツト内に流入する二次空気の
ための透過性に関して測定可能である。シガレツ
トにあつて孔の透過性が許容された範囲外に存在
する場合、本発明による他の構成によりシガレツ
トは使用不能品として破棄される。測定を場合に
より附加的に、形成された測定信号―特に誤差が
長い間継続する場合―が孔の形成を所望の価いが
得られるように修正するのにも利用できる。穿孔
制御部への永続的な関与による変動を避けるため
測定部の上に述べた適用範囲にあつて、多数の
個々の測定信号の積分値から形成される測定信号
を形成でき、したがつてこの測定信号により実際
に形成された孔の断面の所望の断面からの永続的
な相異を阻止することが可能である。

本発明による方法を実施するために特に適して
いる上記の装置の特徴は、シガレツトの包被体お
よび／又は充填体の少なくとも１つの性質に依存
する測定信号を形成するための測定信号発生部と
孔を形成する穿孔装置を制御するための上記測定
信号発生部と結合された制御装置とが設けられて
いることである。

本発明の第１の構成により、穿孔されるシガレ
ツトを製造するために使用される素材（無端の包
被体、無端のたばこ連続体）の性質に依存する測
定信号を形成するための測定信号発生部が設けら
れる。

シガレツトの通気に影響を与える特性は、シガ
レツトを吸つた際二次空気流がたばこストツクの
紙を通してシガレツトの内部へ流入するのを許容
するシガレツト巻紙の空気透過性（多孔性）であ
る。したがつて本発明の構成により包被体の空気
透過性に依存した測定信号を、この包被体が無端
のテープとして供給される間およびこの包被体が
たばこ連続体の周囲に巻回される以前に形成する
ための測定信号発生部が設けられている。このよ
うな測定信号発生部としては、テープ状で案内さ
れる包被体を１方の側で負荷する空気圧媒体（例
えば空気）が包被体を通過することに依存して測
定信号を形成する空気圧測定信号発生部が設けら
れる。包被紙の空気透過性を測定するための他の
測定信号発生部は光源を有しており、この光源の
光はテープ状に案内されて来る包被体の片側に照
射される。次いで光の透過した部分は他の側に設
けられた光電的な検出器で捉らえられる。

通気度に影響するシガレツトの他の性質はたば
この純粋な通気抵抗である。この通気抵抗は多数
の作用要素、即ち例えばシガレツト内のたばこの
量、たばこ繊維の配向およびたばこストツクの全
長にわたる時として生じる不均一なたばこの配量
に依存する。本発明により、無端のたばこ連続体
の１部分に存在しかつ包被されたたばこ連続体か
ら切断された穿孔されるシガレツト内に含まれて
いるたばこの量に依存した測定信号を形成するた
めに測定信号発生部が設けられている。この量に
依存した信号により検出されるたばこ量の通気抵
抗に相当する測定信号が附加的な回路装置を介し
て形成される。したがつてこの測定信号は、量が
定まつているたばこ連続体の相当する部分から造
られたシガレツトのたばこの通気抵抗に相当す
る。測定信号発生部として、測定空気流をたばこ
連続体に対して横方向でこれを通して案内する空
気案内装置およびたばこ連続体内のたばこの量に
依存して変る空気の空気圧的な大きさを把握する
測定部材が設けられている。量に依存した測定信
号を把握するための他の可能性は、ベータ光線源
―そのベータ光線はたばこ連続体を横方向で通過
する―とたばこの量に依存して弱められたベータ
ー光線に敏感な測定部材とを備えた測定信号発生
部によつて可能である。

量に依存した測定信号を検出は、たばこ連続体
がその送りの際に通過する高周波の交番フイール
ドを有する容量測定値附与体によつて可能であ
る。

巻紙の空気透過性およびたばこの通過抵抗も変
動するシガレツトの製造の際、制御装置をまだた
ばこに巻回されていない包被体の空気透過性のた
めの測定信号発生部と、また無端のたばこ連続体
内のたばこ量のための測定信号発生部とも結合す
ることができる。この場合、得られた測定信号は
包被体の穿孔されるシガレツトを形成する部分の
空気透過性およびたばこ連続体の穿孔されるシガ
レツトを形成する部分のたばこの量に相当する。
測定信号発生部および制御装置を直接結合する代
りに、上記の測定信号発生部の測定信号から組合
わされた信号を形成し、この信号を次いで制御装
置に供給することも可能である。

たばこ連続体内のたばこの量に依存する測定信
号のでき上つたシガレツト内のたばこの通気抵抗
に相当する制御信号への上記の変換は関数発生部
で行うことができる。

シガレツト製造のための測定後始めてシガレツ
ト製造に役立つ素材、即ち包被体および／又は充
填体から測定信号を形成する代りに、測定信号を
本発明による第２の構成によりで上つたシガレツ
トでも検出することが可能である。即ち、でき上
つたシガレツトの包被体の空気透過性に依存した
測定信号を形成するための測定信号発生部が設け
られ、この場合この空気透過性はシガレツトで直
接或いはシガレツトを完成する前にたばこ連続体
に後に巻回されるテープで間接に検出される。更
に、でき上つたシガレツト内のたばこの通気抵抗
に依存した測定信号を形成するために測定信号発
生部を設けることが可能である。両測定信号、即
ちシガレツト包被体の空気透過性およびでき上つ
たたばこの通気抵抗に依存した測定信号とを形成
するため測定信号発生部は検出部材を備えてお
り、この検出部材は包被体が外部に対して覆われ
ている場合および包被体が覆われていない場合検
出空気流をシガレツトを通して導き、この場合更
に測定信号発生部は異つた検出空気流の空気力に
よる要素を検出する測定部材を有している。次い
で制御装置をでき上つたシガレツトの包被体の空
気透過性のための測定信号発生部並びにでき上つ
たシガレツト内のたばこの吸引抵抗のための測定
信号発生部とも結合することができる。これらの
両測定信号発生部を制御装置と結合する代りに、
両測定信号を組合わせることも可能である。した
がつてその際制御装置はこのように結合された測
定信号によつて印加される。本発明の他の構成に
より制御装置を附加的にでき上つたシガレツト内
のたばこの量のための測定信号発生部と結合する
ことが可能である。

本発明の他の構成により、比較的簡単にかつち
密に制御できる穿孔装置が設けられる。このよう
な穿孔装置は、例えばレザー光線装置から成り、
このレザー光線装置はそのエネルギーにより、或
いは孔を形成するそのパルスの長さに関して制御
可能である。生産流れで送られて来るシガレツト
を穿孔する際は、シガレツトを穿孔装置に対して
相対的に穿孔の時間範囲内で停止させるようにす
るのが有利である。これは、シガレツト送り路内
に設けられており、かつシガレツトを転動させな
がらこのシガレツトを穿孔する転動装置によつて
行われる。この場合シガレツトの送り運動は中断
される。

他の穿孔装置は針から成り、これらの針はロー
ラ面から突出しており、このローラに沿つてシガ
レツトが送られる。針の制御可能な浸入深さに相
応して有効な孔の断面を制御することが可能であ
る。

穿孔装置の作用が障害要素により傷われる恐れ
がある場合には、即ち形成された孔の断面が所望
の断面に相応しない場合、穿孔装置の後方に形成
された孔の断面のための検出装置が設けられてい
る。孔の断面が所定の範囲から脱しているシガレ
ツト、即ち大き過ぎたり、小さ過ぎたりするシガ
レツトはこの検出装置によりこのシガレツトのた
めの続く処理行程から除かれる。しかも、この検
出装置は、場合によつては附加的に、このような
誤差が長時間持続する際それを修正するように孔
形成のための制御装置に作用するように働くこと
も可能である。

１つ或いは多数の測定信号発生部と結合してい
て、かつそれらの測定信号に依存して制御可能な
穿孔装置は、本発明により特にシガレツトを停止
状態で転動穿孔する際フイルタプラグを装着する
ための機械上に設けるのが有利である。

本発明の他の構成は、１つ或いは多数の測定装
置と結合していて、かつ測定信号に依存して制御
可能な穿孔装置は、シガレツト製造機械上に、し
かも有利にはシガレツト連続体が素材、即ち「シ
ガレツト巻紙テープ」および「たばこ繊維」から
造られる仕事範囲或いはシガレツトがシガレツト
連続体から切断される範囲に設けられる。穿孔装
置、有利にはレザー光線装置をシガレツト連続体
に対して、制御されて形成される孔が、上方、即
ちシガレツト連続体の貼附範囲内に存在するよう
に、設けるのが有利である。

本発明よつて得られる利点は、所望の通気度が
大きな精度をもつて達せられ、かつシガレツトの
大量生産にあつて比較的狭い限られた範囲内にと
どめることが可能であることである。

以下に添付図面に図示した実施例につき本発明
を詳説する。

第１図は通常のシガレツト製造機１とこれと強
固に連結された通常のフイルタ装着機２を略図し
たものである。シガレツト製造機にはたばこ繊維
或いは他の喫煙に可能な材料として適している素
材が貯蔵容器３から、そしてボビン６から引出さ
れるシガレツト巻紙から成る包被テープ４が供給
される。シガレツト製造機では連続的に先ずたば
こ繊維から幅広い薄いたばこフリースが、次いで
このたばこフリースからたばこ連続体が成形され
る。縁部に糊ずけされた巻紙テープ４は連続的に
たばこ連続体に巻回され、シガレツト連続体を錬
続的に成形するために貼付される。次いでこのシ
ガレツト連続体からナイフ装置により連続的にシ
ガレツト７が切断される。したがつてシガレツト
巻紙テープ４と貯蔵容器３から供給されるたばこ
繊維から成るたば連続体ができ上がりシガレツト
７を製造するための主要素材である。

シガレツト７は製造された後フイルタ装着機２
に送られ、そこで貯蔵容器１１から供給されるフ
イルタプラグ８と結合される。この目的のためこ
のフイルタ装着機２ではフイルタプラグ以外にボ
ビン１２から引出されるチツプ紙テープ９が糊ず
けされ、小さな紙片に切断される。シガレツトお
よび軸方向で同列に当接しているフイルタプラグ
は定置されている対抗ローラ面に沿つて転動する
ことによりでき上りフイルタ付シガレツトに調製
される。外側に２つのたばこストツクを備え、内
側に２つ分のフイルタプラグを備えた２つ分のフ
イルタ付シガレツトを造る際は、これら両グール
を糊ずけしたチツプ紙片を介して結合した後真中
を切断して両者を切離し、これらのシガレツトを
転向させて列に並らべ、他の列のシガレツトとま
とめ、次いで次の加工を行うために一列に並列さ
せて送る。

フイルタ付シガレツトの煙に二次空気を供給を
可能にするため、孔はフイルタプラグに形成され
る。この目的のためにフイルタ装着機上のレザー
光線装置１６の様式の図示の穿孔装置が役立つ。
制御可能なレザー光線発生部１７から出るレザー
光線１８は鏡１９ａおよび１９ｂ並びにレンズ２
１を経てフイルタの範囲に達し、そこで光線はチ
ツプ紙片と大抵同様に紙から成るフイルタプラグ
の表面を通過してこれらを燃焼させて孔を穿つ。
したがつてシガレツト７を吸つた際冷い二次空気
がこの孔を通つてフイルタ口片内に流れ、そこで
この二次空気はシガレツトを通して流入して来る
たばこ煙流と混合される。この穿孔の際、シガレ
ツトはドラム２２上に存在し、このドラム上をシ
ガレツトは矢印２３の方向で送られ、この際吸引
空気により容器２６内の溝２４内に保持される。
矢印２８の方向で転動するドラム２９の様式の転
動装置２７はシガレツトに転動位置で、シガレツ
トがドラム２２の周面で相対的に逆転動するよう
にして転動しながら矢印２３の方向での進み運動
を中断するように、転動運動を与える。したがつ
てレザー光線発生器１７からパルスの形で与えら
れるレザー光線１８が列をなしているフイルタプ
ラグ内に焦点を形成し順次これに孔を形成する。
シガレツトの穿孔を開始する時間的な制御と個々
のパルスはカム板によつて行われる。これらのカ
ム板のうち制御カム３２（開始のための）と３３
（個々のパルスのための）とを備えた外方リング
３１が図面から見られる。制御信号は接近イニシ
アタ３４によりレザー光線発生器１７の制御装置
３６の入力ａに印加される。

シガレツト７のたばこストツクの通気抵抗が一
定である場合、通気度はシガレツト巻紙内の空気
透過性の変動によつてのみ左右される。穿孔装置
を附加的に制御するにはシガレツト巻紙テープ４
の空気透過性のための測定信号発生部３７が働ら
き、このシガレツト巻紙テープの空気透過性はこ
れがたばこ連続体に巻回される以前に測定され
る。測定信号発生部３７は本質的にシガレツト巻
紙テープ４に沿つて案内される負圧室３８から成
る。負圧はフアン３９の吸引側で発生される。こ
の負圧は紙の空気透過性に依存し、測定値変換器
４１、例えばダイヤフラム発生器によつて検出さ
れ、電気的な信号として与えられる。時として生
じる差に相応する信号は、増幅器４２内で増幅さ
れかつ比較位置４３で基準値付与器４４によつて
与えられた基準値信号と比較された後アナログ―
デイジタル―変換器４６に供給され、このアナロ
グ―デイジタル―変換器はアナログ変差信号をデ
イジタル信号に変換する。この信号は送りレジス
タ４７を介してシガレツト巻紙テープ４、このシ
ガレツト巻紙テープによつて巻回されたたばこ連
続体および最後にこのたばこ連続体から切断され
たシガレツト７の送り時間に相応して転動装置２
７に至るまで遅延される。この場合この送りレジ
スタはデイジタル化された差異信号の各々の二進
位置のために一連の平行な送り段を有し、これら
の送り段のすべては移送周期経過の度毎に機械速
度に同期して駆動される制御板４８と接近イニシ
アタ４９とからその送り入力の近傍で送りパルス
を与えられ、この送りパルスは二進信号を１段分
だけ送る。その包被体空気透過性が測定信号発生
部３７によつて検出されたシガレツト７が転動装
置２７に到着すると―機械１と２が機械的に固く
連動されているので―この包被体の空気透過性に
関する測定信号は送りレジスタ４７の入力に達す
る。デイジタル化された測定信号はデイジタル―
アナログ―変換器５１によりアナログ信号に逆変
換され、レザー光線発生器１７の制御装置３６の
入力ｂに与えられる。

調整はレザー光線１８のパルスの長さ或いはそ
の強度を制御するようにして行うことができる。

こうして巻紙テープ４の空気透過性に相応し
て、通気度が孔断面を制御することにより一定に
保たれる。この場合、たばこ連続体内のたばこの
量およびこれに伴いでき上つたシガレツト内の吸
気抵抗が一定であることが前提である。

レザー光線発生器として形成された穿孔装置の
代りに、機械的な、特に針で作業を行う、ほぼド
イツ特許出願第P27346436号に相当する穿孔装置
を設けることも可能である。

でき上つたシガレツトの代りに、フイルタプラ
グが十分に均一な空気透過性の表面を有している
場合、チツプ紙に穿孔してもよい。

巻紙テープ４の空気透過性の検出は他に、光電
池で作動する査走装置５２の様式の測定信号発生
部３７′によつて行うことも可能であるが、この
査走装置は本質的にレンズ５４を備えた巻紙テー
プ４の１方の側に設けられた光源５３とレンズ５
７を有する巻紙テープ４のもう１方の側に設けら
れた光電池で働く検出器５６とから成る。空気透
過性を巻紙４を透過する光線に依存して測定する
このような自体公知の測定装置はドイツ公開特許
公報第2206477号に記載されている。

第２図は、シガレツト製造機におけるたばこ連
続体―これから引続きシガレツトが造られ、その
孔形成が一定の通気度を達するために制御される
―の１部片内のたばこの量に依存した穿孔装置の
制御装置の調整様式を示している。この構成は、
シガレツト巻紙の空気透過性が一定である場合に
有利である。既に第１図に図示した機械要素に相
応する第２図の要素には同じ符号で示し、ただ単
位を100番台に増して示し、特に説明をしなかつ
た。

たばこ連続体１６１内のたばこの量のための測
定信号発生部１３７は測定空気をたばこ連続体を
通して導くための、送風機１６３の負圧側に接続
されている負圧ノズル１６２の様式の空気案内装
置から成る。測定部材、例えば自体公知のダイヤ
フラム発生器６４は、測定空気が流過する連続体
部分内のたばこの量に依存している負圧を検出す
る。穿孔されるシガレツト１０７が得られる連続
体部分におけるたばこ量のための増幅器１６６で
増幅された測定信号は関数発生器１６７に達し、
この関数発生器内で連続体部分から造られたシガ
レツトにおいて発生する吸気抵抗に相応する記憶
されている密度値および量値に属する数値に蓄積
される。関数発生器１６７によつて与えられた信
号は比較位置１４３および遅延送りレジスタ１４
７とを介して測定されたたばこ連続体部分から造
られたシガレツト１０７の穿孔が行われる時点で
制御装置１３６の入力ｂに達する。

たばこ連続体１６１内のたばこの量を検出する
ための他の方法は、そのベータ光線がたばこ連続
体１６１を横方向で通過案内されるベータ光線源
１６８を備えた測定信号発生部１３７′で行われ
る。たばこ連続体１６１の他の側において、たば
この量に相応して弱められたベータ光線が適当な
感度の良い測定部材１６９、例えばイオン化室に
よつて電気的な信号に変換され、この信号は増幅
器１６６によつて増幅され、関数発生器１６７に
供給される。

上記の測定方法の代りにたばこ連続体１６１内
のたばこ量を図示していない、例えば米国特許第
3979581号に記載されている容量による測定装置
で検出することも可能である。

第２ａ図は、測定信号処理の１つの実施形を示
しているが、この信号処理にあつては測定信号発
生部１３７ｍによつて検出された量に依存してい
る測定信号はベータ光線測定装置１６９ｍから増
幅器１６６内で増幅された後直接、即ち１６７に
相応する吸気抵抗検出部のための関数発生器を経
ることなしに、比較部材１４３に与えられる。こ
の量に依存した信号は次いで単独で、即ちもはや
（第２図において関数発生器１６７が量測定信号
から形成した）吸気抵抗に依存することなく、た
ばこ連続体もしくはシガレツト内のたばこの量に
依存して制御装置１３６を調整する。シガレツト
内のたばこの量はシガレツトの通気度を加減しは
しないが（或いは通気抵抗を介してのみしか加減
しないが）、たばこの量は素材部分を或いはたば
この煙内のたばその量を左右する。したがつて、
最近シガレツト包装体上に明示されるようになつ
て来たいわゆる濃縮量を低下させるか或いは一定
の値いに保持するために通気度をたばこの量で加
減するのが有利であることが本発明により明瞭に
なつた。したがつて穿孔をたばこの量に依存して
制御することは単独で或いは吸気抵抗に依存した
制御に付加して行われる。

第３図は、たばこ連続体内のたばこの量に依存
した、およびシガレツト巻紙の空気透過性にも依
存した穿孔装置のための制御装置の調整様式を示
しているが、この調整様式はたばこの量もシガレ
ツト巻紙の空気透過性も変動するような場合に有
利である。

第１図および第２図に既に図示した要素に相当
する第３図における要素は同一符号で示し、ただ
番数を100もしくは200だけ増して示し、その要素
の詳細は説明しなかつた。同じ符号は違いを表わ
すため空気透過性測定部には“ｌ”を、たばこ量
測定部には“ｍ”を吸気抵抗測定部には“ｚ”を
付して示した。

関数発生器２７１は（シガレツトのためのたば
こ連続体２６１内のたばこ量から関数発生器２６
７で形成された通気抵抗のための）測定信号発生
部２３７と（シガレツト巻紙テープ２０４の空気
透過性のための）測定信号発生部２３７ｌとから
測定信号を得る。この関数発生器は入力信号のた
めの値いを記憶し、この値は一定の通気抵抗値と
空気透過度値に属している。これらの入力信号は
再び送りレジスタ２４７を介してその間に製造さ
れたシガレツト２０７と同時に制御装置２３６の
入力ｂに達し、この制御装置は組合わされた信号
に依存してシガレツトの穿孔を一定の通気が達せ
られるように制御する。測定位置２３７ｌと２３
７ｍとが離れて設けられているので、２４３ｌの
入力信号はシガレツト巻紙テープ２０４が測定信
号２３７ｍに達するのに必要とする時間分だけ遅
延されなければならない。この遅延は矢張り機械
的に作業周期が制御されるアナログ或いはデイジ
タル送りレジスタ―これは図面をより見やすくす
るため概略のみを示し、かつ符号２４０で示した
―によつて行われるのが有利である。

場合によつては、関数発生器２７１に附加的な
アナログ―デイジタル―変換器２４６ｍを介し
て、第２ａ図におけると同様にシガレツト内のた
ばこの量に関する測定値に相当する測定信号が給
付される。制御装置２３６のこのような量に依存
した値による負荷に関する根拠は第２ａ図に関し
ての説明中に詳しく説明した。即ち関数発生器２
７１は、これが組合わされた制御信号を検出した
際上記の量に依存した信号を考慮するように構成
される。

第４図による測定装置は上記の図面による測定
装置と本質的に、測定信号が、即ち通気抵抗に依
存した測定値ができ上つたシガレツトにおいて形
成される点で異つている。これに対してシガレツ
ト包被体の空気透過性に相応する信号はまた包被
されていないテープにおいて行われる。

既に第１図から第３図に図示しかつ説明した要
素に相応する第４図における要素は同じ符号で示
されているが、ただ番数を100番台、200番台もし
くは300番台に増して示し、特に詳しくは説明し
ない。

同じ符号は違いを表わすため空気透過性測定部
には“ｌ”で、たばこの量検出部には“ｍ”を、
通気抵抗検出部には“ｚ”を附した。

シガレツト包被体の空気透過性に関する測定信
号は第１図と第３図におけるようにシガレツト巻
紙テープ３０４で形成され、このテープの部分か
ら造られたシガレツト３０７が穿孔装置に達する
まで送りレジスタ３４７ｌで遅延されるが、たば
こストツクの通気抵抗に相当する信号はここでは
もはや第２図および第３図におけると同様にシガ
レツト製造機３０１のたばこ連続体において取出
されず、関数発生器によつて相当する位置１６７
もしくは２６７で通気抵抗に相当する値いに変換
される。本発明によるこの実施例では直接でき上
つたシガレツトにおいて取出される。

上記の構成のため、ドラム３２２の前方に設け
られている検出ドラム３７６として形成されてい
る測定信号発生部３３７ｚが役立つ。上記検出ド
ラムは制御されて運動可能なフラツプ３７７ａお
よび３７７ｂを有しており、これらは矢印Ａの位
置でシガレツトの包被体を密に囲繞している。し
たがつて公知様式でシガレツト内部を通して吹込
まれるか或いは吸引される空気流はシガレツト内
のたばこストツクの抵抗にのみ依存している、即
ち空気透過性の巻紙の作用が排除されている。こ
れらの被覆フラツプの細部は米国特許第3339402
号に、検出空気の供給部と測定部の細部に関して
は米国特許第3408858号に記載されている。

測定値変換器３７８内において検出ドラムによ
つて形成されかつ増幅された、通気抵抗に相当す
る測定信号は、アナログ―デイジタル―変換器３
４６ｚ内にデイジタル化され、検査されたシガレ
ツトの道程に相応して遅延された後送りレジスタ
３４７ｚ内の穿孔位置に関する検出位置から関数
発生器３７１に達し、この関数発生器の出力信号
は再び制御装置３３６の入力ｂに供給される。

第２ａ図で取扱つた課題による制御装置に相応
する制御装置３３６の附加的な調整は、シガレツ
ト内のたばこの量に依存して形成される測定信号
によつて行われる。この信号は、穿孔されるシガ
レツトが造られるたばこ連続体３６１の部分から
測定信号発生部３３７ｍ（ベータ光線源３６８と
ベータ光線に敏感な測定部材３６９）によつて形
成される。信号遅延はアナログ―デイジタル―変
換器３４６ｍ内においてデイジタル化された後送
りレジスタ３４７ｍで行われる。附加的な量に依
存する測定信号処理装置が設けられている場合附
加的な量関数に関する関数発生器３７１に相当す
る値いに記憶される。

第５図の測定装置は第４図の測定装置と本質的
に、でき上つたシガレツトの包被体の空気透過性
に相応する信号が検出ドラムによつて形成される
点で異なる。既に第４図において示した要素に相
当する第５図における要素は同じ符号で示した
が、番数を100だけ増して示し、かつ特別詳しく
説明しなかつた。

測定位置Ａにおいて、検出ドラム４７６上のシ
ガレツトの端部に絞りを介して検出圧力が供給さ
れる。測定値変換器４８１は圧力を電気的な信号
に変換し、この信号を増幅する。測定値変換器に
よつて形成され、包被体から流出する空気量に相
応する、即ち包被体の空気透過性に相応する信号
は、比較位置４８２で基準値４８３によつて与え
られる信号と比較され、差異信号は遅延部材４８
４、例えば送りレジスタを介して制御装置４３６
に供給される。検出ドラム４７６の詳細は米国特
許第3575041号に記載されている。

第６図による装置は第４図と第５図による装置
と本質的に、空気透過性に依存している信号およ
び吸気抵抗に依存している信号とができ上つたシ
ガレツトにおいて検出ドラムによつて検出される
点が異なる。更に、穿孔装置の制御装置の検出信
号に依存した修正が行われるような附加的な調整
部が設けられており、この検出信号はシガレツト
に形成される孔のための検出装置から導出されて
いる。

既に第４図および第５図に示した要素に相応す
る第６図の要素は同じ符号で示したが、番数を
100もしくは200だけ増して示し、特に詳しくは説
明しなかつた。

検出ドラム５７６はでき上つたシガレツト５０
７のシガレツト巻紙の空気透過性のための第１の
検出位置Ａを有している。この検出位置は第５図
による検出位置Ａに相当し、この位置でフラツプ
５７７ａ，５７７ｂが開かれている場合シガレツ
トの両端部に供給されている検出空気が包被体に
よつて閉じられている結果圧力落差が検出され
る。測定信号はアナログ―デイジタル―変換器５
８６でデイジタル化され、タクト装置５８８から
送りパルスを得る送りレジスタ５８７によつて、
検出されるシガレツト５０７が測定位置Ａから測
定位置Ｂへと送られてしまうまで４タクト分だけ
遅延される。

其後、遅延された信号はデイジタル―アナログ
―変換器５８９から再びアナログ信号に変換さ
れ、関数発生器５９１の入力ａに供給される。

第４図による測定位置Ａに相当する測定装置Ｂ
において、シガレツトの包被体を外部から封隙し
ているフラツプ５７７ａ，５７７ｂが閉じられて
いる場合測定値変換器５９２によつて通気抵抗に
依存した電気的な測定信号が形成され、この電気
的な信号は関数発生器５９１の入力ｂに供給され
る。この関数発生器は孔の断面と通気抵抗もしく
は空気透過性値間の関連に関しての記憶された関
数値から入力信号を検出する。この入力信号は比
較位置５９３において基準値発生器５９４から与
えられた基準信号と比較される。差異信号は増幅
器５９６を介して穿孔装置の制御装置５３６の制
御入力ｂを負荷する。ここでこの穿孔装置は孔を
この装置に達する直前に測定されるでき上つたシ
ガレツトの空気透過性と通気抵抗とに依存して形
成する。

附加的に制御装置５３６の調整をシガレツト内
のたばこの量―これは適当な方法で、例えば第２
ａ図に関して記載したと同じ様式で検出される―
に依存して行うことも可能である。

形成された孔の断面を検出するための検出ドラ
ム５９７の様式の検出装置が穿孔装置の後方に設
けられている。この検出ドラムはフラツプ５９８
ａと５９８ｂとを備えており、これらのフラツプ
により検出されるシガレツト５０７の包被体が孔
の範囲で外部から覆われる。測定値変換器５９９
は孔の空気透過性に相応する信号を発生する。こ
の信号は比較位置６０１で基準値発生器６０２に
よつて与えられる信号と比較され、４段の送りレ
ジスタ６０３の様式の遅延部材と増幅器６０４と
を介して後に４つの槽に設けられる抜てきノズル
６０７に通じている圧縮空気導管６０８内の電磁
弁６０６の制御コイルに供給される。

検出ドラム５９７のための標準値は制御装置５
３６のための制御信号と一致している。その際穿
孔の実際の結果が所望の通気度を形成するのに維
持されなければならない所望の結果と一致してい
るかどうかが確認される。

検出ドラム５９７の測定信号は積分回路６０９
に供給される。この回路は穿孔の実際の結果が長
時間にわたつて所望の結果と差がある場合制御装
置５３６の入力ｃに投入され修正の作用を行う。

第７図による装置は第１図〜第６図による装置
と本質的に、穿孔装置がフイルタ装着機上に設け
られておらず、シガレツト製造機に、なかんずく
シガレツト連続体の範囲内に設けられている点で
異なる。

既に第３図に示した要素に相当する第７図の要
素は同じ符号で示したが。番数は400だけ増して
示し、特に詳しく説明しなかつた。

レザー光線発生装置７１６はでき上つたシガレ
ツト連続体７８３の範囲内でシガレツト製造機械
７０１上に設けられている（貼付室７８１といわ
ゆる定寸裁断ベルト７８２とが見られる）。この
シガレツト製造機械７０１内ではたばこ連続体７
６１は既に重ねられて貼付されたシガレツト巻テ
ープ７０４で被着されている。シガレツト連続体
７８３から回転する切断装置７８４により破線で
示した位置７８７ででき上つたシガレツト７０７
が切断される。このでき上つたシガレツトは次い
でいわゆるプレイン―シガレツトとして直接包装
部に、或いは第７図に示したようにフイルタプラ
グを装着するためにフイルタ装着機７０２に供給
できる。

レザー光線７１８は、これがシガレツト連続体
７８３のこの位置で連続体のいわゆる接着縫目７
８６が存在している。上方範囲内で孔を焼いて形
成する。

制御装置７３６は送りレジスタ７４７を介して
関数発生器７７１と結合されている。この送りレ
ジスタ７４７は関数発生器７７１によつて与えら
れる制御信号を遅延させ、この信号（測定信号発
生部７３７ｍによつて検出され、関数発生器７６
７により通気抵抗に依存する信号に変換されて）
たばこの量に依存した測定信号と（測定信号発生
部３７３ｌによつて検出されて）多孔性に依存し
た測定信号から得られるが、これは測定信号を附
与する所属する連続体片がレザー光線発生装置７
１６の範囲内で得られるまで持続する。この場
合、シガレツト巻紙テープ７０４の空気透過性に
依存している測定信号はこの巻紙の送り時間分だ
け作業周期に依存してた測定位置からたばこの量
の検出位置まで送りレジスタ７４０で遅延され
る。

通気抵抗に依存した信号に加えて附加的に制御
装置７３６は更に、関数発生器７７１にアナログ
―デイジタル―変換器７４６ｍを介して供給可能
な量に依存した信号によつて調整可能である。シ
ガレツト連続体から切断されたでき上つたシガレ
ツト７０７に相当するシガレツト連続体部分のた
めのレザー光線パルスの開始は、接近イニシアタ
７３４との組み合わせで制御カム７３２が行う。
連続体部のための個々のパルスの開始は接近イニ
シアタ７３４との組合わせにより制御カム７３３
が行う。レザー光線発生部７１７の制御はレザー
光線パルスの持続時間および／又はエネルギの制
御によつて可能である。

レザー光線発生装置７１６の制御装置７３６
は、（通気抵抗および多孔性、場合によつてはた
ばこの量の）組合わせた信号による代りに、測定
値に依存してのみ、即ち連続体部分内の多孔性、
通気抵抗、たばこの量に依存して形成される信号
によつても制御可能である。

第７図による本発明の実施例により、レザー光
線発生装置をシガレツト製造機７０１の個々のシ
ガレツト７０７を切断装置７８４から供給される
範囲内に設けることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はシガレツト巻紙テープの空気透過性に
依存した穿孔装置の制御部の構成図、第２図はた
ばこ連続体の吸気抵抗に依存した測定信号に変換
されるたばこ量に依存した穿孔装置の制御部の構
成図、第２ａ図は連続量測定のための測定信号発
生部の実施形、第３図はたばこ連続体の吸気抵抗
に依存する測定信号に変換されるたばこ量にもお
よびシガレツト巻紙テープの空気透過性にも依存
した穿孔装置の制御部の構成図、第４図はシガレ
ツト巻紙テープの空気透過性とでき上つたシガレ
ツトのたばこの吸気抵抗とに依存した穿孔装置の
制御部の構成図、第５図はでき上つたシガレツト
の包被体のでき上つたシガレツトで測定された空
気透過性に依存した穿孔装置の制御部の構成図、
第６図はたばこのでき上つたシガレツトで測定し
た吸気抵抗と包被体の空気透過性に依存した穿孔
装置の制御部の構成図、第７図はたばこ連続体の
吸気抵抗に依存した測定信号に変換されるたばこ
量およびシガレツト巻紙テープの空気透過性にも
依存し、この場合穿孔装置がシガレツト製造機の
シガレツト連続体の範囲内に設けられている、穿
孔装置の制御部の構成図。 図中符号は、３７，１３７，２３７，３３７，
３７６，４７６，５７６…測定信号発生部、３
６，１３６，２３６，３３６，４３６，５３６…
制御装置、１６，１１６，２１６，３１６，４１
６，５１６…穿孔装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ シガレツト或いは他の棒状の喫煙材料の穿孔
   を所望の通気度が達せられるように制御する方法
   において、でき上つたシガレツトの包被体におけ
   る所望の帯域での穿孔を、シガレツトの包被体お
   よび／又は充填体の少なくとも１つの性質に依存
   して形成される測定信号に依存して行うことを特
   徴とする上記方法。 ２ 孔の形成をシガレツトを製造するのに使用さ
   れる素材の性質に関する測定信号に依存して行う
   ことを特徴とする、前記特許請求の範囲第１項に
   記載の方法。 ３ シガレツトへの孔の形成を、包被体がシガレ
   ツトと共に切断されるたばこ連続体に巻回される
   以前にこの包被体の空気透過性に依存して形成さ
   れた測定信号に依存して行うことを特徴とする、
   前記特許請求の範囲第１項或いは第２項に記載の
   方法。 ４ 包被体テープをたばこ連続体に供給する間自
   体公知の方法で空気圧による或いは光学的手段に
   よる物理的な要素で負荷し、測定信号をこれらの
   要素（例えば空気或いは光）に依存して形成する
   ようにして、空気透過性に関する測定信号を測定
   することを特徴とする、前記特許請求の範囲第３
   項に記載の方法。 ５ シガレツトへの孔の形成を、無端のたばこ連
   続体１部分内に存在しかつこのたばこ連続体から
   切断されたシガレツト内に含有されているたばこ
   の量に依存して形成される測定信号に依存して行
   うことを特徴とする、前記特許請求の範囲第１項
   に記載の方法。 ６ たばこ連続体内のたばこの量に関する測定信
   号を自体公知の方法で空気を縦方向に対して横方
   向で透過案内し、たばこ量に依存した空気圧によ
   る要素を検出するか或いはベータ光線を透過案内
   し、連続体から流出するベータ光線を検出するこ
   とによつて形成することを特徴とする、前記特許
   請求の範囲第５項に記載の方法。 ７ 孔の形成を包被体の空気透過性に依存する測
   定信号に、また無端のたばこ連続体内に存在する
   たばこの量に依存する測定信号にも依存して形成
   される制御信号に依存して行い、この場合透過性
   とたばこの量に相当する測定信号を包被体の部分
   およびシガレツト製造に役立つたばこ連続体の部
   分から形成することを特徴とする、特許請求の範
   囲第３項から第６までのうちのいずれか一つに記
   載の方法。 ８ たばこ連続体部分内のたばこ量に関する測定
   信号から、このたばこ連続体部分から製造される
   シガレツトの通気抵抗の尺度となる信号を形成す
   ること、およびシガレツトへの孔の形成を上記信
   号に依存して行うことを特徴とする、特許請求の
   範囲第５項から第７項までのうちのいずれか一つ
   に記載の方法。 ９ 孔の形成をでき上つたシガレツトの通気抵抗
   に依存して形成される測定信号に依存して行うこ
   とを特徴とする、前記特許請求の範囲第１項に記
   載の方法。 １０ 孔の形成をでき上つたシガレツトの包被体
   の空気透過性に依存して形成される測定信号に依
   存して行うことを特徴とする、特許請求の範囲第
   １項から第９項までのうちのいずれか一つに記載
   の方法。 １１ 測定信号を包被体がたばこ連続体に巻回さ
   れる以前にこの包被体内の空気透過性を検出する
   ことによつて形成することを特徴とする、前記特
   許請求の範囲第１０項に記載の方法。 １２ 測定信号をでき上つたシガレツトの包被体
   の空気透過性を直接的に検出することによつて形
   成することを特徴とする、前記特許請求の範囲第
   １０項に記載の方法。 １３ 孔の形成をシガレツトの包被体の空気透過
   性に依存する測定信号に、またでき上つたシガレ
   ツトの通気抵抗に依存する測定信号にも依存して
   形成される信号に依存して行うことを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項から第１２項までのう
   ちのいずれか一つに記載の方法。 １４ 孔の形成をでき上つたシガレツト内のたば
   この量に依存して形成される測定信号に依存して
   行うことを特徴とする、特許請求の範囲第９項か
   ら第１３項までのうちのいずれか一つに記載の方
   法。 １５ 孔をレザー光線で形成することを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項から第１４項までのう
   ちのいずれか一つに記載の方法。 １６ 孔の断面を孔毎にレザー光線の強度或いは
   作用持続時間を制御することによつて加減するこ
   とを特徴とする、前記特許請求の範囲第１５項に
   記載の方法。 １７ シガレツト内を流れる二次空気に関する形
   成された孔の透過性を測定することを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項から第１６項までのう
   ちのいずれか一つに記載の方法。 １８ 所望の価いの範囲外にある透過性を備えた
   シガレツトを破棄することを特徴とする、前記特
   許請求の範囲第１７項に記載の方法。 １９ 形成された孔の透過性に相応する測定信号
   を基準値信号と比較し、孔の形成を差異信号によ
   つて修正することを特徴とする、前記特許請求の
   範囲第１７項および／又はに記載の方法。 ２０ シガレツト或いは他の棒状の喫煙材料の穿
   孔を所望の通気度が達せられるように制御する方
   法であつて、でき上つたシガレツトの包被体にお
   ける所望の帯域での穿孔をシガレツトの包被体お
   よび／又は充填体の少なくとも一つの性質に依存
   して形成される測定信号に依存して行なうを実施
   するための装置において、シガレツトの包被体お
   よび／又は充填体の少なくとも１つの性質に依存
   する測定信号を形成するための測定信号発生部３
   ７，１３７，２３７，３３７，３７６，４７６，
   ５７６および孔を形成する穿孔装置１６，１１
   ６，２１６，３１６，４１６，５１６を制御する
   ための上記測定信号発生部と結合された制御装置
   ３６，１３６，２３６，３３６，４３６，５３６
   とが設けられていることを特徴とする上記装置。 ２１ 穿孔されるシガレツトを製造するのに使用
   される素材（無端の包被体テープ、無端のたばこ
   連続体）の性質に依存した測定信号を形成するた
   めの測定信号発生部３７，１３７，２３７，３３
   ７が設けられていることを特徴とする、前記特許
   請求の範囲第２０項に記載の装置。 ２２ 包被体がまだ無端のテープ４として案内さ
   れている間およびこの包被体が孔を形成されるシ
   ガレツト７と共に切断されるたばこ連続体に巻回
   される以前にこの包被体の空気透過性に依存した
   測定信号を形成するための測定信号発生部３７，
   ３７′が設けられていることを特徴とする、前記
   特許請求の範囲第２１項に記載の装置。 ２３ テープ状に案内される包被体４を片側で負
   荷する空気圧による媒体（例えば空気）がこの包
   被体を通過するのに依存した測定信号を形成する
   空気圧による測定信号発生部４１が設けられてい
   ることを特徴とする、前記特許請求の範囲第２２
   項に記載の装置。 ２４ 光源５３からテープ状に案内されている包
   被体４上の１方の側に導かれ、その透過する部分
   が他の側に設けられた光電池による検出器５６に
   よつて把握される包被体を透過する光に依存して
   測定信号を形成する光学的な測定信号発生部３
   ７′が設けられていることを特徴とする、前記特
   許請求の範囲第２２項に記載の装置。 ２５ 無端のたばこ連続体１６１の１部分内に存
   在しかつ包被されたこのたばこ連続体から切断さ
   れた、穿孔されるシガレツト１０７内に含まれて
   いるたばこの量に依存した測定信号を形成するた
   めの測定信号発生部１３７，１３７′，１３７ｍ
   が設けられていることを特徴とする、前記特許請
   求の範囲第２１項に記載の装置。 ２６ 測定信号発生部１３７が測定空気流をたば
   こ連続体１６１を横方向で貫通するように導く空
   気案内装置１６２，１６３とたばこ連続体内のた
   ばこの量に依存して変る空気の空気圧による要素
   を検出する測定部材１６４とを備えていることを
   特徴とする、前記特許請求の範囲第２５項に記載
   の装置。 ２７ そのベータ光線がたばこ連続体１６１を横
   方向で貫通するベータ光線―発生源１６８とたば
   この量に依存して弱められたベータ光線に対して
   敏感な測定部材１６９とを備えた測定信号発生部
   １３７′が設けられていることを特徴とする、前
   記特許請求の範囲第２５項に記載の装置。 ２８ 制御装置１３６がまだたばこに巻回されて
   いない包被体２０４の空気透過性に関する測定信
   号発生部２３７ｌとも、また無端のたばこ連続体
   ２６１内のたばこの量に関する測定信号発生部２
   ３７ｍと結合しており、この場合得られた測定信
   号が穿孔されるシガレツト２０７を形成する包被
   体２０４の部分の空気透過性にかつたばこ連続体
   ２６１の穿孔されるシガレツト２０７を形成する
   部分のたばこの量の測定信号に相当することを特
   徴とする、特許請求の範囲第２０項から第２２項
   までのうちのいずれか一つに記載の装置。 ２９ たばこ連続体２６１内のたばこの量に依存
   する測定信号をでき上つたシガレツト２０７内の
   たばこの通気抵抗に相当する制御信号に変換する
   ための関数発生器３６７が設けられていることを
   特徴とする、特許請求の範囲第２０項から第２５
   項までのうちのいずれか一つに記載の装置。 ３０ 穿孔されるでき上つたシガレツト３１の包
   被体および／又は充填体の性質に依存した測定信
   号を形成するための測定信号発生部３７６，４７
   ６，５７６が設けられていることを特徴とする、
   前記特許請求の範囲第２０項に記載の装置。 ３１ でき上つたシガレツト４０７の包被体の空
   気透過性に依存する測定信号を形成するための測
   定信号発生部４７６が設けられていることを特徴
   とする、前記特許請求の範囲第３０項に記載の装
   置。 ３２ でき上つたシガレツト３０７，５０７内の
   たばこの通気抵抗に依存した測定信号を形成する
   ために測定信号発生部３７６，５７６が設けられ
   ていることを特徴とする、前記特許請求の範囲第
   ３０項に記載の装置。 ３３ 測定信号発生部５７６が、検出空気流を包
   被体が外部に対して覆われている場合と覆われて
   いない場合にシガレツトを通して導く検出手段を
   有していること、および上記測定信号発生部が更
   に異つた検出空気流の空気圧による要素を把握す
   るための測定部材５９１を有していることを特徴
   とする、前記特許請求の範囲第３１項或いは第３
   ２項に記載の装置。 ３４ 制御装置５３６ができ上つたシガレツト５
   ０７の包被体の空気透過性に関する測定信号発生
   部５７６，５８１と、またでき上つたシガレツト
   内のたばこの通気抵抗に関する測定信号発生部５
   ７６，５９２とも結合されていることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第３１項から第３３項までの
   うちのいずれか一つに記載の装置。 ３５ 制御装置ができ上つたシガレツト内のたば
   この量に関する測定信号発生部と結合されている
   ことを特徴とする、前記特許請求の範囲第３４項
   に記載の装置。 ３６ 穿孔装置１６，１１６，２１６，３１６，
   ４１６，５１６としてレザー光線発生部１７，１
   １７，２１７，３１７，４１７，５１７が設けら
   れていることを特徴とする、特許請求の範囲第２
   ０項から第３５項までのうちのいずれか一つに記
   載の装置。 ３７ 転動運動によりシガレツトに孔を形成する
   転動装置２７，１２７，３２７，４２７，５２７
   がシガレツトの移送路内に設けられており、この
   場合シガレツトの移動運動が中断されることを特
   徴とする、前記特許請求の範囲第３６項に記載の
   装置。 ３８ レザー光線の強度を制御することにより孔
   断面を変える制御装置が設けられていることを特
   徴とする、前記特許請求の範囲第３６項或いは第
   ３７項に記載の装置。 ３９ 孔に応じてレザー光線の作用持続時間を制
   御することにより孔の断面を変える制御装置が設
   けられていることを特徴とする、前記特許請求の
   範囲第３６項或いは第３７項に記載の装置。 ４０ シガレツト５０７に形成される孔の空気透
   過性に関する検出装置５９７が設けられているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第２０項から第
   ３９項までのうちのいずれか一つに記載の装置。 ４１ 検出装置５９７が許容範囲外にある検出値
   を有するシガレツト用の投棄装置６０５…６０８
   の制御装置と結合されていることを特徴とする、
   前記特許請求の範囲第４０項に記載の装置。 ４２ 制御装置５３６の検出信号から導出された
   信号がシガレツト５０７に孔を形成する穿孔装置
   を制御するために供給されるように構成したこと
   を特徴とする、前記特許請求の範囲第４０項或い
   は第４１項に記載の装置。 ４３ 少なくとも１つの測定信号発生部と結合さ
   れている穿孔装置７１６がシガレツト連続体７８
   ３の範囲においてシガレツト製造機７０１上に設
   けられていることを特徴とする、特許請求の範囲
   第２０項から第４２項までのうちのいずれか一つ
   に記載の装置。 ４４ 穿孔装置７１６がライン７８６、特にシガ
   レツト連続体７８３の上方範囲内にあるライン中
   に於てシガレツト連続体に孔を形成するように構
   成したことを特徴とする、前記特許請求の範囲第
   ４３項に記載の装置。