JPH05757Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH05757Y2
JPH05757Y2 JP1986077380U JP7738086U JPH05757Y2 JP H05757 Y2 JPH05757 Y2 JP H05757Y2 JP 1986077380 U JP1986077380 U JP 1986077380U JP 7738086 U JP7738086 U JP 7738086U JP H05757 Y2 JPH05757 Y2 JP H05757Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
air
duct
flexible
center console
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986077380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62189539U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986077380U priority Critical patent/JPH05757Y2/ja
Publication of JPS62189539U publication Critical patent/JPS62189539U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH05757Y2 publication Critical patent/JPH05757Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車センターコンソールボツクス
に関する。
〔従来の技術〕
従来の空気吹出装置としては、例えば第5図お
よび第6図(実開昭58−56650号公報および実開
昭60−182215号公報参照)に示すようなものがあ
る。
例えば第5図に示すように、センターコンソー
ルボツクス1の内部にエアダクト2,2が配置さ
れ、センターコンソールボツクス1の側部に配設
したグリル4,4に前記ダクト2,2の一端部を
固持している。白抜きの矢印3は、インストルメ
ントパネル(図示省略)内のヒータユニツトから
送られ、グリル4,4より吹き出される空気の流
れ方向を示すものである。尚、5はトランスミツ
シヨンのチエンジレバー、6はブーツである。
第6図は、グリル4をセンターコンソールボツ
クス1の最後端部に配設し、センターコンソール
ボツクス1の内部に配設したエアダクト2,2の
一端部を固持している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる構成によれば、グリル4,4には風向き
調節装置がなく、設計値通りの風向き方向とな
り、微調節が出来ない。又、センターコンソール
ボツクス1をはさんだ座席や後方の座席に着座し
た乗員には遠く、吹出した空気がとどきにくく、
急速冷暖房には適さない。
そこで、本考案は、空気吹出口の位置を可変に
して、空気の流れ方向の微調節および乗員に近い
位置への変更を可能にした空気吹出装置を提供す
ることを目的としている。
〔考案の構成〕
かかる目的を達成する為に、本考案は、前後左
右に空気吹き出し口を複数有するケースと、該ケ
ースを一端部に支持し、他端部を固定ダクトに支
持し且つ立設位置及び格納位置に可撓であると共
にその位置が自立可能なるよう芯材が封入された
可撓ダクトとよりなり、該可撓ダクトによりケー
スを立設位置及び格納位置に移動可能なるように
したこを特徴とするものである。
〔作用〕 従つて、本考案によれば、ケースを移動する
と、可撓ダクトが追従して、該ダクトに封入され
た芯材により何らの固定部材がなくともその位置
を保ち、ケースの空気吹き出し口の位置が移動す
るので、適切な方向、乗員の望む方向に空気が流
れるようになる。そして、この空気吹き出し口が
前後左右に設けられているので、車室内という限
定された空間内で効率よく空気を供給できること
になる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は、この考案の一実施例を示
す図である。
まず構成を示すと、10はケース、11は可撓
ダクト、12は固定ダクト、13はセンターコン
ソールボツクスである。
ケース10は前後左右に空間吹出口14を複数
有した中空状の部材で、上端部にストツパ15が
突出している。16は空気吹出口14を形成する
フインである。
可撓ダクト11は、一端部11aにケース10
を、他端部11bに固定ダクト12を支持し、可
撓であると共に、その位置を保持可能である。
又、略直角に折れ曲がつても、つぶれることがな
いよう芯材が封入してある。
固定ダクト12は可撓ダクト11に後端部が、
空調ユニツト(図示省略)に前端部が夫々支持さ
れ、センターコンソールボツクス13内に配され
ている。
センターコンソールボツクス13にはケース1
0と可撓ダクト11を収納可能な収納部17が形
成され、前記ケース10のストツパ15と係脱自
在な凹部18を有する。
又、ケース10と収納部17とに夫々係合可能
なレール19,20が配され、レール20に対し
てレール19をスライド可能である。21はケー
ス10に形成されたグリツプである。
そして、グリツプ21でレール20に対してレ
ール19を介してケース10をスライドさせ、ケ
ース10のストツパ15を凹部18に係合するこ
とで位置が保持される。この状態、即ち第3図の
状態では、吹出口14からの空気の流れ3は、上
方のみである。
次に、グリツプ21でストツパ15を凹部18
から外すことでハツチングの付した矢印の方向へ
の回転が可能になる。この状態で、ケース10を
持ち上げると、第1図および第2図に示すように
なるので、四方に空気の流れ3が可能になり、ケ
ース10は任意の傾き位置に動かすことが可能に
なる。
第4図は本考案の他の実施例で、前記実施例と
主に異なる点はケースを左右に分割して夫々が動
かしうるようにした点である。
30はケースで、並設され、周囲に空気吹出口
31を有する。32は可撓ダクトで、ケース3
0,30を夫々支持している。33は収納部であ
る。
このため、運転席側だけを立設し、助手席側は
倒したままにしておくなどのことができ、より便
利になるものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、前後左
右に空気吹き出し口を複数有するケースと、該ケ
ースを一端部に支持し、他端部を固定ダクトに支
持し且つ立設位置及び格納位置に可撓であると共
にその位置が自立可能なるよう芯材が封入された
可撓ダクトとよりなり、該可撓ダクトによりケー
スを立設位置及び格納位置に移動可能なるように
したので、空気吹き出し口を乗員に近づけたり、
遠くへ移動でき、居住空間の環境が著しく向上す
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る断面図、第2
図は、第1図の斜視図、第3図は、第2図のケー
スを倒した図、第4図は本考案の他の実施例の説
明図で、第5図、第6図は夫々従来装置の斜視図
である。 10,30……ケース、11,32……可撓ダ
クト、12……固定ダクト、13……センターコ
ンソールボツクス、14,31……空気吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後左右に空気吹き出し口を複数有するケース
    と、該ケースを一端部に支持し、他端部を固定ダ
    クトに支持し且つ立設位置及び格納位置に可撓で
    あると共にその位置が自立可能なるよう芯材が封
    入された可撓ダクトとよりなり、該可撓ダクトに
    よりケースを立設位置及び格納位置に移動可能な
    るようにしたこを特徴とする空気吹き出し装置を
    備えたセンターコンソールボツクス。
JP1986077380U 1986-05-21 1986-05-21 Expired - Lifetime JPH05757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986077380U JPH05757Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986077380U JPH05757Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62189539U JPS62189539U (ja) 1987-12-02
JPH05757Y2 true JPH05757Y2 (ja) 1993-01-11

Family

ID=30925330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986077380U Expired - Lifetime JPH05757Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05757Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151705A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Toyota Motor Corp 車両用空調装置
JP7211204B2 (ja) * 2019-03-27 2023-01-24 豊田合成株式会社 車両用近接空調ユニット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4735253U (ja) * 1971-05-10 1972-12-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62189539U (ja) 1987-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5815204Y2 (ja) 車両用空気吹出し装置
JPS5811605Y2 (ja) 自動車用通風装置
JPS62112945U (ja)
JPH05757Y2 (ja)
JPS6323927B2 (ja)
JPS5923610Y2 (ja) 自動車の車室内空調機構
JPH09300942A (ja) 車両用空気調和装置
JPS629129Y2 (ja)
JPH0659109U (ja) 車両の空調装置
JPS5819051Y2 (ja) 自動車における冷気又は外気の吹出装置
JP3011983B2 (ja) 自動車の空気調和装置
JPH04119265U (ja) 車両用空調装置
JPH045117A (ja) 車両用の空調装置
JPS58194616A (ja) 自動車用送風システム
JP3207640B2 (ja) エアアウトレットのフィン回動機構
JPS6141618Y2 (ja)
JP3792367B2 (ja) 空気調和装置のフットダクト構造
JPH04981Y2 (ja)
JPH0649112U (ja) 車両用空調装置のダクト構造
JPH0641852Y2 (ja) 自動車の空気吹出部構造
JPS6320928Y2 (ja)
JPS6110531Y2 (ja)
JP3438325B2 (ja) 自動車用空気吹出装置
JPS5810650Y2 (ja) ベンチレ−タ
JP2024020869A (ja) サンバイザ