JPS6110531Y2 - - Google Patents

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JPS6110531Y2
JPS6110531Y2 JP15166680U JP15166680U JPS6110531Y2 JP S6110531 Y2 JPS6110531 Y2 JP S6110531Y2 JP 15166680 U JP15166680 U JP 15166680U JP 15166680 U JP15166680 U JP 15166680U JP S6110531 Y2 JPS6110531 Y2 JP S6110531Y2
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JP
Japan
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cylindrical casing
air
seat
hole
arms
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JP15166680U
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JPS5772963U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用シートの枕に関し、枕部分
から着席者の頚部や肩部方向もしくは後部座席者
方向へ送風して、着席者に爽快な状態を与え得る
ようにした自動車用シートの枕を提供することを
目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図において、10は自動車用シート、10
aはシート10の背もたれ部を示し、背もたれ部
10aの上方に延出した1対のアーム11,11
に枕12が支持されている。
上記枕12は第2図で示すように、送風機13
と、筒形ケーシング14および緩衝体15をもつ
て構成されている。
送風機13は、たとえばシロツコフアンのよう
な遠心送風機で、その回転羽根16はモータ17
の回転軸17aに同時回転可能に固定されて、上
記筒形ケーシング14内に収納されている。
筒形ケーシング14は、周壁18と、この周壁
18の両端に固定される側板19,20とからな
り、これら両側板19,20には、その中心部に
上記1対のアーム11,11の先端支持部11a
が回転自在に嵌合されるボス19a,20aを形
成するとともに、複数の空気孔19b,20bを
開設している。
上記周壁18には、第3図で明らかなようにシ
ート10の背もたれ部10aの前側下方に向けて
開口した送風孔21が形成されている。
緩衝体15はウレタンスポンジその他の弾性材
で形成され、上記筒形ケーシング14の周壁18
の外周に一体的に被着され、筒形ケーシング14
と同時にその軸まわりに回転可能になつており、
上記の送風孔21に連通して送風の吹出方向を制
御する吹出孔22を形成している。
上記構成において、送風機13を動作させるこ
とによつて空気孔19bから流入した空気は第3
図において矢印aで示すように周壁18の送風孔
21と緩衝体15の吹出孔22を径てシート10
の背もたれ部10aの前側下方、つまり着席者の
頚部および肩部に吹き出し、着席者を爽快な状態
にする。
一方、アーム11,11の先端支持部11aを
支点に筒形ケーシング14と緩衝体15とを、矢
印B方向に回転させ、第4図のように送風孔21
と吹出孔22が背もたれ部10aの後側下方に向
けて開放した状態とすることによつて、矢印bで
示すように後部シートの着席者に対して吹き出
し、着席者を爽快な状態にする。
上記実施例では、筒形ケーシング14の周壁1
8に緩衝体15を一体的に被着して、筒形ケーシ
ング14と緩衝体15とを同時回転可能にした例
で説明しているけれど、この考案は上記実施例に
限定されるものでなく、第5図のように上記吹出
孔22を形成した緩衝体15を筒形ケーシング1
4に対して独立して回転できるように被着すると
ともに、筒形ケーシング14の側板19,20に
形成したボス19a,20aをアーム11,11
の先端支持部11aに固定し、かつ筒形ケーシン
グ14の周壁18に背もたれ部10aの前側下方
と後側下方にかけて開放した送風孔21aを形成
した構成とし、しかして、上記第5図のように緩
衝体15を位置させることによつて、送風の吹出
方向を矢印a′のように背もたれ部10aの前側下
方へ制御し、緩衝体15のみを矢印B′方向に回転
して第6図のように変位させることで、送風の吹
出方向を矢印b′のように背もたれ部10aの後側
下方に制御することができ、上記実施例と同様の
効果を奏するものである。
以上説明したように、この考案は背もたれ部1
0aの上方に設けた枕12から、シート10の着
席者の頚部や肩部もしくは後部座席に対して送風
するように構成しているため、従来の運転席の前
方から送風する手段を備えた自動車と比較して、
着席者をより爽快な状態にすることができる上、
車内空気を強制対流させて冷暖房時における温度
分布を均一化することができるなどの利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した自動車用シートの
斜視図、第2図は枕の内部を示す断面図、第3図
は第2図における3〜3線に沿つた断面図、第4
図は筒形ケーシングと緩衝体の動作状態を示す断
面図、第5図は他の実施例の断面図、第6図は同
動作状態を示す断面図である。 10……シート、10a……シートの背もたれ
部、11,11……アーム、12……枕、13…
…送風機、14……筒形ケーシング、15……緩
衝体、18……周壁、21……送風孔、22……
吹出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート10の背もたれ部10aの上方にアーム
    11,11を延出し、このアーム11,11で送
    風機13を収納した筒形ケーシング14を支持す
    るとともに、上記筒形ケーシング14の周壁18
    に開設した送風孔21に連通して送風の吹出方向
    を制御する吹出孔22を設けた緩衝体15を、上
    記筒形ケーシング14に対して同時回転もしくは
    独立回転可能に外嵌してなることを特徴とする自
    動車用シートの枕。
JP15166680U 1980-10-23 1980-10-23 Expired JPS6110531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15166680U JPS6110531Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15166680U JPS6110531Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5772963U JPS5772963U (ja) 1982-05-06
JPS6110531Y2 true JPS6110531Y2 (ja) 1986-04-04

Family

ID=29510983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15166680U Expired JPS6110531Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23

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JP (1) JPS6110531Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0429815Y2 (ja) * 1985-07-25 1992-07-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5772963U (ja) 1982-05-06

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