JPH0638728Y2 - 自動車の座席及び仮眠用ベットの空調機構 - Google Patents
自動車の座席及び仮眠用ベットの空調機構Info
- Publication number
- JPH0638728Y2 JPH0638728Y2 JP8093790U JP8093790U JPH0638728Y2 JP H0638728 Y2 JPH0638728 Y2 JP H0638728Y2 JP 8093790 U JP8093790 U JP 8093790U JP 8093790 U JP8093790 U JP 8093790U JP H0638728 Y2 JPH0638728 Y2 JP H0638728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- seat
- nap
- air conditioning
- beds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C21/00—Attachments for beds, e.g. sheet holders, bed-cover holders; Ventilating, cooling or heating means in connection with bedsteads or mattresses
- A47C21/04—Devices for ventilating, cooling or heating
- A47C21/048—Devices for ventilating, cooling or heating for heating
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はトラックの貨客兼用自動車或いはキャンピング
カーの分野で利用されるもので、運転室内の座席後部及
び仮眠用ベットの空調に関するものである。
カーの分野で利用されるもので、運転室内の座席後部及
び仮眠用ベットの空調に関するものである。
従来の技術 従来、例えばトラックの運転室内のシート後部に設置し
てある仮眠用ベットは、車室の側壁と後壁によってかこ
まれており、側壁或いは後壁のガラス窓が開かないか、
または側壁のガラス窓が開いても拡開角度が小さい為、
通気性が悪く湿気がこもりやすく非衛生的であり、それ
に伴って仮眠時に不快感があった。
てある仮眠用ベットは、車室の側壁と後壁によってかこ
まれており、側壁或いは後壁のガラス窓が開かないか、
または側壁のガラス窓が開いても拡開角度が小さい為、
通気性が悪く湿気がこもりやすく非衛生的であり、それ
に伴って仮眠時に不快感があった。
考案が解決しようとする問題点 そこで本考案は、センターコンソールを活用し、インス
トルメントパネル内から吹き出す冷暖風を、下部からセ
ンターコンソールを介してシート後部のベット内部を通
過させ、さらにベット表面に吹き出させて仮眠用ベット
の通気性を良好にして快適な仮眠が取れるようにするこ
と、また、仮眠ベットの前面から座席後部側に空気を吹
き出させるようにし、長時間の着座に伴う不快感を除去
することを目的としたものである。
トルメントパネル内から吹き出す冷暖風を、下部からセ
ンターコンソールを介してシート後部のベット内部を通
過させ、さらにベット表面に吹き出させて仮眠用ベット
の通気性を良好にして快適な仮眠が取れるようにするこ
と、また、仮眠ベットの前面から座席後部側に空気を吹
き出させるようにし、長時間の着座に伴う不快感を除去
することを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、トラックの運転室内のインストルメントパネ
ル(1)のダクト(2)を、中空にしたセンターコンソ
ール(3)の前開口(3a)に接続し、後開口(3b)を座
席後部の中空にしたベット(4)内部に接続すると共
に、ベット(4)の上部に通気性を保有させると共にベ
ット(4)の前面に座席(5)の後部(5a)に向けて吹
出口(4a)を形成して成るものである。
ル(1)のダクト(2)を、中空にしたセンターコンソ
ール(3)の前開口(3a)に接続し、後開口(3b)を座
席後部の中空にしたベット(4)内部に接続すると共
に、ベット(4)の上部に通気性を保有させると共にベ
ット(4)の前面に座席(5)の後部(5a)に向けて吹
出口(4a)を形成して成るものである。
作用 本考案は上述のように構成したので、インストルメント
パネル(1)のダクト(2)から送り出される風は、セ
ンターコンソール(3)の通気路(3c)内を通ってベツ
ト(4)内に送り込まれ、風(イ)の一部はベット
(4)に於ける通気性を有する上部からベット(4)の
上面に吹き出る。また風(イ)の他の部分は、ベット
(4)の前面に設けた吹出口(4a)から座席(5)の後
部(5a)に向かって吹き出て座席(5)の座席(5b)の
周辺に流れる。
パネル(1)のダクト(2)から送り出される風は、セ
ンターコンソール(3)の通気路(3c)内を通ってベツ
ト(4)内に送り込まれ、風(イ)の一部はベット
(4)に於ける通気性を有する上部からベット(4)の
上面に吹き出る。また風(イ)の他の部分は、ベット
(4)の前面に設けた吹出口(4a)から座席(5)の後
部(5a)に向かって吹き出て座席(5)の座席(5b)の
周辺に流れる。
実施例 本考案の実施の一例を図面について説明すると、(1)
はトラックの運転室内の前部に設けてあるインストルメ
ントパネル、(6)は前記インストルメントパネル
(1)内に設けた温冷送風機で、該温冷送風機(6)か
ら送り出される送風は、前記温冷送風機(6)に接続し
たダクト(2)を通じて、運転席及び補助席等の座席
(5)側に吹き出すように形成する。(3)は、センタ
ーコンソールで、内部を中空にして通気路(3c)を形成
し、該通気路(3c)の前開口(3a)には前記ダクト
(2)を通過させて接続する。(4)は運転席及び補助
席等の座席(5)の後側に設けた仮眠用のベットで下半
部に中空部(4b)を形成し、更に中空部(4b)の上方に
は多孔質の支持板(7)を架設すると共に支持板(7)
の上部に、スポンジ等の通気性を有する弾性材(8)を
固定し、該弾性材(8)の表面には通気性を有する生地
(9)を張設する。そして、ベット(4)の座席(5)
側には、前記中空部(4b)に連通した吸入孔(4c)を中
央に穿設し、該吹出口(4a)にセンターコンソール
(3)の通気路(3c)を接続し、中空部(4b)の左右に
は座席(5)の後側に臨んだ吹出口(4a)を穿設する。
はトラックの運転室内の前部に設けてあるインストルメ
ントパネル、(6)は前記インストルメントパネル
(1)内に設けた温冷送風機で、該温冷送風機(6)か
ら送り出される送風は、前記温冷送風機(6)に接続し
たダクト(2)を通じて、運転席及び補助席等の座席
(5)側に吹き出すように形成する。(3)は、センタ
ーコンソールで、内部を中空にして通気路(3c)を形成
し、該通気路(3c)の前開口(3a)には前記ダクト
(2)を通過させて接続する。(4)は運転席及び補助
席等の座席(5)の後側に設けた仮眠用のベットで下半
部に中空部(4b)を形成し、更に中空部(4b)の上方に
は多孔質の支持板(7)を架設すると共に支持板(7)
の上部に、スポンジ等の通気性を有する弾性材(8)を
固定し、該弾性材(8)の表面には通気性を有する生地
(9)を張設する。そして、ベット(4)の座席(5)
側には、前記中空部(4b)に連通した吸入孔(4c)を中
央に穿設し、該吹出口(4a)にセンターコンソール
(3)の通気路(3c)を接続し、中空部(4b)の左右に
は座席(5)の後側に臨んだ吹出口(4a)を穿設する。
効果 依って本考案によれば、インストルメントパネル内の通
風機から送り出される温冷風がベット上面に送り出され
るので通気性が良くベットで仮眠をとる場合、夏は涼し
く冬は暖かく、快適な睡眠をとることができる。またベ
ットを使用しない時にも送風を行うことにより、人体の
発汗に伴う湿気を除去し、ベット使用によって生じてい
た不快感をなくし、ベットを衛生的に保つことが出来
る。さらに、ベット前面から座席後部へ温冷風を送風出
来るので、座席の湿気を除去し、着座時や着座中の湿気
による不快感を除去し、運転業務を快適に行うことがで
きる。
風機から送り出される温冷風がベット上面に送り出され
るので通気性が良くベットで仮眠をとる場合、夏は涼し
く冬は暖かく、快適な睡眠をとることができる。またベ
ットを使用しない時にも送風を行うことにより、人体の
発汗に伴う湿気を除去し、ベット使用によって生じてい
た不快感をなくし、ベットを衛生的に保つことが出来
る。さらに、ベット前面から座席後部へ温冷風を送風出
来るので、座席の湿気を除去し、着座時や着座中の湿気
による不快感を除去し、運転業務を快適に行うことがで
きる。
そして、本考案の機構は、トラックの運転室内の仮眠用
ベットに限らず、ワゴン車、キャンピングカー等の各種
の車両内にベットを設ける場合にも広く応用出来るもの
である。
ベットに限らず、ワゴン車、キャンピングカー等の各種
の車両内にベットを設ける場合にも広く応用出来るもの
である。
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本案の要部
の縦断側面図、第2図は本案の要部の平面図である。 符号: 1……インストルメントパネル、4c……吸入孔 2……ダクト、5……座席 3……センターコンソール、5a……後部 3a……前開口、5b……座部 3b……後開口、6……温冷送風機 3c……通気路、7……支持板 4……ベット、8……弾性材 4a……吹出口、9……生地 4b……中空部、イ……風
の縦断側面図、第2図は本案の要部の平面図である。 符号: 1……インストルメントパネル、4c……吸入孔 2……ダクト、5……座席 3……センターコンソール、5a……後部 3a……前開口、5b……座部 3b……後開口、6……温冷送風機 3c……通気路、7……支持板 4……ベット、8……弾性材 4a……吹出口、9……生地 4b……中空部、イ……風
Claims (1)
- 【請求項1】トラックの運転室内のインストルメントパ
ネル(1)のダクト(2)を、中空にしたセンターコン
ソール(3)の前開口(3a)に接続し、後開口(3b)を
座席後部の中空にしたベット(4)内部に接続すると共
に、ベット(4)の上部に通気性を保有させると共にベ
ット(4)の前面に座席(5)の後部(5a)に向けて吹
出口(4a)を形成したことを特徴とする自動車の座席及
び仮眠ベットの空調機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093790U JPH0638728Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 自動車の座席及び仮眠用ベットの空調機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093790U JPH0638728Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 自動車の座席及び仮眠用ベットの空調機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438817U JPH0438817U (ja) | 1992-04-02 |
JPH0638728Y2 true JPH0638728Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31626426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8093790U Expired - Lifetime JPH0638728Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 自動車の座席及び仮眠用ベットの空調機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638728Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP8093790U patent/JPH0638728Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438817U (ja) | 1992-04-02 |
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