JPH045117A - 車両用の空調装置 - Google Patents

車両用の空調装置

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Publication number
JPH045117A
JPH045117A JP10531190A JP10531190A JPH045117A JP H045117 A JPH045117 A JP H045117A JP 10531190 A JP10531190 A JP 10531190A JP 10531190 A JP10531190 A JP 10531190A JP H045117 A JPH045117 A JP H045117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
backrest
seat
air conditioner
blow
Prior art date
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Pending
Application number
JP10531190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Takagaki
高垣 美徳
Toshihisa Suzuki
俊久 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP10531190A priority Critical patent/JPH045117A/ja
Publication of JPH045117A publication Critical patent/JPH045117A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、特にバス等の車両に搭載して好適な車両用
の空調装置に関する。
[従来の技術] バス等の大型乗用車両においては、暖房あるいは冷房を
行う空調装置が搭載されているものであるが、この空調
装置を構成する送風用のダクトは、通常車室の天井部分
に配設され、このダクトに下方の車室内に向けた吹出し
口が形成されている。
すなわち、乗客の斜め上方から例えば冷風が吹出され、
したがって冷房フィーリングを充分なものとすることが
困難であると共に、冷風の吹出し口の方向を変化させる
操作性が乏しい。
この様な問題点を解決する手段として、前方の座席の背
もたれ背面部に、空調機ダクトに連通された吹出し口を
設け、後部座席の乗客に対して、冷風が効率的に供給さ
れるようにすることが考えられている。しかし、バス等
の車両における座席は、通常リクライニング構造となっ
ているものであり、したかって背もたれの設定角度か必
要に応じて可変され、この背もたれ角度の変化に伴って
、冷風の吹出し口の高さおよび方向が変化し、後部座席
の乗客に対して、空調された空気を効率的に供給設定す
ることが困難である。
[発明が解決しようとする課題] この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、座席
の乗客に対して常に効率的に冷風若しくは温風が供給さ
れ、特に前席の背もたれの角度が変化された場合におい
ても、冷風若しくは温風が座席上の乗客に対して当てら
れ、良好な空調フィーリングが常に確実に保たれるよう
にした、特にバスのような大型乗用車両において効果的
に適用できる車両用の空調装置を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段〕 この発明に係る車両用の空調装置にあっては、リクライ
ニング構造の座席の背もたれ部に回転機構を内蔵し、こ
の回転機構に2背もたれの背面方向に吹出し口を向けた
空調空気の吹出し機構を取り付け設定するもので、この
吹出し機構には車載の空調機本体部からダクトを介して
空調空気が導かれるようにする。そして、前記回転機構
か前記前もたれの回動に伴って回転され、前記吹出し機
構の空気吹出し方向が変化されるようにする。
[作用] この様に構成される車両用の空調装置にあっては、吹出
し機構に設定された冷風若しくは温風の吹出し口が、前
席の背面に設定されているもので、座席から簡単に調整
可能とされ、最適な空調フィーリングの設定が容品とな
る。また、吹出し口の設定された吹出し機構が、前席の
背もたれ角度に対応して回転され、例えば背もたれが立
った状態では吹出し口が高い位置に設定され、吹出し方
向がほぼ水平に設定されるのに対して、背もたれが倒さ
れて吹出し口の位置が下がった状態では、吹出し口の空
気吹出し方向が上方に向けて設定され、常に後部座席の
乗客の特定された部位に冷風若しくは温風が供給される
ようになり、空調フィーリングが安定して設定されるよ
うになる。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図および第2図はバスのような大型乗用車両に設定
される空調装置を示すもので、第2図で示すように車両
11に搭載された空調機本体12部分からの冷風若しく
は温風の空調空気は、この車両11の車室下部に配設さ
れたダクト13を介して、各座席]、’41.142 
、・・・に分配供給される。
第1図はこの様に設定される例えば座席141部の空調
空気の吹出し部の構成を示すもので、この座席141は
軸15を支点に回動自在にした背もたれ16を備えたリ
クライニング構造とされている。この背もたれ16はこ
の座席141に着座した乗客の意志に基づき、適宜立て
た状態に、また倒された状態に操作される。
この様な座席141の背もたれ16には、例えばヘッド
レスト」4aに対応する上方に位置して、空調空気の吹
出し口17が設定されるもので、この吹出し口17は後
部の座席142に向けて開口設定されている。ここで、
図ては詳細に示していないか、この吹出し口17は、吹
出し空気量を調節する機構、並びに空気吹出し方向を調
整する機構等か含まれる、空気吹出し機構を構成してい
る。
空気吹出し機構を構成する吹出し口17は、この座席1
41の背もたれ16に内蔵された回転軸18と一体的に
回動されるように取り付けられ、この回転軸18の回転
に伴って、吹出し口17の空気吹出し方向が、上下方向
に回動されるようにする。
ここで、背もたれ16の回動中心となる軸15および回
転軸18には、それぞれプーリ151および181が同
軸的に設けられ、プーリ151は背もたれ16の回動に
関係なく、固定されている。そして、このプーリ151
と回転軸18に設けられたプーリ181との間に、途中
で交差するように欅掛けにしてベル)19を張り渡す。
すなわち、背もたれI6か傾動されると、固定されたプ
ーリ151にベルト19で連結されたプーリ181が回
転され、このプーリ181の回転に伴って吹出し口17
の空気吹出し方向か上下方向に回動されるようになる。
第3図は吹出し口17の状態を具体的に示しているもの
で、座席141の背もたれ16の背面に開口して設定さ
れ、矢印で示すように空調された冷風もしくは温風が吹
出され、後部座席に着席する乗客に向けて設定されるよ
うになっている。
第4図および第5図は吹出し口17の状態を背もたれ1
6の設定角度との関係で示しているもので、第4図は背
もたれ1Bが立てられた状態を示している。この状態で
は吹出し口17は上位に位置し、その吹出し方向はほぼ
水平の状態に設定される。そして、この状態から背もた
れ16を第5図で示すように倒すと、吹出し口17の位
置が低くなると共に、この背もたれ16の回動に伴って
回転軸18の位置が回動され、ベルト19によってプー
リ181が図上で反時計方向に回転される。したかって
、吹出し口17の空気吹出し方向も、このプーリ181
の回転に伴って上方に向くように回動され、後部座席の
乗客の特定される部位に吹出し空気を供給するようにな
る。
第6図は他の実施例を示したもので、背もたれ16の内
部に回転体21を設け、この回転体21に吹出し口17
を取り付け、回転体21の回転に伴って、吹出し口17
の空気吹出し方向が回動されるようにする。また、座席
14の台座部分に固定の軸22を設定し、この軸22に
一端を連結してロッド23を設ける。
そして、このロッド23の他端部を回転体21に、吹出
し口17の取り付け部位に対応して連結する。
このように構成すると、図に実線で示すように背もたれ
16が立てられた状態では、吹出し口17が高い位置に
設定され、その吹出し方向は後部座席の乗客の例えば顔
に向けて設定される。
この状態から図に鎖線で示すように背もたれ16が倒さ
れると、ロッド23は軸22を支点に回動される。この
場合、軸22は背もたれ16の回転中心である軸15よ
り低い位置に設定されるものであるため、背もたれ16
の回動と共に回転体21は反時計方向に回転され、吹出
し口16もこの回転体21の回転と共に回動される。
すなわち、背もたれ16か倒されると共に、吹出し口1
6の位置は低くされるが、この吹出し口16の位置変化
に伴って、その空気吹出し方向が反時計方向に回動され
、その方向は常に後部座席の乗客の例えば顔の方向に安
定して設定されるようになる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係る車両用の空調装置によれば
、空気吹出し口が前席の背もたれの背面に設定されるも
のであるため、後部座席の乗客は簡単にその吹出し口を
操作し、空調された空気の吹出し状態を適性に調整でき
る。また、その調整された後は、吹出し口の設定された
前席の背もたれの角度か変化されても、吹出し口の位置
変化に対応して、その空気吹出し方向か変化され、吹出
し空気の当たる位置が特定される部位に設定されるよう
になり、フィーリングの良好な空調効果か安定して与え
られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る車両用の空調装置の
特に空気吹出し部分を説明する構成図、第2図はこの空
調装置の設定される車両を説明する図、第3図は空気吹
出し口の設定される座席部分を示す図、第4図および第
5図は背もたれの角度変化に伴う吹出し口の動作状態を
説明する図、第6図はこの発明の他の実施例を説明する
構成図である。 11・・・車両、12・・・空調機本体、13・・・ダ
クト、14.141 142、・・・座席、15・・・
軸、151.181・・・プーリ、16・・・背もたれ
、17・・・吹出し口、18・・・回転軸、19・・・
ベルト、21・・・回転体、23・・ロッド。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  リクライニング構造の座席の背もたれ部に内蔵された
    回転機構と、 この回転機構に取り付け設定され、前記回転機構の回転
    角位置に対応して吹出し方向が上下に変化される座席背
    面方向に向けた空調空気の吹出し機構と、 車載された空調機本体からの空調空気を前記吹出し機構
    に導くダクト機構と、 前記座席の背もたれ回動中心軸部の回転に対応して、前
    記吹出し機構の取り付けられた回転機構を回転させる連
    動機構とを具備し、 前記背もたれの設定角度に対応して、前記吹出し機構の
    空気吹出し方向が、回動されるようにしたことを特徴と
    する車両用の空調装置。
JP10531190A 1990-04-23 1990-04-23 車両用の空調装置 Pending JPH045117A (ja)

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ID=14404161

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101804775A (zh) * 2009-02-18 2010-08-18 W.E.T.汽车系统股份公司 用于运输工具座椅的空气调节装置
JP2018131196A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
WO2018150805A1 (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
JP2019151178A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 株式会社デンソー シート空調装置

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