JPS6141618Y2 - - Google Patents

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JPS6141618Y2
JPS6141618Y2 JP9128482U JP9128482U JPS6141618Y2 JP S6141618 Y2 JPS6141618 Y2 JP S6141618Y2 JP 9128482 U JP9128482 U JP 9128482U JP 9128482 U JP9128482 U JP 9128482U JP S6141618 Y2 JPS6141618 Y2 JP S6141618Y2
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JP
Japan
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instrument panel
grip
air
recess
air duct
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JP9128482U
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JPS58192174U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の車室前部に車幅方向に沿つ
て設けられるインストルメントパネルに関するも
のである。
自動車の車室前面にはインストルメントパネル
が取付けられ、当該インストルメントパネルには
運転席前方に速度計や回転計等の計器類を設け、
助手席前方にグローブボツクスを設けている。
また自動車は乗員に良好な着座姿勢を付与する
ように座席を前後動可能にしたり、シートバツク
を傾斜可能にしたりしており、乗員が良好な着座
姿勢を得るように調整する際、運転者はハンドル
を持つて調整できるが、助手席の乗員は把持する
ものがなく調整が困難であつた。更に急制動時や
追突時等の安全性にも問題があつた。
そこで助手席前方のインストルメントパネルに
グリツプを突設したものがある。
しかし、グリツプを突設したものでは、外観性
が低下するし、乗員がグリツプと接触して負傷と
いつた欠点があつた。そこでグリツプをインスト
ルメントパネル内に形成したものが提案されてい
る。このような構成のインストルメントパネルは
例えば特公昭44−5024号公報にて開示されたもの
がある。これは第1図及び第2図に示す様に、助
手席前方のインストルメントパネル1の室内側部
分、例えば上面2に適宜形状の凹部3を形成し、
この凹部3の端縁部分4をグリツプとしたもので
ある。
このようなインストルメントパネル1はグリツ
プが突出しておらず、乗員が誤まつてグリツプと
接触して負傷するようなことはなくなる。しか
し、インストルメントパネル1の内部には、第3
図に示す様に、外気或いは冷・暖気を吸入する吸
入部5からインストルメントパネル1の各所に形
成されたエアー吹出口6へエアーを供給するエア
ーダクト7が内蔵されており、インストルメント
パネル1を凹ませることによりエアーダクト7の
設置スペースが狭くなる為にインストルメントパ
ネル1を大型に形成せねばならず、それだけ室内
スペースが狭められるといつた欠点があつた。
この考案は、従来のインストルメントパネルに
おける上記欠点に鑑みてなされたもので、助手席
前方のインストルメントパネルの一部を車体前方
へ凹ませ、その凹部に中空のグリツプを設け、前
記グリツプ内に突エアーダクトを設けることによ
りインストルメントパネルを大型化することなく
グリツプを形成したものである。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第4図及び第5図において、10は自動車の
車室前方に車幅方向に沿つて設けられたインスト
ルメントパネルで、運転席前方には各種計器類を
取付ける取付部11を形成し、助手席の前方には
上端角部を車体前方に凹ませて凹部12を形成し
てある。13はインストルメントパネル10の各
所、例えば中央部と両側に形成したエアー吹出口
である。14はインストルメントパネル10の中
央部内面に設けられたエアー吸入部で、外気或い
は冷・暖気を導入する。15はエアー吸入部14
から分岐され、運転席前方のエアー吹出口13′
にエアーを供給するエアーダクトである。16は
インストルメントパネル10の凹部12内に車幅
方向に設けた中空のグリツプで、その両端を凹部
12の側壁12a,12aを貫通してインストル
メントパネル10内に挿入し、その一端をエアー
吸入部14に結合させ、他端をインストルメント
パネル10の助手席前方に形成されたエアー吹出
口13″に連通させてある。そしてこのグリツプ
16の内部空間を利用してエアー吸入部14から
エアー吸出口13に至るまでエアーを供給するエ
アーダクト17を形成してある。このエアーダク
ト17はグリツプ16にて兼用させてもよく、他
に別体に形成してグリツプ16内に挿入して形成
させてもよい。
上記構成であれば、インストルメントパネル1
0に形成されたグリツプ16は凹部12内に収容
されており、インストルメントパネル10の前面
に突出しておらないので、乗員が誤まつてこれと
干渉することがなく、必要に応じて即座に把持す
ることができ操作性が良い。またグリツプ16を
利用してエアーダクト17を形成してあるので、
インストルメントパネル10の内部にはエアーダ
クトを設ける必要がなくなり、空間が多く存在す
ることになるので凹部12を形成しても何ら支障
がなく、さらにインストルメントパネル10を小
形にすることができ、それだけ車室スペースも広
くすることができる。
以上説明した様にこの考案は助手席前面のイン
ストルメントパネルの上端部を車体前方へ凹ま
せ、当該凹部にグリツプを設け、グリツプ内にイ
ンストルメントパネルの中央部に設けられたエア
ー入口とインストルメントパネルの前面に形成さ
れたエアー吹出口とを連通するエアーダクトを設
けたから、グリツプがインストルメントパネルの
凹部に配置されて車室内に突出せず安全であると
共にグリツプ内にエアーダクトが形成されるの
で、これらの配設が容易になり、しかも助手席前
方のインストルメントパネル内部には収容物がな
くなり、インストルメントパネルを小型にして車
室スペースを広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はグリツプを設けた従来のインストルメ
ントパネルの要部斜視図、第2図はそのインスト
ルメントパネルのグリツプ部の断面図、第3図は
インストルメントパネル内に設けられるエアーダ
クトの配置を示す斜視図、第4図は本考案に係る
インストルメントパネルの斜視図、第5図はその
グリツプ部の断面図である。 10……インストルメントパネル、12……凹
部、13……エアー吹出口、14……エアー吸入
部、16……グリツプ、17……エアーダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 助手席前面のインストルメントパネルの上端部
    を車体前方へ凹ませ、当該凹部にグリツプを設
    け、グリツプ内にインストルメントパネルの中央
    部に設けられたエアー入口とインストルルメント
    パネルの前面に形成されたエアー吹出口とを連通
    するエアーダクトを設けたことを特徴とする自動
    車用インストルメントパネル。
JP9128482U 1982-06-17 1982-06-17 自動車用インストルメントパネル Granted JPS58192174U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9128482U JPS58192174U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 自動車用インストルメントパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9128482U JPS58192174U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 自動車用インストルメントパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58192174U JPS58192174U (ja) 1983-12-21
JPS6141618Y2 true JPS6141618Y2 (ja) 1986-11-27

Family

ID=30099687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9128482U Granted JPS58192174U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 自動車用インストルメントパネル

Country Status (1)

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JP (1) JPS58192174U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0132566Y2 (ja) * 1985-01-11 1989-10-04
CN104279793A (zh) * 2014-10-14 2015-01-14 中山昊天节能科技有限公司 一种空气能钢管套及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58192174U (ja) 1983-12-21

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