JPH0575722B2 - - Google Patents
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- JPH0575722B2 JPH0575722B2 JP61163231A JP16323186A JPH0575722B2 JP H0575722 B2 JPH0575722 B2 JP H0575722B2 JP 61163231 A JP61163231 A JP 61163231A JP 16323186 A JP16323186 A JP 16323186A JP H0575722 B2 JPH0575722 B2 JP H0575722B2
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Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はシヤンプー組成物に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 従来シヤンプー組成物としてスルホサクシネー
トモノエステル塩型アニオン界面活性剤とアミド
ベタイン型両性界面活性剤および必要に応じて、
ミリスチン酸イソプロピルや、高級アルコールな
どの油成分とからなるものがある（特開昭56−
82898号公報）。 〔本発明が解決しようとする問題点〕 しかしこのものではくり返し洗髪すると、きし
み感がでたり；洗髪、乾燥後、髪のなめらかさ、
しつとり感、つや、まとまりやすさ等コンデイシ
ヨニング効果に問題点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、くり返し洗髪しても、きしみ感
がなくコンデイシヨニング効果を与える低刺激性
シヤンプーを得るべく検討した結果、本発明に到
達した。すなわち、本発明は一般式
る。 〔従来の技術〕 従来シヤンプー組成物としてスルホサクシネー
トモノエステル塩型アニオン界面活性剤とアミド
ベタイン型両性界面活性剤および必要に応じて、
ミリスチン酸イソプロピルや、高級アルコールな
どの油成分とからなるものがある（特開昭56−
82898号公報）。 〔本発明が解決しようとする問題点〕 しかしこのものではくり返し洗髪すると、きし
み感がでたり；洗髪、乾燥後、髪のなめらかさ、
しつとり感、つや、まとまりやすさ等コンデイシ
ヨニング効果に問題点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、くり返し洗髪しても、きしみ感
がなくコンデイシヨニング効果を与える低刺激性
シヤンプーを得るべく検討した結果、本発明に到
達した。すなわち、本発明は一般式
【化】
〔式中、R1は平均炭素数が９〜15のアルキル
基、R2は水素原子又はメチル基、AOは炭素数２
〜３のオキシアルキレン基、ｎは０〜20の整数、
M1，M2は水素原子アルカリ金属、アンモニウム
又はヒドロキシアルキルアンモニウムイオンを表
わす。〕で示されるアニオン界面活性剤を２〜40
重量％、一般式
基、R2は水素原子又はメチル基、AOは炭素数２
〜３のオキシアルキレン基、ｎは０〜20の整数、
M1，M2は水素原子アルカリ金属、アンモニウム
又はヒドロキシアルキルアンモニウムイオンを表
わす。〕で示されるアニオン界面活性剤を２〜40
重量％、一般式
【化】
〔式中、R3は平均炭素数が９〜15のアルキル
基、R4，R5はメチル基又はエチル基、ｍは２又
は３を表わす。〕で示される両性界面活性剤(b)を
２〜40重量％およびカチオン化セルロースを0.1
〜５重量％含有することを特徴とするシヤンプー
組成物（以下本発明の組成物と略記）である。 カチオン化セルロースとしては第４級窒素置換
セルロースエーテル誘導体があげられ、たとえば
一般式
基、R4，R5はメチル基又はエチル基、ｍは２又
は３を表わす。〕で示される両性界面活性剤(b)を
２〜40重量％およびカチオン化セルロースを0.1
〜５重量％含有することを特徴とするシヤンプー
組成物（以下本発明の組成物と略記）である。 カチオン化セルロースとしては第４級窒素置換
セルロースエーテル誘導体があげられ、たとえば
一般式
【化】
（式中、R6，R7、およびR8は一般式
以下、実施例により本発明をさらに説明するが
本発明はこれに限定さるものではない。 実施例１〜15および比較例１〜13 表１および表２の界面活性剤とカチオン化セル
ロース（ポリマーJR400）UCC社製）を用いて下
記処方により表３および表４に示すようなシヤン
プー組成物（実施例１〜15および比較例１〜13）
を作製した。このシヤンプー組成物について試験
（きしみ感およびコンデイシヨニング性）を行つ
た。結果を表３および表４に併記する。
本発明はこれに限定さるものではない。 実施例１〜15および比較例１〜13 表１および表２の界面活性剤とカチオン化セル
ロース（ポリマーJR400）UCC社製）を用いて下
記処方により表３および表４に示すようなシヤン
プー組成物（実施例１〜15および比較例１〜13）
を作製した。このシヤンプー組成物について試験
（きしみ感およびコンデイシヨニング性）を行つ
た。結果を表３および表４に併記する。
【表】
【表】
シヤンプー組成物の処方
一般式(1)の界面活性剤(a) 12％
一般式(2)の界面活性剤(b) ６％
カチオン化セルロース(c) １％
水 81％
【表】
【表】
【表】
表３および表４の通り本発明の組成物が優れて
いることがわかる。なお、きしみ感は、５人によ
る洗髪試験を連続して２回行い２人以上がきしみ
感を感じた場合を不良とした。コンデイシヨニン
グ性は洗髪、風乾後の触感で２人以上が毛髪のな
めらかさ、しつとり感、つや、まとまり易さに不
満があつた場合を不良とした。 実施例16〜18および比較例14，15 シヤンプー組成物（実施例16〜18、および比較
例14，15）を作製しきしみ感コンデイシヨニング
性およびベタつきを試験した。きしみ感、および
コンデイシヨニング性は実施例１〜15と同様に試
験を行い、ベタつきは洗髪風乾後、触感により判
定し、５人の試験者のうち、２人以上がベタつき
を感じた場合不良とした。
いることがわかる。なお、きしみ感は、５人によ
る洗髪試験を連続して２回行い２人以上がきしみ
感を感じた場合を不良とした。コンデイシヨニン
グ性は洗髪、風乾後の触感で２人以上が毛髪のな
めらかさ、しつとり感、つや、まとまり易さに不
満があつた場合を不良とした。 実施例16〜18および比較例14，15 シヤンプー組成物（実施例16〜18、および比較
例14，15）を作製しきしみ感コンデイシヨニング
性およびベタつきを試験した。きしみ感、および
コンデイシヨニング性は実施例１〜15と同様に試
験を行い、ベタつきは洗髪風乾後、触感により判
定し、５人の試験者のうち、２人以上がベタつき
を感じた場合不良とした。
【表】
表５に示した通りカチオン化セルロースを含ま
ないシヤンプー組成物ではきしみ感があり不良で
ある。またカチオン化セルロースが５％をこえる
とベタつきがあり、本発明の組成物が優れている
ことがわかる。 実施例19〜23および比較例16〜23 表６のシヤンプー組成物（PH6.5）につき、き
しみ感、コンデイシヨニング性および皮膚刺激性
を試験した。きしみ感、およびコンデイシヨニン
グ性は実施例１〜15と同じ方法により試験し、皮
膚刺激性は次の方法によつた。 皮膚刺激性 シヤンプー組成物の10％水溶液をモルモツトに
24時間クローズパツチテストを行い皮膚刺激性を
評価した。評価はパツチ除去後、24時間後におけ
る皮膚反応の強さを発赤、浮腫につきそれぞれ−
（０）、±（0.5）、＋（1.0）＋＋（2.0）のスコアを
与え
発赤、浮腫のモルモツト10匹での合計スコアをも
つて皮膚刺激性を判定した。 表６の結果より、本発明の組成物がすぐれてい
ることがわかる。
ないシヤンプー組成物ではきしみ感があり不良で
ある。またカチオン化セルロースが５％をこえる
とベタつきがあり、本発明の組成物が優れている
ことがわかる。 実施例19〜23および比較例16〜23 表６のシヤンプー組成物（PH6.5）につき、き
しみ感、コンデイシヨニング性および皮膚刺激性
を試験した。きしみ感、およびコンデイシヨニン
グ性は実施例１〜15と同じ方法により試験し、皮
膚刺激性は次の方法によつた。 皮膚刺激性 シヤンプー組成物の10％水溶液をモルモツトに
24時間クローズパツチテストを行い皮膚刺激性を
評価した。評価はパツチ除去後、24時間後におけ
る皮膚反応の強さを発赤、浮腫につきそれぞれ−
（０）、±（0.5）、＋（1.0）＋＋（2.0）のスコアを
与え
発赤、浮腫のモルモツト10匹での合計スコアをも
つて皮膚刺激性を判定した。 表６の結果より、本発明の組成物がすぐれてい
ることがわかる。
本発明の組成物は従来のシヤンプー組成物が有
するくり返し洗髪した時のきしみ感や、乾燥後の
コンデイシヨニング性に劣るという問題点が改善
されているため、毎日洗髪してもすぐれた風合い
をもつ髪に仕上げることができる。また、皮膚刺
激性や、眼粘膜への刺激が、ほとんどなく皮膚や
眼に対しても温和なシヤンプーを得ることができ
るものである。
するくり返し洗髪した時のきしみ感や、乾燥後の
コンデイシヨニング性に劣るという問題点が改善
されているため、毎日洗髪してもすぐれた風合い
をもつ髪に仕上げることができる。また、皮膚刺
激性や、眼粘膜への刺激が、ほとんどなく皮膚や
眼に対しても温和なシヤンプーを得ることができ
るものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一般式 【化】 〔式中、R1は平均炭素数が９〜15のアルキル
基；R2は水素原子またはメチル基；AOは炭素数
２〜３のオキシアルキレン基；ｎは０〜20の整
数；M1，M2は水素原子アルカリ金属、アンモニ
ウムまたはヒドロキシアルキルアンモニウムイオ
ンを表わす。〕で示されるアニオン界面活性剤(a)
を２〜40重量％、一般式 【化】 〔式中R3は平均炭素数が９〜15のアルキル
基；R4，R5はメチル基又はエチル基；ｍは２又
は３を表わす。〕で示される両性界面活性剤(b)を
２〜40重量％およびカチオン化セルロース(c)を
0.1〜５重量％含有することを特徴とするシヤン
プー組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16323186A JPS6317817A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | シヤンプ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16323186A JPS6317817A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | シヤンプ−組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317817A JPS6317817A (ja) | 1988-01-25 |
| JPH0575722B2 true JPH0575722B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=15769820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16323186A Granted JPS6317817A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | シヤンプ−組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6317817A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01287017A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-17 | Kao Corp | 低刺激性洗顔料 |
| JPH0742476B2 (ja) * | 1988-09-08 | 1995-05-10 | 花王株式会社 | 低刺激性洗浄剤組成物 |
| DE10320435A1 (de) * | 2003-05-08 | 2004-11-25 | Cognis Deutschland Gmbh & Co. Kg | Sulfosuccinate |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5543138A (en) * | 1978-09-21 | 1980-03-26 | Lion Fat Oil Co Ltd | Shampoo composition |
| JPS5682898A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-06 | Sanyo Chemical Ind Ltd | Low irritating shampoo composition |
| JPS58162513A (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-27 | ウエラ・アクチエンゲゼルシヤフト | 毛髪のパ−マネント加工剤 |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP16323186A patent/JPS6317817A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5543138A (en) * | 1978-09-21 | 1980-03-26 | Lion Fat Oil Co Ltd | Shampoo composition |
| JPS5682898A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-06 | Sanyo Chemical Ind Ltd | Low irritating shampoo composition |
| JPS58162513A (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-27 | ウエラ・アクチエンゲゼルシヤフト | 毛髪のパ−マネント加工剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317817A (ja) | 1988-01-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |