JP2000319139A - 毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents
毛髪用洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JP2000319139A JP2000319139A JP12744299A JP12744299A JP2000319139A JP 2000319139 A JP2000319139 A JP 2000319139A JP 12744299 A JP12744299 A JP 12744299A JP 12744299 A JP12744299 A JP 12744299A JP 2000319139 A JP2000319139 A JP 2000319139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- cationic
- component
- glucoside bond
- polymeric substances
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 アニオン性界面活性剤及び/又は両性界
面活性剤を含有する毛髪用洗浄剤組成物において、
(A)α−1,6’−グルコシド結合含有直鎖状カチオ
ン性高分子物質であるカチオン性デキストラン又はその
誘導体と、(B)ジメチルジアリルアンモニウムハライ
ド基含有高分子物質、α−1,4’−グルコシド結合含
有直鎖状カチオン性高分子物質、α−1,6’−グルコ
シド結合含有分岐状カチオン性高分子物質及びカチオン
化タンパク加水分解物から選ばれる1種又は2種以上の
高分子物質とを配合した毛髪用洗浄剤組成物。 【効果】 洗髪時にはつるつるとした滑りの良い泡感触
を与え、すすぎ時の指通りや柔らかさも良好であり、且
つ毛髪を乾燥させた仕上がり時には、毛髪のダメージを
防止する効果に優れる。
面活性剤を含有する毛髪用洗浄剤組成物において、
(A)α−1,6’−グルコシド結合含有直鎖状カチオ
ン性高分子物質であるカチオン性デキストラン又はその
誘導体と、(B)ジメチルジアリルアンモニウムハライ
ド基含有高分子物質、α−1,4’−グルコシド結合含
有直鎖状カチオン性高分子物質、α−1,6’−グルコ
シド結合含有分岐状カチオン性高分子物質及びカチオン
化タンパク加水分解物から選ばれる1種又は2種以上の
高分子物質とを配合した毛髪用洗浄剤組成物。 【効果】 洗髪時にはつるつるとした滑りの良い泡感触
を与え、すすぎ時の指通りや柔らかさも良好であり、且
つ毛髪を乾燥させた仕上がり時には、毛髪のダメージを
防止する効果に優れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪用洗浄剤組成
物に関し、更に詳述すると、洗髪時にはつるつるとした
滑りの良い泡感触を与え、すすぎ時においては指通りや
柔らかさが良好で、且つ毛髪を乾燥させた仕上がり時に
は毛髪のダメージ防止効果に優れる毛髪用洗浄剤組成物
に関する。
物に関し、更に詳述すると、洗髪時にはつるつるとした
滑りの良い泡感触を与え、すすぎ時においては指通りや
柔らかさが良好で、且つ毛髪を乾燥させた仕上がり時に
は毛髪のダメージ防止効果に優れる毛髪用洗浄剤組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
毛髪に対する美意識が高揚し、毛髪に対するパーマネン
トウェーブ、ヘアダイ、ヘアブリーチ等の化学処理回数
や洗髪回数、更にはドライヤー、ブラシ等を使用して、
毛髪の手入れをする回数が増加し、毛髪が傷みやすい状
況にある。
毛髪に対する美意識が高揚し、毛髪に対するパーマネン
トウェーブ、ヘアダイ、ヘアブリーチ等の化学処理回数
や洗髪回数、更にはドライヤー、ブラシ等を使用して、
毛髪の手入れをする回数が増加し、毛髪が傷みやすい状
況にある。
【0003】このため、シャンプーと仕上がり性能とを
兼ね備えたリンスインシャンプーなどの毛髪用洗浄剤組
成物では、その機能として、単なる洗浄力や起泡性だけ
ではなく、洗髪中やすすぎ時における毛髪の感触を向上
すると共に、摩擦による毛髪のダメージを防止するとい
う効果が求められている。
兼ね備えたリンスインシャンプーなどの毛髪用洗浄剤組
成物では、その機能として、単なる洗浄力や起泡性だけ
ではなく、洗髪中やすすぎ時における毛髪の感触を向上
すると共に、摩擦による毛髪のダメージを防止するとい
う効果が求められている。
【0004】ここで、洗髪時の泡の特性に関しては、単
にきめ細かい泡性状というだけではなく、つるつるとし
た滑りの良い泡性状であることが消費者の使用実感の点
から望ましい。また、すすぎ時の性能に関しては、従来
よりすすぎ時のきしみを防止する目的でカチオン化セル
ロースなどのカチオン性高分子物質を添加することが知
られており、この効果はカチオン性高分子物質が組成物
中に配合されている界面活性剤と相互作用して析出物を
生成し、この析出物が毛髪に吸着することにより発現す
ると考えられている。
にきめ細かい泡性状というだけではなく、つるつるとし
た滑りの良い泡性状であることが消費者の使用実感の点
から望ましい。また、すすぎ時の性能に関しては、従来
よりすすぎ時のきしみを防止する目的でカチオン化セル
ロースなどのカチオン性高分子物質を添加することが知
られており、この効果はカチオン性高分子物質が組成物
中に配合されている界面活性剤と相互作用して析出物を
生成し、この析出物が毛髪に吸着することにより発現す
ると考えられている。
【0005】しかしながら、カチオン化セルロースなど
のカチオン性高分子物質を配合する方法は、すすぎ時の
きしみを防止することは可能であるが、洗髪時の泡特性
であるつるつるとした滑りの良い泡性状は得られないば
かりか、すすぎ時の指通りの良さや柔らかさという点で
も充分ではない上、毛髪を乾燥させた仕上がり時の毛髪
のダメージを防止する効果に劣るという欠点を有してい
た。
のカチオン性高分子物質を配合する方法は、すすぎ時の
きしみを防止することは可能であるが、洗髪時の泡特性
であるつるつるとした滑りの良い泡性状は得られないば
かりか、すすぎ時の指通りの良さや柔らかさという点で
も充分ではない上、毛髪を乾燥させた仕上がり時の毛髪
のダメージを防止する効果に劣るという欠点を有してい
た。
【0006】このように、洗髪時からすすぎ時、仕上が
り時に至るまでの総合的な意義でのコンディショニング
効果を充分に有する毛髪用洗浄剤組成物は従来得られて
おらず、このため総合的に優れたコンディショニング効
果を有する高品質の毛髪用洗浄剤組成物の開発が要望さ
れていた。
り時に至るまでの総合的な意義でのコンディショニング
効果を充分に有する毛髪用洗浄剤組成物は従来得られて
おらず、このため総合的に優れたコンディショニング効
果を有する高品質の毛髪用洗浄剤組成物の開発が要望さ
れていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、洗浄時には、つるつるとした滑りの良い泡感触を与
え、すすぎ時の指通りや柔らかさが良好であり、且つ毛
髪を乾燥させた仕上がり時には、毛髪のダメージを防止
する効果に優れた毛髪用洗浄剤組成物を提供することを
目的とする。
で、洗浄時には、つるつるとした滑りの良い泡感触を与
え、すすぎ時の指通りや柔らかさが良好であり、且つ毛
髪を乾燥させた仕上がり時には、毛髪のダメージを防止
する効果に優れた毛髪用洗浄剤組成物を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤
を含有する毛髪用洗浄剤組成物において、α−1,6’
−グルコシド結合を有する直鎖状で枝分かれのないカチ
オン性高分子物質をカチオン性残基を有する他の高分子
物質と併用することにより、これら二種類の高分子物質
の有する特性が相乗的に作用して、洗浄時における泡性
状が改良されると共に、界面活性剤とカチオン性残基を
有する他の高分子物質により形成される析出物が改質さ
れて、すすぎ時の感触が飛躍的に向上するのみならず、
毛髪乾燥後の仕上がり時における毛髪のダメージ防止効
果が格段に高くなることを知見し、本発明を完成するに
至った。
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤
を含有する毛髪用洗浄剤組成物において、α−1,6’
−グルコシド結合を有する直鎖状で枝分かれのないカチ
オン性高分子物質をカチオン性残基を有する他の高分子
物質と併用することにより、これら二種類の高分子物質
の有する特性が相乗的に作用して、洗浄時における泡性
状が改良されると共に、界面活性剤とカチオン性残基を
有する他の高分子物質により形成される析出物が改質さ
れて、すすぎ時の感触が飛躍的に向上するのみならず、
毛髪乾燥後の仕上がり時における毛髪のダメージ防止効
果が格段に高くなることを知見し、本発明を完成するに
至った。
【0009】即ち、本発明は、アニオン性界面活性剤及
び/又は両性界面活性剤を含有する毛髪用洗浄剤組成物
において、(A)α−1,6’−グルコシド結合含有直
鎖状カチオン性高分子物質と、(B)カチオン性残基を
有する上記(A)成分以外の高分子物質とを配合してな
ることを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物を提供する。こ
こで、上記(A)成分のカチオン性高分子物質がカチオ
ン性デキストラン又はその誘導体であると、より好適で
ある。また、上記(B)成分がジメチルジアリルアンモ
ニウムハライド基含有高分子物質、α−1,4’−グル
コシド結合含有直鎖状カチオン性高分子物質、α−1,
6’−グルコシド結合含有分岐状カチオン性高分子物質
及びカチオン化タンパク加水分解物から選ばれる1種又
は2種以上の高分子物質であると、更に好適である。
び/又は両性界面活性剤を含有する毛髪用洗浄剤組成物
において、(A)α−1,6’−グルコシド結合含有直
鎖状カチオン性高分子物質と、(B)カチオン性残基を
有する上記(A)成分以外の高分子物質とを配合してな
ることを特徴とする毛髪用洗浄剤組成物を提供する。こ
こで、上記(A)成分のカチオン性高分子物質がカチオ
ン性デキストラン又はその誘導体であると、より好適で
ある。また、上記(B)成分がジメチルジアリルアンモ
ニウムハライド基含有高分子物質、α−1,4’−グル
コシド結合含有直鎖状カチオン性高分子物質、α−1,
6’−グルコシド結合含有分岐状カチオン性高分子物質
及びカチオン化タンパク加水分解物から選ばれる1種又
は2種以上の高分子物質であると、更に好適である。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、アニオン性界面活
性剤及び/又は両性界面活性剤と、上記(A)、(B)
成分とを必須成分として配合してなるものである。
と、本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、アニオン性界面活
性剤及び/又は両性界面活性剤と、上記(A)、(B)
成分とを必須成分として配合してなるものである。
【0011】ここで、上記アニオン性界面活性剤、両性
界面活性剤としては、その種類が特に制限されるもので
はなく、公知のものを使用することができるが、例えば
アニオン性界面活性剤としては、α−オレフィンスルホ
ン酸塩,アルキル硫酸エステル塩,ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩,α−スルホ脂肪酸エステル
塩,脂肪酸石鹸,N−アシルグルタミン酸塩やN−アシ
ル−N−メチル−β−アラニン塩等のアミノ酸のアシル
化物、スルホコハク酸モノエステル塩,モノアルキルリ
ン酸塩など、両性界面活性剤としては、アルキルベタイ
ン,アミドベタイン,スルホベタイン,アミドアミノ酸
塩などを好適に使用することができる。
界面活性剤としては、その種類が特に制限されるもので
はなく、公知のものを使用することができるが、例えば
アニオン性界面活性剤としては、α−オレフィンスルホ
ン酸塩,アルキル硫酸エステル塩,ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩,α−スルホ脂肪酸エステル
塩,脂肪酸石鹸,N−アシルグルタミン酸塩やN−アシ
ル−N−メチル−β−アラニン塩等のアミノ酸のアシル
化物、スルホコハク酸モノエステル塩,モノアルキルリ
ン酸塩など、両性界面活性剤としては、アルキルベタイ
ン,アミドベタイン,スルホベタイン,アミドアミノ酸
塩などを好適に使用することができる。
【0012】上記アニオン性界面活性剤と両性界面活性
剤の配合量(2種以上を併用する場合は合計配合量)
は、毛髪用洗浄剤組成物全体の5〜40%(重量%、以
下同様)、特に10〜30%とすることが好ましい。界
面活性剤の配合量が多すぎると、すすぎ時の指通り性が
低下する場合があり、少なすぎると下記高分子物質を組
成中に安定的に分散又は可溶化できない場合がある。
剤の配合量(2種以上を併用する場合は合計配合量)
は、毛髪用洗浄剤組成物全体の5〜40%(重量%、以
下同様)、特に10〜30%とすることが好ましい。界
面活性剤の配合量が多すぎると、すすぎ時の指通り性が
低下する場合があり、少なすぎると下記高分子物質を組
成中に安定的に分散又は可溶化できない場合がある。
【0013】本発明の(A)成分は、α−1,6’−グ
ルコシド結合含有直鎖状カチオン性高分子物質であり、
下記一般式(1)で示されるカチオン性デキストラン又
はその誘導体が好適に使用される。
ルコシド結合含有直鎖状カチオン性高分子物質であり、
下記一般式(1)で示されるカチオン性デキストラン又
はその誘導体が好適に使用される。
【0014】
【化1】
【0015】但し、式中Rは水素原子、ヒドロキシ低級
アルキル基及び下記式(2)で表される第4級窒素含有
基から選ばれる基であり、且つRの少なくとも1つは上
記式(2)で表される第4級窒素含有基である。nは2
0〜30,000、好ましくは50〜20,000の正
数である。
アルキル基及び下記式(2)で表される第4級窒素含有
基から選ばれる基であり、且つRの少なくとも1つは上
記式(2)で表される第4級窒素含有基である。nは2
0〜30,000、好ましくは50〜20,000の正
数である。
【0016】
【化2】
【0017】ここで、上記式中R1は水素原子もしくは
ヒドロキシ低級アルキル基を示し、R2、R3及びR4は
それぞれ低級アルキル基を示す。
ヒドロキシ低級アルキル基を示し、R2、R3及びR4は
それぞれ低級アルキル基を示す。
【0018】なお、上記式(1)及び上記式(2)にお
いて、低級アルキル基としては、炭素数1〜4の低級ア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、t−プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基など
を挙げることができる。また、上記式(1)中の窒素分
の含有率は、0.2〜4%、特に0.5〜3.5%が好
適である。更に、上記式(2)の第4級窒素含有基とし
て具体的には、トリメチルアンモニオプロピル基等が例
示される。
いて、低級アルキル基としては、炭素数1〜4の低級ア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、t−プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基など
を挙げることができる。また、上記式(1)中の窒素分
の含有率は、0.2〜4%、特に0.5〜3.5%が好
適である。更に、上記式(2)の第4級窒素含有基とし
て具体的には、トリメチルアンモニオプロピル基等が例
示される。
【0019】この高分子物質は、デキストランを出発原
料として例えばグリシジルトリメチルアンモニウム塩や
3−ハロ−2−ヒドロキシプロピルトリ低級アルキルア
ンモニウム等のカチオン化剤及びヒドロキシ低級アルキ
ル化剤とを任意の順序で反応させることにより得られ
る。具体的には、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(ト
リメチルアンモニオ)プロピル]デキストラン等があ
る。
料として例えばグリシジルトリメチルアンモニウム塩や
3−ハロ−2−ヒドロキシプロピルトリ低級アルキルア
ンモニウム等のカチオン化剤及びヒドロキシ低級アルキ
ル化剤とを任意の順序で反応させることにより得られ
る。具体的には、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(ト
リメチルアンモニオ)プロピル]デキストラン等があ
る。
【0020】本発明のα−1,6’−グルコシド結合含
有直鎖状カチオン性高分子物質は、1種単独で又は2種
以上を適宜組み合わせて用いることができ、その配合量
は、毛髪用洗浄剤組成物全体の0.01〜5%、特に
0.05〜2%とすると好適である。配合量が多すぎる
と、該高分子物質を組成中に安定的に分散又は可溶化す
ることが困難となる場合があり、少なすぎると、配合の
効果が充分に得られない場合がある。なお、本発明にお
いては、上記界面活性剤に対する上記(A)成分の配合
比率を、界面活性剤:(A)成分(重量比)=400
0:1〜1:1、特に600:1〜5:1とすると好適
である。
有直鎖状カチオン性高分子物質は、1種単独で又は2種
以上を適宜組み合わせて用いることができ、その配合量
は、毛髪用洗浄剤組成物全体の0.01〜5%、特に
0.05〜2%とすると好適である。配合量が多すぎる
と、該高分子物質を組成中に安定的に分散又は可溶化す
ることが困難となる場合があり、少なすぎると、配合の
効果が充分に得られない場合がある。なお、本発明にお
いては、上記界面活性剤に対する上記(A)成分の配合
比率を、界面活性剤:(A)成分(重量比)=400
0:1〜1:1、特に600:1〜5:1とすると好適
である。
【0021】本発明は、(B)成分としてカチオン性残
基を有する上記(A)成分以外の高分子物質を必須成分
として配合するもので、カチオン性を示す官能基がジメ
チルジアリルアンモニウムハライドであるものが好まし
く用いられる。その具体例としては、例えば塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウムホモポリマー、塩化ジメチルジ
アリルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、塩
化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・ア
クリル酸三元共重合体等が挙げられ、米国カルゴン社か
ら商品名マーコートシリーズで販売されているものを使
用することができる。
基を有する上記(A)成分以外の高分子物質を必須成分
として配合するもので、カチオン性を示す官能基がジメ
チルジアリルアンモニウムハライドであるものが好まし
く用いられる。その具体例としては、例えば塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウムホモポリマー、塩化ジメチルジ
アリルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、塩
化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・ア
クリル酸三元共重合体等が挙げられ、米国カルゴン社か
ら商品名マーコートシリーズで販売されているものを使
用することができる。
【0022】その他、好適に用いられる(B)成分の高
分子物質としては、例えばα−1,4’−グルコシド結
合含有直鎖状カチオン性高分子物質であるヒドロキシエ
チルセルロース・ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロリドエーテル(CTFA:Polyquat
ernium−10)等、α−1,6’−グルコシド結
合含有分岐状カチオン性高分子物質であるグアーガム・
塩化ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムエーテ
ル等の他、カチオン化タンパク加水分解物であるカチオ
ン化加水分解物ケラチン、カチオン化加水分解シルク、
カチオン化コラーゲン等を用いることができる。なお、
上記高分子物質はその1種を単独で用いてもよく、2種
以上を適宜組み合わせて使用することもできる。
分子物質としては、例えばα−1,4’−グルコシド結
合含有直鎖状カチオン性高分子物質であるヒドロキシエ
チルセルロース・ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロリドエーテル(CTFA:Polyquat
ernium−10)等、α−1,6’−グルコシド結
合含有分岐状カチオン性高分子物質であるグアーガム・
塩化ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムエーテ
ル等の他、カチオン化タンパク加水分解物であるカチオ
ン化加水分解物ケラチン、カチオン化加水分解シルク、
カチオン化コラーゲン等を用いることができる。なお、
上記高分子物質はその1種を単独で用いてもよく、2種
以上を適宜組み合わせて使用することもできる。
【0023】上記(B)成分の配合量は、毛髪用洗浄剤
組成物全体の0.01〜5%、特に0.05〜2%とす
ると好適である。配合量が多すぎると、該成分を組成中
に安定的に分散又は可溶化することが困難となる場合が
あり、少なすぎると、配合の効果が充分に得られない場
合がある。なお、本発明においては、上記(A)成分に
対する上記(B)成分の配合比率を、(A)成分:
(B)成分(重量比)=1:500〜500:1、特に
1:40〜40:1とすると好適である。この比率範囲
外では、相乗効果がなく、すすぎ時や仕上がり時におい
て、所期の効果が得られない場合がある。
組成物全体の0.01〜5%、特に0.05〜2%とす
ると好適である。配合量が多すぎると、該成分を組成中
に安定的に分散又は可溶化することが困難となる場合が
あり、少なすぎると、配合の効果が充分に得られない場
合がある。なお、本発明においては、上記(A)成分に
対する上記(B)成分の配合比率を、(A)成分:
(B)成分(重量比)=1:500〜500:1、特に
1:40〜40:1とすると好適である。この比率範囲
外では、相乗効果がなく、すすぎ時や仕上がり時におい
て、所期の効果が得られない場合がある。
【0024】本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、シャンプ
ー、リンス機能を有するシャンプーであるリンスインシ
ャンプー等として調製できるもので、その製品の使用目
的、使用形態に応じ、また、目的とする性能を発現する
ために、上記必須成分の他に各種任意成分を本発明の効
果を妨げない範囲で添加することができる。任意成分と
しては、例えばノニオン性界面活性剤,カチオン性界面
活性剤等の界面活性剤、増粘剤、減粘剤、油分、溶剤、
防腐剤、ふけ止め剤、殺菌剤、酸化防止剤、トニック
剤、着色剤、香料、紫外線吸収剤、シリコーン誘導体等
の上記(A),(B)成分以外の高分子物質、ハイドロ
トロープ、湿潤剤、pH調整剤などが挙げられ、これら
は本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて常用量
配合することができる。
ー、リンス機能を有するシャンプーであるリンスインシ
ャンプー等として調製できるもので、その製品の使用目
的、使用形態に応じ、また、目的とする性能を発現する
ために、上記必須成分の他に各種任意成分を本発明の効
果を妨げない範囲で添加することができる。任意成分と
しては、例えばノニオン性界面活性剤,カチオン性界面
活性剤等の界面活性剤、増粘剤、減粘剤、油分、溶剤、
防腐剤、ふけ止め剤、殺菌剤、酸化防止剤、トニック
剤、着色剤、香料、紫外線吸収剤、シリコーン誘導体等
の上記(A),(B)成分以外の高分子物質、ハイドロ
トロープ、湿潤剤、pH調整剤などが挙げられ、これら
は本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて常用量
配合することができる。
【0025】なお、本発明の毛髪用洗浄剤組成物の製造
方法は特に限定されるものではなく、各成分の配合順
序、添加位置、添加方法、温度条件等は適宜設定するこ
とができる。
方法は特に限定されるものではなく、各成分の配合順
序、添加位置、添加方法、温度条件等は適宜設定するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、洗髪時
にはつるつるとした滑りの良い泡感触を与え、すすぎ時
の指通りや柔らかさも良好であり、且つ毛髪を乾燥させ
た仕上がり時には、毛髪のダメージを防止する効果に優
れたもので、シャンプー,リンスインシャンプー等とし
て好適に利用することができる。
にはつるつるとした滑りの良い泡感触を与え、すすぎ時
の指通りや柔らかさも良好であり、且つ毛髪を乾燥させ
た仕上がり時には、毛髪のダメージを防止する効果に優
れたもので、シャンプー,リンスインシャンプー等とし
て好適に利用することができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0028】[実施例1〜9及び比較例1,2]表1及
び表2に示す組成の毛髪用洗浄剤組成物を常法により調
製した。なお、表中の各成分の配合量はいずれも重量%
であり、各記号は下記の成分を示す。
び表2に示す組成の毛髪用洗浄剤組成物を常法により調
製した。なお、表中の各成分の配合量はいずれも重量%
であり、各記号は下記の成分を示す。
【0029】イ−1:ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸ナトリウム(平均EO付加モル数:3)(商品
名 サンノールDL−1430,ライオン(株)製) イ−2:ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム(平均EO付加モル数:3)(商品名 エナジコ
ールEC−30,ライオン(株)製) イ−3:N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナ
トリウム(商品名 エナジコールL−30AN,ライオ
ン(株)製) ロ−1:ラウリン酸アミドプロピルベタイン(商品名
エナジコールL−30B,ライオン(株)製) ロ−2:2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン(商品名 エ
ナジコールC−40H,ライオン(株)製) ハ−1:ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(商品名 ホ
ームリードCD,ライオン(株)製) ハ−2:ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコ
シド(平均EO付加モル数:120)(商品名 グルカ
メートDOE−120,アマコール社製) ニ−1:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]デキストラン(原料デキストラ
ン分子量:約1万、窒素分:約2.7%) ニ−2:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]デキストラン(原料デキストラ
ン分子量:約10万、窒素分:約1.7%) ニ−3:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]デキストラン(原料デキストラ
ン分子量:約100万、窒素分:約2.5%) ホ−1:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
(商品名 レオガードGP,ライオン(株)製) ホ−2:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
(商品名 レオガードLP,ライオン(株)製) ホ−3:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル
アミド共重合体(商品名リポフローMN,ライオン
(株)製) ホ−4:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル
アミド共重合体(商品名Merquat S,Calg
on社製) ホ−5:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]グアーガム(商品名 ジャガー
C−14S,ローヌプーラン社製) ホ−6:N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチルア
ンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタ
クリル酸ブチル共重合体(商品名 ユカフォーマーAM
−75(グレード204),三菱化学(株)製) ホ−7:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル
酸共重合体(商品名 Merquat280,Calg
on社製)
テル硫酸ナトリウム(平均EO付加モル数:3)(商品
名 サンノールDL−1430,ライオン(株)製) イ−2:ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム(平均EO付加モル数:3)(商品名 エナジコ
ールEC−30,ライオン(株)製) イ−3:N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナ
トリウム(商品名 エナジコールL−30AN,ライオ
ン(株)製) ロ−1:ラウリン酸アミドプロピルベタイン(商品名
エナジコールL−30B,ライオン(株)製) ロ−2:2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン(商品名 エ
ナジコールC−40H,ライオン(株)製) ハ−1:ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(商品名 ホ
ームリードCD,ライオン(株)製) ハ−2:ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコ
シド(平均EO付加モル数:120)(商品名 グルカ
メートDOE−120,アマコール社製) ニ−1:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]デキストラン(原料デキストラ
ン分子量:約1万、窒素分:約2.7%) ニ−2:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]デキストラン(原料デキストラ
ン分子量:約10万、窒素分:約1.7%) ニ−3:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]デキストラン(原料デキストラ
ン分子量:約100万、窒素分:約2.5%) ホ−1:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
(商品名 レオガードGP,ライオン(株)製) ホ−2:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
(商品名 レオガードLP,ライオン(株)製) ホ−3:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル
アミド共重合体(商品名リポフローMN,ライオン
(株)製) ホ−4:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル
アミド共重合体(商品名Merquat S,Calg
on社製) ホ−5:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]グアーガム(商品名 ジャガー
C−14S,ローヌプーラン社製) ホ−6:N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチルア
ンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタ
クリル酸ブチル共重合体(商品名 ユカフォーマーAM
−75(グレード204),三菱化学(株)製) ホ−7:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル
酸共重合体(商品名 Merquat280,Calg
on社製)
【0030】得られた各組成物の泡感触、すすぎ時の感
触及び毛髪のダメージ度を下記方法により評価した。結
果を表1,2に併記する。
触及び毛髪のダメージ度を下記方法により評価した。結
果を表1,2に併記する。
【0031】(評価方法) (1)泡の滑りやすさ、すすぎ時の指通りの良さ、柔ら
かさ 標準試料としてポリオキシエチレンラウリルエーテル硫
酸ナトリウム(p=3)15重量%、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド3重量%、無水硫酸ナトリウム1重量
%、クエン酸・1水塩適量(pH6.0調整量)及び精
製水残部からなるものを調製した。
かさ 標準試料としてポリオキシエチレンラウリルエーテル硫
酸ナトリウム(p=3)15重量%、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド3重量%、無水硫酸ナトリウム1重量
%、クエン酸・1水塩適量(pH6.0調整量)及び精
製水残部からなるものを調製した。
【0032】頭髪を左右に二分し、片方に前記標準試料
3gを、もう一方に試験試料3gを施して洗髪した。そ
の際の左右の頭髪上の泡の滑り感、すすいでいる時の指
通りと柔らかさを20名の被験者が一対比較法により次
のように官能評価し、20名の評点の合計を算出し、以
下の記号に従って評価した。 (評点) 5点:標準試料と比較し、明らかに良好である。 4点:標準試料と比較し、良好である。 3点:標準試料と比較し、やや良好である。 2点:標準試料と同等である。 1点:標準試料と比較し、劣る。 0点:標準試料と比較し、明らかに劣る。 (評定) ◎:85〜100点 ○:70〜 84点 △:40〜 69点 ×: 0〜 39点
3gを、もう一方に試験試料3gを施して洗髪した。そ
の際の左右の頭髪上の泡の滑り感、すすいでいる時の指
通りと柔らかさを20名の被験者が一対比較法により次
のように官能評価し、20名の評点の合計を算出し、以
下の記号に従って評価した。 (評点) 5点:標準試料と比較し、明らかに良好である。 4点:標準試料と比較し、良好である。 3点:標準試料と比較し、やや良好である。 2点:標準試料と同等である。 1点:標準試料と比較し、劣る。 0点:標準試料と比較し、明らかに劣る。 (評定) ◎:85〜100点 ○:70〜 84点 △:40〜 69点 ×: 0〜 39点
【0033】(2)毛髪のダメージ防止性 パーマネントウェーブを施していない黒色毛髪10gを
毛束として調製し、各毛束にそれぞれ割り当てた試験試
料1gを塗布し、泡立て、すすぎ処理を行った後、25
℃,湿度65%の恒温恒湿室にて風乾した。風乾後、毛
束にドライヤーの熱風を20cmの距離から当てなが
ら、ブラッシング処理を2,000回行った。その後、
毛髪を顕微鏡で観察し、毛髪表面のキューティクルの状
態を無処置の毛髪と比較し、下記の評価基準で評価し
た。 (評価基準) ◎:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、同等もし
くはキューティクルの破損が若干観察される。 ○:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、キューテ
ィクルの破損がやや観察される。 △:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、キューテ
ィクルの破損が観察される。 ×:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、キューテ
ィクルの破損が著しく観察される。
毛束として調製し、各毛束にそれぞれ割り当てた試験試
料1gを塗布し、泡立て、すすぎ処理を行った後、25
℃,湿度65%の恒温恒湿室にて風乾した。風乾後、毛
束にドライヤーの熱風を20cmの距離から当てなが
ら、ブラッシング処理を2,000回行った。その後、
毛髪を顕微鏡で観察し、毛髪表面のキューティクルの状
態を無処置の毛髪と比較し、下記の評価基準で評価し
た。 (評価基準) ◎:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、同等もし
くはキューティクルの破損が若干観察される。 ○:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、キューテ
ィクルの破損がやや観察される。 △:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、キューテ
ィクルの破損が観察される。 ×:無処置の毛髪のキューティクルに比較し、キューテ
ィクルの破損が著しく観察される。
【0034】
【表1】 *:クエン酸1水塩又は水酸化ナトリウム
【0035】
【表2】 *:クエン酸1水塩又は水酸化ナトリウム
【0036】表1,2の結果から明らかな通り、本発明
の毛髪用洗浄剤組成物は、いずれも洗髪時からすすぎ
時、仕上がり時に至るまでの総合的な意義でのコンディ
ショニング効果を十分に有するのに対して、本発明の
(A)成分及び(B)成分を併用せず、いずれか一方の
みを配合した比較例1,2の毛髪用洗浄剤組成物は、い
ずれも洗髪時からすすぎ時、仕上がり時に至るまでの総
合的な意義でのコンディショニング効果が劣ることが認
められる。
の毛髪用洗浄剤組成物は、いずれも洗髪時からすすぎ
時、仕上がり時に至るまでの総合的な意義でのコンディ
ショニング効果を十分に有するのに対して、本発明の
(A)成分及び(B)成分を併用せず、いずれか一方の
みを配合した比較例1,2の毛髪用洗浄剤組成物は、い
ずれも洗髪時からすすぎ時、仕上がり時に至るまでの総
合的な意義でのコンディショニング効果が劣ることが認
められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB032 AB052 AC182 AC302 AC312 AC482 AC642 AC662 AC712 AC782 AD092 AD131 AD132 AD202 AD211 AD241 AD242 AD352 AD411 BB05 BB07 BB34 CC38 CC39 EE06 EE07 EE28 EE29 4H003 AB05 AB08 AB31 AC05 AC13 AD04 BA12 DA02 EB07 EB08 EB28 EB41 EB44 ED02 FA15 FA21 FA23 FA28
Claims (3)
- 【請求項1】 アニオン性界面活性剤及び/又は両性界
面活性剤を含有する毛髪用洗浄剤組成物において、
(A)α−1,6’−グルコシド結合含有直鎖状カチオ
ン性高分子物質と、(B)カチオン性残基を有する上記
(A)成分以外の高分子物質とを配合してなることを特
徴とする毛髪用洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 上記(A)成分のカチオン性高分子物質
がカチオン性デキストラン又はその誘導体である請求項
1記載の毛髪用洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 上記(B)成分がジメチルジアリルアン
モニウムハライド基含有高分子物質、α−1,4’−グ
ルコシド結合含有直鎖状カチオン性高分子物質、α−
1,6’−グルコシド結合含有分岐状カチオン性高分子
物質及びカチオン化タンパク加水分解物から選ばれる1
種又は2種以上の高分子物質である請求項1又は2記載
の毛髪用洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12744299A JP2000319139A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12744299A JP2000319139A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000319139A true JP2000319139A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14960048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12744299A Pending JP2000319139A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 毛髪用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000319139A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010055664A1 (ja) | 2008-11-12 | 2010-05-20 | ライオン株式会社 | 洗浄剤組成物 |
JP2012232942A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
JP2013216620A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Kao Corp | 毛髪化粧料組成物 |
JP2020041150A (ja) * | 2016-12-16 | 2020-03-19 | デュポン・インダストリアル・バイオサイエンシーズ・ユーエスエイ・エルエルシー | 両親媒性多糖誘導体及びそれを含む組成物 |
WO2021194805A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Rohm And Haas Company | Hair cleanser |
WO2021194809A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Dow Global Technologies Llc | Hair oil formulation |
WO2021194804A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Rohm And Haas Company | Hair care formulation |
WO2022203864A1 (en) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Process for reducing hair damage upon exposure to heat |
WO2022203867A1 (en) * | 2021-03-23 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Hair conditioning formulation |
WO2022203865A1 (en) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Hair conditioner |
WO2022203863A1 (en) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Hair conditioner formulation |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP12744299A patent/JP2000319139A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010055664A1 (ja) | 2008-11-12 | 2010-05-20 | ライオン株式会社 | 洗浄剤組成物 |
JP2012232942A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
US9138399B2 (en) | 2011-05-02 | 2015-09-22 | Kao Corporation | Cleaning agent composition |
JP2013216620A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Kao Corp | 毛髪化粧料組成物 |
JP2020041150A (ja) * | 2016-12-16 | 2020-03-19 | デュポン・インダストリアル・バイオサイエンシーズ・ユーエスエイ・エルエルシー | 両親媒性多糖誘導体及びそれを含む組成物 |
JP7116035B2 (ja) | 2016-12-16 | 2022-08-09 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 両親媒性多糖誘導体及びそれを含む組成物 |
WO2021194809A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Dow Global Technologies Llc | Hair oil formulation |
WO2021194804A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Rohm And Haas Company | Hair care formulation |
WO2021194805A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Rohm And Haas Company | Hair cleanser |
CN115315245A (zh) * | 2020-03-24 | 2022-11-08 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 发油制剂 |
CN115427008A (zh) * | 2020-03-24 | 2022-12-02 | 罗门哈斯公司 | 毛发护理制剂 |
WO2022203864A1 (en) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Process for reducing hair damage upon exposure to heat |
WO2022203865A1 (en) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Hair conditioner |
WO2022203863A1 (en) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Hair conditioner formulation |
WO2022203867A1 (en) * | 2021-03-23 | 2022-09-29 | Dow Global Technologies Llc | Hair conditioning formulation |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3961555B2 (ja) | 皮膚又は毛髪用洗浄剤組成物 | |
JP4260427B2 (ja) | 化粧料用組成物 | |
JP5222570B2 (ja) | 毛髪洗浄剤 | |
TW200400052A (en) | Hair cleansing compositions | |
JP4907805B2 (ja) | コンディショニング効果を与えるカチオン性ポリマー | |
JP2002179552A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3545372B2 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2000319139A (ja) | 毛髪用洗浄剤組成物 | |
JPH04108724A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3645603B2 (ja) | シャンプー組成物 | |
JP4291717B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2001122742A (ja) | シャンプー組成物 | |
JP4787469B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH0687721A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP4485085B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH0940996A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2005272359A (ja) | 毛髪用洗浄剤組成物 | |
JP2004161758A (ja) | シャンプー組成物 | |
JPH0474112A (ja) | 毛髪用シャンプー組成物 | |
JP2005306788A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2010037484A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH1179956A (ja) | 毛髪洗浄剤組成物 | |
JPH11228359A (ja) | シャンプー組成物 | |
JPH07292386A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2521605B2 (ja) | 毛髪化粧料 |