JP2513284B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JP2513284B2 JP2513284B2 JP63255892A JP25589288A JP2513284B2 JP 2513284 B2 JP2513284 B2 JP 2513284B2 JP 63255892 A JP63255892 A JP 63255892A JP 25589288 A JP25589288 A JP 25589288A JP 2513284 B2 JP2513284 B2 JP 2513284B2
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- Japan
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- detergent composition
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- hair
- feeling
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- Detergent Compositions (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄時に良く泡立ってつるつるした滑りの
良い泡感触を与え、かつ仕上り時に被洗浄物に対して柔
らかでしっとりとした感触を与えるアニオン界面活性剤
を主剤とする洗浄剤組成物に関する。
良い泡感触を与え、かつ仕上り時に被洗浄物に対して柔
らかでしっとりとした感触を与えるアニオン界面活性剤
を主剤とする洗浄剤組成物に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来、衣類あるいは頭髪などの洗浄に使用する洗浄剤
組成物は、アニオン界面活性剤を主成分とし、被洗浄物
の汚れを落とすことのみを主目的としており、洗浄後の
衣類、頭髪等がごわついたりパサつくという問題があ
る。このため、洗浄剤組成物の機能として、単なる洗浄
性や起泡性だけではなく、洗浄後に被洗浄物に対して柔
らかくサラッとした感触及びしっとりとした仕上り感を
与える効果が求められている。また、洗浄時の泡に関し
ては、単にきめ細かいというだけでなく、つるつるして
滑りが良いことが望ましい。
組成物は、アニオン界面活性剤を主成分とし、被洗浄物
の汚れを落とすことのみを主目的としており、洗浄後の
衣類、頭髪等がごわついたりパサつくという問題があ
る。このため、洗浄剤組成物の機能として、単なる洗浄
性や起泡性だけではなく、洗浄後に被洗浄物に対して柔
らかくサラッとした感触及びしっとりとした仕上り感を
与える効果が求められている。また、洗浄時の泡に関し
ては、単にきめ細かいというだけでなく、つるつるして
滑りが良いことが望ましい。
そこで、従来より洗浄剤組成物にカチオン界面活性剤
を配合して洗浄剤組成物の仕上り性能を高めることが行
なわれている。
を配合して洗浄剤組成物の仕上り性能を高めることが行
なわれている。
しかしながら、洗浄剤組成物にカチオン界面活性剤を
配合した場合、仕上り時の洗浄物の柔らかさ、しっとり
感は向上するものの、十分な仕上り性能とは言い難く、
しかもアニオン界面活性剤を主剤とする洗浄剤組成物に
カチオン界面活性剤を配合すると、洗浄時の泡立ちが著
しく低下すると同時に、洗浄力が劣化してしまうという
欠点を有している。
配合した場合、仕上り時の洗浄物の柔らかさ、しっとり
感は向上するものの、十分な仕上り性能とは言い難く、
しかもアニオン界面活性剤を主剤とする洗浄剤組成物に
カチオン界面活性剤を配合すると、洗浄時の泡立ちが著
しく低下すると同時に、洗浄力が劣化してしまうという
欠点を有している。
更に従来、皮膜形成性に優れるジメチルジアリルアン
モニウムハライドとアクリロアマイドとのコポリマー
(メルク社製,MERQUAT 550など)をシャンプーに配合し
て、コンディショニング効果を高めることも行なわれて
いるが、アニオン界面活性剤を主剤とするシャンプー組
成物においては、毛髪に対する残存性が低く、すすぎ時
の毛髪のきしみを抑える効果が不十分である。また、洗
髪時の泡に対しては、大変豊かな泡立ちとクリーミィ感
を与えるが、つるつるした滑らかな泡感触を与えるまで
には至っていない。
モニウムハライドとアクリロアマイドとのコポリマー
(メルク社製,MERQUAT 550など)をシャンプーに配合し
て、コンディショニング効果を高めることも行なわれて
いるが、アニオン界面活性剤を主剤とするシャンプー組
成物においては、毛髪に対する残存性が低く、すすぎ時
の毛髪のきしみを抑える効果が不十分である。また、洗
髪時の泡に対しては、大変豊かな泡立ちとクリーミィ感
を与えるが、つるつるした滑らかな泡感触を与えるまで
には至っていない。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、洗浄時に十
分に泡立ち、つるつるした滑りの良い泡感触を与え、か
つ仕上り時に被洗浄物に対して柔らかでしっとりとした
感触を与えるアニオン界面活性剤を主剤とする洗浄剤組
成物を提供することを目的とする。
分に泡立ち、つるつるした滑りの良い泡感触を与え、か
つ仕上り時に被洗浄物に対して柔らかでしっとりとした
感触を与えるアニオン界面活性剤を主剤とする洗浄剤組
成物を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び作用 本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重
ねた結果、ジメチルジアリルアンモニウムハライドとア
クリロアマイドとのコポリマー等の下記一般式(I) (但し、式中R1及びR2はそれぞれ水素原子、炭素数1〜
3のアルキル基及びフェニル基から選ばれる基であり、
R3及びR4はそれぞれ炭素数1〜18のアルキル基又は水素
原子であり、Y は陰イオンである。また、s,tはそれ
ぞれ0又は1、かつs+t=1であり、mはm≧1、n
はn≧1で、かつm,nはそれぞれ化合物の分子量を10,00
0〜1,500,000にする数である。) で示されるカチオン性高分子物質とラノリン誘導体とを
併用すること、特に両成分を重量比で1/5〜2/1となるよ
うに併用することにより、これら両成分が相乗的に作用
し、アニオン界面活性剤を主剤とする場合においてもア
ニオン界面活性剤の長所である泡立ち,洗浄力を損なう
ことなく泡質、使用感及び仕上り性能を改良し得、洗浄
時に非常に豊かに泡立って、つるつるとした滑らかな泡
感触を与え、しかも仕上り時には衣類、頭髪等の被洗浄
物に柔らかでしっとりとした感触を与える仕上り性能に
優れた洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を
なすに至った。
ねた結果、ジメチルジアリルアンモニウムハライドとア
クリロアマイドとのコポリマー等の下記一般式(I) (但し、式中R1及びR2はそれぞれ水素原子、炭素数1〜
3のアルキル基及びフェニル基から選ばれる基であり、
R3及びR4はそれぞれ炭素数1〜18のアルキル基又は水素
原子であり、Y は陰イオンである。また、s,tはそれ
ぞれ0又は1、かつs+t=1であり、mはm≧1、n
はn≧1で、かつm,nはそれぞれ化合物の分子量を10,00
0〜1,500,000にする数である。) で示されるカチオン性高分子物質とラノリン誘導体とを
併用すること、特に両成分を重量比で1/5〜2/1となるよ
うに併用することにより、これら両成分が相乗的に作用
し、アニオン界面活性剤を主剤とする場合においてもア
ニオン界面活性剤の長所である泡立ち,洗浄力を損なう
ことなく泡質、使用感及び仕上り性能を改良し得、洗浄
時に非常に豊かに泡立って、つるつるとした滑らかな泡
感触を与え、しかも仕上り時には衣類、頭髪等の被洗浄
物に柔らかでしっとりとした感触を与える仕上り性能に
優れた洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を
なすに至った。
従って、本発明はアニオン界面活性剤を主剤とする洗
浄剤組成物において、上記(I)式のカチオン性高分子
物質とラノリン誘導体とを配合してなることを特徴とす
る洗浄剤組成物を提供する。
浄剤組成物において、上記(I)式のカチオン性高分子
物質とラノリン誘導体とを配合してなることを特徴とす
る洗浄剤組成物を提供する。
以下、本発明につき更に詳述する。
本発明の洗浄剤組成物の第一の必須成分は、下記一般
式(I) で示されるカチオン性高分子物質である。
式(I) で示されるカチオン性高分子物質である。
但し、上記(I)式において、置換基R1及びR2は同一
でも相異なっていてもよいが、炭素数1〜3のアルキル
基もしくはフェニル基又は水素原子であり、R3及びR4は
同一でも相異なっていてもよいが、炭素数1〜18、好ま
しくは1〜4のアルキル基又は水素原子である。また、
式中Y は陰イオンを示すもので、例えば塩素,臭素等
のハロゲンイオン、硫酸、硝酸等の無機酸残基、メチル
硫酸,ヒドロキシカルボン酸等の有機酸残基などであ
る。更に、s,tはそれぞれ0又は1であり、かつs+t
=1であり、また、mはm≧1、nはn≧1で、かつm,
nはそれぞれ該化合物の分子量を1万〜150万にする数で
ある。
でも相異なっていてもよいが、炭素数1〜3のアルキル
基もしくはフェニル基又は水素原子であり、R3及びR4は
同一でも相異なっていてもよいが、炭素数1〜18、好ま
しくは1〜4のアルキル基又は水素原子である。また、
式中Y は陰イオンを示すもので、例えば塩素,臭素等
のハロゲンイオン、硫酸、硝酸等の無機酸残基、メチル
硫酸,ヒドロキシカルボン酸等の有機酸残基などであ
る。更に、s,tはそれぞれ0又は1であり、かつs+t
=1であり、また、mはm≧1、nはn≧1で、かつm,
nはそれぞれ該化合物の分子量を1万〜150万にする数で
ある。
即ち、カチオン性高分子物質としては、(I)式中の
s=1かつt=0又はs=0かつt=0の下記(II),
(III)式で示される構造式を有するジアルキルジアリ
ルアンモニウム塩のコポリマーが使用されるものであ
る。
s=1かつt=0又はs=0かつt=0の下記(II),
(III)式で示される構造式を有するジアルキルジアリ
ルアンモニウム塩のコポリマーが使用されるものであ
る。
(但し、R1,R2,R3,R4,Y ,m,nは上記と同様である。) 本発明においては、上記構造を有するコポリマーの1
種又は2種以上を使用し得るが、具体的には下記(I
I′)式及び(III′)式 (但し、式中R1及び2は水素原子又はメチル基、X は
ハロゲンイオンであり、m及びnは化合物の分子量を1
万から150万にする数である。) で示されるジメチルジアリルアンモニウムハライドとア
クリロアマイドとのコポリマー、例えばメルク社製のME
RQUAT 550等が好適に使用される。
種又は2種以上を使用し得るが、具体的には下記(I
I′)式及び(III′)式 (但し、式中R1及び2は水素原子又はメチル基、X は
ハロゲンイオンであり、m及びnは化合物の分子量を1
万から150万にする数である。) で示されるジメチルジアリルアンモニウムハライドとア
クリロアマイドとのコポリマー、例えばメルク社製のME
RQUAT 550等が好適に使用される。
また、本発明の第二の必須成分であるラノリン誘導体
としては、特に制限されないが、下記一般式(IV)で示
されるラノリンのカチオン性四級アンモニウム塩を使用
することが好ましい。
としては、特に制限されないが、下記一般式(IV)で示
されるラノリンのカチオン性四級アンモニウム塩を使用
することが好ましい。
但し、上記式中R5はラノリン残基もしくはラノリン脂
肪酸のアマイド又はフェニルラノリン基であり、R6,R7
及びR8はそれぞれ同一でも相異なっていてもよいが、炭
素数1〜10、特に1〜4のアルキル基又は水素原子であ
り、lは1〜8、特に2〜5の数である。また、Z は
アニオン残基を示し、ハロゲンイオン又は炭素数0〜5
のアルキル基をもつ無機酸残基もしくは有機酸残基であ
る。
肪酸のアマイド又はフェニルラノリン基であり、R6,R7
及びR8はそれぞれ同一でも相異なっていてもよいが、炭
素数1〜10、特に1〜4のアルキル基又は水素原子であ
り、lは1〜8、特に2〜5の数である。また、Z は
アニオン残基を示し、ハロゲンイオン又は炭素数0〜5
のアルキル基をもつ無機酸残基もしくは有機酸残基であ
る。
上記(IV)式で示されるラノリン誘導体の中でも、特
にR5がラノリン脂肪酸残基、R6,R7,R8がそれぞれメチル
基又はエチル基であり、lが2〜5の数であり、また、
W がメチル硫酸基又はエチル硫酸基であるラノリン誘
導体、例えばエチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピル
エチルジメチルアンモニウム(カチオンLQ、三洋化成社
製)等が好適に使用される。
にR5がラノリン脂肪酸残基、R6,R7,R8がそれぞれメチル
基又はエチル基であり、lが2〜5の数であり、また、
W がメチル硫酸基又はエチル硫酸基であるラノリン誘
導体、例えばエチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピル
エチルジメチルアンモニウム(カチオンLQ、三洋化成社
製)等が好適に使用される。
本発明の洗浄剤組成物は、上記第1成分の(I)式の
カチオン性高分子物質と第2成分のラノリン誘導体とを
重量比で1/5〜2/1となるように配合することが好まし
い。また、両成分の配合量は種々選択されるが、両成分
の合計配合量は全体の0.3〜5%(重量%、以下同
様)、特にカチオン性高分子物質は全体の0.1〜3%、
ラノリン誘導体は全体の0.5〜4%配合することが好ま
しい。両成分の配合比が上記の割合を外れ、特に第一成
分のジアルキルアンモニウム塩の配合量が多過ぎると、
仕上り時に被洗浄物に適切な柔らかさやしっとりした感
触を十分与えられない場合があり、また、第二成分のラ
ノリン誘導体の配合量が多過ぎると、アニオン界面活性
剤を主剤とした洗浄剤組成物においては、泡立ちが低下
し、泡のつるつるした滑りの良さが感じられなくなった
り、仕上り時の被洗浄物がべたついてサラッとした軽い
風合いを持たないことがある。
カチオン性高分子物質と第2成分のラノリン誘導体とを
重量比で1/5〜2/1となるように配合することが好まし
い。また、両成分の配合量は種々選択されるが、両成分
の合計配合量は全体の0.3〜5%(重量%、以下同
様)、特にカチオン性高分子物質は全体の0.1〜3%、
ラノリン誘導体は全体の0.5〜4%配合することが好ま
しい。両成分の配合比が上記の割合を外れ、特に第一成
分のジアルキルアンモニウム塩の配合量が多過ぎると、
仕上り時に被洗浄物に適切な柔らかさやしっとりした感
触を十分与えられない場合があり、また、第二成分のラ
ノリン誘導体の配合量が多過ぎると、アニオン界面活性
剤を主剤とした洗浄剤組成物においては、泡立ちが低下
し、泡のつるつるした滑りの良さが感じられなくなった
り、仕上り時の被洗浄物がべたついてサラッとした軽い
風合いを持たないことがある。
本発明の洗浄剤組成物は、上記必須成分に加え、組成
物の種類や使用目的に応じて適宜な成分を配合し得る
が、特に主剤としてアニオン界面活性剤を配合する。な
お、本発明組成物は、アニオン界面活性剤を主剤として
使用しても、良好に泡立ってつるつるした滑らかな泡感
触を与え、しかも優れた仕上り性能を有するものであ
る。この場合、アニオン界面活性剤としては、アミノ酸
系界面活性剤、アルキル硫酸塩、パラフィンスルホン酸
塩など種々選択されるが、中でもポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩やアルファオレフィンスルホン酸
塩が好適に使用され、、その配合量は通常組成物全体の
5〜30%である。
物の種類や使用目的に応じて適宜な成分を配合し得る
が、特に主剤としてアニオン界面活性剤を配合する。な
お、本発明組成物は、アニオン界面活性剤を主剤として
使用しても、良好に泡立ってつるつるした滑らかな泡感
触を与え、しかも優れた仕上り性能を有するものであ
る。この場合、アニオン界面活性剤としては、アミノ酸
系界面活性剤、アルキル硫酸塩、パラフィンスルホン酸
塩など種々選択されるが、中でもポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩やアルファオレフィンスルホン酸
塩が好適に使用され、、その配合量は通常組成物全体の
5〜30%である。
更に、その他任意成分として、洗浄剤組成物の常用成
分であるノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、モノ長
鎖アルキル四級アンモニウム塩などの各種界面活性剤、
増粘剤、紫外線吸収剤、防腐剤、殺菌剤、乳濁剤、ふけ
止め剤、酸化防止剤、トニック剤、色素、香料等の1種
又は2種以上を配合することができる。
分であるノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、モノ長
鎖アルキル四級アンモニウム塩などの各種界面活性剤、
増粘剤、紫外線吸収剤、防腐剤、殺菌剤、乳濁剤、ふけ
止め剤、酸化防止剤、トニック剤、色素、香料等の1種
又は2種以上を配合することができる。
発明の効果 以上説明したように、本発明の洗浄剤組成物は、洗浄
時に良く泡立ち、つるつるして滑りの良い泡感触を与
え、しかも仕上り時には被洗浄物に柔らかなしっとりと
した感触を与えるものであり、良好な洗浄力と共に優れ
た使用感及び仕上り性能を有し、現代の需要者の要望に
十分応えるものである。
時に良く泡立ち、つるつるして滑りの良い泡感触を与
え、しかも仕上り時には被洗浄物に柔らかなしっとりと
した感触を与えるものであり、良好な洗浄力と共に優れ
た使用感及び仕上り性能を有し、現代の需要者の要望に
十分応えるものである。
以下、実施例及び比較例を挙げ本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。
また、各例に先立ち、各例において採用した評価方法
を説明する。
を説明する。
泡立ちの良さ 調製した洗浄剤組成物の6%水溶液20ml(25℃)を10
0mlのメスシリンダーに採取し、人工汚垢として液体の
ラノリンを0.2g添加して10秒間に20回振盪し、振盪終了
から1分後の泡容積を測定した。評価は、泡容積が60ml
以上であるものを良好とし、泡容積が60ml未満であるも
のを不良とした。
0mlのメスシリンダーに採取し、人工汚垢として液体の
ラノリンを0.2g添加して10秒間に20回振盪し、振盪終了
から1分後の泡容積を測定した。評価は、泡容積が60ml
以上であるものを良好とし、泡容積が60ml未満であるも
のを不良とした。
泡のつるつる感 被験者の頭髪を二分し、左右にそれぞれ3gの標準試料
及び試験試料を施して洗髪した。その際の左右頭髪上の
泡のつるつる感につき被験者が一対比較法により官能評
価を行なった。官能評価の基準は次の通りである。
及び試験試料を施して洗髪した。その際の左右頭髪上の
泡のつるつる感につき被験者が一対比較法により官能評
価を行なった。官能評価の基準は次の通りである。
(評価基準) ◎:試験試料の方が優れている。
○〜◎:試験試料の方がやや優れている。
○:同等である。
△:標準試料の方がやや優れている。
×:標準試料の方が優れている。
判定は、被験者20名の評価の総合判定とし、それが○
〜◎又は◎であれば実用上十分な効果があると判定し
た。
〜◎又は◎であれば実用上十分な効果があると判定し
た。
なお、標準試料としては、ラウリル硫酸ナトリウム
(SDS)の15%水溶液を用いた。
(SDS)の15%水溶液を用いた。
:仕上り時の毛髪の柔らかさ、しっとり感 10gの毛髪束に1gのシャンプー組成物を均一に塗布し
た後、40℃の温湯500mlで30秒間漬け洗いしてすすぐ操
作を3回繰り返す。この毛髪束を乾燥後、一定の条件下
で同じく標準試料を施した毛髪束と柔らかさ及びしっと
りとした感触を一対比較した。
た後、40℃の温湯500mlで30秒間漬け洗いしてすすぐ操
作を3回繰り返す。この毛髪束を乾燥後、一定の条件下
で同じく標準試料を施した毛髪束と柔らかさ及びしっと
りとした感触を一対比較した。
判定者は20名で、以下の基準に従ってそれぞれ評価し
た。
た。
(評価基準) ◎:試験試料の方が優れている。
○〜◎:試験試料の方がやや優れている。
○:同等である。
△:標準試料の方がやや優れている。
×:標準試料の方が優れている。
判定20名の評価が○〜◎又は◎であれば良好な柔らか
さとしっとり感とを付与する効果があると判定した。
さとしっとり感とを付与する効果があると判定した。
液 性 洗浄剤組成物を調製し、これを45℃、25℃、−5℃で
それぞれ保存した後、透明性を目視判定した。
それぞれ保存した後、透明性を目視判定した。
○:各温度保存後、全てが透明である。
×:各温度保存後、いずれか又は全てに濁りがある。
〔実施例1〜16,比較例1〜4〕 第1表に示す組成のシャンプー組成物を調製し、上記
方法に従って組成物の泡立ちの良さ、泡のつるつる感及
び仕上り時の毛髪の柔らかさ、しっとり感を評価した。
方法に従って組成物の泡立ちの良さ、泡のつるつる感及
び仕上り時の毛髪の柔らかさ、しっとり感を評価した。
結果を第1表に併記する。
第1表の結果より、カチオン性高分子物質及びラノリ
ン誘導体のうち、いずれか一成分又は両成分を含有して
いないシャンプー組成物(比較例1〜4)は、泡立ち、
泡のつるつる感及び仕上り時の毛髪の柔らかさ、しっと
り感のうちいずれかの性能に劣っているのに対し、上記
2成分を併用配合したシャンプー組成物(実施例1〜1
6)は、すべての評価において優れた性能を示すことが
確認された。
ン誘導体のうち、いずれか一成分又は両成分を含有して
いないシャンプー組成物(比較例1〜4)は、泡立ち、
泡のつるつる感及び仕上り時の毛髪の柔らかさ、しっと
り感のうちいずれかの性能に劣っているのに対し、上記
2成分を併用配合したシャンプー組成物(実施例1〜1
6)は、すべての評価において優れた性能を示すことが
確認された。
〔実施例17〜19〕 第2表に示す組成のシャンプー組成物を調製し、上記
方法に従ってその性能を評価した。
方法に従ってその性能を評価した。
結果を第2表に示す。
第2表の結果からも、本発明の洗浄剤組成物は、優れ
た特性を有することがわかった。
た特性を有することがわかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 7/00 A61K 7/00 C J
Claims (1)
- 【請求項1】アニオン界面活性剤を主剤とする洗浄剤組
成物において、下記一般式(I) (但し、式中R1及びR2はそれぞれ水素原子、炭素数1〜
3のアルキル基及びフェニル基から選ばれる基であり、
R3及びR4はそれぞれ炭素数1〜18のアルキル基又は水素
原子であり、Y は陰イオンである。また、s,tはそれ
ぞれ0又は1、かつs+t=1であり、mはm≧1、n
はn≧1で、かつm,nはそれぞれ化合物の分子量を10,00
0〜1,500,000にする数である。) で示されるカチオン性高分子物質とラノリン誘導体とを
配合してなることを特徴とする洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63255892A JP2513284B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63255892A JP2513284B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02103291A JPH02103291A (ja) | 1990-04-16 |
JP2513284B2 true JP2513284B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=17285019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63255892A Expired - Lifetime JP2513284B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513284B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0466522A (ja) * | 1990-07-02 | 1992-03-02 | Kanebo Ltd | ヘアーリンス剤組成物 |
WO2000022077A1 (en) * | 1998-10-13 | 2000-04-20 | The Procter & Gamble Company | Laundry detergent compositions with a cationically charged dye maintenance polymer |
JP6526334B2 (ja) | 2016-06-15 | 2019-06-05 | ライオン株式会社 | 洗浄剤組成物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943519B2 (ja) * | 1977-06-24 | 1984-10-22 | ライオン株式会社 | シヤンプ−組成物 |
JPS594695A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-11 | ジヨンソン株式会社 | 洗浄剤組成物 |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP63255892A patent/JP2513284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02103291A (ja) | 1990-04-16 |
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