JPS5943519B2 - シヤンプ−組成物 - Google Patents

シヤンプ−組成物

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JPS5943519B2
JPS5943519B2 JP52075299A JP7529977A JPS5943519B2 JP S5943519 B2 JPS5943519 B2 JP S5943519B2 JP 52075299 A JP52075299 A JP 52075299A JP 7529977 A JP7529977 A JP 7529977A JP S5943519 B2 JPS5943519 B2 JP S5943519B2
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JP
Japan
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hair
lanolin
composition
cationic polymer
shampoo
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JP52075299A
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JPS5415912A (en
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茂 橋本
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は頭髪および皮膚の洗浄に使用されるシヤンプ
ー組成物において、シヤンプー後の毛髪のブレーキング
を防止するとともに、髪にコンディショニング効果を与
えるシヤンプー組成物に関する。
第四級窒素含有セルロースエーテル等のカチオン性ポリ
マーと両性界面活性剤を必須成分とするシヤンプー組成
物は、毛髪等に対し良好なコンディショニング性を発揮
することが、知られている。
すなわち、このシヤンプー組成物で洗髪するときは、前
記カチオン性ポリマーと両性界面活性剤とから生成され
た水に不溶性の粘稠な複合塩が、毛髪の表面にフィルム
状に付着し、この付着物が毛髪の保水効果を発揮するた
め、髪の櫛通り、まとめ易さ、つや等が著しく向上する
のである。しかしながら、一方の配合成分の両性界面活
性剤をみると、この界面活性剤はアニオン界面活性剤に
比べて泡立ちが悪く、経田こより変色し易く、且つ高価
であることから、アニオン界面活性剤への切替えが望ま
れている。しかし、アニオン界面活性剤と前記カチオン
性ポリマーとの複合塩は、繰り返し使用しても、良好な
コンデシヨニング性が得られない。
そればかりか、毛髪表面に付着すると速やかに乾燥し、
結晶性の粉体となるため、櫛けずりやブラッシングを行
なうと、フケのような薄片となつて毛髪表面より剥離す
る。これがいわゆるブレーキングの原因となるのであつ
て、毛髪美容に好ましくないのである。このような事情
があるため、現在、アニオン界面活恒済りのみを用いた
シヤンプー組成物は製造されておらず、僅かに両性界面
活性剤と併用することによつて、上述した欠点を補なつ
ているのが実情である。
この発明者はカチオン性ポリマーと陰イオン界面活性剤
とを含むシヤンプー組成物の、ブレーキングの防止とコ
ンデシヨニング性の改良に研究を重ねていたが、前記組
成物にラノリン系化合物を添加すると、毛髪等に付着す
る複合塩が改質せられ、ブラッシング時のブレーキング
防止効果と髪の保水性が向、上し、良好なコンディショ
ニング性が発現することを、見出すことができた。
この発明のシヤンプー組成物は上記の知見に基づいて開
発されたもので、ナトリウム塩型、カリウム塩型または
アルカノールアミン塩型のアニオン活恒済リ1〜50%
(重量基準)と、カチオン性ポリマー0.1〜5%と、
ラノリンまたはラノリンノ 誘導体0.1〜10%と、
を含有することを特徴とする。
以下、この発明を詳細に説明する。
〔υ 成分について二 ○必須成分の一つであるアニオン活性剤の代表例として
は、牛脂脂肪酸、天然ラウリン酸、合成高級脂肪酸のナ
トリウム塩、カリウム塩、アルカノールアミン塩、およ
び下記一般式(υ、りー(H),(110で示される活
性剤があり、これらは単独に使用するか、あるいは2種
以上を併用する。
ただしRは平均炭素数8−18のアルキル基、または平
均炭素数6−15のアルキル基で置換されたアルキルフ
エニル基、R′は平均炭素数2または3のアルキレン基
、nは平均値がO〜6の数、0SはClO−Cl8の平
均炭素数を有するオレフインをスルホン化して得られる
アニオン活性剤の酸基、Mはナトリウム、カリウム、ア
ルカノールアミン。さらに具体例を挙げると、(1)式
で表わされる化合物としては、天然ラウリルアルコール
3モルエトキシ硫酸エステル、オキソ法合成Cl,〜C
l5脂肪族アルコール3モルエトキシ硫酸エステル、オ
キソ法合成Cl2〜Cl3脂肪族アルコール1モルエト
キシ硫酸エステル、Cl2〜Cl3脂肪族アルコール硫
酸エステルなど、ここに挙げたエステル類のナトリウム
塩、カリウム塩、アルカノールアミン塩がある。
また(H)式で表わされる化合物としては、Cl4〜C
l6アルキルスルホン酸、Cl2アルキルベンゼンスル
ホン酸、などのナトリウム塩、カリウム塩、アルカノー
ルアミン塩がある。
さるに(自)式で表わされる化合物としては、ワツクス
クラツキング法、チーグラ触媒によるエチレン重合法、
これらの改良法により得られたCl6〜18アルフアオ
レフイン、Cl4〜Cl8ビニリデンオレフイン、Cl
5〜18インナーオレフインを三酸化硫黄等でスルホン
化し、ついで加水分解して得られるアニオ7活性剤の、
ナトリウム塩、カリウム塩、アルカノールアミン塩があ
る。
O第二の必須成分であるカチオン性ポリマーとは、PO
lymerJR−125,JR−400,JR−30M
(いづれもUCC社製)に代表される第四級窒素置換セ
ルロースエーテル誘導体、スミフロツク(住友化学社製
)に代表される第 ク四級窒素含有ポリ(トリアルキル
アミノエチルメタクリレート)誘導体、ナルコ600(
ナルコケミカル社製)に代表されるテトラエチレンペン
タミンとエピクロルヒドリンとの水溶性のカチオン性ポ
リマー、ガフコート#755(ガルフ社製)に代表され
る第四級窒素含有ポリビニルピロリドン、エポミン(大
日本触媒化学社製)に代表されるポリエチレンイミン、
を指すのであつて、これらを単独で使用するか、または
2種以上を併用する。
O第三の必須成分であるラノリンまたはラノリン誘導体
とは、還元ラノリン、ポリオキシエチレンラノリンエー
テル、ラノリンアルコールエチレンオキサイド付加物、
ラノリン酸エステルであり、これらも単独で使用できる
し、二種以上を併用することもできる。
O以上の必須成分のほかに、任意成分として下記に示す
化合物を適宜添加使用することが可能である。
すなわち、適3の両性活性剤、ノニオン活性剤、起泡力
増強剤としての脂肪酸アルキロールアミドやアミンオキ
サイド、可溶化剤としてのエタノール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、性能向上剤としての高級
アルコール、キレート剤、紫外線吸収剤、そのほか香料
や色素等である。
…〕 組成について: この発明では必須成分の組成をつぎのように限定する。
アニオン活性剤を1〜50%、好ましくは5〜30%、
カチオン性ポリマーを0.1〜5%、好ましくは0.5
〜3701ラノリンまたはラノリン誘導体を0.1〜1
0%、好ましくは2〜7%oアニオン活性剤が1%を下
回るときは、カチオン性ポリマー錯塩の形成が不十分と
なり、逆に50%を上回るときは、ジャンプ一組成物の
低温安定性が損なわれ、寒冷地や冬場など低温条件下に
保管されたとき白濁ないしは分離を生じ、商品価値を低
下させる。
またカチオン姓ポリマーが0.1%未満の場合は、カチ
オン性ポリマー錯塩の形成が不十分となり、5%を越え
る場合は、頭髪にべたつき感を与えるので、好ましくな
い。一方、ラノリンまたはラノリン誘導体が0.1?を
下回るときは、前記複塩の改質効果が発現せず、ジャン
プ一組成物のコンデシヨニング効果、ブレーキング防止
効果を奏することはできない。
また上限値を10%を上回るときは、髪にべたつき性を
与えるので好ましくない。結局、この発明では三つの必
須成分が適正な割合で配合されるときに発明の効果が発
現するのであつて、その配合割合を必須成分相互の重量
比で表現すれば、カチオン性ポリマーが1のとき、アニ
オン活性剤は1以上、ラノリンまたはラノリン誘導体は
0.5以上、であることが特に好ましい。
帥 ジャンプ一組成物の作用、効果について:アニオン
活恒済1とカチオン性ポリマーとの複合塩に、相溶性の
良好なラノリンまたはラノリン誘導体が混合し、前記複
合体が改質される。
すなわち、この発明のジャンプ一組成物で洗髪すると、
毛髪に前記複合塩がフイルム状に付着するが、このフイ
ルムは従来に比し均質であり、フレキシビリテイが向上
している。その結果、乾燥状態におかれても毛髪表面か
ら剥離し難くなり、従来のようにフケ様物質により美容
効果が損なわれるようなことはない。しかも、ラノリン
またはラノリン誘導体の添加によつて、前記フイルムの
保水性が向上し、すぐれたコンデシヨニング効果を発揮
することができる。つぎに実施例に基づいてさらに具体
的にこの発明を説明する。なお、それに先立つて実施例
で採用した試験法を説明する。(1)複合塩の脱落量の
測定 ジャンプ一組成物の6%水溶液で毛束を洗浄し、十分す
すぎ洗いをしたのち風乾し、この操作を10回くり返す
つぎにブラツシングを100回行ない、毛髪から脱落し
た複合塩の重量を測定する。(2)べたつき性の測定 ブラツシングに代えて、毛束を触感判定するほかは、(
1)と同じ。
評価はつぎのとおり。実施例 1〜55種のジャンプ一
組成物を表1に示す配合に従つて調製した。
それぞれの試験結果を同じ表に示す。実施例 6〜9 4種のシヤンプー組成物を表2に示す配合に従つて調製
した。
それぞれの試験結果を同じ表に示す。実施例10〜12
、比較例1〜2 比較例を含む5種のシヤンプー組成物を表3に示す配合
に従つて調製した。
それぞれの試験結果を同じ表に示す。ラノリン誘導体を
含むシヤンプリリー組成物は複合塩の脱落量が少ないが
、ラノリン誘導体の量が多くなるとべたつき性が強くな
る傾向がみられた。実施例13〜16、比較例3 比較例を含む5種のシヤンプー組成物を調製した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ナトリウム塩型、カリウム塩型またはアルカノール
    アミン塩型のアニオン活性剤1〜50重量%と、カチオ
    ン性ポリマー0.1〜5重量%と、ラノリンまたはラノ
    リン誘導体0.1〜10重量%と、を含有することを特
    徴とするシヤンプー組成物。
JP52075299A 1977-06-24 1977-06-24 シヤンプ−組成物 Expired JPS5943519B2 (ja)

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JPS5415912A JPS5415912A (en) 1979-02-06
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