JPH02160714A

JPH02160714A - ヘアーリンス剤組成物

Info

Publication number: JPH02160714A
Application number: JP31540288A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Oshima; 龍雄大島
Original assignee: Kanebo Ltd
Current assignee: Kanebo Ltd
Priority date: 1988-12-13
Filing date: 1988-12-13
Publication date: 1990-06-20
Anticipated expiration: 2012-06-11
Also published as: JP2619833B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ヘアーリンス剤に関し、更に詳しくは、毛髪
に対し、仕上がりの軽さ及びさらさら感を大幅に改善す
るとともに、毛髪コンディショニング効果に優れたヘア
ーリンス剤組成物に関する。

〔従来の技術ルゾ蕨８目ｒ゛＾辣しに’）’Ｔｈを最”
：Ｊ毛髪の汚れを除去するためにアニオン界面活性剤を
主成分とするシャンプーで洗髪すると、毛髪の汚れのほ
か毛髪表面を保護している油分も同時に除去され、毛髪
の柔軟性が失なわれ、艶のないくし通りの悪い髪となり
、毛髪の損傷、枝毛、切毛が発生し易くなる。

これらの弊害を防ぐ目的で、カチオン界面活性剤である
第４級アンモニウム塩を有効成分とするヘアーリンス剤
が使用されている。

ヘアーリンス剤は、毛髪にコンディショニング効果（柔
軟性、しっとり感、なめらかさ、（シ通り性）を付与す
ることを目的とするものである。

しかし、第４級アンモニウム塩のみでは、柔軟性、なめ
らかさに関し充分な効果が得られない。

従って、従来のへアーリンス剤には、これらの欠点を改
善するために、高級アルコール、グリセライド、流動パ
ラフィン等の油脂類を配合することが提案されている。

また近年毛髪の艶、コンディショニング効果、耐性（耐
洗浄性）の改良を目的にシリコンガムを用いたヘアケア
製品も提案されている。しカル、これヘアケア製品も消
費者が連用する過程で毛髪に吸着したシリコンガムが部
分的に脱離し、なめらかさ、＜シ通り性、及び仕上がり
の毛髪の軽さにおいて満足するものではなかった。

本発明は、洗浄により適度な脱離性を有するとともに、
優れた毛髪コンディショニング効果（柔軟性、しっとり
感、なめらかさ、くシ通り性）及び乾燥後の毛髪の仕上
がりの軽さ、さらさら感を大幅に改善するヘアーリンス
剤を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、〔式中、Ｒは炭素数１１〜２１の直鎖又は分岐鎖アルキ
ル基を示す。〕で表わされる、ビス（２−アルキル−Ｎ−ヒドロキシエ
チルイミダプリン）クロル酢酸錯体型両性界面活性剤、
０．５〜６．０重量％と（ハ）　一般式％式％（〔式中、Ｒ−は炭素数１１−１７の直鎖又は分岐鎖アル
キル基を示し、Ｒｔ、Ｒｓは炭素数１〜３のアルキル基
を示す、〕で表わされる第３アミドアミン０．１〜５．０重量％と〔式中、Ｒ４はメチル基またはフェニル基（ただし、Ｒ
１の総数の９０％以上はメチル基）　Ｒｓはメチル基ま
たは水酸基を示す。またｎはとを含有するヘアーリンス
剤組成物である。

本発明の＾成分であるビス（２−フルキル−Ｎ−ヒドロ
キシエチルイミダシリン）クロル酢酸錯体型両性界面活
性剤は、公知の物質であって一船式（式中、Ｒは炭素数１１〜２１の直鎖又は分岐鎖アルキ
ル基を示す、〕で表わされる。

例えば、ビス（ドデシル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリン）クロル酢Ｍ　ｉｆｆ体、ビス（テトラデシル−
Ｎ−ヒドロキシエチルイミダシリン）クロル酢酸錯体、
ビス（ヘキサデシル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダプリ
ン）クロル酢酸錯体、ビス（オクタデシル−Ｎ−ヒドロ
キシエチルイミダプリン）クロル酢酸錯体、ビス（トコ
シル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダシリン）クロル酢酸
錯体。

などが挙げられ、特に好ましいものは、ビス（オクタデ
シル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダシリン）クロル酢酸
錯体である。

本発明のへアーリンス剤組成物には、これらの両性界面
活性剤の一種または二種以上の混合物を総量を基準とし
て、一般的には０．５〜６．０重量％（以下ｗｔ％と略
記する）好ましくは、１．０〜４、Ｑ　ｗ　ｔ％配合さ
れる。会再配合量がＱ、　５　ｗ　ｔ％未満では、毛髪
コンディショニング効果が不十分となるＩＩＪＩ向がみ
られ、６．Ｑ　ｗ　ｔ％を超えると毛髪にべたつきが生
じ好ましくない。

本発明のｆｉ＋成分である第３アミドアミンは、公知の
物質であって次の一般式％式％（〔式中、Ｒ１は炭素数１１〜１７の直鎖又は分岐鎖アル
キル基を示し、Ｒｚ　、ｎｘ　は炭素数１〜３のアルキ
ル基を示す。〕で表わされる。

例えば、ドデシル酸ジメチルアミノエチルアミド、テト
ラデシル酸ジメチルアミノエチルアミドヘキサデシル酸
ジエチルアミンプロピルアミド。

ヘキサデシル酸ジエチルアミノエチルアミドなどが挙げ
られ、特に好ましいものは、ヘキサデシル酸ジエチルア
ミノエチルアミドである。

本発明のへアーリンス剤には、これらの第３アミドアミ
ンの一種または二種以上の混合物を総量を基準として、
一般的には０．１〜５．Ｑ　ｗ　Ｌ％、好ましくは０．
３〜３．　Ｑ　ｗ　ｔ％配合される。啼＝六、配合量が
Ｑ、　ｌ　ｗ　ｔ％未満では、毛髪コンディショニング
効果が不十分となる傾向がみられ、５．　Ｑ　ｗ　ｔ％
を超えると、乾燥後の毛髪の仕上がりが重くなり好まし
くない。

本発明の（ｑ成分である高分子シリコーンは、次の一般
式〔式中、Ｒ４はメチル基またはフェニル基（ただし、Ｒ
４の総数の９０％以上はメチル基）、Ｒ２はメチル基ま
たは水酸基を示す。またｎは９００〜２５００の整数を
示す。〕で表わされる高分子シリコーンの一種または二種以上の
混合物が適用される。

例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、末端水酸基含有ジメチルポリシロキサン、
末端水酸基含有メチルフェニルポリシロキサンなどが挙
げられる。

式中のＲ１は総でメチル基かまたは一部がフェニル基で
あり、メチル基の割合は、Ｒ４の総数のうち９０％以上
であることが必須である。

本発明のへアーリンス剤組成物には、これらの高分子シ
リコーンの一種または二種以上の混合物を総量をｉｌと
して０．１〜６．０　ｗ　ｔ％、好ましくは０．３〜５
．０　Ｗ　ｔ％配合される。配合量が０．１　ｗＬ％未
イ１１では、乾燥後のさらさら惑に良好な結果が得られ
ず、６．　Ｑ　ｗ　Ｌ％を超えると毛髪にべたつきが生
じ好ましくない。

一方、本発明で使用する高分子シリコーンの平均重合度
（ｎ）は９００〜２５００であり、好ましくは１０００
〜２０００である。平均重合度が９００に満たないもの
は効果がなく、平均重合度が２５００を超えるものを使
用すると連用した場合なめらかさ、クシ通り性が悪いの
で好ましくない。

本発明のへアーリンス剤組成物は、上述した３成分を必
須の構成成分とするが、当該組成物には、本発明の目的
を達成する範囲で他の成分を適宜配合することができる
。

即ち、ワセリン、スクワラン、低沸点イソパラフィン、
流動パラフィン等の炭化水素、イソプロピルミリステー
ト、イソプロピルパルミテート等のエステル油、ツバキ
油、オリーブ油、アボガド油等の植物油、低沸点シリコ
ーン、環状シリコーン等のシリコン油、ポリグリセリン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレート等の非イオン界面活性剤、メチルセルロース。

ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化セルロース等
のセルロース誘導体、エチレングリコール。

プロピレングリコール、グリセリン等の保湿剤ポリペプ
チド、その他殺菌剤１着色剤、香料などが挙げられこれ
らの一種または二種以上を配合することができる。

〔実施例〕

次に実施例を挙げ本発明を説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。

なお、本実施例中で用いた試験方法は、下記のとおりで
ある。

（毛髪コンディショニング効果並びに乾燥後の毛髪の仕
上がりの軽さ及びさらさら感試験）各別におけるコンデ
ィジ四ニング効果（「９１の柔軟性」、「髪のしっとり
感」、「髪のμめらかさｊ、ｒくし通り性」）、並びに
乾燥後の毛髪の仕上がりの軽さ及びさらさら感を女性２
０名の専門パネラ−にて−週間連用後、官能的に比較し
、下記基準で評価を行なった。

◎；良いと答えた人が１８Å以上の場合○；　　　　　
　　が１４〜１７人の場合Δ；　　　　　　　が８〜１
３人の場合×；　　　　　　　が７Å以下の場合の方法で調製し、上記試験を行い第−表の下段にその結
果を示した。

の方法で調製し、上記試験を行い第二表の下段に（特性
）実施例１〜７より明らかなように、本発明のへアーリン
ス剤組成物は、いずれも優れた性能を示していた。

一方、必須成分であるビス（２−アルキル−Ｎシリコー
ンのどれかを欠いた場合（比較例Ｉ〜３）又は、これら
の配合量および高分子シリコーンの平均重合度（ｎ）が
本発明の範囲外の場合　（比較例４〜９）はいずれも劣
った性能を示し本発明の目的を達成できなかった。

［発明の効果〕以上記載のごとく、本発明は毛髪コンディショニング効
果（柔軟性、しっとり感、なめらかさ。

くし通り性）及び乾燥後の毛髪の仕上がりの軽さ。

Claims

【特許請求の範囲】（Ａ）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒは炭素数１１〜２１の直鎖又は分岐鎖アルキル基を示す。〕で表わされる、ビス（２−アルキル−Ｎ−ヒドロキシエ
チルイミダゾリン）クロル酢酸錯体型両性界面活性剤０
．５〜６．０重量％と（Ｂ）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒ＿１は炭素数１１〜１７の直鎖又は分岐鎖ア
ルキル基を示し、Ｒ＿２、Ｒ＿３は炭素数１〜３のアル
キル基を示す。〕で表わされる第３アミドアミン０．１〜５．０重量％と（Ｃ）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒ＿４はメチル基またはフェニル基（ただし、
Ｒ＿４の総数の９０％以上はメチル基）、Ｒ＿５はメチ
ル基または水酸基を示す。またｎは９００〜２５００の整数を示す。〕で表わされ
る高分子シリコーンの一種または二種以上０．１〜０．
６重量％とを含有することを特徴とするヘアーリンス剤
組成物。