JP2781645B2 - ヘアーリンス剤組成物 - Google Patents

ヘアーリンス剤組成物

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龍雄 大島
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鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘアーリンス剤に関し、更に詳しくは、毛
髪コンディショニング効果に優れたヘアーリンス剤組成
物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
毛髪の汚れを除去するためにアニオン界面活性剤を主
成分とするシャンプーで洗髪すると、毛髪の汚れのほか
毛髪表面を保護している油分も同時に除去され、毛髪の
柔軟性が失なわれ、艶のないくし通りの悪い髪となり、
毛髪の損傷,枝毛,切毛が発生し易くなる。
これらの弊害を防ぐ目的で、カチオン界面活性剤であ
る第4級アンモニウム塩を有効成分とするヘアーリンス
剤が使用されている。
ヘアーリンス剤は、毛髪にコンディショニング効果
(柔軟性,しっとり感,なめらかさ,くし通り性)を付
与することを目的とするものである。しかし、第4級ア
ンモニウム塩のみでは柔軟性,なめらかさに関し充分な
効果が得られない。従って、従来のヘアーリンス剤には
これらの欠点を改善するために、高級アルコール,グリ
セライド,流動パラフィン等の油脂類を配合することが
提案されている。しかし、これらの方法も未だ満足のゆ
くものは得られず、特に毛髪のなめらかさ,柔軟性につ
いては不充分であった。
本発明は、優れた毛髪コンディショニング効果(柔軟
性,しっとり感,なめらかさ,くし通り性)及び乾燥後
の毛髪の重くならない,しっとりした仕上がりを有する
ヘアーリンス剤を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 (A)一般式 〔式中、R1はラノリン脂肪酸残基、R2,R3,R4,R5は炭素
原子数1〜4のアルキル基、lは2〜5の整数であ
る。〕で表わされるラノリン系4級アンモニウム塩の一
種または二種以上と (B)一般式 〔式中、R6は炭素原子数11〜17の直鎖又は分岐鎖アルキ
ル基を示し、R7,R8は炭素原子数1〜3のアルキル基を
示す。〕で表わされる第3アミドアミンとを含有するこ
とを特徴とするヘアーリンス剤組成物である。〕 本発明の(A)成分であるラノリン系4級アンモニウ
ム塩は、公知の物質であって、例えば、エチル硫酸ラノ
リン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウ
ム,エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチル
アンモニウム,エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチル
ジエチルメチルアンモニウム,エチル硫酸ラノリン脂肪
酸アミノエチルトリメチルアンモニウム,エチル硫酸ラ
ノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム,
メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアン
モニウム,メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエ
チルジメチルアンモニウムなどが挙げられ、特に好まし
いものは、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエ
チルジメチルアンモニウムである。
本発明のヘアーリンス剤組成物には、これらのラノリ
ン系4級アンモニウム塩の一種または二種以上の混合物
を総量を基準として0.1〜4.0重量%(以下wt%と略記す
る)、好ましくは0.3〜3.0wt%配合される。また配合量
が0.1wt%未満では、毛髪コンディショニング効果に良
好な結果が得られず、4.0wt%を超えると毛髪にべたつ
きと、重い仕上がりとなり好ましくない。
本発明の(B)成分である第3アミドアミンは公知の
物質であって、例えば、ドデシル酸ジメチルアミノエチ
ルアミド,テトラデシル酸ジメチルアミノエチルアミ
ド,ヘキサデシル酸ジエチルアミドプロピルアミド,オ
クタデシル酸ジエチルアミノエチルアミドなどが挙げら
れ、特に好ましいものは、オクタデシル酸ジエチルアミ
ノエチルアミドである。
本発明のヘアーリンス剤には、これらの第3アミドア
ミンの一種または二種以上の混合物を総量を基準とし
て、一般的には0.1〜5.0wt%、好ましくは0.3〜3.0wt%
配合される。配合量が0.1wt%未満では、毛髪コンディ
ショニング効果が不十分となる傾向がみられ、5.0wt%
を超えると、乾燥後の毛髪の仕上がりが重くなり好まし
くない。
本発明のヘアーリンス剤組成物は、上述した2成分を
必須の構成成分とするが、これらの(A),(B)2成
分の配合重量比は、(A):(B)=2:1〜6:1が好まし
い。また、当該組成物には、本発明の目的を達成する範
囲で、他の成分を適宜配合することができる。
即ち、流動パラフィン,ワセリン,スクワラン等の炭
化水素、イソプロピルミリステート,イソプロピルパル
ミテート等のエステル油、ツバキ油,オリーブ油,アボ
カド油等の植物油、ポリグリセリン脂肪酸エステル,ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート等の非イオン界面活性剤、メ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,カチオ
ン化セルロース等のセルロース誘導体、エチレングリコ
ール,プロピレングリコール,グリセリン等の保湿剤、
ポリペプチド,その他殺菌剤,フケ取り剤,キレート
剤,紫外線吸収剤,着色剤,香料などが挙げられこれら
の一種または二種以上を配合することができる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ本発明を説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
なお、本実施例中で用いた試験方法は、下記のとおり
である。
(1) 毛髪コンディショニング効果 各例における「髪の柔軟性」,「髪のしっとり感」,
「髪のなめらかさ」,「くし通り性」を女性20名の専門
パネラーにより官能的に比較し、下記基準で評価を行な
った。
◎;良いと答えた人が18人以上の場合 ○; 〃 が14〜17人の場合 △; 〃 が8〜13人の場合 ×;良いと答えた人が7人以下の場合 実施例1〜3,比較例1〜2 第一表に示す配合組成のヘアーリンス剤を通常の方法
で調製し、各必須成分の効果を調べ第一表の下段にその
結果を示す。
実施例4〜7,比較例3〜4 第二表に示す配合組成のヘアーリンス剤を通常の方法
で調製し、各必須成分の効果を調べ第二表の下段にその
結果を示す。
〔特性〕 実施例1〜7より明らかなように、本発明のヘアーリ
ンス剤組成物は、いずれも優れた性能を示している。
これに対し、必須成分であるラノリン系第4級アンモ
ニウム塩或いは第3アミドアミンの単独(比較例1〜
4)等はいずれも劣った性能を示し、本発明の目的を達
成できなかった。
〔発明の効果〕 以上記載のごとく、本発明は毛髪コンディショニング
効果(柔軟性,しっとり感,なめらかさ,くし通り性)
に優れた有用なるヘアーリンス剤組成物を提供すること
は明らかである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式 〔式中、R1はラノリン脂肪酸残基、R2,R3,R4,R5は炭素
    原子数1〜4のアルキル基、lは2〜5の整数であ
    る。〕で表わされるラノリン系4級アンモニウム塩の一
    種または二種以上と (B)一般式 〔式中、R6は炭素原子数11〜17の直鎖又は分岐鎖アルキ
    ル基を示し、R7,R8は炭素原子数1〜3のアルキル基を
    示す。〕で表わされる第3アミドアミンとを含有するこ
    とを特徴とするヘアーリンス剤組成物である。
JP17551390A 1990-07-02 1990-07-02 ヘアーリンス剤組成物 Expired - Lifetime JP2781645B2 (ja)

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EP1254654B2 (de) 2001-04-30 2008-06-18 Cognis IP Management GmbH Verwendung von kationischen Zubereitungen
JP4847658B2 (ja) * 2001-09-28 2011-12-28 東邦化学工業株式会社 毛髪用組成物

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