JPH0574567B2 - - Google Patents
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- JPH0574567B2 JPH0574567B2 JP59261811A JP26181184A JPH0574567B2 JP H0574567 B2 JPH0574567 B2 JP H0574567B2 JP 59261811 A JP59261811 A JP 59261811A JP 26181184 A JP26181184 A JP 26181184A JP H0574567 B2 JPH0574567 B2 JP H0574567B2
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- hair
- shampoo composition
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- gloss
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Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は洗髪後の毛髪に自然なつやを与えると
共に、優れたヘアコンデイシヨニング効果を発揮
するシヤンプー組成物に関する。 従来技術及びその問題点 近年、パーマネントウエーブ、ヘアカラー、ホ
ツトカラー、ヘアドライヤー等により毛髪を手入
れすることが広く行なわれているが、このような
毛髪手入れ方法の普及により毛髪がこれらの器具
や薬品によつて損傷を受ける機会が多くなり、こ
のため毛髪のつやが失なわれ、パサパサした感触
になり易いという問題が生じている。 そのため、洗髪後の毛髪につやを与え、更にし
なやかさとまとまり易さを与える等のヘアコンデ
イシヨニング効果の向上を目的として、シヤンプ
ー組成物中に動植物油を配合したり(特開昭54−
25906)、たん白質を配合したり(特開昭56−
34613)、或いは脂肪酸エステルを配合する(米国
特許第3728447)ことが提案されているが、これ
らの成分を配合する方法は、シヤンプー組成物中
に含まれている界面活性剤の作用により毛髪への
油分の吸着が妨げられる等の問題があり、つや出
し効果とヘアコンデイシヨニング効果が十分満足
できるものではなかつた。従つて、洗髪後の毛髪
のつやとヘアコンデイシヨニング効果の両者を兼
ね備えたシヤンプー組成物が強く要望されてい
た。 発明の概要 本発明者等は洗髪後の毛髪に自然で優れたつや
を与え、しかもしなやかさとまとまり易さ等のヘ
アコンデイシヨンニング効果を発揮するシヤンプ
ー組成物を得るべく鋭意研究を進めた結果、特定
のスルホコハク酸モノエステル、即ち下記一般式
()
共に、優れたヘアコンデイシヨニング効果を発揮
するシヤンプー組成物に関する。 従来技術及びその問題点 近年、パーマネントウエーブ、ヘアカラー、ホ
ツトカラー、ヘアドライヤー等により毛髪を手入
れすることが広く行なわれているが、このような
毛髪手入れ方法の普及により毛髪がこれらの器具
や薬品によつて損傷を受ける機会が多くなり、こ
のため毛髪のつやが失なわれ、パサパサした感触
になり易いという問題が生じている。 そのため、洗髪後の毛髪につやを与え、更にし
なやかさとまとまり易さを与える等のヘアコンデ
イシヨニング効果の向上を目的として、シヤンプ
ー組成物中に動植物油を配合したり(特開昭54−
25906)、たん白質を配合したり(特開昭56−
34613)、或いは脂肪酸エステルを配合する(米国
特許第3728447)ことが提案されているが、これ
らの成分を配合する方法は、シヤンプー組成物中
に含まれている界面活性剤の作用により毛髪への
油分の吸着が妨げられる等の問題があり、つや出
し効果とヘアコンデイシヨニング効果が十分満足
できるものではなかつた。従つて、洗髪後の毛髪
のつやとヘアコンデイシヨニング効果の両者を兼
ね備えたシヤンプー組成物が強く要望されてい
た。 発明の概要 本発明者等は洗髪後の毛髪に自然で優れたつや
を与え、しかもしなやかさとまとまり易さ等のヘ
アコンデイシヨンニング効果を発揮するシヤンプ
ー組成物を得るべく鋭意研究を進めた結果、特定
のスルホコハク酸モノエステル、即ち下記一般式
()
【化】
(但し、式中R1は平均炭素数が9〜15のアル
キル基、R2は水素原子又はメチル基、AOは炭素
数2〜3のオキシアルキレン基、nは2〜10の整
数であり、M1及びM2は水素原子、アルカリ金属
イオン、アンモニウムイオン及びヒドロキシアン
モニウムイオンから選ばれる1種を表わす。)で
示されるアニオン界面活性剤と第四級窒素含有水
溶性セルロースエーテルポリマーとを併用するこ
とにより、髪に自然で優れたつや効果を与えると
共に、良好なヘアコンデイシヨニング効果を与
え、これら両成分を併用含有したシヤンプー組成
物が毛髪に対するつや効果とコンデイシヨニング
効果を兼備し、上記目的を達成することを見い出
した。 更に、上記両成分に加えて水溶性塩類を配合す
ること、特に一般式()の化合物に対し重量比
で0.2以上配合することによりその効果が一層発
揮されることを見い出し、本発明を完成するに至
つたものである。 なお、前記一般式()の化合物と第四級窒素
含有水溶性セルロースエーテルポリマーとを併用
することにより、毛髪に対して自然で優れたつや
効果を与え、しかも良好なコンデイシヨニング効
果を与える理由は、種々考えられるが、特に一般
式()で示されるスルホコハク酸モノエステル
が第四級窒素含有水溶性セルロースエーテルポリ
マーと複合塩を形成し、この複合塩は毛髪表面に
析出し易く、しかも毛髪との間に高い親和性を有
するため、洗髪時に強い洗浄力を有する界面活性
剤と共存しても、複合塩が毛髪に多量に吸着され
ているために、毛髪のつや出し効果及びヘアコン
デイシヨニング効果を発揮するものと思われる。
また、水溶性塩を添加することにより効果が増す
のは、水溶性塩の存在により複合塩が塩析され、
毛髪上への析出及び吸着が助長されるためと推定
される。 以下、更に詳しく本発明を説明する。 発明の構成 本発明において用いられるスルホコハク酸モノ
エステルは下記の一般式()で表わされるもの
である。
キル基、R2は水素原子又はメチル基、AOは炭素
数2〜3のオキシアルキレン基、nは2〜10の整
数であり、M1及びM2は水素原子、アルカリ金属
イオン、アンモニウムイオン及びヒドロキシアン
モニウムイオンから選ばれる1種を表わす。)で
示されるアニオン界面活性剤と第四級窒素含有水
溶性セルロースエーテルポリマーとを併用するこ
とにより、髪に自然で優れたつや効果を与えると
共に、良好なヘアコンデイシヨニング効果を与
え、これら両成分を併用含有したシヤンプー組成
物が毛髪に対するつや効果とコンデイシヨニング
効果を兼備し、上記目的を達成することを見い出
した。 更に、上記両成分に加えて水溶性塩類を配合す
ること、特に一般式()の化合物に対し重量比
で0.2以上配合することによりその効果が一層発
揮されることを見い出し、本発明を完成するに至
つたものである。 なお、前記一般式()の化合物と第四級窒素
含有水溶性セルロースエーテルポリマーとを併用
することにより、毛髪に対して自然で優れたつや
効果を与え、しかも良好なコンデイシヨニング効
果を与える理由は、種々考えられるが、特に一般
式()で示されるスルホコハク酸モノエステル
が第四級窒素含有水溶性セルロースエーテルポリ
マーと複合塩を形成し、この複合塩は毛髪表面に
析出し易く、しかも毛髪との間に高い親和性を有
するため、洗髪時に強い洗浄力を有する界面活性
剤と共存しても、複合塩が毛髪に多量に吸着され
ているために、毛髪のつや出し効果及びヘアコン
デイシヨニング効果を発揮するものと思われる。
また、水溶性塩を添加することにより効果が増す
のは、水溶性塩の存在により複合塩が塩析され、
毛髪上への析出及び吸着が助長されるためと推定
される。 以下、更に詳しく本発明を説明する。 発明の構成 本発明において用いられるスルホコハク酸モノ
エステルは下記の一般式()で表わされるもの
である。
10gの毛髪束に1gのシヤンプー組成物を均一
に塗布し、40℃、250mlの温湯で10秒間漬け洗い
してすすぐ操作を2回繰返す。 乾燥後の毛髪束の光沢を判定者10名により視覚
判定し、標準シヤンプー組成物(標準品)により
処理した毛髪束の光沢に比べてつやがあれば2
点、ややつやがあれば1点、同等であれば0点、
ややつやがなければ−1点、つやがなければ−2
点とし、10名の判定者の点数を合計して評価点と
した。 〔毛髪のしなやかさ〕 毛髪のつやの判定の場合と同様に洗浄、乾燥し
た後の毛髪束のしなやかさを判定者10名により触
感によつて判定し、標準シヤンプー組成物により
処理した毛髪束の触感に比べて優れていれば2
点、やや優れていれば1点、同等であれば0点、
やや劣つていれば−1点、劣つていれば−2点と
し、10名の判定者の点数を合計して評価点とし
た。 〔毛髪のまとまり性〕 毛髪のつやの判定の場合と同様に洗浄、乾燥し
た後の毛髪束のまとまり性を毛髪のしなやかさを
判定するのと同様な方法で判定し、評価点を求め
た。 毛髪のつや、毛髪のしなやかさ及び毛髪のまと
まり性のいずれも評価点が7点以上であれば、実
用上充分効果があると判定される。 〔実施例1〜9,比較例1〜3〕 第1表に記載した配合組成に従つて13種類のシ
ヤンプー組成物を調製し、前記評価方法に従つて
洗髪、乾燥後の毛髪のつや、しなやかさ、まとま
り性について評価した。結果を第1表に併記す
る。
に塗布し、40℃、250mlの温湯で10秒間漬け洗い
してすすぐ操作を2回繰返す。 乾燥後の毛髪束の光沢を判定者10名により視覚
判定し、標準シヤンプー組成物(標準品)により
処理した毛髪束の光沢に比べてつやがあれば2
点、ややつやがあれば1点、同等であれば0点、
ややつやがなければ−1点、つやがなければ−2
点とし、10名の判定者の点数を合計して評価点と
した。 〔毛髪のしなやかさ〕 毛髪のつやの判定の場合と同様に洗浄、乾燥し
た後の毛髪束のしなやかさを判定者10名により触
感によつて判定し、標準シヤンプー組成物により
処理した毛髪束の触感に比べて優れていれば2
点、やや優れていれば1点、同等であれば0点、
やや劣つていれば−1点、劣つていれば−2点と
し、10名の判定者の点数を合計して評価点とし
た。 〔毛髪のまとまり性〕 毛髪のつやの判定の場合と同様に洗浄、乾燥し
た後の毛髪束のまとまり性を毛髪のしなやかさを
判定するのと同様な方法で判定し、評価点を求め
た。 毛髪のつや、毛髪のしなやかさ及び毛髪のまと
まり性のいずれも評価点が7点以上であれば、実
用上充分効果があると判定される。 〔実施例1〜9,比較例1〜3〕 第1表に記載した配合組成に従つて13種類のシ
ヤンプー組成物を調製し、前記評価方法に従つて
洗髪、乾燥後の毛髪のつや、しなやかさ、まとま
り性について評価した。結果を第1表に併記す
る。
第2表に記載した配合組成に従つて9種類のシ
ヤンプー組成物を調製し、前記実施例1〜9と同
様にして洗髪、乾燥後の毛髪のつや、しなやか
さ、まとまり性について評価した。結果を第2表
に併記する。
ヤンプー組成物を調製し、前記実施例1〜9と同
様にして洗髪、乾燥後の毛髪のつや、しなやか
さ、まとまり性について評価した。結果を第2表
に併記する。
第3表に記載した配合組成に従つて2種類のシ
ヤンプー組成物を調製し、前と同様にして洗髪、
乾燥後の毛髪のつや、しなやかさ、まとまり性に
ついて評価した。結果を第3表に併記する。
ヤンプー組成物を調製し、前と同様にして洗髪、
乾燥後の毛髪のつや、しなやかさ、まとまり性に
ついて評価した。結果を第3表に併記する。
【表】
【表】
第3表の結果から明らかなように、本発明のシ
ヤンプー組成物は、香料及び色素等の他の成分を
配合した場合でも、これらの成分の影響の受ける
ことがなく、標準シヤンプー組成物に比べて毛髪
のつや、しなやかさ、まとまり性はいずれも良好
であつた。
ヤンプー組成物は、香料及び色素等の他の成分を
配合した場合でも、これらの成分の影響の受ける
ことがなく、標準シヤンプー組成物に比べて毛髪
のつや、しなやかさ、まとまり性はいずれも良好
であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() 【化】 (但し、式中R1は平均炭素数が9〜15のアル
キル基、R2は水素原子又はメチル基、AOは炭素
数2〜3のオキシアルキレン基、nは2〜10の整
数であり、M1及びM2は水素原子、アルカリ金属
イオン、アンモニウムイオン及びヒドロキシアン
モニウムイオンから選ばれる1種を表わす。) で示されるアニオン界面活性剤と第四級窒素含有
水溶性セルロースエーテルポリマーとを含有して
なることを特徴とするシヤンプー組成物。 2 更に水溶性塩を配合してなる特許請求の範囲
第1項記載のシヤンプー組成物。 3 水溶性塩の配合量がアニオン界面活性剤に対
して重量比で0.2以上の割合である特許請求の範
囲第2項記載のシヤンプー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26181184A JPS61140514A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | シヤンプ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26181184A JPS61140514A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | シヤンプ−組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140514A JPS61140514A (ja) | 1986-06-27 |
JPH0574567B2 true JPH0574567B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=17367042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26181184A Granted JPS61140514A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | シヤンプ−組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61140514A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2717793B2 (ja) * | 1988-02-24 | 1998-02-25 | サンスター 株式会社 | シャンプー剤 |
GB9000237D0 (en) * | 1990-01-10 | 1990-03-07 | Unilever Plc | Shampoo composition |
JP2008143817A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Milbon Co Ltd | 乳化型化粧料組成物 |
JP2014234347A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 三洋化成工業株式会社 | 染毛用シャンプー組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122962A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-07-21 | チバ−ガイギ・アクチエンゲゼルシヤフト | ポリマ−第四アンモニウム塩と,モノマ−からオリゴマ−までの第四アンモニウム塩と,アルコキシ化またはスルホン化界面活性剤とからできている混合物ならびにその製造法と化粧品組成物におけるその使用 |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP26181184A patent/JPS61140514A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122962A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-07-21 | チバ−ガイギ・アクチエンゲゼルシヤフト | ポリマ−第四アンモニウム塩と,モノマ−からオリゴマ−までの第四アンモニウム塩と,アルコキシ化またはスルホン化界面活性剤とからできている混合物ならびにその製造法と化粧品組成物におけるその使用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61140514A (ja) | 1986-06-27 |
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