JPH0460577B2 - - Google Patents
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- JPH0460577B2 JPH0460577B2 JP60272964A JP27296485A JPH0460577B2 JP H0460577 B2 JPH0460577 B2 JP H0460577B2 JP 60272964 A JP60272964 A JP 60272964A JP 27296485 A JP27296485 A JP 27296485A JP H0460577 B2 JPH0460577 B2 JP H0460577B2
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- Cosmetics (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明はヘアーリンス剤組成物、さらに詳しく
は、毛髪に塗布した時、良好な延びを示し、毛髪
に滑らかさ、しなやかさなどの優れたリンス効果
を付与するヘアーリンス剤組成物に関する。 従来技術 ヘアーリンス剤は毛髪に柔軟性、帯電防止性を
付与し、毛髪のくし通りを良くして毛髪を取り扱
い易くするもので、洗髪後、ヘアーリンス剤を湯
に溶解または分散させて用いる。しかしながら、
より効果的に毛髪を処理するためには、直接、毛
髪にヘアーリンス剤を塗布するのが好ましい。こ
の場合、ヘアーリンス剤は良好な延びを示すもの
でなければ髪全体に行きわたらず、リンス効果に
ムラが生じることになる。そこで、通常、4級ア
ンモニウム塩および各種の油剤、例えば、高級ア
ルコールラノリン誘導体、脂肪酸エステル類、シ
リコン類等がヘアーリンス剤に添加されている。
しかし、これらの成分を多量に配合するとヘアー
リンス剤が油分によりべたつき、少量すぎると充
分な延びが得られないという欠点を有する。 発明の目的 本発明者らは、以上の欠点を改良し、塗布時の
延びが良好で、かつ、仕上がりが滑らかでべたつ
きのない優れたヘアーリンス剤を得るべく検討を
行なつた結果、すべり特性を有するカチオン化ポ
リマーおよび滑沢性を有するポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルまたはそれらの
混合物を併用すると、その効果がより高められ、
良好な特性を有するヘアーリンス剤が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至つた。 発明の開示 すなわち、本発明は、必須成分として、 (a) 4級化ジアルキルアミノアルキルアクリレー
トおよびビニルピロリドンの共重合体、4級化
ジアルキルアミノアルキルメタクリレートおよ
びビニルピロリドンの共重合体、4級アンモニ
ウム基含有セルロースエーテル誘導体、セルロ
ースの4級化誘導体、陽イオン性多糖類、シリ
コン化陽イオン性重合体、4級化ポリウレイレ
ン、ビニルピロリドンの4級化重合体またはビ
ニルイミダゾールの4級化重合体からなる群よ
り選ばれる陽イオン性基含有重合体、および (b) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテルまたは、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルおよびポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルの混合物 を含有することを特徴とするヘアーリンス剤組成
物を提供するもので、本発明のヘアーリンス剤を
毛髪に塗布した時、べたつかずに良好な延びを示
し、毛髪に滑らかさ、しなやかさなどの優れたリ
ンス効果を表わす。 本発明組成物に配合する(a)成分カチオン性のポ
リマーであつて、例えば、ガフコート
(Gafquat、Gaf社製)などの4級化ジアルキルア
ミノアルキルアクリレートおよびビニルピロリド
ンの共重合体または4級化ジアルキルアミノアル
キルメタクリレートおよびビニルピロリドンの共
重合体、例えば、JR(ユニオン・カーバイド社
製)などの4級アンモニウム基含有セルロースエ
ーテル誘導体またはセルロースの4級化誘導体、
例えば、ジヤガー(Jagar、メイホール
(Meyhall)社製)などの陽イオン性多糖類、シ
リコン化陽イオン性重合体、4級化ポリウレイレ
ン、ビニルピロリドンの4級化重合体またはビニ
ルイミダゾールの4級化重合体から選ばれる。 本発明組成物に配合するポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンアルキルエーテルは、アルキ
ル基の炭素数8〜24、好ましくは、12〜22、エチ
レンオキサイドの付加モル数1〜20、好ましく
は、1〜10、ポロピレンオキサイドの付加モル数
4〜50、好ましくは、8〜40であり、代表例とし
て、ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン
(4)セチルエーテル、ポリオキシチレン(1)ポリオキ
シプロピレン(8)セチルエーテル、ポリオキシエテ
レン(5)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテル、
ポリオキシエチレン(12)ポリオキシプロピレン
(6)デシルテトラデシルエーテルおよびポリオキシ
エチレン(6)ポリオキシプロピレン(38)ステアリ
ルエーテルなどが挙げられる。 本発明組成物に配合するポリオキシプロピレン
アルキルエーテルは、アルキル基の炭素数4〜
24、好ましくは、4〜18、プロピレンオキサイド
の付加モル数5〜100、好ましくは、20〜60であ
り、代表例としては、ポリオキシプロピレン
(33)ブチルエーテルおよびポリオキシプロピレ
ン(35)ステアリルエーテルなどが挙げられる。
このポリオキシプロピレンアルキルエーテルは、
前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテルと併用してもよく、両者の割合は
特に限定するものではない。 本発明のヘアーリンス剤組成物には、その性能
上の観点から前記(a)成分がヘアーリンス剤全体に
対して0.01〜3重量%、好ましくは、0.02〜0.5重
量%、前記(b)成分が0.1〜10重量%、好ましくは、
0.2〜2重量%配合される。 さらに、本発明のヘアーリンス剤組成物には、
必要に応じて適当な油脂類、高級アルコール類、
保湿剤、香料、色素等を延びを損なわず、べたつ
きを生じない範囲で添加してもよい。 本発明のヘアーリンス剤組成物は常法に従つて
製造することができ、水溶液、アルコール溶液、
水−アルコール溶液、ゲル、ローシヨン、エマル
ジヨン、クリーム、パウダーおよびエアゾルなど
の通常の剤形とすることができる。 実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説
明する。 実施例 1 下記の第1表に示す配合組成によりヘアーリン
ス剤組成物を製造した。該組成物を製造するに
は、油相を形成する成分約80℃で混合、溶解し、
これに同温度に過熱した水相を形成する成分を攪
拌しながら加え、ホモジナイザーで均質に混合す
る。得られた混合物を攪拌下約35℃まで冷却し、
香料を加えた後さらにしばらく攪拌する。得られ
た組成物について、塗布時の延びおよび処理後の
感触について評価を行つた結果を第1表に合わせ
て示す。 実施例 2〜6 実施例1と同様にして、下記の第1表に示す配
合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造した。
結果を同様にして第1表に示す。 評価は、20名の専門パネルを用い、本発明のヘ
アーリンス剤組成物および従来品のヘアーリンス
剤の塗布時の延びおよび処理後の感触について一
対比較し、下記の基準により行なつた。 評価基準:(塗布時の延びおよび処理後の感触) 塗布時の延び 処理後の感触 延び良好……○ 良好な感触……○ 延びやや良好……△ やや良好な感触……△ 延び悪い……× 悪い感触……× 比較例 1〜3 実施例1〜6と同様にして、下記の第1表に示
す配合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造し
た。結果を同様にして第1表に示す。
は、毛髪に塗布した時、良好な延びを示し、毛髪
に滑らかさ、しなやかさなどの優れたリンス効果
を付与するヘアーリンス剤組成物に関する。 従来技術 ヘアーリンス剤は毛髪に柔軟性、帯電防止性を
付与し、毛髪のくし通りを良くして毛髪を取り扱
い易くするもので、洗髪後、ヘアーリンス剤を湯
に溶解または分散させて用いる。しかしながら、
より効果的に毛髪を処理するためには、直接、毛
髪にヘアーリンス剤を塗布するのが好ましい。こ
の場合、ヘアーリンス剤は良好な延びを示すもの
でなければ髪全体に行きわたらず、リンス効果に
ムラが生じることになる。そこで、通常、4級ア
ンモニウム塩および各種の油剤、例えば、高級ア
ルコールラノリン誘導体、脂肪酸エステル類、シ
リコン類等がヘアーリンス剤に添加されている。
しかし、これらの成分を多量に配合するとヘアー
リンス剤が油分によりべたつき、少量すぎると充
分な延びが得られないという欠点を有する。 発明の目的 本発明者らは、以上の欠点を改良し、塗布時の
延びが良好で、かつ、仕上がりが滑らかでべたつ
きのない優れたヘアーリンス剤を得るべく検討を
行なつた結果、すべり特性を有するカチオン化ポ
リマーおよび滑沢性を有するポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルまたはそれらの
混合物を併用すると、その効果がより高められ、
良好な特性を有するヘアーリンス剤が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至つた。 発明の開示 すなわち、本発明は、必須成分として、 (a) 4級化ジアルキルアミノアルキルアクリレー
トおよびビニルピロリドンの共重合体、4級化
ジアルキルアミノアルキルメタクリレートおよ
びビニルピロリドンの共重合体、4級アンモニ
ウム基含有セルロースエーテル誘導体、セルロ
ースの4級化誘導体、陽イオン性多糖類、シリ
コン化陽イオン性重合体、4級化ポリウレイレ
ン、ビニルピロリドンの4級化重合体またはビ
ニルイミダゾールの4級化重合体からなる群よ
り選ばれる陽イオン性基含有重合体、および (b) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテルまたは、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルおよびポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルの混合物 を含有することを特徴とするヘアーリンス剤組成
物を提供するもので、本発明のヘアーリンス剤を
毛髪に塗布した時、べたつかずに良好な延びを示
し、毛髪に滑らかさ、しなやかさなどの優れたリ
ンス効果を表わす。 本発明組成物に配合する(a)成分カチオン性のポ
リマーであつて、例えば、ガフコート
(Gafquat、Gaf社製)などの4級化ジアルキルア
ミノアルキルアクリレートおよびビニルピロリド
ンの共重合体または4級化ジアルキルアミノアル
キルメタクリレートおよびビニルピロリドンの共
重合体、例えば、JR(ユニオン・カーバイド社
製)などの4級アンモニウム基含有セルロースエ
ーテル誘導体またはセルロースの4級化誘導体、
例えば、ジヤガー(Jagar、メイホール
(Meyhall)社製)などの陽イオン性多糖類、シ
リコン化陽イオン性重合体、4級化ポリウレイレ
ン、ビニルピロリドンの4級化重合体またはビニ
ルイミダゾールの4級化重合体から選ばれる。 本発明組成物に配合するポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンアルキルエーテルは、アルキ
ル基の炭素数8〜24、好ましくは、12〜22、エチ
レンオキサイドの付加モル数1〜20、好ましく
は、1〜10、ポロピレンオキサイドの付加モル数
4〜50、好ましくは、8〜40であり、代表例とし
て、ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン
(4)セチルエーテル、ポリオキシチレン(1)ポリオキ
シプロピレン(8)セチルエーテル、ポリオキシエテ
レン(5)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテル、
ポリオキシエチレン(12)ポリオキシプロピレン
(6)デシルテトラデシルエーテルおよびポリオキシ
エチレン(6)ポリオキシプロピレン(38)ステアリ
ルエーテルなどが挙げられる。 本発明組成物に配合するポリオキシプロピレン
アルキルエーテルは、アルキル基の炭素数4〜
24、好ましくは、4〜18、プロピレンオキサイド
の付加モル数5〜100、好ましくは、20〜60であ
り、代表例としては、ポリオキシプロピレン
(33)ブチルエーテルおよびポリオキシプロピレ
ン(35)ステアリルエーテルなどが挙げられる。
このポリオキシプロピレンアルキルエーテルは、
前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテルと併用してもよく、両者の割合は
特に限定するものではない。 本発明のヘアーリンス剤組成物には、その性能
上の観点から前記(a)成分がヘアーリンス剤全体に
対して0.01〜3重量%、好ましくは、0.02〜0.5重
量%、前記(b)成分が0.1〜10重量%、好ましくは、
0.2〜2重量%配合される。 さらに、本発明のヘアーリンス剤組成物には、
必要に応じて適当な油脂類、高級アルコール類、
保湿剤、香料、色素等を延びを損なわず、べたつ
きを生じない範囲で添加してもよい。 本発明のヘアーリンス剤組成物は常法に従つて
製造することができ、水溶液、アルコール溶液、
水−アルコール溶液、ゲル、ローシヨン、エマル
ジヨン、クリーム、パウダーおよびエアゾルなど
の通常の剤形とすることができる。 実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説
明する。 実施例 1 下記の第1表に示す配合組成によりヘアーリン
ス剤組成物を製造した。該組成物を製造するに
は、油相を形成する成分約80℃で混合、溶解し、
これに同温度に過熱した水相を形成する成分を攪
拌しながら加え、ホモジナイザーで均質に混合す
る。得られた混合物を攪拌下約35℃まで冷却し、
香料を加えた後さらにしばらく攪拌する。得られ
た組成物について、塗布時の延びおよび処理後の
感触について評価を行つた結果を第1表に合わせ
て示す。 実施例 2〜6 実施例1と同様にして、下記の第1表に示す配
合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造した。
結果を同様にして第1表に示す。 評価は、20名の専門パネルを用い、本発明のヘ
アーリンス剤組成物および従来品のヘアーリンス
剤の塗布時の延びおよび処理後の感触について一
対比較し、下記の基準により行なつた。 評価基準:(塗布時の延びおよび処理後の感触) 塗布時の延び 処理後の感触 延び良好……○ 良好な感触……○ 延びやや良好……△ やや良好な感触……△ 延び悪い……× 悪い感触……× 比較例 1〜3 実施例1〜6と同様にして、下記の第1表に示
す配合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造し
た。結果を同様にして第1表に示す。
【表】
【表】
第1表より明らかなごとく、本発明にもとずく
実施例1〜6は、いずれもすぐれた塗布時の延び
および処理後の感触を示し、これに対して、比較
例1〜3は塗布時の延び、処理後の感触とも満足
するものではない。 実施例 7〜10 実施例1と同様にして、下記の第2表に示す配
合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造した。
結果を同様にして第2表に示す。 比較例 4〜7 実施例1と同様にして、下記の第2表の示す配
合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造した。
結果を同様にして第2表に示す。
実施例1〜6は、いずれもすぐれた塗布時の延び
および処理後の感触を示し、これに対して、比較
例1〜3は塗布時の延び、処理後の感触とも満足
するものではない。 実施例 7〜10 実施例1と同様にして、下記の第2表に示す配
合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造した。
結果を同様にして第2表に示す。 比較例 4〜7 実施例1と同様にして、下記の第2表の示す配
合組成によりヘアーリンス剤組成物を製造した。
結果を同様にして第2表に示す。
【表】
第2表より明らかなごとく、本発明にもとずく
実施例7〜10は、いずれもすぐれた塗布時の延び
および処理後の感触を示し、これに対して、比較
例4〜7は塗布時の延び、処理後の感触とも満足
するものではない。
実施例7〜10は、いずれもすぐれた塗布時の延び
および処理後の感触を示し、これに対して、比較
例4〜7は塗布時の延び、処理後の感触とも満足
するものではない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 必須成分として、 (a) 4級化ジアルキルアミノアルキルアクリレー
トおよびビニルピロリドンの共重合体、4級化
ジアルキルアミノアルキルメタクリレートおよ
びビニルピロリドンの共重合体、4級アンモニ
ウム基含有セルロースエーテル誘導体、セルロ
ースの4級化誘導体、陽イオン性多糖類、シリ
コン化陽イオン性重合体、4級化ポリウレイレ
ン、ビニルピロリドンの4級化重合体またはビ
ニルイミダゾールの4級化重合体からなる群よ
り選ばれる陽イオン性基含有重合体、および (b) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテルまたは、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルおよびポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルの混合物 を含有することを特徴とするヘアーリンス剤組成
物。 2 0.01〜3重量%の(a)成分および0.1〜10重量
%の(b)成分を含有する前記第1項の組成物。 3 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテルのアルキル基が炭素数8〜24、エ
チレンオキサイドの付加モル数が1〜20およびプ
ロピレンオキサイドの付加モル数が4〜50である
前記第1項の組成物。 4 ポリオキシプロピレンアルキルエーテルのア
ルキル基が炭素数4〜24およびプロピレンオキサ
イドの付加モル数が5〜100である前記第1項の
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27296485A JPS62132812A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | ヘア−リンス剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27296485A JPS62132812A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | ヘア−リンス剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132812A JPS62132812A (ja) | 1987-06-16 |
JPH0460577B2 true JPH0460577B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=17521240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27296485A Granted JPS62132812A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | ヘア−リンス剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62132812A (ja) |
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- 1985-12-03 JP JP27296485A patent/JPS62132812A/ja active Granted
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