JPS60115513A - 透明ゲル状ヘア−リンス剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、透明性に優れたゲル状ヘアーリンス剤に関す
る。

通常２毛髪は、頭皮より分泌される皮脂、およびヘアー
オイル、ヘアークリーム等の毛髪化粧料に含まれる油分
などＧこよって榎われ、＜シ、プランによる＋ｔｍ的刺
激から保護されている。しかしながら、シャンプー等で
洗髪すると、これら油脂分の大部分が除去され、毛髪か
らなめらかな風合がなくなり、パサパサとした感触を呈
し、くしの通りが悪くなり、枝毛、切毛等毛髪の損傷が
生ずる。

従来、これら洗髪による弊害を防ぐため、洗髪後のすす
ぎに、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド等の
第４級アンモニウム塩などを主要有効成分とするヘアー
リンス剤が使用されている。

該ヘアーリンス剤は、温湯に溶解または分散され、この
液にて毛髪をすすぐのが一般的である。

しかしながら、より効果的に毛髪を処理するためには、
直接、毛髪にヘアーリンス剤をつけるのが好ましい。こ
の場合、手のひら１こ適当量のヘアーリンス剤を取出す
には、流れ落ちの恐れのないかなりの粘度を有するもの
であることが必要である。

また、一般のヘアーリンス剤１こは、髪質、肌質■こ応
じ、配合成分によって、外観上、「透明タイプ」のもの
と、クリーム状の「不透明タイプ」のものとがあり、各
々、形態が異なっている。「透明タイプ」のヘアーリン
ス剤には、直接毛髪につけるための増粘剤としてヒドロ
キシエチルセルロース等の水溶性面分子が使用されてい
るが、これは多暖に配合すると著しくリンス効果を損い
、逆に少量すぎると充分な増粘効果は得られない、とい
う欠点を有する。

本発明者らは、かかる増粘剤を用いることなく。

手のひらに取って直接毛髪をリンス処理しつる透明ゲル
状ヘアーリンス剤を得るべ（検討を行なった結果、特定
の第４級アンモニウム塩および後記（［１］の化合物を
配合することにより良好な性能を有するヘアーリンス剤
が得られることを見出し本発明を完成する１こ至った。

すなわち、本発明は、 （ａ）一般式〔１〕： 〔式中、ｋ　は炭素数１４〜２２のアルキル基；ＲＲお
よびに４は、各々、炭素数１〜３のア　Ｉ　３ ルキル基またはヒドロキシアルキル基；Ｘは）＼ロゲン
原子を意味する〕 で表わされる第４級アンモニウム塩の１種またＣま２種
以上、および （ｂ）一般式［１］： 〔式中、ｋ　およびに６　は、各々、炭素数１以上のア
ルキル基であり、かつＫ　およびに６　の炭素数の合計
が１４〜２５；ｎは１〜５の整数を意味ｔ６］　、 で表わされる化合物をその合計量として１５〜４０△ ｆｆｉ！％含有し、かつ一般式ＣＩ）で表わされる第４
級アンモニウム塩と、一般式［Ｈ］で表わされる化合物
との重量比ＣＩ）／［１１１１が１１／３〜１／１であ
る透明ゲル状ヘアーリンス剤組成物を提供するものであ
る。

本発明の透明ゲル状ヘアーリンス剤組成物は、従来一般
の増粘剤を用いずにかなりの粘度を有し、手のひらに取
っても流れ落ちず、そのまま毛髪を直接リンス処理する
ことができ、しかも優れたりンス勅果を達成することが
できる。

本発明組成物に配合される一般式ＣＩ］の第４級アンモ
ニウム塩の代表例としては、セチルシト１ツメチルアン
モニウムクロリド、ステアリルシト１ツメチルアンモニ
ウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリ
ド メチルアンモニウムクロリド ルキルトリメチルアンモニウムプロミドなと力く挙げら
れ、これらの１種または２種以上が配合されうる。

他の配合成分である一般式［ＩＮの化合物の代表例とし
ては、ポリオキシエチレン（３）２−へキシルデシルエ
ーテル、ポリオキシエチレン（３）　２−へブチルウン
デシルエーテル、ポリオキシエチレン（５）２−デシル
テトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン（５）　２
−デシルペンタデシルエーテル、ポリオキシエチレン（
２）２−オクチルドデシルエーテルなどが挙げられ、こ
れらの１種またζま２種２を上が配合されてよい。

本発明の透明ゲル状ヘアーリンス剤組成物蚤こＣま、前
記一般式［Ｉ〕の第４級アンモニウム塩および一般式［
１１）の化合物がヘアーリンス剤全体に対して１５〜４
０市量％、好ましくは１９〜３０屯最％、さらに好まし
くは、２１〜２８重量％配合される。これらの配合量が
１５＠量％未満であると、組成物はゲル性を呈ざず）こ
手のひら１こ取るのが困難で使用に適さず、一方、４０
屯量％を超えると、非常に粘度が増大して硬くなり、ヘ
アーリンス剤としての使用が困難となって好ましくない
。

また、一般式ＣＩ］で表わされる第４級アンモニウム塩
と、一般式〔口〕の化合物との重量比、すなわち、［Ｉ
］／［旧は、１／３〜１／１、好ましくは、１７２．６
〜１　／　１．２である。重量比が１／１を超える場合
あるいは１／３未満の場合はゲル性を呈さないか、また
は白濁して好ましくない。

さらに、本発明のヘアーリンス剤組成物【こは。

必要に応じて適当な油脂類、高級アルコール類、保湿剤
、香料、色素等を透明性を損なわない範囲で添加しても
よい。

本発明のヘアーリンス剤組成物を調製する１こは、一般
式〔■〕の第４級アンモニウム塩および一般式〔■〕の
化合物を７０〜８０℃で混合、溶解し、これに、同温度
の水および他の成分の混合物を攪拌しながら加え、約３
５°Ｃまで冷却する。

つぎに５本発明を実施例および比較例によりさらに詳し
く説明する。なお、％とあるは、す１て重量％を意味す
る。

実施例１ 下記の第１表に示す配合組成１こよりヘアーリンス剤組
成物を製造した。該組成物を製造す枦こは、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロリドおよび２−ペプチルウ
ンデシルエーテル（３Ｅ、Ｏ，）ヲ７０〜８０°Ｃにて
混合、溶解し、これに、７０〜８０℃ｌこ加熱した残り
の成分の混合物を攪拌しながら加え、３５°Ｃまで冷却
する。得られた組成物にらいて、ゲル性および透明性に
ついて評価を行なった結果を第１表に合わせて示す。

各評価の基準はつぎのとおりである。

実施例２ 実施例１と同様にして、下記の第１表に示す配合組成１
こよりヘアーリンス剤組成物を製造した。

結果を同様にして第１表に示す。

比較例１〜３ 実施例１と同様にして、下記の第１表に示す配合組成に
よりヘアーリンス剤組成物を製造した。

結果を同様にして第１表１こ示す。

第　１　表 第１表より明らかなごとく、本発明にもとづ〈実施例１
および２は、いずれも良好なゲル性および透明性を有し
、これに対して、比較例１〜３のものは、ゲル性、透明
性の双方を満足するものはない。

実施例３〜９ 実施例１と同様にして、下記の第２表に示す配合組成に
よりヘアーリンス剤組成物を製造した。

結果を同様１こ第２表に示す。

比較例４および５ 実施例１と同様にして、下記の第２表に示す配合組成に
よりヘアーリンス剤組成物を製造した。

結果を同様にして第２表に示す。

第２表より明らかなことく、［ｌ　１／Ｎ１１ｆ、Ｊｊ
檄比が１／３〜１／１であるときは、いずれも良好なゲ
ル性および透明性を示すことがわかる。

実施例１０ 成　分　配合量（幅） ステアリノ叶すメチル　８．０ アンモニウムクロリド ベヘニルトリメチル　２．０ アンモニウムクロリド ミリスチン酸イソプロピル　１．０ プロピレングリコール　５．０ グリセリン　１０．０ 香料　適量 色素　適量 水　５９．０ 上記配合置にて、実施例１と同様の方法によりヘアーリ
ンス剤組成物を調製した。得られたリンス剤は、透明な
ゲル状を呈し、毛髪に効果的なリンス操作を行なうこと
ができた。

実施例１１ 成　分　配合量（略、） セチルトリメチル アンモニウムクロリド　５°０ ステアリルトリメチル アンモニウムクロリド　８°０ オレイルエーテル （５ＥＯ）　１３．０ オレイルアルコール　２．０ グリセリン　１２．。

香料　適量 色素　適量 水　６゜ 上記配合量にて、実施例１と同様の方ＦＩ：により。

ヘアーリンス剤組成物を調整した。（Ｅ４られたリンス
剤は、透明なゲル状を呈し、毛髪に効果的なリンス操作
を行なうことができた。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１（ａ）一般式〔■〕： 〔式中、Ｒ１は炭素数１４〜２２のアルキル基；Ｒ２、
   ｋ３およびＩＬ４は、各々、炭素数１〜３のアルキル基
   または炭素数１〜３のヒドロキシアルキル基；Ｘはハロ
   ゲン原子を意味する〕 で表わされる第４級アンモニウム塩の１種または２種以
   上、および （ｂｌ一般式〔■〕： 〔式中、Ｒ５およびＲ６は、各々、炭素数１以上のアル
   キル基であり、かつＲ５およびＲ６の炭素数の合計が１
   ４〜２５；ｎは１〜５の整数を意味する〕 で表わされ°る化合物をその合計量として１５〜４０獣
   量％含有し、かつ一般式ＣＩ］で表わされる第４級アン
   モニウム塩と、一般式［１ｊｌで表わされる化合物との
   ＠量比〔■〕／〔口〕が、１／３〜１／１であることを
   特徴とする透明ゲル状ヘアーリンス剤組成物。