JPH0574517A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0574517A
JPH0574517A JP3234779A JP23477991A JPH0574517A JP H0574517 A JPH0574517 A JP H0574517A JP 3234779 A JP3234779 A JP 3234779A JP 23477991 A JP23477991 A JP 23477991A JP H0574517 A JPH0574517 A JP H0574517A
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肇 岡田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
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    • H01R13/62955Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタに取り付けたターミナルを保護プレ
ート取り外すことなくリペアすることを可能にし、か
つ、保護プレートの移動を容易とする。 【構成】 保護プレートに、ターミナルのコンタクト部
を貫通させる端子穴に近接して治具挿入穴を設ける。ま
た、レバー式コネクタのレバーを利用し、該レバーの回
転操作に連動して保護プレートを移動できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、特に、
コネクタハウジングの相手型コネクタ嵌合穴に突設した
端子を保護する位置決め用の保護プレートを移動自在に
備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ワイヤハーネスでは、2
0極以上等の多極コネクタを用いることが多い。この多
極コネクタでは、一方のコネクタハウジングに、相手型
コネクタを嵌合する断面積の大きな開口穴を設け、該開
口穴に多数のオスターミナルのコンタクト部を所要間隔
あけて突出させている。上記コンタクト部は開口穴に全
て露出した状態で突出されており、相手型コネクタを開
口穴に挿入して、該コネクタの各端子収容室内に上記オ
スターミナルのコンタクト部を挿入し、該端子収容室内
にセットしているメスターミナルに上記オスターミナル
を結合している。
【0003】上記した従来のコネクタにおいては、オス
ターミナルのコンタクト部が開口部に全て露出されてい
るため、メスターミナルとの結合時に、コネクタの挿入
方向が傾むいたりすると、コンタクト部に変形が生じる
ことがある。また、狭い間隔をあけてコンタクト部が突
設されているために、対応する端子収容室と整合せずに
端子収容室の仕切壁にコンタクト部が当接したり、ある
いは、対応する端子収容室とは別の端子収容室に挿入し
たりして、アラインメントが狂いやすい問題がある。
【0004】上記した問題を解消するために、従来、図
9から図11に示すように、一方の第1コネクタ1のコ
ネクタ嵌合用の開口穴2の内部に、オスターミナル3の
コンタクト部3aを保護すると共に位置決を図る目的
で、コンタクト部3aを貫通させる多数の穴4aを穿設し
た保護プレート4を取り付け、該保護プレート4で開口
穴2を閉鎖するようにした技術が提供されている。
【0005】上記した保護プレート4はコネクタハウジ
ング5の開口穴内面に設した係止突起6a,6bにより図
9および図10に示す前端位置に保持し、該前端位置で
保護プレート4の穴4aより僅かにコンタクト部3aの先
端を突出させている。上記開口穴2に相手型の第2コネ
クタ7を押し込むと、その押し込み力により保護プレー
ト4が図11に示すように後退し、オスターミナル3の
コンタクト部3aが露出して第2コネクタ7の端子収容
室に夫々挿入して、各端子収容室にセットしているメス
ターミナルと結合させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記保護プレートを備
えたコネクタにおいて、コネクタ1へ電線8と接続した
オスターミナル3を予め挿入して装着する際に、誤って
別の端子挿入室5aにオスターミナル3を装着し、取り
外して挿入し直す必要が生じた場合等、即ち、リペア時
に問題が生じる。
【0007】即ち、コネクタ1の端子収容室5aに挿入
したオスターミナル3には、コネクタハウジング5に突
設したランス部5bがオスターミナル3に穿設した係止
穴3bに挿入してオスターミナル3を係止しているた
め、オスターミナル3を矢印X方向に引き抜くことが出
来ない。
【0008】そのため、保護プレート4を治具を用いて
コネクタハウジング5の開口部2よりこじり出すように
して取り去った後、ランス部5bを押し下げて、オスタ
ーミナルの取り出し及び交換を行わなければならない。
即ち、ターミナルのリペア時に保護プレートが邪魔とな
り、除去する必要が生じ、かつ、ターミナルを交換した
後には再度保護プレートをセットする必要が生じる。
【0009】また、コネクタを挿入した後、コネクタ自
体の挿入をやり直す必要がある場合、保護プレートも原
状の前端位置に復帰させておくことが好ましいが、一般
に保護プレートは連動せず、治具を用いて原状位置に戻
す必要がある。
【0010】さらに、保護プレート4は、ターミナルの
コンタクト部を保護するために、コネクタハウジング5
に突設した係止部6a,6bにより係止して、図9に示す
前端位置の原状位置に保持している。そのため、コネク
タ嵌合時に、第1コネクタの開口部2に挿入する第2コ
ネクタ7を、上記係止部6a,6bによる係止を解除させ
て開口部2の内部側へ押し込む必要があるため、大きな
操作力を必要とする。
【0011】特に、自動車用ワイヤハーネスに用いる多
極コネクタを雌雄嵌合する場合、大きな結合力を必要と
し、第2コネクタを押し込むだけも相当に大きな操作力
を要する上に、保護プレートの係止を解除するための操
作力も必要となる。よって、操作性が悪くなると共に、
大きな操作力により例えば傾斜した方向から押し込まれ
た場合、コネクタおよびターミナルに変形や損傷が生じ
易い欠点がある。
【0012】本発明は上記した従来の問題に鑑みてなさ
れたもので、上記保護プレートを備えたコネクタにおい
て、ターミナルの誤挿入等によるリペア時の作業が容易
に行えるようにすることを目的とするものである。さら
に、コネクタ挿入時の保護プレートの移動および、一
旦、保護プレートを後端位置に押し込んだ後の前端位置
の原状位置への復帰を容易に出来るようにして、操作性
の改善を図るものである。
【0013】特に、上記操作性の改善は、互いに雌雄嵌
合されるコネクタを、てこの原理を利用したレバーを用
いて比較的小さい力を加えることにより、容易に結合す
ることが出来るようにしたレバー式コネクタにおいて、
レバーを利用することにより、保護プレートの作動を容
易かつ的確に行えるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、まず、
レバー式コネクタのレバー回転操作を利用して、コネク
タの挿入操作と連動させて、あるいはコネクタを挿入し
ていない時には単独でレバー操作により保護プレートを
移動出来るようにするものである。
【0015】即ち、本発明は、互いに嵌合される第1コ
ネクタと第2コネクタのうち、第1コネクタにオスター
ミナルを取り付けて第2コネクタ嵌合用の開口穴にオス
ターミナルのコンタクト部を突出させる一方、第2コネ
クタにメスターミナルを取り付け、該第2コンタクトを
第1コネクタの開口穴に挿入することによりオスターミ
ナルとメスターミナルとを接続するコネクタにおいて、
上記第1コネクタにレバーを回転自在に軸支すると共に
該レバーにコネクタガイド穴を設ける一方、第2コネク
タにガイドピンを設け、上記コネクタの嵌合時に上記ガ
イドピンをコネクタガイド穴に挿入して上記レバーの回
転操作により第2コネクタを引き寄せて嵌合する構成と
すると共に、上記第1コネクタの開口穴に、コンタクト
部が貫通する端子穴を設けた保護プレートをコネクタ挿
入方向と同方向に移動可能に取り付けて開口穴を閉鎖
し、該保護プレートにガイドピンを設ける一方、該ガイ
ドピンが嵌合する保護プレートガイド溝を上記レバーに
形成し、該レバーの回転操作により第2コネクタと連動
して或いは第2コネクタが非挿入状態では単独で保護プ
レートを移動出来る構成としているコネクタを提供する
ものである。
【0016】さらに、本発明は、上記レバーにより作動
される保護プレートにリペア用の治具挿入穴を各端子穴
と近接させて形成し、第2コネクタに取り付けたオスタ
ーミナルをリペアする必要がある時、保護プレートをレ
バーにより後退させて、容易にリペア出来るようにする
ものである。
【0017】さらにまた、本発明は、上記レバー式コネ
クタ以外のコネクタにおいても、保護プレートに端子穴
と近接させてリペア用の治具挿入穴を設けることを特徴
とするコネクタも提供するものである。具体的には、互
いに嵌合される第1コネクタと第2コネクタのうち、第
1コネクタにオスターミナルを取り付けて第2コネクタ
嵌合用の開口穴にオスターミナルのコンタクト部を突出
させる一方、第2コネクタにメスターミナルを取り付
け、該第2コンタクトを第1コネクタの開口穴に挿入す
ることによりオスターミナルとメスターミナルとを接続
するコネクタにおいて、上記第1コネクタのコンタクト
部が突出した開口穴に、保護プレートをコネクタ挿入方
向と同方向に移動可能に取り付けて開口穴を閉鎖し、該
保護プレートにコンタクト部が貫通する端子穴と、該端
子穴と近接させてリペア用の治具挿入穴を穿設している
ことを特徴とするコネクタを提供するものである。
【0018】
【作用】本発明では、保護プレートにリペア用の治具挿
入穴を設けているため、保護プレート自体をコネクタの
開口穴より取り出す必要がない。
【0019】また、保護プレートを備えたコネクタにレ
バー式嵌合構造を組み合わせて、レバーの回転に連動し
て保護プレートを移動できるようにした場合、保護プレ
ートをコネクタの押し込み力で仮係止を解除して移動さ
せる必要がないため、コネクタ嵌合時の操作をスムーズ
に行うことが出来る。かつ、保護プレートの仮係止用突
起を設ける必要もないため、開口穴の形状を簡単にする
ことが出来る。
【0020】さらに、コネクタの嵌合時以外のコネクタ
単体の状態でも、レバーにより保護プレートを移動でき
るため、リペア時に保護プレートを後退させて治具の操
作を容易とすることが出来ると共に、リペア終了後に保
護プレートを原状位置に簡単に復帰させておくことが出
来る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1(A),(B)は多極コネクタからなる第
1コネクタ10と第2コネクタ11とを嵌合している状
態を示すものであり、図2から図8は第1コネクタ10
側の図面である。尚、上記従来例と同一の部品および同
様な構成は同一符号を付す。
【0022】第1コネクタ10はコネクタハウジング1
2の前部側に第2コネクタ11を嵌合するための開口穴
13を備えていると共に、後部側に図2(A),(B)に示
すように、オスターミナル3を収容する端子収容室14
を多数並設している。上記端子収容室14の底面にはオ
スターミナル3を係止するランス部15を突設してお
り、各端子収容室14に挿入したオスターミナル3は、
その底面に形成した係止穴3bにランス部15を係止し
た状態でセットされる。このセット状態で、オスターミ
ナル3のコンタクト部3aは前部側の開口穴13に突出
される。
【0023】上記開口穴13の内部には、図3に示すよ
うに、開口を閉鎖するように保護プレート20を前後進
自在にセットしている。該保護プレート20は開口穴1
3の断面形状と同様な形状を有する閉鎖部21と、その
左右両側に支持部22,22を連結した略コ字形状であ
り、左右支持部22、22の外面にガイドピン23,2
3を突設している。上記保護プレート20の閉鎖部21
にはオスターミナル3を遊嵌する端子穴24を多数穿設
していると共に、各端子穴24の下部に隣接して治具挿
入穴25を穿設している。尚、端子挿入穴24の下部に
治具挿入穴25を連続して形成したものも設けている。
【0024】上記保護プレート20の左右ガイドピン2
3は、コネクタハウジング12の開口穴13の左右側壁
に穿設した前後方向のガイド穴26に摺動自在に貫通し
て外部側へ突出している。該ガイド穴26に沿ってガイ
ドピン23が前後移動し、前端係止位置が図2(A)に示
す原状位置S1で、後端係止位置が図2(B)に示すコネ
クタ結合位置S2としている。
【0025】保護プレート20のガイドピン23の突出
端は、開口部左右側壁の外側に取り付けるレバー30に
形成した保護プレートガイド溝36に摺動自在に嵌合
し、レバー20の回転に応じて、上記前進停止位置と後
退係止位置との間を移動されるようにしている。
【0026】上記レバー30は、中央部31に左右両側
部32を連結したコ字形状で、左右両側部32に支軸3
3を突設しており、コネクタハウジング15の開口部左
右側壁の外側に夫々形成したレバー収納部27内に挿入
し、上記支軸33をレバー収納部27の外壁部27aに
穿設した軸穴28に挿入して、回転自在に支持してい
る。
【0027】上記レバー30の左右両側部32には、図
6および図7に示すように、コネクタガイド穴34を貫
通して穿設すると共に、該コネクタガイド穴34の前端
に連続して内面側にガイド用凹溝35を形成している。
これらガイド用凹溝35とコネクタガイド穴34とは、
第2コネクタ11を第1コネクタ10の開口穴13に押
し込んだ時に、第2コネクタ11の左右外面に突設した
ガイドピン40が挿入するようにしている。
【0028】かつ、レバー30の左右両側部32の内面
側には、上記円弧状のコネクタガイド穴34の内周側に
隣接して、同様の曲率からなる保護プレートガイド溝3
6を凹設している。この保護プレートガイド溝36には
上記したように保護プレート20より突設したガイドピ
ン23を摺動自在に嵌合している。
【0029】上記構成からなるコネクタにおいては、第
1コネクタ10と第2コネクタ11との嵌合前の状態に
おいて、即ち、第1コネクタ10が単体である場合は、
図5(A)に示される状態で、レバー30は端子収容室1
4側に倒され、この位置で中央部3の下端縁がコネクタ
ハウジング12の上面に突設したロック部(図示せず)に
より回転が停止されて仮係止されている。
【0030】上記レバー30が仮係止位置にある時、該
レバー30の保護プレートガイド溝36に係止された保
護プレート20のガイドピン23は図1(A)に示すよう
に、保護プレートガイド溝36の前端位置に位置し、保
護プレート20は図2(A)および図5(A)に示すよう
に、開口穴12の開口端縁より僅かに内部側に位置した
前端停止位置S1に停止保持されている。この時、オス
ターミナル3のコンタクト部3aの前端が保護プレート
20の端子穴24から僅かに突出した状態である。
【0031】よって、コンタクト部3aは保護プレート
20により閉鎖された開口穴13の内部に殆んどの部分
が位置し、露出されていないために外力から保護されて
いる。
【0032】次に、上記第1コネクタ10と第2コネク
タ11とを嵌合する時、まず、図1(A)に示すように、
第2コネクタ11を第1コネクタ10の開口穴13に押
し込む。この押し込みにより、第2コネクタ11に突設
したガイドピン40がレバー30のガイド用凹溝35を
通ってコネクタガイド穴34の前端に挿入される。
【0033】また、上記第2コネクタ11の押し込みに
より、第2コネクタ11に設けた各端子収容室に保護プ
レート20より突出したコンタクト部3aの先端が挿入
する。その際、各コンタクト部3aの位置は保護プレー
ト20の端子穴24により位置規制されているため、第
2コネクタ11が正規方向から挿入されない場合は端子
収容室に挿入されず、アラインメント性を保持出来る。
【0034】上記構成からなるコネクタにおいては、第
1コネクタ10と第2コネクタ11との嵌合前の状態に
おいて、即ち、第1コネクタ10が単体である場合は、
図5(A)に示される状態で、レバー30は端子収容室1
4側に倒され、この位置で中央部3の下端縁がコネクタ
ハウジング12の上面に突設したロック部(図示せず)に
より回転が停止されて仮係止されている。
【0035】上記レバー30が仮係止位置にある時、該
レバー30の保護プレートガイド溝36に係止された保
護プレート20のガイドピン23は図1(A)に示すよう
に、保護プレートガイド溝36の前端位置に位置し、保
護プレート20は図2(A)および図5(A)に示すよう
に、開口穴12の開口端縁より僅かに内部側に位置した
前端停止位置S1に停止保持されている。この時、オス
ターミナル3のコンタクト部3aの前端が保護プレート
20の端子穴24から僅かに突出した状態である。
【0036】よって、コンタクト部3aは保護プレート
20により閉鎖された開口穴13の内部に殆んどの部分
が位置し、露出されていないために外力から保護されて
いる。
【0037】次に、上記第1コネクタ10と第2コネク
タ11とを嵌合する時、まず、図1(A)に示すように、
第2コネクタ11を第1コネクタ10の開口穴13に押
し込む。この押し込みにより、第2コネクタ11に突設
したガイドピン40がレバー30のガイド用凹溝35を
通ってコネクタガイド穴34の前端に挿入される。
【0038】また、上記第2コネクタ11の押し込みに
より、第2コネクタ11に設けた各端子収容室に保護プ
レート20より突出したコンタクト部3aの先端が挿入
する。その際、各コンタクト部3aの位置は保護プレー
ト20の端子穴24により位置規制されているため、第
2コネクタ11が正規方向から挿入されない場合は端子
収容室に挿入されず、アラインメント性を保持出来る。
【0039】上記の第2コネクタ11の押し込み後に、
レバー30を支軸33を支点として、図1(A)において
矢印Y1方向に回転操作し、図1(B)に示す状態とす
る。レバー30の回転操作により、該レバー30に形成
したコネクタガイド穴34および保護プレートガイド溝
36が回転すると共に、これらコネクタガイド穴34お
よび保護プレートガイド溝36に係止したガイドピン4
0および23が前後方向に移動が規制されているため、
レバー30のY1方向の回転で、ガイドピン40および
23は連動して開口穴13の内部側に強制的に移動され
る。
【0040】よって、保護プレート20と第2コネクタ
11とは連動して、開口穴13の内部側に移動される。
上記保護プレート20の移動により、保護プレート20
より突出したコンタクト部3aが、同様に開口穴13の
挿入される第2コネクタ11の各端子挿入室に挿入され
て、該端子挿入室に収容されているメスターミナルのコ
ンタクト部と接触する。上記ガイドピン40および23
が夫々コネクタガイド穴34および保護プレートガイド
溝36の他端に達して停止した位置が、図2(B)に示す
後端係止位置S2であり、この位置において、オスター
ミナル3とメスターミナルとの結合が完全になされる。
【0041】上記したように、第1と第2コネクタ1
0,11の嵌合時に、レバー30の回転操作により保護
プレート20を後退させると同時に挿入する第2コネク
タ11の押し込みが為される。このように、保護プレー
ト20をコネクタ押し込み用のレバーの回転により仮係
止位置より移動させるため、保護プレート20を仮係止
位置から解除するための大きな操作力を必要とせず、か
つ、保護プレート20を仮係止位置にロックする手段も
不要となる。
【0042】一方、上記コネクタ嵌合後に、コネクタへ
のターミナルの挿入ミスが判明すること等により、嵌合
をし直す必要がある時は、レバー30を逆方向のY2の
方向に回転操作する。このレバー30の回転で保護プレ
ート20および第2コネクタ11は上記移動方向とは逆
方向に強制的に移動され、図1(A)に示す原状位置に復
帰する。上記原状位置に復帰した第2コネクタ11は手
動により開口穴13より容易に取り出すことが出来る。
よって、第2コネクタ11に挿入されたターミナルが誤
っていた場合には、当該ターミナルの交換を行うことが
容易に出来る。
【0043】上記レバー操作により、第2コネクタ11
と共に、保護プレート20も原状位置に復帰している。
この保護プレート20を取り付けた第1コネクタ10側
において、オスターミナルが誤って挿入されて交換する
必要がある時、上記のように、保護プレート20が原状
位置に復帰していると、ランス部15より離れた位置に
ある保護プレート20の治具挿入穴25を通して治具を
挿入しなけらならないため、操作性が極めて悪くなる。
【0044】よって、図5(A)に示す状態にあるレバー
30を、コネクタ押し込み時と同様に、コネクタ単体の
状態でレバー30を矢印Y1方向に回転させて、図5
(B)の状態とする。上記レバー30の回転により、保護
プレート20は図2(B)の後退停止位置に移動され、保
護プレート20の治具挿入穴25とランス部15との位
置が近接する。そのため、治具41を治具挿入穴25よ
り挿入してランス部15を押し下げる操作を容易に行う
ことが出来る。
【0045】治具41によりランス部15を押し下げ、
オスターミナル3の係止穴3bよりランス部15を離脱
させることにより、オスターミナル3に接続した電線8
を引くことによりオスターミナル3をコネクタ10より
容易に抜き出すことが出来る。
【0046】上記したターミナルの交換の後にレバー3
0を再度矢印Y2方向に回転させることにより、保護プ
レート20を前進停止位置(原状位置)まで移動させて、
コネクタ単体の状態において、オスターミナルを保護し
ておくことが出来る。
【0047】上記した実施例はレバー式コネクタに保護
プレートを組み合わせたものであるが、本発明は上記レ
バー式コネクタに限定されない。例えば、図8に示すよ
うに、オスターミナル3を収納する第1コネクタ10'
の開口穴2'に保護プレート20'を取り付けるものであ
れば、各端子穴24'に隣接して治具挿入穴25'を保護
プレート20に穿設することにより、オスターミナル3
をリペア性を向上させることが出来る。尚、本実施例の
保護プレート20'には治具係止用の引掛部29を前面
側に形成している。
【0048】上記保護プレート20'は、前記した従来
例と同様に、開口穴2'の内面に突設した突起6a',6b'
により仮係止されており、リペアを行う場合には、保護
プレート20'自体を治具を用いて押し込み、保護プレ
ート20'の位置をランス部に近接させる。該状態で前
記実施例と同様に治具挿入穴25'より治具を挿入して
ランス部を押し下げることにより、オスターミナルの交
換を行うことが出来る。
【0049】上記交換後に、治具係止用の引掛部29に
治具を引っ掛けることにより保護プレート20'を図示
の原状位置に復帰させることが容易に出来る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、保護プレートにリペア用の治具挿入穴を設け
ているため、リペア時に保護カバーを取り外す必要がな
い。かつ、コネクタ嵌合用のレバー操作により保護プレ
ートを連動させて移動させる場合、上記リペア時に保護
プレートをレバー回転操作で後退させてリペアを行える
ため、操作性が良い。また、リペア終了後には保護プレ
ートを原状位置までレバー操作で簡単に復帰させること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A),(B)は本発明に係わる実施例のコネク
タ嵌合時の正面図である。
【図2】 (A),(B)は上記実施例の保護プレートの位
置変化を示す要部断面図である。
【図3】 上記実施例の第1コネクタの側面図である。
【図4】 (A),(B)は上記実施例の保護プレートの斜
視図と正面図である。
【図5】 (A),(B)は上記実施例の第1コネクタの斜
視図である。
【図6】 上記実施例のレバーの斜視図である。
【図7】 上記実施例のレバーの側面部を示す一部断面
図である。
【図8】 本発明の変形例を示す第1コネクタの一部を
断面した正面図である。
【図9】 従来例を示すコネクタの断面図である。
【図10】 図9のコネクタの斜視図である。
【図11】 図9のコネクタにおけるコネクタ嵌合時の
断面図である。
【符号の説明】
3 オスターミナル 3a コンタクト部 10 第1コネクタ 11 第2コネクタ 13 開口穴 14 端子挿入室 15 ランス部 20 保護プレート 23 ガイドピン 24 端子穴 25 治具挿入穴 30 レバー 33 ガイドピン 34 コネクタガイド穴 36 保護プレートガイド溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 コネクタ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、特に、
コネクタハウジングの相手型コネクタ嵌合穴に突設した
端子を保護する位置決め用の保護プレートを移動自在に
備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ワイヤハーネスでは、2
0極以上等の多極コネクタを用いることが多い。この多
極コネクタでは、一方のコネクタハウジングに、相手型
コネクタを嵌合する断面積の大きな開口穴を設け、該開
口穴に多数のオスターミナルのコンタクト部を所要間隔
あけて突出させている。上記コンタクト部は開口穴に全
て露出した状態で突出されており、相手型コネクタを開
口穴に挿入して、該コネクタの各端子収容室内に上記オ
スターミナルのコンタクト部を挿入し、該端子収容室内
にセットしているメスターミナルに上記オスターミナル
を結合している。
【0003】上記した従来のコネクタにおいては、オス
ターミナルのコンタクト部が開口部に全て露出されてい
るため、メスターミナルとの結合時に、コネクタの挿入
方向が傾むいたりすると、コンタクト部に変形が生じる
ことがある。また、狭い間隔をあけてコンタクト部が突
設されているために、対応する端子収容室と整合せずに
端子収容室の仕切壁にコンタクト部が当接したり、ある
いは、対応する端子収容室とは別の端子収容室に挿入し
たりして、アラインメントが狂いやすい問題がある。
【0004】上記した問題を解消するために、従来、図
9から図11に示すように、一方の第1コネクタ1のコ
ネクタ嵌合用の開口穴2の内部に、オスターミナル3の
コンタクト部3aを保護すると共に位置決めを図る目的
で、コンタクト部3aを貫通させる多数の穴4aを穿設し
た保護プレート4を取り付け、該保護プレート4で開口
穴2を閉鎖するようにした技術が提供されている。
【0005】上記した保護プレート4はコネクタハウジ
ング5の開口穴内面に設けた係止突起6a,6bにより図
9および図10に示す前端位置に保持し、該前端位置で
保護プレート4の穴4aより僅かにコンタクト部3aの先
端を突出させている。上記開口穴2に相手型の第2コネ
クタ7を押し込むと、その押し込み力により保護プレー
ト4が図11に示すように後退し、オスターミナル3の
コンタクト部3aが露出して第2コネクタ7の端子収容
室に夫々挿入して、各端子収容室にセットしているメス
ターミナルと結合させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記保護プレートを備
えたコネクタにおいて、コネクタ1へ電線8と接続した
オスターミナル3を予め挿入して装着する際に、誤って
別の端子挿入室5aにオスターミナル3を装着し、取り
外して挿入し直す必要が生じた場合等、即ち、リペア時
に問題が生じる。
【0007】即ち、コネクタ1の端子収容室5aに挿入
したオスターミナル3には、コネクタハウジング5に突
設したランス部5bがオスターミナル3に穿設した係止
穴3bに挿入してオスターミナル3を係止しているた
め、オスターミナル3を矢印X方向に引き抜くことが出
来ない。
【0008】そのため、保護プレート4を治具を用いて
コネクタハウジング5の開口部2よりこじり出すように
して取り去った後、ランス部5bを押し下げて、オスタ
ーミナルの取り出し及び交換を行わなければならない。
即ち、ターミナルのリペア時に保護プレートが邪魔とな
り、除去する必要が生じ、かつ、ターミナルを交換した
後には再度保護プレートをセットする必要が生じる。
【0009】また、コネクタを挿入した後、コネクタ自
体の挿入をやり直す必要がある場合、保護プレートも原
状の前端位置に復帰させておくことが好ましいが、一般
に保護プレートは連動せず、治具を用いて原状位置に戻
す必要がある。
【0010】さらに、保護プレート4は、ターミナルの
コンタクト部を保護するために、コネクタハウジング5
に突設した係止部6a,6bにより係止して、図9に示す
前端位置の原状位置に保持している。そのため、コネク
タ嵌合時に、第1コネクタの開口部2に挿入する第2コ
ネクタ7を、上記係止部6a,6bによる係止を解除させ
て開口部2の内部側へ押し込む必要があるため、大きな
操作力を必要とする。
【0011】特に、自動車用ワイヤハーネスに用いる多
極コネクタを雌雄嵌合する場合、大きな結合力を必要と
し、第2コネクタを押し込むだけも相当に大きな操作力
を要する上に、保護プレートの係止を解除するための操
作力も必要となる。よって、操作性が悪くなると共に、
大きな操作力により例えば傾斜した方向から押し込まれ
た場合、コネクタおよびターミナルに変形や損傷が生じ
易い欠点がある。
【0012】本発明は上記した従来の問題に鑑みてなさ
れたもので、上記保護プレートを備えたコネクタにおい
て、ターミナルの誤挿入等によるリペア時の作業が容易
に行えるようにすることを目的とするものである。さら
に、コネクタ挿入時の保護プレートの移動および、一
旦、保護プレートを後端位置に押し込んだ後の前端位置
の原状位置への復帰を容易に出来るようにして、操作性
の改善を図るものである。
【0013】特に、上記操作性の改善は、互いに雌雄嵌
合されるコネクタを、てこの原理を利用したレバーを用
いて比較的小さい力を加えることにより、容易に結合す
ることが出来るようにしたレバー式コネクタにおいて、
レバーを利用することにより、保護プレートの作動を容
易かつ的確に行えるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、まず、
レバー式コネクタのレバー回転操作を利用して、コネク
タの挿入操作と連動させて、あるいはコネクタを挿入し
ていない時には単独でレバー操作により保護プレートを
移動出来るようにするものである。
【0015】即ち、本発明は、互いに嵌合される第1コ
ネクタと第2コネクタのうち、第1コネクタにオスター
ミナルを取り付けて第2コネクタ嵌合用の開口穴にオス
ターミナルのコンタクト部を突出させる一方、第2コネ
クタにメスターミナルを取り付け、該第2コンタクトを
第1コネクタの開口穴に挿入することによりオスターミ
ナルとメスターミナルとを接続するコネクタにおいて、
上記第1コネクタにレバーを回転自在に軸支すると共に
該レバーにコネクタガイド穴を設ける一方、第2コネク
タにガイドピンを設け、上記コネクタの嵌合時に上記ガ
イドピンをコネクタガイド穴に挿入して上記レバーの回
転操作により第2コネクタを引き寄せて嵌合する構成と
すると共に、上記第1コネクタの開口穴に、コンタクト
部が貫通する端子穴を設けた保護プレートをコネクタ挿
入方向と同方向に移動可能に取り付けて開口穴を閉鎖
し、該保護プレートにガイドピンを設ける一方、該ガイ
ドピンが嵌合する保護プレートガイド溝を上記レバーに
形成し、該レバーの回転操作により第2コネクタと連動
して或いは第2コネクタが非挿入状態では単独で保護プ
レートを移動出来る構成としているコネクタを提供する
ものである。
【0016】さらに、本発明は、上記レバーにより作動
される保護プレートにリペア用の治具挿入穴を各端子穴
と近接させて形成し、第2コネクタに取り付けたオスタ
ーミナルをリペアする必要がある時、保護プレートをレ
バーにより後退させて、容易にリペア出来るようにする
ものである。
【0017】さらにまた、本発明は、上記レバー式コネ
クタ以外のコネクタにおいても、保護プレートに端子穴
と近接させてリペア用の治具挿入穴を設けることを特徴
とするコネクタも提供するものである。具体的には、互
いに嵌合される第1コネクタと第2コネクタのうち、第
1コネクタにオスターミナルを取り付けて第2コネクタ
嵌合用の開口穴にオスターミナルのコンタクト部を突出
させる一方、第2コネクタにメスターミナルを取り付
け、該第2コンタクトを第1コネクタの開口穴に挿入す
ることによりオスターミナルとメスターミナルとを接続
するコネクタにおいて、上記第1コネクタのコンタクト
部が突出した開口穴に、保護プレートをコネクタ挿入方
向と同方向に移動可能に取り付けて開口穴を閉鎖し、該
保護プレートにコンタクト部が貫通する端子穴と、該端
子穴と近接させてリペア用の治具挿入穴を穿設している
ことを特徴とするコネクタを提供するものである。
【0018】
【作用】本発明では、保護プレートにリペア用の治具挿
入穴を設けているため、保護プレート自体をコネクタの
開口穴より取り出す必要がない。
【0019】また、保護プレートを備えたコネクタにレ
バー式嵌合構造を組み合わせて、レバーの回転に連動し
て保護プレートを移動できるようにした場合、保護プレ
ートをコネクタの押し込み力で仮係止を解除して移動さ
せる必要がないため、コネクタ嵌合時の操作をスムーズ
に行うことが出来る。かつ、保護プレートの仮係止用突
起を設ける必要もないため、開口穴の形状を簡単にする
ことが出来る。
【0020】さらに、コネクタの嵌合時以外のコネクタ
単体の状態でも、レバーにより保護プレートを移動でき
るため、リペア時に保護プレートを後退させて治具の操
作を容易とすることが出来ると共に、リペア終了後に保
護プレートを原状位置に簡単に復帰させておくことが出
来る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1(A)(B)は多極コネクタからなる第1
コネクタ10と第2コネクタ11とを嵌合している状態
を示すものであり、図2から図8は第1コネクタ10側
の図面である。尚、上記従来例と同一の部品および同様
な構成は同一符号を付す。
【0022】第1コネクタ10はコネクタハウジング1
2の前部側に第2コネクタ11を嵌合するための開口穴
13を備えていると共に、後部側に図2(A)(B)に示す
ように、オスターミナル3を収容する端子収容室14を
多数並設している。上記端子収容室14の底面にはオス
ターミナル3を係止するランス部15を突設しており、
各端子収容室14に挿入したオスターミナル3は、その
底面に形成した係止穴3bにランス部15を係止した状
態でセットされる。このセット状態で、オスターミナル
3のコンタクト部3aは前部側の開口穴13に突出され
る。
【0023】上記開口穴13の内部には、図3に示すよ
うに、開口を閉鎖するように保護プレート20を前後進
自在にセットしている。該保護プレート20は開口穴1
3の断面形状と同様な形状を有する閉鎖部21と、その
左右両側に支持部22,22を連結した略コ字形状であ
り、左右支持部22,22の外面にガイドピン23,23
を突設している。上記保護プレート20の閉鎖部21に
はオスターミナル3を遊嵌する端子穴24を多数穿設し
ていると共に、各端子穴24の下部に隣接して治具挿入
穴25を穿設している。尚、端子穴24の下部に治具挿
入穴25を連続して形成したものも設けている。
【0024】上記保護プレート20の左右ガイドピン2
3は、コネクタハウジング12の開口穴13の左右側壁
に穿設した前後方向のガイド穴26に摺動自在に貫通し
て外部側へ突出している。該ガイド穴26に沿ってガイ
ドピン23が前後移動し、前端係止位置が図2(A)に示
す原状位置S1で、後端係止位置が図2(B)に示すコネ
クタ結合位置S2としている。
【0025】保護プレート20のガイドピン23の突出
端は、開口部左右側壁の外側に取り付けるレバー30に
形成した保護プレートガイド溝36に摺動自在に嵌合
し、レバー20の回転に応じて、上記前進停止位置と後
退停止位置との間を移動されるようにしている。
【0026】上記レバー30は、中央部31に左右両側
部32を連結したコ字形状で、左右両側部32に支軸3
3を突設しており、コネクタハウジング15の開口部左
右側壁の外側に夫々形成したレバー収納部27内に挿入
し、上記支軸33をレバー収納部27の外壁部27aに
穿設した軸穴28に挿入して、回転自在に支持してい
る。
【0027】上記レバー30の左右両側部32には、図
6および図7に示すように、コネクタガイド穴34を貫
通して穿設すると共に、該コネクタガイド穴34の前端
に連続して内面側にガイド用凹溝35を形成している。
これらガイド用凹溝35とコネクタガイド穴34とは、
第2コネクタ11を第1コネクタ10の開口穴13に押
し込んだ時に、第2コネクタ11の左右外面に突設した
ガイドピン40が挿入するようにしている。
【0028】かつ、レバー30の左右両側部32の内面
側には、上記円弧状のコネクタガイド穴34の内周側に
隣接して、同様の曲率からなる保護プレートガイド溝3
6を凹設している。この保護プレートガイド溝36には
上記したように保護プレート20より突設したガイドピ
ン23を摺動自在に嵌合している。
【0029】上記構成からなるコネクタにおいては、第
1コネクタ10と第2コネクタ11との嵌合前の状態に
おいて、即ち、第1コネクタ10が単体である場合は、
図5(A)に示される状態で、レバー30は端子収容室1
4側に倒され、この位置で中央部3の下端縁がコネクタ
ハウジング12の上面に突設したロック部(図示せず)に
より回転が停止されて仮係止されている。
【0030】上記レバー30が仮係止位置にある時、該
レバー30の保護プレートガイド溝36に係止された保
護プレート20のガイドピン23は図1(A)に示すよう
に、保護プレートガイド溝36の前端位置に位置し、保
護プレート20は図2(A)および図5(A)に示すよう
に、開口穴13の開口端縁より僅かに内部側に位置した
前端停止位置S1に停止保持されている。この時、オス
ターミナル3のコンタクト部3aの前端が保護プレート
20の端子穴24から僅かに突出した状態である。
【0031】よって、コンタクト部3aは保護プレート
20により閉鎖された開口穴13の内部に殆んどの部分
が位置し、露出されていないために外力から保護されて
いる。
【0032】次に、上記第1コネクタ10と第2コネク
タ11とを嵌合する時、まず、図1(A)に示すように、
第2コネクタ11を第1コネクタ10の開口穴13に押
し込む。この押し込みにより、第2コネクタ11に突設
したガイドピン40がレバー30のガイド用凹溝35を
通ってコネクタガイド穴34の前端に挿入される。
【0033】また、上記第2コネクタ11の押し込みに
より、第2コネクタ11に設けた各端子収容室に保護プ
レート20より突出したコンタクト部3aの先端が挿入
する。その際、各コンタクト部3aの位置は保護プレー
ト20の端子穴24により位置規制されているため、第
2コネクタ11が正規方向から挿入されない場合は端子
収容室に挿入されず、アラインメント性を保持出来る。
【0034】上記の第2コネクタ11の押し込み後に、
レバー30を支軸33を支点として、図1(A)において
矢印Y1方向に回転操作し、図1(B)に示す状態とす
る。レバー30の回転操作により、該レバー30に形成
したコネクタガイド穴34および保護プレートガイド溝
36が回転すると共に、これらコネクタガイド穴34お
よび保護プレートガイド溝36に係止したガイドピン4
0および23が前後方向に移動が規制されているため、
レバー30のY1方向の回転で、ガイドピン40および
23は連動して開口穴13の内部側に強制的に移動され
る。
【0035】よって、保護プレート20と第2コネクタ
11とは連動して、開口穴13の内部側に移動される。
上記保護プレート20の移動により、保護プレート20
より突出したコンタクト部3aが、同様に開口穴13の
挿入される第2コネクタ11の各端子挿入室に挿入され
て、該端子挿入室に収容されているメスターミナルのコ
ンタクト部と接触する。上記ガイドピン40および23
が夫々コネクタガイド穴34および保護プレートガイド
溝36の他端に達して停止した位置が、図2(B)に示す
後端係止位置S2であり、この位置において、オスター
ミナル3とメスターミナルとの結合が完全になされる。
【0036】上記したように、第1と第2コネクタ1
0,11の嵌合時に、レバー30の回転操作により保護
プレート20を後退させると同時に挿入する第2コネク
タ11の押し込みが為される。このように、保護プレー
ト20をコネクタ押し込み用のレバーの回転により仮係
止位置より移動させるため、保護プレート20を仮係止
位置から解除するための大きな操作力を必要とせず、か
つ、保護プレート20を仮係止位置にロックする手段も
不要となる。
【0037】一方、上記コネクタ嵌合後に、コネクタへ
のターミナルの挿入ミスが判明すること等により、嵌合
をし直す必要がある時は、レバー30を逆方向のY2の
方向に回転操作する。このレバー30の回転で保護プレ
ート20および第2コネクタ11は上記移動方向とは逆
方向に強制的に移動され、図1(A)に示す原状位置に復
帰する。上記原状位置に復帰した第2コネクタ11は手
動により開口穴13より容易に取り出すことが出来る。
よって、第2コネクタ11に挿入されたターミナルが誤
っていた場合には、当該ターミナルの交換を行うことが
容易に出来る。
【0038】上記レバー操作により、第2コネクタ11
と共に、保護プレート20も原状位置に復帰している。
この保護プレート20を取り付けた第1コネクタ10側
において、オスターミナルが誤って挿入されて交換する
必要がある時、上記のように、保護プレート20が原状
位置に復帰していると、ランス部15より離れた位置に
ある保護プレート20の治具挿入穴25を通して治具を
挿入しなければならないため、操作性が極めて悪くな
る。
【0039】よって、図5(A)に示す状態にあるレバー
30を、コネクタ押し込み時と同様に、コネクタ単体の
状態でレバー30を矢印Y1方向に回転させて、図5
(B)の状態とする。上記レバー30の回転により、保護
プレート20は図2(B)の後退停止位置に移動され、保
護プレート20の治具挿入穴25とランス部15との位
置が近接する。そのため、治具41を治具挿入穴25よ
り挿入してランス部15を押し下げる操作を容易に行う
ことが出来る。
【0040】治具41によりランス部15を押し下げ、
オスターミナル3の係止穴3bよりランス部15を離脱
させることにより、オスターミナル3に接続した電線8
を引くことによりオスターミナル3をコネクタ10より
容易に抜き出すことが出来る。
【0041】上記したターミナルの交換の後にレバー3
0を再度矢印Y2方向に回転させることにより、保護プ
レート20を前進停止位置(原状位置)まで移動させて、
コネクタ単体の状態において、オスターミナルを保護し
ておくことが出来る。
【0042】上記した実施例はレバー式コネクタに保護
プレートを組み合わせたものであるが、本発明は上記レ
バー式コネクタに限定されない。例えば、図8に示すよ
うに、オスターミナル3を収納する第1コネクタ10'
の開口穴2'に保護プレート20'を取り付けるものであ
れば、各端子穴24'に隣接して治具挿入穴25'を保護
プレート20に穿設することにより、オスターミナル3
のリペア性を向上させることが出来る。尚、本実施例の
保護プレート20'には治具係止用の引掛部29を前面
側に形成している。
【0043】上記保護プレート20'は、前記した従来
例と同様に、開口穴2'の内面に突設した突起6a',6b'
により仮係止されており、リペアを行う場合には、保護
プレート20'自体を治具を用いて押し込み、保護プレ
ート20'の位置をランス部に近接させる。該状態で前
記実施例と同様に治具挿入穴25'より治具を挿入して
ランス部を押し下げることにより、オスターミナルの交
換を行うことが出来る。
【0044】上記交換後に、治具係止用の引掛部29に
治具を引っ掛けることにより保護プレート20'を図示
の原状位置に復帰させることが容易に出来る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、保護プレートにリペア用の治具挿入穴を設け
ているため、リペア時に保護カバーを取り外す必要がな
い。かつ、コネクタ嵌合用のレバー操作により保護プレ
ートを連動させて移動させる場合、上記リペア時に保護
プレートをレバー回転操作で後退させてリペアを行える
ため、操作性が良い。また、リペア終了後には保護プレ
ートを原状位置までレバー操作で簡単に復帰させること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)(B)は本発明に係わる実施例のコネクタ
嵌合時の正面図である。
【図2】 (A)(B)は上記実施例の保護プレートの位置
変化を示す要部断面図である。
【図3】 上記実施例の第1コネクタの側面図である。
【図4】 (A)(B)は上記実施例の保護プレートの斜視
図と正面図である。
【図5】 (A)(B)は上記実施例の第1コネクタの斜視
図である。
【図6】 上記実施例のレバーの斜視図である。
【図7】 上記実施例のレバーの側面部を示す一部断面
図である。
【図8】 本発明の変形例を示す第1コネクタの一部を
断面した正面図である。
【図9】 従来例を示すコネクタの断面図である。
【図10】 図9のコネクタの斜視図である。
【図11】 図9のコネクタにおけるコネクタ嵌合時の
断面図である。
【符号の説明】 3 オスターミナル 3a コンタクト部 10 第1コネクタ 11 第2コネクタ 13 開口穴 14 端子挿入室 15 ランス部 20 保護プレート 23 ガイドピン 24 端子穴 25 治具挿入穴 30 レバー 33 ガイドピン 34 コネクタガイド穴 36 保護プレートガイド溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される第1コネクタと第2コ
    ネクタのうち、第1コネクタにオスターミナルを取り付
    けて第2コネクタ嵌合用の開口穴にオスターミナルのコ
    ンタクト部を突出させる一方、第2コネクタにメスター
    ミナルを取り付け、該第2コンタクトを第1コネクタの
    開口穴に挿入することによりオスターミナルとメスター
    ミナルとを接続するコネクタにおいて、 上記第1コネクタにレバーを回転自在に軸支すると共に
    該レバーにコネクタガイド穴を設ける一方、第2コネク
    タにガイドピンを設け、上記コネクタの嵌合時に上記ガ
    イドピンをコネクタガイド穴に挿入して上記レバーの回
    転操作により第2コネクタを引き寄せて嵌合する構成と
    すると共に、 上記第1コネクタの開口穴に、コンタクト部が貫通する
    端子穴を設けた保護プレートをコネクタ挿入方向と同方
    向に移動可能に取り付けて開口穴を閉鎖し、該保護プレ
    ートにガイドピンを設ける一方、該ガイドピンが嵌合す
    る保護プレートガイド溝を上記レバーに形成し、該レバ
    ーの回転操作により第2コネクタと連動して或いは第2
    コネクタが非挿入状態では単独で保護プレートを移動出
    来る構成としているコネクタ。
  2. 【請求項2】 上記保護プレートには、端子穴に近接し
    てリペア用の治具挿入穴を穿設していることを特徴とす
    る請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 互いに嵌合される第1コネクタと第2コ
    ネクタのうち、第1コネクタにオスターミナルを取り付
    けて第2コネクタ嵌合用の開口穴にオスターミナルのコ
    ンタクト部を突出させる一方、第2コネクタにメスター
    ミナルを取り付け、該第2コンタクトを第1コネクタの
    開口穴に挿入することによりオスターミナルとメスター
    ミナルとを接続するコネクタにおいて、 上記第1コネクタのコンタクト部が突出した開口穴に、
    保護プレートをコネクタ挿入方向と同方向に移動可能に
    取り付けて開口穴を閉鎖し、該保護プレートにコンタク
    ト部が貫通する端子穴と、該端子穴と近接させてリペア
    用の治具挿入穴を穿設していることを特徴とするコネク
    タ。
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