JP5211929B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
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    • H01R13/62938Pivoting lever comprising own camming means

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Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
特許文献1には、互いに嵌合可能な雌雄一対のハウジングと、雌側ハウジングのハウジング本体に被せ付けられる電線カバーと、電線カバーに回動可能に装着されるレバーとを備えたコネクタが開示されている。レバーにはカム溝が設けられ、雄側ハウジングにはカムフォロアが設けられており、レバーの回動に伴ってカム溝とカムフォロアとの間にカム作用が発揮され、もって両ハウジングが低嵌合力で嵌合されるようになっている。また、レバーにはカム溝とは別に係合溝が設けられ、ハウジング本体には係合突部が設けられており、レバーの回動過程で係合溝の内部を係合突部が摺動することにより、ハウジング本体に対する電線カバーの相対位置の位置ずれが規制されるようになっている。
特開2008−27787公報
ところで、両ハウジングの嵌合過程ではレバーの操作力が雌側ハウジングの幅方向(長さ方向)の両側に均等に作用しないため、嵌合の進行に伴って両ハウジングが幅方向に傾くことがある。とりわけ、幅方向に細長い多極コネクタの場合には両ハウジングの傾きが生じ易く、傾きの発生により、レバーの操作力が増大するとともに、両ハウジングに収容された端子金具同士の接触代が不足するという問題が生じる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、嵌合時における両ハウジングの傾きの発生を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、回動軸を中心として回動可能なレバーを装着した第1ハウジングと、前記レバーに設けられた係合部と係合可能な係合受部を有し、前記レバーの回動に伴って前記係合部と前記係合受部との間に発揮される倍力作用により前記第1ハウジングに低嵌合力で嵌合される第2ハウジングとを備えたコネクタであって、前記第2ハウジングには、前記係合受部を有する面に複数の姿勢矯正ピンが設けられ、前記レバーにはその回動過程で前記姿勢矯正ピンと係合可能な姿勢矯正溝が前記回動軸を中心とする円弧に沿って設けられ、かつ前記姿勢矯正溝は、前記レバーにおける前記係合部を有する面に複数設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記両ハウジングの嵌合過程では、前記各姿勢矯正ピンが対応する前記姿勢矯正溝に一斉に係入するところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のものにおいて、前記各姿勢矯正ピンは、前記係合受部を挟んだ両側に前記係合受部から等距離をおいて対をなしているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のものにおいて、前記係合部はカム溝とされ、前記レバーには前記カム溝と前記姿勢矯正溝とが交差する交差部が設けられており、前記交差部では、前記姿勢矯正溝のほうが前記カム溝よりも深く、かつ前記姿勢矯正ピンの先端が前記カム溝の溝底面より深い位置に配置されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
第2ハウジングには姿勢矯正ピンが設けられ、第1ハウジングに装着されたレバーには姿勢矯正ピンと係合可能な姿勢矯正溝が回動軸を中心とする円弧に沿って設けられているため、レバーの回動に伴って姿勢矯正溝の内部を姿勢矯正ピンが摺動することにより、両ハウジングの嵌合姿勢が正しく矯正される。こうして嵌合時における両ハウジングの傾きが防止される結果、レバーの操作力が低減されるとともに、両ハウジングに収容された端子金具同士の接触代が適正に確保される。
また、姿勢矯正ピンが第2ハウジングにおける係合受部を有する面に複数設けられ、姿勢矯正溝がレバーにおける係合部を有する面に複数設けられているから、両ハウジングの傾きがより高い確実性をもって防止される。
請求項2の発明>
両ハウジングの嵌合過程で各姿勢矯正ピンが対応する姿勢矯正溝に一斉に係入するから、時間差をおいて係入するよりも嵌合バランスに優れる。
請求項3の発明>
各姿勢矯正ピンは係合受部を挟んだ両側に係合受部から等距離をおいて対をなしているから、嵌合バランスに優れるとともに、両ハウジングの傾きがよりいっそう高い確実性をもって防止される。
請求項4の発明>
係合部がカム溝とされ、レバーにはカム溝と姿勢矯正溝とが交差する交差部が設けられているから、カム溝と姿勢矯正溝とが交差しない場合に比べて、スペース効率に優れる。一方、こうした交差部を有する場合には、レバーの回動過程で姿勢矯正ピンが交差部の一角に引っ掛かるなどしてカム溝側に入り込むおそれがある。しかるに本発明によれば、交差部では、姿勢矯正溝のほうがカム溝よりも深く、姿勢矯正ピンの先端がカム溝の溝底面より深い位置に配置されているから、姿勢矯正ピンがカム溝側に進入することはなく、姿勢矯正機能の信頼性が確保される。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1乃至図12によって説明する。本実施形態に係るコネクタは、互いに嵌合可能な雌雄一対の第1、第2ハウジング10、60と、第1ハウジング10に装着されるレバー30とを備えている。なお、以下の説明において前後方向については両ハウジング10、60の嵌合面側を前方とする。
第2ハウジング60は合成樹脂製であって、図1に示すように、前方へ向けて開口する幅方向に細長い筒状のフード部61を備えている。フード部61内には雄型端子金具62の先端部が突出して配置されている。雄型端子金具62はピン状をなし、フード部61の奥壁後面から後方へ引き出され、略直角に屈曲されたあとその端部が図示しないプリント回路基板の導電路に半田接続されるようになっている。
フード部61の上下両壁の外面前端部には、幅方向の中央部に、上下一対のカムフォロア63が突設されている。カムフォロア63は、全体として円柱状をなし、その先端部にフランジ部64が外向きに張り出して設けられている。また、フード部61の上下両壁の外面には、幅方向の中央部に、フラットな端面をもったリブ65が前後方向に延出して設けられている。リブ65の前端部はフード部61の前端開口縁より前方に突出して配置され、この前端部における端面にカムフォロア63が突設されている。カムフォロア63の外周縁部の一部はフード部61の前端開口縁より前方に突出した位置にある。
また、フード部61の上下両壁の外面前端部には、カムフォロア63を挟んだ両側でかつカムフォロア63から等距離の位置に、上下一対ずつの姿勢矯正ピン66が突設されている。姿勢矯正ピン66は、全体として円柱状をなし、カムフォロア63よりも小径とされ、その突出端はカムフォロア63の突出端より外側に位置している。また、フード部61の上下両壁の外面には、幅方向の中央部に、円柱状のステージ67が設けられている。ステージ67の前端部はフード部61の前端開口縁より前方に突出して配置され、この前端部における端面に姿勢矯正ピン66が突設されている。姿勢矯正ピン66の外周縁はフード部61の前端開口縁にほぼ同じ前後位置にあり、姿勢矯正ピン66の中心とカムフォロア63の中心とはほぼ同じ前後位置にある。
第1ハウジング10は合成樹脂製であって、図1及び図9に示すように、幅方向に細長いブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の周囲を取り囲む嵌合筒部12と、ハウジング本体11の後部に被せ付けられる電線カバー13とを備え、電線カバー13にレバー30が回動可能に装着されている。ハウジング本体11と嵌合筒部12との間には相手側のフード部61が嵌入可能な組付空間14が保有されている。
ハウジング本体11には、幅方向に複数列でかつ高さ方向に複数段をなす多数のキャビティ15が整列して設けられている。キャビティ15はハウジング本体11を前後方向に貫通する形態とされ、その後方から雌型端子金具16が挿入可能とされている。雌型端子金具16は図示しない電線の端末に接続され、接続された電線はハウジング本体11の後面から外部に引き出される。
嵌合筒部12には、両ハウジング10、60の嵌合過程でカムフォロア63が貫通状態で導入される第1逃げ溝17が設けられるとともに、第1逃げ溝17を挟んだ左右対称位置に両ハウジング10、60の嵌合過程で姿勢矯正ピン66が貫通状態で導入される第2逃げ溝18が設けられている。図2にも示すように、第1逃げ溝17及び第2逃げ溝18はいずれも前後方向に真直ぐ延びて嵌合筒部12の前端開口縁に開口する形態とされている。
電線カバー13は全体としてキャップ状をなし、ハウジング本体11の後面と対向する幅方向に細長い背板19とその両側から突出する一対の覆い板21とからなり、幅方向の一端が電線導出口22として開口されている。ハウジング本体11の後面から引き出された電線は背板19の内面に沿いつつ屈曲状態で配置され、電線導出口22を通して両ハウジング10、60の嵌合方向と略直交する向きに導出される。両覆い板21の外面には、レバー30を回転可能に軸支する支軸23が突設されている。支軸23は縮径可能な一対の半割体によって構成され、全体として円柱状をなしている。
続いてレバー30について説明すると、レバー30は合成樹脂製の板材であって、図11に示すように、背板19の後方に配置される操作部31と、操作部31の両端から互いに平行に突出する一対のアーム部32とからなり、全体として門型をなしている。図12に示すように、操作部31にはロック部33が設けられており、レバー30が嵌合位置に至ったときにロック部33が電線カバー13に弾性的に係止されることでレバー30が回動規制状態に保持されるようになっている。アーム部32は概ね円板状をなし、その中央部に、支軸23を嵌合状態で受ける支軸受34が貫通して設けられている。レバー30は、支軸受34(支軸23)を中心として、操作部31が電線カバー13の電線導出口22寄りに位置する初期位置と、操作部31が電線導出口22から離れて位置する嵌合位置とを回動可能とされている。アーム部32には、レバー30が嵌合位置に至ったときにのみその移動操作が許容される棒状の検知部材35が装着され、支軸受34と操作部31との間に、検知部材35を移動可能に受けるガイド溝36が設けられている。
また、アーム部32には、相手側のカムフォロア63と係合可能なカム溝41が設けられている。カム溝41は、レバー30が初期位置にあるときに前後方向に真直ぐ延びてアーム部32の外周縁に開口する導入溝42と、導入溝42の終端から支軸受34の周りを取り巻くように曲状に延びる作用溝43とからなり、導入溝42がカム溝41全体の1/3以上の長さをもって構成されている。カム溝41の側面には、図2に示すように、フランジ部64を摺動可能に受けるガイド縁44が形成されている。また、導入溝42はその外側をアーム部32の外壁で覆われた有底溝とされ、作用溝43はアーム部32を板厚方向に貫通する形態とされている。
図12に示すように、両アーム部32の内面には、姿勢矯正ピン66を受ける左右一対ずつの姿勢矯正溝45が設けられている。姿勢矯正溝45はその外側をアーム部32の外壁で覆われた有底溝とされ、支軸受34を中心とする円弧形状をなしている。姿勢矯正溝45の溝幅は、カム溝41の溝幅よりも狭く形成されている。支軸受34を挟んで左右で対をなす姿勢矯正溝45のうち、図12に示す向かって右側に位置する第1姿勢矯正溝46は、操作部31寄りの位置にて開口される第1始端46Aと、操作部31から離れた位置にて閉止される第1終端46Bとを有し、第1始端46Aから第1終端46Bに至る途中で、詳細には長さ方向中央部で導入溝42と交差連通している。一方、図12に示す向かって左側に位置する第2姿勢矯正溝47は、操作部31から離れた位置にて開口される第2始端47Aと、操作部31寄りの位置にて閉止される第2終端47Bとを有し、カム溝41とは非連通とされている。アーム部32の内面には、アーム部32の外周縁と第1始端46Aとの間に、第1姿勢矯正溝46と面一で連なる底面をもって第1始端46Aと略直角に交わる第1凹所48が設けられ、また第1終端46Bと第2始端47Aとの間に、第2姿勢矯正溝47と面一で連なる底面をもって第2始端47Aと略直角に交わる第2凹所49が設けられている。
第1姿勢矯正溝46と導入溝42とが交差する交差部51では、第1姿勢矯正溝46のほうが導入溝42より深くなっており、導入溝42と第1姿勢矯正溝46との間には、第1姿勢矯正溝46側に一段低くなった段差52が形成されている。なお、レバー30の回動時には、姿勢矯正ピン66が姿勢矯正溝45内にほぼ密嵌されつつ同溝面を摺動するとともに、カムピンがカム溝41内にほぼ密嵌されつつ同溝面を摺動するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、第1ハウジング10に対してレバー30を初期位置に留め置く。すると、導入溝42の入り口が前方へ向けて開放される。続いて、図1及び図2に示すように、両ハウジング10、60を互いに正対させた状態から、両ハウジング10、60の嵌合動作を開始する。嵌合の過程では、第1ハウジング10の組付空間14に前方から第2ハウジング60のフード部61が進入し、さらに第1逃げ溝17及び導入溝42にカムフォロア63が進入するとともに、第2逃げ溝18に姿勢矯正ピン66が進入する。さらに嵌合が進むと、図3及び図4に示すように、カムフォロア63が作用溝43の始端を臨む導入溝42の終端に至るとともに、姿勢矯正ピン66が対応する第1凹所48及び第2凹所49を臨む位置に配される。続いて、操作部31を摘みつつレバー30を支軸23(支軸受34)を中心として嵌合位置へ向けて回動する。すると、カムフォロア63が作用溝43の溝面を摺動することでカム作用が発揮され、両ハウジング10、60が低嵌合力で嵌合される。
レバー30の回動操作を開始すると、姿勢矯正ピン66が対応する第1凹所48及び第2凹所49に進入する。レバー30の回動操作後しばらくすると、姿勢矯正ピン66が対応する姿勢矯正溝45に一斉に進入して係合する。このとき、第1ハウジング10における支軸23を挟んだ左右対称位置で姿勢矯正ピン66が姿勢矯正溝45に係入されるため、レバー30の回動バランスが適正に矯正される。またこのとき、姿勢矯正ピン66の突出端が導入溝42よりも深い位置にあって姿勢矯正溝45の底面を摺動するため、図5及び図6に示すように、姿勢矯正ピン66が交差部51に至ったときに、姿勢矯正ピン66が交差部51の一角に引っ掛かる等してカム溝41側に入り込むことはない。図7及び図8に示すように、レバー30が嵌合位置に至ると、カムフォロア63が作用溝43の終端に到達するとともに、姿勢矯正ピン66が姿勢矯正溝45の終端(第1終端46B、第2終端47B)に到達し、かつ両ハウジング10、60が正規嵌合状態に保持される。両端子金具16、62は、姿勢矯正ピン66の姿勢矯正溝45への係入後しばらくしてから互いに接触し始め、両ハウジング10、60が正規嵌合されるに伴い正規深さで接続される。
以上説明したように本実施形態によれば、レバー30の回動に伴って姿勢矯正溝45の内部を姿勢矯正ピン66が摺動することにより、両ハウジング10、60の嵌合姿勢が正しく矯正され、両ハウジング10、60が幅方向に傾くのが防止される。その結果、レバー30の操作力が低減されるとともに、両端子金具16、62が全幅に亘ってほぼ一定の接触代をもって正しく接続される。
また、姿勢矯正ピン66が第2ハウジング60におけるカムフォロア63を有する上下両面のそれぞれに一対設けられ、姿勢矯正溝45がレバー30におけるカム溝41を有する両アーム部32のそれぞれに一対設けられているから、姿勢矯正機能が複数箇所で発揮されることとなり、両ハウジング10、60の傾きがより高い確実性をもって防止される。
また、両ハウジング10、60の嵌合過程で各姿勢矯正ピン66が対応する姿勢矯正溝45に一斉に係入するから、時間差をおいて係入するよりも嵌合バランスに優れる。
さらに、各姿勢矯正ピン66はカムフォロア63を挟んだ両側にカムフォロア63から等距離をおいて対をなしているから、嵌合バランスに優れるとともに、両ハウジング10、60の傾きがよりいっそう高い確実性をもって防止される。さらにまた、レバー30には導入溝42と第1姿勢矯正溝46とが交差する交差部51が設けられているから、カム溝41と姿勢矯正溝45とが交差しない場合に比べて、スペース効率に優れるとともに、設計の自由度が高められる。一方、こうした交差部51を有する場合には、レバー30の回動過程で姿勢矯正ピン66が交差部51の一角に引っ掛かるなどして導入溝42側に入り込むおそれがあるが、交差部51では、第1姿勢矯正溝46のほうが導入溝42よりも深く、姿勢矯正ピン66の先端が導入溝42の溝底面より深い位置に配置されているから、姿勢矯正ピン66が導入溝42側に進入することはなく、姿勢矯正機能の信頼性が確保される。なお、交差部51を有するという事情があっても、第1姿勢矯正溝46と導入溝42とがいずれも有底溝とされているから、レバー30の強度が格別低下することもない。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)姿勢矯正溝は両アーム部のそれぞれに3つ以上設けられ、姿勢矯正ピンは第2ハウジングの上下両面のそれぞれに3つ以上設けられてもよい。
)姿勢矯正溝とカム溝とは非連通とされてもよい。
)姿勢矯正溝はアーム板を板厚方向に貫通する形態であってもよい。
)レバーはハウジング本体に回動可能に装着されてもよい。
)レバーはてこ式のレバーであってもよい。この場合、レバーにはカム溝の代わりに鉤状の引掛部(係合部)が設けられ、第2ハウジングにはカムフォロアの代わりに引掛部に引っ掛け係止される引掛受部(係合受部)が設けられるとよい。
本発明の実施形態1に係るコネクタの嵌合前の状態を示す平面図である。 その要部破断平面図である。 コネクタの嵌合開始後、レバーを回動する直前の状態を示す平面図である。 その要部破断した平面図である。 レバーの回動途中の状態を示す平面図である。 その要部破断平面図である。 レバーを嵌合位置まで回動した状態を示す平面図である。 その要部破断平面図である。 図3のX−X断面図である。 第2ハウジングの正面図である。 レバーの背面図である。 図11のY−Y断面図である。
符号の説明
10…第1ハウジング
23…支軸(回転軸)
30…レバー
32…アーム部
34…支軸受(回転軸)
41…カム溝(係合部)
45…姿勢矯正溝
46…第1姿勢矯正溝
47…第2姿勢矯正溝
51…交差部
60…第2ハウジング
63…カムフォロア(係合受部)
66…姿勢矯正ピン

Claims (4)

  1. 回動軸を中心として回動可能なレバーを装着した第1ハウジングと、
    前記レバーに設けられた係合部と係合可能な係合受部を有し、前記レバーの回動に伴って前記係合部と前記係合受部との間に発揮される倍力作用により前記第1ハウジングに低嵌合力で嵌合される第2ハウジングとを備えたコネクタであって、
    前記第2ハウジングには、前記係合受部を有する面に複数の姿勢矯正ピンが設けられ、前記レバーにはその回動過程で前記姿勢矯正ピンと係合可能な姿勢矯正溝が前記回動軸を中心とする円弧に沿って設けられ、かつ前記姿勢矯正溝は、前記レバーにおける前記係合部を有する面に複数設けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記両ハウジングの嵌合過程では、前記各姿勢矯正ピンが対応する前記姿勢矯正溝に一斉に係入する請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記各姿勢矯正ピンは、前記係合受部を挟んだ両側に前記係合受部から等距離をおいて対をなしている請求項1又は2記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記係合部はカム溝とされ、前記レバーには前記カム溝と前記姿勢矯正溝とが交差する交差部が設けられており、前記交差部では、前記姿勢矯正溝のほうが前記カム溝よりも深く、かつ前記姿勢矯正ピンの先端が前記カム溝の溝底面より深い位置に配置されている請求項1乃至3のいずれか1項記載のレバー式コネクタ。
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