JPH0831515A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH0831515A JPH0831515A JP6185476A JP18547694A JPH0831515A JP H0831515 A JPH0831515 A JP H0831515A JP 6185476 A JP6185476 A JP 6185476A JP 18547694 A JP18547694 A JP 18547694A JP H0831515 A JPH0831515 A JP H0831515A
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- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
クタの半嵌合状態を容易に検知可能とする。 【構成】 雌雄のハウジングF,Mが完全嵌合している
状態では、雌ハウジングFに形成した係止アーム6の係
止突部7が雄ハウジングMに形成した係止壁4の窓部5
と係合している。この状態で係止アーム6の先端に回動
可能に設けたロック保持部材19をロック解除位置から
ロック位置へと回動してやれば係止アーム6は撓み変形
が規制され、ロック状態を保持する。ハウジングF,M
同士が半嵌合状態のときには、係止アーム6が撓み変形
の途上にある。この時にはロック保持部材19が係止ア
ーム6の撓み側へ進入不能であるため、作業者はロック
位置へ変位不能であることに基づいて半嵌合状態である
ことを知る。
Description
態をロックするための方式として、一方のハウジングに
撓み変形可能な係止アームを設け、他方のハウジングに
はこの係止アームと弾性的に係合可能な係止部を設ける
方式のものが知られている。この例として、図8に示す
ようなものがある。同図のものは雌ハウジングFの上面
に撓み変形可能な係止アーム40が設けられ、雄ハウジ
ングM側には係止アーム40が差し込み可能な膨部41
が形成されかつこの膨部41には係止アーム40の爪部
42と係合可能な窓部43が開口されている。かくし
て、両ハウジングF,Mが完全に嵌合した状態では係止
アーム40の爪部42が窓部43と係合するが、このと
きには係止アーム40は撓み得る状態にあるため、外力
の作用によってロック解除の可能性がある。そこで、こ
の例では両ハウジングF,Mの嵌合時に係止アーム40
が膨部41から突出する部分に側方からコの字形のロッ
ク保持片44を差し込んで係止アーム40の撓みを規制
し、これによってハウジングM,Fのロック状態を保持
するようにしている。
あるが、両ハウジングF,Mが不完全な嵌合のままに次
の工程へ移送されてしまうのを防止することができるよ
う、いわゆる半嵌合検知の機能も有している。すなわ
ち、上記のものではもし半嵌合状態であれば係止アーム
40が撓んだままの状態であることから、ロック保持片
44の差し込みができないことになり、作業者はこの状
態をもって半嵌合であることを知ることになる。
82号)であり、このものも係止アーム45が雌ハウジ
ングFに設けられ、その途中に形成された突起46が雄
ハウジングM側の窓部47に係合することで両ハウジン
グF,Mがロック状態となる。また、このものは図9
(a)に示すようにロック保持具48が雌ハウジングF
の先端後方に配置されている。両ハウジングF,Mが完
全嵌合した後に図9(b)に示すようにロック保持具4
8を前方へ操作することで、ここから突出する突片49
が係止アーム45側の係止溝50へ差し込まれ、これに
よって係止アーム45の撓みを規制してロック状態が保
持される。半嵌合状態であれば係止アーム45が撓んだ
ままであるため、係止溝50と突片49とが不整合とな
って差し込みができない。
持片が別体であるため、別個の管理が必要であり、紛失
しやすい等、取扱いの面で有利でない。また、係止アー
ムはロック保持片が取付く部分の長さ寸法を別途確保し
なければならず、その分係止アームの全長が必要以上に
長くなり、運搬時等に引掛けて損傷しやすい。また、図
9のものはロック保持片は雌ハウジングに一体化されて
いるものの、通常時にはロック保持具は突片の先端を係
止溝の後方に離間させ、係止アームの撓み変形動作を阻
害しないようにしておかねばならない。したがって、こ
のような干渉回避の寸法を後方に確保した配置となる
分、ハウジングの全長が長くなったりあるいは図に示す
ように、ロック保持具がハウジングの後方へ突き出した
構成となってしまう。このような構成では、ハウジング
が大型化したりあるいはロック保持具の突き出しによっ
て損傷を受け易いものとなる。
されたものであり、その目的の一つは取扱い性に優れか
つ簡素な構成のコネクタを提供することであり、他には
半嵌合状態を容易に知ることができるコネクタを提供す
ることである。
に本発明では、雌雄のコネクタハウジングの一方には撓
み変形可能な係止アームが、他方のコネクタハウジング
には前記両ハウジングが完全嵌合時に前記係止アームと
弾性的に係合可能な係止部がそれぞれ配されてなるコネ
クタにおいて、前記いずれかのコネクタハウジングには
ロック保持部材が回動可能に装着され、かつこのロック
保持部材は前記係止アームの解離方向への撓みを許容す
るロック解除位置と前記係止アームの撓み側へ進入して
その解離方向への撓み変形を規制するロック位置との間
で変位可能な構成としてあることを特徴とするものであ
る。
自由端側に回動可能に装着され、前記ロック解除位置に
あるときには係止アームの自由端部に設けられたロック
表示部を覆い、前記ロック位置にあるときにはロック表
示部を露出させる構成としてもよい(請求項2記載の発
明)。
全嵌合している状態では、係止アームが他方のハウジン
グの係止部と係合している。この状態でロック保持部材
をロック解除位置からロック位置へと回動してやれば係
止アームは撓み変形が規制され、ロック状態が保持され
る。
係止アームが撓み変形の途上にある。この時にはロック
保持部材が係止アームの撓み側へ進入不能であるため、
作業者はロック位置へ変位不能であることに基づいて半
嵌合状態であることを知る。請求項2記載の発明では、
請求項1記載の発明の作用に加えて、ロック保持部材が
ロック位置へ回転すると係止アーム側のロック表示部が
露出され、半嵌合状態であればロック表示部が完全に露
出されない。
1の発明ではロック保持部材はいずれかのコネクタハウ
ジングに一体化され、かつ定位置での回動可能に取り付
けられているため、前後方向に関する寸法が従来のもの
に比較して短くなり、コンパクトな構造となる。
隠されているロック表示部がロック保持部材の回動によ
って露出されるため、ロック表示部を目立つ表示として
おけば雌雄ハウジングが完全嵌合状態にあるか否かが容
易に視認できる。
7を参照して説明する。
互に嵌合可能な雌雄一対のコネクタハウジングM,Fか
らなる。まず、雄ハウジングMについて説明する。
成形されており、前部には雌ハウジングFとの嵌合に関
与するフード部1が前方へ向けて開口して形成され、後
部には複数本の雄端子を保持するための本体部2が連続
して形成されている。本体部2に対しては後方より雄端
子が挿入され、各雄端子の先端部はフード部1内に臨ん
でいる。
り、その左右両側壁は上縁部が長さ方向に沿って内側へ
U字状に折り返し形成されることで、雌ハウジングFと
の嵌合を案内する位置決め溝部3が形成されている。ま
た、両位置決め溝部3が設けられている部分の間は雌ハ
ウジングFとのロックのための係止壁4によって接続さ
れている。この係止壁4の上面はその外側に位置する左
右の面よりも低くなっており、かつその前端の位置も両
側より内側へ引っ込んで形成されている。係止壁4には
本体部2側の端縁の中央部から前方へ向けて所定長さの
窓部5が貫通して形成されており、雌ハウジングF側の
係止アーム6に形成された係止突部7と係合可能であ
る。本例では、係止アーム6との係合動作が円滑に行わ
れるよう、係止壁4の前縁には案内用の面取り8が施さ
れている(図2参照)。係止壁4の下面には左右一対の
スライド突片9が垂下形成されている。両スライド突片
9は係止アーム6の両側に保有されている隙間へ進入可
能であり、このときの進入動作を円滑ならしめるため
に、両スライド突片9の前縁には面取り11が形成され
ている(図2参照)。
同様、合成樹脂材によって一体に成形されたものであ
り、全体は図1に示すように略直方体状をなしている。
そして、ここには雄ハウジングM側の各雄端子(図示し
ない)と対応する数の端子収容室12が区画形成されて
いる。すなわち、この実施例では端子収容室12は上下
に配され、下段側には4室が並列して配され、上段側に
は左右に2室が分かれて配置されている。各端子収容室
12には図示はしないがそれぞれ雌端子が挿入され、こ
れらは雌雄両ハウジングF,Mの正規な嵌合によって電
気的に接続された状態となる。
左右両側縁部には一対のガイド突部13が突出してお
り、雄ハウジングMの両位置決め溝部3と嵌合可能に形
成されている。さらに、両ガイド突部13の後端部の内
側には次述する係止アーム6を保護するための保護突部
14がガイド突部13とほぼ同じ高さをもって突出形成
されている。
係止アーム6を配置するための取付け凹部15が形成さ
れている。この取付け凹部15の底面には長さ方向に沿
って一対の突条16が突出形成されている。図2に示す
ように係止アーム6は両突条16の一端側(雄ハウジン
グMと対向する側)を集合させてU字状に折り返されて
おり、雌ハウジングFの反対側端部近くまで延出してい
る。係止アーム6の先端は自由端となっていて、係止ア
ーム6全体を上下方向へ撓み変形可能としている。ま
た、係止アーム6の上面中央部には係止突部7が配され
ており、雄ハウジングM側の窓部5に係合可能である。
そして、この係合を可能ならしめる程度の係止アーム6
の撓み量を確保するために、係止アーム6の自由端側の
下面には斜面をなす逃がし17が形成されて、両突条1
6との干渉回避が図られている。但し、係止突部7の前
面は上り勾配の傾斜面18となっており、窓部5への係
合動作が円滑になされるようになっている。
ウジングF,Mをロック状態とするためのロック保持部
材19が取り付けられる取付け凸部20が形成されてい
る。取付け凸部20は、上記した逃がし17が形成され
ている部分の終端から上面にかけての背面の範囲が弧面
となっており、前面はほぼ直角に切り落とされた形状を
なして形成されている。さらに、取付け凸部20の上面
は雌雄ハウジングF,Mがロック状態であることを表示
するためのロック表示部21となっている。このロック
表示部21は本例では他のハウジングとは異なる色によ
って着色がなされたものとなっているが、カラーテープ
の貼り付けなどであっても構わない。なお、取付け凸部
20には前後方向に貫通孔22が貫通しているが、これ
は係止突部7の成形の関係で形成されたものである。さ
て、取付け凸部20の両側面には回動軸23が外方へ一
体に突出形成されており、この回動軸23によってロッ
ク保持部材19が回動可能に取り付けられている。ロッ
ク保持部材19は取付け凸部20の上面、両側面および
背面を取り囲むようなボックス形状に形成され、その内
面は取付け凸部20の背面から上面にかけての弧面に整
合するような弧面形状をなしている。そして、ロック保
持部材19は図2に示すような通常の状態では取付け凸
部20の前面とほぼ面一の状態でロック表示部21を隠
ぺいするような位置(ロック解除位置)に保持されてい
る。また、ロック保持部材19の下面から側面にかけて
の形状は、係止アーム6が図6に示すような雄ハウジン
グM側と係合している状態において、取付け凸部20と
両突条16との間へほぼ隙間無く潜り込むような回動操
作が許容されるように設定されている。そして、ロック
保持部材19がこのような回動位置(ロック位置)へ変
位した結果、ロック表示部21が露出され、その一方で
係止アーム6全体の下方への撓みが規制される。そし
て、図5に示すように両ハウジングF,Mの嵌合途上に
おいては係止アーム6が撓んだときにロック保持部材1
9と両突条16との干渉を回避するために、ロック保持
部材19の背面の下部には切り欠き部24が形成されて
いる。
効果を具体的に説明する。雌雄のハウジングF,Mを嵌
合させる場合には、ロック保持部材19をロック解除位
置にしたまま雌ハウジングFを雄ハウジングMのフード
部1に適合させて押し嵌める。この場合には、両ガイド
突部13が対応する位置決め溝部3に徐々に嵌め合わさ
れていくことで、ハウジング相互の嵌め合い操作が案内
される。また、嵌め合い操作がなされるときには、図5
に示すように係止壁4の両スライド突片9が係止アーム
6の両側に保有されている隙間へ案内されてゆくととも
に、係止壁4の先端縁が係止突部7の傾斜面18に沿っ
て摺接することで係止アーム6全体が下方へ撓み変形す
る。なお、このときには係止アーム6に形成された切り
欠き部24によって両突条16との干渉が回避されてい
る。
した状態に至ると、図示しない雌雄の端子同士の電気的
接続がなされる一方で、図6に示すように係止アーム6
が弾性復帰し係止突部7が窓部5の開口縁に係止する。
この後、作業者によってロック保持部材19を回動軸2
3を中心として回動操作を行うと、ロック保持部材19
はロック解除位置からロック位置へと変位する。これに
よって、ロック保持部材19は取付け凸部20の下方へ
潜り込み、両突条16に接触して突条16と取付け凸部
20との間の隙間を埋めるように介在されるため、係止
アーム6の下方への撓みが規制される。すなわち、係止
突部7と窓部5の開口縁との係合状態が保持されるた
め、係止アーム6に対しロック解除方向の外力が作用し
ても両ハウジングF,Mのロック状態が確実に保持され
る。
ロック表示部21が露出され、ロック表示部21が外部
から目立つような彩色が施されていることから、作業者
等は両ハウジングF,Mが完全嵌合状態にあることが視
覚的に確実に視認できる。
らない半嵌合状態では、図5に示すように、係止アーム
6が下方へ撓んだ状態にあり、取付け凸部20と突条1
6との間にはロック保持部材19の回動を許容できるだ
けの隙間がないため、ロック保持部材19を回動操作し
ようとしてもロック保持部材19の背面部分が突条16
と干渉し、それ以上の回動操作を制限する。これによっ
て、作業者は両ハウジングF,Mが半嵌合状態であるこ
とを知る。したがって、両ハウジングF,Mに対する再
度の嵌合操作を強制するため、半嵌合状態のまま次工程
へ搬送されてしまう事態が回避できる。
合の操作は、まずロック保持部材19をロック位置から
ロック解除位置へ戻して係止アーム6の撓み変形を可能
にした後に行われる。
9を係止アーム6の先端に取付けられてハウジングとの
一体化が図られているため取扱い性に優れ、また回動可
能に取り付けられて、操作時にハウジングの前後方向へ
の変位を伴う方式ではないため、この方向に関してハウ
ジングの寸法を短くすることができる。また、ロック保
持部材19を回動操作することでロック表示部21が露
出されるようにしたため、ロック状態にあることの有無
の確認を極めて容易に行うことができる。
るべきものでなく、次のような変形例も本発明の技術的
範囲に含まれる。 ロック保持部材19の取り付け箇所は、係止アーム6
の取付け凸部20に限らず、例えば保護突部14あるい
は係止アーム6の両側に保有された隙間の側壁面であっ
てもよい。 ロック保持部材19が取り付けられる係止アーム6は
雌側でなく、雄側のハウジングに設けてもよい。
図
の上面図
Claims (2)
- 【請求項1】 雌雄のコネクタハウジングの一方には撓
み変形可能な係止アームが、他方のコネクタハウジング
には前記両ハウジングが完全嵌合時に前記係止アームと
弾性的に係合可能な係止部がそれぞれ配されてなるコネ
クタにおいて、 前記いずれかのコネクタハウジングにはロック保持部材
が回動可能に装着され、かつこのロック保持部材は前記
係止アームの解離方向への撓みを許容するロック解除位
置と前記係止アームの撓み側へ進入してその解離方向へ
の撓み変形を規制するロック位置との間で変位可能な構
成としてあることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
ロック保持部材は係止アームの自由端側に回動可能に装
着され、前記ロック解除位置にあるときには係止アーム
の自由端部に設けられたロック表示部を覆い、前記ロッ
ク位置にあるときにはロック表示部を露出させる構成と
なっていることを特徴とするコネクタ。
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