JPH0574361U - 陳列棚の棚板昇降装置 - Google Patents

陳列棚の棚板昇降装置

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JPH0574361U
JPH0574361U JP2420492U JP2420492U JPH0574361U JP H0574361 U JPH0574361 U JP H0574361U JP 2420492 U JP2420492 U JP 2420492U JP 2420492 U JP2420492 U JP 2420492U JP H0574361 U JPH0574361 U JP H0574361U
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shelf board
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侑弘 西田
潤之助 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウオーム軸、歯車ケースの配置を変えること
により、物品の収容容積を増加させるとともに、物品の
出し入れ時における棚板昇降装置の障害をなくすことを
目的とする。 【構成】 歯車ケース(6)等を棚板(5)よりも下方に設
置するとともに、歯車ケース(6)から前方に延びる駆動
用のウオーム軸(8)を、先端が棚板(5)の前縁下部に近
接するように傾設し、ウオーム軸(8)の先端付近を支承
する軸受(10)を装着するブラケット(4)の前端部の垂直
方向の寸法を小さくすることにより、棚板の有効容積が
増加し、下段の棚板に物品を出し入れする際の操作性が
向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、棚板の高さを無段階に調節し得る棚板昇降装置を備える陳列棚に関 し、特に、棚板昇降装置の歯車ケース等が、棚板の物品載置面に突出しないよう にした陳列棚の棚板昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、棚板の高さを調節できるようにした陳列棚は、たとえば図2に示すよう に構成したものが知られている。この陳列棚は、左右1対の垂直な主柱(101)の 下端に、左右1対の水平な脚材(102)が固着され、左右の主柱(101)及び脚材(102 )が適数本の横梁(103)で連接され、L字状のフレームを構成している。左右の脚 材(102)の下面には、それぞれ前後1対の支台(104)が装着されている。
【0003】 主柱(101)は、中空断面の長方形をなし、その前面に、多数の縦長のスリット( 105)が、垂直方向に所定のピッチで列設して開設されている。左右の主柱(101) における各スリット(105)は、左右対称にそれぞれ同じ高さ位置に設けてある。
【0004】 棚板保持用のブラケット(106)は、適宜の厚さの板材であり、棚板(108)が載置 される水平な上縁と、主柱(101)に当接する垂直な後縁とを有し、後縁には、主 柱(101)のスリット(105)に挿入される複数個のフック(107)が、スリット(105)に 合致するピッチで突設されている。各フック(107)の基部の下面には、主柱(101) の前面壁の肉厚よりやや広幅の切り込みが形成され、フック(107)をそれぞれス リット(105)に挿入した後、ブラケット(106)を押し下げることにより、切り込み をスリット(105)の下辺に嵌合させ、ブラケット(106)を主柱(101)に固着できる ようになっている。
【0005】 図2の陳列棚は、左右の主柱(101)に列設した多数のスリット(105)の中、所要 の高さ位置のものを選択して、ブラケツト(106)を装着することにより、ブラケ ット(106)の装着高さ位置、したがって、ブラケット(106)に載置される棚板(108 )の高さを、スリット(105)の列設ピッチを単位として、調節することができるも のである。
【0006】 しかし、図2の従来の陳列棚は、棚板(108)の高さ位置を、スリット(105)の列 設ピツチを単位として調節し得るにすぎず、その中間の位置に設定することがで きないので、棚板(108)の高さ位置を細かく調節したい場合には、不都合が生じ る。
【0007】 図3は、上記の不都合を改善するために、本出願人が実願平3−73729号 として実用新案登録出願をした棚板昇降装置を備える陳列棚で、左右1対の主柱 (110)に沿って、それぞれ昇降可能に装着した昇降台(111)を、昇降駆動装置によ り同期的に昇降させるようにし、各昇降台(111)の前面に各1個のブラケツト(11 2)を装着して棚板(113)を載置し、左右の昇降台(111)を同期的に昇降させること により、棚板(113)の高さ位置を無段階に調節できるようにしたものである。
【0008】 図4は、昇降駆動装置の側面図、図5は、同じく正面図で、主柱(110)の中に それぞれ垂直方向をなすラック(114)が固着され、左右の摺動台(111)間に水平に 架設した駆動軸(115)の両端に、ラック(114)と噛み合うピニオン(116)が固着さ れている。
【0009】 左右1対の昇降台(111)の中、左側の内側面に歯車ケース(117)を装着し、その 中に、駆動軸(115)に固着したウオーム歯車(118)、及び前後方向のウオーム軸(1 19)に固着されてウオーム歯車(118)と噛み合うウオーム(120)が収容されている 。
【0010】 ウオーム軸(119)は、歯車ケース(117)の前面に延設され、その先端近くが、ブ ラケット(112)の側面に装着した軸受(121)により支承されている。
【0011】 軸受(112)から突出したウオーム軸(119)の先端部は、正方形断面に形成され、 軸端に角孔の形成されたクランクハンドル(123)を、ウオーム軸(119)に係着して 回転することにより、ウオーム(120)、ウオーム歯車(118)、駆動軸(115)を介し て、左右1対のピニオン(116)が回転駆動し、さらにラック(114)に噛み合って転 動することにより、昇降台(111)とともに昇降する棚板(113)の高さ位置を無段階 に調節することができる。
【0012】 なお、(124)は昇降台(111)の下部に軸支したガイドローラで、主柱(110)の中 を転動して、昇降台(111)の姿勢を保持するものである。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
図4及び図5に示した昇降駆動装置は、ウオーム歯車機構を収容した歯車ケー ス(117)が棚板(113)の上面に突出しているため、棚板(113)に物品を収容し得る 有効面積が減少するといった問題がある。
【0014】 すなわち、歯車ケース(117)が棚板(113)の上面から高さ「H」で突出し、その奥 行きが「D」、横幅が「W」であると、「H×D×W」の容積の部分は、物品を収容で きないことになる。
【0015】 また、図示の装置では、駆動軸(115)が棚板(113)と同じ高さ位置になっている ため、棚板(113)の奥行き寸法を摺動台(111)の後縁付近まで延伸することができ ず、やはり、棚板(113)の有効容積が小さくなる問題がある。
【0016】 これらの問題を解決するために、たとえば、図6に示すように、摺動台(111) 及び歯車ケース(117)の位置を、棚板(113)よりも下方に設置したとすると、棚板 (113)の上面に歯車ケース(117)が突出することはなく、また、棚板(113)の奥行 き寸法を、充分に大きくすることも可能になる。
【0017】 しかし、この場合、歯車ケース(117)から前方に延伸するウオーム軸(119)の位 置も下方に設置されることになり、その先端部を支承する軸受(121)をウオーム 軸(119)に整合する位置に装着するためには、ブラケット(124)の前端部の垂直方 向の幅を、下方に向けて大きくする必要が生じる。
【0018】 このように、ブラケット(124)の前端部を、棚板(113)の下面に大きく垂下した 形状にすると、2点鎖線で示す下段の棚板の左端付近に、物品を出し入れする際 に、この垂下部が邪魔になって、操作性を損なう不都合が生じる。
【0019】 本考案は、ウオーム軸、歯車ケースの配置を変えることにより、物品の収容容 積を増加させるとともに、物品の出し入れ時における棚板昇降装置の障害をなく すことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、次のとおりに構成されている。
【0021】 左右1対の主柱に装着した左右1対の昇降台を昇降駆動装置により同期的に昇 降させ、それとともに棚板を昇降させる陳列棚の棚板昇降装置において、昇降駆 動装置の歯車ケースを、左右1対の昇降台のいずれか一方の内側面に隣接させて 棚板より下方に設置し、ウオームを回転駆動するウオーム軸を歯車ケースの前面 を通して棚板の前縁下部に延設させるとともに、ウオーム及びウオーム軸を、ウ オーム軸の先端が棚板の下面に近接する前上方に向けて傾設したことを特徴とす る陳列棚の棚板昇降装置。
【0022】 ブラケットの内側面に軸受を装着して、ウオーム軸の先端付近を支承すること が望ましい。
【0023】
【作用】
歯車ケースを棚板より下方に設置して、棚板の上面に突出させないことにより 、棚板の有効面積を増加するとともに、下方に配置されるウオーム及びウオーム 軸を前上がりに傾設させ、ウオーム軸の先端部が支承されるブラケットの前端部 の垂直方向の寸法を小さくすることにより、下段の棚板へ物品を出し入れする際 の操作性を向上できる。
【0024】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例の要部を示す側面図で、図3の従来例と同様に、左 右用1対の主柱(1)が長方形断面に形成され、内部に垂直方向のラック(図示省 略)が固着されている。
【0025】 左右1対の昇降台(2)は、各主柱(1)に沿って昇降可能に設置され、両側の昇 降台(2)に駆動軸(3)が架設され、駆動軸(3)の両端に固着したピニオン(図示 省略)がラックに噛み合わされている点も図3と同様である。
【0026】 各昇降台(2)の前面には、それぞれブラケット(4)が突設され、棚板(6)が載 置されている。
【0027】 一方(左側)の昇降台(2)の内側面には、歯車ケース(6)が固着され、その内部 に、駆動軸(3)に固着したウオーム歯車(7)が収容されている。昇降台(2)及び 歯車ケース(7)は、上縁の位置を棚板(5)の下面と同高に、もしくはそれより下 方として、棚板(5)の上面に突出しないように形成されている。
【0028】 歯車ケース(6)の下部には、ほぼ前後方向をなすウオーム軸(8)が、軸回りに 回転可能に装着され、ウオーム歯車(7)に噛み合うウオーム(9)が固着されてい る。
【0029】 前方に向かって延びるウオーム軸(8)の先端部は、棚板(5)の下面に近接する ように前上がりに傾設され、歯車ケース(6)の前後面の壁体が、そのウオーム軸 (8)に直交するように傾設されている。
【0030】 ブラケット(4)の内側面に、ウオーム軸(8)の先端部を支承する軸受(10)が装 着されている。図6の場合に比して、軸受(10)を棚板(5)の下面に近接した位置 に設置できるため、ブラケット(4)の前端部の垂直方向の寸法を小さくすること ができ、2点鎖線で示す下段の棚板の端部に物品を出し入れする際の操作性が向 上する。
【0031】 なお、図3に示す例では、ラック(114)を主柱(110)内の後部に設けたが、ラッ クを主柱(110)内の前部に設け、後方を向く歯でピニオン(116)と噛合するように してもよい。
【0032】
【考案の効果】
本考案は、次の効果を奏する。
【0033】 (a) 棚板の高さを、収容中の物品や棚板を取り外すことなく、無段階に調節 することができ、かつ、昇降駆動装置を構成する歯車ケース等が棚板の上面に突 出しないので、物品を収容し得る棚板の有効面積を増加させることができる。
【0034】 (b) 昇降駆動装置のウオーム軸の先端部が支承されるブラケットの前端部の 垂直方向の寸法を小さくできるため、下段の棚板の端部に物品を出し入れする際 の操作性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を示す側面図である。
【図2】従来の棚板の高さを調節し得る陳列棚の1例を
示す斜視図である。
【図3】従来の棚板の高さを無段階に調節し得るように
した陳列棚を示す斜視図である。
【図4】図3の装置における昇降駆動装置の側面図であ
る。
【図5】同じく正面図である。
【図6】図4の装置の変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
(1)主柱 (2)昇降台 (3)駆動軸 (4)ブラケット (5)棚板 (6)歯車ケース (7)ウオーム歯車 (8)ウオーム軸 (9)ウオーム (10)軸受

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右1対の主柱に装着した左右1対の昇
    降台を昇降駆動装置により同期的に昇降させ、それとと
    もに棚板を昇降させる陳列棚の棚板昇降装置において、
    昇降駆動装置の歯車ケースを、左右1対の昇降台のいず
    れか一方の内側面に隣接させて棚板より下方に設置し、
    ウオームを回転駆動するウオーム軸を歯車ケースの前面
    を通して棚板の前縁下部に延設させるとともに、ウオー
    ム及びウオーム軸を、ウオーム軸の先端が棚板の下面に
    近接する前上方に向けて傾設したことを特徴とする陳列
    棚の棚板昇降装置。
  2. 【請求項2】 ブラケットの内側面に、ウオーム軸の先
    端付近を支承する軸受を装着したことを特徴とする請求
    項1に記載の陳列棚の棚板昇降装置。
JP2420492U 1992-03-24 1992-03-24 陳列棚の棚板昇降装置 Expired - Lifetime JP2563027Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108078195A (zh) * 2017-12-12 2018-05-29 无锡艾科瑞思产品设计与研究有限公司 一种电动吊柜
KR20180117387A (ko) * 2017-04-19 2018-10-29 김주옥 회전 걸이 기반 하이브리드 선반 조절 장치
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