JP5348478B2 - 保管設備 - Google Patents
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Description
そして、かかる保管設備において、従来では、スタッカークレーンに備えさせる移載装置としては、容器を載置して出退するフォークが用いられるようになっていた(例えば、特許文献1参照。)。
つまり、フォークは、大型の容器を移載するために、その出退量が大きな大型となり、しかも、突出した状態においても容器の重量に抗して下方に撓まない強度を備えさせる必要上、重量の大きな丈夫な部材を用いて形成することになるため、大重量となる。
また、スタッカークレーンは、容器を支持するフォークを突出させた状態においても傾くことが無いようにする必要があるため、スタッカークレーンにおける走行台車部やその走行台車部から立設するマストを十分な強度を備えるように構成する必要があり、その結果、スタッカークレーンも、大型で大重量なものとなる。
前記移載装置が、前記収納部に対する前記容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部に対する移載方向に載置搬送する載置搬送部と、前記移載方向と交差する横方向に伸びる状態で前記容器の底部に位置する容器構成用枠体に係合して、前記容器を前記収納部から前記載置搬送部に係止移動させ且つ前記容器を前記載置搬送部から前記収納部に係止移動させる係止搬送部とを備える状態に構成され、
前記係止搬送部が、前記容器構成用枠体に係合する係合部と、その係合部を前記移載方向に移動させる移載移動手段と、前記係合部を前記容器構成用枠体に対して係脱させるために昇降させる昇降手段とから構成され、
前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な一対の回転ローラを、前記容器構成用枠体が挿脱可能な間隔を隔てて並べて構成されている点を特徴とする。
また、スタッカークレーンに備える移載装置によって、載置搬送部に載置されている容器を棚の収納部に収納するときには、容器移載用位置に位置する載置搬送部にて容器を棚の収納部側に載置搬送し、且つ、そのように載置搬送される容器を棚の収納部に係止搬送部にて係止移動させることになる。
したがって、載置搬送部は、容器の全体を支持する状態になることがあるものの、スタッカークレーンから棚の収納部側に突出するようなことはなく、スタッカークレーン側に位置し続けながら容器を支持するものであるから、重量の大きな容器を支持するための強度は、上述した従来例で述べた収納部側に突出するフォークに備えさせる強度よりも、小さくできるものである。
前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿って左右一対設けられている点を特徴とする。
このように左右一対の係合部にて容器構成用枠体を係止するようにすると、容器が移動抵抗等により傾くことを抑制して、容器を適正な姿勢を維持させた状態で移載できるものとなるのである。
前記係合部を構成する前記回転ローラが、前記容器構成用枠体の前記移載方向に沿う幅よりも大径である点を特徴とする。
前記収納部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラを前記移載方向に並べて構成され、前記収納部の出入口側箇所に、収納された前記容器が外部側に移動するのを受け止め阻止する受止め体が、受止め姿勢と受止め解除姿勢とに切換え自在に且つ前記受止め姿勢に復帰付勢された状態で設けられ、前記移載装置に、前記受止め体を復帰付勢力に抗して前記受止め解除姿勢に操作する受止め体操作手段が設けられている点を特徴とする。
図1、図2及び図15に示すように、ガラス基板Gを収納する容器Pを保管する複数の収納部Sを縦横に備える棚Rと、容器Pを棚Rに対して出し入れするスタッカークレーンKとが備えられて保管設備が構成されている。
そして、スタッカークレーンKが、搬出入部Wと収納部Sとの間で容器Pを搬送するように構成されている。ちなみに、このような保管設備は、一般に、ガラス基板Gを加工処理する処理設備が設置されたクリーンルーム内に設置されて、加工処理前のガラス基板G、加工処理途中のガラス基板G、及び、加工処理済みのガラス基板Gを保管するために用いられることになる。
移載装置5は、詳細は後述するが、図9及び図10に示すように、収納部Sに対する容器移載用位置に位置された状態で容器Pを収納部Sに対する移載方向に載置搬送する載置搬送部M、及び、移載方向と交差する横方向に伸びる状態で容器Pの底部に位置する容器構成用枠体6(図15参照)に係合して、容器Pを収納部Sから載置搬送部Mに係止移動させ且つ容器Pを載置搬送部Mから収納部Sに係止移動させる係止搬送部Nを備える状態に構成されている。
そして、下部枠体P2には、上述の如く、移載方向と交差する横方向に伸びる状態で容器Pの底部に位置する容器構成用枠体6が、前後方向に沿って複数備えられ、それら複数の容器構成用枠6のうちの端部のものが、後述の如く、係止搬送部Nにて係止されることになる。
また、左右の支持枠10には、容器Pの横側面を案内するガイドローラ13を支持するローラ支持体14が取り付けられている。
さらに、左右支持枠10における収納部Sの奥側に対応する部分には、容器Pを受け止めるストッパー18が設けられている。
そして、移載装置5に、詳細は後述するが、受止め体19を復帰付勢力に抗して受止め解除姿勢に操作する受止め体操作手段Uが設けられており、収納部Sに対して容器Pを移載するときには、この受止め体操作手段Uにて、受止め体19を解除姿勢に切換えるように構成されている。
受止め体19の姿勢切換え用の操作体21が、支持枠20に横軸芯Q2で前後方向に揺動自在に枢支され、その操作体21に設けた連系用ローラ22が、受止め体19に形成した係合孔23に係合され、操作体21が前方側に揺動することにより、受止め体19を受止め姿勢(図8(a)参照)に操作し、操作体21が後方側に揺動することにより、受止め体19をと受止め解除姿勢(図8(b)参照)に操作できるように構成され、さらに、操作体21を前方側に付勢する引っ張りスプリング24が、操作体21と支持枠20との間に設けられている。
また、操作体21には、受止め体操作手段Uにて押圧される被操作用ローラ25が設けられている。
すなわち、昇降部4が、左右の主枠体30を連結枠31にて接続して構成され、載置搬送部Mを構成する左右一対のローラ式搬送装置32が、左右の主枠体30に装着されている。
ローラ式搬送装置32は、容器Pの搬送方向に並ぶ複数の搬送ローラ33、駆動用モータ34、及び、その駆動用モータ34の駆動力にて搬送ローラ33を駆動するローラ駆動用チェーン35を備えて構成され、そして、駆動用モータ34を正逆に回転させることにより、容器Pを左右いずれの方向にも搬送できるように構成されている。
尚、ローラ式搬送装置32の両端部に相当する箇所は、収納部Sに備えさせたガイド体15と同様な構成を備えるガイド体36が設けられ、また、ローラ式搬送装置32の搬送中間部に対応する箇所には、容器Pの横側面を案内するガイドローラ37が設けられている。
前記昇降駆動手段41は、図12に示すように、昇降駆動モータ45、及び、その昇降駆動モータ45にて駆動される一対の螺進式の昇降駆動部46を備えて、昇降駆動モータ45の正逆作動によって、昇降駆動部46にて主枠体40を昇降させるように構成されている。
前記移載駆動手段43は、図12に示すように、移載用駆動モータ47及びこの移載用駆動モータ47によって容器Pの移載方向に回動操作される駆動ベルト48を備え、この駆動ベルト48に移動枠42が接続されており、移載用駆動モータ47の正逆駆動のよって、係合部44を移載方向に正逆に移動させるように構成されている。
尚、一対の回転ローラDの間に形成される隙間は、それらの間に容器構成用枠体6が挿入した状態において、大きな融通が生じないような幅にすることになり、具体的には、容器構成用枠体6移載方向に沿う幅Hよりも大きく、かつ、その幅Hの1.5倍以下にすることが好ましい。
尚、この移載作動は、スタッカークレーンKの走行台車部2の走行、昇降部4の昇降、及び、移載装置5の移載作動を制御する制御部(図示せず)によって実行されるものである。
図16(a)に示すように、載置搬送部Mが収納部Sに対する容器移載用位置に位置する状態となるように、スタッカークレーンKの昇降部4を位置決めする。例示はしないが、このように位置決めした状態において、受止め体操作手段Uにより、受止め体19を復帰付勢力に抗して受止め解除姿勢に操作する。
図16(b)に示すように、係止搬送部Nの係合部44を下降させた状態で収納部S側に移動させ、次に、図16(c)に示すように、係合部44を上昇させて、容器Pの底部に位置する容器構成用枠体6に係合させる。
図17(e)に示すように、容器Pは、下降される係止搬送部Nの係合部44の係止移動、及び、載置搬送部Mの載置搬送により移動されることになる。
図18(g)に示すように、載置搬送部Mが容器Pを設定位置まで搬送して、その搬送作動を停止する。例示はしないが、この状態において、受止め体操作手段Uにより、受止め体19を受止め解除姿勢に操作することを停止して、受止め体19を受止め姿勢にする。
図19(a)に示すように、載置搬送部Mが収納部Sに対する容器移載用位置に位置する状態となるように、スタッカークレーンKの昇降部4を位置決めする。例示はしないが、このように位置決めした状態において、受止め体操作手段Uにより、受止め体19を復帰付勢力に抗して受止め解除姿勢に操作する。
図19(b)に示すように、載置搬送部Mを作動させて、容器Pを収納部Sに向けて搬送することを開始する。
以下、本発明の別実施形態について説明する。
6 容器構成用枠体
19 受け止め体
D 回転ローラ
G ガラス基板
K スタッカークレーン
M 載置搬送部
N 係止搬送部
P 容器
R 棚
S 収納部
U 受止め体操作手段
Claims (4)
- ガラス基板を収納する容器を保管する複数の収納部を縦横に備える棚と、
前記容器を前記棚に対して出し入れするスタッカークレーンとが設けられ、
前記スタッカークレーンが、前記収納部に対する容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部との間で移載する移載装置を備えている保管設備であって、
前記移載装置が、前記収納部に対する前記容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部に対する移載方向に載置搬送する載置搬送部と、前記移載方向と交差する横方向に伸びる状態で前記容器の底部に位置する容器構成用枠体に係合して、前記容器を前記収納部から前記載置搬送部に係止移動させ且つ前記容器を前記載置搬送部から前記収納部に係止移動させる係止搬送部とを備える状態に構成され、
前記係止搬送部が、前記容器構成用枠体に係合する係合部と、その係合部を前記移載方向に移動させる移載移動手段と、前記係合部を前記容器構成用枠体に対して係脱させるために昇降させる昇降手段とから構成され、
前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な一対の回転ローラを、前記容器構成用枠体が挿脱可能な間隔を隔てて並べて構成されている保管設備。 - 前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿って左右一対設けられている請求項1記載の保管設備。
- 前記係合部を構成する前記回転ローラが、前記容器構成用枠体の前記移載方向に沿う幅よりも大径である請求項1又は2に記載の保管設備。
- 前記収納部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラを前記移載方向に並べて構成され、
前記収納部の出入口側箇所に、収納された前記容器が外部側に移動するのを受け止め阻止する受止め体が、受止め姿勢と受止め解除姿勢とに切換え自在に且つ前記受止め姿勢に復帰付勢された状態で設けられ、
前記移載装置に、前記受止め体を復帰付勢力に抗して前記受止め解除姿勢に操作する受止め体操作手段が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の保管設備。
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