JP5348478B2 - 保管設備 - Google Patents

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本発明は、ガラス基板を収納する容器を保管する複数の収納部を縦横に備える棚と、前記容器を前記棚に対して出し入れするスタッカークレーンとが設けられ、前記スタッカークレーンが、前記収納部に対する容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部との間で移載する移載装置を備えている保管設備に関する。
かかる保管設備は、液晶やプラズマを用いたFPD(フラットパネルディスプレイ)を製造するためのガラス基板を収納する容器を保管するために用いられることになり、一般には、複数枚のガラス基板が、水平姿勢で上下方向並べた状態で容器内に収納されることになる。
そして、かかる保管設備において、従来では、スタッカークレーンに備えさせる移載装置としては、容器を載置して出退するフォークが用いられるようになっていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−168983号公報
近年では、FPDの大型化が進んでおり、FPDの大型化に伴ってガラス基板も大型化するものとなるため、そのガラス基板を収納する容器も大型化し、その重量も増大するものとなる。つまり、ガラス基板を収納する容器は、ガラス基板を適確に支持する必要上、一般に、鋼材にて構成される複数の枠体を枠組みして、十分な強度を備えるように構成されるものである。例えば、横幅が2800mm、奥行きが4700mm、高さが1500mmの大きさとなるように形成すると、ガラス基板を収納した状態では、その重量が3000Kg近くになることも考えられるものであった。
このように大型で大重量の容器を、フォークにて構成される移載装置にて、棚の収納部や棚に対する入出庫部に対して移載させるようにするには、フォークが大型で大重量となり、また、スタッカークレーンも、大型で大重量となる。
つまり、フォークは、大型の容器を移載するために、その出退量が大きな大型となり、しかも、突出した状態においても容器の重量に抗して下方に撓まない強度を備えさせる必要上、重量の大きな丈夫な部材を用いて形成することになるため、大重量となる。
また、スタッカークレーンは、容器を支持するフォークを突出させた状態においても傾くことが無いようにする必要があるため、スタッカークレーンにおける走行台車部やその走行台車部から立設するマストを十分な強度を備えるように構成する必要があり、その結果、スタッカークレーンも、大型で大重量なものとなる。
したがって、大型で大重量の容器を、フォークにて構成される移載装置にて移載させるようにすると、フォークやスタッカークレーンの製作のコストが増加して、設備全体のコストも増加する不都合があった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、大型で大重量の容器を適正に移載できるようにしながらも、設備全体の低廉化を図ることができる保管設備を提供する点にある。
本発明は、ガラス基板を収納する容器を保管する複数の収納部を縦横に備える棚と、前記容器を前記棚に対して出し入れするスタッカークレーンとが設けられ、前記スタッカークレーンが、前記収納部に対する容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部との間で移載する移載装置を備えている保管設備であって、その第1特徴構成は、
前記移載装置が、前記収納部に対する前記容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部に対する移載方向に載置搬送する載置搬送部と、前記移載方向と交差する横方向に伸びる状態で前記容器の底部に位置する容器構成用枠体に係合して、前記容器を前記収納部から前記載置搬送部に係止移動させ且つ前記容器を前記載置搬送部から前記収納部に係止移動させる係止搬送部とを備える状態に構成され
前記係止搬送部が、前記容器構成用枠体に係合する係合部と、その係合部を前記移載方向に移動させる移載移動手段と、前記係合部を前記容器構成用枠体に対して係脱させるために昇降させる昇降手段とから構成され、
前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な一対の回転ローラを、前記容器構成用枠体が挿脱可能な間隔を隔てて並べて構成されている点を特徴とする。
すなわち、スタッカークレーンに備える移載装置によって、棚の収納部に収納されている容器を取り出すときには、容器を収納部から容器移載用位置に位置する載置搬送部に係止搬送部にて係止移動させ、且つ、そのように係止移動される容器を載置搬送部にて収納部から離れる側に載置搬送することになる。
また、スタッカークレーンに備える移載装置によって、載置搬送部に載置されている容器を棚の収納部に収納するときには、容器移載用位置に位置する載置搬送部にて容器を棚の収納部側に載置搬送し、且つ、そのように載置搬送される容器を棚の収納部に係止搬送部にて係止移動させることになる。
このように、載置搬送部と係止搬送部とによって収納部に対する収納及び取り出しが行われる容器は、その全体が収納部にて受止め支持される状態、収納部と載置搬送部とによって分担して受止め支持される状態、及び、その全体が載置搬送部によって受止め支持される状態とに切換りながら、収納部に対する収納及び取り出しが行われることになる。
したがって、載置搬送部は、容器の全体を支持する状態になることがあるものの、スタッカークレーンから棚の収納部側に突出するようなことはなく、スタッカークレーン側に位置し続けながら容器を支持するものであるから、重量の大きな容器を支持するための強度は、上述した従来例で述べた収納部側に突出するフォークに備えさせる強度よりも、小さくできるものである。
また、係止搬送部は、棚の収納部側に突出することになるものの、上述の如く、収納部や載置搬送部にて受止め支持されている容器を係止移動させるものであり、容器の重量を受止め支持しないものであるから、係止搬送部に備えさせる強度は小さくできるものである。
さらに、収納部に収納されている容器を載置搬送部に向けて係止搬送部にて係止移動させる場合の初期の期間や、載置搬送部に載置されている容器を収納部に向けて係止搬送部にて係止移動させる場合の終期の期間においては、容器には載置搬送部の搬送力が作用しないものとなって、容器は係止搬送部による係止搬送力にて係止移動されるものとなり、容器には大きな負荷が作用するものの、係止搬送部が容器の底部に位置する容器構成用枠体に係合して係止移動させるものであるため、つまり、容器を十分な強度を備えるように構成するために、容器の底部に移載方向と交差する横方向に伸びる状態で存在する容器構成用枠体に着目して、その容器構成用枠体を係止搬送部にて係止搬送させるようにするため、収納部とスタッカークレーンとの間での移載により容器が変形損傷することを回避できるものとなる。
つまり、容器の底部に位置する容器構成用枠体に着目して、その容器構成用枠体を有効利用しながら、容器の底部に位置する容器構成用枠体を係止搬送する係止搬送部と、容器を載置搬送する載置搬送部とを用いて容器を移載するものであるから、上述の如く、載置搬送部及び係止搬送部に備えさせる強度を小さくできるため、載置搬送部及び係止搬送部の製作コストの低下を図ることができるものとなり、また、容器を移載する際に、スタッカークレーンに対してそれを傾ける大きな力が作用しないものであるため、スタッカークレーンにおける走行台車部やその走行台車部から立設するマストに備えさせる強度は小さくできるものであり、スタッカークレーンの製作コストの低下を図ることができる。
したがって、本発明の第1特徴構成によれば、大型で大重量の容器を適正に移載できるようにしながらも、設備全体の低廉化を図ることができる保管設備を提供できる。
また、第1特徴構成によれば、係止搬送部によって容器を係止搬送する際には、係合部を移載移動手段にて係合に適する位置に移動させ、係合部を昇降手段にて上昇させて容器構成用枠体に係合させ、係合部を移載移動手段にて移載方向に移動させるようにし、次に、係合部を昇降手段にて下降させて容器構成用枠体から離脱させることを順次行うものとなる。
このように係止搬送部によって容器を係止搬送する際には、係合部を昇降させて容器構成用枠体に係脱させることになるが、係合部が、移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な一対の回転ローラを、容器構成用枠体が挿脱可能な間隔を隔てて並べて構成されているから、係合部と容器構成用枠体との係合を適切に行うことができるものとなる。
つまり、係合部と容器構成用枠体とを係合させるときには、移載方向において、一対の回転ローラの間に相当する箇所に容器構成用枠体が位置する係合用適正関係位置となることが望ましいものであるが、収納部に収納されている容器が振動等により移載方向に移動する等により、係合部を移載移動手段にて係合に適する位置に移動させた際に、係合部と容器構成用枠体とが係合用適正関係位置からずれる虞があるが、このような場合には、係合部を上昇させるに伴って、その係合部を構成する一対の回転ローラのうちの一方が容器構成用枠体と接当して容器を移載方向に移動させながら回転することにより、一対の回転ローラの間に容器構成用枠体を導くことができるものとなるのであり、係合部と容器構成用枠体との係合を適切に行うことができるものとなるとなるのである。
したがって、第特徴構成によれば、係合部と容器構成用枠体との係合を適切に行うことができる保管設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第特徴構成に加えて、
前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿って左右一対設けられている点を特徴とする。
すなわち、係止搬送部によって容器を係止搬送する際には、左右一対の係合部が容器構成用枠体を係止することになる。
このように左右一対の係合部にて容器構成用枠体を係止するようにすると、容器が移動抵抗等により傾くことを抑制して、容器を適正な姿勢を維持させた状態で移載できるものとなるのである。
したがって、第特徴構成によれば、上記第特徴構成による作用効果に加えて、容器を適正な姿勢を維持させた状態で移載できる保管設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第又は第特徴構成に加えて、
前記係合部を構成する前記回転ローラが、前記容器構成用枠体の前記移載方向に沿う幅よりも大径である点を特徴とする。
すなわち、容器構成用枠体は、容器に十分な強度を備えさせるために移載方向に沿う幅が大きな幅となるように構成されることになるが、係合部を構成する回転ローラが、そのように移載方向に沿う幅が大きな幅となるように構成される容器構成用枠体の移載方向に沿う幅よりも大径に構成されることになる。
このように係合部を構成する回転ローラが大径に形成されるため、係合部と容器構成用枠体とを係合させるとき、係合部と容器構成用枠体とが、移載方向において、一対の回転ローラの間に相当する箇所に容器構成用枠体が位置する係合用適正関係位置から大きくずれることがあっても、一対の回転ローラの間に容器構成用枠体を導くことができるものとなる。
したがって、第特徴構成によれば、上記第又は第特徴構成による作用効果に加えて、係合部と容器構成用枠体との係合を一層適切に行うことができる保管設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第1〜第特徴構成のいずれかに加えて、
前記収納部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラを前記移載方向に並べて構成され、前記収納部の出入口側箇所に、収納された前記容器が外部側に移動するのを受け止め阻止する受止め体が、受止め姿勢と受止め解除姿勢とに切換え自在に且つ前記受止め姿勢に復帰付勢された状態で設けられ、前記移載装置に、前記受止め体を復帰付勢力に抗して前記受止め解除姿勢に操作する受止め体操作手段が設けられている点を特徴とする。
すなわち、棚の収納部が、移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラを移載方向に並べて構成されているから、小さな操作力にて、容器を収納部に対して移載方向に移動することを行えるのであり、係止搬送部に備えさせる搬送力を小さくして、低廉化を図ることができる。
そして、棚の収納部が、移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラを移載方向に並べて構成されていると、棚に与えられる振動等により、棚の収納部に収納された容器が収納部の出入口側箇所に向けて移動する虞があるが、収納部の出入口側箇所に、収納された前記容器が外部側に移動するのを受け止め阻止する受止め体が、受止め姿勢と受止め解除姿勢とに切換え自在に且つ前記受止め姿勢に復帰付勢された状態で設けられているから、棚の収納部に収納された容器が収納部の出入口側箇所を通して外部に移動するトラブルが発生するのを回避できるものとなる。
また、収納部の出入口側箇所に受止め姿勢に復帰付勢された状態で設けられている受け止め体を復帰付勢力に抗して受止め解除姿勢に操作する受止め体操作手段が、移載装置に設けられているから、容器を移載するときには、受止め体操作手段にて受け止め体を受け止め解除姿勢に操作することにより、容器の移載を適正通り行えるものとなる。
そして、移載装置に設けられている受止め体操作手段が、複数の収納部の夫々について設けられている受け止め体を受止め解除姿勢に操作する手段として兼用させるものであるから、複数の収納部の夫々に受け止め体を解除姿勢に切換える操作手段を備えさせるようにするのに比べて、構成の簡素化を図れるものとなる。
したがって、第特徴構成によれば、上記第1〜第特徴構成のいずれかによる作用効果に加えて、係止搬送部に備えさせる搬送力を小さくして、一層の低廉化を図ることができるようにし、しかも、棚の収納部に収納された容器が収納部の出入口側箇所を通して外部に移動するトラブルが発生するのを、構成の簡素化を図りながら回避する保管設備を提供できる。
保管設備の概略平面図 保管設備の正面図 スタッカークレーンの側面図 収納部の平面図 収納部の出入口部分の平面図 収納部の出入口部分の側面図 受け止め体の装着部の斜視図 受け止め体の装着部の側面図 移載装置の平面図 移載装置の縦断正面図 載置搬送部の側面図 係止搬送部の側面図 受け止め体操作手段の側面図 係合部の側面図 容器の斜視図 移載作動を示す側面図 移載作動を示す側面図 移載作動を示す側面図 移載作動を示す側面図 移載作動を示す側面図 移載作動を示す側面図
〔実施形態〕
図1、図2及び図15に示すように、ガラス基板Gを収納する容器Pを保管する複数の収納部Sを縦横に備える棚Rと、容器Pを棚Rに対して出し入れするスタッカークレーンKとが備えられて保管設備が構成されている。
そして、スタッカークレーンKが、搬出入部Wと収納部Sとの間で容器Pを搬送するように構成されている。ちなみに、このような保管設備は、一般に、ガラス基板Gを加工処理する処理設備が設置されたクリーンルーム内に設置されて、加工処理前のガラス基板G、加工処理途中のガラス基板G、及び、加工処理済みのガラス基板Gを保管するために用いられることになる。
スタッカークレーンKは、図3にも示すように、左右一対の走行レール1にて案内される走行台車部2、走行台車部2の前側部分及び後側部分の夫々から立設されるマスト3、そのマスト3に昇降自在に案内され且つ昇降駆動手段(図示せず)にて昇降駆動される昇降部4を備え、その昇降部4に、収納部Sに対する容器移載用位置に位置された状態で容器を収納部Sとの間で移載する移載装置5が装備されている。
移載装置5は、詳細は後述するが、図9及び図10に示すように、収納部Sに対する容器移載用位置に位置された状態で容器Pを収納部Sに対する移載方向に載置搬送する載置搬送部M、及び、移載方向と交差する横方向に伸びる状態で容器Pの底部に位置する容器構成用枠体6(図15参照)に係合して、容器Pを収納部Sから載置搬送部Mに係止移動させ且つ容器Pを載置搬送部Mから収納部Sに係止移動させる係止搬送部Nを備える状態に構成されている。
容器Pは、図15に示すように、格子状に枠組みされた上部枠体P1と格子状に枠組みされた下部枠体P2とを、左右の両側部において上下方向に延びる複数の側枠7にて接続して構成されるものである。そして、左右に位置する側枠4に亘ってガラス基板Gを載置支持するワイヤ又は棒体等の支持体8が、前後方向に並ぶ状態で複数段に設けられており、複数枚のガラス基板Gを上下方向に並べる状態で且つ前後方向に出し入れする状態で収納するように構成されている。
そして、下部枠体P2には、上述の如く、移載方向と交差する横方向に伸びる状態で容器Pの底部に位置する容器構成用枠体6が、前後方向に沿って複数備えられ、それら複数の容器構成用枠6のうちの端部のものが、後述の如く、係止搬送部Nにて係止されることになる。
棚Rの収納部Sは、図4〜図6に示すように、棚Rを構成する柱状体9(図2参照)に支持される左右一対の支持枠10を前後の連結枠11にて接続して構成されるものであって、左右の支持枠10の夫々には、容器Pの移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラ12が、移載方向に沿って並べる状態で設けられている。
また、左右の支持枠10には、容器Pの横側面を案内するガイドローラ13を支持するローラ支持体14が取り付けられている。
また、左右の支持枠10における収納部出入口側部分には、出口側ほど外開きとなるガイド体15が取り付けられている。このガイド体15には、上下に大径部を備える第1ローラ16が間隔を隔て設けられ、且つ、第1ローラ16の上下の大径部の間に入り込ませる大径部を備える第2ローラ17が、隣接する第1ローラ16の間に位置させる状態で設けられている。
さらに、左右支持枠10における収納部Sの奥側に対応する部分には、容器Pを受け止めるストッパー18が設けられている。
また、図7〜図9に示すように、収納部Sの出入口側箇所には、収納された容器Pが外部側に移動するのを受け止め阻止する受止め体19が、受止め姿勢と受止め解除姿勢とに切換え自在且つ受止め姿勢に復帰付勢された状態で設けられている。
そして、移載装置5に、詳細は後述するが、受止め体19を復帰付勢力に抗して受止め解除姿勢に操作する受止め体操作手段Uが設けられており、収納部Sに対して容器Pを移載するときには、この受止め体操作手段Uにて、受止め体19を解除姿勢に切換えるように構成されている。
前記受止め体19について説明を加えると、左右の支持枠10の一方側の支持枠10の先端部に、受止め体19を装着するための支持枠20が取付けられている。受止め体19は、先端部に受止め作用部19Aを備えたL字状に形成されて、その基端部が支持枠20に横軸芯Q1回りに枢支されており、横軸芯Q1回りの上下揺動により、受止め姿勢(図8(a)参照)と受止め解除姿勢(図8(b)参照)とに切換えられるように構成されている。
受止め体19の姿勢切換え用の操作体21が、支持枠20に横軸芯Q2で前後方向に揺動自在に枢支され、その操作体21に設けた連系用ローラ22が、受止め体19に形成した係合孔23に係合され、操作体21が前方側に揺動することにより、受止め体19を受止め姿勢(図8(a)参照)に操作し、操作体21が後方側に揺動することにより、受止め体19をと受止め解除姿勢(図8(b)参照)に操作できるように構成され、さらに、操作体21を前方側に付勢する引っ張りスプリング24が、操作体21と支持枠20との間に設けられている。
また、操作体21には、受止め体操作手段Uにて押圧される被操作用ローラ25が設けられている。
前記移載装置5について、図9〜図12に基づいて説明する。
すなわち、昇降部4が、左右の主枠体30を連結枠31にて接続して構成され、載置搬送部Mを構成する左右一対のローラ式搬送装置32が、左右の主枠体30に装着されている。
ローラ式搬送装置32は、容器Pの搬送方向に並ぶ複数の搬送ローラ33、駆動用モータ34、及び、その駆動用モータ34の駆動力にて搬送ローラ33を駆動するローラ駆動用チェーン35を備えて構成され、そして、駆動用モータ34を正逆に回転させることにより、容器Pを左右いずれの方向にも搬送できるように構成されている。
尚、ローラ式搬送装置32の両端部に相当する箇所は、収納部Sに備えさせたガイド体15と同様な構成を備えるガイド体36が設けられ、また、ローラ式搬送装置32の搬送中間部に対応する箇所には、容器Pの横側面を案内するガイドローラ37が設けられている。
係止搬送部Nは、昇降部4の連結枠31に昇降自在に案内される平面視形状が梯子状の主枠体40、その主枠体40を昇降駆動する昇降駆動手段41、主枠体40の上面側に容器Pの移載方向に移動自在に支持される移動枠42、移動枠42を容器Pの移載方向に駆動する移載駆動手段43、及び、移動枠42に設けられた係合部44を備えて構成されている。
前記昇降駆動手段41は、図12に示すように、昇降駆動モータ45、及び、その昇降駆動モータ45にて駆動される一対の螺進式の昇降駆動部46を備えて、昇降駆動モータ45の正逆作動によって、昇降駆動部46にて主枠体40を昇降させるように構成されている。
前記移載駆動手段43は、図12に示すように、移載用駆動モータ47及びこの移載用駆動モータ47によって容器Pの移載方向に回動操作される駆動ベルト48を備え、この駆動ベルト48に移動枠42が接続されており、移載用駆動モータ47の正逆駆動のよって、係合部44を移載方向に正逆に移動させるように構成されている。
前記係合部44は、容器構成用枠体6の左右2箇所に係合すべく、移載方向と交差する横方向に沿って左右一対設けられ、さらに、スタッカークレーンKの左側に位置する棚Rに対して容器Pを移載するためのものと、スタッカークレーンKの右側に位置する棚Rに対して容器Pを移載するためのものとが各別に備えられている。つまり、4つの係合部44が移動枠42に備えられている。
そして、各係合部44は、容器Pの移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な回転ローラDを、容器構成用枠体6が挿脱可能な間隔を隔てて並べて構成されており、さらに、図14に示すように、回転ローラDが、容器構成用枠体6の移載方向に沿う幅Hよりも大径となるように、つまり、回転ローラDの径Lが、容器構成用枠体6の移載方向に沿う幅Hよりも大きくなるように構成されている。
尚、一対の回転ローラDの間に形成される隙間は、それらの間に容器構成用枠体6が挿入した状態において、大きな融通が生じないような幅にすることになり、具体的には、容器構成用枠体6移載方向に沿う幅Hよりも大きく、かつ、その幅Hの1.5倍以下にすることが好ましい。
前記受止め体操作手段Uは、図9及び図13に示すように、昇降部4における左右の主枠体30の一方に支持ブラケット50を介して連結されたガイド体51、そのガイド体51にて移載方向に移動自在に支持される長尺状体52、及び、その長尺状体52に形成したラックに係合するピニオンを正逆に回転するピニオン駆動用モータ53を備えて構成されるものであり、長尺状体52の両端部が、図8に示すように、受止め体19の操作用の押圧部Bと機能するように構成されている。
次に、移載装置5の移載作動について、スタッカークレーンKの右側に位置する棚Rに対して容器Pを移載する場合を例に挙げて説明する。
尚、この移載作動は、スタッカークレーンKの走行台車部2の走行、昇降部4の昇降、及び、移載装置5の移載作動を制御する制御部(図示せず)によって実行されるものである。
先ず、棚Rの収納部Sに収納されている容器Pを移載装置5の載置搬送部Mに取り出す場合の移載作動を説明する。
図16(a)に示すように、載置搬送部Mが収納部Sに対する容器移載用位置に位置する状態となるように、スタッカークレーンKの昇降部4を位置決めする。例示はしないが、このように位置決めした状態において、受止め体操作手段Uにより、受止め体19を復帰付勢力に抗して受止め解除姿勢に操作する。
図16(b)に示すように、係止搬送部Nの係合部44を下降させた状態で収納部S側に移動させ、次に、図16(c)に示すように、係合部44を上昇させて、容器Pの底部に位置する容器構成用枠体6に係合させる。
図17(d)に示すように、載置搬送部Mを駆動した状態で、係止搬送部Nの係合部44を載置搬送部Mの位置する側に移動させることになり、そして、容器Pの一部が載置搬送部Mに載置されると、係止搬送部Nの係合部44の下降を開始する。
図17(e)に示すように、容器Pは、下降される係止搬送部Nの係合部44の係止移動、及び、載置搬送部Mの載置搬送により移動されることになる。
図17(f)に示すように、容器Pの大部分が載置搬送部Mに載置される状態となると、係止搬送部Nの係合部44が容器Pの容器構成用枠体6から離脱することになり、係合部44の移動を停止させる。
図18(g)に示すように、載置搬送部Mが容器Pを設定位置まで搬送して、その搬送作動を停止する。例示はしないが、この状態において、受止め体操作手段Uにより、受止め体19を受止め解除姿勢に操作することを停止して、受止め体19を受止め姿勢にする。
次に、移載装置5の載置搬送部Mに載置している容器Pを、棚Rの収納部Sに収納する場合の移載作動を説明する。
図19(a)に示すように、載置搬送部Mが収納部Sに対する容器移載用位置に位置する状態となるように、スタッカークレーンKの昇降部4を位置決めする。例示はしないが、このように位置決めした状態において、受止め体操作手段Uにより、受止め体19を復帰付勢力に抗して受止め解除姿勢に操作する。
図19(b)に示すように、載置搬送部Mを作動させて、容器Pを収納部Sに向けて搬送することを開始する。
図19(c)に示すように、容器Pが載置搬送部Mの設定位置に搬送された時点で、係止搬送部Nの係合部44を収納部Sが位置する側に移動させること、及び、上昇させることを開始させ、図20(d)に示すように、係合部44を、容器Pの底部に位置する容器構成用枠体6に係合させる。
図20(e)に示すように、載置搬送部Mを駆動した状態で、係止搬送部Nの係合部44を収納部Sが位置する側に引き続き移動させ、図20(f)に示すように、容器Pが収納部Sに対する収納位置に達すると、係止搬送部Nの係合部44の移動を停止する。
図21(g)に示すように、係止搬送部Nの係合部44を下降させ、図21(h)に示すように、係止搬送部Nの係合部44を載置搬送部Mの位置する側に移動させて、設定位置で停止させることになる。例示はしないが、この状態において、受止め体操作手段Uにより、受止め体19を受止め解除姿勢に操作することを停止して、受止め体19を受止め姿勢にする。
〔別の実施形態〕
以下、本発明の別実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、移載装置の載置搬送部を、ローラ式搬送装置を用いて構成する場合例示したが、ベルト式搬送装置やチェーン式搬送装置を用いて、載置搬送部を構成してもよい。
)上記実施形態では、移載装置における係止搬送部を載置搬送部に対して昇降駆動できるようにして、容器を載置搬送部にて載置搬送しながら、容器の容器構成用枠体に対して係脱させるようにする場合を例示したが、係止搬送部を載置搬送部に対して昇降駆動できないように構成して、スタッカークレーンの昇降部の昇降機能を用いて、収納部に収納された容器に対して係止搬送部を係脱させるようにしてもよい。このように構成する場合には、容器が載置搬送部に載置されている状態では、係止搬送部は容器の容器構成用枠体に係合することを継続させることになる。
)上記実施形態では、棚の収納部を、移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラを移載方向に並べて構成する場合を例示したが、容器の底部を摺動自在な状態で支持する支持板を設ける形態で収納部を構成してもよい。このように構成する場合には、受止め体を省略して実施してもよい。
5 移載装置
6 容器構成用枠体
19 受け止め体
D 回転ローラ
G ガラス基板
K スタッカークレーン
M 載置搬送部
N 係止搬送部
P 容器
R 棚
S 収納部
U 受止め体操作手段

Claims (4)

  1. ガラス基板を収納する容器を保管する複数の収納部を縦横に備える棚と、
    前記容器を前記棚に対して出し入れするスタッカークレーンとが設けられ、
    前記スタッカークレーンが、前記収納部に対する容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部との間で移載する移載装置を備えている保管設備であって、
    前記移載装置が、前記収納部に対する前記容器移載用位置に位置された状態で前記容器を前記収納部に対する移載方向に載置搬送する載置搬送部と、前記移載方向と交差する横方向に伸びる状態で前記容器の底部に位置する容器構成用枠体に係合して、前記容器を前記収納部から前記載置搬送部に係止移動させ且つ前記容器を前記載置搬送部から前記収納部に係止移動させる係止搬送部とを備える状態に構成され
    前記係止搬送部が、前記容器構成用枠体に係合する係合部と、その係合部を前記移載方向に移動させる移載移動手段と、前記係合部を前記容器構成用枠体に対して係脱させるために昇降させる昇降手段とから構成され、
    前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な一対の回転ローラを、前記容器構成用枠体が挿脱可能な間隔を隔てて並べて構成されている保管設備。
  2. 前記係合部が、前記移載方向と交差する横方向に沿って左右一対設けられている請求項1記載の保管設備。
  3. 前記係合部を構成する前記回転ローラが、前記容器構成用枠体の前記移載方向に沿う幅よりも大径である請求項1又は2に記載の保管設備。
  4. 前記収納部が、前記移載方向と交差する横方向に沿う軸芯回りで自由回転自在な複数のローラを前記移載方向に並べて構成され、
    前記収納部の出入口側箇所に、収納された前記容器が外部側に移動するのを受け止め阻止する受止め体が、受止め姿勢と受止め解除姿勢とに切換え自在に且つ前記受止め姿勢に復帰付勢された状態で設けられ、
    前記移載装置に、前記受止め体を復帰付勢力に抗して前記受止め解除姿勢に操作する受止め体操作手段が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の保管設備。
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