JPH057080Y2 - - Google Patents

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JPH057080Y2
JPH057080Y2 JP1984085789U JP8578984U JPH057080Y2 JP H057080 Y2 JPH057080 Y2 JP H057080Y2 JP 1984085789 U JP1984085789 U JP 1984085789U JP 8578984 U JP8578984 U JP 8578984U JP H057080 Y2 JPH057080 Y2 JP H057080Y2
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seat
pair
seats
armrest
center
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はキヤンピングカー等に設置されて有用
な組合わせシートに関するものである。
〔従来の技術〕
第14図に示すのは従来の三人掛けシート1F
であり、座部11G,12Gと背もたれ部11
H,12Hとからなる一対の両端シート11F,
12Fと、座部13Gと背もたれ部13Hとから
なるセンターシート13Fとによつて構成されて
いる(実開昭58−20523号)。
上記構成ではセンターシート13Fの背もたれ
部13Hを点線位置に前倒れさせると両端シート
11F,12Fのアームレストとなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記構成では両端シート11F,
12Fおよび/またはセンターシート13Fを前
後摺動可能とした場合、両端シート11F,12
および/またはセンターシート13Fを前後摺動
させると前倒れしている背もたれ部13Hが両端
シート11F,12Fのアームレストとして使用
しにくい位置に来たり、極端には全く使用出来な
くなると云う問題点があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の課題を解決するための手段
として、一対の両端シート11,12の間にセン
ターシート13の座部13Aを前後摺動可能に介
在させ、該一対の両端シート11,12の背もた
れ部11B,12Bの内側にはアームレス11
E,12Eが前倒れ使用位置から起立位置まで上
下回動可能かつ起立位置から横開き位置まで左右
回動可能に夫々取付けられており、該一対のアー
ムレスト11E,12Eを夫々横開き位置にする
ことによりセンターシート13の背もたれ部13
Bが構成される組合わせシートを提供するもので
ある。
〔作用〕
センターシート13の使用状態では、両端シー
ト11,12のアームレスト11E,12Eを起
立位置から横開き位置に回動させてセンターシー
ト13の背もたれ部13Bとする。アームレスト
使用状態ではアームレスト11E,12Eを起立
位置から前倒れ使用位置に回動させる。この状態
でセンターシート13の座部13Aのみをアーム
レスト11E,12Eに関係なく前後に摺動させ
ることが出来る。また両端シート11,12を前
後摺動可能とした場合は、アームレスト11E,
12Eは該両端シート11,12と一体的に前後
摺動する。該センターシート13の座部13Aは
上記アームレスト使用状態ではテーブルとして使
用出来る。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第13図に示す一実施例によ
つて説明すれば、1および2は前後して車内にさ
れている組合わせシートであり、一対の両端シー
ト11,12,21,22は背もたれ部11B,
12B,21B,22Bと座部11A,12A,
21A,22Aとからなり、両側には一対のアー
ムレスト11D,11E,12D,12E,21
D,21E,22D,22Eが夫々前倒れ使用位
置から起立位置まで上下回動可能に取付けられて
おり、該シート11,12,21,22は夫々回
転軸11C,12C,21C,22Cを中心とし
て回転可能に設置されている。該一対の両端シー
ト11,12,21,22の間にはセンターシー
ト13,23の座部13A,23Aが夫々配置さ
れ、該座部13A,23Aは上部枠32を介して
下部レール31上に前後摺動可能に設置されてい
る。
上記構成において、第1図に示す状態はシート
1,2共に前向き状態であり両端シート11,1
2,21,22内側のアームレスト11E,12
E,21E,22Eを起立させて点線に示す起立
位置におきそれから夫々矢印イ方向に回転させ横
開き位置にすることによつてアームレスト11
e,12Eとによりセンターシート13の背もた
れ部13Bが構成され、アームレスト21E,2
2Eとによりセンターシート23の背もたれ部2
3Bが構成されている。第2図に示す状態はセン
ターシート13を矢印ロ方向に摺動させてシート
1,2の中央に配してシート2のテーブルとして
用い、両端シート11,12の内側のアームレス
ト11E,12Eを矢印イ逆方向に回転させてか
ら倒して使用状態にしたものであり、この状態で
はシート1の両端シート11,12間には人が通
り抜けることが出来るスペースが確保されるし、
両端シート11,12は回転軸11C,12Cを
中心として矢印ハ方向に回転可能になる。第3図
に示す状態は両端シート11,12を回転軸11
C,12Cを中心として矢印ハ方向に回転させて
シート2と相対させた状態であり、この状態では
センターシート13はシート1,2のテーブルと
なり、シート1は二人掛け、シート2は三人掛け
となつている。第4図に示すのはセンターシート
13を矢印ニ方向に摺動させて両端シート11,
12の間に再び配置し両端シート11,12の内
側のアームレスト11D,12Dによつてセンタ
ーシート13の背もたれ部13Bを構成した状態
であり、この状態ではシート1,2ともに三人掛
けとなつている。
上記使用状態以外にシート2の方のセンターシ
ート23を摺動させてシート1,2の中央に配し
たり、両端シート21,22を回転させたりする
ことが出来ることは云うもでもない。
上記両端シート11,12,21,22のアー
ムレスト11D,11E,12D,12E,21
D,21E,22D,22Eに適用される取付機
構の一実施例を第5図〜第10図に示す。第5図
に示すようにアームレスト11E,11D,12
D,12E,21D,21E,22D,22Eは
両端シート11の背もたれ部11Bのフレーム1
11Bの側面下部に回転自在に取付けられている
回転軸4にその根端部を接続することによつて第
5図矢印ホに示すように背もたれ部11Bに実線
に示す起立位置から点線に示す水平使用位置まで
回動可能に取付けられている。該回転軸4は先端
が屈曲せられて屈曲部41が設けられ、該屈曲部
41の先端には縦方向の回転軸42が設けられア
ームレスト11Eはフレーム111Eを介して該
回転軸42に回転自在に取付けられている。した
がつてアームレスト11は第6図に示すように実
線に示す起立位置から点線に示す横開き位置まで
矢印ヘに示すように回転軸42を中心としても左
右回動可能になつている。アームレスト11Eを
センターシート13の背もたれ部13Bとして使
用する時は点線に示す横開き位置に回転させその
位置で係止するのであるが、そのためにはアーム
レスト11E先端部には係止棒5が出没可能に設
けられ、第7図に示すように該係止棒5は背もた
れ部11Bのフレーム111Bに取付けられた係
合孔6に嵌入する。該係止棒5は第8図および第
9図に詳記されるようにアームレスト11Eのフ
レーム111Eに取付けられている筒体51に摺
動自在に収納されており、スプリング52によつ
て外方へ付勢されまた側部には歯部53Aと溝部
53Bとが形成されており、該歯部53Aにはア
ームレスト11Eの前面に外出する把手54の軸
54Aの下端に取付けられているピニオン55が
噛合せられ、更に係止棒5の先端部には係止孔5
6が形成せられ、該係止孔56には筒体51側に
取付けられている板バネ57が嵌合する。そして
第5図点線に示すアームレスト11E使用位置、
および第6図実線に示すアームレスト11E起立
位置では第8図および第9図に示すように係止棒
5は筒体51に完全収納されスプリング52によ
る外方への付勢は係止棒5の係止孔56に板バネ
57を嵌合することによつて係止せられている。
この状態からアームレスト11Eを第6図点線に
示す横開き位置に回転させ把手54を介して軸5
4Aを回転させ、即ちピニオン55を第9図矢印
ト方向に回転させると係止棒5は該ピニオン55
に噛合する歯部53Aを介して矢印チ方向に進み
係止孔56から板バネ57がはずれる。そうする
と係止棒5はスプリング52によつて更に矢印ト
方向に押出され第10図に示すように背もたれ部
11Bの係合孔6に嵌入するのである。把手54
を介して軸54Aを回転させ、ピニオン55を矢
印ト逆方向に回転させると係止棒5は矢印チ逆方
向に引込みやがて第8図および第9図に示すよう
に完全に筒体51に収納されると再び係止棒5の
係止孔56に板バネ57が嵌合して係止棒5を係
止する。そしてそれ以上把手54を回転させても
ピニオン55は係止棒5の溝部53Bで空転する
から係止棒5はそれ以上に筒体51内に入り込ま
ないようになる。
両端シート11,12,21,22に適用され
る回転機構の一実施例を第11図および第12図
に示す。図において回転機構6は両端シート1
1,12,21,22側に取付けられる上部枠6
Aと床側に取付けられる下部枠6Bとからなり、
上部枠6Aの嵌合縁61Aは下部枠6Bの嵌合溝
61Bに回転自在に嵌着せられ、更に両端シート
11,12,21,22側からはレバー7がブラ
ケツト71,71に回動自在に支持され、該レバ
ー7はスプリング72によつて第11図矢印リ方
向に付勢され、該レバー7からは上部枠6Aの嵌
合縁61Aと下部枠6Bの嵌合溝61Bとを共に
貫通する係合孔8に係合する係合爪9が差出され
ている。該係止孔8は両端シート11,12,2
1,22の所望の回転角度に応じて複数個、所定
の位置に配されている。かくしてレバー7を矢印
リ逆方向に回動させることによつて係合爪9を係
止孔8からはずして上部枠6Aを下部枠6Bに対
して回転させ(即ち両端シート11,12,2
1,22を回転させ、所定位置でスプリング72
の弾性によつて係合爪9を矢印リ方向に回転させ
て係合孔8に係合させれば両端シート11,1
2,21,22は所望の回転角度で固定される。
第13図にはセンターシート13,23の摺動
機構が示される。図において31は床側に敷設さ
れる下部レールであり、32はセンターシート1
3,23側に取付けられる上部枠であり、該上部
枠32は下部レール31に対して摺動自在に嵌着
され、上部枠32と下部レール31とを共に貫通
する係合孔33が所定位置に複数個設けられて該
係合孔33には係合片34が係合し、該係合片3
4は軸35Aに枢着されている連絡杆35の長孔
35Bに連絡し、該連絡杆35はスプリング37
によつて矢印ヌ方向に付勢され、更にコントロー
ルケーブル36が連絡し、該コントロールケーブ
ル36には図示しないレバーが付されている。そ
してレバーによつてコントロールケーブル36を
引張つて連絡杆35矢印ヌ方向に回動させること
によつて係合片34を係合孔33からはずして上
部枠32、即ちセンターシート13,23を摺動
させ、所定位置でスプリング37の弾性によつて
係合片34を連絡杆35を介して係合孔33に係
合させればシート13,23は所望の位置で固定
される。
上記実施例以外、本考案においてはセンターシ
ートにも回転機構を適用してもよいし、またアー
ムレストは起立させた状態で充分巾がある形状の
ものであればセンターシートの背もたれ部とする
ために特に回転させる必要はない。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては左右一対の両端シ
ートのアームレストをセンターシートの背もたれ
部とし、センターシートの座部のみ前後摺動可能
とするから、該座部と両端シートとの相対位置に
関わらず、両端シートのアームレストは使用可能
であり、また該センターシートの座部は適当な摺
動位置でテーブルとしても使用出来、更に該座部
を該一対の両端シートの間から抜け出した状態に
まで摺動させれば、該一対の両端シートの間を人
が通り抜け出来、かつ該一対の両端シートが回転
出来るスペースが確保される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は三人掛シートの一対が前方を向いている状
態の平面図、第2図は前方のセンターシートを後
方へ摺動させ前方二人掛シート、後方三人掛シー
トとした状態の平面図、第3図は前方二人掛シー
トの両端シートを回転させて後方三人掛シートに
相対した状態の平面図であり、第4図は前方のセ
ンターシートを前方に摺動させ相対する三人掛シ
ートとした状態の平面図、第5図はアームレスト
側面切欠き両端シート側面図、第6図は第5図に
おけるA−A断面図、第7図はアームレストを起
立回転差せた状態の断面図、第8図は後止棒部分
の縦断面図、第9図は係止棒部分の横断面図、第
10図は係止状態の係止棒部分の横断面図、第1
1図は回転機構の縦断面図、第12図は回転機構
の平面図、第13図は摺動機構の斜視図、第14
図は従来例の斜視図である。 図中、1,2……組合わせシート、11,1
2,21,22……両端シート、11D,11
E,12D,12E,21D,21E,22D,
22E……アームレスト、13,23……センタ
ーシート、13B,23B……背もたれ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の両端シートの間にセンターシートの座
    部を前後摺動可能に介在させ、該一対の両端シ
    ートの背もたれ部の内側にはアームレストが前
    倒れ使用位置から起立位置まで上下回動可能か
    つ起立位置から横開き位置まで左右回動可能に
    夫々取付けられており、該一対のアームレスト
    を夫々横開き位置にすることによりセンターシ
    ートの背もたれ部が構成されることを特徴とす
    る組合わせシート。 (2) 該一対の両端シートは前後に摺動が可能であ
    る「実用新案登録請求の範囲(1)」に記載の組合
    わせシート。 (3) 該組合わせシートの一対が前後して設置され
    ている「実用新案登録請求の範囲(1)または(2)」
    に記載の組合わせシート」
JP1984085789U 1984-06-08 1984-06-08 組合わせシ−ト Granted JPS613032U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984085789U JPS613032U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 組合わせシ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984085789U JPS613032U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 組合わせシ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS613032U JPS613032U (ja) 1986-01-09
JPH057080Y2 true JPH057080Y2 (ja) 1993-02-23

Family

ID=30636499

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JP1984085789U Granted JPS613032U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 組合わせシ−ト

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JPS613032U (ja) 1986-01-09

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