JPS6313947Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6313947Y2
JPS6313947Y2 JP8605382U JP8605382U JPS6313947Y2 JP S6313947 Y2 JPS6313947 Y2 JP S6313947Y2 JP 8605382 U JP8605382 U JP 8605382U JP 8605382 U JP8605382 U JP 8605382U JP S6313947 Y2 JPS6313947 Y2 JP S6313947Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
seat body
seat
window
base
reclining mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP8605382U
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English (en)
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JPS58188334U (ja
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Publication date
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Priority to JP8605382U priority Critical patent/JPS58188334U/ja
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Publication of JPS6313947Y2 publication Critical patent/JPS6313947Y2/ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバス、電車等に搭載される回転座席装
置に関する。
この種の回転座席装置は、例えば第1図および
第2図に示されるように、車体1に固定された基
台2,2に、可動ベース3,3を介して座席本体
4,4を水平面内で回転可能に支持させたもので
ある。そして第2図に示すように座席本体4,4
を窓5,5に向けたときに、所定の足元スペース
S1,S1が確保されるように、可動ベース3,3が
通路6側に平行移動するように構成されている。
従つてこの場合、座席本体4,4が通路6側に
片寄るため、リクライニング機構を備えた座席の
場合には、2点鎖線で示すように背凭れ部4a,
4aを倒したときに通路の幅S2が規定値以下に狭
まつてしまい、通行の妨げとなるという問題があ
つた。
本考案は上記事情にもとづきなされたものでそ
の目的とするところは、座席本体を窓側に向けた
状態で背凭れ部が倒されることを防止でき、必要
な通路幅を確保できる回転座席装置を提供するこ
とにある。
すなわち本考案は、背凭れ部を有する座席本体
と、上記背凭れ部を所望の傾きに固定するリクラ
イニング機構と、車体に固定される基台と、上記
座席本体に取付けられ上記基台に対して水平面内
で回転可能でかつ座席本体を窓側に向けた状態に
おいて通路側に平行移動可能とした可動ベース
と、この可動ベースが移動する際の動きに連動し
て駆動される操作部材たとえば操作ワイヤと、こ
の操作部材によつて操作され座席本体が窓側を向
いた状態において前記リクライニング機構を操作
不能に保持する動き止め機構とを具備した回転座
席装置である。
従つて、座席本体を窓側に向けた状態のときに
リクライニング機構が操作されて背凭れ部が倒さ
れることを防止でき、必要な通路幅を確保できる
ものである。
以下本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。第3図において図中2は基台、3は可
動ベースであつて、上記基台2は第1図に示され
るように車体1に固定され、また可動ベース3に
は座席本体4が取付けられている。この座席本体
4は、所望の傾きに調節可能な背凭れ部4aを有
し、この背凭れ部4aの角度はリクライニング機
構10(第3図に示す)によつて固定できるよう
になつている。
上記リクライニング機構10としては、例えば
摩擦力等を利用して傾きを連続的に無段階的に変
化できるようにしたものであつてもよいし、ある
いはラツチと段部の係合等を利用して傾きが2段
階程度に変化できるようにしたものであつてもよ
いが、いずれにしても操作ワイヤ11あるいはロ
ツド等の動力伝達部材を介してリクライニング機
構10を遠隔操作できるようにしてある。
また、上記可動ベース3は、基台2に対して水
平方向に平行移動自在に設けられた平行移動部3
aと、この平行移動部3aに対し水平面内で回転
自在とした回転部3bとにより構成されていて、
この回転部3bを座席本体4の底面に固定してい
る。そして可動ベース3と基台2とに設けたカム
とカムフオロアの組合わせ等によつて、第2図に
示すように座席本体4を窓側に向けたときに回転
部3bの回転に伴なつて平行移動部3aが自動的
に通路6側に移動し、足元スペースS1を確保でき
るようになつている。
また、上記可動ベース3が移動する際の動きに
連動して駆動される操作部材12が設けられてい
る。この操作部材12としては例えばボーデンワ
イヤ等の操作ワイヤを用い、その一端は基台2に
固定され、また他端には引つ張りばね13が連結
されている。上記引つ張りばね13はリンク14
の一端に連結されている。このリンク14は軸1
5を中心として揺動自在に構成されていて、その
一端に引つ張りばね13と操作ワイヤ16が連結
されているとともに、リンク14の他端側には前
記リクライニング操作ワイヤ11が連結されてい
る。また上記操作ワイヤ16は、座席本体4に設
けたリクライニング操作レバー17によつて牽引
できるようになつている。従つて、この操作レバ
ー17を操作して操作ワイヤ16を牽引すれば、
リンク14および操作ワイヤ11を介してリクラ
イニング機構10のロツクが解除され、背凭れ部
4aの傾きを調節できる状態となる。
また、上記リンク14および引つ張りばね13
は、以下述べるように座席本体4を窓側に向けた
状態においてリクライニング機構10を操作不能
に保持するための動き止め機構18を構成してい
る。なお、上記引つ張りばね13は、リンク14
の回り止めをなすに充分な弾発力を得るために、
ばね定数の大きなものを使用する。
以上のように構成された本実施例は、第1図に
示されるように座席本体4,4を通常の方向に向
けた状態では、可動ベース3は基台2に対して所
定の基準位置にあり、操作部材12は非牽引状態
となる(第4図)。従つてリンク14は自由に回
動できる状態となるから、リクライニング操作レ
バー17を操作して操作ワイヤ16を矢印A方向
に牽引すれば、その牽引力はリンク14および操
作ワイヤ11を介してリクライニング機構10に
伝達され、リクライニング機構10のロツクを解
除でき、従つて背凭れ部4aを倒すことができ
る。
一方、第2図のように座席本体4を窓側に向け
た状態では、可動ベース3が通路側に移動すると
ともに、この移動に伴なつて操作部材12が牽引
されるから、第5図に示されるように引つ張りば
ね13を介してリンク14が矢印B方向に付勢さ
れる。従つて操作レバー17が操作不能となり、
操作ワイヤ16も牽引不能となる。よつてリクラ
イニング機構10は操作不能な状態に保持され、
背凭れ部4aを倒すことができなくなる。
従つて、座席本体4を窓側に向けた状態におい
ても常に足元スペースS1と規定の通路幅S2を確保
でき、通行の妨げになることがないから、電車や
バスなどのように狭い車内に規定の通路幅を確保
する必要がある場合にきわめて有効である。
なお上記実施例では操作部材12の一例として
ワイヤを用いたが、要するに可動ベースの動きに
連動して操作力を取り出すことができればよいか
ら、カムやリンク機構等の適宜の動力伝達手段を
用いてもよい。また、動き止め機構18の具体的
構成は本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できるのは勿論である。
本考案は前記したように構成されるものであ
り、座席本体を窓側に向けた状態においてリクラ
イニング機構を操作できないようにしたから、座
席を窓側に向けたときに背凭れ部が通路側に倒さ
れることを防止でき、必要な通路幅を確保できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は車内における座席の配置例を示す正面
図、第2図は同座席を窓側に向けた状態の正面
図、第3図は本考案の一実施例を示す座席装置の
可動ベース部分の斜視図、第4図および第5図は
それぞれ同座席装置において動き止め機構の互い
に異なる作動状態を示す作動説明図である。 1……車体、2……基台、3……可動ベース、
4……座席本体、4a……背凭れ部、5……窓、
6……通路、10……リクライニング機構、12
……操作部材、18……動き止め機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背凭れ部を有する座席本体と、上記背凭れ部を
    所望の傾きに固定するリクライニング機構と、車
    体に固定される基台と、上記座席本体に取付けら
    れ上記基台に対して水平面内で回転可能でかつ座
    席本体を窓側に向けた状態において通路側に平行
    移動可能とした可動ベースと、この可動ベースが
    移動する際の動きに連動して駆動される操作部材
    と、この操作部材によつて操作され座席本体が窓
    側を向いた状態において前記リクライニング機構
    を操作不能に保持する動き止め機構とを具備した
    ことを特徴とする回転座席装置。
JP8605382U 1982-06-11 1982-06-11 回転座席装置 Granted JPS58188334U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8605382U JPS58188334U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 回転座席装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8605382U JPS58188334U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 回転座席装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58188334U JPS58188334U (ja) 1983-12-14
JPS6313947Y2 true JPS6313947Y2 (ja) 1988-04-20

Family

ID=30094886

Family Applications (1)

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JP8605382U Granted JPS58188334U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 回転座席装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7062710B2 (ja) * 2020-02-28 2022-05-06 コイト電工株式会社 座席装置
JP7051253B2 (ja) * 2020-02-28 2022-04-11 コイト電工株式会社 座席装置
JP7361676B2 (ja) * 2020-11-30 2023-10-16 コイト電工株式会社 座席装置

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JPS58188334U (ja) 1983-12-14

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