JPH056939Y2 - - Google Patents

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JPH056939Y2
JPH056939Y2 JP1986089658U JP8965886U JPH056939Y2 JP H056939 Y2 JPH056939 Y2 JP H056939Y2 JP 1986089658 U JP1986089658 U JP 1986089658U JP 8965886 U JP8965886 U JP 8965886U JP H056939 Y2 JPH056939 Y2 JP H056939Y2
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oroshi
cutter
container
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rotating shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、果物や野菜等の被加工物を細断す
る調理器に関する。
[従来の技術] 従来、果物や野菜等の被加工物を切削したり、
あるいは細断する調理器のうち電動オロシ機とし
ては、モータを配設した本体の上面に容器を装着
し、その容器内に導入された回転軸にオロシカツ
ターを取付けて、容器の蓋体に設けられている材
料投入口から被加工物を投入しつつ押圧して、オ
ロシカツターにより被加工物を切削する形式のも
のと、円板状のオロシカツターの上面全体に切削
用の刃が形成されており、このオロシカツターの
上面で被加工物をころがしながら切削する形式の
ものとがある。
被加工物をころがしながら切削する形式のもの
としては、第2図に示すように、本体50にモー
タ51が配設されており、この本体50の上面か
らモータ51により駆動される回転軸52が突出
している。
本体50の上面には、被加工物53を入れる容
器54が、筒部55内に回転軸52を内部に導入
した状態で着脱自在に載置されており、この容器
54の内壁面には、衝突用の突起56が突設され
ている。
容器54内に配設されるオロシカツター57
は、ステンレス綱板を円形に打抜いた後、その表
面に切削工具により刃57aが切起して形成され
ており、中心部にはオロシカツター台58がネジ
59により固着されている。このオロシカツター
57のオロシカツター台58は、容器54の筒部
55内に導入されている回転軸52に着脱自在に
嵌合しているオロシカツター取付軸60と着脱自
在となつている。従つて、オロシカツター57
は、モータ51により駆動される回転軸52を介
して回転自在となつているとともに、容器54を
被加工物53が収納される上部容器54aと加工
物53aが収納される下部容器54bとに分割し
ている。
このような構成であるから、まず、回転軸52
にオロシカツター取付軸60を嵌合した後、この
オロシカツター取付軸60にオロシカツター57
のオロシカツター台58を係合する。次いで、上
部容器54a内に被加工物53を入れ、蓋体61
を閉鎖した状態を保持すると、モータ51が駆動
される。
モータ51が回転すると、回転軸52を介して
オロシカツター57が回転して、容器54内の被
加工物53はオロシカツター57上面でころがり
ながら刃57aにより切削される。この際、被加
工物53は遠心力により容器54の内壁面に集
り、主としてオロシカツター57の外側の刃57
aで切削されるとともに、被加工物53が突起5
6に衝突して容器54の中心方向にころがされる
からオロシカツター57全面の刃57aで切削さ
れる。
この切削された加工物53aは、容器54の内
壁面とオロシカツター57との間隙62から容器
54の内壁面に沿つて、下部容器54bに落下す
る。
調理終了後、オロシカツター57とオロシカツ
ター取付軸60とを分解して取出して、それぞれ
洗浄するように構成されている。
[考案が解決しようとする問題点] オロシカツター57で切削された加工物53a
は、間隙62から容器54の内壁面に沿つて下部
容器54bに溜るが、この加工物53aは、第2
図に示すように、下部容器54bの内壁に付着し
た状態となるので、容器54や蓋体61が透明部
材で形成されていても、オロシカツター57はス
テンレス綱板のような不透明な部材で形成されて
いるので、下部容器54bに溜つた加工物53a
の量を見るには、オロシカツター57を取外さな
ければならない。
その上、回転軸52により容器54内で回転す
るオロシカツター部分は、オロシカツター取付軸
60とオロシカツター57とオロシカツター台5
8とのそれぞれ3個の別部品により構成されてい
る。
そのうち、オロシカツター57は、ステンレス
綱板を円形に打抜いてオロシカツター板を形成し
た後、切削工具で切起し刃を形成するが、この
際、オロシカツター板には相当な力が加えられる
ので、オロシカツター板が変形しやすくなり、そ
のため、刃57aの高さが不均一になるととも
に、オロシカツター57の面が全体として波うつ
た状態となり、回転バランスの精度が悪くなる。
その上、刃57aは切起されて形成されているの
で、この刃57aの前面には、凹部が形成される
から、オロシカツター57を洗浄する際、この凹
部に加工物53aが引掛かり洗浄しにくいなどの
問題もある。
又、オロシカツター部分は上記のように3個の
部品で構成されており、このように、部品点数が
多くなると、組立てた場合のバランス精度は、各
部品の精度より悪くなる等の問題もある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、オロシカツター部分を構成するオ
ロシカツター取付軸と、オロシカツター台と、オ
ロシカツターとを透明な合成樹脂部材で一体形成
するようにしたものである。
[作用] この考案は、上記のように、オロシカツター部
分を透明な合成樹脂部材で一体形成したので、容
器の内部は透明なオロシカツター部分を回転軸か
ら取り外すことなく、オロシカツターを通して外
部から全体を見る事が出来る。
オロシカツター部分は一体形成されているの
で、組立工程は回転軸にオロシカツター取付軸を
固定する一工程となるとともに、オロシカツター
の回転バランスの精度が良い。
[実施例] この考案の実施例を、第1図に基づいて詳細に
説明する。
第1図において、1は電動オロシ機で、モータ
6が配設されている本体2と、この本体の上面に
着脱自在に載置されている容器3とオロシカツタ
ー部分4および蓋体5とにより構成されている。
本体2内の底板2aには、モータ6が支持台7
と支持板8とを介してモータ軸9を上方向に向け
て固着されているとともに、上面には周縁部に環
状の段部10が形成されており、この段部10の
外周には係合部11が設けられている。さらに、
この本体2の上面中央部には回転軸12が回転自
在に突出している。
回転軸12は大歯車13と小歯車14との歯車
列を介してモータ6のモータ軸9と連結され、モ
ータ6の回転を回転軸12に伝達している。
容器3の底部下面には、本体2の段部10と嵌
合する嵌合部15が形成されており、この嵌合部
15の内壁面には、係合部11と係合する被係合
部16が形成されており、内部中央部には回転軸
12が挿通可能な筒部17が容器3の深さの略半
分の位置まで突設されている。
オロシカツター部分4は水平方向に円板状のオ
ロシカツター18が形成されており、このオロシ
カツター18の上面には刃18aが多数放射状に
一体的に形成されているとともに、オロシカツタ
ー18の中心部にはオロシカツター台20が形成
され、このオロシカツター台20の中心部にはオ
ロシカツター取付軸19がオロシカツター18の
上面方向から下面方向へと貫通して形成されてお
り、これらオロシカツター18とオロシカツター
取付軸19とオロシカツター台20とからなるオ
ロシカツター部分4は、透明な合成樹脂部材によ
り一体形成されている。
オロシカツター取付軸19の部分は、内部が中
空の筒状に形成されており、回転軸12に取外し
自在に固定可能となつており、回転軸12の回転
をオロシカツター部分4に伝達している。
容器3は透明な合成樹脂部材で形成されてお
り、オロシカツター部分4により被加工物21が
収納される上部容器3aと切削された加工物21
aが収納される下部容器3bとにほぼ2分割され
ているとともに、容器3の内壁面とオロシカツタ
ー部分4の外周部との間には、上部容器3aで切
削された加工物21aが通過する間隙22が形成
されている。この間隙22は被加工物21が通過
することがないように、所定の巾に設定されてい
る。
容器3の上部容器3aの内壁面には、被加工物
21の衝突用の突起23が容器3の中心方向に向
けて突設されており、被加工物21はこの突起2
3に衝突して、容器3の中心方向にころがされ、
オロシカツター18面上の刃18a全体で切削さ
れるように構成されている。
蓋体5は容器3の上端開口部を覆うもので、透
明な合成樹脂部材で形成されている。
24はスイツチ部24a(詳細は図示せず)を
オン・オフするスイツチ操作部で、このスイツチ
操作部24の押圧解除により、スイツチ部24a
は、蓋体5が完全に閉鎖されている時オンし、蓋
体5が開放されている時オフする常開スイツチと
なつている。25は取手である。
このような構成であるから、電動オロシ機1を
組立てるには、容器3の嵌合部15を本体2の段
部10に嵌合すると、回転軸12は筒部17に導
入されるとともに、係合部11と被係合部16と
が係合して、容器3は本体2の上面に固定され
る。
次いで、オロシカツター部分4のうち、オロシ
カツター取付軸19を筒部17内に挿入すると、
オロシカツター取付軸19の内部には回転軸12
が導入され、回転軸12とオロシカツター取付軸
19の内部とにそれぞれ設けられている凹凸係合
部(図示せず)とが係合して、オロシカツター部
分4は回転軸12に着脱自在に固定され、モータ
6により駆動される回転軸12の回転はオロシカ
ツター部分4に伝達可能となる。
次に、被加工物21を適当な大きさに切つて、
上部容器3a内に入れて、蓋体5を手で押圧した
状態を保持すると、スイツチ部24aがオンす
る。スイツチ部24aがオンすると、モータ6が
駆動され、小歯車14、大歯車13を介して回転
軸12が回転し、オロシカツター部分4が回転す
る。すると、オロシカツター部分4上の被加工物
21は刃18aにより切削される。この際、被加
工物21は遠心力により、容器3の内壁面に集ま
るが、突起23に衝突して容器3の中心方向にこ
ろがされ、被加工物21は容器3内全域をころが
りながらオロシカツター部分4全面の刃18aで
切削される。
切削された加工物21aは間隙22から落下
し、下部容器3bに収納される。この際、加工物
21aが下部容器3bの内壁面に付着しても、オ
ロシカツター18を含むオロシカツター部分4全
体が透明であるから、蓋体5を閉鎖した状態のま
ま外部から加工物21aの量を見ることが出来
る。
切削終了後は、蓋体5を押圧していた手を離す
と、スイツチ部24aはオフし、モータ6は停止
するので、オロシカツター部分4も停止する。
次いで、オロシカツター取付軸19の上部を把
持して上方向に引出せば、オロシカツター部分4
が取出されるので、下部容器3bの加工物21a
を取出せばよい。
最後に、容器3とオロシカツター部分4を洗浄
した後、上記のように本体2に再度装着すればよ
い。
[考案の効果] この考案は、オロシカツター取付軸とオロシカ
ツター台とオロシカツターとからなるオロシカツ
ター部分を透明な合成樹脂部材で一体形成したの
で、加工物が容器の内壁面に付着しても、オロシ
カツターを通して容器内の加工物の量を見ること
が出来る。
又、オロシカツター部分は、従来はオロシカツ
ター取付軸とオロシカツターとオロシカツター台
とからなる3個の部品で構成されていたものを、
一体成型により1部品として形成したので、部品
点数を減少させることが出来るとともに、組立効
率が良くなり、コストも安くなる。
その上、従来のオロシカツターは、その製造工
程において変形しやすく、刃の高さ、形状も不均
一となり、オロシカツターが回転する際の回転バ
ランスの精度が悪くなるとともに、切起し刃の場
合にはその性質上、刃の高さ、厚みがある一定値
内に限定されるが、この考案のものは、上記のよ
うに、オロシカツターとオロシカツター台、オロ
シカツター取付軸とともに、オロシカツターの刃
も一体成型により形成されるので、オロシカツタ
ーの回転バランスの精度が良好であるとともに、
刃も任意の形状のものを形成することが出来る。
さらに、それぞれ刃の前面には従来のように、
金属表面から切起しにより形成された凹部が形成
されることもなく、オロシカツター部分の洗浄が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は従来例を示す断面図である。 1……電動オロシ機、2……本体、3……容
器、4……オロシカツター部分、4a……刃、5
……蓋体、6……モータ、12……回転軸、18
……オロシカツター、19……オロシカツター取
付軸、20……オロシカツター台、21……被加
工物、21a……加工物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータにより駆動される回転軸を上面より突出
    させて設けるとともに、前記モータを配設した本
    体と、 中央部に設けた筒部に前記回転軸を導入して、
    前記本体の上面に着脱自在に載置し、透明部材で
    形成した容器と、 前記回転軸に着脱するオロシカツター取付軸
    と、このオロシカツター取付軸に着脱自在に係合
    するオロシカツター台を固着され、前記容器内で
    回転して被加工物を加工するオロシカツターと、 前記容器の上端開口部を開閉し、透明部材で形
    成した蓋体と を備えた電動オロシ機において、 前記オロシカツター取付軸と、前記オロシカツ
    ター台と、前記オロシカツターとからなるオロシ
    カツター部分を透明な合成樹脂部材で一体形成し
    たこと を特徴とする電動オロシ機。
JP1986089658U 1986-06-12 1986-06-12 Expired - Lifetime JPH056939Y2 (ja)

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JP1986089658U JPH056939Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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JP1986089658U JPH056939Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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JPS62202248U JPS62202248U (ja) 1987-12-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013017444A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Takuzen Kogyo Kk 皮剥装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2592930Y2 (ja) * 1991-12-11 1999-03-31 日本電熱株式会社 コーヒミルのカッター成形部品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545075A (en) * 1977-06-06 1979-01-16 Hobart Corp Food material processing and treating apparatus
JPS6029952U (ja) * 1983-08-05 1985-02-28 石川島播磨重工業株式会社 遊星歯車減速機
JPS6112908U (ja) * 1984-06-29 1986-01-25 いすゞ自動車株式会社 内燃機関

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