JPS6326094Y2 - - Google Patents

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JPS6326094Y2
JPS6326094Y2 JP1983008856U JP885683U JPS6326094Y2 JP S6326094 Y2 JPS6326094 Y2 JP S6326094Y2 JP 1983008856 U JP1983008856 U JP 1983008856U JP 885683 U JP885683 U JP 885683U JP S6326094 Y2 JPS6326094 Y2 JP S6326094Y2
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JP
Japan
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cutter
center
flat blade
blade
rotation center
Prior art date
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JP1983008856U
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JPS59114817U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は一般家庭用の小型ジユーサに係り、材
料を好ましい形に加工するためのカツターに関す
るものである。
(ロ) 従来技術 従来のジユーサは駆動源としてモータを収納し
た基台にジユース容器を載置係合し、該ジユース
容器内に遠心分離篭と円板状カツターを配設し、
前記ジユース容器内であつて、前記遠心分離篭を
取り囲んで嵌合されるリング状粕受容器と、前記
ジユース容器の上部開口を覆い、材料投入口を一
体形成して成る容器蓋をクランプ係合したものが
一般的である。そして前記カツターは、その表面
に多数の切起刃を形成して成る。この切起刃は特
公昭57−22570号公報に示される如く、カツター
表面の回転中心より離れた位置にある刃列の中心
を基点として放射状に複数列形成した三角形状の
鋸刃と、前記カツター表面の回転中心に一端を位
置せしめた幾分大きめの平刃とより形成されるも
のである。さて前記鋸刃はカツター表面における
その刃列の中心を回転中心より離間させてあるが
為にカツターを回転させて材料を摩り潰しても各
刃の目詰まりは防止でき、従つて材料の繊維分の
切れも良い。しかし、平刃はカツターの回転中心
に一端を置き、回転中心を基点とする放射線上に
位置することになり、目詰まりを招き、材料の繊
維分が引掛り易いので平刃に詰まつた材料を取り
除いて使用していた。
またカツターの回転中心に大きめの三角形刃を
配設したものもあるが、この場合被切削材料の加
工面に対し、該三角形刃の頂部は点接触し、未切
削の部分がより多く残るという不都合が生じるも
のであつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は平刃の長所を生かし、上述の如き従来
の欠点を解消するために、カツターの回転中心よ
り少し偏心させた位置に回転中心を基点とする放
射線上に位置しないような平刃を設け、材料中心
部の切削効率を高めることを目的とするものであ
る。
(ニ) 考案の構成 遠心分離篭の内底部に取付固定され、中央部を
除いて多数の切起刃を形成した円板状の金属製カ
ツターと、該カツターに下端を近接対向してカツ
ターの中央部を被う材料投入口とを備え、切起刃
の刃列の中心O1をカツターの駆動時の回転中心
O2から異ならしめ、該回転中心O2に長手方向の
一端が位置する平刃Aを形成したものにおいて、
前記切起刃の刃列に囲まれたカツターの中央部に
別の平刃Bを形成し、該平刃Bは長手方向の回転
中心O2側の一端が回転中心O2より離れた位置に
位置し且該一端と回転中心O2とを結んで得られ
る仮想直線とその長手方向との角度θをO<θ≦
90゜に形成したものである。
(ホ) 実施例 第1図は本考案一実施例のジユーサの全体概略
断面図である。駆動用のモータ(図示せず)を収
納する合成樹脂製基台1は上ケース2と下ケース
3を螺子等で接合固定したものであり、一側にジ
ユース受用コツプ4を支持する載置台部5を延設
して成る。そして前記下ケース3にはモータの振
動を防護する弾性脚6,6が設けられている。
前記基台1上面に載置係合されているのは透明
樹脂製のジユース容器7であり、その略中央に開
口8を有するリング状となつている。9は前記ジ
ユース容器7の上部に嵌合された粕受容器であ
り、一側に浅底部9a、他側に深底部9bを有
し、且ジユース容器7と同じく中央部は繰り抜か
れている。更にジユース容器7の上面開口を覆う
容器蓋10がクランプ係合されており、該蓋10
にはその略中央部に材料投入口11を一体形成
し、該投入口11はその下端を後述するカツター
23に近接対向し、カツター23の中央部を被つ
ている。前記投入口11には押し棒12が挿入さ
れている。
前記ジユース容器7の一側底部にはジユース流
出口13が穿設されている。この流出口13は下
方より常時上方へ弾性付勢されたコツク14によ
つて開閉可能とされて成り、該コツク14は前記
粕受容器9の対応する下部より垂下形成された連
動杆15によつてその開閉操作が行なわれる。
前記基台1上面より突出せる前記モータの駆動
軸16上端にはフライホイール17が装着され、
該フライホイール17と遠心クラツチピン18を
介して係合する合成樹脂製ターンテーブル19と
共に前記ジユース容器7の中央開口8に位置せし
められている。
遠心分離篭20は前記ジユース容器内部に位置
し、補強枠21と前記ターンテーブル19とに同
時にモールド成形されたフイルター部22によつ
て形成され、その底部には前記ターンテーブル1
9にリベツト28で固定された円板状の金属製カ
ツター23が取付固定されている。
第2図は前記カツター23の上面を示す図であ
る。このカツター23の表面にはカツター23の
回転中心O2よりL寸法離れた刃列の中心O1を基
準とする三角形状の切起刃の刃列24…が中央部
を除く略全表面に形成されている。そして中央部
には一端を前記回転中心O2に位置してなる平刃
A25がその長手方向を回転中心O2を通る放射
線X−X軸に一致させて設けられていると共に、
前記切起刃の刃列24…に囲まれた中央部に別の
平刃Bが設けられている。この平刃Bは回転中心
O2より離れた位置に長手方向の回転中心O2側の
一端が位置し、且該点B1と前記回転中心O2とを
結ぶ仮想直線とその長手方向とがO<θ≦90゜を
満足する角度θを形成するよう設けられている。
尚27,27,27はリベツト28挿通用の孔で
ある。
第3図は第2図のカツター23を拡大し、且該
カツター23の前記投入口11との関係を如実に
示したものである。この図から明らかなように切
起刃の刃列24は材料をカツター23の外周方向
へ押しやるように傾斜させて形成されている。
このようなジユーサを使つて材料を加工するに
当り、投入口11より材料を投入し、押し棒12
にて下方へ材料を押しつけてやると、回転するカ
ツター23によつてその材料は摩り潰される。こ
のとき、切起刃の刃列24は主として材料の外周
部を積極的に摩り潰すのに対し、平刃A25は材
料の中心部を平刃B26は、その中心部の周囲を
重点的に摩り潰す。平刃A23及び平刃B26は
周速度の遅いカツター23中央部で回転し、材料
に対して広い幅で接するので、材料の加工能率が
向上する。更に平刃B26は回転中心O2に対す
る放射線(回転中心O2と点B1とを結ぶ仮想直線)
とその長手方向との角度θがO<θ≦90゜になる
ように形成しているので、平刃B26の摩り潰し
た材料は遠心力により放出され易くなり、平刃B
26が目詰りすることなく、従つて、平刃B26
の切れ味が低下することはないので、材料の繊維
分を効率良く細断でき、繊維分の引掛が少なくな
る。また、平刃A25は平刃B26が切削しなか
つたカツター23の回転中心O2に位置する材料
だけを摩り潰すので、平刃Aのみしかない従来に
比べ、平刃A25の切削する材料の繊維分の長さ
が短くなり、繊維分の引掛りが少なくなると共に
目詰りも減少する。
このようなカツター23によつて加工された材
料はカツター23の外周部を経てフイルター部2
2に達し、該フイルター部22を遠心力の働きに
よつて上昇しながらジユース分をジユース容器7
に放出し、粕分は補強枠21を経て粕受容器9に
放出される。そして連動杆15によつてコツク1
4にの開かれたジユース流出口13を経てジユー
ス分がコツプ4に溜められる。
尚前記回転中心O2と平刃B26の一端にある
点B2との距離は、回転中心O2と刃列の中心O1
の距離Lより大きく、このO1−O2間の距離Lよ
り大きい長手寸法を前記平刃B26は有してい
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の説明の如く金属製円板に多数の
切起刃を形成したカツターの略中央部の前記切起
刃の刃列の中心O1より離れた該カツターの駆動
時の回転中心O2に長手方向の一端が位置する平
刃Aを形成したものにおいて、前記切起刃の刃列
に囲まれたカツターの中央部に別の平刃Bを形成
し、平刃Bは長手方向の一端が回転中心O2より
離れた位置に位置し且該一端と回転中心O2とを
結んで得られる仮想直線とその長手方向との角度
θをO<θ≦90゜に形成したものであるから従来
より難問であつた材料中心部の切削および摩り潰
しが容易に行なえ、しかも平刃であるがために、
材料への接触寸法が稼げて加工効率が著しく向上
する。しかも平刃Bは回転中心O2よりの放射線
とその長手方向との角度θをO<θ≦90゜に形成
してあるので、平刃Bの摩り潰した材料は遠心力
により放出され易くなり、平刃Bの目詰りは殆ん
ど防止でき、従つて、平刃Bの切れ味が低下する
ことはないので、材料の繊維分を効率良く細断で
き、繊維分の引掛りが少なくなる。また、平刃A
は平刃Bが摩り潰さないカツター回転中心に位置
する材料だけを摩り潰すので、平刃Aのみしかな
い従来に比べ、平刃Aの摩り潰す材料の繊維分の
長さが短くなり、繊維分の引掛りが少なくなると
共に目詰りも減少する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案一実施例のジユーサに係り、第1
図はその全体概略断面図、第2図はカツターの上
面図、第3図は材料投入口に対するカツターの配
置を示す第2図のカツターの拡大図である。 23……カツター、24……刃列、O1……刃
列の中心、O2……回転中心、25……平刃A、
B1……平刃Bの長手方向の一端、26……平刃
B。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遠心分離篭の内底部に取付固定され、中央部を
    除いて多数の切起刃を形成した円板状の金属製カ
    ツターと、該カツターに下端を近接対向してカツ
    ターの中央部を被う材料投入口とを備え、前記切
    起刃の刃列の中心O1をカツターの駆動時の回転
    中心O2から異ならしめ、該回転中心O2に長手方
    向の一端が位置する平刃Aを形成したものにおい
    て、前記切起刃の刃列に囲まれたカツターの中央
    部に別の平刃Bを形成し、該平刃Bは長手方向の
    回転中心O2側の一端が前記回転中心O2より離れ
    た位置に位置し且該一端と前記回転中心O2とを
    結んで得られる仮想直線とその長手方向との角度
    θをO<θ≦90゜に形成したことを特徴とするジ
    ユーサ。
JP885683U 1983-01-24 1983-01-24 ジユ−サ Granted JPS59114817U (ja)

Priority Applications (1)

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JP885683U JPS59114817U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 ジユ−サ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP885683U JPS59114817U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 ジユ−サ

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Publication Number Publication Date
JPS59114817U JPS59114817U (ja) 1984-08-03
JPS6326094Y2 true JPS6326094Y2 (ja) 1988-07-15

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ID=30140338

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JP885683U Granted JPS59114817U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 ジユ−サ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816150U (ja) * 1971-07-07 1973-02-23
JPS5722570A (en) * 1980-07-02 1982-02-05 Fujitsu Ltd Automatic handling tool for parts

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53142582U (ja) * 1977-04-14 1978-11-10

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JPS59114817U (ja) 1984-08-03

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