JPS59206B2 - ジュ−サ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、野菜、果実などのジュースの抽出に用いるジ
ューサに関するものである。

オロシ今秋のカッタを底面に備えたスピンナを高速回転
させて、野菜、果実などを切削しつトスピンナ側壁に付
着、滞留させてジュースを得るカス滞留式ジューサは、
一片の材料を投入口に入れて切削した際に、投入口下端
とカッタとの隙間があるために切削の最終段階では細か
く切れない状態でスピンナ側壁に付着してしまい振動を
発生させていた。

本発明は上記欠点を解消したもので、以下その一実施例
を添付図面にもとづいて説明する。

図において１は無孔壁を有する有底円筒状のスピンナで
あって、その最上部外側周縁にはリング状のバランスウ
ェイト２が固着されている。

そしてこのスピンナ１の底部には、上面にオロシ今秋の
刃３を有するカッタ４が固着されている。

５は縦方向に複数のスリット５′を有したフィルタであ
ってスピンナ１に対して着脱自在である。

上記カッタ４には、その外周部に、刃３より若干高さが
大きい剪断刃６が刃３の列数と同数の８個直立させて設
けられている。

７は材料を投入する投入口であって、その下部には円板
状のフランジ８がスピンナの底面９と共同してカッタ４
の上面および側面を覆うように設けられており、その周
縁８′の一カ所に切り欠き１０を有している。

この切り欠き１０は、刃３と投入口下端面１１で構成さ
れる隙間Ｃのためにできる残片を剪断刃６と共同して細
断する働きをもっており、この切り欠き１０が複数個の
場合には細断片がフィルタ５の壁面にアンバランスな付
着をして振動発生の原因となる。

又、切り欠き１０の開き角度αが余り大きい場合（円周
の約１／８以上）にもアンバランスな付着をする。

今、材料を投入ロアから投入して材料を切削してゆくと
、最後に残片が隙間Ｃを通ってカッタ４を投入口下端の
フランジ８との間に入り込むが、フランジの周縁８′、
カッタ上面１２並びにスピンナの底面９により妨害され
てスピンナ側壁へ飛びだすことができず、その間に周縁
８′の切り欠き１０に一端がひっかかりカッタ４の周縁
に設けられた剪断刃６によって細断され切り欠き１０よ
りスピンナ側壁へ飛び出す。

この飛び出す個所が一個所であるため、フィルタ５の壁
面全体にはバランスよく付着するものである。

なお、ジュースは、フィルタ５のスリット５′を通って
スピンナ１の内面に至り、その上端より外方に放出され
るものである。

上記のように本発明ジューサは、投入口のフランジに設
けた１個の切り欠きとカッタの剪断刃との作用により、
残片を細断し、これをスピンナへ一個所から放出し、バ
ランスよく付着させることができるものであり、スピン
ナが振動するといったことがないものである。

また残片が細断されることによりジュースの絞り率も向
上するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用したジューサのスピンナ部分の縦
断面図、第２図はカッタの上面図、第３図は投入口下端
面の平面図、第４図は第３図のＡ−〇−Ｂ断面図である
。 １・・・・・・スピンナ、３・・・・・・刃、４・・・
・・・カッタ、５・・・・・・フィルタ、６・・・・・
・剪断刃、７・・・・・・投入口、８・・・・・・フラ
ンジ、１０・・・・・・切り欠き。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 上面にオロシ今秋の刃を持ち、周縁に複数個の剪断
   刃を持つカッタを内底面に固着したスピンナと、上記カ
   ッタを覆うフランジを下部に有する材料の投入口とを有
   し、前記フランジの周縁の一部には１個の切り欠きを設
   けたことを特徴とするジューサ。