JPH0310929Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0310929Y2
JPH0310929Y2 JP14139385U JP14139385U JPH0310929Y2 JP H0310929 Y2 JPH0310929 Y2 JP H0310929Y2 JP 14139385 U JP14139385 U JP 14139385U JP 14139385 U JP14139385 U JP 14139385U JP H0310929 Y2 JPH0310929 Y2 JP H0310929Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
container
cut
wall
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14139385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6250535U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14139385U priority Critical patent/JPH0310929Y2/ja
Publication of JPS6250535U publication Critical patent/JPS6250535U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0310929Y2 publication Critical patent/JPH0310929Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は蓮根のような繊維の長い固い材料でも円
滑に切削オロシ加工し得るようにした調理器に関
する。
〔従来の技術〕
従来この種調理器のカツタ1は第6図にその一
部を示すようにカツタの外周近傍迄刃2が設けら
れており、且カツタの刃の中心とカツタの回転中
心とが同心であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍らこのような調理器にあつては、蓮根の
ような繊維の長い固い被切削材料をオロス時は材
料が容器内壁に押し付けられ乍ら切削されカツタ
外周と容器内壁との間隙の分だけ切削されずにこ
の間隙より容器下方へ落下する。然も最終的には
第6図に示すようにカツタ1の外周と刃2との僅
かな距離により被切削材料の切削されない部分3
が容器4との間にはさまれたまま容器内には落下
しないで残り、この残つた材料に他の被切削材料
がひつかゝり切削しきれずに残る。又切削された
ものが容器4の内壁に付着して容器下方に落下し
ない為、これに切削されていない材料が更に付着
し切削されずに残るという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本案は以上の点に鑑み考案されたもので本案に
よれば容器内を回転し上面に環状に同心的に多数
の刃を有する円板状のカツタにより容器内に投入
された被切削材料を切削してオロシ等を製造する
ものにおいて、前記カツタの回転中心に対して刃
の中心を偏心させると共にカツタ外周と最外周の
刃との距離をカツタ外周と前記容器内壁との間隙
より大きくし、且容器内壁にはカツタの回転方向
に対向して下方へ傾斜するリブを設けたものであ
る。
〔作用〕
本案は以上のように構成したから、被切削材料
はカツタの回転中心に対して偏心して設けられた
刃により万遍なく切削され、更にカツタ外周と最
外周の刃との間に形成された平坦面に乗り乍な飛
びはねる為、他の被切削材料もこれにぶつかり乍
な転動し同じく万遍なく切削され得ると共に容器
内壁に付着しオロされた材料はリブにより容器下
方に円滑に落下する。
〔実施例〕
以下本案を図面に示す一実施例について説明す
る。11は調理器の容器で内部に円板状のカツタ
12を有する。このカツタ12はカツタホルダ1
3に固定されて居り、電動機14、歯車15,1
6及び回転軸17を介して回転されるが、この駆
動機構は本案の要旨とは関係がないのでその詳細
な説明を省略する。
カツタ12には環状に多数の刃18が設けられ
て居り、これ等刃の中心とカツタ12の回転中心
は第2図に示すようにXだけ偏心すると共にカツ
タ外周と最外周の刃19との距離Aをカツタ外周
と前記容器11の内壁との間隙Bより大きくして
ある。(第4図参照)そして前記距離Aは最大で
3.5mm〜4mm、最小で2.6mm〜3.1mmであり又間隙B
は2.5mmである事が好ましい。
然して前記容器11は調理器本体のベース20
上に着脱自在に載置されている。21は容器11
の蓋を示す。
前記カツタホルダ13は回転軸17に対して着
脱自在となつている。
容器11の内壁にはカツタ12の回転方向に対
向して下方へ傾斜してリブ22を設けている。
本案はこのように構成されているから、今蓋2
1を開いて被切削材料Pを容器11内に投入し、
電動機14を回転すると前記のようにカツタ12
は回転し被切削材料Pは刃18により切削され
る。
然して刃の中心はカツタ12の回転中心に対し
てXだけ偏心しているから被切削材料Pは第3図
に示す位置にある場合、先づ実線で示す刃18,
19により切削され、次で偏心量だけづれた位置
にある点線で示す刃18′,19′で切削され、結
果的には狭い間隔の刃により万遍なく切削される
ものである。更に前記したようにカツタ12の外
周と最外周の刃19との距離Aをカツタ外周と容
器11の内壁との間隙より大きくしたから、第4
図に示すように被切削材料Pはその切削時にカツ
タ12の距離Aで示す外周面上に積極的に残る形
となり、それによつて被切削材料はカツタ12の
外周と容器11の内壁との間にはさまる事なく切
削されるから更に投入された他の被切削材料は従
来のように間隙B間にはさまれる事なく、距離A
との被切削材料にぶつかり乍ら逐次切削されるも
のである。
又切削されオロされた物は容器11の内壁に付
着しようとするがこの切削物は第5図に示すよう
にリブ22がカツタ12の回転方向(矢印で示
す)に対して下方に傾斜しているので、このリブ
22に沿つて容器11の下方に落下し容器には付
着しない。従つて従来のように切削途中の他の被
切削材料が容器に付着した切削物には付着する事
がなく、塊の存在しないきれいなオロシが製造さ
れる。
このようにして製造されたオロシは容器11の
底部に溜まるが、製造が終れば蓋21をあけ、更
にカツタ12をカツタホルダ13と共に回転軸1
7から除去し、容器の底部に溜まつたオロシを他
の食器に移し、食料に供するものである。
〔考案の効果〕
以上のように本案によれば被切削材料はカツタ
外周と容器の内壁との間にはさまれる事がなく、
又容器の内壁に付着する事もなくカツタ上を転動
するから万遍なく切削されて塊のないきれいなオ
ロシを製造し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案調理器の一実施例の概略の縦断面
図、第2図はカツタと刃との関係を示す平面図、
第3図はカツタにより被切削材料が切削される状
態を示す一部拡大図、第4図は被切削材料がカツ
タの外周面上に乗つた状態を示す一部拡大図、第
5図はカツタとリブとの関係を示す一部拡大図で
第6図は切削時における従来のカツタと被切削材
料との関係を示す一部拡大図である。 11……容器、12……カツタ、18,19…
…刃、P……被切削材料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器内を回転し、上面に同心円的に多数の刃
    を有する円板状のカツタにより容器内に投入さ
    れた被切削材料を切削してオロシ等を製造する
    ものにおいて、前記カツタの回転中心に対して
    刃の中心を偏心させると共にカツタ外周と最外
    周の刃との距離をカツタ外周と前記容器内壁と
    の間隙より大きくした事を特徴とする調理器。 (2) 容器内壁にはカツタの回転方向に対向して下
    方へ傾斜するリブを設けた実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の調理器。
JP14139385U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH0310929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14139385U JPH0310929Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14139385U JPH0310929Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6250535U JPS6250535U (ja) 1987-03-28
JPH0310929Y2 true JPH0310929Y2 (ja) 1991-03-18

Family

ID=31049131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14139385U Expired JPH0310929Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0310929Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6250535U (ja) 1987-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0310929Y2 (ja)
CN108406893B (zh) 一种医用转盘切药机
JPS6154318U (ja)
JPH034195Y2 (ja)
JPH056939Y2 (ja)
JPS5924282Y2 (ja) 調理器の千切カツタ
JPS6228396Y2 (ja)
CN210651060U (zh) 一种一次性用餐盒加工用纸浆模塑切边机
JPS5826791Y2 (ja) スライス装置
JP3649892B2 (ja) 調理器
JPS5927252Y2 (ja) 山芋摺下し器
JPH0637911Y2 (ja) 野菜切断機
JP2864739B2 (ja) 調理器のカッター装置
JP2540850Y2 (ja) 電動おろし装置
JPH0435118Y2 (ja)
JPS5935121Y2 (ja) 皮むきカツタ装置
JP2780490B2 (ja) 電動調理器および回転カッターの製造方法
JPS5811528Y2 (ja) 中ぐり用回転カッタ−
JPS6147090B2 (ja)
JPH0616701Y2 (ja) 桂むき器
JPS6231928B2 (ja)
JPS5856613Y2 (ja) 電動調理機用交換刃物の収納箱
JP2568688B2 (ja) 調理器
JP2648028B2 (ja) 調理器
JPH0435119Y2 (ja)