JP2648028B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2648028B2
JP2648028B2 JP3009826A JP982691A JP2648028B2 JP 2648028 B2 JP2648028 B2 JP 2648028B2 JP 3009826 A JP3009826 A JP 3009826A JP 982691 A JP982691 A JP 982691A JP 2648028 B2 JP2648028 B2 JP 2648028B2
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岩田光正
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転円板の上面に設
けた複数の刃を有しているおろしカッターを駆動軸に装
着して容器内の被調理材を調理する調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる調理器として図5に示すも
のが知られている。図5において、1は図示しない駆動
モータを内蔵した本体で、この本体1の載置面2には容
器3が着脱自在に載置されている。本体1には前記駆動
モータによって回転駆動される駆動軸4が回転自在に設
けられており、その駆動軸4が載置面2から突出して容
器3の底部5を貫通し容器3内に進入している。容器3
内には駆動軸4によって回転するおろしカッター6が設
けられており、このおろしカッター6は、駆動軸4に着
脱可能に装着されるとともに上面7aが円形となってい
る回転台7と、この回転台7に着脱可能に装着されると
ともに上面8aがドーナツ状の平面となっているおろし
部本体8とを有している。
【0003】回転台7の上面7aとおろし部本体8の上
面8aはほぼ面一となっており、それら上面7a,8aには
同一刃高の刃9が図6に示すように放射状に設けられて
いる。10は蓋である。
【0004】そして、例えば大根おろしをつくる場合に
は、大根を適当な大きさの輪切りにし、これを容器3内
にいれておろしカッター6を回転させれば、刃9が大根
をすっていき、短時間で大根おろしができることとな
る。
【0005】これは、輪切りにした大根Dは、おろしカ
ッター6が回転すると遠心力により、図7に示すよう
に、容器3の内周壁3aに当接され、おろしカッター6
の時計方向の回転とともに時計方向に容器3内を公転し
ながら反時計方向に大根Dが自転していく。この自転に
よりおろしが促進され大根Dの底部からまんべんなくお
ろされて、大根おろしができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、おろしカッ
ター6の刃9の周速度は外側にいくほど大きいので、刃
9で大根Dの下部を切った際に生ずる上方向の力は外側
の刃9ほど大きい。このため、特に輪切りにした大根D
の径が小さく、おろしカッター6のほぼ半径ほどしかな
いような場合、おろしカッター6が回転し始めると大根
Dは遠心力によって外側へ移動するとともに、図7に示
すように、少し立ち上がった状態となって傾く。
【0007】このような状態で大根Dはおろしカッター
6の回転とともに公転および自転していく。そして、刃
9はいずれも同じ刃高なので、図8に示すように、大根
Dの下部の周端が大きく削られて円錐状となっていくこ
とになる。円錐状になった大根Dはますます立ち上がっ
て飛び跳ね上るようになり、蓋10を押し上げようとす
る。場合によっては蓋10が容器から外れてしまうという
問題があった。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは、被調理材の径がおろ
しカッターのほぼ半径ほどしかないような場合であって
も、調理材の立ち上りを防止して調理材を底部からまん
べんなくおろすことができる調理器を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、駆動モータを内蔵する本体と、この本体
の載置面に着脱自在に載置される容器と、この容器の上
部開口全面を覆う蓋体と、前記容器内で前記駆動モータ
によって回転駆動される駆動軸と、この駆動軸に着脱可
能に装着され上面に複数の刃を設けた円板部を有するお
ろしカッターとを備え、該おろしカッターの回転により
被調理材が前記容器の内周面に沿って移動するように前
記蓋体と前記円板部との間に空間部を形成し、前記被調
理材が容器の内周面に沿って移動していく際に自重によ
り被調理材の下部が前記おろしカッターに接触しておろ
されていく調理器であって、前記円板部の中心から所定
範囲内にある刃の刃高をその所定範囲外の刃の刃高より
低くしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】おろしカッターが回転していくと、容器内に入
れられた被調理材がおろし容器の内周面に沿って自転し
ながら移動していく。この際、被調理材の自重により被
調理材の下部が円板部に接触するので、被調理材の下部
からおろしカッターによりおろされていく。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る調理器の実施例を図面
に基づいて説明する。
【0012】11は図示しない駆動モータを内蔵した本体
で、この本体11には容器12を着脱自在に載置する載置面
13が形成されている。本体11には前記駆動モータによっ
て回転駆動される駆動軸14が回転自在に設けられてお
り、その駆動軸14が載置面13から突出して容器12の底部
15を貫通し容器12内に進入している。容器13内には駆動
軸14によって回転するおろしカッター20が着脱自在に装
着されており、このおろしカッター20は回転台21とおろ
し部本体22とを有している。
【0013】回転台21は、円形の天板部23を有する筒部
24と、天板部23の下面に一体形成され、かつ、駆動軸14
に着脱自在に装着する軸受部23bとを有している。そし
て、天板部23の上面23aには、刃高の低い刃25が図2に
示すように放射状に形成されている。
【0014】おろし部本体22は、回転台21の筒部24に着
脱可能に嵌合する筒体27と、この筒体27の上部に連続形
成されたドーナツ状の円板部26と有している。この円板
部26と回転台21の天板部23とはほぼ面一となっており、
円板部26の上面には図2に示すように刃25より刃高の高
い刃29が放射状に形成されている。そして、円板部26と
回転台21の天板部23とで回転円板27が構成される。30は
おろしカッター20を取り外す際に指を入れるための凹部
である。
【0015】また、図1において、31は容器12の上部開
口前面を覆う蓋(蓋体)であり、この蓋31を押すと本体
11の凸部32内に設けた図示しないスイッチがオンして前
記駆動モータが駆動し、これによりおろしカッター20が
回転するようになっている。そして、蓋31とカッター20
の回転円板(円板部)27との間には、カッター20の回転
により被調理材35が容器12の内周面に沿って移動できる
ように空間部が形成されている。
【0016】次に、上記のように構成される調理器の作
用について説明する。
【0017】先ず、輪切りにした大根(被調理材)35を
容器12に入れる。なお、大根35の径はおろしカッター20
の半径とほぼ同一のものとして説明する。
【0018】次に、蓋31を押すと図示しないスイッチが
オンし、図示しない駆動モータが駆動しておろしカッタ
ー20が回転していく。おろしカッター20が回転し始める
と、大根35は図3に示すように、遠心力によって外側へ
移動し、容器12の内周面に沿って移動していくととも
に、従来と同様に少し立ち上がる状態となる。そして、
おろしカッター20の回転とともに、大根35は、自重によ
り大根35の下部がおろしカッター20の回転円板27に接触
して、大根35は公転および自転をしていき、おろしカッ
ター20の刃25,29によって大根35の下部からおろされて
いくこととなる。
【0019】ところで、刃25は刃29の刃高より低いの
で、大根35は図3に示すように斜めの状態であってもそ
の下部の周端部の削られる度合いは小さなものとなる。
しかも、大根35の下面の中央部は刃高の高い刃29で削ら
れていくので、その削られる度合は大きなものとなる。
すなわち、大根35は下部から平坦状にまんべんなくおろ
されていくこととなり、従来のような円錐形状にはなら
ない。したがって、大根35はおろしカッター20の回転中
に立ち上がって飛び跳ねたりすることがなく、従来のよ
うに蓋31を押し上げたり、蓋31を容器12から外したりし
てしまうということはない。
【0020】図4に示すように、輪切りにされた大根36
の径がおろしカッター20の半径以上ある場合にも、おろ
しカッター20の回転による遠心力によって外側へ移動す
るが、径が大きいので回転中心の両側に材料を持ち上げ
る力が加わるため、大根36は外側が立ち上ることがな
く、安定した状態でおろしカッター20の回転とともに、
大根36は公転および自転をしていき、その下部から平坦
状にまんべんなくおろされていくこととなる。
【0021】また、材料が小さいときには、材料がころ
がりながら飛び跳ねる場合もあるが、材料の質量が小さ
いため蓋を押し上げる力が小さく、蓋が外れるという問
題はない。
【0022】上記実施例は、おろしカッター20は、回転
台21とおろし部本体22とが別体となっているが、一体と
なった回転円板のものでもよいことは勿論である。この
場合、回転中心から所定の範囲内、好ましくは回転円板
の半径の1/3〜1/4の範囲内の刃の刃高を低くすればよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、おろしカッターが回転していくと、容器内に入れら
れた被調理材がおろし容器の内周面に沿って自転しなが
ら移動していく。この際、被調理材の自重により被調理
材の下部が円板部に接触するので、被調理材の下部から
おろしカッターによりおろされていく。調理材がおろ
しカッターのほぼ半径ほどしかないような場合、被調理
材が容器の内周面に沿って自転しながら移動していく
が、この移動の際に被調理材の一端側(容器の内周面に
当接する側)が立ち上がるようにして被調理材が少し傾
くと、おろしカッターの回転中心側となる被調理材の他
端側が刃高の低い刃で削られていき、被調理材料の中心
部側が刃高の高い刃で削られていくので、被調理材の下
部は平坦状に削られていく。このため、被調理材の下部
は円錐形状にはならない。これにより、被調理材はおろ
しカッターの回転中に立ち上がって飛び跳ねたりするこ
とがなく、蓋体を押し上げたり、蓋体を容器から外した
りしてしまうということが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる調理器の構成を示した部分断
面図、
【図2】おろしカッターを示した斜視図、
【図3】大根のおろし状態を説明するための断面図、
【図4】径の大きい大根のおろし状態を説明するための
断面図、
【図5】従来の調理器の構成を示した部分断面図、
【図6】大根の公転および自転を説明するための説明
図、
【図7】大根の立上り状態を示した断面図、
【図8】大根が円錐状に削られていく状態を示した説明
図である。
【符号の説明】
11 本体 12 容器 13 載置面 14 駆動軸 20 おろしカッター 25,29 刃 27 回転円板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータを内蔵する本体と、この本体の
    載置面に着脱自在に載置される容器と、この容器の上部
    開口全面を覆う蓋体と、前記容器内で前記駆動モータに
    よって回転駆動される駆動軸と、この駆動軸に着脱可能
    に装着され上面に複数の刃を設けた円板部を有するおろ
    しカッターとを備え、該おろしカッターの回転により被
    調理材が前記容器の内周面に沿って移動するように前記
    蓋体と前記円板部との間に空間部を形成し、前記被調理
    材が容器の内周面に沿って移動していく際に自重により
    被調理材の下部が前記おろしカッターに接触しておろさ
    れていく調理器であって、 前記円板部の中心から所定範囲内にある刃の刃高をその
    所定範囲外の刃の刃高より低くしたことを特徴とする調
    理器。
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