JP2568688B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2568688B2
JP2568688B2 JP1134892A JP13489289A JP2568688B2 JP 2568688 B2 JP2568688 B2 JP 2568688B2 JP 1134892 A JP1134892 A JP 1134892A JP 13489289 A JP13489289 A JP 13489289A JP 2568688 B2 JP2568688 B2 JP 2568688B2
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oroshi
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光正 岩田
透 谷川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粘り気のないさらさらした大根塊、粘り気
のある山芋塊等の調理材料塊を細かくおろすことのでき
る調理器の改良に関する。
(従来の技術) 従来から、平板部にオロシ刃が立設された円板状のス
テンレス製オロシ用カッターを容器内で回転させ、大根
塊等の調理材料塊をそのオロシ刃で回転切削することに
より調理材料小塊をおろすようにした調理器が知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の調理器では、調理材料小塊
がそのステンレス製オロシ用カッターの回転による遠心
力によって切削の際に跳ね飛ばされ、細かくおろされた
といえない程度の調理材料小塊が容器内壁に付着したま
まとなることがあり、この調理材料小塊をも細かくおろ
すために、従来は、調理器の運転を中止し、容器の蓋を
あけて容器内壁に付着している調理材料小塊をステンレ
ス製オロシ用カッターの平板部にかき落とし、再び、ス
テンレス製オロシ用カッターを回転させて調理材料小塊
を細かくおろしており、従来の調理器は、総じて調理材
料小塊を細かくおろすための作業に手間がかかると共に
不便であるという問題点がある。
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは、逐一手作業で容器内壁に付着した調
理材料小塊を平板部にかき落とさなくとも、調理材料小
塊を細かくおろすことのできる調理器を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる調理器は、上記の目的を達成するた
め、平板部にオロシ刃が立設されて容器内で回転される
円板状のオロシ用カッターのその平板部の外周に沿っ
て、内側から外側に向かって上方に傾斜した傾斜面を備
えた環状傾斜隆起部が形成されていることを特徴とす
る。
(作用) 本発明に係わる調理器によれば、オロシ用カッターが
回転すると、そのオロシ用カッターに立設されたオロシ
刃によって調理材料塊が切削されると共に砕かれ、調理
材料小塊としておろされつつ遠心力によって外周部に移
送される。そして、そのおろされたオロシ材料小塊の一
部は落下して容器の底に溜り、一部は容器内壁に付着す
る。
容器内壁に付着した調理材料小塊の中には、細かくお
ろされたといえない程度の調理材料小塊があるが、調理
材料小塊が環状傾斜隆起部が形成されている箇所に移送
されてくると、調理材料小塊がその傾斜面に沿って容器
内壁に向かって飛散する方向に跳ね上げられ、細かくお
ろされたといえない程度の調理材料小塊に衝突し、容器
内壁に付着していた細かくおろされたといえない程度の
調理材料小塊が容器内壁から落とされる。従って、逐一
手作業により容器内壁に付着していた調理材料小塊をオ
ロシカッターの上にかき落とさなくとも、調理材料小塊
を細かくおろすことができる。
(実施例) 以下に、本発明に係わる調理器の実施例を図面を参照
しつつ説明する。
第3図において、1は調理器本体、2は容器である。
調理器本体1には、図示を略す駆動モータが設けられ、
この駆動モータはスイッチ3がオンすると駆動されるよ
うになっている。そのスイッチ3は上蓋4を閉じるとア
クチュエータ5によりオンされるものである。その駆動
モータの回転力は図示を略すピニオンによってギヤ6に
伝達される。なお、このギヤ6は主軸7に嵌合され、主
軸7は軸受け8に設けられている。
ギヤ6は回転軸9を有し、この回転軸9は調理器本体
1に形成された開口10を介して調理器本体1から上方に
突出している。回転軸9には開口10を上方から覆うカバ
ー11が取付けられている。容器2は内筒12を有し、回転
軸9はその内筒12を通して上方に延びており、この回転
軸9には容器2を調理器本体1に載置した後に回転台13
が嵌合される。この回転台13はオロシカッター14を載置
するためのもので、内外二重筒構成とされ、内筒15の上
部には摘み板16が設けられ、外筒17にはオロシ用カッタ
ー載置用係合段部18が設けられている。
オロシ用カッター14は、ここでは、プラスチックス製
とされ、嵌合用筒部19と平板部20とからなっている。そ
の嵌合用筒部19の内周壁には載置用係合段部18と係合す
る内周フランジ21′が形成され、その嵌合用筒部19を外
筒17に嵌合させることにより、オロシ用カッター14が回
転台13に取り付けられる。オロシ用カッター14の平板部
20には、第1図に拡大して示すように、多数のオロシ刃
21が立設され、このオロシ刃21は放射状に配列されてい
ると共に、同心状に配列されている。その平板部20の外
周にはこの外周に沿って、複数個の環状傾斜隆起部22が
形成されている。ここでは、この環状傾斜隆起部22の個
数は3個とされ、環状傾斜隆起部22は周回り方向に等間
隔に配置されており、この環状傾斜隆起部22と環状傾斜
隆起部22との間は切り欠き23となっている。
環状傾斜隆起部22には傾斜面24が形成されている。こ
の傾斜面24は第2図に示すように、調理材料小塊25を容
器内壁26に向かって飛散する方向に跳ね上げる作用を果
たし、内周側から外周側に向かって上方に傾斜してい
る。オロシ用カッター14が回転すると、調理材料塊25は
そのオロシ用カッター14に立設されたオロシ刃21によっ
て切削されると共に砕かれつつ遠心力によって外周に向
かって移送され、そのおろされた調理材料小塊25の一部
は落下して容器2の底に溜り、一部は容器内壁26に付着
する。
容器内壁26に付着した調理材料小塊25の中には、細か
くおろされたといえない程度の調理材料小塊27がある
が、調理材料小塊25が環状傾斜隆起部22が形成されてい
る箇所に移送されてくると、調理材料塊25がその傾斜面
24に沿って容器内壁26に向かって飛散する方向に跳ね上
げられ、細かくおろされたといえない程度のオロシ材料
塊27に衝突し、容器内壁26に付着していた細かくおろさ
れたといえない程度の調理材料小塊27はその跳ね上げら
れた調理材料小塊25と共に容器内壁26から平板部20に落
とされる。
その環状傾斜隆起部22の傾斜面24には、第4図に拡大
して示すように、周回り方向に所定間隔をあけて複数個
のオロシ刃28が形成されている。このオロシ刃28は調理
材料小塊25を容器内壁26に向かって飛散する方向に跳ね
上げる際に、その調理材料小塊25を細かくおろす機能を
有する。調理材料小塊25は所定以上細かくなると軽くな
るため傾斜面上でぐるぐる回ることになり、より一層細
かく調理材料小塊25がおろされる。また、環状傾斜隆起
部22の外周面29には、周回り方向に間隔をあけて環状傾
斜隆起部22と容器内壁26との間の隙間30に付着していた
おろし塊31を容器2の底にかき落とすための隆起突起32
が形成されている。この隆起突起32はそのオロシ用カッ
ター14の回転方向後方側下方から回転方向前方側上方に
向かって延びている。隙間30に所定以上のおろし塊31が
付着すると、そのおろし塊31はこの隆起突起32によって
下方に向かってかき落とされる。また、環状傾斜隆起部
22には、その周回り方向適宜の箇所に切り欠き23が形成
されているので、粘り気のある山芋等の調理材料小塊
は、環状傾斜隆起部22を設けたとしても平板部20に溜る
ことなく、第5図に示すように容器2の底に向かって容
易に排出される。
ここで、環状傾斜隆起部22の高さHをオロシ刃21の高
さよりも高くしておけば、オロシ用カッター14を取り外
して保管する際に、第6図に示すように、オロシ用カッ
ター14を逆さにして安定に立てたとしても、オロシ刃21
が傷つくのを防止できる。
(発明の効果) 本発明に係わる調理器は、以上説明したように、平板
部にオロシ刃が立設されて容器内で回転される円板状の
オロシ用カッターのその平板部の外周に沿って、内周側
から外周側に向かって上方に傾斜しかつ調理材料小塊を
容器内壁に向かって飛散する方向に跳ね上げるための傾
斜面を備えた環状傾斜隆起部を形成したので、調理材料
小塊が環状隆起部が形成されている箇所に移送されてく
ると、調理材料小塊がその傾斜面によって容器内壁上方
に向かって飛散する方向に跳ね上げられ、容器内壁に付
着した細かくおろされたといえない程度の調理材料小塊
に衝突し、その調理材料小塊をオロシカッターに落とさ
れることになり、逐一手作業により容器内壁に付着して
いた調理材料小塊をオロシカッターの上にかき落とさな
くとも、調理材料小塊を細かくおろすことができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる調理器のオロシ用カッターの詳
細構成を示す斜視図、 第2図はそのオロシ用カッターでおろされた調理材料小
塊の跳ね上げ状態を説明するための部分拡大断面図、 第3図は本発明に係わる調理器の全体構成を示す概略
図、 第4図は第1図に示す環状傾斜隆起部に形成されたオロ
シ刃の作用を説明するための部分拡大断面図、 第5図は第1図に示す環状傾斜隆起部に形成された切り
欠きの作用を説明するための部分拡大断面図、 第6図は第1図に示すオロシ用カッターの保管を説明す
るための縦断面図、 である。 14……オロシ用カッター 20……平板部 21……オロシ刃 22……環状傾斜隆起部 23……切り欠き 24……傾斜面 25……調理材料小塊 26……容器内壁 28……オロシ刃

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器本体と該調理器本体に載置された容
    器と、該容器内で回転可能に前記調理器本体に連結され
    たオロシカッターとからなる調理器において、 平板部にオロシ刃が立設されて容器内で回転される円板
    状のオロシ用カッターの該平板部の外周に沿って、内側
    から外側に向かって上方に傾斜した傾斜面を備えた環状
    傾斜隆起部が形成されていることを特徴とする調理器。
  2. 【請求項2】前記環状傾斜隆起部の高さが前記オロシ刃
    の高さよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の調
    理器。
  3. 【請求項3】前記環状傾斜隆起部の傾斜面にオロシ刃が
    立設されていることを特徴とする請求項1に記載の調理
    器。
  4. 【請求項4】前記環状傾斜隆起部がその周回り方向に複
    数箇所切り欠かれていることを特徴とする請求項1に記
    載の調理器。
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