JPH0637802Y2 - 電動調理機 - Google Patents

電動調理機

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JPH0637802Y2
JPH0637802Y2 JP6883089U JP6883089U JPH0637802Y2 JP H0637802 Y2 JPH0637802 Y2 JP H0637802Y2 JP 6883089 U JP6883089 U JP 6883089U JP 6883089 U JP6883089 U JP 6883089U JP H0637802 Y2 JPH0637802 Y2 JP H0637802Y2
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JP
Japan
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rotating body
electric cooker
wall
cooking container
cylinder
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Application number
JP6883089U
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JPH0310832U (ja
Inventor
満章 山本
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、材料の粉砕、攪拌などを行なう電動調理機に
関するものである。
従来の技術 野菜や果物を切削、攪拌する電動調理機として、調理容
器内に鋭利な刃先を有した金属製のカッターで材料を細
かく切断し攪拌するミキサーや、材料をおろし刃状の刃
を有したカッターですりつぶして、液分と糟分に分離す
るジューサーが多く、これらの機能を主機能として調理
容器部を交換してアイスクリームの生地を作ったり、氷
をかいてかき氷を作るなど複合機能の電動調理機があ
る。また単機能の氷を砕くアイスクラッシャーなどがあ
る。
考案が解決しようとする課題 ジューサーやミキサーを主機能とし、他の機能を付加し
てソフトが幾分でも拡げられているが、まだ不充分であ
る。例えば氷を砕いたり、冷凍庫で凍らせたジュースを
砕いてシャーベットにする場合、ジューサーではすりお
ろした状態となり水っぽくなり、ミキサーでは細かく砕
けすぎ排出される場所もなくやはり水っぽくなってしま
う。またアイスクラッシャーではクラッシュアイスは良
好にできるが凍らせたジュースは瞬時に微細に砕け排出
口から出るものは少なく、砕氷室内に溜りやすい。さら
に単に攪拌体だけのものでは砕くことができない。
このような問題を解消するために、出願人は先願とし
て、樹脂製の回転体に鋭利な刃先をもたない金属製の突
起を設け、更に回転体の上部に材料を投入する投入筒を
設けた電動調理機を提案している。ところが、凍らせた
ジュースを砕いてシャーベットにすることは良好である
が、アイスクラッシャーのように氷を砕くには不充分で
ある。
課題を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解消するためになされたもの
で、調理容器の底部の回転体に鋭利な刃物形状を有しな
い金属製の突起を設け、回転体の外周端には上方に立上
げた壁および中央部には凸部を設け、回転体の上方に調
理容器の上部から回転体の近傍まで、その内壁に鋭利な
刃物形状を有しない金属製の突起を設けた材料投入用の
投入筒を調理容器に着脱自在に設け、投入筒の上方には
蓋体を設け、この蓋体には投入筒上端開口に対し開口部
を設け、この開口部には弾性を有する投入口部を設け、
調理容器内壁と投入筒外壁との間に被調理物を溜める空
間を設けたものである。
作用 投入口部から投入された材料は、投入筒に入り回転体上
の金属製突起と投入筒内壁の金属製突起とにより砕かれ
て調理容器内にたまる。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図を用いて説明する。
1は電動機2、スイッチ3を内蔵した基台、4は調理容
器で、回転軸6を回転自在に保持する軸受7を固着し、
基台1の上方に着脱自在に載置されている。5は回転軸
6に取付けられた回転体で、その外周端には上方に立上
げた壁5aおよび中央部には凸部5bを設けるとともに、鋭
利な刃物形状をもたないステンレス等の金属製の突起10
が2ケ以上インサート成形されている。8は回転軸6の
下部に取付けられたカップリング上で、電動機2の回転
軸に取付けられたカップリング下9に嵌合し、電動機2
の回転を回転体5に伝達する。12は材料投入用の投入筒
で、上部開口より下方開口が大きくなるよう傾斜させそ
の下部内壁に鋭利な刃先形状を有しないステンレス等の
金属製の突起11が2ケ以上上下複数段にインサート成形
されている。また投入筒12の突起11の近傍には破砕され
た調理物を排出する開口12bを有し、下端の一部は回転
体5の外周端に立上げた壁5aの上端との間に調理物は排
出するためのギャップHを設けるとともに、中間に段部
12aを設けており、調理容器4に着脱自在に嵌合されて
いる。13は投入筒12と調理容器4との間に設けられた調
理物を溜める空間である。14は投入筒12をおおい投入筒
12の上端開口に対し開口部14aを有する蓋体で、調理容
器4に着脱自在に嵌合されている。15は開口部14aに設
けられた投入口部で、第2図(a)のように材料を入れ
るときたわみ、投入後同図(b)のように材料の飛び出
しを防止するよう弾性を有している。
上記構成からなる本実施例の作用について説明する。
スイッチ3を操作し電動機2を駆動して回転体5を回転
させる。固形材料は投入口部15から投入され、投入筒12
内に入り回転体5の突起10と投入筒12内の突起11によっ
て適度の大きさに砕かれ、投入筒12の開口12bや投入筒1
2の下端と回転体5の壁5a間のギャップHから調理容器
4内の空間13に排出される。
おもに衝撃の加わる回転体5の突起10を2ケ以上とした
ことにより、固い氷でも効率よくクラッシュしクラッシ
ュアイスができる。凍らせたジュースなどは結晶化が氷
ほど進んでおらず固くないため瞬時に微粒な状態に砕か
れ、回転体5の壁5aで受けとめ排出方向を分散させると
ともに排出するスピードを弱めて、調理容器4の内壁に
当たる衝撃を弱め溶けやすくなることを防ぎ、水っぽく
ない良好なシャーベットができる。
回転体5の中央部の凸部5bは、材料の堆積を防止する効
果がある。また投入筒12の段部12aは材料を上方に飛び
出しにくくし、効率よく突起11に当てることができる。
さらに材料が金属製の突起10,11により上方に飛ばされ
ても、投入口部15に当たり外へ飛び出すことが防止でき
安全である。
以上、本考案の一実施例を述べたが、本考案の要旨の範
囲で適宜変形できる。例えば投入筒12や蓋体14、投入口
部15などの係止方法や形状、また金属製突起11,12の形
状、係止方法、着脱の可否など限定するものではなく、
さらに投入筒12と蓋体14を一体化してもよく、回転体5
を回転軸6に着脱可能として調理物の取り出しや手入れ
がより容易なものにしてもよい。
考案の効果 以上本考案によれば、クラッシュアイスだけでなく、凍
らせたジュースから良好なシャーベットもでき、固形材
料の飛び出しを防止し手入れのしやすい電動調理機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電動調理機の一実施例を示す断面図、
第2図(a),(b)は同投入口部を示す要部断面図で
ある。 4……調理容器、5……回転体、 5a……壁、5b……凸部、 10,11……突起、12……投入筒、 14……蓋体、15……投入口部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理容器(4)の底部に、基台(1)内の
    電動機(2)により駆動回転する回転体(5)を有し、
    この回転体(5)には金属製の突起(10)を設け、ま
    た、回転体(5)の上部には調理容器(4)の上部から
    回転体(5)の近傍まで、材料投入用の内壁に金属製の
    突起(11)を有する投入筒(12)を、調理容器(4)内
    に調理物を溜める空間(13)を保つように調理容器
    (4)に着脱自在に設け、更に調理容器(4)の上面を
    覆う蓋体(14)に弾性を有した投入口部(15)を設けた
    ことを特徴とする電動調理機。
  2. 【請求項2】回転体(5)の外周端には壁(5a)、中央
    部には凸部(5b)を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の電動調理機。
  3. 【請求項3】壁(5a)と投入筒(12)との間に、上下方
    向のギャップ(H)を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の電動調理機。
  4. 【請求項4】投入筒(12)は、下方に広がるよう内壁面
    を傾斜させるとともに、途中で段部(12a)を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動調理機。
  5. 【請求項5】投入筒(12)下部の金属製突起(11)の近
    傍に、投入筒(12)の内部から外部に通ずる開口(12
    b)を設けたことを特徴とする請求項1記載の電動調理
    機。
JP6883089U 1989-06-13 1989-06-13 電動調理機 Expired - Lifetime JPH0637802Y2 (ja)

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JP6883089U JPH0637802Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 電動調理機

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JP6883089U JPH0637802Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 電動調理機

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Publication Number Publication Date
JPH0310832U JPH0310832U (ja) 1991-02-01
JPH0637802Y2 true JPH0637802Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=31603602

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