JPH0131323Y2 - - Google Patents

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JPH0131323Y2
JPH0131323Y2 JP1985117877U JP11787785U JPH0131323Y2 JP H0131323 Y2 JPH0131323 Y2 JP H0131323Y2 JP 1985117877 U JP1985117877 U JP 1985117877U JP 11787785 U JP11787785 U JP 11787785U JP H0131323 Y2 JPH0131323 Y2 JP H0131323Y2
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JP
Japan
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baffle plates
chamber
plates
storage chamber
rotary blade
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JP1985117877U
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JPS6227743U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はキヤベツ、玉ねぎ等の野菜類のみじん
切りの大きさを自由に調節できるようにした野菜
類のみじん切り機に関するものである。
(従来の技術) 野菜類のみじん切り機は既に広く使用されてお
り、みじん切りの大きさを調節出来るようにした
装置を備えるものの文献に、実公昭54−35186号
公報、実公昭55−12930号公報等がある。
(考案が解決しようとする問題点) 前記文献は、円筒状の切截室に、モータによつ
て駆動される回転軸を突出し、該回転軸に複数段
のナイフ状回転刃を取付け、最下段の回転刃の下
面に篩い網を張り、その篩い網の篩い目を通る大
きさによつてみじん切りの大きさの程度を決定し
ているものである。従つて野菜類の種類、或は使
用目的によつてみじん切りの大きさを変えるには
その都度これに見合つた目の大きさの篩い網と交
換する必要があり、このため目の大きさの異なる
複数の篩い網を準備しなければならないのみでな
く、網の交換に手数がかかるため、簡単にみじん
切りの大きさを変えることができない等の欠点を
持つ。
又、実開昭57−140814号公報によつて開示され
た挽肉機では、多数の貫通孔を穿つたカツター板
を二枚合せにしたカツターが示されており、カツ
ター板の一枚を回転して貫通孔の開口面積を変え
ることで、複数の予備カツター板を準備する必要
をなくしたものであるが、この種のものは投入す
る肉塊をスクリユーによつて圧送する関係上、細
かく挽かれた肉片がカツター板の間に圧入される
のを防ぐように、ナツト又はケースカバーのねじ
機構で両カツター板を押圧し密着させてなければ
ならない。このため開口面積を調整するときには
その都度運転を中止し、然る後、前記ねじ機構を
緩めて行わなければならず、極めて手数を要し面
倒である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の欠点を改良し、運転中であつて
も停止することなく随意にみじん切りの大きさを
変えられるようにしたもので、具体的には、モー
タを内蔵する本体ケースの上部に円筒形の切截室
を設け、前記モータにより駆動される回転軸を切
截室に突出し、これに上下数段のナイフ状回転刃
を取付け、最下段の回転刃の下方に、排出口を設
けたみじん切り野菜類の溜まり室を設けてなるも
のにおいて、前記最下段の回転刃のすぐ下部に、
僅かな間隙を保つて複数の窓開口を形成した円形
邪魔板を二枚重ね合せて設け、その中の一枚を外
部からの操作によつてみじん切り野菜類の溜まり
室に落下する落下口の大きさを、運転中であつて
も運転を停止することなく調節するようにしたも
のである。
(実施例) 本考案の好適な一実施例を添付図面に従つて説
明する。
第1図はみじん切り機の一部切欠側面図を示
し、モータMを内蔵する本体ケース1の上部に、
排出シユート4の側方に突出した低い円筒形外殻
からなる溜まり室2と、上面に開閉蓋5を有する
円筒形外殻の切截室3とを分離自由に取付け、溜
まり室2の底壁の中心から切截室3の中心まで、
モータの主軸に連結する回転軸6を突出する。回
転軸6には切截室3内に上段のナイフ状回転刃7
を取付け、その下方に下段のナイフ状回転刃8を
取付け、溜まり室2の底壁上に翼片10を上面に
設けた排出円板9を固定する。切截室3を構成す
る円筒形外殻は洗浄時の取外しを容易にするため
バヨネツト構造などで溜まり室2を構成する低い
円筒形外殻の上に取付ける。
以上の構成において下段のナイフ状回転刃8の
すぐ下部に僅かな間隔Sを保つて複数の窓開口1
3,14を設けた邪魔板11,12を重ねた状態
で回転軸6に遊嵌する。前記の各窓開口13,1
4は扇形であつて第2,3図に示すように円方向
で放射状に配列してある。邪魔板12には周縁に
回転止15を突出して設け、邪魔板11の外周に
は曲げ下縁17を有する突部16を形成し、曲げ
下縁17に挿通したツマミを備えたピン18の内
端に係合子19を設け、曲げ下縁17と係合子1
9の間にコイルばね20を介在してピン18を溜
まり室2の中心方向に弾圧する。
前記の邪魔板11,12は溜まり室2の周壁上
部に形成した環状段部21によりその周縁を支持
したものであつて、邪魔板12を下方にし、環状
段部21の外周に形成した欠部22に邪魔板12
の周縁に突出する回転止15を嵌めて自由回転を
防ぎ、他方上方の邪魔板11は、欠部22よりも
外方に張り出す曲げ下縁17に挿通したピン18
の係合子19を前記欠部22の外周下方に設けた
円方向の複数個の係合凹部23の何れかにばね2
0の弾力により嵌めて弾圧固定する。
本実施例では、ピン18をばね20の弾力に抗
して少し引き、係合子19を係合凹部23の何れ
かに掛け換えて邪魔板11を邪魔板12上で回転
してそれらの窓開口13,14の食違いの程度を
加減し、それによつてみじん切りの野菜類の落下
口の開度を調整するものであつて、窓開口13,
14が合致すると開度の最も大きい落下口aを形
成し(第4図)、第6図、第7図のように邪魔板
11を回転すると1/2の落下口a′または1/4の落下
口a″の開度を絞ることができる。その落下口の大
きさが、みじん切りに大きさを決定し、かつ溜ま
り室2の外方に位置するピン18等の調整機構に
よつて運転しながらでも邪魔板11を回転し排出
シユート4からのみじん切りを目視しながら所望
の大きさに調整する。
(考案の作用及び効果) 本考案は、前記の実施例に説明したように、窓
開口を形成する一方の邪魔板12を固定し、他方
を落下口の開度調整機構を外側に設けて回転可能
にした邪魔板11とし、下段のナイフ状回転刃8
の下方でこれと僅かな間隙Sを置いて溜まり室2
の上部に重ね合せて設け、邪魔板11を本体ケー
ス1の外部で操作し回転することによつて切截室
3から溜まり室2に貫通する落下口の開度を調節
できるもので、回転可能にした一方の邪魔板11
の回転だけでみじん切りの大きさを調節できるか
ら、在来のもののように交換の煩わしさはなく、
かつ予備のものを備えているため該予備のものを
紛失する等の事故も全くなく、野菜類の種類又は
みじん切りの所望の大きさに応じて調節できるの
他、特に切截中でも機械を停止して調整する必要
がなく、運転しながらかつ目視によつて自由に調
節作業を施すことができる効果をもつものであ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は一
部切欠側面図、第2図及び第3図は邪魔板11,
12の各平面図、第4図は第1図A−A線切断平
面図、第5図は一部の拡大縦断側面図、第6,7
図は邪魔板11,12の調節を示した平面図であ
る。 1……本体ケース、2……溜まり室、3……切
截室、7……上段のナイフ状回転刃、8……下段
のナイフ状回転刃、11,12……邪魔板、1
3,14………窓開口、S……間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータを内蔵する本体ケースの上部に円筒形の
    切截室を設け、該モータにより駆動される回転軸
    を切截室に突出し、これに上下数段のナイフ状回
    転刃を取付け、最下段の回転刃の下方に排出口を
    備えるみじん切り野菜類の溜まり室を設けてなる
    ものにおいて、 前記最下段の回転刃のすぐ下部に、僅かな間隙
    を保つて複数の窓開口を形成した円形邪魔板を二
    枚重ね合せてその周縁を溜まり室周壁で支持し、
    前記円形邪魔板の一枚は周縁に形成する回転止を
    溜まり室周壁の欠部に係合して回転不能とし、回
    転可能に支持される他の邪魔板は、その外周に形
    成する突部からコイルばねを外嵌したピンを、溜
    まり室外周に穿つた複数の係合凹部の何けかに弾
    圧して支持し、この係合凹部の何れかに前記ピン
    を移動して回転可能にした邪魔板を回転すること
    によつて、重なり合つた邪魔板の窓開口の開度を
    調整することを特徴とする野菜類のみじん切り
    機。
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KR101314584B1 (ko) * 2012-03-09 2013-10-14 주식회사 엔유씨전자 분쇄조절용기
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JPS5926150A (ja) * 1982-08-05 1984-02-10 松下電器産業株式会社 電動肉挽機

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