JPH0248032Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248032Y2
JPH0248032Y2 JP8257286U JP8257286U JPH0248032Y2 JP H0248032 Y2 JPH0248032 Y2 JP H0248032Y2 JP 8257286 U JP8257286 U JP 8257286U JP 8257286 U JP8257286 U JP 8257286U JP H0248032 Y2 JPH0248032 Y2 JP H0248032Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roughness
adjusting plate
roughness adjusting
cut vegetables
circular hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8257286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6354441U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8257286U priority Critical patent/JPH0248032Y2/ja
Publication of JPS6354441U publication Critical patent/JPS6354441U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248032Y2 publication Critical patent/JPH0248032Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はキヤベツ、玉ねぎ、大根、人参、ごぼ
う等をみじん切りにするための野菜みじん切機に
関し、特に切削野菜の粗さを調整可能な野菜みじ
ん切機に関する。
(従来の技術) 従来の野菜みじん切機としては、例えば第7図
及び第8図に示すようなものがある。斯かる従来
例にあつては、下面に駆動モータ102を内蔵す
る本体ケース101の上部に、円筒切削カバー1
03を着脱自由にした上でビス等で固定し、モー
タ102によつて駆動される回転軸104を切削
カバー103の中空中心に突出し、該回転軸10
4に、ナイフ状回転刃105a、105a′を夫々
所要の間隔を置いて段階状に固定し、最下段の回
転刃105a′の下面に対応させて凹陥状にした切
削野菜の溜り室106を本体ケース101の上面
に設け、溜り室106の側部又は偏心位置の底部
等に排出口107を設けているものである。
また、上記従来例は、溜り室106の上面に、
最下段の回転刃105a′の下面との間に若千の隙
間を生じさせた2枚の邪魔板111,111′を
設け、これらの邪魔板111,111′に、溜り
室106に連通する放射方向の複数個の落下孔1
13,113′を各々形成し、邪魔板111,1
11′の相対回転によつて、落下孔113,11
3′の開孔度合を調整し、切削野菜の粗さの調整
を行なつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来例の上記した構成にあつては、
邪魔板111,111′の落下孔113,11
3′が扇形状をしているため、邪魔板111,1
11′を相対回転して切削野菜の粗さを調整しよ
うとした場合、第8図に示すように、落下孔11
3,113′の各部の長さL1,L2,L3が異なり、
特に内径側の長さL1と径方向の長さL3が著しく
異なることとなり、キヤベツ等を切削した場合に
は、長さL1,L2,L3の切削物が排出されるので、
切削野菜の大きさにばらつきが生じ、時として使
用に耐えないものが混入してしまうという問題点
があつた。
そこで、本考案は従来例の上記した問題点を解
決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、切削野菜の粗さを容易に調整可能とし、
且つ切削野菜の大きさのばらつきをなくした野菜
みじん切機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案にあつて
は、本件ケースの上部に切削カバーを固定すると
共に、本件ケースの下部にモータを内蔵し、該モ
ータによつて駆動される回転軸を前記切削カバー
の中空に突出し、前記回転軸に複数枚の回転刃を
段階状に取付け、前記本体ケースに前記回転刃の
最下段の下面に対応させた切削野菜の溜り室を設
け、該溜り室に切削野菜を排出する排出孔を設け
た野菜みじん切機において、前記溜り室の上面
に、前記回転刃の最下段の下面との間に狭小の隙
間を有し、且つ相対回転可能で切削野菜の粗さを
調整する第1,第2の粗さ調整板を設け、該第1
の粗さ調整板に同一半径上に中心が位置する円孔
を複数穿設し、前記第2の粗さ調整板に各々径の
異なる複数組の円孔を穿設し、前記第1,第2の
粗さ調整板が相対回転したときに前記第1の粗さ
調整板の円孔と前記第2の粗さ調整板の各組の円
孔とが連通してなることにより構成されている。
(作用) 本考案においては、切削野菜の溜り室の上面に
相対回転可能な第1,第2の粗さ調整板を設け、
しかも第1の粗さ調整板に同一半径上に中心が位
置する円孔を複数穿設し、相対回転した際に、第
1の粗さ調整板の円孔と連通する各々径の異なる
複数組の円孔を第2の粗さ調整板に穿設したこと
によつて、第1,第2の粗さ調整板を相対的に回
転させて、第1の粗さ調整板の円孔に対して第2
の粗さ調整板の所望の径の円孔を連通状態とし、
切削野菜を所望の粗さに調整できるようにしたも
のである。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図は本考案に係る野菜みじん切機の一実
施例を示す一部縦断側面図であり、同図におい
て、1は本体ケースであり、本体ケース1の下部
にモータ2が内蔵され、上部には円筒状の切削カ
バー3がビス等を介して着脱可能に固定されてい
る。4は回転軸で、該回転軸4はモータ2によつ
て駆動され、切削カバー3の内空中心に突出し、
ナイフ状回転刃5a,5a′…が各各所定の間隔を
有して段階状に固定され、最下段の回転刃5a′の
下面に対応させて凹陥状に形成した切削野菜の溜
り室6が本体ケース1の上面に設けられ、溜り室
6の側部(偏心位置の底面等でもよい。)に排出
口7が設けられている。
また、最下位置の回転刃5a′の下部には、狭小
の隙間を有して2枚の粗さ調整板20,30が本
体ケース1の上面に相互に回転可能に設けられて
いる。そして、粗さ調整板20の外周部近傍に
は、つまみ40が取付けられ、このつまみ40が
切削カバー3の鍔3a上に突出し、切削カバー3
の外側からつまみ40を操作して粗さ調整板20
を粗さ調整板30に対して回転することが可能で
ある。粗さ調整板20は、第3図に示すように、
半径r1上に中心が位置する複数の円孔21,2
1,21が穿設されている。他方、粗さ調整板3
0には、第4図に示すように、粗さ調整板20に
おける円孔21と同一の半径r1上且つ重合した際
に同心となる各々径の異なる円孔31,32,3
3が所定間隔を有して複数組(本実施例では円孔
21の数に対応して3組)穿設されている。ここ
で、粗さ調整板20の円孔21の直径をd1、粗さ
調整板30の円孔31の直径d2、円孔32の直径
d3、円孔33の直径d4とすると、d1=d2>d3>d4
の関係となる。
一方、第1図及び第2図において、回転軸4に
溜り室6内に該室6の内径と略等しい回転円板1
5を固定し、この回転円板15の上面に概ね方射
方向に適宜間隔をおいてプレート16が固着され
ている。
ここで、第1図及び第2図に示すように重合し
た粗さ調整板20,30を相対回転させて切削野
菜の粗さを調整するには、今第5図aに示すよう
に、粗さ調整板20の円孔21,21,21が粗
さ調整板30の円孔31,31,31と同心位置
にあり、これらの直径d1,d2に対応した切削野菜
が得られている。次いで、第5図bに示すよう
に、つまみ40を角度αだけ回転すると、粗さ調
整板20の円孔21が粗さ調整板30の円孔32
に同心に位置することとなり、円孔32の直径d3
に対応した粗さの切削野菜が得られ、更につまみ
40を角度β回転すると、粗さ調整板20の円孔
21が粗さ調整板30の円孔33に同心に位置す
ることとなり、円孔33の直径d4に対応した粗さ
の切削野菜が得られる。即ち、粗さ調整板30の
円孔31,32,33の直径が各々d2>d3>d4
関係にあり、粗さ調整板20を回転することによ
り、円孔21との開口径が段階的に小さくなつて
切削野菜の粗さも同様に段階的に細かくなる。
上記の構成において、例えばキヤベツを切削す
るには、切削カバー3の蓋を開いて、被切削物で
あるキヤベツを投入し、回転軸4と共に回転する
回転刃5a,5a′…により順次切削し、粗さ調整
板20,30の各円孔を介して溜り室6に落下さ
せ、排出口7から切削したキヤベツを排出する。
即ち、塊状投入されたキヤベツは、回転刃5aで
粗切りされ、次いで回転刃5a′によつて繰返し切
削されながら逐次細かくされるのであり、粗さ調
整板20,30の設定した円孔の径に対応した粗
さのキヤベツが溜り室6内の回転円板15上に落
下し、回転円板15の遠心力によつて排出口7か
ら排出される。かくして、切削野菜は粗さ調整板
20,30によつて、その粗さが均一化されるこ
とになる。
第6図は上記粗さ調整板20,30の他の例を
示すものであり、この実施例では、回転刃5a′側
に位置する上方の粗さ調整板20aの円孔21a
を、粗さ調整板20aの周近傍に穿設すると共
に、下方の粗さ調整板30aの円孔31a,32
a,33aも周近傍に穿設してある。この実施例
によれば、切削野菜は回転刃5a′等によつて遠心
力を受け、切削カバー3内壁方向に飛ばされるも
のの、各調整板20a,30aの円孔が周近傍に
穿設されているので、粗さ調整板20a上に滞留
することなく、効率良く排出口7から排出され
る。その他の構成及び作用は上記実施例と同一で
あるのでその説明を省略する。
尚、上記実施例では粗さ調整板20の円孔の数
を3つとしたが、これに限らず他の複数でもよ
い。この場合、前記円孔の数に応じて粗さ調整板
30の円孔を組数を変えてやればよい。また、粗
さ調整板20の円孔は、上記実施例以外の同一半
径上に併せて複数穿設してもよく、これに伴つて
粗さ調整板30の円孔も同様に穿設すればよい。
このようにすることで、粗さ調整板20への切削
野菜の滞留を確実に防止可能である。
(考案の効果) 本考案に係る野菜みじん切機は以上の構成及び
作用からなるもので、切削野菜の粗さが容易に調
整可能となり、また切削野菜の均一化が図れると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る野菜みじん切機の一実施
例を示す一部縦断側面図、第2図は第1図の要部
拡大縦断面図、第3図及び第4図は同実施例にお
ける粗さ調整板20,30の平面図、第5図a,
bは各々同実施例における粗さ調整板の動作を示
す平面図、第6図は粗さ調整板の他の例を示す平
面図、第7図は従来の野菜みじん切機の一部縦断
側面図、第8図は第7図のA−A線断面図であ
る。 1……本体ケース、2……モータ、3……切削
カバー、4……回転軸、5a,5a′……回転刃、
6……溜り室、7……排出口、20……粗さ調整
板、21……円孔、30……粗さ調整板、31,
32,33……円孔、40……つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースの上部に切削カバーを固定すると共
    に、本体ケースの下部にモータを内蔵し、該モー
    タによつて駆動される回転軸を前記切削カバーの
    中空に突出し、前記回転軸に複数枚の回転刃を段
    階状に取付け、前記本体ケースに前記回転刃の最
    下段の下面に対応させた切削野菜の溜り室を設
    け、該溜り室に切削野菜を排出する排出口を設け
    た野菜みじん切機において、前記溜り室の上面
    に、前記回転刃の最下段の下面との間に狭小の隙
    間を有し、且つ相対回転可能で切削野菜の粗さを
    調整する第1,第2の粗さ調整板を設け、該第1
    の粗さ調整板に同一半径上に中心が位置する円孔
    を複数穿設し、前記第2の粗さ調整板に各々径の
    異なる複数組の円孔を穿設し、前記第1,第2の
    粗さ調整板が相対回転したときに前記第1の粗さ
    調整板の円孔と前記第2の粗さ調整板の各組の円
    孔とが連通してなることを特徴とする野菜みじん
    切機。
JP8257286U 1986-06-02 1986-06-02 Expired JPH0248032Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8257286U JPH0248032Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8257286U JPH0248032Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6354441U JPS6354441U (ja) 1988-04-12
JPH0248032Y2 true JPH0248032Y2 (ja) 1990-12-17

Family

ID=30935352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8257286U Expired JPH0248032Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248032Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6354441U (ja) 1988-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3028615B1 (en) Food processor with spiralizer feature
US4946286A (en) Liquid pitcher including a mixing and grinding mechanism
KR100380219B1 (ko) 식품 가공기용 절단기
JPH0248032Y2 (ja)
JPH10235217A (ja) 乾式ディスポーザ
CN207429011U (zh) 一种机电一体化搅拌机
JPH0131323Y2 (ja)
US2793667A (en) Vertical axis rotary slicer
JPH07188Y2 (ja) 野菜切截機
US4214714A (en) Apparatus for cutting food
KR200347141Y1 (ko) 야채 절단기
JP2540851Y2 (ja) 電動おろし装置
JPS5811528Y2 (ja) 中ぐり用回転カッタ−
JP2593246B2 (ja) 調理器
TWI818430B (zh) 攪拌刀盤及料理機
JP2537595Y2 (ja) 電動調理装置
JPS5926947Y2 (ja) 食品加工器
JPH07106121B2 (ja) 食品用カッタ装置
JPS637516Y2 (ja)
JPS5929252B2 (ja) フ−ドプロセツサのカツタ装置
JPH079396A (ja) 回転穴あけ工具
JPH0442687Y2 (ja)
JPS6033057B2 (ja) 調理機
KR200335890Y1 (ko) 음식물분쇄기
JPH0433105Y2 (ja)