JPS5924282Y2 - 調理器の千切カツタ - Google Patents

調理器の千切カツタ

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JPS5924282Y2
JPS5924282Y2 JP9469379U JP9469379U JPS5924282Y2 JP S5924282 Y2 JPS5924282 Y2 JP S5924282Y2 JP 9469379 U JP9469379 U JP 9469379U JP 9469379 U JP9469379 U JP 9469379U JP S5924282 Y2 JPS5924282 Y2 JP S5924282Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blades
row
cut
blade
cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP9469379U
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English (en)
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JPS5611737U (ja
Inventor
和男 戸田
光正 岩田
彰司 星野
Original Assignee
東芝テック株式会社
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Publication date
Application filed by 東芝テック株式会社 filed Critical 東芝テック株式会社
Priority to JP9469379U priority Critical patent/JPS5924282Y2/ja
Publication of JPS5611737U publication Critical patent/JPS5611737U/ja
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Publication of JPS5924282Y2 publication Critical patent/JPS5924282Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、調理器の千切カッタに関するものである。
まず、第1図に調理器の一例を示す。
1は本体ケースで、この本体ケース1にはモータ2と伝
動機構3と駆動軸4とが順次連結されつつ設けられてい
る。
この本体ケース1に着脱自在に取付けられる容器5の底
部からは前記駆動軸4が突出され、その突出端に千切カ
ッタAを保持するカッタ台6が着脱自在に連結されてい
る。
容器5には材料投入筒7を有する蓋8が取付けられてい
る。
したがって、モータ2の回転をカッタ台6に伝え、ピス
トン9により食品材料を材料投入筒7から押し込むこと
により千切カッタAが食品材料を千切りに切削する。
つぎに、従来の千切カッタAの構造を第2図ないし第4
図に示すと、千切カッタAは金属材による円板10に前
列刃11とそれらの前列刃11間の後方に位置する後列
刃12とを形成したものである。
これらの前列刃11及び後列刃12は回転進行方向に開
口する断面逆U字状の切口13を有しつつ切起し形成し
たもので、切口13の前方に開孔14が形成されている
切口13の円弧の曲率半径及び刃の高さは前列刃11後
列刃12とも同じである。
15は千切カッタAを前記カッタ6に取付ける皿子ネジ
であるが千切カッタAの回転面と一致する状態で螺合さ
れている。
このような千切カッタAで切削する過程を第5図におい
て説明する。
16はたとえば大根等の食品材料であるが、回転する円
板10に大根16を押し付ける。
まず円板10の一周目において前列刃11が大根16を
切削する。
このときの断面形状をイ1で示すが半円である。
極くわずか遅れてくる後列刃12は前列刃11と円形状
であるが、既に前列刃11によって形成された溝に干渉
するので半円の両側が欠けたロー1で示す断面形状とな
る。
つまり、断面の形状と面積に差が生ずる。
また、大根16の被切削面は前列刃11及び後列刃12
から削り残された部分が生ずるがその段差aは大きい。
したがって、円板10の第二層目で゛は前列刃11によ
るイー2で示した断面形状の切削と後列刃12によるイ
ー2で示した断面形状の切削とを行うが、第二層目以降
ではaなる段部をもつ凹凸面を切削するので、−周回で
切削したものとは形状、面積とも大きく異なり、三日月
形の腰の弱い状態でしか千切りができない。
このようなことから、前列刃11間後方に第二列目、第
三列目に位置する後列刃を形成した場合には、第6図の
ように、円板10の一周目で最前列の刃によるイー1で
示した断面の切削と、第二列目の刃によるロー1で示し
た断面の切削と、第三列目の刃によるバー1で示した断
面の切削とが行われ、大根16の被切削面もそれだけ多
くの刃に接して凹凸の段差も小さくなる。
したが゛つて、二層目に切削されるイー2.ロー2.バ
ー2なる断面の形状及び面積も一周目のそれと大幅に変
ることがないが、一回転の度に切削断面の形状及び大き
さはイ。
口、ハと大きく変る。
さらに、第7図に示すように、円板10に回転方向に沿
う複数の切刃17を形成し、その後列にスライス刃18
と開孔19とを形成し、切刃17により大根等に切れ目
を入れ、その直ぐ後からスライス刃18により切削し、
その切削物を開孔19から落し入れるようにしたものが
存するが、切刃17による切削は抵抗が大きく切削性能
が悪い。
この考案は上述のような点に鑑みなされたもので、前列
刃と後列刃とによる切削断面積の差を縮小し、食品材料
の被切削面の凹凸を小さくして厚みのある腰の強い千切
状態をうる調理器の千切刃・ンタをうることを目的とす
るもので゛ある。
この考案は、食品材料が投入される容器の底部から垂直
に突出する駆動軸に連結されるカッタ台を設け、このカ
ッタ台の上面に固定される金属材による円板に、回転進
行方向に開口する断面逆U字状の切口を有する複数の前
列刃を切起して形成するとともに、これらの前列刃の間
の後方において回転進行方向に開口する切口を有する後
列刃を切起して形成し、前記前列刃と前記後列刃との切
起高さを等しくシ、後列刃の幅を前列刃の間隔よりも大
きく定め、前記後列刃の前記切口の上縁を前記前列刃の
前記切口の上縁の円弧より曲率半径の大きい円弧又は直
線状に形成したことを特徴とするものである。
すなわち、後列刃は前列刃の通った間を追うので後列刃
による切削断面は両側が欠けるがもともと幅広で円弧の
大きい切口を有しているので前列刃で形成した切削条と
後列刃で形成した前削条との大きさに大幅な差が出るこ
とがなく、また、後列刃の切口の上縁は大きな円弧又は
直線であるため前列刃通過後の凹凸をならす作用を示し
、常にそのならした被切削面を切削することにより厚み
のある腰の強い千切状態が得られるように構成したもの
である。
この考案の第一の実施例を第8図及び第9図に基づいて
説明する。
第1図において説明した部分すなわち、調理器の構造及
びその作用説明については同一につき説明も省略する。
また、第2図ないし第4図において説明した部分と同一
部分については同一符号を用いて説明する(以下同様)
カッタ台6に皿子ネジ15によって取付けられる円板1
0には、複数の前列刃11と後列刃20とが形成されて
いる。
後列刃20は前列刃11の間の中心の後方に位置してい
る。
これらの前列刃11と後列刃20との切起し高さは等し
い。
また、前列刃11と後列刃20とはそれぞれ回転進行方
向に開孔する逆U字形の切口13を有し、それらの切口
13の前方には開孔14が形成されている。
前列刃11の切口13の円弧の曲率半径は切口13の断
面が丁度半円となる大きさであるが、後列刃20の切口
13の上縁の半径及び幅は前列刃11のそれよりはるか
に大きく定められている。
このような構成において、切削作用を第9図に基づいて
説明する。
まず、円板10の一周目で゛は前列刃11がイー1で示
す断面をもって切削し、後列刃20はロー1で示す断面
をも−って切削する。
後列刃20は前列刃11の幅より広くその上縁の弧の半
径も大きいので幅、厚さとも前列刃11で切削した断面
以下によることはない。
しかも、後列刃20の上縁の円弧が大きいので前列刃1
1で切削した凹凸面をならし段差すを小さくする。
したがって、二層目以後における前列刃11及び後列刃
20による切削は、イー2.ロー2に示すように厚さが
大きく削られることはなく充分に腰の強さを維持する。
ついで、この考案の第二の実施例を第10図ないし第1
3図に基づいて説明する。
円板10には前列刃11の後方に位置する後列刃21が
形成されている。
この後列刃21は開孔22を形成しつつ切起して形成し
たもので切口23は回転進行方向に向けである。
この後列刃21の切起高さは前列刃11と等しいが横幅
は両側の前列刃11からはみ出る幅に定められている。
後列刃21の切口23の上縁は、前列刃11の切口13
の上縁と対応する部分のみならず全幅にわたり直線状に
定められている。
前列刃11は切口13の両側に垂直部24を有する。
したがって、円板10が回転することにより大根16等
に第13図のようにイで示す前列刃11による切削と口
で示す後列刃21による切削とが行われる。
この場合、前列刃11は垂直部24を有しているので前
列刃11による切削条の断面は幅、厚さとも同寸法に近
く、後列刃21により切削された切削条も一部(上部)
幅広の部分があるが概略幅、厚さとも等しい。
とくに、後列刃21は前列刃11による凹凸面を平にな
らすことができ、連続してきれいな千切り状態を得るこ
とができる。
この考案は上述のように構成したもので、後列刃は幅広
で切口の上縁が曲率半径の大きい円弧又は直線であるた
め、前列刃の切削した間の後を切削する後列刃による切
削断面は幅、厚さとも前列刃のそれと大差なく、また、
後列刃の切口の上縁は大きな円弧又は直線であるため、
大根等の食品材料の被切削面に形成された前列刃による
凹凸を後列刃でならすこともでき、常にそのならした被
切削面を切削することにより、厚みのある腰の強い切削
条を得ることができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は調理器の一般構造を縮小して示した縦断側面図
、第2図は従来の千切カッタの平面図、第3図はその一
部の縦断側面図、第4図はその第3図における矢視Bの
縦断正面図、第5図及び第6図はその切削作用を示す説
明図、第7図は従来の千切カッタの他の例を示す斜視図
、第8図はこの考案の第一の実施例を示す平面図、第9
図はその切削作用を示す説明図、第10図はこの考案の
第二実施例を示す平面図、第11図はその一部の縦断側
面図、第12図はその第11図における矢視Cの縦断正
面図、第13図はその切削作用を示す説明図である。 4・・・・・・駆動軸、5・・・・・・容器、6・・・
・・・カッタ台、10・・・・・・円板、11・・・・
・・前列刃、13・・・・・・切口、16・・・・・・
大根(食品材料)、20・・・・・・後列刃、21・・
・・・・後列刃、23・・・・・・切口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食品材料が投入される容器の底部がら垂直に突出する駆
    動軸に連結されるカッタ台を設け、このカッタ台の上面
    に固定される金属材による円板に、回転進行方向に開口
    する断面逆U字状の切口を有する複数の前列刃を切起し
    て形成するとともに、これらの前列刃の間の後方におい
    て回転進行方向に開口する切口を有する後列刃を切起し
    て形成し、前記前列刃と前記後列刃との切起高さを等し
    くシ、後列刃の幅を前列刃の間隔よりも大きく定め、前
    記後列刃の前記切口の上縁を前記前列刃の前記切口の上
    縁の円弧より曲率半径の大きい円弧又は直線状に形成し
    たことを特徴とする調理器の千切カッタ。
JP9469379U 1979-07-10 1979-07-10 調理器の千切カツタ Expired JPS5924282Y2 (ja)

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JP9469379U JPS5924282Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 調理器の千切カツタ

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JP9469379U JPS5924282Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 調理器の千切カツタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5611737U JPS5611737U (ja) 1981-01-31
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ID=29327568

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9469379U Expired JPS5924282Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 調理器の千切カツタ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4393737A (en) * 1981-02-05 1983-07-19 Cuisinarts, Inc. Julienne cutter for food processors
JPS607824A (ja) * 1983-06-28 1985-01-16 松下電器産業株式会社 電動調理器
US10327595B2 (en) * 2016-03-23 2019-06-25 Capbran Holdings, Llc Food processor
US20220009701A1 (en) * 2018-10-19 2022-01-13 Shiseido Company, Ltd. Dispensing container with cutter, solid material container, and solid material rotary cutting lid

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JPS5611737U (ja) 1981-01-31

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