JPH034195Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH034195Y2
JPH034195Y2 JP16947884U JP16947884U JPH034195Y2 JP H034195 Y2 JPH034195 Y2 JP H034195Y2 JP 16947884 U JP16947884 U JP 16947884U JP 16947884 U JP16947884 U JP 16947884U JP H034195 Y2 JPH034195 Y2 JP H034195Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
case
blade
cutter
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16947884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6186139U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16947884U priority Critical patent/JPH034195Y2/ja
Publication of JPS6186139U publication Critical patent/JPS6186139U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH034195Y2 publication Critical patent/JPH034195Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、横断面が円環状の調理ケース内で調
理カツターの円板状調理刃部が略水平に回転する
調理器に関する [従来の技術] 第4図は従来の調理器を示し、その本体ケース
1の上面部には、図示しない固定手段で上面開口
の有底筒状の合成樹脂製調理ケース2が着脱可能
に取付けられている。そして、本体ケース1内の
図示しない電動機で回転される回転軸3が、本体
ケース1の上面部および調理ケース2の底部を貫
通して、調理ケース2内へ突出させて設けられて
いる。また、調理ケース2の上面開口部には、こ
の開口部を閉塞する合成樹脂製の蓋体4が着脱自
在に取付けられている。さらに、調理ケース2内
の回転軸3には、上面に刃5が設けられた略円板
状の調理刃部6を備えた調理カツター7が着脱自
在に取付けられている。この調理カツター7の調
理刃部6上面部の刃5は、回転方向に向かつて略
三角形状に突出する突起からなり、複数設けられ
ている。調理ケース2の内周面と調理カツター7
の調理刃部6の外周面との間は、僅かに離間して
いて、これらの間に形成された環状の隙間gは、
切削された調理材料を調理ケース2の底部へ通過
させるようになつている。そして、調理ケース2
の底と調理カツター7の調理刃部6との間の空間
は、上記隙間gから供給される切削済み調理材料
の収納部8を形成している。
この従来の調理器では、調理材料を例えばおろ
し状に調理する場合、調理材料である大根、人
参、リンゴなどをある程度の大きさの未調理塊A
にして、この塊Aを調理カツター7の調理刃部6
上に数個入れてから、調理ケース2に蓋体4を着
装し、図示しない電動機を駆動させて回転軸3を
回転させる。この回転軸3の回転に伴つて調理カ
ツター7は回転し、このカツター7の調理刃部6
上の塊Aは刃5で切削される。つまり、塊Aは調
理刃部6に沿い遠心力で調理ケース2の内周面方
向あるいは上方に飛ばされるとともに、調理ケー
ス2の内周面および蓋体4に当たつて調理刃部6
上に跳ね返されながら切削される。この切削によ
り塊Aは小さくなつていき、やがては調理刃部6
の外周面と調理ケース2の内周面との間の隙間g
を、切削された調理材料と共に通過して、調理ケ
ース2の調理材収納部8へ収納される。
[考案が解決しようとする課題] しかし、調理カツター7の刃5で切削された調
理材料は、調理カツター7の調理刃部6上を遠心
力で飛ばされ、調理ケース2の内周面に当たるた
め、そのうちの一部の調理材料が調理ケース2の
内周面に付着されて残る。
この付着が増え続くと、切削中に遠心力で飛ば
された比較的小さい未調理塊Aが、調理ケース2
の内周面に付着された調理材料の付着層に食い込
んで付着してしまう。このため、未調理塊Aが調
理カツター7の調理刃部6上に落ちてこないで、
調理ケース2の内周面に付着された調理材料の付
着層中に、その侭残つてしまうという問題があつ
た。
本考案の目的は、未調理塊が調理ケース内に残
ることを防止できるようにした調理器を得ること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案の電気調理器
においては、有底筒状の調理ケース内部に設けら
れる回転軸に、上面に刃が設けられた略円板状の
調理刃部を略水平にして取付けられる調理カツタ
ーを具備した調理器において、上記調理刃部の外
周面に、この外周面と調理ケース内周面との間に
形成された環状の隙間に突出するとともに、上記
調理ケースの内周面に近接する上向きの突起を設
け、この突起は、上記刃より高く、かつ、上記調
理カツターの回転方向側程下がる斜状面を有して
形成したものである。
[作用] この調理器を用いて調理材料を例えばおろし状
に調理する場合、調理材料である大根、人参、リ
ンゴなどをある程度の大きさの未調理塊にして、
この塊を調理カツターの調理刃部上に数個入れて
から調理ケースに蓋体を着装し、図示しない電動
機を駆動させて回転軸を回転させる。この回転軸
の回転に伴つて調理カツターが回転するので、こ
のカツターの調理刃部上に載つている未調理塊は
カツターの刃で切削される。この場合、未調理塊
は調理刃部に沿つた遠心力方向あるいは上方向へ
飛ばされるとともに、調理ケースの内周面に当た
つて跳ね返される。また、突起によつても跳ね返
される。この跳ね返された塊は、再び刃で切削さ
れるとともに上記同様に飛ばされる。これが繰り
返されて塊は次第に小さくなつていく。
そして、切削された調理材料は、カツターの調
理刃部上を遠心力で飛ばされ、調理ケースの内周
面に当たつて調理刃部の外周面と調理ケースの内
周面との間の環状の隙間を通過して、調理ケース
下部の調理材料収納部へ収納されるとともに、一
部は調理ケースの内周面に付着する。しかし、調
理カツターと一体の突起が、調理刃部の外周面と
調理ケースの内周面との間の隙間を移動するか
ら、この突起は上記隙間を確保してこの隙間が切
削済みの調理材料で塞がれないように掻き取ると
ともに、上記付着物を速やかに掻き取る。したが
つて、付着物および切削された調理材料を、上記
隙間を通して調理ケースの調理材料収納部へ速や
かに収納できるとともに、付着物の成長を防止で
きる。さらに、切削により小さくなつた未調理塊
は、刃で切削されて更に小さくなつていき、その
途中で調理ケースの内周面に付着したとしても、
突起の斜状面で飛ばされ、やがては切削されて上
記隙間を通過して、調理ケースの調理材収納部内
に収納される。以上のようにして、調理材料の切
削調理は、未調理塊を調理カツターの調理刃部か
ら上方の調理ケース内に残すことを防止して経済
的に行うことができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図から第3図を
参照して説明する。
図中11は合成樹脂製の本体ケースで、図示し
ない電動機で回転される回転軸12が本体ケース
11の上面部を貫通して突設されている。この突
設された回転軸12の先端部13には回り止め部
14が形成されていて、後述の調理カツター20
が嵌合されるようになつている。そして、本体ケ
ース11の上面部には、図示しない固定手段で上
面が開口された有底円筒状の合成樹脂製の調理ケ
ース15が着脱可能に取付けられている。この調
理ケース15の底壁中央部には、回転軸12を貫
通させるとともに、この回転軸12の外周を覆う
管状部16が上方へ向けて調理ケース15内に突
出されている。また、調理ケース15の上面開口
部には、この開口部を閉塞する合成樹脂製の蓋体
17が着脱自在に取付けられている。さらに、調
理ケース15内の回転軸12の先端部には、上面
に刃18が設けられた略円板状の調理刃部19を
備えた調理カツター20が、その刃部19を略水
平にして着脱自在に取付けられている。この調理
カツター20の調理刃部19の外周面は、調理ケ
ース15の内周面に対向しており、これらの間に
は切削された調理材料が通過するための環状の隙
間Gが形成されている。そして、調理カツター2
0の回転軸12の先端部13との嵌合は、調理カ
ツター20の中央部下側に設けられた嵌合部21
に形成された丸穴22でなされている。丸穴22
の奥部には、回転軸12の先端部13の回り止め
部14に嵌合する回り止め受け部23が形成され
て、回転軸12に対して回り止めされている。ま
た、調理カツター20の調理刃部19の下側中央
部には、調理ケース15の管状部16の外周を覆
う円筒状のカバー部24が設けられている。この
カバー部24は調理済みの材料が回転軸12側に
侵入するのを防止する役目をするものである。そ
して調理刃部19の外周面には、上記隙間G内に
突出して調理ケース15の内周面に近接する上向
きの突起25が設けられている。この突起25
は、調理刃部19の回転方向側程下がる斜状面2
6を有して形成されている。また、第2図中矢印
は調理カツター20の回転方向を示している。さ
らに、調理刃部19の上側中央部には、調理カツ
ター20を着脱するための摘み部27が形成され
ている。なお、調理ケコース15の底と調理刃部
19との間の空間は、調理済みの材料を収める収
納部28を形成している。
この構成においては、調理材料を例えばおろし
状に調理する場合、調理材料である大根、人参、
りんごなどをある程度の大きさの未調理塊Aにし
て、この塊Aを調理カツター20の調理刃部19
上に数個入れてから調理ケース15に蓋体17を
着装し、図示しない電動機を駆動させて回転軸1
2を回転させればよい。
そうすると、回転軸12の回転に伴つて調理カ
ツター20が回転するから、このカツター20の
調理刃部19上に自重で載つている未調理塊A
は、調理カツター20の刃18で切削される。こ
の切削に伴つて、未調理塊Aは、調理刃部19に
沿つた遠心力方向あるいは上方向に飛ばされると
ともに、調理ケース15の内周面および蓋体17
に当たつて調理刃部19上へ跳ね返される、この
跳ね返された塊Aは、再びは18で切削されると
ともに、上記同様に飛ばされる、これが繰り返さ
れて霊塊Aは次第に小さくなつていく。
そして、以上の動作で切削された調理材料は、
調理カツター20の調理刃部19上を遠心力で飛
ばされ、調理ケース15の内周面に当たつてか
ら、調理刃部19の外周面と調理ケース15の内
周面との間の隙間Gを通過して、調理ケース15
の収納部28へ収納されるとともに、一部は調理
ケース15の内周面に付着する。
しかし、調理ケース15の内周面に付着した調
理材料は、調理刃部19と一体に回転する突起2
5で速やかに掻き取られるとともに、突起25は
上記隙間Gが調理ケース15の内周面に付着した
調理材料で塞がれないように掻き取つて上記隙間
Gを確保する。そのため、これら掻き取られた材
料は上記隙間Gを通して調理ケース15の収納部
28へ収納される。そして、既述のような掻き取
りにもとづいて、この掻き取り位置の上側に連続
して付着している調理材料も自重で下がり易くな
るから、この材料も速やかに掻き取られる。した
がつて、上記ケース15の内周面へ付着して成長
することが防止される。
そして、未調理塊Aは、刃18で切削されてさ
らに小さくなつていき、その途中で調理ケース1
5の内周面に付着する可能性を減らし得るととも
に、付着したとしても、突起25の斜状面26で
飛ばして、再び刃18で切削できる。よつて、や
がては切削された調理材料とともに、調理刃部1
9の外周面と調理ケース15の内周面との間の隙
間Gを通過して、調理ケース15の収納部28へ
収納される。
すなわち、以上のようにして、未調理塊Aを調
理ケース15内に残すことを防止して、調理材料
の切削調理を経済的に行うことができる。
なお、本考案では調理刃部19の外周面に設け
る突起25は、1箇所のみでなく複数箇所に設け
てもよい。
[考案の効果] 以上説明した本考案の調理器においては、調理
カツターの調理刃部の外周面と、調理ケースの内
周面との間に形成され、切削された調理材料を下
方へ通すための環状の隙間内に突出するととも
に、上記調理ケースの内周面に近接する上向きの
突起を、上記調理刃部の外周面に突設した構成に
より、この突起で、調理ケースの内周面に付着さ
れた調理済みの材料を介して上記内周面に付着さ
れた未調理塊を調理刃部上に跳ね返えし、かつ、
調理ケースの内周面に付着した材料を掻き取ると
ともに、上記隙間が調理ケースの内周面に付着し
た材料で塞がれないように掻き取ることができる
から、未調理塊を調理カツターの調理刃部から上
方の調理ケース内に残すことを防止して、経済的
に調理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は断面図、第2図は第1図の−線に沿
う断面図、第3図は調理カツターの突起部分を示
す斜視図である。第4図は従来例を示す断面図で
ある。 12……回転軸、15……調理ケース、18…
…刃、19……調理刃部、20……調理カツタ
ー、25……突起、26……斜状面、G……隙
間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 有底筒状の調理ケースと、この調理ケース内に
    設けられる回転軸に取付けられ上面に刃を有した
    略円板状の調理刃部を備える調理カツターと、上
    記調理ケースの上面開口部を閉塞する蓋体とを具
    備し、上記刃で調理材料を切削し、切削された調
    理材料を遠心力で上記調理ケースの内周面方向へ
    移動させて、上記調理ケースの内周面と上記調理
    刃部の外周面との間に形成された環状の隙間を通
    して、上記調理ケースの内底部に収納する調理器
    において、 上記調理カツターの調理刃部の外周面に上記隙
    間内に突出して上記調理ケースの内周面に近接す
    る上向きの突起を一体に設け、この突起を、上記
    調理カツターの刃よりも高く、かつ、上記調理カ
    ツターの回転方向側程下がる斜状面を有して形成
    したことを特徴とする調理器。
JP16947884U 1984-11-08 1984-11-08 Expired JPH034195Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16947884U JPH034195Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16947884U JPH034195Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6186139U JPS6186139U (ja) 1986-06-06
JPH034195Y2 true JPH034195Y2 (ja) 1991-02-04

Family

ID=30727208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16947884U Expired JPH034195Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH034195Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH706118A2 (de) 2012-02-09 2013-08-15 Swizzzprozzz Ag Püriereinheit für ein Gerät zum Bearbeiten von Lebensmitteln.

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6186139U (ja) 1986-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5383613A (en) Scraper arrangement pertaining to food processors
JPS6019984B2 (ja) 野菜・果物用皮むき器
JPH034195Y2 (ja)
JP2600395B2 (ja) 電動調理器
CA1212358A (en) Sifting device
JPS5927252Y2 (ja) 山芋摺下し器
JPH06510438A (ja) 食品おろし用家庭ロボット
JP2597416B2 (ja) 調理器用おろしカッター
JPH03140A (ja) 調理器
JPS6147090B2 (ja)
JPS5926940Y2 (ja) フ−ドプロセツサ
JPH0530682Y2 (ja)
JP2537595Y2 (ja) 電動調理装置
JPH0310929Y2 (ja)
JPS5926939Y2 (ja) フ−ドプロセツサ
JPH038366Y2 (ja)
JPS62204717A (ja) 電動おろし器
JP2582934B2 (ja) 調理器
JPH0132997Y2 (ja)
JPS6124173Y2 (ja)
JPS5926941Y2 (ja) フ−ドプロセツサ
CN115670211A (zh) 马铃薯去皮盘、食物处理机及使用方法
JPS5925338Y2 (ja) 電動式薬味おろし器
JPH0636873B2 (ja) 調理器
JP2648028B2 (ja) 調理器