JPH0567050U - 配線基板装置 - Google Patents

配線基板装置

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JPH0567050U
JPH0567050U JP612592U JP612592U JPH0567050U JP H0567050 U JPH0567050 U JP H0567050U JP 612592 U JP612592 U JP 612592U JP 612592 U JP612592 U JP 612592U JP H0567050 U JPH0567050 U JP H0567050U
Authority
JP
Japan
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wiring board
hole
land
solder
low resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP612592U
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English (en)
Inventor
好孝 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP612592U priority Critical patent/JPH0567050U/ja
Publication of JPH0567050U publication Critical patent/JPH0567050U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線基板に比較的抵抗値が小さな低抵抗体を
接続する場合に、その低抵抗体の抵抗値が変化すること
を抑える。 【構成】 低抵抗体20を接続するための第2の接続部
14は、配線基板11の上面11a側(部品面側)に存
するランド16の略全面をグリーンマスク17により覆
った構成としている。低抵抗体20の端子20aを第2
の接続部14の貫通孔15に挿入して半田付けした場
合、半田19は貫通孔15を通して配線基板11の上面
11a側まで侵入するが、半田19が配線基板11の上
面11a側において山形状となることがなくなり、半田
19の付着量を抑えられると共に、付着量のばらつきを
抑えることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線基板に比較的抵抗値が小さな低抵抗体を接続する際に好適する 配線基板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回路パターンが設けられた配線基板に電子部品を接続する構造は、一般に図4 に示す構成となっている。
【0003】 すなわち、プリント配線基板から成る配線基板1には、貫通孔2を形成すると 共に、その貫通孔2の内面及び配線基板1の上下両面1a,1bにおける貫通孔 2の周囲部部分に回路パターン3と接続するようにして銅メッキから成るランド 4を設けて接続部5を構成している。このとき、ランド4は、貫通孔2の周囲部 部分のうちの外周部は絶縁被膜としてのグリーンマスク6により覆われ、残りの 部分は露出した状態となっている。
【0004】 而して、電子部品、例えば抵抗体7の端子7aを配線基板1の図中上面1a側 から前記貫通孔2に挿入して配線基板1の下面1b側から半田8付けすることに より、前記端子7aとランド4との間を導通させるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、例えば自動車のパワーウインド用スイッチの制御回路においては、 モータのロック電流を検出するために、抵抗値が比較的小さな低抵抗体(例えば 抵抗値が10mΩ程度)をセンサ抵抗体として用いるようにしている。
【0006】 このような低抵抗体7を上記配線基板1に上述のように接続した場合には、次 のような問題点があった。
【0007】 すなわち、従来構成のものでは、半田付けの際に、半田8が貫通孔2を通して 配線基板1の上面1a側まで侵入し、さらにランド4の露出面4aと低抵抗体7 の端子7aとの間で端子7a側が高くなる山部8aが形成される。このようにな ると、半田8の付着量が多くてばらつきが生じやすくなり、その半田8の抵抗値 が低抵抗体7にも影響して、その低抵抗体7の抵抗値が比較的大きく変化してし まうという不具合があった。
【0008】 このように低抵抗体7の抵抗値が変化すると、制御回路において、スイッチが 切れる電流値(キャンセル電流値)がずれてしまうことになる。
【0009】 そこで、本考案の目的は、配線基板に比較的抵抗値が小さな低抵抗体を接続す る場合に、その低抵抗体の抵抗値が変化することを抑えることができる配線基板 装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するために、回路パターンが設けられた配線基板 に貫通孔を形成すると共に、この貫通孔の内面及び配線基板の両面における貫通 孔の周囲部部分に前記回路パターンと接続するようにしてランドを設けて成る接 続部を備え、電子部品の端子を配線基板の一方の面側から前記貫通孔に挿入して 配線基板の他方の面側から半田付けすることにより、前記端子とランドとの間を 導通させるようにしたものにおいて、前記電子部品のうち比較的抵抗値が小さな 低抵抗体を接続するための接続部は、前記配線基板の一方の面に存するランドの 略全面が絶縁被膜により覆われる構成としたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
低抵抗体の端子を上記接続部の貫通孔に挿入して半田付けした場合、半田は貫 通孔を通して配線基板の一方の面側(部品面側)まで侵入するが、配線基板の一 方の面側のランドの略全面は絶縁被膜により覆われているから、配線基板の一方 の面側において半田の山部が形成されることがなくなり、半田の付着量を抑えら れると共に、付着量のばらつきを抑えることができ、よって低抵抗体の抵抗値が 変化することを抑えることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき図1ないし図3を参照して説明する。プリント 配線基板から成る配線基板11には、図1及び図2における下面11bに、例え ば自動車のパワーウインド用スイッチの制御回路の回路パターン12が設けられ ている。
【0013】 そして、配線基板11には、電子部品を接続するための接続部として、図2に 示す第1の接続部13と、図1に示す第2の接続部14との2種類の接続部を設 けている。
【0014】 このうち、第1の接続部13は、配線基板11に貫通孔15を形成すると共に 、その貫通孔15の内面及び配線基板11の上下両面11a,11bにおける貫 通孔15の周囲部部分に前記回路パターン12と接続するようにして銅メッキか ら成るランド16を設け、そのランド16のうち、配線基板11の上下両面11 a,11bにおける貫通孔15の周囲部の外周部を絶縁被膜としてのグリーンマ スク17により覆った構成となっている。
【0015】 このとき、ランド16における貫通孔15の周囲部のうち、グリーンマスク1 7から残された部分は露出面16a,16bとなっている。
【0016】 これに対して、第2の接続部14は、上記した第1の接続部13とは次の点が 異なっている。すなわち、ランド16における貫通孔15の周囲部部分のうち、 配線基板11の下面11b側のランド16には、グリーンマスク17から残され た露出面16bは形成されているが、配線基板11の上面11a側のランド16 は、略全面がグリーンマスク17により覆われていて、第1の接続部13のよう な露出面16aは形成されていない。
【0017】 而して、電子部品のうち、例えば制御回路の回路抵抗として用いられる抵抗値 が比較的大きな高抵抗体18(抵抗値が例えば数十Ω以上のもの)は、図2に示 すように、端子18aを第1の接続部13の貫通孔15に配線基板11の上面1 1a側から挿入し、配線基板11の下面11b側から半田19付けすることによ り、端子18aとランド16との間を導通させる状態で、配線基板11に接続し ている。
【0018】 このとき、半田19は、配線基板11の下面11b側においてランド16の露 出面16bと端子18aとの間で端子18aの先端側が突出した山部19aが形 成されていると共に、貫通孔15を通して配線基板11の上面11a側まで侵入 し、さらに配線基板11の上面11a側においてランド16の露出面16aと端 子18aとの間で端子18a側が高くなる山部19bが形成されている。
【0019】 また、電子部品のうち、例えばセンサ抵抗体として用いる、抵抗値が比較的小 さな低抵抗体20(抵抗値が例えば10mΩ程度のもの)は、図1に示すように 、端子20aを第2の接続部14の貫通孔15に配線基板11の上面11a側か ら挿入し、高抵抗体18の場合と同様に、配線基板11の下面11b側から半田 19付けすることにより、端子20aとランド16との間を導通させる状態で、 配線基板11に接続している。
【0020】 このとき、半田19は、配線基板11の下面11b側においてランド16の露 出面16bと端子20aとの間で端子20aの先端側が突出した山部19aが形 成されていると共に、貫通孔15を通して配線基板11の上面11a側まで侵入 した状態となっている。
【0021】 そしてこの場合、配線基板11の上面11a側にはランド16の露出面16a は形成されていないので、配線基板11の上面11a側において半田19の山部 が形成されることがない。
【0022】 従って、第2の接続部14側においては、第1の接続部13側に比べて、半田 19の付着量を抑えられると共に、付着量のばらつきを抑えることができるから 、低抵抗体20の抵抗値が変化することを抑えることができ、ひいては制御回路 において、スイッチが切れる電流値(キャンセル電流値)がずれてしまうことを 防止することができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、電子部品のうち比較的抵抗値が小さな 低抵抗体を接続するための接続部は、配線基板の一方の面に存するランドの略全 面が絶縁被膜により覆われる構成としたことにより、半田の付着量を抑えられる と共に、付着量のばらつきを抑えることができ、よって低抵抗体の抵抗値が変化 することを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す、図3中イ−イ線に沿
う拡大縦断面図
【図2】図3中ロ−ロ線に沿う拡大縦断面図
【図3】配線基板の部分平面図
【図4】一般的な接続構造を示す図1相当図
【符号の説明】
11は配線基板、12は回路パターン、13は第1の接
続部、14は第2の接続部、15は貫通孔、16はラン
ド、16a,16bは露出面、17はグリーンマスク
(絶縁被膜)、18は高抵抗体(電子部品)、19は半
田、20は低抵抗体(電子部品)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンが設けられた配線基板に貫
    通孔を形成すると共に、この貫通孔の内面及び配線基板
    の両面における貫通孔の周囲部部分に前記回路パターン
    と接続するようにしてランドを設けて成る接続部を備
    え、電子部品の端子を配線基板の一方の面側から前記貫
    通孔に挿入して配線基板の他方の面側から半田付けする
    ことにより、前記端子とランドとの間を導通させるよう
    にしたものにおいて、 前記電子部品のうち比較的抵抗値が小さな低抵抗体を接
    続するための接続部は、前記配線基板の一方の面に存す
    るランドの略全面が絶縁被膜により覆われる構成とした
    ことを特徴とする配線基板装置。
JP612592U 1992-02-17 1992-02-17 配線基板装置 Pending JPH0567050U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP612592U JPH0567050U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 配線基板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP612592U JPH0567050U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 配線基板装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0567050U true JPH0567050U (ja) 1993-09-03

Family

ID=11629794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP612592U Pending JPH0567050U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 配線基板装置

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JP (1) JPH0567050U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246734A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Sony Corp 基板及び基板を有する電子機器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61114622A (ja) * 1984-11-09 1986-06-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 反響消去装置
JPS61167036A (ja) * 1985-01-17 1986-07-28 マシーネンファブリーク・リーテル・アクチエンゲゼルシャフト 意匠ねん糸を製造するための装置

Patent Citations (2)

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