JPS61114622A - 反響消去装置 - Google Patents

反響消去装置

Info

Publication number
JPS61114622A
JPS61114622A JP23645384A JP23645384A JPS61114622A JP S61114622 A JPS61114622 A JP S61114622A JP 23645384 A JP23645384 A JP 23645384A JP 23645384 A JP23645384 A JP 23645384A JP S61114622 A JPS61114622 A JP S61114622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
noise
signal
echo
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23645384A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Fujii
哲郎 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP23645384A priority Critical patent/JPS61114622A/ja
Publication of JPS61114622A publication Critical patent/JPS61114622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/08Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
    • H04M9/082Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic using echo cancellers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、反響消去装置に関し、特に送信入力部に反響
信号の他に雑音が入力されるような通信系における送@
信号から反響信号および雑音信号を除去することができ
る反響消去装置に関する。
従来技術 第9図に示すような対地A、B間を結ぶ会議、電話等に
おいて、対地Aのマイク1から入力された送話信号が増
幅回路2および伝送路3を通して対地Bの増幅回路5で
受信されスピーカ4で音響信号に変換され、その音響が
対#!Bの反響経路6を経由してマイク7に回り込み人
力されて、増幅回路8.伝送路9および増幅回路10を
通してスピーカ11に伝送されて音響信号に変換され、
反響経路12を経て再びマイク1に入力される。上述の
ループ回路の利得が1以上の時に生じるいわゆるハウリ
ング現象を防止するために、対地A、Eにおいてそれぞ
れ通常の通信回線用に使用される反響消去回路13.1
4を送信回線と受信回線の間に挿入して、端末側の反響
信号と等価な近似反響信号を作成して、送信信号から近
似反IN!信号を除去するように構成している(例えば
、昭和58年度電子通信学会総合全国大会NO,203
4rテレビ会議用エコー消去方式の一検討」参照)。
第1O図は、従来の反響消去回路の一例を示すブロック
図である。すなわち、伝送路9から入力される受信信号
X(t)を蓄積する受信信号記憶回路15と、反響経路
(増幅回路10−スピーカ11−反響経路12−マイク
ニー増幅回路2)の反響特性パラメータHi  (i=
o、1.2.・・・・・・、トl)を記憶させるための
反響特性パラメータ記憶回路18と、受信信号記憶回路
15の出力に友響特性パラメータ記憶回路18のパラメ
ータを乗じ重畳積分して近似反響信号υ(1)を出力す
る重畳積分回路19と、主入力4g号Y(t)から近似
反響信号U(t)を減じて残差信号E(t)を出力する
減算回路1Bと、残差信号E(t)と受信信号X(t)
とから上記パラメータの修正量ΔHiを求める修正量算
出回路エフとから構成され、反響特性パラメータ記憶回
路1日は修正量算出回路17から入力される修正量によ
って逐次パラメータを修正するようにしている。上述の
反響消去回路は、学習同定法を使用して、適応時におい
て反響経路を経由してマイク1に回り込む反響信号u(
t)を打消すことが可能である。適応時における反響消
去回路の動作は下記の各式で表される。ただし。
tは時間を表わす。
E(t) = Y(t) −11(t)  ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・    (1)ΔH
i(t) wa−ε(t)X(t−i)/ [Σ(X(
t−q))” ] (2)%=’ Hi(t) −Hi(t−1)+Δ旧(1)   ・・
・・・・・・・・・・・・・(3)U(t)=Σ)Ii
(t)拳X(t−i)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(4)sQ ただしi=0.1.2.・・・・・・、ト1ここに、修
正係数αは通常θ〜lの範囲で設定され、α=1に設定
した場合に最も遠く定常値に収束することが知られてい
る。
なお1反響経路12に受信信号X(t)とは無関係な外
部雑音(例えば室内雑音や外部の声など)が混入された
ときは、定常状愚のエコー消去rl ER[;Eは1次
式で与えられる(野田:“学習同定法における雑音信号
およびパラメータ変動の影響” 、計測と制御マo1.
8 No、5  P303〜P312.昭和44年5月
参照)。
ERLE(dB)=IQ lag C(2−a) /(
X]+tolog[(反響信号Uの電力)/(外部雑音
Nの電力)] ・・・・・・・・・・・・・・・(5)上式の右辺第2
項から明らかなように、従来の反響消去回路は、外部雑
音Nの量が大きい場合は1反響消去量が低下するため1
通話品質上要求される所要のエコー消去量を得ることが
できなくなるという欠点がある。従って、外部雑音を除
去してから入力させなければならない。
□′L 外部雑音のみを除去するためには第11図に示すような
雑音消去回路26を使用することができる。
同図において、マイクエには伝達経路22を介した話者
Cの送話信号と雑音伝達経路24を介した雑音源りから
の雑音信号G(t)とが入力され、その和が主入力信号
Y(t)として減算回路2日に入力される。
一方、マイク20.には、雑音源りから雑音伝達経路2
3を介して雑音参照信号が入力され、増幅回路2!を介
して雑音参照信号記憶回路27に雑音参照信号2(1)
として入力される。マイク20は、例えば空調機の内部
等に設置されているので、話者Cの発声がマイク20に
混入される信号のレベルは、雑音信号に比して充分低い
ので無視することができる。
雑音消去回路28は、マイク20から入力される雑音参
照信号z(t)を蓄積する雑音参照信号記憶回路27と
、雑音特性パラメータCj(t)  (ただしi=1.
2.・・・・・・、L−1)を記憶させるための雑音特
性パラメータ記憶回路30と、雑音参照信号記憶回路2
7の出力に雑音特性パラメータ記憶回路30のパラメー
タを乗じ重畳積分して近似雑音信号C(t)を出力する
重畳積分回路31と、主入力信号y(t)から近似雑音
信号c(t)を減じて差信号E(t)を出力する減算回
路28と、差信号E(t)と雑音参照信号z(Bから上
記パラメータの修正量ΔCj(t)を求める修正量算出
回路29とから構成され、雑音特性パラメータ記憶回路
30は修正量算出回路28から入力される修正量によっ
て逐次パラメータを修正して保持するようにしている。
上述の雑音消去回路2Bは、学習同定法を使用して、適
応時において雑音1[Dから雑音伝達経路24を介して
マイクエに入力される雑音信号G(t)を打消すことが
可能である。適応時における雑音消去回路2Bの動作は
下記の各式で表される。ただし、Lは時間を表わす。
E(t) = Y(t) −G(t)  ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・    (13)し−
1 Δcj(t) = β−E(t)−Z(t−j)/ [
X(Z(t−q))” ] (7)も二〇 Cj(t) = (:j(t−1)+Δ(:j(t) 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8)ただし
j−to、t、2.・・・・・・、L−1ここに、修正
係数βは通常0−1の範囲で設定され、β=1に設定し
た場合に姓も速く定常値に収束することが知られている
。また、雑音消去回路26の外部雑音消去51NCEは
、マイクlに雑音源りからのHilFと無量4Itな他
の信号電力(例えばスピーカ11からの反響信号等)が
入力された場合には次式で表される。
NCE  (dB) = 10  log [(2−β
)/βコ+ 10 log [CHfHf信号型力)/
(その他の信号電力)]・・・(10)上記雑音消去回
路26と前記反響消去回路L4とを組合わせて、第12
図に示すように接続すれば、雑音消去回路2Bによって
主入力信号y(t)から雑音信号を除去した残差信号E
l(t)を反響消去回路14に入力させて、反響消去回
路14の反響消去量を大さくすることができる。
第12図の装置の適応時の動作式は次のように表わされ
る。
El(t) =Y(t)−G(t)  ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・   (11)Δcj(
t) = 4−Ei(t)−Z(t−j) / [1(
Z(t−q))2] (+2)い0 Cj(t)= Cj(t−1)+ΔCj(t)・・・・
・・・・・・・・・・・・・・ (13)G(t) −
ΣCj(t)  IIZ(t−D   ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(14)ただしj=o、l、2
.・・・・・・、L−1E2(t)  =IE1(t)
  −U(t)  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・   (15)ΔHi(t) = α−E2
(t)−X(t−i)/ [Σ(X(t−q))2] 
(18)Hi(t) =旧(t−1)+ΔHi(t)・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ (17)U(t
)  =Σ旧(t) −X(t−i)   ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(1B)−O ただしi=o、l、2.・・・・・・、トIE(t)−
E2(t)   ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  (18)
上述の動作によって式(5)における外部雑音が除去さ
れてから反響消去回路14に入力されるため1反響消去
部 ERLEが上昇する筈である。
ところが、マイクlには雑音ilDからの雑音と無関係
なスピーカ11からの反響信号等が入力されているため
、雑音消去回路26の外部雑音消去量NCEが28式(
10)から明らかなように小さくなり。
雑音信号を充分消去することができない、この残留外部
雑音信号成分によって1反響消去回路14の反響減衰量
を充分大きくすることができなくなる。従って、ただ単
に雑音消去回路2Bと反響消去回路14とを組合せただ
けでは、充分な反響消去量を得ることは極めて困難であ
る。
上述の回路で反響消去量を大きくするためには、雑音消
去回路28の修正係数βを非常に小さく設定するか、或
は受信信号および送信信号が共にマイクエに入力されな
い期間においてのみ適応動作させるようにする必要があ
る。しかし、これらの手法を用いると、収束速度が非常
に遅くなるため、通話品質上必要とされる反響消去量を
得るまでに極めて長時間を要し、実用的に、使用するこ
とができない。
発明の目的 本発明の目的は、上述の従来の欠点を解決し、外部雑音
および反響信号を充分消去することがでさる反響消去装
置を提供することにある8発明の構成 本発明の反響消去装置は、1以上の伝送路チャネルから
入力される受信信号をそれぞれ蓄積するための受信信号
記憶回路と、府記各伝送路チャネルから主入力回路への
それぞれの反響経路の反響特性パラメータを記憶させる
ための反響特性パラメータ記憶回路と、前記受信信号記
憶回路の出力に対応する反響特性パラメータ記憶回路の
反響特性パラメータを乗じて重畳積分して近似反響信号
を出力する重gka分回路と、1以上の受信信号および
雑音参照信号のそれぞれ所定期間の電力の和を算出する
電力算出回路と、修正係数設定回路に設定された修正係
数と前記受信信記憶回路の出力と前記電力算出回路の出
力と後記減算回路の出力する残差信号とから反響特性パ
ラメータの修正量を算出する修正量算出回路とから構成
される反響消去部と、1以上の雑音源からそれぞれ入力
される雑音参照信号をそれぞれ蓄積するための雑音参り
信号記憶回路と、それぞれの雑音源に対応する雑音特性
パラメータを記憶させるための雑音特性パラメータ記憶
回路と、前記雑音参照信号記憶回路の出力に前記漏音特
性パラメータ記憶回路の特性パラメータを乗じ重畳積分
して雑音消去信号を出力する重畳積分回路と、雑音パラ
メータの修正係数を設定するための修正係数設定回路と
、該修正係数設定回路の出力と前記罪音参照信号記憶回
路の出力と前記電力算出回路の出力と前記残差信号とか
ら雑音特性パラメータの修正量を求める修正量算出回路
とから構成される雑音消去部と、主入力回路から入力さ
れる主入力信号から前記反響消去部および雑音消去部の
前記重畳積分回路の出力の和を減算して雑音信号および
反響信号が消去された残差信号を出力する減算回路とを
備えて、該減算回路の出力する残差信号を伝送路に送出
するように構成したことを特徴とする。
また、他の発明においては、1以上の伝送路チャネルか
ら入力される受信信号をそれぞれ蓄積するための受信信
号記憶回路と、各受信信号の所定期間の電力をそれぞれ
算出する受信電力算出回路と、前記各伝送路チャネルか
ら主入力回路へのそれぞれの反響経路の反響特性パメー
タを記憶させるための反響特性パラメータ記憶回路と、
前記受信信号記憶回路の出力に対応する反響特性パラメ
ータ記憶回路の反響特性パラメータを乗じ重畳積分して
近似反響信号を出力する重畳積分回路と、修正係数設定
回路に設定された修正係数と前記受信信記憶回路の出力
と前記受信電力算出回路の出力と後記減算回路の出力す
る残差信号とから反響特性パラメータの修正量を算出す
る修正量算出回路とから構成される反響消去部と、1以
上の雑音源からそれぞれ入力される雑音参照信号をそれ
ぞれ蓄積するための雑音参照信号記憶回路と、前記各雑
音参照信号のそれぞれ所定期間の電力を算出する雑音電
力算出回路と、それぞれの雑音源に対応する雑音特性パ
ラメータを記憶させるための雑音特性パラメータ記憶回
路と、前記雑音参照信号記憶回路の出力に前記雑音特性
パラメータ記憶回路のパラメータを乗じ重畳積分して雑
音消去信号を出力する重畳積分回路と、雑音特性パラメ
ータの修正係数を設定するための修正係数設定回路と、
該修正係数設定回路の出力と前記雑音参照信号記憶回路
の出力と前記雑音電力算出回路の出力と前記残差信号と
から雑音特性パラメータの修正量を求める修正量算出回
路とから構成される雑音消去部と、主入力回路から入力
された主人力信号から前記反響消去部および雑音消去部
の前記重畳積分回路の出力の和を減算して雑音および 
         :1反響信号が消去された残差信号
を出力する減算回路とを備えて、該減算回路の山男する
残差信号を伝送路に送出するように構成したことを特徴
とする。
発明の実施例 次に、本発明について、図面を参照して詳細に説明する
第1図は1本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。すなわち、伝送路9から入力される受信信号X(t
)を蓄積する受信信号記憶回路32と。
反響経路(増幅回路lO−スピーカ11−反響経路12
−マイク1−増幅回路2)の反響特性パラメータH4(
i工0.1,2.・・・・・・、トl)を記憶させるた
めの反響特性パラメータ記憶回路34と、受信信号記憶
回路32の出力に反響特性パラメータ記憶回路34のパ
ラメータを乗じ重畳積分して近似反響信号U(t)を出
力する重9に積分回路3Bと、受信信号×(t)と雑音
参照信号Z(t)から後述する電力P(t)を算出する
電力算出回路42と、修正係数設定回路33に設定され
た修正係数αと受信信号記憶回路32の出力と電力算出
回路42の出力と後記減算回路43の出力する残差信号
E(t)とから反響特性パラメータ旧(1)の修正量Δ
旧(1)を算出する修正量算出回路35とから構成され
る反響消去部と、マイク2oから増幅回路21を介して
入力される雑音参照信号Z(t)を蓄積する雑音参照信
号記憶回路37と、M音特性パラメータCj(t)  
(ただしJ−1,2,・・・・・・、L−1)を記憶さ
せるための雑音特性パラメータ記憶回路38と、雑音参
照信号記憶回路37の出力に雑音特性パラメータ記憶回
路38のパラメータを乗じて重畳積分し近似雑音信号G
(t)を出力する重畳積分回路41と、雑音パラメータ
の修正係数βを設定するための修正係数設定回路38と
、修正係数設定回路38の出力と雑音参照信号記憶回路
37の出力と電力算出回路42の出力と差信号E(t)
とから雑音特性パラメータの修正量ΔCj(t)を求め
る修正量算出回路40とから構成される雑音消去部と前
記反響消去部とを減算回路43によって結合し、減算回
路43はマイクlから増幅回路2を介して入力される主
入力信号y(t)から前記重畳積分回路36の出力およ
び前記重畳積分回路41の出力を減算して雑音および反
響信号が消去された差信号E(t)を伝送路3に送出す
るように構成する。
次に、本実施例の動作について説明する。マイクIから
入力され!!!!@回路2を介して減算回路43に入力
される主入力信号をY(t) 、遠隔地からの受信信号
をX(t)、雑音参照信号(話者Cおよびスピーカ11
からの入力は無視される)を2(1)とし、重へ 畳積分回路36の出力する近似圧g信号をII(t) 
、 @畳積分回路41の出力する近似雑音信号をG(t
)とし、反響特性パラメータを旧(t)、そのインパル
ス応答長をMとする。また、雑音特性パラメータをCj
(t) とし、そのインパルス応答長をLとする。添字
i、jはそれぞれ各パラメータの要素を示し、two、
!、2.・・・・・・1M−1であり、j=o、1,2
.・・・・・・、L−1である一0適応時における動作
式は以下のように表される。
E (t) =Y(t)−1J(t)−G(t)  −
−・・・・・・・・・−(2G)ΔHi(t) =a−
E (t)・X(t−i)/’P(L)  −−−(2
1)ΔCj(t) =β、E (t)・Z(t−j)/
P(t)  ・・・・・・・・・(22)p(t)= 
(’!’(X(t−i)) 2)Cj (t)  = 
Cut−1)+ΔCj(t)・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ (25)’ii(+)=Σ)li(t)
  ・X(t−i)   ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(26)’6 (t) =換」(t)・Z(
t−D  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2
7)よO ただしi=0.1.2や・・・・・・、ト1j=o、1
,2.・・・・・・、L−1すなわち、本実施例におい
ては、第】2図の従来装置の欠点を克服するために、式
(+1)、(+5)の代りに、式(20)を用いて減算
回路43で残差信号を求めている。そしてこの残差信号
E(t)を共通に用いて1反響特性パラメータおよび雑
音時゛性パラメータごとの修正量を制御することにより
主入力信号Y(t)中に混入している反響信号と雑音信
号とを同時に取除くことを可能とし、通話品質上必要な
反響消去量を確保することができる。
なお、本実施例では、学習同定法を用いて各反響特性パ
ラメータの算出を行なっており、修正量算出回路35お
よび40には電力算出回路42および減算回路43の出
力が共通に入力されているので、前述の式(12)  
、 (1B)の代りに1式(21) 、 (22)およ
び(23)を用いている。これによって収束の安定性が
保証される。なお、修正係数α、βは、学習同定法と同
様に。
O≦α=β≦1  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・    (28)に設定すればよい、ただし、修正
係数α、βは、0〜lの範囲において。
α埼β、              (29)であっ
てもよいことは明らかである。
第2図は1本実施例を用いてシュミレーションを行なっ
た結果と、第10[in 、第12図の従来回路を用い
たシュミレーション結果とを比較する図であり、特性a
は本実施例を、特性す、cはそれぞれ第1O図、第12
図の従来回路の特性を示す、同図から明らかなように、
第10図に示した反響消去回路だけでは、反響消去減衰
量(ERIJ)は約30dB8度であり、また、雑音消
去回路と反響消去回路を縦続に接続した第12図の回路
では、むしろ特性が劣化している0本実施例では、約5
0dBの反響消去減衰量が確保され、通話品質が向上さ
れるという効果がある。
第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図である
。第1図に示した実施例は、反響信号と雑音参照信号の
電力の差が大きい場合に1反響信号と雑音参照信号を線
形結合した入力信号の自己相関行列の最大固有値と最小
値の比が1よりかなり大きくなる。このように、固有値
の比が1より大きくなると、収束速度が遅くなり、所要
の反響減衰量が得られるまでの時間が長くなることが知
られている(Widrow、H,、etal、:“Ad
aptive noiseCancelling :P
r1nciples and application
s ”Proc、IEEE、83,12.pplf19
2.Dec 1975)、上述の電力差による収束速度
の劣化を改善したのが第3図の回路構成である。
この回路では、受@信号および雑音参照信号ごとの電力
を用いて、それぞれの信号を正規化することによって上
述の固有値の比を取除いて、収束速度を改善している。
ただし、この正規化に伴なって、それぞれの修正係数に
後述するような制限が生じる。
受信電力算出回路45は、受信信号X(t)の所定期間
の電力を算出する回路であり、雑音電力算出回路47は
雑音参照信号Z(t)の所定期間の電力を算出する回路
であって、修正量算出回路44は受信電力算出回路45
の出力と減算回路43の出力する残差信号E(t)と受
信信号記憶回路a2の出力とから修正Iを算出し、修正
量算出回路4Bは雑音電力算出回路47の出力と残差信
号E(t)と雑音参照信号記憶回路37の出力とから修
正量を算出する。修正係数設定回路33に設定する修正
係数をαとし、修正係数設定回路38に設定する修正係
数をβとすると、この装置の適応時の動作式は以下のよ
うに表される。
E (t) =Y(t)−U(t)−(i(t)−・・
−・−・・・・−・(30)旧(t)=旧(ト1)+Δ
旧(1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3
a)Cj(t) = Cj(t−1)+ΔCj(t)・
・・・・・・・−・・・・・・・・・ (34)U (
t) =Σ旧(1)・X(t−i)   ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(35)<!O G (t) =Σcj(t)・Z(t−j)   ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(3B)ただしi=
o、1,2.・・・・・・1M−1j=o、l、2.・
・・・・・、L−1上式が第1図の回路の動作式と異な
るところは、式(31)と(32)にある、これは、修
正量算出回路および電力算出回路の動作が異なることに
対応している。すなわち、式(31)および(32)に
おけるそれぞれ正規化されていることになる。なお、修
正係数αおよびβは、 α;β=M:L   ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・   (38)として、各特性パラメータのイン
パルス長に比例して設定することにより、見かけ上受@
信号および雑音参照電力の間の電力差をなくしている。
これによって、相関行列の固有値の比が取り除かれて収
束速度を改善することができるという効果がある。ただ
し、収束の安定性を保証するために修正係数αとβの和
は1より小さいことが望まし:1 い。
0≦α+β≦1   ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・   (39)なお、これらの条件は、入
力信号の大きさに応じた正規化に伴なう修正係数の設定
条件から導いた(藤井、原島、宮用、“周波数サンプリ
ングフィルタを用いた伝送路適応等上器”、電子通信学
会論文誌B 、 J85−8.!3.p、11?2.昭
和57年8月参照)、なお、受信電力算出回路45.雑
音電力算出回路47に代えて、振幅値等を用いて入力信
号の大きさを求めても良いことは明らかである。
第4図は、エコー消去量の収束特性のシュミレーション
結果を示す図であり、第3図において主入力信号と雑音
参照信号の平均電力を10:lに設定し、各特性パラメ
ータの応答長は4:1に設定し、α= 0.2.β=0
.8に設定した場合の収束特性を曲線aに示す0曲線す
は第11i1の実施例の収束特性である。最終的なエコ
ー消去量は同じて“′あるが、特性aの方が特性すより
も迅速に収束することが示されている。
第5図は、W44図の回路を多チヤネル構成の反響回路
および複数の雑音源に対して適用した実施例を示すブロ
ック図である。複数の伝送路チャネル91〜9kには、
それぞれ受信信号記憶回路50、〜50kを対応させて
接続し、受信電力算出回路551〜55にはそれぞれ受
信信号の所定期間の電力を算出する。修正係数設定回路
511〜51kには修正係数α凰〜αkを設定し、修正
量算出回路531〜53にはそれぞれの受信信号等から
修正量を算出する0反響特性パラメータ記憶回路52.
〜52にはそれぞれの反響経路の反響パラメータを記憶
しかつ逐次修正する。そして、重畳積分回路54□〜5
4kがそれぞれ受信信号記憶回路501〜50にの出力
に夫々反響特性パラメータ記憶回路52、〜52にの出
力を乗じて重畳積分し、それらの出力を近似反響信号和
算出回路B2によって加算して減X回路64に入力させ
る。
一方、複数の雑音源Dl−Dsから雑音伝達経路49を
経てM散のマイク2Qt〜20Flに入力された雑音参
照信号Zr(t)はそれぞれ雑音参照信号記憶回路5B
、〜56民に記憶され、雑音電力算出回路61、〜8L
aはそれぞれ所定期間の雑音信号の電力を算出する。修
正係数設定回路571〜57民にはそれぞれ修正係数β
亀〜βλが設定されている。修正量算出回路581〜5
3駅、雑音特性パラメータ記憶回路581〜5日?9重
畳成分回路8G+ ”80R等はそれぞれに対応する修
正量の算出、雑音特性パラメータの修正保持および雑音
消去信号の重畳積分を行なう、 そして、jti)a分
団M801〜80* ノ出力e近似雑音信号和算出回路
83で加算した信号を減算回路84に入力させる。
W、算回路64は、マイク1から入力された主入力信号
y(Bから近似反響信号和算出回路62および近似雑音
信号和算出回路83から入力された信号を減算して反響
信号と雑音信号を除去した残差信号E(t)を伝送路3
へ送出する。
今、第にチャネル(k−0,1,・・・・・・、k)の
受信信号をX k(t)、としその近似反響信号をUk
(t)、第にチャネルの反響特性パラメータをHki(
t)とし、そのインパルス応答長をMkとする。ただし
添字1(i=Q、1.・・・・・・、 Mk−1)は反
響特性パラメータの要素を示す、また、第rチャネル(
r=o 、 L 、・・・・・・、r)の雑音参照信号
を Zr(t) 、 、第rチャネルの近似雑音信号を
Cr(t)、第rチャネルの雑音特性パラメータをCr
j(t)とし、そのインパルス応答長をLrとする。た
だし、添字j(j=o、l、・・・・・・、 Lr−1
)は雑音特性パラメータの要素を表す、主入力信号を′
f(t)とし、残差信号を!(t)とすると、適応時に
おける動作式は以下のように表される。
ニ Δcrj(t)=βに4(t)・Zr(t−j)/Σ(
Zr(t−q))2(42)%、0 Hki (t) −)1ki (t−1)+ΔHki 
(t)・・・・・・・・・ (43)Crj (t) 
=Crj (t−1) +ΔCrj (L) =  (
44))1s−1 Uk (t)=Σ!lki (t) ・Xk (t−D
   −−(45)−A   ご名 0r(t) −ΣCrj (t) ・Zr (t−D 
  −・=−=(48)7’6 ただしiwQ、1,2.・・・・・・、 l1lk−1
j=0.1.2.・・・・・・、 Lk−1なお、修正
係数については、 α1:α2:・・・…:αに:β1:β2:・・e・・
・:βに−Ml:M2:・・・・−:)Ik:Ll:L
2:・・・・・・:LR・・・・・・(47)に   
    艮 OくΣαに+Σβr<1   ・・・・・・・・・・・
・・・・(48)トλ1      r+1 となるように設定する。
上述は、第3図の実施例を複数チャネルに対して適用し
た例について説明したが、同様な構成によって第1図に
示した実施例を複数チャネルに対して適用することも可
能である。ただしその場合は、上式(4+)、(42)
の分母には、共に全体の電力の和を用い、修正係数は、 0≦αI−α2M・・・+++署αに 冨β1−β2子・・・・・・=β尺≦1 ・・・・・・
(49)を用いればよい。
なお、上述の各実施例は、従来からモノラル反響消去回
路に使用されているダブルトークデテクタと同様な制御
回路と組合せて、主入力信号、受信信号、Il音参照信
号、送信信号等の大きさに応じて適応制御の動作を変更
したり停止させたすすることによって、ダブルトークデ
テクタと同様な効果を得ることができることは勿論であ
る。
第6図は、本発明を帯域分割型反響消去方式に対して適
用した実施例を示すブロック図である。
空調装置等の発生する室内雑音の周波数特性は、第7図
に示すように、低域周波数に集中している。従って、主
入力信号に混入した低域雑音成分を除去することによっ
て充分な反響消去量を得ることが可能となる(例えば、
昭和58年度電子通信学会総合全国大会No、2034
  rテレビ会議室用エコー消去方式の一検討」参R)
第6図において、アナログ・ディジタル変換器6Bおよ
び87は標本化周波数Wで動作するアナログ・ディジタ
ル変換器(A/D)であり、アナログ・ディジタル変換
器68は標本化周波数W/2で動作するA/Dである。
また、70.71は低域フィルタ、 72 、73は高
域フィルタ、74〜77は低域変換回路である。また、
受信信号低域成分記憶回路81、 tll正係数設定回
路82良 85、 fE畳積分回路88で低域用反響消去部を構成
し,上記同様な93〜98で広域用反響消去部を構成す
る.また、同様な87〜92は雑音消去部を構成し,低
域残差信号算出回路73は低域変換回路74の出力する
低域信号から重畳積分回路88および92の出力信号を
減算することによって低域の反響信号および雑音信号を
消去する。低域残差信号算出回路79の出力する低域残
差信号を共通に使用して上記低域用反響消去部および雑
音消去部を制御することによって低域の反響信号および
雑音信号を充分に消去することができる。減算回路80
は、低域変換回路75の出力から重畳積分回路98の出
力を減算することによって高域の反響信号を消去する。
高域雑音の成分は少ないから、充分な高域反響消去量を
得ることが可能である。そして、帯域変換合成フィルタ
78で低域および高域の残差信号を合成し、ディジタル
軒アナログ変換回路88でアナログ信号に変換して伝送
路3へ送出する。
第8図は、トレーニング信号によって反響特性パラメー
タを求めた後に通信を開始するようにした実施例を示す
、一般に、通話信号を利用して反響消去回路を動作させ
る場合は5反響特性パラメータが適応動作して充分な反
響消去量が得られるまでには時間を要するので、あらか
じめトレーニング信号(例えば使用帯域での特性パラメ
ータを容易に求めることができる白色雑音)を用いて反
響パラメータを求める手法が用いられているが、本発明
の装置は、トレーニング信号による動作も可能であるこ
とは当然である。すなわち、第8図において、反響消去
装置65は第5図に示したものと同一であり、反響消去
部および雑音消去部を含む、切り替えスイッチ1011
〜1o1kをそれぞれ伝送路チャネル9.−9kに挿入
し、トレーニング信号発生回路100の出力するトレー
ニング信号は2選択スイッチ102を介して順次切り替
えスイッチ1011〜101kに印加される0反響消去
装置85の出力に挿°入された阻止スイッチ103はト
レーニング中に反響消去装置85の出力を伝送路3に送
出させないためのスイッチである。
通信を開始する前に、先ず反響消去部M65の雑音消去
部のみを適応動作させて雑音伝達特性パラメータを求め
た後、トレーニング信号発生回路!00からトレーニン
グ信号を送出して第1チヤネルのみに供給してスピーカ
11.を鳴動させ、反響消去装置85を適応動作させて
第1チヤネルの特性パラメータを求める。以下同様にし
て順次すべてのチャネルの反響特性パラメータを求める
。その後、切り替えスイッチ101□〜101におよび
阻止スイッチ103を切り替えて通信を開始する。なお
、複数の相互に独立なトレーニング信号発生回路をチャ
ネル数だけ用意すれば、複数のチャネルに独立なトレー
ニング信号を同時に供給することにより、一度で複数チ
ャネルに対する各反響特性パラメータを求めることも可
能である。また、雑音特性パラメータと反響特性パラメ
ータとを同時に求めてもよいことは勿論である。
なお、第8図の反響消去部M85に代えて、第1図の反
響消去装置148、またはこの回路を多チャチネル構成
に拡大した反響消去装置を使用した場合においても、上
述と同様にしてトレーニング信号によって各パラメータ
を求めることかでさることは勿論である。
なお、上述の各実施例は、すべてディジタル信号処理に
行なわれるが1図面ではアナログ舎ディジタル変換回路
等の記載を省略している。また、例えば第1図の受信信
号記憶回路32.修正量算出回路355反響特性パラメ
ータ記憶回路341重畳積分回路38等で構成する反響
消去部等は1図示のような非巡回型のフィルタ構成では
なく1巡回型のフィルタ構成としてもよいことは勿論で
ある。
発明の効果 以上のように、本発明においては、受信信号を記憶する
受信信号記憶回路と、雑音参照信号を記憶する雑音参照
信号記憶回路とを設け、各受信信号に対する近似反響信
号と、近似雑音信号とを主入力信号から同時に減算した
共通の残差信号を用いて、各チャネルごとにパラメータ
修正量を求めてそれぞれの反響特性パラメータおよび雑
音特性パラメータを逐次修正するように構成したから、
反響信号および雑音信号の消去量を大きくして。
通話品質を向上させることができるという効果がある。
また、受信信号および雑音参照信号の各チャネルごとの
信号を、それぞれの電力を用いて正規化することにより
、受信信号および雑音参照信号の間の電力の差によって
収束速度が劣化することを防止して収束速度を向上させ
ることが可能となる。
なお、本発明の装置は、通話開始に先立って、あらかじ
めトレーニング信号によって、反響特性パラメータを得
るようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は上記実施例および従来装置のエコー消去量の一例を
示す図、第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック
図、第4図は上記第1および第2の実施例の収束特性を
比較するための図、第5図は上記第2の実施例を多チャ
ネルに拡大した実施例を示すブロック図、第6図は本発
明を帯域分割型反響消去方式に適用した実施例を水子ブ
ロック図、第7図は雑音成分の周波数分布の代表的な一
例を示す図、第8図はトレーニング信号によって特性パ
ラメータを得るようにした実施例を示すブロック図、第
9図は従来の反響消去方式の一例を示す接続図、第10
図は従来の反響消去回路の一例を示すブロック図、第1
1図は従来の雑音消去回路の一例を示すブロック図、第
12図は雑音消去回路と反響消去回路を縦続接続した従
来の反響消去装置の一例を示すブロック図である。 図において、1.7:マイク、2,5,8゜10=増幅
回路、3.9:伝送路、4.11:スピーカ、6.I2
:反響経路、 13.14:反響消去回路。 15:受信信号記憶回路、18:減算回路、!7:修正
修正用回路、18二反響特性パラメータ記憶回路、18
:重畳積分回路、204〜20ス:マイク、211〜2
1入:増輻回路、22.25:伝達経路、23.24 
:雑音伝達経路、26:雑音編去回路、27:雑音参照
信号記憶回路、28二減算回路、29:修正量算出回路
、30:雑音特性パラメータ記憶回路、31二重畳積分
回路、32:受信信号記憶回路、33:修正係数設定回
路、34:反響特性パラメータ記憶回路、 35.40
:修正量算出回路、38.41:重畳積分回路、37:
雑音参照信号記憶回路、38:修正係数設定回路、39
:雑音特性パラメータ記憶回路、42:電力算出回路。 43:減算回路、44.48:修正量算出回路、45:
受信電力算出回路、47:雑音電力算出回路、4日:反
響消去装置、49:雑音伝達回路、50.〜50に:受
信信号記憶回路、51.〜51に:修正係数設定回路、
52□〜52に二反響特性パラメータ記憶回路、531
〜53に:修正量算出回路、54.〜54に:tl−積
分回路、55、〜55に:受信電力算出回路、581〜
58r:雑音参照信号記憶回路、571〜57r:修正
係数設定回路、58、〜58r:雑音特性パラメータ記
憶回路、591〜59r:修正量算出回路、80+ 〜
80r:を畳成分回路、611〜81r:雑音電力算出
回路、82:近似反響信号和算出回路、B3:近似雑音
信号和算出回路、84二減算回路、85:反響消去装置
、 6B、87.88 +アナログ令ディジタル変換器
、83:帯域分割型反響消去装置、?0,71:低域フ
、イルタ、72.73 :高域フィルタ、74〜77:
低域変換回路、78:帯域変換合成フィルタ、79:低
域残差信号算出回路、80:減算回路、81:受信信号
低域成分記憶回路、 82,88,94 :修正係数設
定回路、 83,95:反響特性パラメータ記憶回路、
 84,90,98 :修正量算出回路、85:電力算
出回路、 8B、92.98 :重畳積分回路、87:
雑音参照信号記憶回路、88:雑音特性パラメータ記憶
回路、81:雑音電力算出回路、93:受信信号高域成
分記憶回路、87:電力算出回路、99:ディジタル・
アナログ変換回路、100:)レーニング信号発生回路
、 101:切り替えスイッチ、 102:選択ス、イ
ツチ、103:阻止スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1以上の伝送路チャネルから入力される受信信号
    をそれぞれ蓄積するための受信信号記憶回路と、前記各
    伝送路チャネルから主入力回路へのそれぞれの反響経路
    の反響特性パラメータを記憶させるための反響特性パラ
    メータ記憶回路と、前記受信信号記憶回路の出力に対応
    する反響特性パラメータ記憶回路の反響特性パラメータ
    を乗じて重畳積分して近似反響信号を出力する重畳積分
    回路と、1以上の受信信号および雑音参照信号のそれぞ
    れ所定期間の電力の和を算出する電力算出回路と、修正
    係数設定回路に設定された修正係数と前記受信信号記憶
    回路の出力と前記電力算出回路の出力と後記減算回路の
    出力する残差信号とから反響特性パラメータの修正量を
    算出する修正量算出回路とから構成される反響消去部と
    、1以上の雑音源からそれぞれ入力される雑音参照信号
    をそれぞれ蓄積するための雑音参照信号記憶回路と、そ
    れぞれの雑音源に対応する雑音特性パラメータを記憶さ
    せるための雑音特性パラメータ記憶回路と、前記雑音参
    照信号記憶回路の出力に前記雑音特性パラメータ記憶回
    路の特性パラメータを乗じ重畳積分して雑音消去信号を
    出力する重畳積分回路と、雑音パラメータの修正係数を
    設定するための修正係数設定回路と、該修正係数設定回
    路の出力と前記雑音参照信号記憶回路の出力と前記電力
    算出回路の出力と前記残差信号とから雑音特性パラメー
    タの修正量を求める修正量算出回路とから構成される雑
    音消去部と、主入力回路から入力される主入力信号から
    前記反響消去部および雑音消去部の前記重畳積分回路の
    出力の和を減算して雑音信号および反響信号が消去され
    た残差信号を出力する減算回路とを備えて、該減算回路
    の出力する残差信号を伝送路に送出するように構成した
    ことを特徴とする反響消去装置。
  2. (2)1以上の伝送路チャネルから入力される受信信号
    をそれぞれ蓄積するための受信信号記憶回路と、各受信
    信号の所定期間の電力をそれぞれ算出する受信電力算出
    回路と、前記各伝送路チャネルから主入力回路へのそれ
    ぞれの反響経路の反響特性パメータを記憶させるための
    反響特性パラメータ記憶回路と、前記受信信号記憶回路
    の出力に対応する反響特性パラメータ記憶回路の反響特
    性パラメータを乗じ重畳積分して近似反響信号を出力す
    る重畳積分回路と、修正係数設定回路に設定された修正
    係数と前記受信信号記憶回路の出力と前記受信電力算出
    回路の出力と後記減算回路の出力する残差信号とから反
    響特性パラメータの修正量を算出する修正量算出回路と
    から構成される反響消去部と、1以上の雑音源からそれ
    ぞれ入力される雑音参照信号をそれぞれ蓄積するための
    雑音参照信号記憶回路と、前記各雑音参照信号のそれぞ
    れ所定期間の電力を算出する雑音電力算出回路と、それ
    ぞれの雑音源に対応する雑音特性パラメータを記憶させ
    るための雑音特性パラメータ記憶回路と、前記雑音参照
    信号記憶回路の出力に前記雑音特性パラメータ記憶回路
    のパラメータを乗じ重畳積分して雑音消去信号を出力す
    る重畳積分回路と、雑音特性パラメータの修正係数を設
    定するための修正係数設定回路と、該修正係数設定回路
    の出力と前記雑音参照信号記憶回路の出力と前記雑音電
    力算出回路の出力と前記残差信号とから雑音特性パラメ
    ータの修正量を求める修正量算出回路とから構成される
    雑音消去部と、主入力回路から入力された主入力信号か
    ら前記反響消去部および雑音消去部の前記重畳積分回路
    の出力の和を減算して雑音および反響信号が消去された
    残差信号を出力する減算回路とを備えて、該減算回路の
    出力する残差信号を伝送路に送出するように構成したこ
    とを特徴とする反響消去装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の反響消去装置におい
    て、前記各修正係数設定回路に設定されたすべての修正
    係数の和は1以下であり、かつ各修正係数は、それぞれ
    対応する特性パラメータのインパルス応答長に比例した
    値に設定されたことを特徴とするもの。
  4. (4)特許請求の範囲第2項または第3項記載の反響消
    去装置において、トレーニング信号発生回路と、該トレ
    ーニング信号を反響経路に送出するための切り替えスイ
    ッチと、伝送路への送出信号を阻止するための阻止スイ
    ッチとを備えて、通信に先立って雑音特性パラメータと
    反響特性パラメータの算出を行なうことを可能とした反
    響消去装置。
JP23645384A 1984-11-09 1984-11-09 反響消去装置 Pending JPS61114622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23645384A JPS61114622A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 反響消去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23645384A JPS61114622A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 反響消去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61114622A true JPS61114622A (ja) 1986-06-02

Family

ID=17000970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23645384A Pending JPS61114622A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 反響消去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61114622A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567050U (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 株式会社東海理化電機製作所 配線基板装置
JP2010010988A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Oki Electric Ind Co Ltd 暗騒音抑圧・エコー消去装置、方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567050U (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 株式会社東海理化電機製作所 配線基板装置
JP2010010988A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Oki Electric Ind Co Ltd 暗騒音抑圧・エコー消去装置、方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5859914A (en) Acoustic echo canceler
US5272695A (en) Subband echo canceller with adjustable coefficients using a series of step sizes
CN101179295B (zh) 回声抵消器和通信音频处理装置
JPH10190848A (ja) 音響エコーキャンセル方法とそのシステム
JP4568439B2 (ja) エコー抑圧装置
US20070071254A1 (en) Method and system for low delay echo cancelling
JPH02238731A (ja) エコーキャンセラ、それを備えた通信装置および信号処理方法
JP3420705B2 (ja) エコー抑圧方法及び装置並びにエコー抑圧プログラムが記憶されたコンピュータに読取り可能な記憶媒体
JP4544993B2 (ja) 単一チャンネルまたは多重チャンネル型の通信システム用エコー処理装置
JPH06113027A (ja) 反響消去装置
JPS61114622A (ja) 反響消去装置
US20050070243A1 (en) Multichannel echo canceller system using active audio matrix coefficients
US20070211909A1 (en) Echo cancellation method in wireless headset communication system
JP3403655B2 (ja) サブバンド適応フィルタを用いた未知システムの同定方法および装置
JP2002009677A (ja) 音響エコーキャンセラー装置
JP3486140B2 (ja) 多チャネル音響結合利得低減装置
JPS6172420A (ja) 多通路反響消去方式
JP4192483B2 (ja) エコーキャンセラ及びエコーキャンセリング方法
JPH01215130A (ja) エコーキャンセラー装置
JPS59167128A (ja) 反響打消し装置
JP3628267B2 (ja) 多チャネル反響消去方法、その装置、そのプログラム及びその記録媒体
Buchner et al. An acoustic human-machine interface with multi-channel sound reproduction
JP3355594B2 (ja) エコーキャンセラ装置
JP2000353989A (ja) エコーキャンセラ
JP3180543B2 (ja) 反響消去装置