JPH0353493Y2 - - Google Patents

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JPH0353493Y2
JPH0353493Y2 JP1987081486U JP8148687U JPH0353493Y2 JP H0353493 Y2 JPH0353493 Y2 JP H0353493Y2 JP 1987081486 U JP1987081486 U JP 1987081486U JP 8148687 U JP8148687 U JP 8148687U JP H0353493 Y2 JPH0353493 Y2 JP H0353493Y2
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anode
lead wire
solid electrolytic
capacitor element
electrolytic capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、固体電解コンデンサに関し、特に陽
極端子の引き出し構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、固体電解コンデンサは、陽極および陰
極端子が各一個ずつ引き出されている。この固体
電解コンデンサの印刷配線基板上への取り付けに
際しては、コンデンサの極性を確認し、正しい位
置に載置し、半田付けしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような固体電解コンデンサは、有極性であ
るので、印刷配線基板上に取り付けるときには、
その極性を確認することが必要であつた。もし、
逆方向に接続したときには、過大な電流がコンデ
ンサに流れ、焼損することがあつた。これを避け
るために、コンデンサに確認しやすい極性表示を
設けたり、あるいは一方の極性側の形状を他の極
性側と異ならせたりする必要があるという問題点
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、本考案では、
固体電解コンデンサ素子の陽極体の対向する2つ
の面から陽極引出線を突出させ、これら2つの面
をつなぐ方向のほぼ中央位置に陰極端子を位置さ
せ、この陰極端子をコンデンサ素子の陰極層に接
続し、陰極端子を対称軸として陽極引出線の突出
部側に2つの陽極端子を対称に位置させ、陽極引
出線に接続してある。
〔作用・効果〕
この考案による固体電解コンデンサ素子によれ
ば、陰極端子を対称軸として2つの陽極端子が線
対称に位置しているので、この固体電解コンデン
サ素子を印刷配線基板に取り付ける際、陰極端子
さえ印刷配線基板の陰極端子接続用のランドに接
続できるように配置すれば、どちらの陽極端子が
印刷配線基板の2つの陽極端子接続用のランドの
どちらに接続されてもよいので、極性を間違うこ
とがなく、必ず正しい配線がなされる。従つて、
配線ミスによる過電流のためのコンデンサの損傷
やそれによる回路故障がなくなつた。しかも、配
置ミスを生じさせないための極性表示や、極性を
認識させるための特殊な形状とする必要がなく、
製造が容易になる。また、陽極が2端子であるの
で、両端子とも印刷配線基板上のランドに接続さ
れるのが好ましいが、片方だけの接続でも回路は
つながるので、ハング付不良による回路オープン
を減少させることもできる。
〔実施例〕
第1図及び第2図に、この考案の1実施例を示
す。この実施例の固体電解コンデンサ1は、固体
電解コンデンサ素子2を有し、これは、ほぼ直方
体の弁金属陽極体に、酸化皮膜層、半導体層、陰
極層を順次積層形成したものである。陽極体内
に、その長さ方向に沿つて陽極引出線3が設けら
れ、これらは陽極体の両端面からそれぞれ突出し
ている。31,32は、その突出先端部である。
この陽極引出線3は、半導体層、陰極層から電気
的に絶縁されている。陽極引出線3の突出先端部
31,32に、板状の陽極端子41,42がそれ
ぞれ接続されている。また、コンデンサ素子2の
陰極層の上面に、板状の陰極端子5がハンダ、導
電ペースト等で接続されている。
そして、コンデンサ素子2、陽極引出線3と陽
極端子41,42の各接続部、陰極層と陰極端子
5との接続部を完全被覆する状態に外装樹脂6が
設けられている。
陽極端子41,42は、コンデンサ素子2の両
端面に対応する外装樹脂6の両端面から外部に引
き出され、外装樹脂6の下方に曲げ加工されてい
る。陰極端子5は、外装樹脂6の側面(コンデン
サ素子2の側面に対応する。)から引き出され、
外装樹脂6の下方に折り曲げ加工されて、その先
端部は、陽極端子41,42のほぼ中間に位置し
ている。
このようにして構成された固体電解コンデンサ
は、2個の陽極端子41,42が、陰極端子5を
対称軸として、外装樹脂6の両端面から引き出さ
れた線対称構造となる。
この考案の他の実施例として、第3図に示すよ
うに、陰極端子7として長いものを用い、その中
ほどで陰極層の上面に接続し、陰極端子7の両端
を外装樹脂6の両側面から外部に引き出した、陽
極2端子、陰極2端子の4端子構造としてもよ
い。無論、この実施例でも、陰極2端子は、陽極
2端子のほぼ中間の位置に位置している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による固体電解コンデンサの1
実施例の縦断面図、第2図は同実施例の外装樹脂
を透視した斜視図、第3図は本考案の他の実施例
の外装樹脂を除去した状態の斜視図である。 2……固体電解コンデンサ素子、3……陽極引
出線、41,42……陽極端子、5,7……陰極
端子、6……外装樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁金属陽極体と、その外周面に順次積層された
    酸化皮膜、半導体層及び陰極層とを有する固体電
    解コンデンサ素子2と;上記陰極層から絶縁され
    て上記陽極体の対向している2つの面から突出し
    ている陽極引出線3と;上記陰極層に接続され、
    上記陽極体の上記2つの面をつなぐ方向のほぼ中
    央位置に位置する陰極端子5と;この陰極端子5
    を対称軸として上記陽極引出線3の突出部側に対
    称に位置し、上記陽極引出線3にそれぞれ接続さ
    れている2つの陽極端子41,42と;上記固体
    電解コンデンサ素子2、上記陽極引出線3と上記
    両陽極端子41,42との各接続部、上記陰極層
    と上記陰極端子5との接続部を被覆する外装樹脂
    6とを具備する固体電解コンデンサ。
JP1987081486U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH0353493Y2 (ja)

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JPS63188937U JPS63188937U (ja) 1988-12-05
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923099A (ja) * 1982-07-28 1984-02-06 Shigeru Kojo 羽根を直接回転させる送風機
JPS6041716U (ja) * 1983-08-29 1985-03-25 松下電器産業株式会社 櫓ごたつ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5954922U (ja) * 1982-09-30 1984-04-10 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 固体電解コンデンサ

Patent Citations (2)

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JPS6041716U (ja) * 1983-08-29 1985-03-25 松下電器産業株式会社 櫓ごたつ

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JPS63188937U (ja) 1988-12-05

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