JPH0566528A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH0566528A
JPH0566528A JP25692691A JP25692691A JPH0566528A JP H0566528 A JPH0566528 A JP H0566528A JP 25692691 A JP25692691 A JP 25692691A JP 25692691 A JP25692691 A JP 25692691A JP H0566528 A JPH0566528 A JP H0566528A
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JP
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silver halide
water
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washing
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JP25692691A
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English (en)
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Makoto Fukui
誠 福井
Kazuhiko Hirabayashi
和彦 平林
Tomomi Kawasaki
智美 川崎
Tomonobu Moriya
友伸 守屋
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送性の改善されたフィルムを、水垢などの
汚染を受けることなく処理できると共に、水洗水の使用
量を大幅に削減でき、かつ清掃などのメインテナンスの
必要の軽減されたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を提供する。 【構成】 その構成層の少なくとも1層に平均粒径10μ
以上のマット剤を含有するハロゲン化銀写真感光材料
を、水洗水を再生しながら処理するための再生手段と、
該水洗水の汚染濃度が所定値を越える場合水洗部1に浄
化剤を供給する浄化剤供給手段2、および浄化剤を供給
後に水洗部1内の水洗水の少なくとも一部を排水せしめ
る排水手段3の全てを有する水洗水再生浄化装置を備え
た自動現像機で処理することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動現像機を用いたハ
ロゲン化銀感光材料の処理方法に関し、更に詳しくは搬
送性の改良されたハロゲン化銀感光材料を、処理時に水
垢などの汚れが付着すること無く処理できると同時に高
い節水効果をも得ることができるハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】新聞ファクシミリプロッターの搬送トラ
ブルは、1分1秒をあらそう新聞出版において、特に夏
場の高湿期に多発する重大な問題であり、従来から感
材、装置の両面で様々な改良が試みられてきた。感材側
からも滑り剤を添加する、マット剤を増量する、ゼラチ
ン層の硬膜度を高めるなどの改良が試みられてきたが、
根本的な改良とは成らずさらなる改善が望まれていた。
ここへきて大粒径のマット剤を使用して搬送性を改善す
る技術が見いだされたが、このマット剤は処理時に自現
機内の汚れを拾い易く、特に水洗槽のローラーなどに付
着した水垢やスラッジ等でフィルムが汚れてしまう。こ
れを防ぐためには、充分な水洗水を供給し続けると共
に、水洗槽、ローラー、配管などの定期的な洗浄が必要
となる。これは設備稼働率の低下や水洗水使用量の増大
を招き、省資源および生産コスト低減からも、また省力
化の面からも好ましくない。また、近年は特に、自現機
への節水の要求が高まってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
対し、搬送性の改善されたフィルムを、水垢などの汚染
を受けることなく処理できると共に、水洗水の使用量を
大幅に削減でき、かつ清掃などのメインテナンスの必要
の軽減されたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を与
えることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、その構成
層の少なくとも1層に平均粒径10μ以上のマット剤を含
有するハロゲン化銀写真感光材料を、水洗水を再生しな
がら処理するための再生手段と、該水洗水の汚染濃度が
所定値を越える場合水洗部に浄化剤を供給する浄化剤供
給手段、および浄化剤を供給後に水洗部内の水洗水の少
なくとも一部を排水せしめる排水手段の全てを有する水
洗水再生浄化装置を備えた自動現像機で処理することに
より達成された。
【0005】ここで言うハロゲン化銀写真感光材料とは
支持体の一方の側に少なくとも一層の感光性ハロゲン化
銀乳剤層を有し、かつ他方の側にバッキング層を有する
ものであり、また自動現像機とは少なくとも現像部、定
着部及び水洗部からなるものである。
【0006】また、本発明の再生浄化装置は、前記再生
手段が前記浄化剤供給手段をかねる事を特徴とする。
【0007】また、本発明の再生浄化装置は、前記再生
手段として、酸化剤を用い、特に好ましくは過酸化水素
水を用いる事を特徴とする。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明における自動現像機用水洗
水の再生浄化装置の一例を模式的に示す概略図、図2は
同じく再生浄化装置の他の例を示す概略図である。図1
によれば本発明の自動現像機用水洗水の再生浄化装置
は、感光材料を処理する自動現像機の水洗槽1に再生も
しくは浄化手段として感材処理面積情報に基づいて自動
的に酸化剤を供給するための酸化剤供給手段2と、水洗
槽1にもち込まれるハイポを分解するために酸化剤を入
れているが、感材からの溶出成分等の蓄積から考えてあ
る汚染濃度になった場合、水の入れ変えを行わねばなら
ないので、そのため少くとも水洗水の一部を排出するた
めの排水手段3とからなりたっている。
【0010】これは、従来の溜水循環方式の節水システ
ムを更にコンパクト化し、コスト性を高め、また、循環
配管での汚れ防止のために循環配管を取りはらった。そ
の結果節水のみならずメンテナンス性にも非常にすぐれ
た自動現像機用水洗水の再生浄化装置である。
【0011】本発明において再生手段として用いられる
酸化剤としては、金属または非金属の酸化物、酸化物酸
系酸またはその塩、過酸化物、有機の酸系を含む化合物
等が挙げられるが、貯水槽内の使用済水洗水中に持ち込
まれた定着液成分を分解することを主に目的としている
点から上記酸素酸としては硫酸、亜硝酸、硝酸、次亜塩
素酸等が好ましく、過酸化物としては過酸化水素水、フ
ェントン酸薬等がとくに好ましい。またオゾンも好まし
く用いられる。
【0012】これらの酸化剤は、水等で希釈して、水洗
槽1に供給されるが、通常は供給槽から必要に応じ、一
定量ずつ自動的に添加され、好ましくは一定時間内に1
度位の割合で供給用弁を開き自動落下させる形で水洗槽
1に添加される。添加量は、感光材料の種類、処理量、
処理液の種類等により任意に選択することができるが、
もち込まれる定着液成分に相関すると考えられることか
ら、前述したようなタイマー設定によって数時間単位で
必要量を自動的に添加するような方式においては、もち
込まれる定着液中のチオ硫酸イオンに対して1/2モル
〜数倍当量モル範囲で、特に1/2〜3倍モル当量の範
囲で添加されることが好ましい。また実際にはもち込ま
れる定着液成分そのものは処理感材量に比例するため、
処理感材量によって添加量を決定することも可能であ
る。水洗槽1は再生を効率よく行なうため、公知の攪拌
手段を有することができる。
【0013】攪拌手段としては、水洗槽内に循環ポンプ
を用いたり、小さなプロペラ状のものを取りつけた攪拌
ユニットを自現機水洗槽内に投入してその機能を利用す
ることが好ましい。
【0014】更に処理量が増大し、汚染の程度が進行す
ると水洗槽1の水洗水全部又は少なくとも1部を排水し
て新しい水洗水と交換する必要が生じてくる。しかしな
がら、特に汚染の程度が前記排水基準をこえてしまった
場合は下水道への排水が不可能となるため、常に水洗水
の汚染濃度を検出してその濃度を許容範囲内に保つ必要
がある。このため、水洗水の汚染濃度をいずれかの方
法、好ましくは水洗槽内の水洗水を汚染濃度測定手段を
用いて測定して、該測定値に基いて別途設けられた浄化
剤供給槽から自動的に浄化剤を供給し水洗槽1内の水洗
水を許容値にまで浄化する。この後に浄化された水洗水
の少なくとも一部を排水手段3にて排水する。水洗槽1
内の水洗水は全部排水してもよいが、1部だけ排水し新
しい水洗水と置換し混合使用してもよい。
【0015】本発明において水洗水の汚染濃度とは、下
水道放流を行なうことからヨウ素消費量規制を満足する
ことが必要であると考えられるため、該ヨウ素消費量に
最も影響を及ぼすと考えられる定着液成分であるチオ硫
酸アンモニウムやチオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸イオ
ン濃度と考えることができる。
【0016】本発明に用いられる浄化剤としては上記再
生手段として用いられたものと同様の酸化剤を用いるこ
とができる。更に、図1のように該浄化剤供給槽は、再
生手段として前記酸化剤供給槽を設ける場合はこれと兼
用して用いることがコンパクト化の点で好ましい。
【0017】これらの浄化剤は、例えば水洗槽1中にお
ける水洗水のチオ硫酸イオン濃度がヨウ素消費量の基準
値に対応する値をこえる場合、その濃度に応じて添加す
ることができ、水等で希釈して、水洗槽1に隣接させて
配置された浄化剤供給槽から水洗槽1に添加されるが、
通常は該供給槽から必要に応じ一定量ずつ自動的に添加
され、好ましくは一定時間に1度位の割合で供給用弁を
開き自動落下させる形で水洗槽1に添加される。添加量
は水洗水中のチオ硫酸イオン濃度に応じて実験等により
決定することができる。
【0018】本発明におけるチオ硫酸イオン濃度に応じ
て一定量ずつ浄化剤を供給し自動的に浄化させる手段と
しては、ORP(酸化還元電位)電極によってORP値
を測定し、それをもとに浄化剤を自動添加する方法が可
能である。具体的には所定濃度のチオ硫酸ナトリウム溶
液をpH4又はpH7に調整し次亜塩素酸ナトリウムを添
加しヨウ素消費量、MnO4消費量及びORP値を測定
して浄化剤の添加量を決定することができる。すなわ
ち、例えば0.03N−Na223溶液で、pH1及びpH
7のものの各々に次亜塩素酸ナトリウムを添加していく
とある添加量でpH7の溶液において第1液のORP値
の急激な立ち上りがみられ、この点がヨウ素消費量の最
低値と一致した。これはS23 2-の全量が酸化された事
を示す。次亜塩素酸ナトリウムを更に添加すると、pH
7溶液の第2液の立ち上り及びpH4溶液の急激な立ち
上りがみられる。このように中性あるいは酸性域ORP
値の立ち上りを利用して+500〜800mVになる迄次亜塩
素酸ナトリウムを添加することで自動的に浄化を行なう
ことができる。このような方法により、種々の場合にお
けるORP値を測定することによって浄化剤の添加量を
決定することができる。
【0019】上記ORP電極は水洗槽内に設置して連続
的、又は必要に応じて適宜測定してもよいし、また随時
水洗槽に挿入することにより測定してもよい。この測定
値を自動的又は人為的に浄化剤供給手段にフィードバッ
クして、例えば電磁開閉弁等を作動させることにより、
必要量の浄化剤を水洗槽の水洗水に供給することができ
る。水洗槽内には、前述した如く浄化を促進させるため
通常の公知の攪拌手段を有することもできる。
【0020】また、別の汚染濃度測定方法としては、処
理感材の面積を測定して代用させる方法がある。すなわ
ち、主たる汚染物質であるチオ硫酸イオンは処理感材に
より持ちこまれる成分であるためその量は処理される感
材の量すなわち総面積にほぼ対応していると考えられ
る。従って、実験により所定量の感材を処理した場合の
汚染濃度及びこれを所定の値まで浄化するにどれだけ量
の浄化剤が必要となるかを予め決定しておき、この結果
を用いて処理感材の総面積を測定・計算して、これに対
応した量の浄化剤を供給すればよい。
【0021】このような方法としては具体的には、自動
現像機の感材挿入口付近に設けられたセンサーにて感材
を検知し、このセンサーの情報に基いてセンサーに接続
されたカウンターにて処理感材総面積をカウントする。
カウントされた総面積が所定の汚染濃度に相当する値を
越えた場合、前記実験値に基いて所定量の浄化剤を水洗
槽に供給する。この際、予め前記実験値をインプットし
ておき、総面積値に対応した量の浄化剤を演算し自動的
に供給せしめるシステムを装置内に有していてもよい
し、また、総面積カウンターが所定値以上になるとアラ
ームが鳴り、これに応じて実験に基き人為的に供給して
もよい。
【0022】このときの供給の方法としては、水洗槽上
部より必要浄化剤を滴下するよりもその攪拌効果をより
高めるため水洗槽中の水にそのまま供給するのがこのま
しい。とくに水洗槽の水面よりも、液中に溶けこませる
効果として4〜5cm以下の位置に入る方がこのましい。
【0023】上記の如く浄化剤を添加することにより、
所定の値、少なくとも排水基準を設定する値まで浄化さ
れた水洗水は排水手段3により少なくともその1部が排
水される。排水手段は例えば電磁弁を有し自動的に開閉
することができるが、浄化剤供給後自動的に弁が開くよ
うにしてもよいし、浄化剤供給又は浄化が確認された後
に自動的又は人為的に開き排水してもよい。
【0024】とくにこのとき前述したように浄化剤を規
定量一定濃度添加する場合、高濃度のものを少量滴下す
るよりも水等で希釈して一定量の容量のものを一気に送
り込んだ方が早く攪拌されこのましい。とりわけ希釈さ
れた状態では、水量が多くなる分自動的に汚染、浄化さ
れた水洗水の一部がそのままオーバーフロー排水となっ
て下水道に排水される。このときに浄化剤の添加は、一
箇所より水洗槽に送りこまれてもよいが、攪拌効果をよ
り高め内部の水の循環効果による汚染物質付着を防止す
るため数個のノズル噴射口によって噴射注入されること
が好ましい。とくにノズルの穴は2箇所以上で噴射効果
を高めるためポンプ圧にて送り込まれる方がとりわけ好
ましい。水洗槽底部に噴射器を置き穴より上方に向かっ
て注入する型のようなものはとくに効果的である。
【0025】なお本発明のごとく従来の溜水水洗型の節
水型自動現像機でおこりがちな汚れの付着は、循環配管
のない事とこの拡散効果をとり入れることで特に解消さ
れる。
【0026】これにより、自動現像機内の水質は常に一
定に保たれ水の入れ変えのために水洗槽が空になること
はなく作業効率上からとくに好ましいといえる。本発明
が適用される自動現像機の水洗手段としては、従来公知
の種々の水洗槽及び水洗方法を用いることが出来る。と
くに本発明においては、従来の自動現像機へ簡単に取付
け設置することですぐに実施することができる。この場
合、浄化剤供給手段、浄化剤そのものの設置スペースか
ら考えて自動現像機内に設置することがとくにこのまし
い。具体的には図1の機構はそのまま自動現像機内に吸
収されることがこのましい。
【0027】以上に述べた如く、本発明におけるように
浄化剤供給手段を設けて水洗水を再生利用することによ
り節水効率を増大させ、更に処理量の増大により生じる
汚染水洗水を浄化することにより排水処理を行なうとい
う考え方は本発明者等が鋭意研究の結果初めて見出した
ものであり従来技術には全く見られないものである。
【0028】本発明に適用しうるハロゲン化銀感光材料
は黒白感光材料であり、特に黒白ネガフィルム、黒白反
転フィルム、Xレイフィルム、複写用フィルム、印刷用
フィルム、グラビアフィルム、黒白ペーパー、電算写植
用ペーパー等が挙げられる。
【0029】また、本発明を適用する自動現像機の現像
部、定着部、乾燥部については従来公知の種々の方式全
てもちいることができる。
【0030】使用される黒白現像液には現像主薬として
ジヒドロキシベンゼン類と1−フェニル−3−ピラゾリ
ドン類の組合せが好ましく用いられる。勿論この他にp
−アミノフェノール系現像主薬を含んでもよい。
【0031】用いられるジヒドロキシベンゼン現像主薬
としてはハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロ
ムハイドロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチ
ルハイドロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノン、
2,5−ジクロロハイドロキノン、2,3−ジブロムハ
イドロキノン、2,5−ジメチルハイドロキノンなどが
あるが特にハイドロキノンが好ましい。
【0032】1−フェニル−3−ピラゾリドン又はその
誘導体の現像主薬としては1−フェニル−4,4−ジメ
チル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−
4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニ
ル−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドンな
どがある。
【0033】P−アミノフェノール系現像主薬としては
N−メチル−p−アミノフェノール、p−アミノフェノ
ール、N−(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノフェ
ノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリジン、2
−メチル−p−アミノフェノール、p−ベンジルアミノ
フェノール等があるが、N−メチル−p−アミノフェノ
ールが好ましい。
【0034】現像主薬は通常0.01モル/リットル〜1.2
モル/リットルの量で用いられるのが好ましい。
【0035】用いられる現像液のpHは9から13の範囲
のものが好ましい。更に好ましくはpH10から12の範囲
である。
【0036】pHの設定のために用いるアルカリ剤には
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリ
ウムの如きpH調節剤を含む。
【0037】特開昭61-28708号(ホウ酸塩)、特開昭60
-93439号(例えば、サッカロース、アセトオキシム、6
−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭酸塩などの緩衝剤
を用いてもよい。
【0038】上記成分以外に用いられる添加剤としては
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、
亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫
酸カリウム、ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなど
の亜硫酸塩;臭化ナトリウム、臭化カリウム、沃化カリ
ウムの如き現像抑制剤:エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ジメチルホル
ムアミド、メチルセロソルブ、ヘキシレングリコール、
エタノール、メタノールの如き有機溶剤:1−フェニル
−5−メルカプトテトラゾール、2−メルカプトベンツ
イミダゾール−5−スルホン酸ナトリウム塩等のメルカ
プト系化合物、5−ニトロインダゾール等のインダゾー
ル系化合物、5−メチルベンツトリアゾール等のベンツ
トリアゾール系化合物などのカブリ防止剤を含んでもよ
く、更に必要に応じて色調剤、界面活性剤、消泡剤、硬
水軟化剤、特開昭56-106244号記載のアミノ化合物など
を含んでもよい。
【0039】現像液に銀汚れ防止剤、例えば特開昭56-2
4347号に記載の化合物を用いることもできる。
【0040】用いられる現像液には、特開昭56-106244
号に記載のアルカノールアミンなどのアミノ化合物を用
いることができる。
【0041】この他L.F.A.メソン著「フォトグラ
フィック・プロセシン・ケミストリー」、フォーカル・
プレス刊(1966年)の226〜229頁、米国特許第2,193,01
5号、同2,592,364号、特開昭48-64933号などに記載のも
のを用いてもよい。
【0042】用いられる定着液はチオ硫酸塩を含む水溶
液であり、pH3.8以上、好ましくは4.2〜5.5を有する。
【0043】定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ
硫酸アンモニウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニ
ウムイオンとを必須成分とするものであり、定着速度の
点からチオ硫酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の
使用量は適宜変えることができ、一般には約0.1〜約6
モル/リットルである。
【0044】定着液には硬膜剤として作用する水溶性ア
ルミニウム塩を含んでも良く、それらには、例えば塩化
アルミニウム、硫酸アンモニウム、カリ明ばんなどがあ
る。
【0045】定着液には、酒石酸、クエン酸あるいはそ
れらの導体を単独で、あるいは2種以上、併用すること
ができる。これらの化合物に定着液1リットルにつき0.
005モル以上含むものが有効で、特に0.01モル/リット
ル〜0.03モル/リットルが特に有効である。
【0046】具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒
石酸ナトリウム、酒石酸カリウムナトリウム、クエン
酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸
リチウム、クエン酸アンモニウムなどがある。
【0047】定着液には所望により保恒剤(例えば、亜
硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硝
酸)、pH調整剤(例えば硫酸)、硬水軟化能のあるキ
レート剤や特願昭60-213562号記載の化合物を含むこと
ができる。
【0048】本発明で使用されるマット剤は有機又は無
機化合物の粉体である。具体的な有機化合物としてはポ
リメチルメタアクリレートのごとき水分散性ビニル重合
体、及びセルロースアセテートプロピオネート、澱粉な
どが用いられる。特にメチルメタアクリレート、グリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタアクリレートのごと
きアクリル酸エステルの単独重合体、又はこれらアクリ
ル酸エステル同志が他のビニルモノマーとの共重合体の
ごとき水分散性ビニル重合体の球形マット剤が好まし
い。無機化合物としては、ハロゲン化銀硫酸ストロンチ
ウムバリウム、炭酸カルシウム、二酸化ケイ素、酸化マ
グネシウム、中空シリカ(日本フィライト社製)、四フ
ッ化エチレン、酸化チタンなどが好ましく用いられる。
添加量は0.1mg/m2〜500mg/m2、好ましくは1mg/m2
200mg/m2である。
【0049】本発明においては、マット剤の平均粒径は
10μmより大きく50μm以下であることが肝要で、好まし
くは平均粒径は10μmより大きく30μm以下である。
【0050】ここでいうマット剤の平均粒径とはコール
ターカウンターで測定した体積平均粒径である。平均粒
径が10μm未満であると、搬送性が十分改良されないの
で好ましくなく、また50μmより大きくなると膜面から
マット剤が離れ易く、プロッター故障の原因となり好ま
しくない。また、マット剤の最大粒径も50μmを越えな
いことが好ましい。添加する層は、ゼラチン層との接着
を良くするための下引層、ハロゲン化銀乳剤層、乳剤保
護層、中間層、アンチハレーション層、フィルター層、
バッキング層、バッキング保護層のどこでもかまわない
がバッキング層側の層である。より好ましくは、バッキ
ングの保護層か又は該保護層の直下の層である。同粒径
のマット剤の場合、保護層の方が効果は大きいが、反面
マット剤が脱落し易くなる。使用粒径と、求める効果に
合わせていずれかを選択するのが最も良い方法である。
【0051】本発明においては、搬送性をさらに改良す
るためにいずれかの表面層にすべり剤あるいはその相当
物を併用するのが好ましい。
【0052】本発明に用いられる滑り剤の代表的なもの
としては例えば米国特許3,042,522号、英国特許955,061
号、米国特許3,080,317号、同4,004,927号、同4,047,95
8号、同3,489,567号、英国特許1,143,118号等特開昭60-
140341号に記載のシリコーン系滑り剤、米国特許2,454,
043号、同2,732,305号、同2,976,148号、同3,206,311
号、独国特許1,284,295号、同1,284,294号等に記載の高
級脂肪酸系、アルコール系、酸アミド系滑り剤、英国特
許1,263,722号、米国特許3,933,516号等に記載の金属石
けん、米国特許2,588,765号、同3,121,060号、英国特許
1,198,387号等に記載のエステル系、エーテル系滑り
剤、米国特許3,502,473号、同3,042,222号に記載のタウ
リン系滑り剤および含フッ素化合物の類等がある。
【0053】本発明におけるバッキング層に用いるバイ
ンダーにはゼラチンの他にセルロースアセテートのよう
なセルロースエステル誘導体及びポリアクリル酸エステ
ル、ポリスチレンのような合成ポリマーなどの疎水性ポ
リマーを主成分としたバインダーを用いることができ、
非感光性であって、一層構造かもしくは多層構造であっ
てもよいが、多層構造の場合には疎水性バインダーと滑
り剤は表面層に含有させることを特徴とする。本発明に
おける滑り剤とは、特に制限はなく物体表面に存在せし
めた時に、存在せしめない場合に比べて物体表面の滑り
摩擦係数を減少せしめる化合物であれば何でもよい。滑
り摩擦係数を減少せしめる化合物の選択は、化合物を溶
剤に溶解した後、トリ酢酸セルロースあるいはポリエチ
レンテレフタレートの基体上に約1mg〜500mg/m2の範
囲になるように塗布層を設け、その摩擦係数を測定する
方法によって選ぶことができる。
【0054】又、疎水性バインダーの中にも滑り摩擦係
数を減少せしめる化合物があるので、この場合には疎水
性バインダーが滑り剤を兼ねることができる。
【0055】本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳
剤は、酸性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得ら
れたものでもよく、粒径0.2μm以上、0.5μm以下が好ま
しい。
【0056】本発明の乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、粒子を形成する過程で水溶性ロジウム塩及び水溶
性イリジウム塩を添加し、粒子内部に及び/又は粒子表
面に包含させる。添加量としてはハロゲン化銀1モル当
り10-6〜10-9が好ましい。
【0057】ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一
なハロゲン化銀組成分布を有するものでも、粒子の内部
と表面層とでハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒
子であっても良く、潜像が主として表面に形成されるよ
うな粒子であっても、また主として粒子内部に形成され
るような粒子でもよい。
【0058】本発明に係るハロゲン化銀粒子の形状は任
意のものを用いることができる。好ましい1つの例は、
{100}面を結晶表面として有する立方体である。ま
た、米国特許4,183,756号、同4,225,666号、特開昭55-2
6589号、特公昭55-42737号等や、ザ・ジャーナル・オブ
・フォトグラフィック・サイエンス(J.Photgr.Sc
i.).21.39(1973)等の文献に記載された方法によ
り、8面体、14面体、12面体等の形状を有する粒子をつ
くり、これを用いることもできる。更に、双晶面を有す
る粒子を用いてもよい。
【0059】本発明に係るハロゲン化銀粒子は、単一の
形状からなる粒子を用いてもよいし、種々の形状の粒子
が混合されたものでもよい。
【0060】又、いかなる粒子サイズ分布を持つものを
用いてもよく、粒子サイズ分布の広い乳剤(多分散乳剤
と称する。)を用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い
乳剤(単分散乳剤と称する。)を単独又は数種類混合し
てもよい。又、多分散乳剤を混合してもよい。
【0061】ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種
以上のハロゲン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
【0062】本発明において、単分散乳剤が好ましい。
単分散乳剤中の単分散のハロゲン化銀粒子としては、平
均粒径rを中心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲ
ン化銀重量が、全ハロゲン化銀粒子重量の60%以上であ
るものが好ましく、特に好ましくは70%以上、更に好ま
しくは80%以上である。
【0063】ここに平均粒径rは、粒径riを有する粒子
の頻度niとri3との積ni×ri3が最大となるときの粒径ri
を定義する。(有効数字3桁、最小桁数字は四捨五入す
る。)ここで言う粒径とは、球状のハロゲン化銀粒子の
場合は、その直径、又球状以外の形状の粒子の場合は、
その投影像を周面積の円像に換算した時の直径である。
【0064】粒径は例えば該粒子を電子顕微鏡で1万倍
から5万倍に拡大して撮影し、そのプリント上の粒子直
径又は投影時の面積を実測することによって得ることが
できる。(測定粒子個数は無差別に1000個以上ある事と
する。)
【0065】本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤
は、数1によって定義した単分散度が20以下のものであ
り、更に好ましくは15以下のものである。
【0066】
【数1】 ここに平均粒径および粒径標準偏差は前記定義のriから
求めるものとする。単分散乳剤は特開昭54-48521号、同
58-49938号および同60-122935号公報等を参考にして得
ることができる。
【0067】感光性ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行
わないで、いわゆる未後熟(Primitive)乳剤のまま用
いることもできるが、通常は化学増感される。
【0068】化学増感のためには、前記Glafkidesまた
は、Zelikmanらの著書、あるいはH.Frieser編デ・
グルンドラーゲン・デル・フォトグラフィシェン・プロ
ツェセ・ミト・ジルベルハロゲニーデン(Die Grundl
agen der PhotographischenProzesse mit. Silberha
logeniden、Akademische Verlagsgesellschaft、196
8)に記載の方法を用いることができる。
【0069】即ち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化
合物や活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を
用いる還元増感法、金その他の貴金属化合物を用いる方
法を用いることができる。硫黄増感剤としては、チオ硫
酸塩、チオ尿素類、チアゾール類、ローダニン類、その
他の化合物を用いることができ、それらの具体例は、米
国特許1,574,944号、同2,410,689号、同2,278,947号、
同2,728,668号、同3,656,955号に記載されている。還元
増感剤としては、第一すず塩、アミン類、ヒドラジン誘
導体、ホルムアミジスルフィン酸、シラン化合物等を用
いることができ、それらの具体例は、米国特許2,487,85
0号、同2,419,974号、同2,518,698号、同2,983,609号、
同2,983,610号、同2,694,637号に記載されている。
【0070】貴金属増感のためには金錯塩のほか、白
金、イリジウム、パラジウム等の周期律表VII族の金属
の錯塩を用いることができ、その具体例は、米国特許2,
399,083号、同2,448,060号、英国特許618,061号等に記
載されている。
【0071】また、化学増感時のpH、pAg、温度等の
条件は特に制限はないが、pH値としては4〜9、特に
5〜8が好ましく、pAg値としては5〜11、特に7〜9
に保つのが好ましい。また温度としては、40〜90℃、特
に45〜75℃が好ましい。
【0072】本発明で用いる写真乳剤は、前述した硫黄
増感、金・硫黄増感の他、還元性物質を用いる還元増感
法:貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを併用する
こともできる。
【0073】感光性乳剤としては、前記乳剤を単独で用
いてもよく、二種以上の乳剤を混合して用いてもよい。
【0074】本発明の実施に際しては、上記のような粒
子形成および/または化学増感の終了後に、例えば4−
ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザ
インデン、5−メルカプト−1−フェニルテトラゾー
ル、2−メルカプトベンゾチアゾール等を始め、種々の
安定剤も使用できる。更に必要であればチオエーテル等
のハロゲン化銀溶剤、またはメルカプト基含有化合物や
増感色素のような抑制剤、増感剤、晶癖コントロール剤
を用いてもよい。
【0075】本発明の乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長
の終了後に不要な可溶性塩類を除去してもよいし、ある
いは含有させたままでもよい。該塩類を除去する場合に
は、リサーチ・ディスクロージャー17643号記載の方法
に基づいて行うことができる。
【0076】上記の写真乳剤は分光増感されていてもよ
いしされていなくてもよい。そのための添加物は既知の
全ての化合物が使用できる。また分光増感は粒子形成か
ら塗布直前のどこでもよい。
【0077】上記の写真乳剤には、ハロゲン化銀写真感
光材料の製造工程、保存中あるいは処理中の感度低下や
カブリの発生を防ぐために種々の化合物を添加すること
ができる。
【0078】使用できる化合物の一例は、K.Mees
著、ザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プ
ロセス(The Theory ofthe Photographic Proces
s、第3版、1966年)に原文献を挙げて記載されてい
る。
【0079】これらの更に詳しい具体例およびその他の
使用方法については、例えば米国特許3,954,474号、同
3,982,947号、同4,021,248号または特公昭52-28660号の
記載を参考にできる。
【0080】また、本発明のハロゲン化銀写真感光材料
は、写真構成層中に米国特許3,411,911号、同3,411,912
号、特公昭45-5331号等に記載のアルキルアクリレート
系ラテックスを含むことができる。
【0081】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に下記
各種添加剤を含んでもよい。増粘剤または可塑剤とし
て、例えば米国特許2,960,404号、特公昭43-4939号、西
独国出願公告1,904,604号、特開昭48-63715号、ベルギ
ー国特許762,833号、米国特許3,767,410号、ベルギー国
特許588,143号の各明細書に記載されている物質、例え
ばスチレン−マレイン酸ソーダ共重合体、デキストラン
サルフェート等、硬膜剤としては、アルデヒド系、エポ
キシ系、エチレンイミン系、活性ハロゲン系、ビニルス
ルホン系、イソシアネート系、スルホン酸エステル系、
カルボジイミド系、ムコクロル酸系、アシロイル系等の
各種硬膜剤、紫外線吸収剤としては、例えば米国特許3,
253,921号、英国特許1,309,349号の各明細書に記載され
ている化合物、特に2−(2′−ヒドロキシ−5−t−
ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3′−t−ブ
チル−5′−ブチルフェニル)−5−クロルベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−
t−ブチルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾール
等を挙げることができる。更に、塗布助剤、乳化剤、処
理液等に対する浸透性の改良剤、消泡剤あるいは感光材
料の種々の物理的性質をコントロールするために用いら
れる界面活性剤としては英国特許548,532号、同1,216,3
89号、米国特許2,026,202号、同3,514,293号、特公昭44
-26580号、同43-17922号、同43-17926号、同43-3166
号、同48-20785号、仏国特許202,588号、ベルギー国特
許773,459号、特開昭48-101118号等に記載されているア
ニオン性、カチオン性、非イオン性あるいは両性の化合
物を使用することができるが、これらのうち特にスルホ
ン基を有するアニオン界面活性剤、例えばコハク酸エス
テルスルホン化物、アルキルベンゼンスルホン化物等が
好ましい。また、帯電防止剤としては特公昭46-24159
号、特開昭48-89979号、米国特許2,882,157号、同2,97
2,535号、特開昭48-20785号、同48-43130号、同48-9039
1号、特公昭46-24159号、同46-39312号、同48-43809
号、特開昭47-33627号の各公報に記載されている化合物
がある。
【0082】写真乳剤塗布液のpHは5.3〜7.5の範囲で
あることが好ましい。多層塗布の場合は、それぞれの層
の塗布液を塗布量の比率で混合した塗布液のpHが上記
5.3〜7.5の範囲であることが好ましい。pHが5.3より小
さいと硬膜の進行がおそくて好ましくなく、pHが7.5よ
り大きいと写真性能に悪影響を及ぼすことがあり好まし
くない。
【0083】本発明の感光材料には更に目的に応じて種
々の添加剤を用いることができる。これらの添加剤は、
より詳しくは、リサーチ・ディスクロージャー(RD)
第176巻Item 17643(1978年12月)および同187巻Item
18716(1979年11月)に記載されており、その該当箇所
を下記に示す。
【0084】 添加剤種類 RD17643 RD18716 1.化学増感剤 23頁 648頁右欄 2.感度上昇剤 同上 3.分光増感剤 23〜24頁 648頁右欄〜 強色増感剤 649頁右欄 4.増白剤 24頁 5.かぶり防止剤 24〜25頁 649頁右欄 及び安定剤 6.光吸収剤、フィルター 25〜26頁 649頁右欄〜 染料、紫外線吸収剤 650頁左欄 7.ステイン防止剤 25頁右欄 650頁左〜右欄 8.色素画像安定剤 25頁 9.硬膜剤 26頁 651頁左欄 10.バインダー 26頁 同上 11.可塑剤・潤滑剤 27頁 650頁右欄 12.塗布助剤・表面活性剤 26〜27頁 同上 13.スタチック防止剤 27頁 同上
【0085】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の
写真処理は、特に制限はなく、各種の方法が使用でき
る。処理温度は、普通18℃から50℃の間に選ばれるが、
18℃よりも低い温度または50℃よりも高い温度としても
よい。
【0086】本発明に使用する黒白現像液に用いる現像
主薬には良好な性能を得やすい点で、ジヒドロキシベン
ゼン環(例えばハイドロキノン)、3−ピラゾリドン類
(例えば1−フェニル−3−ピラゾリドン)、アミノフ
ェノール類(例えばN−メチル−p−アミノフェノー
ル)等を単独もしくは組み合わせて用いることができ
る。
【0087】本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、ハ
ロゲン化銀溶剤としてイミダゾール類を含む現像液にて
処理することもできる。現像液には一般にこの他種々の
保恒剤、アルカリ剤、pH緩衝剤、カブリ防止剤等を含
み、更に必要に応じて溶解助剤、色調剤、現像促進剤、
界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、硬膜剤、粘性付与剤
等を含んでいてもよい。
【0088】また、いわゆる「リス型」の現像処理を行
うことができる。現像処理の特殊な形式としては、現像
主薬を感光材料中、例えば乳剤中に含み、感光材料をア
ルカリ水溶液で処理して現像を行わせる方法を用いても
よい。現像主薬のうち疎水性のものはリサーチ・ディス
クロージャー169号他に記載の方法で乳剤層中に含ませ
ることができる。このような現像処理は、チオシアン酸
塩による銀塩安定化処理と組み合わせてもよい。
【0089】定着液としては、一般に用いられる組成の
ものを用いることができる。定着液には、硬膜剤として
水溶性アルミニウム塩を含んでいてもよい。
【0090】本発明で用いられる写真乳剤に対する露光
は、化学増感の状態、使用目的等によって異なるが、タ
ングステン、蛍光灯、アーク灯、水銀灯、キセノン太陽
光、キセノンフラッシュ、陰極線管フライングスポッ
ト、レーザー光、電子線、X線、X線撮影時の蛍光スク
リーン等の多種の光源を適宜用いることができる。
【0091】露光時間は、1/1000〜100秒の通常の露光
の他、キセノンフラッシュ、陰極線管、レーザー光で
は、1/10-4〜1/10-9秒の短時間露光が適用できる。
【0092】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
【0093】(バッキング層用塗布液の調整)ゼラチン
500gを8リットルの水に溶解した後、下記化合物(イ)
で表される染料を1g添加し、さらに界面活性剤として
サポニンを20g、ポリマーラテックスとしてアクリル酸
ブチルと塩化ビニリデンの共重合体を20g、増粘剤とし
てスチレン−無水マレイン酸共重合体を2.5g添加し、マ
ット剤を表1に示すように添加して調整した。
【0094】
【化1】
【0095】(バッキング保護層用塗布液の調整)ゼラ
チン400gを600ミリリットルの水に溶解した後、マット
剤を表1に示すように添加し、延展剤として1−デシル
−2−(3−イソペンチル)サクシネート−2−スルホ
ン酸ソーダの1%水溶液を3g添加し、さらにすべり剤
を表1に示すように添加して調整した。
【0096】(乳剤層用塗布液の調整)反応釜の条件と
して60℃、pAg=8.0、pH=2に保ちつつダブルジェッ
ト法により平均粒径0.28μmの沃化銀2モル%を含む沃
臭化銀の単分散乳剤を得た。電子顕微鏡観察によれば、
双晶の発生率は個数で1%以下であった。この乳剤を種
晶として更に以下のように成長させた。
【0097】反応釜内にゼラチン水溶液を40℃に保ち、
上記種晶を溶解し更にアンモニア水と酢酸を加えてpH
=8.0に調整した。臭化カリウム水溶液にてpAg=9.0に
調整後、pAgを一定に保ちつつ、アンモニア性銀イオン
と臭化カリウムを含む溶液をダブルジェット法で添加
し、酢酸によりpHを8.0から7.0まで徐々に下げながら
成長させた。
【0098】臭化カリウム液と酢酸を用いてpH=6.0、
pAg=10.5として平均粒径0.35μm、沃化銀1モル%を
含む沃臭化銀乳剤を得た。
【0099】次に下記に示すように過剰塩を取り除く脱
塩工程を行った。
【0100】ハロゲン化銀乳剤溶液を40℃に保ち、下記
化合物(ロ)を加えてハロゲン化銀粒子を沈降せしめ、
上澄液を排出後に更に40℃の純水を加える。そして硫酸
マグネシウムを添加し再度ハロゲン化銀粒子を沈降せし
め上澄液を取り去る。これをもう一度繰り返しゼラチン
を加えpH=6.0、pAg=8.5の乳剤を得た。
【0101】
【化2】
【0102】以上のようにして得られた乳剤に下記のよ
うな化学熟成を夫々行った。
【0103】ハロゲン化銀乳剤を57℃まで昇温して1分
後に、下記化合物(ハ)の0.1%溶液をハロゲン化銀1
モル当たり7ml、又、その2分後に1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾールの0.5%溶液を11ml、更に2分
後0.2%塩化金酸溶液を1.4ml、更にその2分後に0.25%
チオ硫酸ナトリウム溶液1.3mlを加えた後、57℃で54分
間化学増感した。
【0104】化学増感終了時に6−メチル−4−ヒドロ
キシ−1,3,3a,7−テトラザインデンの1.2%溶
液240mlとゼラチン24.3gを加え、50℃までハロゲン化銀
乳剤の温度と徐々に下げながら下記化合物(ニ)の2%
溶液を36ml、50%のジエチレングルコール溶液を9ml加
えた。ハロゲン化銀乳剤の温度が50℃になったところ
で、下記化合物(ホ)の0.25%溶液を70ml添加し、50℃
で60分間保持した。次いで10%の炭酸ナトリウム溶液2
mlを加え40℃まで温度を下げた。
【0105】このようにして化学増感されたハロゲン化
銀乳剤に、下記化合物(ヘ)の5%溶液58ml、下記化合
物(ト)の10%溶液21ml、更に延展剤として20%サポニ
ン溶液30ml、下記化合物(チ)のポリマーラテックス10
0ml、増粘剤として下記化合物(リ)40mlを加えた。
【0106】さらに、1−フェニル−4−メチル−4−
ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドンの10%溶液を70ml
加えて乳剤層用塗布液を作成した。
【0107】尚、ハロゲン化銀乳剤中に加える添加剤は
全てハロゲン化銀1モル当たりの添加量である。
【0108】
【化3】
【0109】
【化4】
【0110】(乳剤保護層用塗布液の調整)ゼラチン50
0gの水溶液に臭化カリウム10gを添加し、下記化合物
(ヌ)を13g添加し、延展剤として1−デシル−2−
(3−イソペンチル)サクシネート−2−スルホン酸ソ
ーダの1%水溶液を4g添加し、マット剤として粒径3.8
μmのPMMAを50g/m2添加して調整した。
【0111】
【化5】
【0112】上記各塗布液を用いて、下引加工を施した
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートベース上の一
方に、バッキング層、バッキング保護層をそれぞれのゼ
ラチン付量が2g/m2、1g/m2となるように同時塗布
し、続いて他方に乳剤層、乳剤保護層を、乳剤層の銀量
が3.8g/m2、ゼラチン付量が1.5g/m2、乳剤層保護層の
ゼラチン付量が1.0g/m2となるように同時塗布した。
【0113】なお、乳剤保護層には、乳剤層側全ゼラチ
ンに対して、ゼラチン1g当り16mgのホルマリンを添加
し、バッキング保護層には、ゼラチン1g当り12mgのホ
ルマリンを添加した。
【0114】この様にして得られた試料を、440×610mm
のシート品に加工し、ファクシミリプロッターPT−50
3(松下電送社製)を使用し、23℃,80%RHの雰囲気
下で自動搬送し、搬送性の評価を行った。
【0115】搬送性は不良発生率で評価した。1.0%以
上の不良発生率では実用に耐えない。結果を表1に示
す。
【0116】
【表1】
【0117】
【化6】
【0118】続いて、以下のような実験を行った。 自動現像機:ファクシミリフィルム・ペーパー用処理機
器コニカオートマチックプロセッサーGR−26 現像液:コニカディベロッパータイプ 611 定着液:コニカフィキサータイプ 851 処理用のフィルムはのNo.4を440×610mm2のシートに
裁断して白光にて80%の黒化率になるよう曝射したもの
を使用した。
【0119】参考例1 まずコニカオートマチックプロセッサーGR−26への水
道水からの供給弁を断ち、約50リットル容積の塩化ビニ
ル製貯水槽に接続し、該貯水槽には40リットルの水を入
れ、合計62リットルの水が循環される状態にした。この
状態で前記のフィルムを連続処理した。連続処理の結
果、各処理枚数毎に水をサンプリングし、その水質の目
安としてヨウ素消費量を出した。その結果を図4に示し
た。
【0120】この結果より節水を行うためにどれだけの
浄化剤が必要かを確定するための実験を行った。
【0121】参考例2 感光材料の水洗水への定着液成分の持ち込みを想定し
て、水62リットルに定着液としてコニカフィクサー851
(コニカ(株)製)300cc500cc700ccを混入さ
せ、この各々に浄化剤として過酸化水素6%溶液を添加
することによって、混入定着液中のチオ硫酸成分に対し
ヨウ素消費量を規制基準値である220mg/リットル以下
まで減少させるに必要な浄化剤添加量を決定する代用テ
ストを行った。この結果を上記、、の場合につい
て図5に示す。ただし、ヨウ素消費量は下水道試験法に
もとづき試料をほぼ中性に調整した後、この試料に一定
量のヨウ素を1/100規定のチオ硫酸ナトリウム溶液で滴
定した。
【0122】図5より、3種の定着液濃度の水を各々22
0mg/リットル以下のヨウ素消費量に低下させるために
は過酸化水素をチオ硫酸アンモニウムに対し、モル比で
0.9〜1.25程度の範囲で添加すれば良いことが分かる。
同様に種々のチオ硫酸イオン濃度に対し、添加すべき過
酸化水素水の量も決定することができる。
【0123】参考例1と同様の条件で図3に示すように
設置した自動現像機と貯水槽(40リットル)を循環配管
5で結び総量62リットルの水を循環させた。またフィル
ム大全サイズ440×610mmにあたる処理面積ごとに図4及
び図5から換算して得られる規定量の過酸化水素水が、
供給手段7より、自動現像機GR−26の現像液の補充信
号をもらうことで随時貯水槽4中に送り込まれるように
した。この方法にて大全サイズフィルムを処理し、ヨウ
素消費量及びpH値を測定した結果を図6(図中A方式
参照)に示した。
【0124】以上の条件出しをして次の実験を行った。
【0125】参考例2と同様の条件で図1に示すように
設置した自動現像機にてフィルムを処理する。フィルム
大全サイズ440×610mm2にあたる処理面積ごとに図4及
び図5からえられる規定量の6%の過酸化水素水が自動
現像機の現像液の補充装置の補充作動信号をもらうこと
で随時水洗槽中に送り込まれる。送り込まれたのちオー
バーフローは排水口より排水される。この方法にて大全
サイズフィルムを連続135枚ずつ4ヶ月間処理し続け
た。そのときの各水質についてヨウ素消費量及びpH値
を測定した。その結果を図6(図中B方式)に示す。ま
た、水洗槽ラック内の汚れ及び循環配管の汚れについて
評価を行った結果を以下に示す。ここでは循環配管をも
つ図3の方式をA方式とし、図1の方式をB方式とし
て、汚れ等の発生具合よりメンテナンス性についての差
と、作成した試料No.5,10,16,25,27及び30のフィ
ルムを通したときの各フィルムの汚れぐあいを見ること
にした。
【0126】なお、比較のために浄化装置の付いていな
い同種の新しい自動現像機を使い、同じ枚数のフィルム
を、一般の使用条件で処理した。結果を表2および表3
に示す。
【0127】
【表2】
【0128】
【表3】
【0129】以上の結果よりA方式B方式ともに3ヶ月
以上の稼働をくりかえすことで若干の汚れが自現機水洗
槽内底部に少しずつ付着してくる。だがA方式は特に循
環部にも同じように汚れが付着してくることが認められ
B方式に比べ循環配管の汚れの影響で徐々に循環量が低
減していく。この事実からB方式は自現機水洗槽内を簡
単に水洗いを行う事で充分なメンテナンスがとれるがA
方式では少くとも上記の結果からB方式に比べ1〜2ヶ
月間は、早目に清掃等のメンテナンスの必要が出てくる
事が予想される。これよりA方式に比べB方式がメンテ
ナンス性において数倍すぐれていることがわかる。ま
た、フィルムの汚れぐあいの悪い大粒径マット剤使用の
感材も汚れが大巾に少なくなることがわかる。
【0130】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればプロッター搬送性がよく、フィルム汚染が少なくな
るのみならず、高い節水性とメンテナンスフリー化を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を模式的に示す概略図
である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を模式的に示す概略
図である。
【図3】従来例の構成を模式的に示す概略図である。
【図4】連続処理枚数とヨウ素消費量との関係を示す図
である。
【図5】過酸化水素添加量とヨウ素消費量との関係を示
す図である。
【図6】本発明方式と従来方式における連続処理枚数と
pHもしくはヨウ素消費量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 水洗槽(手段) 2 浄化剤供給手段 3 排水手段 4 貯水槽 5 循環配管(手段) 6 排水手段 7 浄化剤供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守屋 友伸 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の一方の側に少なくとも1層のハ
    ロゲン化銀乳剤層を、他方の側にバッキング層を有する
    ハロゲン化銀写真感光材料を少なくとも現像部、定着部
    及び水洗部からなる自動現像機にて処理を行う方法にお
    いて、該ハロゲン化銀写真感光材料がその構成層の少な
    くとも1層に平均粒径10μ以上のマット剤を含有し、且
    つ該自動現像機が水洗水を再生しながら処理するための
    再生手段と、該水洗水の汚染濃度が所定値を越える場合
    前記水洗部に浄化剤を供給する浄化剤供給手段、および
    浄化剤を供給後に前記水洗部内の水洗水の少なくとも一
    部を排水せしめる排水手段の全てを有する水洗水再生浄
    化装置を備えていることを特徴とするハロゲン化銀写真
    感光材料の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記再生手段が前記浄化剤供給手段を兼
    ねる請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記再生手段として酸化剤を用いる請求
    項1または2記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記酸化剤として過酸化水素水を用いる
    請求項3記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
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