JP3476531B2 - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法Info
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Description
含む自動現像機によりハロゲン化銀写真感光材料を処理
する方法において、良好な写真性能が得られ、単位面積
当たりの感材処理に必要な処理液量と廃液量を削減し、
同時に自動現像機内の定着槽の汚れを改善し、作業環境
を快適に保つ方法に関する。
下、感材と記す)の自動現像機による写真処理は、現
像、定着、水洗の各機能を有する処理液を用いた工程を
組み合わせ行われている。特に現像、定着の各工程は、
液の劣化や処理安定性を補償するためにある補充量を設
定しているが、補充量が多いとそれだけ補充液の交換サ
イクルが早くなり、ユーザーのメンテナンス負荷とな
る。また補充によって生ずる廃液の量も大きくなるため
それを溜めておくだけのスペースが必要である。一方、
一般的に写真処理液には環境上好ましくない成分が含ま
れており、時として揮発成分が強い臭気を放つこともあ
り、改善が求められていた。上述したように補充量の問
題、作業環境上の臭気の問題は今後の写真処理システム
を考えていく上で改善すべき重要な課題である。
ると、定着の補充量を極限まで低減していったときに問
題となるのは、感材一枚あたりに定着槽に持ち込まれる
現像液の量が、一枚あたりの定着の補充量に対して無視
できない量となることである。発明者らが実際に10×
12inchの感材1枚(以下、4ツ切サイズと記す)あた
り5〜15mlの補充量でランニング実験したところ、従
来の補充量(4ツ切サイズあたり)25〜50mlでは起
こり得なかった定着槽の銀汚れが起こり、深刻な場合に
は析出した銀が感材に付着し、定着ぬけ不良を引き起こ
した。これは感材によって定着槽へ現像液が持ち込まれ
たために、定着液のpHが上昇し残留現像主薬によって
溶解銀イオンが還元されたものと判明した。感材処理シ
ステムの補充液の低減化(無補充化を含めて)を実現す
る上で定着槽の銀汚れの防止は避けられない課題であ
る。
必要な処理液量と廃液量を削減し、同時に処理液の臭気
が少なく、自動現像機内の定着槽の汚れを防止する自動
現像機による感材処理方法を提供するものである。
の方法によって達成された。 A. 本発明の上記目的は、アスペクト比3以上20未
満の平板状乳剤を含有するハロゲン化銀感光材料を現像
液および定着液を補充しながら自動現像機で処理する方
法において、定着液の補充量が該感光材料775cm2 あ
たり15ミリリットル以下であり、且つ定着液中に亜硫
酸イオンが、1リットルあたり0.3モル以上含有され
ている事を特徴とするハロゲン化銀感光材料の処理方
法。 B. 現像処理液の現像主薬が一般式(I)で表される
レダクトン類であることを特徴とするAの範囲のハロゲ
ン化銀感光材料の処理方法。一般式(I)
nは1から4の整数である。 C. 現像処理液中に炭酸イオンが1リットルあたり
0.2モル以上含有されていることを特徴とするBの範
囲のハロゲン化銀感光材料の処理方法。 D. 定着液のpHが5.0以上、6.5以下の範囲で
ハロゲン化銀感光材料が定着処理されることを特徴とす
るCの範囲のハロゲン化銀感光材料の処理方法。
硫酸イオンはリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、
などのアルカリ金属塩の形態で定着液に使用できる。特
に重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸水素ナトリウムの形態
で含有されることが好ましい。定着液中の亜硫酸塩濃度
は0.3モル/リットル以上が良いが、特に0.3モル
/リットル以上、1.0モル/リットル以下が好まし
く、0.4モル/リットル以上、0.8モル/リットル
以下が最も好ましい。定着液の補充量は無補充から15
ミリリットル/4ツサイズまでが好ましいが、さらに5
ミリリットル/4ツサイズから10ミリリットル/4ツ
サイズまでが本技術に最も好ましい態様である。本発明
に用いる定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり、定着
液のpHは5.0〜6.5の範囲で感材が定着処理され
ることが好ましく、pH5.2〜6.2の範囲がより好
ましい。特にpH5.0以上では定着液の亜硫酸臭がな
く、作業環境に適している。
問題を考えたときに好ましい。定着剤の使用量は適宜変
えることができ、定着液には硬膜剤として作用する水溶
性アルミニウム塩を含まないほうが好ましい。定着液に
は酒石酸、クエン酸、グルコン酸、マレイン酸あるいは
それらの誘導体を単独であるいは2種以上用いることが
できる。本発明の処理方法として定着促進のために特開
平1−4739号、特開平3−101728号に記載の
方法を用いることができる。
ヒドロキシベンゼン類、アミノフェノール類、フェニレ
ンジアミン類が好ましく、レダクトン類はさらに好まし
い。ヒドロキシベンゼン類の中でも特にハイドロキノン
は好ましく用いられる。現像液の補充量は無補充から1
5ミリリットル/4ツサイズまでが好ましいが、さらに
5ミリリットル/4ツサイズから10ミリリットル/4
ツサイズまでが本技術に最も好ましい態様である。
いられるレダクトン類は、エンジオール型(Endiol)、
エナミノール型(Enaminol)、エンジアミン型(Endiam
in)、チオールエノール型(Thiol-Enol)およびエナミ
ン−チオール型(Enamin-Thiol)が化合物として一般に
知られている。これらの化合物の例は米国特許第2,6
88,549号、特開昭62−237443号などに記
載されている。これらのレダクトン類の合成法もよく知
られており、例えば野村次男と大村浩久共著「レダクト
ンの化学」(内田老鶴圃新社1969年)に記載に述べ
られている。次に本発明に用いられるレダクトン類の特
に好ましい具体例をあげる。
ム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩
の形でも使用できる。これらのレダクトン類は、現像液
1リットル当り1〜100g、好ましくは5〜80g用
いるのが好ましい。
有する現像液は、一般式(II)であらわされる3−ピラ
ゾリドン系化合物を含有していることが望ましい。一般
式(II)
5 は互いに同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素
原子、置換又は無置換の炭素数1〜4のアルキル基、ア
リール基、アラルキル基を表わす。
としては、1−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェ
ニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−フェ
ニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4,4−ジヒドロキシメチル−
3−ピラゾリドン、1−フェニル−5−メチル−3−ピ
ラゾリドン、1−p−アミノフェニル−4,4−ジメチ
ル−3−ピラゾリドン、1−p−トリル−4,4−ジメ
チル−3−ピラゾリドン、1−p−トリル−4−メチル
−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドンなどがあ
る。3−ピラゾリドン系化合物は通常0.001モル/
リットル〜1.2モル/リットルの量で用いられるのが
好ましい。
ン類の中では、アスコルビン酸またはその光学異性体で
あるエリソルビン酸が最も優れている。これらのレダク
トン類による現像液では、炭酸塩を0.2モル/リット
ル以上0.8モル/リットル未満含有していることが好
ましい。特に0.3モル/リットル以上0.6モル/リ
ットル未満の炭酸塩をアスコルビン酸またはエリソルビ
ン酸現像液に使用することが廃液削減のために好まし
い。
一般式(III) または(IV)であらわされる化合物を使用
することが、低補充化を達成する上でより好ましい。一
般式(III)
は炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基をあらわ
す。R3 、R4 は各々、水素原子または炭素数1〜3の
アルキル基をあらわす。mは0、1、または2である。
R5 はヒドロキシル基、アミノ基、または炭素数1〜3
のアルキル基をあらわす。Mは水素原子、アルカリ金属
原子、またはアンモニウム基をあらわし、Xは水素原
子、炭素数1〜3のアルキル基、スルホニル基、アミノ
基、アシルアミノ基、ジメチルアミノ基、アルキルスル
ホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基をあらわ
す。一般式(III)の好ましい化合物例としては、以下の
ものがあげられる。
以下のものがあげられる。
液(使用液)における好ましい濃度は0.01ミリモル
〜50ミリモル/リットル、より好ましくは0.05ミ
リモル〜10ミリモル/リットル、特に0.1ミリモル
〜5ミリモル/リットルである。
(V)および(VI)の化合物を使用することもできる。
一般式(V)
基、アリール基、アラルキル基、ヒドロキシ基、メルカ
プト基、カルボキシ基、スルホ基、ホスホノ基、ニトロ
基、シアノ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、ス
ルファモイル基又はアルコキシ基を表わし、R1 、R2
の炭素数の和は2〜20である。またR1 、R2 が連結
して飽和の環構造を形成しても良い。一般式(VI)
す。M1 は水素原子又はアルカリ金属原子を表わし、M
2 は水素原子、アルカリ金属原子又はアンモニウム基を
表わす。一般式(V)で表わされる本発明の化合物の具
体例を示すが、本発明の範囲はこの化合物に限定される
ものではない。
を示すが、本発明の範囲はこの化合物に限定されるもの
ではない。
の化合物の現像液(使用液)における好ましい濃度は
0.01ミリモル〜50ミリモル/リットル、より好ま
しくは0.05ミリモル〜10ミリモル/リットル、特
に好ましくは0.1ミリモル〜5ミリモル/リットルで
ある。
も有効な方法は一般式(III) または(IV)の化合物と一
般式(V)または(VI)の化合物を併用するのが好まし
い。一般式(III) または(IV)の化合物の現像液(使用
液)における添加量(モル/リットル)と、一般式
(V)または(VI)の化合物の添加量(モル/リット
ル)の比は、100:1〜1:1の範囲、好ましくは5
0:1〜2:1の範囲、特に30:1〜5:1の範囲で
あることが良い。一般式(III) 〜(VI)の化合物の現像
液(使用液)における好ましい濃度は、それらの総量と
して0.05〜10ミリモル/リットル、特に好ましく
は0.1ミリモル〜5ミリモル/リットルである。
にアミノ化合物を含有してもよい。特に特開昭50−1
06244号、特開昭61−267759号、特開平2
−208652号に記載のアミノ化合物を用いてもよ
い。
制剤;ジメチルホルムアミド、メチルセロソルブ、ヘキ
シレングリコール、エタノール、メタノールの如き有機
溶剤;ベンツトリアゾール誘導体としては5−メチルベ
ンツトリアゾル、5−ブロムベンツトリアゾール、5−
クロルベンツトリアゾール、5−ブチルベンツトリアゾ
ール、ベンツトリアゾール等があるが特に5−メチルベ
ンツトリアゾールが好ましい。ニトロインダゾールとし
ては5ニトロインダゾール、6−ニトロインダゾール、
4ニトロインダゾール、7ニトロインダゾール、3シア
ノ−5−ニトロインダゾール等があるが特に5−ニトロ
インダゾールが好ましい。更に必要に応じて色調剤、界
面活性剤、硬水軟化剤、硬膜剤などを含んでもよい。
アミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸、ジアミノプロ
パン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレ
ンジアミン三酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、エチ
レンジアミン二酢酸、エチレンジアミン二プロピオン
酸、イミノ二酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ヒド
ロキシエチルイミノ二酢酸、1,3−ジアミノプロパノ
ール四酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、トランス
シクロヘキサンジアミン四酢酸、エチレンジアミン四酢
酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、エチレンジア
ミンテトラキスメチレンホスホン酸、ジエチレントリア
ミンペンタメチレンホスホン酸、ニトリロトリメチレン
ホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホ
スホン酸、1,1−ジホスホノエタン−2−カルボン
酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン
酸、1−ヒドロキシ−1−ホスホノプロパン−1,3,
3−トリカルボン酸、カテコール−3,4−ジスルホン
酸、ピロリン酸ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウ
ム、ヘキサメタリン酸ナトリウムが挙げられ、特に好ま
しくは例えばジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレ
ンテトラミン六酢酸、1,3−ジアミノプロパノール四
酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシ
エチルエチレンジアミン三酢酸、2−ホスホノブタン−
1,2,4−トリカルボン酸、1,1−ジホスホノエタ
ン−2−カルボン酸、ニトリロトリメチレンホスホン
酸、エチレンジアミンテトラホスホン酸、ジエチレント
リアミンペンタホスホン酸、1−ヒドロキシプロピリデ
ン−1,1−ジホスホン酸、1−アミノエチリデン−
1,1−ジホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−
1,1−ジホスホン酸やこれらの塩がある。
での範囲のものが好ましい。さらに好ましくはpH9か
ら10.5までの範囲である。pHの設定のために用い
るアルカリ剤には水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第三リン酸ナトリウ
ム、第三リン酸カリウムのようなpH調節剤を含む。そ
れ以外に特開昭60−93433号に記載のpH緩衝剤
を用いることができる。米国特許第5236816に記
載の炭酸塩によるpH緩衝作用は特に有効であり、本発
明でも0.2モル/リットル以上0.8モル/リットル
未満、特に0.3モル/リットル以上0.5モル/リッ
トル未満添加することが好ましい。本発明の現像液に用
いる亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモニウム、重
亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウムなどがある。
亜硫酸塩は0.01モル/リットル以上、特に0.02
モル/リットル以上が好ましい。また、上限は2.5モ
ル/リットルまでとするのが好ましい。この他 L.F.A.
メイソン著「フォトグラフィック・プロセシング・ケミ
ストリー」、フォーカル・プレス刊(1966年)の2
26〜229頁、米国特許第2,193,015号、同
2,592,364号、特開昭48−64933号など
に記載のものを用いてもよい。
て、ホウ酸化合物(例えばホウ酸、ホウ砂)を用いる事
が多いが、本発明のレダクトン類含有現像液中には、ホ
ウ酸化合物を実質的に含有しない事が好ましい。
ン化銀写真感光材料について説明する。本発明の写真感
光材料の感度については、前述の通りであるが、写真感
光材料に含有される銀量は、支持体の両側の合計として
3.0g/m2以下である必要がある。感材中の銀量が
3.0g/m2より多いと、本発明の目的である環境負荷
の低減が達成されなくなる。支持体の両側に含有される
銀量の合計は、好ましくは2.6g/m2以下、特に2.
4g/m2以下であることがより好ましい。
化銀乳剤層以外に親水性コロイド層を有することがで
き、公知の方法に準じて表面保護層を設けることが好ま
しい。乳剤層を含む親水性コロイド層を有する側のゼラ
チン量は2.0g/m2以上3.2g/m2未満の範囲にあ
ることが好ましく、特に2.2g/m2以上3.0g/m2
未満の範囲に設定されることが望ましい。本発明の感材
のメルティング・タイムは20分以上100分以下に設
定されていることが好ましい。本発明書でいうメルティ
ング・タイムの測定方法は特開昭63−221341号
に記載の方法に従う。また、本発明の写真感光材料の親
水性コロイド層は、公知の硬膜剤により水中での膨潤率
が100%以上300%未満、特に150%以上250
%以下に設定されていることが好ましい。本発明でいう
膨潤率とは特開昭58−111933号に記載されてい
るのと同一の定義によるものである。
する。乳剤中のハロゲン化銀粒子は立方体、八面体のよ
うな規則的な結晶形を有するものでもよく、球状、板
状、じゃがいも状のような不規則な結晶形を有するもの
でもよく、種々の結晶形の粒子の混合からなりたってい
てもよい。本発明のハロゲン化銀粒子の組成としては、
沃臭化銀、臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀、沃塩化銀、
塩化銀のいずれであってもよいが、高感度で迅速処理性
にすぐれるという観点から沃化銀含量が0.6モル%以
下の沃臭化銀、塩化銀含量が20モル%以上100モル
%未満、特に50モル%以上99モル%未満の沃臭塩化
銀、塩臭化銀であることが望ましい。
い態様である。単分散乳剤の製法は公知であり例えば
J. Photo. Sci.12,242〜251(1963)、
特公昭48−36890号、特公昭52−16364
号、特開昭55−142329号、特開昭57−179
835号などに記載されている技術を適宜利用しうる。
本発明の乳剤はコア・シェル型乳剤であってもよい。コ
ア・シェル型乳剤に関しては特開昭54−48521号
などにより公知である。
れる。平板粒子に関しては、RESEARCH DISCLOSURE 22
5巻 Item 22534、20〜58、1月号(198
3)および特開昭58−127921号、特開昭58−
113926号、特開昭58−113927号、特開昭
58−113928号、米国特許第4439520号を
参照することができる。
3〜2.0μm、特に0.5〜1.2μmであることが
好ましい。粒子の厚みは0.05〜0.3μm、特に
0.1〜0.25μmの粒子が好ましく、アスペクト比
としては3以上20未満、特に5以上12未満のものが
好ましい。平板状粒子の中でも単分散平板粒子はとりわ
け有用な粒子である。本発明でいう単分散平板粒子の構
造および製造方法の詳細は特開昭63−151618
号、特開平1−158426号の記載に従う。
剤として、最も好ましいのは塩臭化銀および/または塩
化銀平板乳剤である。塩臭化銀および/または塩化銀平
板乳剤には、晶壁として主に(111)面を有する乳剤
と、主に(100)面を有する乳剤とが知られている。
(111)塩臭化銀平板乳剤としては、特公昭64−8
325、同64−8326、特開昭62−11193
6、特開昭62−163046などが公知である。一
方、(100)塩臭化銀平板としては、特開昭51−8
8017、特公昭64−8323、EP特許05343
95A1などに記載されている。しかし、粒子サイズ分
布が狭く高感度であるという理由で特願平5−2872
26および特願平5−271057に記載の技術が特に
望ましく、特願平5−316677にあるような(10
0)塩化銀平板粒子とアスコルビン酸現像処理の組み合
わせも好ましい態様である。
しては、特に制限はなく例えば以下の該当箇所に記載の
ものを用いることができる。 項 目 該 当 箇 所 1)化学増感方法 特開平2−68539号公報第10頁右上欄13行目か ら同左上欄16行目、特願平3−105035号。 2)カブリ防止剤 特開平2−68539号公報第10頁左下欄17行目か および安定剤 ら同第11頁左上欄7行目および同第3頁左下欄2行目 から同第4頁左下欄。 3)色調改良剤 特開昭62−276539号公報第2頁左下欄7行目か ら同第10頁左下欄20行目、特開平3−94249号 公報第6頁左下欄15行目から第11頁右上欄19行目 。 4)分光増感色素 特開平2−68539号公報第4頁右下欄4行目から同 第8頁右下欄。 5)界面活性剤 特開平2−68539号公報第11頁左上欄14行目か 帯電防止剤 ら同第12頁左上欄9行目。 6)マット剤、滑り剤 特開平2−68539号公報第12頁左上欄10行目か 可塑剤 ら同右上欄10行目、同第14頁左下欄10行目から同 右下欄1行目。 7)親水性コロイド 特開平2−68539号公報第12頁右上欄11行目か ら同左下欄16行目。 8)硬膜剤 特開平2−68539号公報第12頁左下欄17行目か ら同第13頁右上欄6行目。 9)クロスオーバー 特開平2−264944号公報第4頁右上欄20行目か カット法 ら同第14頁右上欄。 10)染料、媒染剤 特開平2−68539号公報第13頁左下欄1行目から 同第14頁左下欄9行目。同3−24537号公報第1 4頁左下欄から同第16頁右下欄。 11)ポリヒドロキシ 特開平3−39948号公報第11頁左上欄から同第1 ベンゼン類 2頁左下欄、EP特許第452772A号公報。
るが、本発明の実施態様はこれに限定されるものではな
い。 実施例1 乳剤Aの調製 反応容器にゼラチン水溶液1200ml(メチオニン含率
が約40μモル/gの脱イオン化アルカリ処理骨ゼラチ
ン18gを含み、pH4.3)を入れ、温度を38℃に
保ちながらAg−1液(100ml中にAgNO3 20
g、該ゼラチン0.8g、HNO3 lN液0.2mlを含
む)とX−1液(100ml中にNaCl6.9g、該ゼ
ラチン0.8g、NaOHlN液0.3mlを含む)を2
4ml/分で12mlだけ同時混合添加した。2分間攪拌し
た後、Ag−2液(100ml中にAgNO3 を2g、該
ゼラチン0.8g、HNO3 lN液0.2mlを含む)と
X−2液(100ml中にKBr 1.4g、該ゼラチン
0.8g、NaOHlN液0.2mlを含む)を31ml/
分で20mlだけ同時混合添加した。2分間攪拌した後、
Ag−1液とX−1液を48ml/分で36mlだけ同時混
合添加した。NaCl−1液(100ml中にNaCl
10gを含む)を20ml加え、pHを4.8とし、温度
を75℃に昇温した。20分間熟成した後、温度を60
℃に下げ、pHを5.0とした後、銀電位130mVでA
g−3液(100ml中にAgNO3 10gを含む)とX
−3液(100ml中にNaCl 3.6gを含む)をC.
D.J.(controlled double jet)添加した。添加開始時の
流量は7ml/分で1分間に0.1ml/分ずつ流量を加速
添加し、Ag−3液を400ml添加した。引き続いて平
均粒子サイズ0.04μmのAgBr微粒子0.059
モルを5分間かけて添加した。その後、2Nのチオシア
ン酸カリウム溶液を8.5cc添加して粒子形成を終了し
た。得られた粒子は(100)面を主表面とする長方形
〜正方形の形をした平板状粒子で、臭化銀含有量が1
7.3モル%の高塩化銀粒子であった。
降水洗し、ゼラチン水溶液を加え、38℃でpH6.
2、pCl 3.0に調節した。該乳剤の一部を採取
し、該粒子の電子顕微鏡写真像を観察した。該粒子の形
状特性値は次の通りであった。(アスペクト比2以上の
(100)平板状粒子の全投影面積/全AgX粒子の投
影面積和)=0.91、アスペクト比2以上の(10
0)平板状粒子の平均アスペクト比(平均直径/平均厚
さ)=3.7、アスペクト比2以上の(100)平板状
粒子の平均直径=0.75μm、(アスペクト比2以上
でエッジ比1〜1.4の(100)平板状粒子の全投影
面積和/全AgX粒子の投影面積の和)=0.86、
(アスペクト比2以上の(100)平板状粒子を大きい
方から全投影面積の70%までを取り出した時、その粒
子の直径分布の変動係数)=0.055、平均厚さ=
0.21μm。
去した。再び40℃に昇温してゼラチン7.5g、フェ
ノキシエタノール0.6gおよび増粘剤としてポリスチ
レンスルフォン酸ナトリウム0.2gを添加し、苛性ソ
ーダにてpH6.2、pAg7.8に調節した。この様
にして作成した乳剤を、攪拌しながら58℃に保った状
態でチオスルフォン酸化合物−Iを1×10-5モル/モ
ルAg添加し、次に引き続き増感色素−Iを8×10-4
モル/モルAg添加した。
塩化金酸およびチオシアン酸カリウムを添加し、最適に
化学増感を行なったあと35℃に冷却し、本発明の乳剤
Aを作製した。
方法でボールミル処理した。
活性剤(TX−200)の6.7%水溶液791mlとを
2リットルのボールミルに入れた。染料20gをこの溶
液に添加した。酸化ジルコニウム(ZrO2)のビーズ4
00ml(2mm径)を添加し、内容物を4日間粉砕した。
この後、12.5%ゼラチン160gを添加した。脱泡
したのち、濾過によりZrO2 ビーズを除去した。得ら
れた染料分散物を観察したところ、粉砕された染料の粒
径は直径0.05〜1.15μmにかけての広い分野を
有していて、平均粒径は0.37μmであった。さら
に、遠心分離操作をおこなうことで0.9μm以上の大
きさの染料粒子を除去した。こうして染料分散物Aを得
た。
チレンテレフタレートフィルム上にコロナ放電処理をお
こない、下記の組成より成る第1下塗液を塗布量が4.
9cc/m2となるようにワイヤーバーコーターにより塗布
し、185℃にて1分間乾燥した。次に反対面にも同様
にして第1下塗層を設けた。 ・ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固形分40%ブタジエン/スチレン重量比=31〜69) 158cc ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナトリウム 塩4%溶液 41cc ・蒸留水 300cc 上記の両面の第1下塗層上に下記の組成からなる第2の
下塗層を塗布量が下記に記載の量となるように片側ず
つ、両面にワイヤー・バーコーター方式により165℃
で塗布、乾燥した。 ・ゼラチン 160mg/m2 ・染料分散物A(染料固形分として) 8mg/m2 ・C12H25O(CH2CH2O)10H 1.8mg/m2 ・プロキセル 0.27mg/m2 ・マット剤 平均粒径2.5μmのポリメチルメタクリレート2.5mg/m2 このようにして、クロスオーバーカット層を含む支持体
を調製した。
て塗布液とした。 ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4−ジエチルアミノ −1,3,5−トリアジン 72mg ・デキストラン(平均分子量3.9万) 18.5g ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 1.8g ・ゼラチン 各塗布試料について、乳剤層のゼラチン塗布量 が1.6g/m2となるように添加量を調整した。 ・硬膜剤 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 3.2g
に調製準備した。 保護層塗布液 ・ゼラチン 800g ・デキストラン(平均分子量3.9万) 200g ・C16H33O(CH2 CH2 O)10H 39g ・C8F17SO2N(C3H7)(CH2CH2O)4(CH2)SO3Na 1.6g ・C8 F17SO3 K 7g ・ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒径3.7μm) 91g ・プロキセル 0.7g ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量4.1万) 45g ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 3g ・NaOH 1.6g ・C8H17C6H4(OCH2CH2)3SO3Na 24g
し出し法により前述の支持体Xの両面に同一条件で逐次
塗布した。なお保護層のゼラチン量は0.75g/m2に
した。塗布銀量は、支持体の片側あたり1.2g/m
2(両面2.4g/m2)となるように調整した。こうし
て写真材料を調製完了した。得られた写真材料に関し
て、特開昭58−11193号記載の手段と定義にした
がって膨潤率を測定したところ、180%であった。
800Aを用いて、処理時間210秒で処理した。ラン
ニング条件は前述した写真材料を1日あたり4ツ切サイ
ズ40枚処理し、週5日運転で4週間ランニングを行っ
た。現像温度、定着温度は共に35℃で1日8時間運転
した。該写真材料の露光は黒化率40%に設定した。現
像液は下記の組成とした。使用にあたっては、この組成
を希釈することなくそのまま補充した。補充量は4ツ2
0枚に対して100mlとした。
に調整した。定着液は下記の組成とした。使用にあたっ
ては、この組成を希釈することなくそのまま補充した。
補充量は表−1に記載したとうりである。補充は4ツ2
0枚あたり1回とした。 定着液(1リットル処方) エチレンジアミン4酢酸 25mg チオ硫酸ナトリウム 290g 重亜硫酸ナトリウム (表−1中に亜硫酸イオン濃度として記載) NaOH 2.4g 液のpH、補充量は表−1に記載した。
無い』、△が『汚れはあるが銀が沈殿していない』、×
は『銀が沈殿している』、と分類した。○〜△が処理シ
ステムとして許容されるレベルである。
ソスクリーンHG−Mを使用して両側から0.05秒の
露光を与え、感度の評価を行った。感度評価用の写真材
料の処理は、各処理液ごとにランニング前とランニング
終了後の2回にわたり行われ、処理実験1でのランニン
グ前の処理によって得られた感度を100として、濃度
1.0を与える露光量の比の逆数で示した。上記定着銀
汚れと写真性能の評価結果を表−2にまとめた。
下に低補充化していくと、感材が定着槽に持ち込む現像
液の混入のために銀汚れが生じた。本発明例5〜6は亜
硫酸イオン濃度が0.35モル/リットルであるため、
10mlまで低補充化しても銀汚れは許容される程度であ
った。また5mlまで低補充化した場合、本発明8のよう
に現像液の現像主薬をハイドロキノンからL−アスコル
ビン酸に置換すると定着槽の銀汚れが非常に良いレベル
に保たれ、ランニング前後の写真性能が著しく向上し
た。本発明9、10のように現像液の炭酸塩濃度を低減
すると、写真性能の優位性が失われるものの満足できる
写真性と銀汚れのレベルであった。本発明7〜10の定
着液は初期pHが5.2であり、定着液の亜硫酸臭がほ
ぼなくなった。なお、ランニングの結果、本発明例5〜
10のランニング後の定着液pHは5.5〜6.5の範
囲であった。
Claims (5)
- 【請求項1】アスペクト比3以上20未満の平板状乳剤
を含有する層を支持体の両面に有するハロゲン化銀感光
材料を、現像液および定着液を補充しながら自動現像機
で処理する方法において、定着液の補充量が、775c
m2の前記感光材料あたり15ミリリットル以下であ
り、前記定着液中に亜硫酸イオンが、1リットルあたり
0.3モル以上含有されており、かつ、前記現像液の現
像主薬がレダクトン類であることを特徴とするハロゲン
化銀感光材料の処理方法。 - 【請求項2】現像液の現像主薬が、下記一般式(I)で
表されるレダクトン類であることを特徴とする請求項1
に記載のハロゲン化銀感光材料の処理方法。 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは水素原子または水酸基であり、nは1から
4の整数である。) - 【請求項3】アスペクト比3以上20未満の平板状乳剤
を含有する層を支持体の両面に有するハロゲン化銀感光
材料を現像液および定着液を補充しながら自動現像機で
処理する方法において、定着液の補充量が、775cm
2の前記感光材料あたり15ミリリットル以下であり、
定着液中に亜硫酸イオンが、1リットルあたり0.3モ
ル以上含有されており、かつ、前記支持体の両面の銀量
の合計が、3.0g/m2以下であることを特徴とする
ハロゲン化銀感光材料の処理方法。 - 【請求項4】現像液中に炭酸イオンが1リットルあたり
0.2モル以上含有されていることを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1項に記載のハロゲン化銀感光材料の
処理方法。 - 【請求項5】定着液のpHが5.0以上、6.5以下の
範囲でハロゲン化銀感光材料が定着処理されることを特
徴とする請求項4に記載のハロゲン化銀感光材料の処理
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05038894A JP3476531B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
US08/858,881 US5824458A (en) | 1994-02-28 | 1997-05-19 | Developer and fixing solution for silver halide photographic material and processing method using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05038894A JP3476531B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07261340A JPH07261340A (ja) | 1995-10-13 |
JP3476531B2 true JP3476531B2 (ja) | 2003-12-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05038894A Expired - Fee Related JP3476531B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-03-22 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
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JP (1) | JP3476531B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP05038894A patent/JP3476531B2/ja not_active Expired - Fee Related
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