JPH0565906A - ロツドレスシリンダ - Google Patents
ロツドレスシリンダInfo
- Publication number
- JPH0565906A JPH0565906A JP3254483A JP25448391A JPH0565906A JP H0565906 A JPH0565906 A JP H0565906A JP 3254483 A JP3254483 A JP 3254483A JP 25448391 A JP25448391 A JP 25448391A JP H0565906 A JPH0565906 A JP H0565906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- piston
- cylinder
- slit
- wall
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/082—Characterised by the construction of the motor unit the motor being of the slotted cylinder type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な手段によって、シールベルトにおける
流体の漏洩を抑止できるようにし、それによりシールリ
ップの先端形状の設計の自由度を高めたロッドレスシリ
ンダを提供する。 【構成】 このロッドレスシリンダは、シリンダ孔２に
沿うスリット６を通してピストンヨークにより連結され
たピストンとシリンダ本体１上を往復動する駆動台とを
備える。シリンダ本体のスリット６をシールするシール
ベルト８には、シリンダ孔の内壁の一部を構成する内壁
面１０の両側端部に、シリンダ孔の内面に当接するシー
ルリップ１１を備え、そのシールリップの先端に近い位
置においてスリット内壁に先端が当接する突条１２を備
え、且つスリットの内壁に突設されたシール座１６に当
接するシール部１４を備える。
流体の漏洩を抑止できるようにし、それによりシールリ
ップの先端形状の設計の自由度を高めたロッドレスシリ
ンダを提供する。 【構成】 このロッドレスシリンダは、シリンダ孔２に
沿うスリット６を通してピストンヨークにより連結され
たピストンとシリンダ本体１上を往復動する駆動台とを
備える。シリンダ本体のスリット６をシールするシール
ベルト８には、シリンダ孔の内壁の一部を構成する内壁
面１０の両側端部に、シリンダ孔の内面に当接するシー
ルリップ１１を備え、そのシールリップの先端に近い位
置においてスリット内壁に先端が当接する突条１２を備
え、且つスリットの内壁に突設されたシール座１６に当
接するシール部１４を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、機器の駆動、物品の搬
送等に使用する流体圧駆動のロッドレスシリンダに関す
るものであり、さらに詳しくは、シリンダ孔に沿うスリ
ットを通してピストンと駆動台を機械的に連結するに際
し、上記スリットをシールするためのシールベルトにお
けるシール性能を一層高めるようにしたロッドレスシリ
ンダの改良に関するものである。
送等に使用する流体圧駆動のロッドレスシリンダに関す
るものであり、さらに詳しくは、シリンダ孔に沿うスリ
ットを通してピストンと駆動台を機械的に連結するに際
し、上記スリットをシールするためのシールベルトにお
けるシール性能を一層高めるようにしたロッドレスシリ
ンダの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】シリンダ本体と、該シリンダ本体のシリ
ンダ孔内を流体圧により往復動するピストンと、該ピス
トンに直接連結されてシリンダ本体上を往復動する駆動
台とを備え、シリンダ孔に沿うスリットを通してピスト
ンと駆動台を機械的に連結したロッドレスシリンダは、
既に知られている。上記公知のロッドレスシリンダにお
いては、ピストンと駆動台を機械的に連結するためのピ
ストンヨークが通過するスリットをシールベルトにより
シールする必要があり、このシールベルトとしては、図
５に示すような断面形状のものが有効に使用されてい
る。
ンダ孔内を流体圧により往復動するピストンと、該ピス
トンに直接連結されてシリンダ本体上を往復動する駆動
台とを備え、シリンダ孔に沿うスリットを通してピスト
ンと駆動台を機械的に連結したロッドレスシリンダは、
既に知られている。上記公知のロッドレスシリンダにお
いては、ピストンと駆動台を機械的に連結するためのピ
ストンヨークが通過するスリットをシールベルトにより
シールする必要があり、このシールベルトとしては、図
５に示すような断面形状のものが有効に使用されてい
る。
【０００３】同図のシールベルト４８は、シリンダ本体
４１のスリット４６を密閉するためのもので、ベルト本
体４９に、上記スリット４６内においてシリンダ孔４２
の内壁の一部を構成する内壁面５０を備えると共に、そ
の両側端部にシリンダ孔４２の内面に当接するシールリ
ップ５１を備え、さらに、シリンダ孔内への内圧作用時
にシリンダ本体４１のスリット４６の内壁に突設された
シール座５６に当接するシール部５４、該シール座５６
の上肩部５７に係合する係合部５５を備えたものであ
る。
４１のスリット４６を密閉するためのもので、ベルト本
体４９に、上記スリット４６内においてシリンダ孔４２
の内壁の一部を構成する内壁面５０を備えると共に、そ
の両側端部にシリンダ孔４２の内面に当接するシールリ
ップ５１を備え、さらに、シリンダ孔内への内圧作用時
にシリンダ本体４１のスリット４６の内壁に突設された
シール座５６に当接するシール部５４、該シール座５６
の上肩部５７に係合する係合部５５を備えたものであ
る。
【０００４】しかるに、上記シールベルト４８のシール
性能を改善しようとすると、次のような問題がある。即
ち、シリンダ孔４２の内壁に対するシールリップ５１の
密着性を高め、且つシールリップ５１の先端におけるシ
リンダ孔内面との間の段差を小さくするために、シール
リップ５１の先端を極力薄くすると、該シールリップ５
１のストローク方向の寸法のばらつき、成形上の均一性
に問題が生じることがあり、それに伴ってシールリップ
５１には図６に示すような部分的変形が生じ、その部分
から流体の漏れが発生することがある。
性能を改善しようとすると、次のような問題がある。即
ち、シリンダ孔４２の内壁に対するシールリップ５１の
密着性を高め、且つシールリップ５１の先端におけるシ
リンダ孔内面との間の段差を小さくするために、シール
リップ５１の先端を極力薄くすると、該シールリップ５
１のストローク方向の寸法のばらつき、成形上の均一性
に問題が生じることがあり、それに伴ってシールリップ
５１には図６に示すような部分的変形が生じ、その部分
から流体の漏れが発生することがある。
【０００５】この流体の漏れは、シールベルト４８のシ
ール部５４がシリンダ本体４１のシール座５６に圧接す
ることにより、その近辺から直接的に外部には流出しな
いが、シールリップ５１とシール部５４との間でシリン
ダ本体４１とシールベルト４８との間に形成される空隙
６１を通して、シリンダ本体４１のストローク方向に流
れ、シリンダ本体４１の端部に設けたヘッドカバーの部
分等から外部に漏出することになる。
ール部５４がシリンダ本体４１のシール座５６に圧接す
ることにより、その近辺から直接的に外部には流出しな
いが、シールリップ５１とシール部５４との間でシリン
ダ本体４１とシールベルト４８との間に形成される空隙
６１を通して、シリンダ本体４１のストローク方向に流
れ、シリンダ本体４１の端部に設けたヘッドカバーの部
分等から外部に漏出することになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、簡単な手段によって、上記シールベルトの部分にお
ける流体の漏洩を抑止できるようにし、それによりシー
ルリップの先端形状の設計の自由度を高めたロッドレス
シリンダを提供することにある。
は、簡単な手段によって、上記シールベルトの部分にお
ける流体の漏洩を抑止できるようにし、それによりシー
ルリップの先端形状の設計の自由度を高めたロッドレス
シリンダを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のロッドレスシリンダは、シリンダ本体と、該
シリンダ本体のシリンダ孔内を流体圧により往復動する
ピストンと、該ピストンに直接連結されてシリンダ本体
上を往復動する駆動台とを備え、シリンダ孔に沿うスリ
ットを通してピストンと駆動台とをピストンヨークによ
り機械的に連結したロッドレスシリンダにおいて、上記
ピストンヨークの通過部分を除いてシリンダ本体のスリ
ットをシールするシールベルトを、シリンダ孔の内壁の
一部を構成する内壁面の両側端部にシリンダ孔の内面に
当接するシールリップを備えると共に、そのシールリッ
プの先端に近い位置において、シリンダ孔内への内圧作
用時に上記スリット内壁に先端が当接してシールする突
条を備え、且つシリンダ孔内への内圧作用時にスリット
の内壁に突設されたシール座に当接するシール部を備え
たものとして構成したものである。
の本発明のロッドレスシリンダは、シリンダ本体と、該
シリンダ本体のシリンダ孔内を流体圧により往復動する
ピストンと、該ピストンに直接連結されてシリンダ本体
上を往復動する駆動台とを備え、シリンダ孔に沿うスリ
ットを通してピストンと駆動台とをピストンヨークによ
り機械的に連結したロッドレスシリンダにおいて、上記
ピストンヨークの通過部分を除いてシリンダ本体のスリ
ットをシールするシールベルトを、シリンダ孔の内壁の
一部を構成する内壁面の両側端部にシリンダ孔の内面に
当接するシールリップを備えると共に、そのシールリッ
プの先端に近い位置において、シリンダ孔内への内圧作
用時に上記スリット内壁に先端が当接してシールする突
条を備え、且つシリンダ孔内への内圧作用時にスリット
の内壁に突設されたシール座に当接するシール部を備え
たものとして構成したものである。
【０００８】
【作用】上記ロッドレスシリンダにおいては、ピストン
のいずれか一方の側の圧力室に圧力流体を供給すると、
その流体圧により駆動台がピストンと共に駆動される。
その際、シールベルトによりスリットからの流体の漏洩
が抑止されるが、たとえ、シールリップの変形等によっ
て圧力流体が漏出するようなことがあっても、そのシー
ルリップの先端に近い位置において、シリンダ本体のス
リット内壁に先端が当接する突条を備えているので、こ
の部分でシールされる。
のいずれか一方の側の圧力室に圧力流体を供給すると、
その流体圧により駆動台がピストンと共に駆動される。
その際、シールベルトによりスリットからの流体の漏洩
が抑止されるが、たとえ、シールリップの変形等によっ
て圧力流体が漏出するようなことがあっても、そのシー
ルリップの先端に近い位置において、シリンダ本体のス
リット内壁に先端が当接する突条を備えているので、こ
の部分でシールされる。
【０００９】シールリップと上記突条との間の空隙に漏
出した圧力流体は、その空隙を通してピストンのストロ
ーク方向に流れ、エンドカバーの部分などから外部に漏
出することになるが、上記空隙の断面積が非常に小さい
ため、たとえ圧力流体の漏出があってもその量が非常に
少なく、しかもエンドカバーにおいてその漏出を抑止す
ることも容易である。
出した圧力流体は、その空隙を通してピストンのストロ
ーク方向に流れ、エンドカバーの部分などから外部に漏
出することになるが、上記空隙の断面積が非常に小さい
ため、たとえ圧力流体の漏出があってもその量が非常に
少なく、しかもエンドカバーにおいてその漏出を抑止す
ることも容易である。
【００１０】その結果、上記シールリップからの流体の
漏洩を抑止し、シールリップの先端形状の設計におい
て、流体の漏洩抑止に大きな配慮を行う必要がなくな
り、その形状の設計の自由度を高めることが可能にな
る。
漏洩を抑止し、シールリップの先端形状の設計におい
て、流体の漏洩抑止に大きな配慮を行う必要がなくな
り、その形状の設計の自由度を高めることが可能にな
る。
【００１１】
【実施例】図１ないし図４は本発明のロッドレスシリン
ダの実施例を示すもので、このロッドレスシリンダは、
図１及び図２から分かるように、シリンダ本体１と、該
シリンダ本体１のシリンダ孔２内を往復動するピストン
３と、該ピストンに直接連結されてシリンダ本体１上を
往復動する駆動台４とを備えている。上記ピストン３と
駆動台４とは、シリンダ孔２に沿うスリット６を通して
伸びるピストンヨーク５により機械的に連結されてい
る。
ダの実施例を示すもので、このロッドレスシリンダは、
図１及び図２から分かるように、シリンダ本体１と、該
シリンダ本体１のシリンダ孔２内を往復動するピストン
３と、該ピストンに直接連結されてシリンダ本体１上を
往復動する駆動台４とを備えている。上記ピストン３と
駆動台４とは、シリンダ孔２に沿うスリット６を通して
伸びるピストンヨーク５により機械的に連結されてい
る。
【００１２】上記シリンダ本体１においては、シリンダ
孔２をその上面に開口させる上記スリット６を、ピスト
ンヨーク５が通過する部分を除いてシールベルト８によ
り閉塞する必要があるが、このシールベルト８は、図３
に示すような断面形状をもたせている。
孔２をその上面に開口させる上記スリット６を、ピスト
ンヨーク５が通過する部分を除いてシールベルト８によ
り閉塞する必要があるが、このシールベルト８は、図３
に示すような断面形状をもたせている。
【００１３】同図のシールベルト８は、ベルト本体９
に、上記スリット６内においてシリンダ孔２の内壁の一
部を構成する内壁面１０を備えると共に、その両側端部
にシリンダ孔２の内面に当接するシールリップ１１を備
え、さらに、そのシールリップ１１の先端に近い位置に
おいて、シリンダ孔内への内圧作用時にシリンダ本体１
のスリット内壁に先端が当接してシールする突条１２を
備えている。また、このシールベルト８には、シリンダ
孔２内への内圧作用時に、スリット６の内壁に突設され
たシール座１６に当接するシール部１４、該シール座１
６の上肩部１７に係合する係合部１５を備えている。
に、上記スリット６内においてシリンダ孔２の内壁の一
部を構成する内壁面１０を備えると共に、その両側端部
にシリンダ孔２の内面に当接するシールリップ１１を備
え、さらに、そのシールリップ１１の先端に近い位置に
おいて、シリンダ孔内への内圧作用時にシリンダ本体１
のスリット内壁に先端が当接してシールする突条１２を
備えている。また、このシールベルト８には、シリンダ
孔２内への内圧作用時に、スリット６の内壁に突設され
たシール座１６に当接するシール部１４、該シール座１
６の上肩部１７に係合する係合部１５を備えている。
【００１４】上記シリンダ本体１におけるストローク方
向の両端には、図１に示すように、圧力流体の給排ポー
ト２１を有するエンドカバー２０を固定することによ
り、シリンダ孔２の端部がスリット６の端部と共に閉鎖
されており、このエンドカバー２０には、上記シールベ
ルト８と共にスリット６の上面をカバーするダストシー
ルバンド２３の端部をも固定している。
向の両端には、図１に示すように、圧力流体の給排ポー
ト２１を有するエンドカバー２０を固定することによ
り、シリンダ孔２の端部がスリット６の端部と共に閉鎖
されており、このエンドカバー２０には、上記シールベ
ルト８と共にスリット６の上面をカバーするダストシー
ルバンド２３の端部をも固定している。
【００１５】一方、上記ピストン３は、図１及び図４か
ら分かるように、駆動台４の両端側に位置するように配
設した一対のピストン部材２５，２５に、シリンダ孔２
の内面との間をシールするピストンパッキン２６をそれ
ぞれ設けると共に、その周囲にウエアリング２７を嵌着
して、それらの一対のピストン部材２５をピストンヨー
ク５で連結することにより構成し、ピストン部材２５，
２５とピストンヨーク５との間には、上記シールベルト
８を通す隙間を形設している。
ら分かるように、駆動台４の両端側に位置するように配
設した一対のピストン部材２５，２５に、シリンダ孔２
の内面との間をシールするピストンパッキン２６をそれ
ぞれ設けると共に、その周囲にウエアリング２７を嵌着
して、それらの一対のピストン部材２５をピストンヨー
ク５で連結することにより構成し、ピストン部材２５，
２５とピストンヨーク５との間には、上記シールベルト
８を通す隙間を形設している。
【００１６】従って、シールベルト８は、ピストン３の
ウエアリング２７でスリット６に圧接されて、ピストン
部材２５とエンドカバー２０間の圧力室をシールし、中
間部分はピストン部材２５とピストンヨーク５との間の
隙間を通過して、ピストンの移動を妨げないものであ
る。
ウエアリング２７でスリット６に圧接されて、ピストン
部材２５とエンドカバー２０間の圧力室をシールし、中
間部分はピストン部材２５とピストンヨーク５との間の
隙間を通過して、ピストンの移動を妨げないものであ
る。
【００１７】また、上記ピストンヨーク５の両端には、
シールベルト８の上面の凹部に嵌入してそのシールベル
ト８を誘導するベルトセパレータ２８を取付けている。
さらに、前記ダストシールバンド２３は、駆動台４に設
けた間隙を通して張設され、その間隙内においては、駆
動台４との接触抵抗を小さくするためのローラ２９に当
接している。
シールベルト８の上面の凹部に嵌入してそのシールベル
ト８を誘導するベルトセパレータ２８を取付けている。
さらに、前記ダストシールバンド２３は、駆動台４に設
けた間隙を通して張設され、その間隙内においては、駆
動台４との接触抵抗を小さくするためのローラ２９に当
接している。
【００１８】上記駆動台４は、シリンダ本体１上に設け
た一対のガイド３１により摺動を案内されるガイド部材
３２を有し、シリンダ本体１に跨乗した状態で、その上
面において往復動可能に装着されている。この駆動台４
とピストンヨーク５の連結は、図１及び図４から分かる
ように、ピストンヨーク５の上に連結子３５を固定し、
この連結子を駆動台４に設けた凹部３６内において、ピ
ストン３のストローク方向には、相対移動できないが、
そのストローク方向に直交する上下及び水平方向には、
自由に移動できるように嵌入している。従って、駆動台
４に、ストローク方向に直交する水平あるいは垂直方向
の外力が作用しても、それが直接的にピストンヨーク５
に伝達されることがなく、ピストンヨーク５がスリット
６の内面に接触したりすることがない。
た一対のガイド３１により摺動を案内されるガイド部材
３２を有し、シリンダ本体１に跨乗した状態で、その上
面において往復動可能に装着されている。この駆動台４
とピストンヨーク５の連結は、図１及び図４から分かる
ように、ピストンヨーク５の上に連結子３５を固定し、
この連結子を駆動台４に設けた凹部３６内において、ピ
ストン３のストローク方向には、相対移動できないが、
そのストローク方向に直交する上下及び水平方向には、
自由に移動できるように嵌入している。従って、駆動台
４に、ストローク方向に直交する水平あるいは垂直方向
の外力が作用しても、それが直接的にピストンヨーク５
に伝達されることがなく、ピストンヨーク５がスリット
６の内面に接触したりすることがない。
【００１９】上記構成を有するロッドレスシリンダは、
ピストン３の両側のいずれか一方の圧力室に圧力流体を
供給すると、その流体圧によりピストン３が駆動され、
それに伴って駆動台４がシリンダ本体１上において駆動
される。
ピストン３の両側のいずれか一方の圧力室に圧力流体を
供給すると、その流体圧によりピストン３が駆動され、
それに伴って駆動台４がシリンダ本体１上において駆動
される。
【００２０】その際、シールベルト８によりスリット６
からの流体の漏洩が抑止されるが、たとえ、シールリッ
プ１１の変形等によって該シールリップ１１とシリンダ
孔２の内面との間から圧力流体が流出するようなことが
あっても、そのシールリップ１１の先端に近い位置にお
いて、シリンダ本体１のスリット内壁に先端が当接する
突条１２を備えているので、この部分でシールされる。
からの流体の漏洩が抑止されるが、たとえ、シールリッ
プ１１の変形等によって該シールリップ１１とシリンダ
孔２の内面との間から圧力流体が流出するようなことが
あっても、そのシールリップ１１の先端に近い位置にお
いて、シリンダ本体１のスリット内壁に先端が当接する
突条１２を備えているので、この部分でシールされる。
【００２１】そして、シールリップ１１と上記突条１２
との間の空隙３８に漏出した圧力流体は、その空隙３８
を通してシリンダ本体１のストローク方向に流れ、シリ
ンダ本体１の端部に設けたエンドカバー２０の部分から
外部に漏出することになるが、上記空隙の断面積が非常
に小さいため、たとえ圧力流体の漏出があってもその量
が非常に少なく、しかも上記空隙３８の断面積が非常に
小さいことからエンドカバー２０においてその漏出を抑
止することも容易である。
との間の空隙３８に漏出した圧力流体は、その空隙３８
を通してシリンダ本体１のストローク方向に流れ、シリ
ンダ本体１の端部に設けたエンドカバー２０の部分から
外部に漏出することになるが、上記空隙の断面積が非常
に小さいため、たとえ圧力流体の漏出があってもその量
が非常に少なく、しかも上記空隙３８の断面積が非常に
小さいことからエンドカバー２０においてその漏出を抑
止することも容易である。
【００２２】その結果、上記シールリップ１１からの流
体の漏洩を抑止し、シールリップの先端形状の設計にお
いて、流体の漏洩抑止に大きな配慮を行う必要がなくな
り、その形状の設計の自由度を高めることが可能にな
る。
体の漏洩を抑止し、シールリップの先端形状の設計にお
いて、流体の漏洩抑止に大きな配慮を行う必要がなくな
り、その形状の設計の自由度を高めることが可能にな
る。
【００２３】
【発明の効果】以上に詳述した本発明のロッドレスシリ
ンダによれば、シールリップに突条を設けるという簡単
な手段によって、シールベルトにおける流体の漏洩を抑
止でき、それによりシールリップの先端形状の設計の自
由度を高めたロッドレスシリンダを提供することができ
る。
ンダによれば、シールリップに突条を設けるという簡単
な手段によって、シールベルトにおける流体の漏洩を抑
止でき、それによりシールリップの先端形状の設計の自
由度を高めたロッドレスシリンダを提供することができ
る。
【図１】本発明の実施例の側断面図である。
【図２】同横断面図である。
【図３】上記実施例におけるシールベルトの断面図であ
る。
る。
【図４】上記実施例におけるピストン及びピストンヨー
クの斜視図である。
クの斜視図である。
【図５】従来のシールベルトの断面図である。
【図６】従来のシールベルトの変形状態を示す部分斜視
図である。
図である。
１ シリンダ本体、 ２ シリンダ
孔、３ ピストン、 ４ 駆動台、５ ピスト
ンヨーク、 ６ スリット、８ シール
ベルト、 １０ 内壁面、１１ シール
リップ、 １２ 突条、１４ シール部、
１６ シール座。
孔、３ ピストン、 ４ 駆動台、５ ピスト
ンヨーク、 ６ スリット、８ シール
ベルト、 １０ 内壁面、１１ シール
リップ、 １２ 突条、１４ シール部、
１６ シール座。
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダ本体と、該シリンダ本体のシリン
ダ孔内を流体圧により往復動するピストンと、該ピスト
ンに直接連結されてシリンダ本体上を往復動する駆動台
とを備え、シリンダ孔に沿うスリットを通してピストン
と駆動台とをピストンヨークにより機械的に連結したロ
ッドレスシリンダにおいて、 上記ピストンヨークの通過部分を除いてシリンダ本体の
スリットをシールするシールベルトを、シリンダ孔の内
壁の一部を構成する内壁面の両側端部にシリンダ孔の内
面に当接するシールリップを備えると共に、そのシール
リップの先端に近い位置において、シリンダ孔内への内
圧作用時に上記スリット内壁に先端が当接してシールす
る突条を備え、且つシリンダ孔内への内圧作用時にスリ
ットの内壁に突設されたシール座に当接するシール部を
備えたものとした、ことを特徴とするロッドレスシリン
ダ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3254483A JPH07111203B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | ロッドレスシリンダ |
| EP92307995A EP0531131B1 (en) | 1991-09-06 | 1992-09-03 | Rodless cylinder |
| DE69219253T DE69219253T2 (de) | 1991-09-06 | 1992-09-03 | Kolbenstangenloser Zylinder |
| US07/941,221 US5317957A (en) | 1991-09-06 | 1992-09-04 | Rodless cylinder with improved sealing belt |
| KR1019920016209A KR930006337A (ko) | 1991-09-06 | 1992-09-05 | 로드레스실린더 |
| KR2019950014279U KR950006800Y1 (ko) | 1991-09-06 | 1995-06-22 | 로드레스 실린더 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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