JPH0565407B2 - - Google Patents

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JPH0565407B2
JPH0565407B2 JP9473988A JP9473988A JPH0565407B2 JP H0565407 B2 JPH0565407 B2 JP H0565407B2 JP 9473988 A JP9473988 A JP 9473988A JP 9473988 A JP9473988 A JP 9473988A JP H0565407 B2 JPH0565407 B2 JP H0565407B2
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JP
Japan
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belt
scraper
holder
cleaner device
axis
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JP9473988A
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Kageyoshi Yoshizako
Yasuhiro Atari
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Nippon Tsusho Co Ltd
Original Assignee
Nippon Tsusho Co Ltd
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Publication date
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Priority to AU20980/88A priority patent/AU592714B2/en
Priority to EP19880113143 priority patent/EP0338118B1/en
Priority to DE19883885605 priority patent/DE3885605T2/de
Priority to ES88113143T priority patent/ES2045040T3/es
Publication of JPH01267208A publication Critical patent/JPH01267208A/ja
Publication of JPH0565407B2 publication Critical patent/JPH0565407B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G45/00Lubricating, cleaning, or clearing devices
    • B65G45/10Cleaning devices
    • B65G45/12Cleaning devices comprising scrapers

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベヤベルトの表面に付着したコ
ークス等の搬送物の残留付着物を、該ベルトのリ
ターン側にて除去するベルトクリーナ装置及び該
装置に用いるスクレーパに関する。
〔従来の技術〕
従来のベルトクリーナ装置は、米合衆国特許第
3841470号のように、コンベヤベルトのリターン
側で該ベルトの横断方向に配置された複数個のク
リーナ体を有する。これらのクリーナ体は、ベル
ト表面に接触する掻取部を一直線上に整列せしめ
ている。具体的には、上端にチツプから成る掻取
部を設けたスクレーパをゴム塊等の弾性部材によ
り弾性的に支持し、この弾性部材の弾性変形を介
して掻取部ベルト表面に圧接している。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般的にコンベヤベルトは、駆動プーリと従動
プーリとの間にエンドレス状に巻掛けて周回走行
するに際し、搬送物を積載して搬送する往動過程
(フオワード側)において、搬送物を安定して積
載させるため、トラフ角を有して配置されたガイ
ドプーリによりベルト断面が弓状になるように支
持されている。即ち、搬送物を積載して往動走行
するベルトのフオワード側において、ベルトの幅
方向中央部が下法に膨出するように湾曲して支持
されている。そして、前記のように弓状に湾曲し
たベルトの表面の中央部に搬送物を繰返し積載さ
れるので、ベルト表面は両側よりも中央部の摩耗
が大である。
このように、ベルトには前記の湾曲癖がついて
おり(一般にトラフ癖と云われている)、搬送物
を落下させた後に往動方向とは逆方向に復動走行
するリターン側において、ベルトは幅方向中央部
が情報に膨出するように弓状に湾曲されている。
このため、前述した従来のクリーナ装置の場合、
一直線上に整列されたクリーナ体の掻取部がベル
ト表面に接触するに際し、湾曲したベルト表面に
合致しない、即ち、直線に整列されたクリーナ装
置の掻取部とベルト表面との間には、ベルトの幅
方向中央部分にて隙間が形成される。この隙間
は、前記のようにベルトの中央部の摩耗が進むと
更に大きくなる。その結果、ベルトの中央部にお
いて、クリーナ装置の掻取部がベルト表面の付着
物を良好に掻取ることができない。しかも、ベル
ト表面の残留付着物は、ベルト中央部が多量、ベ
ルト両側部が少量であるのが通常であり、掻取部
による付着物の掻取量もこれに対応するので、一
直線上に配列された掻取部のうち中央部に位置す
る部分の摩耗が激しく、ベルト表面と掻取部との
間の隙間を次第に大きくする。
また、上述のように、複数個のクリーナ体が個
別に弾性部材により弾支されたスクレーパを有
し、各スクレーパが独立して揺動する構成である
ため、一つのスクレーパが傾動した際、このスク
レーパと隣接するスクレーパとの間に掻取られた
付着物が介入し、両者の間に咬み込むと、この隣
接するスクレーパの独立した揺動が阻害され、掻
取部をベルト表面に圧接するようにスクレーパが
傾動位置から元の位置に復帰回動し得ないという
事態を招来する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決したベルトクリーナ
装置を提供するものであり、その手段として構成
したところは、コンベヤベルトのリターン側で該
ベルト表面の残留付着物を除去するベルトクリー
ナ装置において:ベルトの横断方向に配置される
スクレーパ14と、該スクレーパを保持するホル
ダ15とを備え;前記スクレーパ14は、板厚方
向に向けて弧状に湾曲されるように弾性的に屈撓
自在なほぼ帯状の板体を構成すると共に、該スク
レーパ14の上縁部に掻取部32を備えて成り;
前記ホルダ15は、前記スクレーパ14を弾性的
に屈撓せしめることによりベルト横断方向の軸線
Aに対してベルト両側部から中央部に至り漸次軸
線Aから遠ざかるようにベルト走行方向に向けて
湾曲した状態で保持する保持手段40を設けると
共に、該ホルダ15の両端近傍部を前記軸線A回
りに回動調整自在に支持されて成る点にある。
本発明の好ましい実施例において、前記スクレ
ーパ14は、ベルト表面に接触する掻取部32を
備えた支持部材42の多数をベルト横断方向に並
列すると共に、隣接する支持部材42を相互にヒ
ンジ部43を介して屈撓自在に連結して成る。
この場合、スクレーパ14のヒンジ部43は、
隣接する支持部材42を相互に接着する弾性部材
から成る。
更に好ましい実施例において、前記スクレーパ
14は、多数の支持部材42を並列状態で弾性部
材44に埋設して成る。
ホルダ15の保持手段40は、好ましい実施例
において、スクレーパを保持する溝手段から成
る。
また、本発明は、上記課題を解決したベルトク
リーナ装置に用いるスクレーパを提供するもので
あり、その手段として構成したところは、コンベ
ヤベルトのリターン側で該ベルト表面の残留付着
物を除去するために、ベルトの横断方向に配置さ
れるスクレーパ14と、該スクレーパを保持する
ホルダ15とを備え;該ホルダ15が、スクレー
パ14をベルト横断方向の軸線Aに対してベルト
両側部から中央部に至り漸次軸線Aから遠ざかる
ようにベルト走行方向に向けて湾曲した状態で保
持する保持手段40を設けると共に、該ホルダ1
5の両端近傍部を前記軸線A回りに回動調整自在
に支持されて成るベルトクリーナ装置において:
前記スクレーパ14は、板厚方向に向けて弧状に
湾曲されるように弾性的に屈撓自在なほぼ帯状の
板体を構成すると共に、該スクレーパ14の上縁
部に掻取部32を備えて成る点にある。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を詳
述する。
図面において、コンベヤベルト1はリターン側
の一部分だけを示している。この「リターン側」
は、駆動プーリと従動プーリとに巻掛けられ周回
走行するエンドレスベルトにおいて、搬送物を積
載して往動走行し、該搬送物を落下させるまでの
フオワード側に対する語であり、搬送物の落下
後、プーリ上の巻掛部において折り返し、前記往
動方向とは逆方向に復動走行するリターン過程の
部分を意味する。従つて、折り返し点を過ぎた直
後のプーリ上に位置する過程も含まれる。
(ベルトクリーナ装置の全体構成) ベルト1のリターン側において、該ベルト1の
両側には一対のサポート2を固設している。図面
では一方のサポート2だけを示しているが、他方
のサポートは一方のサポート2と同じ構成のもの
であり、ベルト1を狭んで対称的に構成されてい
る。
サポート2は、支柱4と、該支柱4を一辺とし
て四角形状に枠組された窓枠5とを有する。支柱
4はベルト下方に配置されたシユート又はホツパ
ー(図示せず)の側壁に固着され、窓枠5は該シ
ユート又はホツパーの側壁に開設された窓孔を縁
取る。支柱4には、上下方向に延びるロツド6が
設けられ、該ロツド6の上下端部は支柱4に固着
された支持板7,8により支持されている。ロツ
ド6の中途部には、スライド体9が摺動自在に外
挿されており、セツトボルト等の固定手段10に
より所定位置に固定される。スライド体9の側部
には窓枠5を横断する方向に向けて一対の保持ア
ーム11,12が延設されている。該アーム1
1,12は、上下方向に間隔をあけて配置され、
両アーム11,12の先端部にはピン13により
連結されている。図例の場合、該ピン13は頭付
ボルトから成り、上部の保持アーム11を挿通
し、下部の保持アーム12に螺入されている。
スクレーパ14は、板厚方向に向けて弧状に湾
曲されるように弾性的に屈撓自在なほぼ帯状の板
体を構成すると共に、該スクレーパ14の上縁部
に掻取部32を備えており、ベルト1のリターン
走行方向Rに向かい膨出するようほぼ弓状に湾曲
して形成されたホルダ15に着脱自在に保持さ
れ、セツトボルト頭の固定手段16(第5図及び
第6図)により固定されている。即ち、スクレー
パ14は弓状のホルダ15に適合するように湾曲
せしめられ、湾曲した状態でホルダ15に装着さ
れている。第4図示のように、スクレーパ14
は、背面部の先端部に、超硬合金又はセラミツク
ス等の耐摩耗材から成るチツプ17を固着してい
る。該チツプ17の下方に位置するスクレーパ1
4の背面部には、ゴムシート等の可撓シート18
の上縁部が固着されており、該シート18はスク
レーパ14の背部を覆うように下方に垂下されて
いる。尚、スクレーパ14の詳細は後述する。
ホルダ15は、弓状に湾曲形成された底部材1
9上にレール状の保持壁20,21を平行に固設
することによりスクレーパ14を保持する保持手
段、図例では保持溝40を構成する。第3図示の
ように、底部材19及び背部の保持壁21の両端
部にはベルトのリターン走行方向Rと反対方向に
延びる延設部22,22を構成し、該延設部2
2,22に支持軸23a,23bを固着してい
る。支持軸23a,23bは相互に同心状に配置
され、両支持軸の共通軸線によりスクレーパ14
の回動軸線Aを備える。
スクレーパ14を装置したホルダ15は、回動
軸線Aがベルト1を横断するように配置され、支
持軸23a,23bを上述のサポート2に保持さ
れる。この状態で、スクレーパ14は、ベルト1
の両側部から中央部に至り漸次、前記軸線Aから
遠ざかるように湾曲せしめられており、第5図の
状態から第6図の状態のように、軸線A回りに支
持軸23a,23bを回動してスクレーパ14を
起立せしめると、スクレーパ14はチツプ17の
上縁が、中央部を上方に膨出するように弓状を呈
し、ベルト1の湾曲表面に沿つて接触する掻取部
32を構成する。
サポート2に支持軸23aを取付けるに際し、
支持軸23aはサポート2の窓枠5を貫通すると
共に、保持アーム11,12の間に挿通される。
支持軸23aにはナイロン等の合成樹脂製の軸受
24が外挿されている。ピン13を締着すること
により軸受24は保持アーム11,12に挟持固
定される。この状態で支持軸23aは軸受24に
対して回動自在である。軸受24に引き続いて支
持軸23aにはストツパ体25が外挿され、セツ
トボルト等の固定手段26により固定されてい
る。このストツパ体25は、上下に配置された一
対のストツパ片27,28を備え、両ストツパ片
27,28はスライド体9の固定手段10の上下
方向に位置される。従つて、第7図示のように、
支持軸23aが回動したとき、上下のストツパ片
27,28が固定手段10に接当し、これにより
支持軸23aの回動範囲が制限される。ストツパ
体25に引き続いて支持軸23aには作動体29
が外挿され、セツトボルト等の固定手段30によ
り固定される。作動等29は、窓枠5を横断する
方向に向けて延びる作動アーム31を備え、該ア
ームは後述する弾発手段に連結される。下方の支
持板8には押上げボルト41が螺挿されており、
固定手段10を解除した状態でスライド体9の位
置を上下調整するに際し、該押上げボルト41に
て下方の保持アーム12の底部を押上げることに
よりスライド体9を持ち上げることができる。
図示していないが、他方の支持軸23bも他方
のサポートに対して同様にして取付保持される。
前記作動アーム31の上方に位置して、シユー
ト又はホツパー等の側壁には、弾発手段33が取
付けられる。この弾発手段33は、シユート等の
側壁に固着される固定部材34と、該固定部材3
4にナツト35,36を介して進退自在に螺合さ
れたフツクボルトから成る調整部材37と、該調
整部材37に連結される引張りスプリング38と
から成る。この引張りスプリング38の下端は前
記作動アーム31に連結される。従つて、前記ナ
ツト35,36を回動して調整部材37を引き上
げると、スプリング38の張力が増して作動アー
ム31は上方に牽引され、その結果、支持軸23
a,23bは常にスクレーパ14を起立せしめる
方向に回動付勢され、第6図のように、掻取部3
2をベルト1の表面に圧接する。
(スクレーパの詳細構成) 前記スクレーパ14は、第8図及び第9図に示
すように、掻取部32を構成するチツプ17を上
端にロウ付等により固着した金属板から成る支持
部材42を多数並列すると共に、隣接する支持部
材を相互にヒンジ部43を介して屈撓自在に連結
して成る。図例では、チツプ17を支持部材42
の両側より突出するように該支持部材の幅員より
もやや長いものに形成し、チツプ17を同一線上
に整列しつつ多数の支持部材42を並列せしめ、
この状態で支持部材42を天然ゴム、合成ゴム等
の弾性部材44に埋設している。即ち、弾性部材
44は、支持部材42の背面(チツプ取付面の反
対面)からチツプ17の背面まで被覆する被覆壁
45と、支持部材42の底部を被覆する座壁46
と、各隣接する支持部材42,42の間に充填さ
れたヒンジ部43と、スクレーパ14の長手方向
両端において支持部材42を挿入していない延長
部47とを一体に成形する。尚、被覆壁45は、
チツプ17の上端に至り徐々に肉厚を減じるよう
に傾斜面48を形成する。また、この弾性部材4
4の成形時に、支持部材42の前面には上述の可
撓シート18が天然ゴム、合成ゴム等の弾性材に
より成形される。このような成形は、第10図及
び第11図に示すように、予めチツプ17を固着
した支持部材42の多数を未加硫ゴム素材と共に
モールド金型49中に整列して装入し、ゴム素材
を加硫することにより行われる。この際、弾性部
材44をチツプ17及び支持部材42に強固に接
着するように予め接着剤処理が施されている。一
方、可撓シート18については、支持部材42の
前面のうち上部の部分とチツプ17の下端に接着
するように予め接着剤処理が施されるが、支持部
材42の前面のうち下部の部分Hには該可撓シー
ト18が接着しないよう接着剤処理を施さないか
又は積極的に離型処理が施される。
而して、スクレーパ14は、第12図のように
略帯状体に形成されるが、第13図示のように屈
曲することが可能であり、これによりホルダ15
の湾曲した保持溝40に装着することができる。
そして、各支持部材42は弾性部材44を介して
保持溝40に弾性的に保持されるので、ベルトの
付着物を掻取る作業中に、チツプ17から支持部
材42に伝達される微小振動がホルダ15に共鳴
して騒音を増幅することは防止される。また、チ
ツプ17により掻取られた付着物は可撓シート1
8に案内されて下方のホツパへと落下するので、
該付着物がホルダ15上に堆積することは防止さ
れる。
〔発明の効果〕
本発明のベルトクリーナ装置によれば、スクレ
ーパ14を軸線A回りに回動して起立せしめる
と、掻取部32は中央部を上方に膨出するように
弓状を呈する。このため、ベルト1に弓状のトラ
フ癖がつけられ、またベルト表面が中央部を摩耗
しているときでも、スクレーパ14の掻取部32
とベルト表面の間に隙間を生じることなく、該掻
取部をベルト表面に合致して接触させることがで
き、ベルト表面の残留付着物を好適に掻取ること
ができる。また、スクレーパ14をベルト1のリ
ターン走行方向Rに向かい弓状に膨出するよう配
置した場合は、ベルト表面の残留付着物が掻取ら
れるに際し、スクレーパ14の両端近傍部に掻取
られた掻取物をベルトの進行に伴い中央部に集
め、塊状となつてベルト下方のホツパに落下せし
めることができる。
また、本発明のベルトクリーナ装置に用いるス
クレーパ14によれば、スクレーパ14がホルダ
15の湾曲した保持手段40に適合するよう屈曲
自在であり、従つて、予めスクレーパ14の全体
を保持手段40の湾曲形状と同形に形成する必要
はなく、その製作が容易である。また、ベルトク
リーナ装置を取付けるべきベルト1には種々のベ
ルト幅のものが存在し、従つてベルトに付与され
たトラフ癖の曲率半径も種々異なるのが現状であ
るところ、本発明によれば、ホルダ15の保持手
段40をベルトのトラフ癖の曲率半径に適応する
ように設計しておけば足り、スクレーパ14自体
は保持手段40に装着することにより所期の曲率
半径に湾曲せしめらるため、スクレーパ14の適
用範囲を広げることができる。
尚、本発明が上記実施例に限定されないことは
勿論であり、本発明の精神に基づき特許請求の範
囲内で種々の変更が可能である。例えば、ホルダ
15の保持手段40について、上記実施例では湾
曲しつつ連続する保持溝を示したが、保持手段4
0は連続する溝のみならず、スクレーパ14を湾
曲状態にて保持するものであれば部分的な保持手
段としても良い。また、スクレーパ14の掻取部
32は、上記実施例のようなチツプ17により形
成する他、その他の部材又は支持部材42の上端
自体により形成することが自由であり、更に、ス
クレーパ14を屈撓自在とする手段について、上
記実施例では支持部材42を弾性部材44に埋入
したものを示したが、支持部材42を相互に屈撓
せしめるためにはヒンジ部43だけを設けていれ
ば足り、該ヒンジ部43についても未加硫ゴムに
よる焼付固着の他、蝶番式の連結具等、種々の手
段を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係るベルトクリー
ナ装置であつて、スクレーパの支持軸と、該支持
軸を支持するサポートと、スクレーパを回動付勢
するための弾発手段とを、分解して示す斜視図;
第2図は同実施例に係るベルトクリーナ装置の側
面図;第3図は同実施例に係るベルトクリーナ装
置の一方の支持軸をサポートに装着した状態を一
部断面にて示す平面図;第4図は同実施例に係る
ベルトクリーナ装置のスクレーパを第3図の−
線に沿つて示す縦断面拡大図;第5図は同実施
例に係るベルトクリーナ装置のスクレーパを回動
起立させていない状態の正面図;第6図は同実施
例に係るベルトクリーナ装置のスクレーパを回動
起立させた状態の正面図;第7図は同実施例に係
るベルトクリーナ装置がストツパ片により支持軸
の回動範囲を規制されることを示す一部断面側面
図;第8図は本発明の1実施例に係るスクレーパ
の長手方向に沿う縦断面図;第9図は第8図の
−線に沿つて示す縦断面図;第10図は同実施
例に係るスクレーパをモールド金型でインサート
成形する状態を説明する正面図;第11図は第1
0図の−線に沿つて示す縦断面図;第1
2図は同実施例に係るスクレーパの常態を示す斜
視図;第13図は同湾曲した常態を示す斜視図で
ある。 1……コンベヤベルト、2……サポート、14
……スクレーパ、15……ホルダ、17……チツ
プ、18……可撓シート、40……保持手段、
(保持溝)、42……支持部材、43……ヒンジ
部、44……弾性部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンベヤベルトのリターン側で該ベルト表面
    の残留付着物を除去するベルトクリーナ装置にお
    いて: ベルトの横断方向に配置されるスクレーパ14
    と、該スクレーパを保持するホルダ15とを備
    え; 前記スクレーパ14は、板厚方向に向けて弧状
    に湾曲されるように弾性的に屈撓自在なほぼ帯状
    の板体を構成すると共に、該スクレーパ14の上
    縁部に掻取部32を備えて成り; 前記ホルダ15は、前記スクレーパ14を弾性
    的に屈撓せしめることによりベルト横断方向の軸
    線Aに対してベルト両側部から中央部に至り漸次
    軸線Aから遠ざかるようにベルト走行方向に向け
    て湾曲した状態で保持する保持手段40を設ける
    と共に、該ホルダ15の両端近傍部を前記軸線A
    回りに回動調整自在に支持されて成る; ことを特徴とするベルトクリーナ装置。 2 前記スクレーパ14は、ベルト表面に接触す
    る掻取部32を備えた支持部材42の多数をベル
    ト横断方向に並列すると共に、隣接する支持部材
    42を相互にヒンジ部43を介して屈撓自在に連
    結して成ることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のベルトクリーナ装置。 3 スクレーパ14のヒンジ部43が隣接する支
    持部材42を相互に接着する弾性部材から成る特
    許請求の範囲第2項に記載のベルトクリーナ装
    置。 4 スクレーパ14が多数の支持部材42を並列
    状態で弾性部材44に埋設して成る特許請求の範
    囲第2項又は第3項に記載のベルトクリーナ装
    置。 5 ホルダ15の保持手段40がスクレーパを保
    持する溝手段から成る特許請求の範囲第1項、第
    2項、第3項又は第4項に記載のベルトクリーナ
    装置。 6 コンベヤベルトのリターン側で該ベルト表面
    の残留付着物を除去するために、ベルトの横断方
    向に配置されるスクレーパ14と、該スクレーパ
    を保持するホルダ15とを備え;該ホルダ15
    が、スクレーパ14をベルト横断方向の軸線Aに
    対してベルト両側部から中央部に至り漸次軸線A
    から遠ざかるようにベルト走行方向に向けて湾曲
    した状態で保持する保持手段40を備えると共
    に、該ホルダ15の両端近傍部を前記軸線A回り
    に回動調整自在に支持されて成るベルトクリーナ
    装置において: 前記スクレーパ14は、板厚方向に向けて弧状
    に湾曲されるように弾性的に屈撓自在なほぼ帯状
    の板体を構成すると共に、該スクレーパ14の上
    縁部に掻取部32を備えて成ることを特徴とする
    ベルトクリーナ装置に用いるスクレーパ。
JP9473988A 1988-04-18 1988-04-18 ベルトクリーナ装置及び該装置に用いるスクレーパ Granted JPH01267208A (ja)

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JP9473988A JPH01267208A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 ベルトクリーナ装置及び該装置に用いるスクレーパ
AU20980/88A AU592714B2 (en) 1988-04-18 1988-08-12 Belt cleaner and its scraper
EP19880113143 EP0338118B1 (en) 1988-04-18 1988-08-12 Belt cleaner and its scraper
DE19883885605 DE3885605T2 (de) 1988-04-18 1988-08-12 Bandreiniger und dessen Kratzer.
ES88113143T ES2045040T3 (es) 1988-04-18 1988-08-12 Limpiador de cinta y su rascador.

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