JP2010202303A - ベルトクリーナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現場によってベルトのトラフ癖の形状が相違する場合でも、スクレーパの掻取部をベルト表面の全幅にわたり好適に接触させることができるようにしたベルトクリーナ装置を提供する。
【解決手段】弾性変形自在なブレードを構成するスクレーパ5を弓状に湾曲した状態でホルダ6の支持溝13に支持させ、該ブレードの両端部と中央部がベルト長手方向に所定距離を有する弓状形態となるように湾曲保持する構成において、前記所定距離を相違した複数の異なる弓状形態から任意の弓状形態を選択可能とし、選択された弓状形態となるようにブレードを保持する形状変更手段20を前記支持溝13の内部に設けている。
【選択図】図4

Description

本発明は、コンベヤベルトの表面に付着したコークス等の搬送物の残留付着物を、該ベルトのリターン側で除去するベルトクリーナ装置に関する。
従来、ベルトクリーナ装置は、USP3841470のようにコンベヤベルトのリターン側で該ベルトの横断方向に配置された複数個のクリーナ体を有する。これらのクリーナ体は、ベルト表面に接触する掻取部を一直線上に整列している。具体的には、上端にチップから成る掻取部を設けたスクレーパをゴム塊状の弾性部材により弾性的に支持し、この弾性部材の弾性変形を介して掻取部をベルト表面に圧接している。
ところで、一般的に、コンベヤベルトは、駆動プーリと従動プーリの間にエンドレス状に巻き掛けて周回走行する際、搬送物を積載して搬送する往動過程(フォワード側)において、搬送物を安定して積載させるため、トラフ角を有して配置されたガイドプーリによりベルト断面が弓状になるように支持される。即ち、搬送物を積載して往動走行するベルトのフォワード側において、ベルトの幅方向中央部が下方に膨出するように湾曲して支持されている。そして、断面弓状に湾曲したベルトの表面の中央部に搬送物を繰り返し積載されるので、ベルト表面は両側部よりも中央部の摩耗が大である。
このように、ベルトには前記の湾曲癖がつけられているため(一般にトラフ癖と言われている)、搬送物を落下させた後に往動方向とは逆方向に復動走行するリターン側において、ベルトの幅方向中央部が上方に膨出するように弓状に湾曲されることになる。このため、前述した従来のクリーナ装置の場合、一直線上に整列されたクリーナ体の掻取部がベルト表面に接触するとき、湾曲したベルト表面に合致しない。即ち、直線的に整列されたクリーナ装置の掻取部とベルト表面の間には、ベルト幅方向の中央部分にて隙間が形成される。この隙間は、前述のようにベルトの中央部の摩耗が進むと更に大きくなる。このため、ベルトの中央部において、クリーナ装置の掻取部がベルト表面の付着物を良好に掻き取ることができない。しかも、ベルト表面の残留付着物は、ベルト中央部が多量、ベルト両側部が少量であるのが通常であり、掻取部による付着物の掻取量もこれに対応するので、一直線上に配列された掻取部のうち中央部に位置する部分の摩耗が激しく、ベルト表面と掻取部との間の隙間を次第に大きくする。
そこで、本出願人は、商品名を「U形ベルトクリーナ」と称するベルトクリーナ装置を開発し、特公平2−50009(EP0289659B1)、特公平5−65407(EP0338118B1)、特公平7−20766、特開平11−35135(EP0891934B1)として提案した。
特公平2−50009号公報 特公平5−65407号公報 特公平7−20766号公報 特開平11−35135号公報
特許文献1〜4のベルトクリーナ装置は、スクレーパがベルト横断方向に向く軸線回りに回動調整自在に支持され、該スクレーパのベルト表面に接触する上縁部を、ベルトの両側部から中央部に至り漸次、前記軸線から遠ざかるように湾曲して形成し、軸線回りに回動起立したとき、前記スクレーパの上縁部が上方に膨出する弓状の掻取部を形成するように構成している。従って、ベルトに断面弓状のトラフ癖がつけられ、またベルト表面が中央部を摩耗しているときでも、スクレーパの掻取部とベルト表面の間に隙間を生じることなく、該掻取部をベルト表面の全幅にわたり接触させることができ、ベルト表面の残留付着物を好適に掻取ることができる。
また、特許文献2及び3のベルトクリーナ装置は、スクレーパが、並列された支持部材を埋入する帯状の弾性板により形成され、弾性板により支持部材を覆って延びる被覆壁と、隣接する支持部材の相互を屈曲自在に連結するヒンジ部を形成し、支持部材を相互に分離させないがスクレーパを湾曲可能に構成しており、ホルダが、前記弾性板の被覆壁を介してスクレーパを保持したとき、該スクレーパをベルトの両端部から中央部に至り漸次、前記軸線から遠ざかるように前記ヒンジ部を介して湾曲させるように構成している。従って、スクレーパは、ホルダの湾曲した保持溝に適合するように屈曲自在であり、予めスクレーパの全体を保持溝の湾曲形状と同形に形成する必要がなく、その製作が容易である。
ところで、特許文献1〜4のベルトクリーナ装置は、所定の湾曲形状に形成されたスクレーパを回動起立させることにより、上方に膨出する弓状の掻取部をベルト表面に接触させるものであるから、ベルトのトラフ癖が期待された通りの形状であれば、掻取部をベルト表面の全幅にわたり接触させることができるが、該トラフ癖が期待した形状と異なる場合は、掻取部をベルト表面の全幅にわたり接触させることができない。
この点を図面に基づいて説明すると、図13(A)に示すように、ベルト1の表面に曲率半径Rbで湾曲するトラフ癖が形成され、スクレーパ2の掻取部3が前記ベルト表面と平行になるような曲率半径Rsで湾曲されている場合は、掻取部3がベルト表面の全幅にわたり接触し、ベルト表面の残留付着物を好適に掻取ることができる。
しかしながら、図13(B)に示すベルト1aのように、ベルト表面のトラフ癖が曲率半径Rb1(Rb1>Rb)で湾曲している場合、前記と同じ曲率半径Rsで湾曲されたスクレーパ2の掻取部3をベルト表面に臨ませると、掻取部3の両側部とベルト表面の間に隙間S1、S1が生じる。従って、隙間S1、S1の部分では、掻取部3によりベルト表面の残留付着物を良好に掻取ることができない。そこで、スクレーパ2の掻取部3をベルト表面に強く圧接すれば、ベルト1aを変形させることにより隙間S1、S1を減じさせることができるが、その場合、ベルト表面の中央部に掻取部3の中央部が過度に強い力で圧接し、ベルトを中央部分から破断するおそれがある。また、掻取部3の中央部分が両側部分よりも著しく早く摩耗し、早期に偏摩耗を生じるという問題がある。
反対に、図13(C)に示すベルト1bのように、ベルト表面のトラフ癖が曲率半径Rb2(Rb2<Rb)で湾曲している場合、前記と同じ曲率半径Rsで湾曲されたスクレーパ2の掻取部3をベルト表面に臨ませると、掻取部3の中央部とベルト表面の間に隙間S2が生じる。従って、隙間S2の部分では、掻取部3によりベルト表面の残留付着物を良好に掻取ることができない。そこで、スクレーパ2の掻取部3をベルト表面に強く圧接すれば、ベルト1bを変形させることにより隙間S2を減じさせることができるが、その場合、ベルト表面の両側部に掻取部3の両側部が過度に強い力で圧接し、ベルトを両側部から破断するおそれがある。また、掻取部3の両側部分が中央部分よりも著しく早く摩耗し、早期に偏摩耗を生じるという問題がある。
本発明は、コンベヤベルトのリターン側にベルトクリーナ装置を設置し、スクレーパの掻取部によりベルト表面の残留付着物を除去する際に、現場によってベルトのトラフ癖の形状が相違する場合でも、スクレーパの掻取部をベルト表面の全幅にわたり好適に接触させるようにした装置を提供するものである。
そこで、本発明が手段として構成したところは、コンベヤベルトのリターン側で走行するベルト表面の残留付着物を除去するベルトクリーナ装置であり、スクレーパと、該スクレーパを支持するホルダと、押上装置とを備えており、前記ホルダは、ベルトの横断方向に配置される一対の支持壁を有し、両支持壁の間に位置して両端部から中央部に至るに従いベルト長手方向に次第に湾曲する支持溝を形成し、前記押上装置は、前記ホルダの両端部をベルト横断方向に延びる軸線の回りに回動させ、該ホルダを起立姿勢とするように押し上げるように構成され、前記スクレーパは、ほぼ直線状態からほぼ弓状に湾曲する弾性変形自在なブレードを構成し、該ブレードを前記支持溝に支持したとき、該ブレードの両端部と中央部がベルト長手方向に所定距離Lを有する弓状形態となるように湾曲保持される構成において、前記所定距離Lを相違した複数の異なる弓状形態から任意の弓状形態を選択可能とし、選択された弓状形態となるようにブレードを保持する形状変更手段を前記支持溝の内部に設けて成る点にある。
本発明の実施形態によれば、ホルダは、支持溝の正面側で弓状に湾曲する支持壁の曲率半径Rw1と、背面側で弓状に湾曲する支持壁の曲率半径Rw2を、Rw1>Rw2に形成し、支持溝の中央部の溝幅W1と両側部の溝幅W2をW2>W1に形成することにより、該支持溝に挿入されたスクレーパの両端部が支持壁の間で揺動可能となるように構成されている。形状変更手段は、厚肉部と薄肉部を備えた可撓性を有する充填板から成り、厚肉部をホルダの両側に位置させて支持溝に挿入され、スクレーパの両端部と中央部の距離Lが距離L1、L3又は距離L2、L4(但しL1<L2、L3<L4)から選択された距離で弓状に湾曲されるように構成している。前記充填板をスクレーパと背面側の支持壁の間に装填すると、スクレーパは、正面側の支持壁(11)に沿い、前記距離L1又はL2で湾曲された弓状形態に保持される。前記充填板をスクレーパと正面側の支持壁の間に装填すると、スクレーパは、背面側の支持壁に沿い、前記距離L3又はL4で湾曲された弓状形態に保持される。
本発明の別の実施形態によれば、ホルダは、前記第1実施形態と同様に構成されている。形状変更手段は、厚肉部と薄肉部を備えた可撓性を有する一対の充填板から成り、該充填板をスクレーパと支持壁の間に装填し、スクレーパの両端部と中央部の距離Lが距離L5又は距離L6(但しL5<L6)から選択された距離で弓状に湾曲されるように構成している。一対の充填板の厚肉部を対向させた状態で支持溝に装填すると、スクレーパは、前記距離L5で湾曲された弓状形態に保持される。一対の充填板の薄肉部を対向させた状態で支持溝に装填すると、スクレーパは、前記距離L6で湾曲された弓状形態に保持される。
本発明の別の実施形態によれば、形状変更手段は、ホルダの支持溝に内装される一対の揺動部材から成る。該揺動部材は、弓状に湾曲された保持溝を形成し、一端部に枢軸を設けると共に、他端部に作動部を設けている。一対の揺動部材は、枢軸をホルダの支持溝の中央部で相互に間隔Cをあけて軸支され、作動部を支持溝の内部で揺動させるアクチュエータが設けられている。これにより、前記保持溝に挿入されたスクレーパの両端部と中央部の距離Lが距離L7と距離L8(但しL7<L8)の間で無段階に選択された距離で弓状に湾曲されるように構成される。前記アクチュエータにより作動部を正面側の支持壁に近接させる方向に揺動部を揺動させた状態では、スクレーパは、前記距離L7で湾曲された弓状形態に保持される。前記アクチュエータにより作動部を背面側の支持壁に近接させる方向に揺動部材を揺動させた状態では、スクレーパは、前記距離L8で湾曲された弓状形態に保持される。
本発明の別の実施形態によれば、形状変更手段は、ホルダの弓状に湾曲する支持溝に内装される一対のスライド部材から成る。スライド部材は、弓状に湾曲された保持溝を形成し、一対のスライド部材を支持溝の中央部で相互に間隔をあけて内装し、該スライド部材を前記保持溝の湾曲方向であって相互に近接方向及び離反方向に移動させるアクチュエータを設けている。これにより、前記保持溝に挿入されたスクレーパの両端部と中央部の距離Lが距離L9と距離L10(但しL9<L10)の間で無段階に選択された距離で弓状に湾曲されるように構成される。前記アクチュエータにより一対のスライド部材を近接させた状態では、スクレーパは、前記距離L9で湾曲された弓状形態に保持される。前記アクチュエータにより一対のスライド部材を離反させた状態では、スクレーパは、前記距離L10で湾曲された弓状形態に保持される。
本発明によれば、ホルダ6の支持溝13により、両端部と中央部がベルト長手方向に所定距離Lを有する弓状形態となるようにスクレーパ5を湾曲保持するベルトクリーナ装置において、前記所定距離Lを相違する複数の異なる弓状形態から任意の弓状形態を選択可能とする形状変更手段20を設けているので、該形状変更手段20により選択された弓状形態となるようにスクレーパ5を保持することが可能である。従って、現場によってベルトのトラフ癖の形状が相違する場合でも、スクレーパ5の掻取部7をベルト表面の全幅にわたり好適に接触させ、ベルト表面の残留付着物をスクレーパ5の全幅にわたり良好に除去できるという効果がある。
本発明のベルトクリーナ装置の全体を正面側から示す斜視図である。 本発明のベルトクリーナ装置の全体を背面側から示す斜視図である。 本発明のベルトクリーナ装置におけるスクレーパの1例を示しており、(A)は弓状に湾曲されたスクレーパを正面側から示す斜視図、(b)は湾曲されていないスクレーパを正面側から示す斜視図、(C)は湾曲されていないスクレーパを背面側から示す斜視図である。 本発明のベルトクリーナ装置に関して、ホルダと、スクレーパと、形状変更手段を分解した状態で示す斜視図である。 ホルダの構成部材を分解した状態で示す斜視図である。 形状変更手段の第1実施例を構成する充填板を示しており、(A)は湾曲されていない充填板を示す斜視図、(B)は縦溝の部分で切断され湾曲された充填板を示す斜視図である。 形状変更手段の第1実施例を示しており、(A)はスクレーパブレードの横断面図、(B)は充填板の横断面図、(C)はホルダの横断面図である。 形状変更手段の第1実施例の作用を示しており、(A)はスクレーパが曲率半径Rs1で湾曲され保持された状態を示す横断面図、(B)はスクレーパが曲率半径Rs2で湾曲され保持された状態を示す横断面図である。 形状変更手段の第2実施例を示しており、(A)は形状変更手段を構成する充填板を示す横断面図、(B)はスクレーパが曲率半径Rs3で湾曲され保持された状態を示す横断面図、(C)はスクレーパが曲率半径Rs4で湾曲され保持された状態を示す横断面図である。 形状変更手段の第3実施例を示しており、(A)は形状変更手段を構成する充填板を示す横断面図、(B)はスクレーパが曲率半径Rs5で湾曲され保持された状態を示す横断面図、(C)はスクレーパが曲率半径Rs6で湾曲され保持された状態を示す横断面図である。 形状変更手段の第4実施例を示しており、(A)は形状変更手段を構成する揺動部材を示す横断面図、(B)はスクレーパが曲率半径Rs7で湾曲され保持された状態を示す横断面図、(C)はスクレーパが曲率半径Rs8で湾曲され保持された状態を示す横断面図である。 形状変更手段の第5実施例を示しており、(A)は形状変更手段を構成するスライド部材を示す横断面図、(B)はスクレーパが曲率半径Rs9で湾曲され保持された状態を示す横断面図、(C)はスクレーパが曲率半径Rs10で湾曲され保持された状態を示す横断面図である。 従来技術の作用を示しており、(A)は曲率半径Rbで湾曲するトラフ癖を有するベルトの表面にスクレーパを接触した状態を示す説明図、(B)は曲率半径Rb1で湾曲するトラフ癖を有するベルトの表面にスクレーパを接触した状態を示す説明図、(C)は曲率半径Rb2で湾曲するトラフ癖を有するベルトの表面にスクレーパを接触した状態を示す説明図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
以下に説明する複数の実施形態を通じて、本発明のベルトクリーナ装置は、コンベヤベルト4のリターン側で該ベルトの横断方向に配置され、該ベルト表面の残留付着物を除去するスクレーパ5と、該スクレーパ5を支持するホルダ6を備えている。ホルダ6は、ベルト横断方向に向く軸線A回りに回動調整自在に支持される。スクレーパ5は、ベルト表面に接触する掻取部7を有し、ベルト4の両側部から中央部に至り漸次、前記軸線Aから遠ざかるようにほぼ弓状に湾曲させられている。
図面には、コンベヤベルト4のリターン側の一部分だけが示されている。この「リターン側」は、駆動プーリと従動プーリに巻掛けられた周回走行するエンドレスベルトにおいて、搬送物を積載して往動走行し、該搬送物を落下させるまでのフォワード側に対する語であり、前記往動方向とは逆方向に向けて復動走行するリターン過程の部分を意味する。従って、折り返し点を過ぎた直後のプーリ上に位置する過程も含まれるものである。
(ベルトクリーナ装置の全体構成)
ベルト4のリターン側において、該ベルト4の両側には、一対の取付支持装置(図示せず)が設けられる。一対の取付支持装置は、対称に配置され、上述した特許文献1〜4に開示される構成のようなものを使用できる。
図1及び図2に示すように、スクレーパ5は、ベルト4のリターン走行方向Fに向かい膨出するようほぼ弓状に湾曲して形成されたホルダ6に着脱自在に支持される。これにより、スクレーパ5は弓状のホルダ6に沿うように湾曲され、湾曲した状態でホルダ6に装着される。スクレーパ5は、背面部の先端部に、超硬合金又はセラミックス等の耐摩耗材から成るチップ8を固着している。該チップ8の下方に位置するスクレーパ5の背面部には、ゴムシート9の上縁部が固着されており、該シート9はスクレーパ5の背部を覆うように下方に垂下されている。
図4及び図5に示すように、ホルダ6は、弓状に湾曲形成された底部材10にレール状の支持壁11、12を溶接等で固設することによりスクレーパ5を支持する支持溝13を構成する。背部の支持壁12の両端部はベルトのリターン走行方向Fとは反対方向に延びる延長部12e、12eを有し、該延長部12eに座板14を溶接等で固着し、該座板14、14にフレーム15、15を溶接等で固着している。フレーム15、15は相互に同心状に配置され、両フレームの共通軸線によりスクレーパ5の回動軸線Aを形成する。尚、座板14は、底部材10の側縁に溶接等で固着され、座板14と底部材10の底面に溶接等で固着される連結片16で連結される。
スクレーパ5を装着したホルダ6は、回動軸線Aがベルト4を横断するように配置され、フレーム15、15を取付支持装置に保持される。該取付支持装置には、押上装置(図示せず)が設けられている。押上装置は、上述した特許文献1〜4に開示される構成のようなものを使用できる。スクレーパ5は、ベルト4の両側部から中央部に至り漸次、前記軸線Aから遠ざかるように湾曲されており、前記押上装置により、軸線A回りにフレーム15、15を上方Uに向けて回動し、スクレーパ5を起立させると、スクレーパ5のチップ8の上縁が中央部を上方に膨出する弓状を呈し、ベルト4の湾曲表面に沿って接触する掻取部7を構成する。
(スクレーパの構成)
図3に示すように、スクレーパ5は、掻取部7を構成するチップ8を上端にロウ付け等により固着した金属板から成る支持部材17の多数と、多数の支持部材17を並列状態で連結するほぼ帯状の弾性体18と、掻取部7の近傍で多数の支持部材17に沿い接着されたゴムシート9とから成る。図例では、チップ8は支持部材17の両側より突出するように該支持部材17の幅員よりもやや長く形成され、チップ8を同一線上に整列しつつ多数の支持部材17を整列させ、この状態で該支持部材17を天然ゴム、合成ゴム等の弾性体18に埋設している。従って、弾性体18は、隣接する支持部材17、17の隙間にゴムを充填することによりヒンジ部19を形成しており、該ヒンジ部19を介して、ブレード状のスクレーパ5を直線状態から弓状形態に湾曲するように弾性変形自在とする。弾性体18は、ホルダ6の支持溝13に挿入される脚部18aと、支持溝13から突出してベルト4の表面に臨む頭部18bを備えている。しかしながら、本発明は、図3に示すようなスクレーパ5に限定されるものではない。
スクレーパ5は、ほぼ直線状態からほぼ弓状に湾曲する弾性変形自在なブレードを構成しており、脚部18aをホルダ6の支持溝13に支持したとき、図1及び図2に示すように、該ブレードの両端部と中央部がベルト長手方向に所定距離Lを有する弓状形態となるように湾曲保持される。
本発明は、ホルダ6の支持溝13の内部に形状変更手段20を設けている。形状変更手段20は、スクレーパ5の湾曲形状に関して、前記所定距離Lを相違した複数の異なる弓状形態から任意の弓状形態を選択可能とし、選択された弓状形態となるようにスクレーパ5を湾曲させ保持するように構成されている。
(形状変更手段の第1実施例)
図4並びに図6ないし図8は、形状変更手段20の第1実施例を示しており、該形状変更手段20は、一対の可撓性を有する充填板21、21により構成されている。
図7に示すように、ホルダ6は、支持溝13の正面側で弓状に湾曲する支持壁11の曲率半径Rw1と、背面側で弓状に湾曲する支持壁12の曲率半径Rw2を、Rw1>Rw2に形成し、これにより、支持溝13の中央部の溝幅W1と両側部の溝幅W2がW2>W1となるように構成している。図4に示すように、正面側の支持壁11は、両端近傍部にネジ孔11aを穿設しており、該ネジ孔11aにボルト22が螺挿される。背面側の支持壁12は、両端近傍部にネジ孔12aを穿設しており、該ネジ孔12aにボルト23が螺挿される。尚、ボルト22、23にはロックナット24を設けるのが好ましい。これに対して、スクレーパ5は、図7に示すように、脚部18aの厚さTを、T≦W1に形成している。従って、スクレーパ5を湾曲させ、脚部18aを支持溝13に挿入したとき、該脚部18aの両端部が支持壁11、12の間で揺動可能である。
前記充填板21は、ポリカーボネート又はナイロン等の高強度かつ可撓性を有する合成樹脂により成形された板を構成し、図6に示すように、一端部21aの肉厚t1と他端部21bの肉厚t2がt1>t2となるように形成され、一端部21aの肉厚t1がt1≦(W2−T)となるように形成されている。図例の場合、充填板21の一端から延びる所定の領域により肉厚t1とした一端部21aを構成し、他端から延びる所定の領域により肉厚t2とした他端部21bを構成しているが、一端から他端に向けてテーパを形成した構成としても良い。
第1実施例によれば、スクレーパ5は、弓状に湾曲されたときの両端部と中央部の距離LをL1とL2(L1<L2)の何れかに変更することが可能であり、2種類の異なる弓状形態を選択することが可能である。
図8(A)は、スクレーパ5が前記距離L1を選択した弓状形態で保持された状態を示している。スクレーパ5は、脚部18aをホルダ6の支持溝13に挿入し、正面側の支持壁11に沿わせており、背面側の支持壁12と脚部18aの間に充填板21を挿入している。一対の充填板21、21は、厚い方の端部21aが支持溝13の両側部に位置し、薄い方の端部21bが支持溝13の中央部に位置するように配置され、背面側の支持壁12からボルト23を螺入し、脚部18aを正面側の支持壁11と充填板21により挟持している。従って、スクレーパ5は、曲率半径Rw1とされた正面側の支持壁11の内面に沿って湾曲され、両端部と中央部の距離がL1とされ、図示のような曲率半径Rs1で湾曲する弓状形態を保持する。
図8(B)は、スクレーパ5が前記距離L2を選択した弓状形態で保持された状態を示している。スクレーパ5は、脚部18aをホルダ6の支持溝13に挿入し、背面側の支持壁12に沿わせており、正面側の支持壁11と脚部18aの間に充填板21を挿入している。一対の充填板21、21は、厚い方の端部21aが支持溝13の両側部に位置し、薄い方の端部21bが支持溝13の中央部に位置するように配置され、正面側の支持壁11からボルト22を螺入し、脚部18aを背面側の支持壁12と充填板21により挟持している。従って、スクレーパ5は、曲率半径Rw2とされた背面側の支持壁12の内面に沿って湾曲され、両端部と中央部の距離がL2とされ、図示のような曲率半径Rs2(Rs2<Rs1)で湾曲する弓状形態を保持する。
従って、ベルトクリーナ装置をコンベヤベルトのリターン側に設置する際、スクレーパ5を前記2種類の弓状形態から選択した弓状形態となるように湾曲させ保持することができる。その結果、スクレーパ5を回動起立したとき、トラフ癖により湾曲されたベルト表面に対して、スクレーパ5の掻取部7が該ベルト表面の全幅に沿って接触可能となる。
尚、図5に示すように、ホルダ6の底部材10には、貫通する複数の孔10aが設けられている。従って、掻取部7が摩耗したスクレーパ5をホルダ6から抜き取る場合は、孔10aに挿入した治具をハンマー等で殴打することにより、スクレーパ5を簡単に抜き取ることができる。
形状変更手段20を含むベルトクリーナ装置の製作容易性の観点から、充填板21は、図6(A)に示すように、所定間隔をあけて複数の縦溝25を形成することが好ましい。コンベヤベルト4の幅寸法に応じて、長さ寸法の異なるスクレーパ5及びホルダ6が製作され提供されている。充填板21の長さを最も長い寸法のスクレーパ5及びホルダ6に対応するように形成しておけば、短い長さ寸法のスクレーパ5及びホルダ6に使用するときは、図6(B)に示すように、縦溝25の部分を切断することにより短くした充填板21を使用することができる。しかも、このような縦溝25は、充填板21の可撓性を増す利点もある。
(形状変更手段の第2実施例)
上記第1実施例は一対の充填板21、21により形状変更手段20を構成したが、図9に示す第2実施例は、1枚の充填板26により形状変更手段20を構成している。充填板26は、ポリカーボネート又はナイロン等の高強度かつ可撓性を有する合成樹脂により成形された1枚の板を構成し、両端部26a、26aの肉厚t1と中央部26bの肉厚t2がt1>t2となるように形成されており、両端部26a、26aから中央部26bに向けてテーパを形成するのが好ましい。スクレーパ5とホルダ6は、図7(A)及び図7(C)に示した構成と同様であり、充填板26の両端部26a、26aの肉厚t1がt1≦(W2−T)となるように形成されている。
第2実施例によれば、図9(B)と図9(C)に示すように、スクレーパ5は、弓状に湾曲されたときの両端部と中央部の距離LをL3とL4(L3<L4)の何れかに変更することが可能であり、2種類の異なる弓状形態を選択することが可能である。
図9(B)は、スクレーパ5が前記距離L3を選択した弓状形態で保持された状態を示している。スクレーパ5は、脚部18aをホルダ6の支持溝13に挿入し、正面側の支持壁11に沿わされ、背面側の支持壁12と脚部18aの間に充填板26を挿入し、背面側の支持壁12からボルト23を螺入することにより、脚部18aを正面側の支持壁11と充填板21により挟持している。従って、スクレーパ5は、曲率半径Rw1とされた背面側の支持壁11の内面に沿って湾曲され、両端部と中央部の距離がL3とされ、図示のような曲率半径Rs3で湾曲する弓状形態を保持する。
図9(B)は、スクレーパ5が前記距離L4を選択した弓状形態で保持された状態を示している。スクレーパ5は、脚部18aをホルダ6の支持溝13に挿入し、背面側の支持壁12に沿わされ、正面側の支持壁11と脚部18aの間に充填板21を挿入し、正面側の支持壁11からボルト22を螺入することにより、脚部18aを背面側の支持壁12と充填板21により挟持している。従って、スクレーパ5は、曲率半径Rw2とされた背面側の支持壁12の内面に沿って湾曲され、両端部と中央部の距離がL4とされ、図示のような曲率半径Rs4(Rs4<Rs3)で湾曲する弓状形態を保持する。
(形状変更手段の第3実施例)
図10は、形状変更手段20の第3実施例を示している。形状変更手段20は、上記第1実施例と同様に、一対の充填板27、27により構成されている。充填板27は、ポリカーボネート又はナイロン等の高強度かつ可撓性を有する合成樹脂により成形された板を構成し、一端部27aの肉厚t1と他端部27bの肉厚t2がt1>t2となるように形成されており、一端部27aから他端部27bに向けてテーパを形成するのが好ましい。スクレーパ5とホルダ6は、図7(A)及び図7(C)に示した構成と同様であるが、背面側の支持壁12の中央部にもネジ孔12bを穿設し、該ネジ孔12bにボルト28を螺挿している。尚、図7(C)に示した正面側の支持壁11のネジ孔11a及びボルト22は必要としない。そこで、充填板27の一端部27aの肉厚t1は、t1≦(W1−T)となるように形成されている。
第3実施例によれば、スクレーパ5は、弓状に湾曲されたときの両端部と中央部の距離LをL5とL6(L5<L6)の何れかに変更することが可能であり、2種類の異なる弓状形態を選択することが可能である。
図10(A)は、スクレーパ5が前記距離L5を選択した弓状形態で保持された状態を示している。スクレーパ5は、脚部18aをホルダ6の支持溝13に挿入し、該脚部18aと正面側の支持壁11の間に充填板27を挿入している。一対の充填板27、27は、厚い方の端部27aを支持溝13の中央部に向けて配置され、背面側の支持壁12からボルト23、28を螺入し、脚部18aを正面側の支持壁11と充填板21により挟持している。従って、スクレーパ5は、一対の充填板27、27の表面により形成された曲率半径Rw3の円弧面に沿って湾曲され、両端部と中央部の距離がL5とされ、図示のような曲率半径Rs5で湾曲する弓状形態を保持する。
図10(B)は、スクレーパ5が前記距離L6を選択した弓状形態で保持された状態を示している。スクレーパ5は、脚部18aをホルダ6の支持溝13に挿入し、該脚部18aと正面側の支持壁11の間に充填板27を挿入しているが、一対の充填板27、27は、薄い方の端部27bを支持溝13の中央部に向けて配置され、背面側の支持壁12からボルト23、28を螺入することにより、脚部18aを正面側の支持壁11と充填板21により挟持している。従って、スクレーパ5は、一対の充填板27、27の表面により形成された曲率半径Rw4(Rw4<Rw3)の円弧面に沿って湾曲され、両端部と中央部の距離がL6とされ、図示のような曲率半径Rs6(Rs6<Rs5)で湾曲する弓状形態を保持する。
上述した第1実施例、第2実施例、第3実施例において、スクレーパ5及びホルダ6の構成は概ね同様である。従って、同じ構成とされたスクレーパ5及びホルダを有するベルトクリーナ装置に対して、第1実施例の充填板21、21と、第2実施例の充填板26と、第3実施例の充填板27、27は、必要に応じて、選択的に使用することができる。
(形状変更手段の第4実施例)
図11は、形状変更手段20の第4実施例を示しており、形状変更手段20は、スクレーパ5の弓状形態を無段階に変更可能とするように構成されている。
ホルダ6は、支持溝13の正面側で弓状に湾曲する支持壁11の曲率半径Rw5と、背面側で弓状に湾曲する支持壁12の曲率半径Rw6を、Rw5>Rw6に形成し、これにより、支持溝13の中央部の溝幅W3と両側部の溝幅W4がW4>W3となるように構成している。
形状変更手段20は、一対の揺動部材29、29により構成されている。揺動部材29は、図11(A)に示すように、所定の曲率半径Rm(Rw5>Rm>Rw6)で湾曲された平行な保持壁30、30により保持溝31を形成し、保持壁30、30の一端部に枢軸32を設け、他端部に貫通孔から成る作動部33を設けており、一対の揺動部材29、29の枢軸32、32を相互に間隔Cをあけて対向させた状態でホルダ6の支持溝13に内装される。従って、揺動部材29、29は、枢軸32、32を支点として支持溝13の内部で揺動自在である。
ホルダ6の両端部にはアクチュエータ34、34が設けられている。図例の場合、アクチュエータ34は、背面側の支持壁12に固着されたナット35に進退自在に螺合されたボルト36により構成され、該ボルト36を前記作動部33に連結するフランジから成る連結部を設けている。従って、アクチュエータ34のボルト36を回動することによりナット35から後退させると、図11(B)の矢印M1に示すように、揺動部材29が枢軸31、31を支点として作動部33を正面側の支持壁11に近づけるように移動する。反対に、アクチュエータ34のボルト36を逆方向に回動することによりナット35に向けて前進させると、図11(C)の矢印M2に示すように、揺動部材29が枢軸31、31を支点として作動部33を背面側の支持壁12に近づけるように移動する。
スクレーパ5は、一対の揺動部材29、29の保持溝31、31に嵌入され、湾曲した弓状形態で保持されている。この際、スクレーパ5の中央部5cは、前記間隔Cに位置しており、弾性変形可能である。
第4実施例によれば、スクレーパ5は、弓状に湾曲されたときの両端部と中央部の距離LをL7とL8(L7<L8)の範囲で無段階に変更することが可能であり、異なる弓状形態を選択することが可能である。
図11(B)は、スクレーパ5が前記距離L7を選択した弓状形態で保持された状態を示している。アクチュエータ34、34により揺動部材29、29の作動部33を矢印M1の方向に移動させると、弓状に湾曲した状態で保持溝31、31に保持されたスクレーパ5は、両端部と中央部の距離をL7とされる。この際、中央部5cが一対の保持溝31、31の間で円弧を連続させるように変形されるので、スクレーパ5は、図示のような曲率半径Rs7で湾曲する弓状形態を保持する。
図11(C)は、スクレーパ5が前記距離L8を選択した弓状形態で保持された状態を示している。アクチュエータ34、34により揺動部材29、29の作動部33を矢印M2の方向に移動させると、弓状に湾曲した状態で保持溝31、31に保持されたスクレーパ5は、両端部と中央部の距離をL8とされる。この際、中央部5cが一対の保持溝31、31の間で円弧を連続させるように変形されるので、スクレーパ5は、図示のような曲率半径Rs8で湾曲する弓状形態を保持する。
アクチュエータ34はボルト36により構成されているので、作動部33を無段階に移動させることにより、スクレーパ5の両端部と中央部の距離をL7とL8の範囲内で任意の距離に設定することが可能である。
(形状変更手段の第5実施例)
図12は、形状変更手段20の第5実施例を示しており、形状変更手段20は、スクレーパ5の弓状形態を無段階に変更可能とするように構成されている。
ホルダ6は、半径Rw7、Rw8で同心円状の円弧を描くように湾曲された支持壁11、12を平行に配置することにより支持溝13を形成している。形状変更手段20は、一対のスライド部材37、37により構成され、ホルダ6の中央部で相互に間隔をあけて一対のスライド部材37、37を支持溝13に内装している。
スライド部材37は、湾曲された平行な保持壁38、38により保持溝39を形成しており、保持壁38、38の外側面を前記支持壁11、12の円弧に沿う円弧面に形成している。従って、スライド部材37、37は、支持溝13に挿入された状態で、図示矢印のように、支持溝13に沿ってスライド自在である。保持壁38、38の内側面は、支持壁12の半径Rw8よりも小さい半径Rw9、Rw10で同心円状の円弧を描く湾曲面を形成し、両湾曲面の間に保持溝39を形成する。
一対のスライド部材37、37は、アクチュエータ41により、相互に近接方向及び離反方向に移動可能とされており、該アクチュエータ41に連結される作動部40を設けている。アクチュエータの詳細は図示省略しているが、ターンバックル機構や、シリンダ機構等を使用することができる。
スクレーパ5は、一対のスライド部材37、37の保持溝39、39に嵌入され、湾曲した弓状形態で保持されている。この際、スクレーパ5の中央部5cは、ホルダ6の中央部に位置しており、弾性変形可能である。
第5実施例によれば、スクレーパ5は、弓状に湾曲されたときの両端部と中央部の距離LをL9とL10(L9<L10)の範囲で無段階に変更することが可能であり、異なる弓状形態を選択することが可能である。
図12(B)は、スクレーパ5が前記距離L9を選択した弓状形態で保持された状態を示している。アクチュエータ41によりスライド部材37、37を相互に離反する方向にスライドさせると、弓状に湾曲した状態で保持溝39、39に保持されたスクレーパ5は、両端部と中央部の距離をL9とされる。この際、中央部5cが一対の保持溝39、39の間で円弧を連続させるように変形されるので、スクレーパ5は、図示のような曲率半径Rs9で湾曲する弓状形態を保持する。
図12(C)は、スクレーパ5が前記距離L10を選択した弓状形態で保持された状態を示している。アクチュエータ41によりスライド部材37、37を相互に近接する方向にスライドさせると、弓状に湾曲した状態で保持溝39、39に保持されたスクレーパ5は、両端部と中央部の距離をL10とされる。この際、中央部5cが一対の保持溝39、39の間で円弧を連続させるように変形されるので、スクレーパ5は、図示のような曲率半径Rs10で湾曲する弓状形態を保持する。
スライド部材37、37を図12(B)に示す位置と図12(C)に示す位置との間で無段階にスライドさせ停止させることにより、スクレーパ5の両端部と中央部の距離をL9とL10の範囲内で任意の距離に設定することが可能である。
4 コンベヤベルト
5 スクレーパ
6 ホルダ
7 掻取部
11、12 ホルダの支持壁
13 ホルダの支持溝
20 形状変更手段
21 充填板(形状変更手段の第1実施例)
22、23 ボルト
26 充填板(形状変更手段の第2実施例)
27 充填板(形状変更手段の第3実施例)
28 ボルト
29 揺動部材(形状変更手段の第4実施例)
31 保持溝
34 アクチュエータ
37 スライド部材(形状変更手段の第5実施例)
39 保持溝
41 アクチュエータ

Claims (5)

  1. コンベヤベルトのリターン側で走行するベルト表面の残留付着物を除去するベルトクリーナ装置であり、スクレーパと、該スクレーパを支持するホルダと、押上装置とを備えており、
    前記ホルダ(6)は、ベルトの横断方向に配置される一対の支持壁(11)(12)を有し、両支持壁の間に位置して両端部から中央部に至るに従いベルト長手方向に次第に湾曲する支持溝(13)を形成し、
    前記押上装置は、前記ホルダ(6)の両端部をベルト横断方向に延びる軸線(A)の回りに回動させ、該ホルダを起立姿勢とするように押し上げるように構成され、
    前記スクレーパ(5)は、ほぼ直線状態からほぼ弓状に湾曲する弾性変形自在なブレードを構成しており、該ブレードを前記支持溝(13)に支持したとき、該ブレードの両端部と中央部がベルト長手方向に所定距離(L)を有する弓状形態となるように湾曲保持される構成において、
    前記所定距離(L)を相違した複数の異なる弓状形態から任意の弓状形態を選択可能とし、選択された弓状形態となるようにブレードを保持する形状変更手段(20)を前記支持溝(13)の内部に設けて成ることを特徴とするベルトクリーナ装置。
  2. ホルダ(6)は、支持溝(13)の正面側で弓状に湾曲する支持壁(11)の曲率半径(Rw1)と、背面側で弓状に湾曲する支持壁(12)の曲率半径(Rw2)を、Rw1>Rw2に形成し、支持溝(13)の中央部の溝幅(W1)と両側部の溝幅(W2)をW2>W1に形成することにより、該支持溝(13)に挿入されたスクレーパ(5)の両端部が支持壁(11)(12)の間で揺動可能となるように構成されており、
    前記形状変更手段(20)は、厚肉部(t1)と薄肉部(t2)を備えた可撓性を有する充填板(21,21)(26)から成り、厚肉部をホルダの両側に位置させて支持溝(13)に挿入され、スクレーパ(5)の両端部と中央部の距離(L)が距離(L1,L3)又は距離(L2,L3)(但しL1<L2、L3<L4)から選択された距離で弓状に湾曲されるように構成しており、
    前記充填板(21,21)(26)をスクレーパ(5)と背面側の支持壁(12)の間に装填することにより、スクレーパ(5)を正面側の支持壁(11)に沿わせ、前記距離L1又はL2で湾曲された弓状形態に保持し、
    前記充填板(21,21)(26)をスクレーパ(5)と正面側の支持壁(11)の間に装填することにより、スクレーパ(5)を背面側の支持壁(12)に沿わせ、前記距離L3又はL4で湾曲された弓状形態に保持するように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のベルトクリーナ装置。
  3. ホルダ(6)は、支持溝(13)の正面側で弓状に湾曲する支持壁(11)の曲率半径(Rw1)と、背面側で弓状に湾曲する支持壁(12)の曲率半径(Rw2)を、Rw1>Rw2に形成し、支持溝(13)の中央部の溝幅(W1)と両側部の溝幅(W2)をW2>W1に形成することにより、該支持溝(13)に挿入されたスクレーパ(5)の両端部が支持壁(11)(12)の間で揺動可能となるように構成されており、
    前記形状変更手段(20)は、厚肉部(27a)と薄肉部(27b)を備えた可撓性を有する一対の充填板(27)(27)から成り、該充填板(27)(27)をスクレーパ(5)と支持壁(11)又は支持壁(12)の間に装填し、スクレーパ(5)の両端部と中央部の距離(L)が距離(L5)又は距離(L6)(但しL5<L6)から選択された距離で弓状に湾曲されるように構成しており、
    一対の充填板(27)(27)の厚肉部(27a)(27a)を対向させた状態で支持溝(13)に装填することにより、スクレーパ(5)を前記距離L5で湾曲された弓状形態に保持し、
    一対の充填板(27)(27)の薄肉部(27b)(27b)を対向させた状態で支持溝(13)に装填することにより、スクレーパ(5)を前記距離L6で湾曲された弓状形態に保持するように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のベルトクリーナ装置。
  4. 前記形状変更手段(20)は、ホルダ(6)の支持溝(13)に内装される一対の揺動部材(29)(29)から成り、該揺動部材(29)は、弓状に湾曲された保持溝(31)を形成し、一端部に枢軸(32)を設けると共に、他端部に作動部(33)を設け、
    一対の揺動部材(29)(29)の枢軸(32)をホルダ(6)の支持溝(13)の中央部で相互に間隔(C)をあけて軸支し、作動部(33)を支持溝(13)の内部で揺動させるアクチュエータ(34)を設けており、前記保持溝(31)(31)に挿入されたスクレーパ(5)の両端部と中央部の距離(L)が距離(L7)と距離(L8)(但しL7<L8)の間で無段階に選択された距離で弓状に湾曲されるように構成しており、
    前記アクチュエータ(34)により作動部(33)を正面側の支持壁(11)に近接させる方向に揺動部材(29)(29)を揺動させた状態で、スクレーパ(5)が前記距離L7で湾曲された弓状形態を保持し、
    前記アクチュエータ(34)により作動部(33)を背面側の支持壁(12)に近接させる方向に揺動部材(29)(29)を揺動させた状態で、スクレーパ(5)が前記距離L8で湾曲された弓状形態を保持するように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のベルトクリーナ装置。
  5. 前記形状変更手段(20)は、ホルダ(6)の弓状に湾曲する支持溝(13)に内装される一対のスライド部材(37)(37)から成り、
    前記スライド部材(37)は、弓状に湾曲された保持溝(39)を形成し、一対のスライド部材(37)(37)を支持溝(13)の中央部で相互に間隔をあけて内装し、該スライド部材(37)(37)を前記保持溝(39)の湾曲方向であって相互に近接方向及び離反方向に移動させるアクチュエータ(41)を設けており、前記保持溝(39)(39)に挿入されたスクレーパ(5)の両端部と中央部の距離(L)が距離(L9)と距離(L10)(但しL9<L10)の間で無段階に選択された距離で弓状に湾曲されるように構成しており、
    前記アクチュエータ(41)により一対のスライド部材(37)(37)を近接させた状態で、スクレーパ(5)が前記距離L9で湾曲された弓状形態を保持し、
    前記アクチュエータ(41)により一対のスライド部材(37)(37)を離反させた状態で、スクレーパ(5)が前記距離L10で湾曲された弓状形態を保持するように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のベルトクリーナ装置。
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