JP6055132B1 - ベルトコンベヤ用クリーナ装置および板状材 - Google Patents

ベルトコンベヤ用クリーナ装置および板状材 Download PDF

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Abstract

【課題】ベルトの摩耗、付着物の残留、装置の製造或いはメンテナンス等の問題を低減させつつ、ベルトの付着物を除去することが可能となるクリーナ装置を提供する。【解決手段】縁部の伸びる伸長方向がベルトコンベヤのベルトの幅方向と略一致するように配置される、略板状の板状体が設けられ、前記板状体の縁部を前記ベルト表面へ圧接することにより、前記ベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置において、前記板状体の前記伸長方向端部を含む端部領域は、前記ベルト表面の走行方向下流側へ縁部が押された際に、前記伸長方向端部に近いほど前記走行方向下流側への変位量が大きくなる特定方向へ、弾性的に撓むように形成されたクリーナ装置とする。【選択図】図7

Description

本発明は、ベルトコンベヤのベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置、およびその部品として利用可能である板状材に関する。
一般に、各種原料や燃料、処理済の材料、廃棄物等を所望の地点間において、効果的に搬送する装置としてベルトコンベヤが使用されている。この種ベルトコンベヤは、例えば特許文献1の図4に示されているように、駆動プーリ2と従動プーリ(図示せず)との間に所定幅のゴム製ベルトBを巻き付け、駆動プーリ2を回転させることによりそのベルトBを両プーリ間で周回運動させる構成となっている。
搬送物は、前記ベルトBのうち、上側に位置するキャリヤ部6のベルトB上面一端に載せられ、そのベルトBの動きとともに他端へ搬送される。他端の反転部7においては、前記ベルトBが、下側に位置するリターン部8へと矢印aのように反転するので、搬送物は、矢印bで示すようにベルト面から落下して取り下ろしされる。
前記の通り搬送物は所定の場所に搬送されるが、ゴム製ベルトBを使用したコンベヤ1では、特に湿った搬送物を載せた場合などに、そのベルトB表面に搬送物が付着し易く、付着物がリターン部8側に至り、所定場所ではない床面等に落下するなど、搬送効率が悪くなることがあった。
このため、前記リターン部8の所定の場所にクリーナ装置10を取り付け、そのクリーナ装置10のスクレーパ5をベルトB表面に押し付けることにより、付着物を掻き取るように除去している。なお、場合によっては、反転部7付近にクリーナ装置9を追加し、そのスクレーパ5により付着物を除去する。
ところが、一般的に、コンベヤベルトBは、安定搬送の観点から断面弓状に湾曲している(一般にトラフ癖と言われている)ため、クリーナ装置10において直線状に配設されたスクレーパ5ではベルトBの中央部分に隙間が出来て、その部分の付着物を良好に掻き取ることが出来ない。しかも、断面弓状に湾曲したベルトの表面の中央部に搬送物が繰り返し積載されるので、ベルト表面は両側部よりも中央部の摩耗が大きく、当該隙間は徐々に拡大する傾向となる。
このような不具合を解決するために、特許文献2のクリーナは図1、図2、図6、図7に示されるように、ベルト31の幅方向に複数のチップステック20(スクレーパとも言う)を並設し、その柱状の弾性体22の先端にチップ21を設け、ベルト31の幅方向の凹凸に対して、ベルト31の垂直方向に屈曲(弾性変形)させ、その高さを変化させながらベルト31に圧接して付着物を除去する装置が提案されている。この構成によれば、ベルトの搬送面が平面状でなくとも、ベルト31とスクレーパ20との間には隙間が出来ず、効率的に付着物を除去することが出来る。
また、特許文献3のクリーナ装置はその図1〜3、図6に示されているように、ベルトBの幅方向に複数の分割スクレーパ16、16・・・を一直線上に設け、この分割スクレーパ16を弾性的に支持する支持脚15の曲げ剛性をベルト両端部から中央部に向って徐々に高めて、ベルトBへの幅方向の接触圧の均一化を図り、ベルトとの隙間を無くして付着物の除去効率を上げている。
特開2005−225587号公報 特開2015−36327号公報 特開2011−173728号公報
しかし特許文献2のクリーナにおいては、幅寸法30ミリ以下のチップステック20をベルトの幅方向に精度よく多数設置する必要がある。しかも、トラフ癖によってベルトの幅方向で弾性体22の変形量が異なるため、隣接する弾性体22上のチップ21間に走行方向の隙間が生じ、該隙間を介して付着物が幅方向に抜け出てベルトに残留する場合がある。また、トラフ癖によってベルトの幅方向の端部に配される弾性体22の弾性力が付着物の多い中央部よりも強くなるので、ベルトの幅方向の両端部の摩耗が大きくなる問題もある。特に、各チップステック20は個々に弾性変形するので、ベルトBとの接触圧が夫々異なることになり、付着物の除去状況やベルトの摩耗にばらつきが出易くなる。
また、特許文献3のクリーナ装置はベルトの幅方向の接触圧の均一化を積極的に図っているので、付着物の除去状況やベルトの摩耗状況についてばらつきが出難いが、設置する分割スクレーパの個々について曲げ剛性を適切に設置しなければならないので、製造或いはメンテナンス作業に手間がかかる傾向にある。
本発明は上記問題点に鑑み、ベルトの摩耗、付着物の残留、装置の製造或いはメンテナンス等の問題を低減させつつ、ベルトの付着物を除去することが可能となるクリーナ装置、およびその部品として利用可能である板状材の提供を目的とする。
本発明に係るクリーナ装置は、縁部の伸びる伸長方向がベルトコンベヤのベルトの幅方向と略一致するように配置される、略板状の板状体が設けられ、前記板状体の縁部を前記ベルト表面へ圧接することにより、前記ベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置において、前記板状体の前記伸長方向端部を含む端部領域は、前記ベルト表面の走行方向下流側へ縁部が押された際に、前記伸長方向端部に近いほど前記走行方向下流側への変位量が大きくなる特定方向へ、弾性的に撓む構成とする。
本構成によれば、ベルトの摩耗、製造或いはメンテナンス作業等の問題を低減させつつ、ベルトの付着物を除去することが可能となる。なおここでの略板状とは、全体が連接した形態には限られず、全体として略板状をなすように複数部材が配列された形態も含む概念である。
また上記構成としてより具体的には、前記板状体は、前記ベルト表面の走行方向上流側と鋭角をなすように、傾斜して設けられる構成としてもよい。また上記構成としてより具体的には、前記傾斜の角度を調節可能とする角度調節部を備えた構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記板状体は、略板状である複数のスクレーパが、前記ベルトの幅方向へ並ぶように保持部材に保持されることにより形成され、前記複数のスクレーパの縁部夫々が前記ベルトの幅方向へ並ぶことにより、前記板状体の縁部が形成されており、前記複数のスクレーパのうち端に配置されたものは、前記保持された状態で前記走行方向下流側へ縁部が押された際に、前記特定方向へ弾性的に撓むように形成された特定スクレーパである構成としてもよい。
また、前記スクレーパ夫々を、前記ベルトの幅方向へ伸びるシャフトへ前記保持部材を介して固定することにより、前記板状体が形成される上記構成のクリーナ装置において、前記保持部材は、前記スクレーパが弾性的に固定されるようにする弾性体を含む構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記板状体を形成する前記スクレーパの個数を、調節可能とした構成としてもよい。本構成によれば、例えばベルトの幅方向寸法等に応じて、板状体の長手方向寸法を調節することが可能となる。また上記構成としてより具体的には、前記保持部材は、前記スクレーパ夫々を着脱可能に保持する構成としてもよい。本構成によれば、例えば古くなったスクレーパを新しいものに交換することが可能となり、装置の利便性を向上させることが出来る。
また上記構成において、前記特定スクレーパは、弾性を有する支持板に、該支持板よりも硬い前記縁部を固定して形成されており、前記保持部材へ着脱可能に固定される第1領域と、第1領域から前記伸長方向外向きへ延出し、前記保持部材に間接的に保持される第2領域と、を有し、当該縁部は、少なくとも第1領域と第2領域の境界において分断されており、第1領域が前記保持部材へ固定された状態において、第2領域の当該縁部が前記走行方向下流側へ押された際に、第2領域が前記特定方向へ弾性的に撓む構成としてもよい。本構成によれば、縁部を硬くして摩耗等を抑えながらも、弾性的に撓む効果をより十分に得ることが可能となる。なお、ここでの「伸長方向の外向き」とは、板状体の端に近づく向き(板状体の伸長方向中央から遠ざかる向き)を指す。
また本発明に係る板状材は、上記構成のクリーナ装置に装着し、前記特定スクレーパとして使用可能である構成とする。当該構成としてより具体的には、弾性を有する支持板に、該支持板よりも硬い前記縁部を固定して形成されており、前記保持部材へ着脱可能に固定される第1領域と、第1領域から前記伸長方向外向きへ延出し、前記保持部材に間接的に保持される第2領域と、を有し、当該縁部は、少なくとも第1領域と第2領域の境界において分断されており、第1領域が前記保持部材へ固定された状態において、第2領域の当該縁部が前記走行方向下流側へ押された際に、第2領域が前記特定方向へ弾性的に撓む構成としてもよい。本構成によれば、縁部を硬くして摩耗等を抑えながらも、弾性的に撓む効果をより十分に得ることが可能となる。
本発明に係るクリーナ装置によれば、ベルトの摩耗、製造或いはメンテナンス作業等の問題を低減させつつ、ベルトの付着物を除去することが可能となる。
本実施形態に係るクリーナ装置の使用状態に関する説明図である。 図1の要部についての拡大図である。 トラフ形成ローラに関する説明図である。 本実施形態に係るクリーナ装置の正面図である。 本実施形態に係るクリーナ装置の側面図である。 本実施形態に係る各タイプのスクレーパの説明図である。 スクレーパとベルトの接触状態に関する説明図である。 スクレーパとベルトの接触状態に関する別の説明図である。 スクレーパの撓みに関する説明図である。 タイプBのスクレーパの変形例に関する説明図である。
本発明の実施形態について各図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態に係るクリーナ装置10の使用状態の一例を示す図であり、図2は、図1の要部(クリーナ装置10の近傍)についての拡大図である。なお以下の説明における上下、左右、および前後の各方向(互いに直交する方向)は、各図面に示す通りである。下方向は鉛直下向きと一致し、左右方向はベルトBの幅方向に一致する。また図1には示されていないが、往路側のベルトBには、実際にはトラフ形成ローラ4によってトラフが形成されている。
ベルトコンベヤ1は、駆動プーリ2、中間プーリ3、トラフ形成ローラ4、ベルトB、およびベルトコンベヤ1の後側に設けられた従動プーリ(不図示)などを備えている。駆動プーリ2と従動プーリは、所定幅のベルトB(ゴム製の無端ベルト)が巻き付けられている。駆動プーリ2と従動プーリは、ベルトBの内側の面に接触し、ベルトBを周回可能に支持している。
ベルトコンベヤ1は、駆動プーリ2を図1に示す矢印a方向へ回転させることにより、ベルトBを両プーリ間で周回させる。なおベルトBを周回させる形態はこれに限られず、例えば後側のプーリを駆動プーリとして回転させるようにしても構わない。また中間プーリ3は、ベルトBの外側の面に接触してベルトBを下側から支持し、ベルトBの適切な周回を補助する。
周回するベルトBは、上側の往路側でベルトB上面に搬送物Mを積載し、ベルトBの周回によって搬送物Mをベルトコンベヤ1の後側から前端へ(図1に着色矢印で示す方向へ)搬送する。搬送された搬送物Mは、端部の駆動プーリ2の近傍において、図2に示す矢印b方向にベルト面から落下する。搬送物Mが落下する位置には、予め回収容器Xが準備されており、逐次落下する搬送物Mは回収容器X内に回収される。前端に達したベルトBの部分は、その後、下側の復路側を後方へ(図1に白抜矢印で示す方向へ)進んでいき、後端の従動プーリの位置を経て往路側へ戻ることになる。
トラフ形成ローラ4は、往路側のベルトBにトラフ(前後へ伸びる溝)を形成して、ベルトB上面に搬送物Mを積載し易くする。図3は、トラフ形成ローラ4によってベルトBにトラフが形成される様子を前側から見た図である。図3に示すようにトラフ形成ローラ4は、回転軸4aを中心に回転するローラであり、ベルトBの中央および両サイドのそれぞれを下側から支持するように、3個のトラフ形成ローラ4が配置されている。
両サイドの2個のトラフ形成ローラ4については、回転軸4aの方向は、水平方向と角度θ1をなす方向に設定されている。これによりベルトBの両サイドは、角度θ1の傾斜がつくように立ち上がる。
このようにして形成されたトラフにより、搬送物MはベルトBの脇からこぼれ落ち難くなり、搬送物Mを安定的に搬送することが可能である。なお図1に示すように、トラフ形成ローラ4は往路側の複数個所に設置されているが、前側(下流側)に設置されたものほど角度θ1は小さくなっている。
これにより、往路側においてトラフを徐々に解消させ、復路側へ移行する前にベルトBを平坦に近づけることが可能である。但し、ベルトBに対してトラフの形成を繰返すと、ベルトBにはいわゆる「トラフ癖」が付いてしまい、復路側においてもベルトBを完全に平坦化することは難しくなる。
また図2に示すように、復路側のベルトBの下方には、スクレーパ15を有したクリーナ装置10が配されている。クリーナ装置10は、取付け部材20を用いてベルトコンベヤ1側に取付け固定されている。スクレーパ15はベルトBの表面に圧接され、ベルトBの表面に付着した付着物mを掻き取る。これによりベルトBの表面はクリーニングされ、掻き取られた付着物mは回収容器Xへ回収される。なお本実施形態のクリーナ装置10は、ベルトBに上記のトラフ癖が付いていても、スクレーパ15がこれに追従し、付着物mを適切に掻き取ることが出来るよう工夫が施されている。この仕組みについては、改めて詳細に説明する。
次に、クリーナ装置10の構成等について詳細に説明する。図4はクリーナ装置10の正面図(前側から見た図)であり、図5はクリーナ装置10の側面図(右側から見た図)である。これらの図に示すようにクリーナ装置10は、シャフト11、保持部材12、スクレーパ15、および押圧部16などを備える。
スクレーパ15は、左右を長手方向とする板状(前後を表裏とする)の部材であり、軟鋼により形成された弾性を有する支持板15aに、チップ15bが固定された形態となっている。なお支持板15aの材質は、弾性を有した他の材質であっても構わない。
スクレーパ15の上側先端部分にはチップ15bの一部が露出している。これにより、スクレーパ15の上端をベルトBへ近接させて、チップ15bをベルトBの表面に当接させることが出来る。チップ15bは、高硬度の超硬合金やセラミック等の高硬度材により形成されており、支持板15aよりも硬くなっている。これによりチップ15bは、ベルトBに付着した付着物mを適切に掻き取ることができ、摩耗も極力抑えられるようになっている。チップ15bは、1個のスクレーパ15につき1個又は複数個が左右方向へ並ぶように設けられる。
支持板15aの下寄り部分にはボルトP1が固定されており、このボルトP1を用いて、スクレーパ15を保持板12aへ着脱可能に固定することが可能である。なお、支持板15aにボルトP1を固定しておく代わりに、支持板15aにはボルトP1に係合する孔を設けておいても構わない。この場合には、別に用意されるボルトP1を用いてスクレーパ15を保持板12aへ固定することが可能である。また各チップ15bは、上端縁がベルトBの幅方向(左右方向)に見て同一高さになるように配されている。
保持部材12は、保持板12aとゴムクッション(緩衝部)12bとカートリッジ12cとを備える。保持板12aは、前後の両面を有する金属製の板状部材であり、下側の部分がゴムクッション12bに埋め込まれており、上側の部分がゴムクッション12bの上端から上方に延びている。保持板12aにはボルトP1を通す孔が設けられており、スクレーパ15に固定されているボルトP1が前方から当該孔に嵌め込まれた後、ボルトP1にナットが取り付けられる。これにより保持板12aは、スクレーパ15を後方からしっかりと支持することが可能である。
ゴムクッション12bは高い弾力性を有しており、スクレーパ15が弾性的に固定されるようにする弾性体として機能する。これにより、スクレーパ15の動きに柔軟性を持たせることが可能である。例えば、スクレーパ15がベルトBの表面に摺動してベルトBの走行方向(後方)に追随する場合においても、押圧部16の作用とともにゴムクッション12bの反発力を利用して、スクレーパ15をベルトBの表面へ適切に圧接することが可能である。
ゴムクッション12bの下端部はカートリッジ12cに固定されており、カートリッジ12cは、ボルトP2を用いてシャフト11に固定されている。カートリッジ12cは、左右方向へ並ぶように、任意の個数のゴムクッション12bを着脱自在に固定することが可能である。これにより、ベルトBの幅寸法(左右方向の寸法)等に応じてスクレーパ15の個数を調節し、各スクレーパ15を合わせた全体の左右方向寸法を適正化することが可能である。なお、ベルトBの幅方向に並べて配置された各スクレーパ15を一体的に見ると、ベルトBの幅方向を長手方向とする一枚の板状体と見ることも出来る。この場合、複数のスクレーパ15の縁部(チップ15b)夫々がベルトBの幅方向へ並ぶことにより、当該板状体の縁部が形成されていると見ることが出来る。
シャフト11は、左右方向(ベルトBの幅方向)に延びて、両端が押圧部16により支持されている。押圧部16は、バネ16a、枠体16b、支持部材16c、および固定部16dを有する。枠体16bは取付け部材20に固定され、内部にバネ16aが配されている。バネ16aの下部は枠体16bに固定され、バネ16aの上部には支持部材16cが固定されている。支持部材16cは上方に延びて上端にシャフト11を支持する固定部16dが設けられている。
固定部16dは断面C字状に形成され、シャフト11が挿通される。これにより、シャフト11を回転軸として保持部材12が揺動可能になっている。シャフト11を挿通した固定部16dをボルトP3により締め付けることによって、保持部材12が所望の回動位置で固定部16dに固定される。
押圧部16は、バネ16aの弾性力により支持部材16cが支持するシャフト11を上方に付勢し、スクレーパ15をベルトBの表面に圧接する。
保持部12及びシャフト11は、支持片14の下部から下方に延びるポリエチレンシートのカバー17により覆われている。これにより、スクレーパ15により掻き取られた付着物mが、保持部12及びシャフト11に付着するのを防止している。
ところで先述したスクレーパ15には、それぞれ形状などの異なる幾つかのタイプが用意されている。図6は、各タイプのスクレーパ15について前側から見た形状概略を示している。これらの各タイプのスクレーパ15について、以下に説明する。
図6(1)に示すタイプAのスクレーパ15は、左右方向に並べられる複数のスクレーパ15のうち、両サイドに配置されるものを除いた各スクレーパ15として採用される(図4に示す「タイプA」を参照)。タイプAのスクレーパ15は左右対称の形状を有し、下側の左寄りの位置と右寄りの位置の2箇所にボルトP1が設けられている。
タイプAのスクレーパ15がボルトP1を用いて保持板12aへ固定されると、スクレーパ15の下側全体が比較的強固に固定される。チップ15bは、支持板15aの上側において、左端から右端まで伸びるように設けられている。
図6(2)に示すタイプBのスクレーパ15は、左右方向に並べられる複数のスクレーパ15のうち、左端のスクレーパ15として採用される(図4に示す「タイプB」を参照)。タイプBのスクレーパ15は概ね、タイプAのスクレーパ15と同等の要素E0の左側に、左方へ伸びる追加要素E1が連接した形状を有する。要素E1の左右方向寸法は、要素E0と同等(例えば10cm程度)であるが、これより大きくなっていても良い。要素E0に含まれる支持板15aは、追加要素E1まで途切れなく及んでいる。一方でチップ15bについては、図6(2)に破線で示す箇所(要素E0とE1の境界部分、および要素E1の左右方向中央部分)で分断されている。要素E1の撓み易さをより向上させるため、チップ15bは、要素E1においてより多くの箇所で分断されるようにしても構わない。なお要素E1には、保持板12aへ固定するためのボルトP1は設けられていない。要素E1は要素E0と連接することにより、間接的に保持板12aへ固定されることになる。
タイプBのスクレーパ15がボルトP1を用いて保持板12aへ固定されると、要素E0については下側全体が比較的強固に固定されるが、要素E1については保持板12aに直接固定はされず、要素E0の左側に繋がっているに過ぎない。そのため、例えば要素E1がベルトB表面に接触して後方への力を受けると、要素E1が後方へ(左側端部に近いほど変位量が大きくなる方向へ)弾性的に撓むことになる。この撓みは、特にチップ15bが分断されている箇所で顕著となる。また要素E1の支持板15aの部分は、左側端部に近いほど断面積が小さくなるように下部に傾斜を設けた形状となっており、左側端部に近いほど撓み易くなっている。
図6(3)に示すタイプCのスクレーパ15は、左右方向に並べられる複数のスクレーパ15のうち、右端のスクレーパ15として採用される(図4に示す「タイプC」を参照)。タイプCのスクレーパ15は概ね、タイプAのスクレーパ15と同等の要素E0の右側に、右方へ伸びる追加要素E2が連接した形状を有する。要素E2の左右方向寸法は、要素E0と同等(例えば10cm程度)であるが、これより大きくなっていても良い。要素E0に含まれる支持板15aは、追加要素E2まで途切れなく及んでいる。一方でチップ15bについては、図6(3)に破線で示す箇所で分断されている。要素E2の撓み易さをより向上させるため、チップ15bは、要素E2においてより多くの箇所で分断されるようにしても構わない。なお要素E2には、保持板12aへ固定するためのボルトP1は設けられていない。要素E2は要素E0と連接することにより、間接的に保持板12aへ固定されることになる。
タイプCのスクレーパ15がボルトP1を用いて保持板12aへ固定されると、要素E0については下側全体が比較的強固に固定されるが、要素E2については保持板12aに直接固定はされず、要素E0の右側に繋がっているに過ぎない。そのため、例えば要素E2がベルトB表面に接触して後方への力を受けると、要素E2が後方へ(右側端部に近いほど変位量が大きくなる方向へ)弾性的に撓むことになる。この撓みは、特にチップ15bが分断されている箇所で顕著となる。また要素E2の支持板15aの部分は、右側端部に近いほど断面積が小さくなるように下部に傾斜を設けた形状となっており、右側端部に近いほど撓み易くなっている。
なおタイプA〜Cの各スクレーパ15については、様々な状況への適用性を広げるため、形状や特性等を変えたバリエーションを用意しておいても良い。例えばタイプCについてのバリエーションの一形態として、図6(4)に示すタイプC´のスクレーパ15が挙げられる。タイプC´のスクレーパ15では、要素E2の代わりに、左右方向の長さを半減させた要素E2´が設けられている。先述した通り、スクレーパ15は保持板12aに対して着脱自在であるため、状況に応じてタイプCとタイプC´のうち最適な方を採用すれば良い。また以下の説明では、タイプB、C、およびC´のように端に配置されるスクレーパ15を、「特定スクレーパ」と称することがある。
次に、スクレーパ15とベルトBの接触状態について説明する。図7はベルトBに接触するスクレーパ15近傍の様子を右から見た図である。本図に示すようにスクレーパ15は、ベルトB表面の走行方向上流側と鋭角(角度θ2とする)をなすように、傾斜して設けられる。
角度θ2は、事前に調節しておくことが可能である。例えばベルトBの周回運転前に、ボルトP3を緩めてシャフト11を周方向に回転させ、保持部材12をベルトBの法線に対して走行方向(後方)に傾斜させた状態にしてボルトP3を締付けて、シャフトを固定することが可能である。なお角度θ2は、通常、80〜85度の範囲内に調節されることが好ましいが、使用状況等に応じて他の角度に調節されても構わない。なおクリーナ装置10は、角度θ2が調節可能とされずに所定角度に固定されても構わない。
図8は、復路側のベルトBにスクレーパ15が接触した状態(圧接前の状態)を、前側から見た模式図である。トラフ癖が付いたり、ベルトB表面の幅方向(左右方向)中央部が摩耗したりしたベルトB表面は、本図に示すように、幅方向の両端寄り部分が中央寄り部分に比べて下方へ位置する。そのため中央側のスクレーパ15(図8にαで示す)と両端側のスクレーパ15(図8にβで示す)とでは、ベルトB表面との距離が異なる。
ベルトB表面の中央寄り部分の付着物を適切に掻き取るためには、中央側のスクレーパ15をベルトB表面へ適度に圧接する必要があるが、このようにすると、両端側のスクレーパ15とベルトB表面の圧接力が強くなり過ぎるという問題が生じるようにも見える。しかし本実施形態では、図7に示すようにスクレーパ15を傾斜して設け、かつ、特定スクレーパの端部寄り部分が後方へ弾性的に撓むようにし、このような問題が生じないよう工夫されている。
すなわち、特定スクレーパ15の端部寄り部分がベルトB表面に圧接すると、この部分はベルトB表面に押されて、図7に着色矢印で示す方向(ベルトB表面の走行方向下流側と角度θ3をなす方向)へ弾性的に撓むことになる。そのため当該部分は、撓みの分だけベルトB表面から離れるように変位し、ベルトB表面との圧接力が強くなり過ぎることは回避される。
図9は、このような撓みが生じたスクレーパ15の状態を下側から見た模式図である。本図に示すαおよびβの意味は、図8の場合と同様である。本図に示すように両端側のスクレーパ15(特定スクレーパ)は、チップ15bの伸びる伸長方向の端部に近いほどベルトBの走行方向下流側への変位量が大きくなる方向(以下、「特定方向」と称することがある)へ撓む。なおここでの特定方向は、ベルトB表面の進行方向と角度θ3をなす方向である。このような方向へ撓むことにより、掻き取られた付着物mはベルトBの中央側から両サイド側へ円滑に流れ易く、付着物mがスクレーパ15の前面に堆積し難くなっている。
以上に説明した通り本実施形態のクリーナ装置10は、縁部(チップ15b)の伸びる伸長方向がベルトコンベヤのベルトBの幅方向と一致するように配置される、略板状の板状体(複数のスクレーパ15を左右方向へ並べたもの)が設けられ、当該板状体の縁部をベルトB表面へ圧接することにより、ベルトB表面の付着物を除去する。また当該板状体の伸長方向端部を含む端部領域(図6に示す要素E1やE2等に相当する領域)は、ベルトB表面の走行方向下流側へ縁部が押された際に、前記伸長方向端部に近いほど前記走行方向下流側への変位量が大きくなる特定方向へ、弾性的に撓むように形成されている。更に前記板状体は、ベルトB表面の走行方向上流側と鋭角をなすように、傾斜して設けられている。
なお板状体は、本実施形態のように小さい板状体(スクレーパ15)が並べられた形態の他、一枚の長い板状体であっても良い。また板状体の配置は、伸長方向がベルトBの幅方向に完全に一致している形態の他、クリーナ装置10が適切に機能し得る限り、伸長方向がベルトBの幅方向からずれていても構わない。
上記構成によりクリーナ装置10は、ベルトBの摩耗、付着物mの残留、装置の製造或いはメンテナンス等の問題を低減させつつ、ベルトBの付着物を除去することが可能となっている。すなわち、トラフ癖等によりベルトB表面の両端寄り部分が中央寄り部分より隆起していても、当該隆起した分に対応して、スクレーパ15がベルトB表面から離れるように撓む。
そのためスクレーパ15がベルトB表面の中央寄り部分を適切に圧接するようにしても、ベルトB表面の両端寄り部分への圧接力が強くなり過ぎず、ベルトBの摩耗は極力抑えられる。なおスクレーパ15の撓みは弾性的であるため、ベルトB表面の両端寄り部分への圧接力も適度に確保され、当該部分の付着物mも適切に掻き取ることが可能である。更に、スクレーパ15の撓みは弾性的であるため、スクレーパ15はベルトB表面の形状(トラフ癖の状態等)に追従して撓むこととなり、スクレーパ15をベルトB表面へ適切に圧接することが出来る。
また本実施形態では、スクレーパ15が撓むことによりベルトB表面から離れるという原理を活かして、ベルトB表面の両端寄り部分の摩耗を抑えている。そのため特許文献2に開示されたクリーナのように、隣接する弾性体上のチップ間に走行方向の隙間が生じ、該隙間を介して付着物が幅方向に抜け出てベルトに残留するという問題も、容易に解消され得る。また特許文献2に開示されたクリーナのように、付着物の除去状況やベルトの摩耗にばらつきが出易くなることもない。更に本実施形態では、特許文献3のクリーナ装置に比べ、設置する分割スクレーパの個々について曲げ剛性を適切に設置する必要が無く、製造或いはメンテナンス作業の手間も抑えられる。
なお本実施形態に係るクリーナ装置10において、前記板状体(各スクレーパ15)がベルトB表面に対して傾斜せず、ほぼ垂直に設けられる(つまり図7に示す角度θ2がほぼ直角とされる)ようにすることも可能である。この場合にも両端に配置される特定スクレーパは、傾けて設けられた場合と同様に、チップ15aがベルトB表面に押されることで特定方向へ撓む。なおここでの特定方向は、ベルトB表面の進行方向とほぼ同方向である。これにより、掻き取られた付着物mはベルトBの中央側から両サイド側へ円滑に流れ易く、付着物mがスクレーパ15の前面に堆積し難い。
図7に示す角度θ2がほぼ直角とされた場合は、同図に示す角度θ3はほぼ0度となり、特定スクレーパの撓み方向はベルトB表面とほぼ平行になる。このとき、撓んだ部分は、ベルトB表面から離れるようには殆ど変位しない。しかしこの撓んだ部分は、傾けて設けられた場合と同様に、撓んだ分だけベルトの中央寄りに変位し、特定スクレーパの端部がベルトの中央寄りに移動することになる。そのため、特定スクレーパの端部にベルトB表面が強く当たり過ぎる場合であっても、当該端部がベルトの中央寄りへ逃げるように移動し、ベルトB表面との圧接力が強くなり過ぎることは極力回避される。
またクリーナ装置10は、始めに各スクレーパ15がベルトB表面に対してほぼ垂直に設けられるようにし、ベルトBの走行方向に応じて各スクレーパ15が柔軟に傾くように構成しても良い。つまりベルトBが後方へ走行する際には、チップ15bが後方へ押されるようにして各スクレーパ15が傾き、ベルトBが前方へ走行する際には、チップ15bが前方へ押されるようにして各スクレーパ15が傾くようにしても良い。このような構成を採用すれば、使用中にベルトBの走行方向を逆転させても、自動的に各スクレーパ15を適切な方向へ傾かせることができ、いわゆるリバーシブルタイプのクリーナ装置が実現可能である。
なお特定スクレーパの形状については、その端部寄り部分において、チップ15bがベルトB表面から離れるように角度を設けるようにしても構わない。例えば図10に示すように、タイプB(図6を参照)のスクレーパ15における要素E1のチップ15bがベルトB表面から離れるように、角度θ4を設けるようにしても構わない。このようにすれば、要素E1のチップ15bがベルトB表面に強く当たり過ぎることを、より効果的に抑えることが可能となる。
上述したように、特定スクレーパの工夫された構成(ベルトBの走行方向下流側へチップ15bが押された際に、特定方向へ弾性的に撓む構成)によって、スクレーパがベルトB表面に強く当たり過ぎることを極力防ぐ効果や、付着物mが特定スクレーパの前面に堆積し難くなる効果が得られる。このように特定スクレーパは、クリーナ装置の部品として従来には無い優れた効果を発揮するものである。
本実施形態の特定スクレーパは、保持部材12へ着脱可能に固定される第1領域(図6に示す要素E0に相当する)と、第1領域から伸長方向外向き(板状体の伸長方向中央から離れる向き)へ延出し、保持部材12に間接的に保持される第2領域(図6に示す要素E1、E2、E2´に相当する)と、を有する。更に当該特定スクレーパでは、チップ15bは、少なくとも第1領域と第2領域の境界において分断されており、第1領域が保持部材12へ固定された状態において、第2領域のチップ15bがベルトB表面の走行方向下流側へ押された際に、第2領域が特定方向へ弾性的に撓む。この撓みによる効果は、チップ15bの分断によって、より十分に得ることが可能である。
なお本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、ベルトコンベヤのベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置に利用可能である。
1 ベルトコンベヤ
2 駆動プーリ
3 中間プーリ
4 トラフ形成ローラ
4a トラフ形成ローラの回転軸
10 クリーナ装置
11 シャフト
12 保持部材
12a 保持板
12b ゴムクッション(緩衝部)
12c カートリッジ
15 スクレーパ(板状材)
15a 支持板(基体)
15b チップ
16 押圧部
16a バネ
16b 枠体
16c 支持部材
16d 固定部
17 カバー
B ベルト

Claims (7)

  1. 縁部の伸びる伸長方向がベルトコンベヤのベルトの幅方向と略一致するように配置される、略板状の板状体が設けられ、
    前記板状体の縁部を前記ベルト表面へ圧接することにより、前記ベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置において、
    前記板状体の前記伸長方向端部を含む端部領域は、前記ベルト表面の走行方向下流側へ縁部が押された際に、前記伸長方向端部に近いほど前記走行方向下流側への変位量が大きくなる特定方向へ、弾性的に撓むように形成され、
    記板状体は、略板状である複数のスクレーパが、前記ベルトの幅方向へ並ぶように保持部材に保持されることにより形成され、
    前記複数のスクレーパの縁部夫々が前記ベルトの幅方向へ並ぶことにより、前記板状体の縁部が形成されており、
    前記複数のスクレーパのうち端に配置されたものは、前記保持された状態で前記走行方向下流側へ縁部が押された際に、前記特定方向へ弾性的に撓むように形成された特定スクレーパであり、
    記特定スクレーパは、
    弾性を有する支持板に、該支持板よりも硬い前記縁部を固定して形成されて、前記保持部材へ着脱可能に固定される第1領域と、第1領域から前記伸長方向外向きへ延出し、前記保持部材に間接的に保持される第2領域と、を有し、
    当該縁部は、少なくとも第1領域と第2領域の境界において分断されており、
    第1領域が前記保持部材へ固定された状態において、第2領域の当該縁部が前記走行方向下流側へ押された際に、第2領域が前記特定方向へ弾性的に撓むことを特徴とするクリーナ装置。
  2. 前記板状体は、前記ベルト表面の走行方向上流側と鋭角をなすように、傾斜して設けられることを特徴とする請求項1に記載のクリーナ装置。
  3. 前記傾斜の角度を調節可能とする角度調節部を備えたことを特徴とする請求項2に記載
    のクリーナ装置。
  4. 前記スクレーパ夫々を、前記ベルトの幅方向へ伸びるシャフトへ前記保持部材を介して固定することにより、前記板状体が形成される請求項1から請求項3の何れかに記載のクリーナ装置であって、
    前記保持部材は、前記スクレーパが弾性的に固定されるようにする弾性体を含むことを特徴とするクリーナ装置。
  5. 前記板状体を形成する前記スクレーパの個数を、調節可能としたことを特徴とする請求項4に記載のクリーナ装置。
  6. 前記保持部材は、前記スクレーパ夫々を着脱可能に保持することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のクリーナ装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れかに記載のクリーナ装置に装着し、前記特定スクレーパとして使用可能である板状材であって、
    弾性を有する支持板に、該支持板よりも硬い前記縁部を固定して形成されて、前記保持部材へ着脱可能に固定される第1領域と、第1領域から前記伸長方向外向きへ延出し、前記保持部材に間接的に保持される第2領域と、を有し、
    当該縁部は、少なくとも第1領域と第2領域の境界において分断されており、
    第1領域が前記保持部材へ固定された状態において、第2領域の当該縁部が前記走行方向下流側へ押された際に、第2領域が前記特定方向へ弾性的に撓むことを特徴とする板状材。
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