JP6529797B2 - ウィケット - Google Patents

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Description

本発明は、飲料用缶を含めた金属缶の素材である金属板を保持した状態でコンベアにより乾燥領域へ搬送するウィケットに関する。
飲料用缶等に用いる金属板の表面には、文字や絵柄が印刷される。その印刷は金属板の表面にインキで印刷し、その後、印刷された金属板を乾燥炉内に通過させることにより、前記インキを乾燥させて金属板の表面に焼き付ける。前記印刷された金属板を乾燥炉内に通過させる際にウィケットが用いられる。
前記ウィケットは、コンベアに装着されて金属板を保持しつつ搬送されるものである。前記ウィケット及び前記金属板は、コンベアの駆動により前記乾燥炉内を通過する際、前記コンベアによる送り動作時の微振動に起因して、送られる前後方向及び面に直交する方向に振動しつつ搬送される。前記ウィケット及び前記金属板が振動すると、前記ウィケットは前記金属板を支持しているため、その両者の当接部分に擦れが生じ、その擦れた箇所に黒点が生じる、すなわちウィケットアブレーションが発生する。前記黒点は、飲料用缶,菓子缶,乳糖缶,缶詰缶などに印刷を施した際に、キズや錆びを発生させたり、汚点箇所として判定され商品価値を損なうなどの支障が生じてしまう。
従来から前記ウィケットアブレーションの発生を回避する種々の手段が開発されている。特許文献1には、枠体部の縦杆部及び斜杵部等にこれらの杵部の長さ方向に複数の回動自在なローラを敷設し、これらのローラにより形成される支持部に金属板を支持させるようにしたウィケットが開示されている。
さらに、特許文献2には、塗装、印刷された金属板を搭載し、乾燥炉内を移動する金属板用ウィケットにおいて、おおむね平坦な、表面と裏面とを有する板状枠体と、前記板状枠体にボルトとナットとで取り付けられ、回転自在のボールを収納する転動材収納具と、前記搭載する金属板に接してこの金属板を下から支えるように、前記転動材収納具に保持されたボールとを備えた金属板用ウィケットが開示されている。そして、前記複数のボールは、その転動面の直径が前記表面と裏面との間隔より大きく、前記表面側および裏面側の両側において外方向にその転動面を出し、前記両側において前記金属板に接することが可能な構成になっている。
公開実用昭和61−116611号 特許第3369122号
特許文献1及び特許文献2に開示されたウィケットは、ローラ或いはボールを金属板に接近させて金属板を支える構造のものであるため、ウィケットと金属板をコンベアの駆動により搬送する際に前記ウィケットと前記金属板とが振動したことにより、前記金属板と前記ローラ及び前記ボールとが接近する箇所で擦れが生じ、金属板に線状のウィケットアブレーションが生じてしまい、前記ウィケットアブレーションを回避することができないという課題があった。
本発明の目的は、ウィケットを送り機構で送る際に生じる気流を利用してエアークッション層を効率良く発生させる共にそのエアークッション層でアブレーションを回避することを可能としたウィケットを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係るウィケットは、送り機構に装着されて金属板を傾斜姿勢に保持しつつ乾燥炉内を搬送されるウィケットにおいて、前記金属板の板面を支える骨材を格子状に組み合わせた枠体と、前記金属板の板面が前記枠体に当接するのを抑制する反発力発生構造と、を有し、前記反発力発生構造は、前記金属板の板面が前記枠体に当接する領域に設けられ、前記枠体と前記金属板との間に発生する気流に基づいて生じる空気の圧縮性による反発力を利用して前記金属板の板面と前記枠体との間にエアークッション層を発生させる構造とした
前記本発明に係るウィケットにおいて、前記反発力発生構造は、前記送り機構による送りの際に前記枠体と前記金属板とに生じる微振動,前記乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体の周辺に発生する前記気流を凹部に押し込める共にその反発力を利用して前記エアークッション層を発生させる構造としたことを特徴とする。
前記本発明に係るウィケットにおいて、前記反発力発生構造は、前記送り機構による送りの際に前記枠体と前記金属板とに生じる微振動,前記乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体の周辺に発生する前記気流を溝或いは気流導入路に導いて前記エアークッション層を発生させる構造としたことを特徴とするウィケット。
前記本発明に係るウィケットにおいて、前記凹部及び前記溝並びに前記気流導入路は前記金属板と対面する枠体の領域に複数設けたことを特徴とする。
前記本発明に係るウィケットにおいて、前記反発力発生構造は、前記送り機構による送りの際に前記枠体と前記金属板とに生じる微振動,前記乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体の周辺に発生する前記気流を前記骨材に成膜した被膜表面の凹部に閉じ込めて前記エアークッション層を発生させる構造としたことを特徴とするウィケット。
前記本発明に係るウィケットにおいて、前記反発力発生構造を設ける前記枠体の面の中央領域を平坦面としたことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、金属板の板面を支える骨材を格子状に組み合わせた枠体に、前記金属板の板面が前記枠体に当接するのを抑制する反発力発生構造を設け、前記反発力発生構造により、前記枠体の周辺に発生する気流に基づいて空気の圧縮性による反発力を利用して前記金属板の板面と前記枠体との間にエアークッション層を発生させているため、前記金属板と前記枠体とに微振動が生じても、前記金属板と前記枠体との当接を前記エアークッション層により極力回避することができ、前記金属板が前記枠体に当接する場合でも前記エアークッション層によりその衝撃が和らげて前記金属板に発生するキズの深さを極力浅くすることができ、ウィケットを送り機構で送る際におけるアブレーションを回避することができる。
これにより、乾燥炉内を通過して金属板に印刷したインキを乾燥させた後の前記金属板の品質を向上させることができる。
(a)は本発明の実施形態に係るウィケットを示す正面図、(b)は同側面図である。 (a)は本発明の実施形態に係るウィケットに金属板を保持させた状態を示す正面図、(b)は同側面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る別の形状のウィケットを示す正面図、(b)は同側面図である。 (a)は本発明の実施形態に係るウィケットに設けた反発力発生構造の一例を示す一部拡大図、(b)は(a)のX部をさらに拡大した図、(c)は(b)のC−C線に沿う縦断面図である。 (a)は反発力発生構造を設ける骨材の面を示す縦断面図、(b)は従来の骨材の面を示す縦断面図である。 (a)は本発明の実施形態に係るウィケットに設けた反発力発生構造の他の例を示す一部拡大図、(b)は(a)のY部をさらに拡大した図、(c)は(b)のD−D線に沿う縦断面図である。 (a)(b)は図4に示す係るウィケットの反発力発生構造が送りの際に枠体と金属板とに生じる微振動に起因して前記枠体の周辺に発生する気流を凹部に閉じ込めてエアークッション層(反発力)を発生させる原理を示す図であって、(a)は枠体に金属板が当接している状態を示す断面図、(b)は前記エアークッション層でアブレーションを回避している状態を示す断面図である。 (a)は図4に示すウィケットの凹部での反発力によるアブレーション回避の効果を光学顕微鏡で観察した顕微鏡写真、(b)は従来例においてアブレーションが生じた状態を光学顕微鏡で観察した顕微鏡写真である。 本発明の実施形態に係るウィケットに設ける別の反発力発生構造であって、この反発力発生構造は、枠体の周辺に発生する気流を被膜の凹部に閉じ込めてエアークッション層(反発力)を発生させる構造のものであり、その反発力発生機構を光学顕微鏡で観察した顕微鏡写真である。 (a)は図9に示すウィケットの反発力発生構造で発生させたエアークッション層(反発力)によるアブレーション回避する原理を示すものであって金属板が枠体に接近している状態を示す断面図、(b)は(a)のZ部を拡大した図であって図9に示すウィケットの反発力発生構造で発生させたエアークッション層(反発力)によるアブレーション回避する原理を示す断面図である。 図9に示すウィケットの凹部での反発力によるアブレーション回避の効果を光学顕微鏡で観察した顕微鏡写真である。 (a)は枠体を正面方向から見て図6に示すウィケットの反発力発生構造で発生させた反発力によるアブレーション回避する原理を示す正面図、(b)は枠体を側面方向から見て図6に示すウィケットの反発力発生構造で発生させた反発力によるアブレーション回避する原理を示す側面図である。 図4に示す凹部及び図6に示す溝の構造を変更した例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1及び図3に示すように本発明の実施形態に係るウィケットは、送り機構に装着されて金属板を保持しつつ乾燥炉内を搬送されるウィケットであって、基本的構成として、図1及び図3に示す金属板1の板面1aを支える骨材2〜2を格子状に組み合わせた枠体2と、図4及び図6並びに図9に示す前記金属板1の板面1aが前記枠体2に接近するのを抑制する反発力発生構造3とを有している。前記反発力発生構造3は、前記金属板1の板面1aが前記枠体2に接近する領域に設けられ、前記枠体と前記金属板との間に発生する(前記枠体2の周辺に発生する)気流Cに基いて生じる空気の圧縮性による反発力を利用して前記金属板1の板面1aを前記枠体2から浮上させるための反発力Fを発生させる構造としたことを特徴とするものである。
ウィケットの寸法の一例を挙げると、枠体2の上下方向の外形寸法が1060mmであり、枠体2の横方向(左右方向)の外形寸法が660mmであり、金属板1の上下方向の外形寸法が1000mmであり、金属板1の横方向(左右方向)の外形寸法が700mmであるが、これらの外形寸法に限定されるものではない。
次に、前記ウィケットの枠体2と前記反発力発生構造3との具体例を詳細に説明する。
先ず、前記ウィケットの枠体2について説明する。図1に示すように、ウィケット2の枠体2は、下部が開放された逆U字形状に折り曲げ加工した主枠用の骨材2と、補強用の骨材2と、2本の主枠用の骨材2,2とを平面上で連結する連結用の骨材2とを有している。
前記2本の主枠用骨材2,2は、開放部を下にして平面上で並列に並べてあり、前記連結用の骨材2は、前記2本の主枠用骨材2,2の下部開放部に跨がって配置され、前記連結用の骨材2の両端が前記主枠用骨材2の長い足部2に結合されるとともに、前記連結用の骨材2の途中が前記主枠用骨材2の短い足部2に結合されている。
さらに、前記補強用の骨材2は、左右の主枠用の骨材2,2にそれぞれ斜めに取付けられているとともに、左右の主枠用の骨材2,2間に取り付けられている。
以上のように、前記ウィケットの枠体2は、骨材2,2,2を格子状に組み合わせて金属板1の板面1aを支える平面構造として構築してある。
前記ウィケットは図2(a)(b)に示すように、主枠用骨材2の足部2が送り機構4に取り付けられ、且つ送り機構4の送り方向に対して後方に傾斜させて(例えば約19°傾斜させて)前記送り機構4に装着される。図2(a)(b)では、1本のウィケットを送り機構4に装着した状態を図示しているが、複数本のウィケットが並列に送り機構4に装着され、それぞれのウィケットに金属板1をそれぞれ保持させて乾燥炉内に搬送し、複数枚の金属板に印刷したインキを乾燥させるようになっている。
また、前記ウィケットの連結用骨材2には、図2(a)(b)に示す金属板1の下辺1bを支える金具2が設けられ、前記ウィケットの主枠用骨材2には、金属板1の上辺1cを支える金具2が設けられている。
従って、金属板1はその下辺1bが枠体2の金具2で支えられ、その上辺1cが枠体2の金具2で支えられ、この状態で金属板1はその板面1aが枠体2の骨材2,2,2に接近して枠体2に支えられる。なお、金属板1には種々の寸法のものがあり、寸法によっては、金属板1の下辺1bのみが金具2に支えられ且つその板面1aが枠体2で支えられてウィケットに保持される場合もある。
前記送り機構4には一般的に無端状のチェーンが用いられており、前後のウィケット間に図示しない乾燥炉内に生じる乾燥空気(気流)をウィケットの周辺に送り込むための開口4aが設けられており、ウィケットの枠体2に保持された金属板1に乾燥空気が触れて金属板1のインキが乾燥される。
図1にウィケットの一例を示したが、ウィケットの形状は図1に示すものに限られるものではなく、図3に示すウィケットは、横幅が長い金属板1を支えるように、左右の主枠用骨材2に横方向に張り出した耳状の骨材2をそれぞれ設けて横長の金属板1を支えるようにしている。
図1及び図3はウィケットの枠体2を例示するものであって、これに限られるものではなく、ウィケットの格子状の枠体2は金属板1の板面1aを保持することが可能な構造であれば、いずれの構造であってもよいものである。
次に、ウィケットの反発力発生構造3の詳細について説明する。図4に示す反発力発生構造4は、前記送り機構4による送りの際に前記枠体2と前記金属板1とに生じる微振動,乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体2の周辺に発生する気流C(図7参照)を凹部5に押し込めると共にその反発力を利用してエアークッション層(反発力F)を発生させる構造である。
具体的に説明すると、前記枠体2を構成する枠体2(骨材2,2,2,2)には、金属板1の板面1aと対面する面6にドリルなどによる孔空けで凹部5が一定間隔で設けてある。前記凹部5は、断面形状が縦9mm×横4.5mmの骨材2,2,2,2の横4.5mmの端面に直径1mmのドリル穴として間隔3mmで設けているが、骨材2,2,2,2の外形寸法,凹部5の直径、凹部5を設ける間隔は一例であって、これらの寸法に限定されるものではない。
図5(b)に示すように、従来のウィケットを構成する骨材7は金属板1の板面1aと対面する面7aが金属板1との接近面積を小さくするために湾曲して加工されているが、図5(a)に示すように本発明の実施形態では、ウィケットを構成する枠体2(骨材2,2,2)は金属板1の板面1aと対面する面6を平坦な面(平坦面6)として加工してあり、その平坦面6に前記凹部5が設けてあり、前記平坦面6が、対面する金属板1の板面1aと平行になるように加工してある。前記平坦面6に前記凹部5を設けることにより、前記気流Cを前記凹部5内に確実に閉じ込めることが可能となる。
前記ウィケットの枠体2と前記枠体2に保持された金属板1とは前記送り機構4で図示しない乾燥炉で搬送される際に図5(a)に矢印で示すように接近する方向と離れる方向とにお互いに微振動を生じるが、図4に示す本発明の実施形態における反発力発生構造3は、前記送り機構4による送りの際に前記枠体2と前記金属板1とに生じる微振動に起因して前記枠体2の周辺に発生する気流C(図7参照)を凹部5に閉じ込めて反発力Fを発生させてエアークッション層を形成するため、前記金属板1と前記枠体2との当接を前記反発力Fによる前記エアークッション層で極力回避する、或いは前記金属板1が前記枠体2に当接する場合でも前記エアークッション層(反発力F)の作用によりその衝撃度が和らげて前記金属板1に発生するキズの深さを極力浅くしている。その原理について図7を参照して詳細に説明する。
上述したように、前記ウィケットの枠体2と前記枠体2に保持された金属板1とは前記送り機構4で図示しない乾燥炉で搬送される際に図5(a)に矢印で示すように接近する方向と離れる方向とに微振動を生じるが、この微振動を完全に消滅させる送り機構が開発されていないのが実情であり、現状では、金属板1と枠体2とに微振動が生じることを前提としてアブレーションを回避することになる。
本発明の実施形態における反発力発生構造3を示す図7を参照すると、図7(a)は送り機構4が停止している状態を示す断面図であり、金属板1の板面1aがウィケットの枠体2に当接している。
送り機構4により金属板1とウィケットの枠体2とを図示しない乾燥炉に送り込むと、図7(b)に示すように枠体2と金属板1とが接近する方向及び離間する方向に微振動が生じる。
金属板1と枠体2とが接近する方向に微振動する際には、金属板1と枠体2との間に枠体2の周辺の空気や乾燥炉内の熱風が取り込まれて枠体2の周辺に気流Cが発生する。金属板1と枠体2とが互いに接近するのに伴って前記気流Cを枠体2の凹部5に押し込もうとする。
前記凹部5は、枠体2の金属板1と対面する平坦面6側のみが開口されているから、前記枠体2の周辺に発生した気流Cが枠体2の凹部5に押し込められ、前記凹部5内に押し込められた空気は渦流Sとなって圧縮された際に反発力を発生し、その反発力が枠体2側から接近する金属板1を押し上げる(枠体2から離間させる)エアークッション層として作用する。
図4に示す反発力発生構造3を採用して、枠体2に保持させて図示しない乾燥炉内に搬送した場合における金属板1の板面1aを光学顕微鏡で観測した結果を図8に示す。
従来品は、黒点が発生する領域が広く且つ深い傷が発生していたが、図4に示す反発力発生構造3を採用した場合、乾燥炉を搬送した金属板1の板面1aを目視によって観察したところ、部分的な箇所に黒点になる可能性があるものがあった。金属板1の板面1aのうち、黒点と思われる箇所を切り出して図8に示すように光学顕微鏡で観測した。図8(a)は図4に示す反発力発生構造3を適用したウィケットに金属板を傾斜姿勢に保持し乾燥炉内に搬送して金属板のインキを乾燥した状態を光学顕微鏡で観察した写真であり、図8(b)は図8(a)のものと比較したものであり、図4に示す反発力発生構造を設けていない従来品のウィケットに金属板を傾斜姿勢に保持し乾燥炉内に搬送して金属板のインキを乾燥した状態を光学顕微鏡で観察した写真であり、図8(a)(b)での倍率は100倍に設定してある。
本発明の実施形態では、反発力発生構造3が発生する空気の圧縮性による反発力Fが金属板1に作用することにより、前記金属板1が前記枠体2に接触する場合であっても、金属板1が枠体2に接触する際の衝撃度を前記反発力Fによるエアークッション層で和らげていることにより、黒点の発生領域が極めて小さくなっていることが分かった。
金属板には鍍金などの表面処理がされており、その表面処理が剥離されて金属板の地肌が露出すると、サビなどが発生してしまい、金属板の品質が低下してしまうことになる。そこで、図8(a)と図8(b)とにおける黒点位置の定性分析を行って金属板の地肌が露出している否かについて検証した。
図8(b)の場合は、黒点の位置で金属板1の表面処理が剥離して金属板の地肌が露出していたが、図8(a)に示す本発明の実施形態では、金属板1に黒点が形成されるが、金属板の表面処理が剥離しておらず金属板の地肌が露出されていなかった。このことからして、図8(a)に示す本発明の実施形態では、黒点が発生しても、その黒点によるキズは浅いことが分かった。
この検証結果からも明らかなように、図8(a)に示す本発明の実施形態では、黒点が金属板に発生する領域が極めて小さくすることができるばかりでなく、その黒点におけるキズの深さも浅く、金属板の品質を向上させることが分かった。
以上説明したように図4に示す本発明の実施形態によれば、金属板1の板面1aを支える枠体2に反発力発生構造3を設け、前記反発力発生構造3で反発力Fによるエアークッション層を発生させ、その反発力Fによるエアークッション層により、前記金属板1の板面1aを前記枠体3から浮上させているため、前記金属板1と前記枠体2とに微振動が生じても、前記金属板1と前記枠体2との接近を前記反発力Fによるエアークッション層で極力回避することができ、前記金属板が前記枠体に接触する場合でも前記反発力Fによるエアークッション層でその衝撃度が和らげて前記金属板に発生するキズの深さを極力浅くすることができ、ウィケットを送り機構で送る際におけるアブレーションを回避することができるという効果を奏するものである。
図6は本発明の実施形態に係るウィケットに設けた反発力発生構造の他の例を示す図である。図6に示す反発力発生構造3は、図示しない乾燥炉内を搬送される際に枠体2の周辺に発生する乾燥空気の気流C(図12参照)を溝8に導いて反発力Fによるエアークッション層を発生させる構造である。以下、図6に示す反発力発生構造3の具体例を示す。
前記枠体2を構成する枠体2(骨材2,2,2,2)には、金属板1の板面1aと対面する面6に下方から上方に斜めに傾斜させて溝8を一定間隔で設けてある。前記溝8は、断面形状が縦9mm×横4.5mmの骨材2,2,2,2の横4.5mmの端面に角度45°で幅2mmで間隔3mmに設けているが、骨材2,2,2,2の外形寸法,溝8の幅、溝8を設ける角度及び間隔は一例であって、これらの寸法に限定されるものではない。
図6(c)に示すように本発明の実施形態では、ウィケットを構成する枠体2(骨材2,2,2)は金属板1の板面1aと対面する面6が平坦な面として加工してあり、その平坦面6に前記溝8が設けてある。前記平坦な面6が、対面する金属板1の板面1aと平行になるように加工してある。前記平坦面6に設けることにより、前記気流Cを前記溝8内に確実に送り込むことが可能となる。
図6に示す本発明の実施形態における反発力発生構造3でアプレーションを回避する原理を図12に基づいて説明する。
ウィケットと金属板が図示しない乾燥炉内を送り機構4で搬送させる際には、図示しない乾燥炉の下部から送り機構4の開口4aを通して乾燥空気による気流Cがウィケットに保持された金属板1の板面1aに添って乾燥炉の上部に流れている。このことにより、乾燥空気の気流Cが金属板1の板面1aに接触して金属板1のインキが乾燥される。
送り機構4により金属板1とウィケットの枠体2とを図示しない乾燥炉に送り込むと、図12(b)に示すように枠体2と金属板1とが接近する方向及び離間する方向に微振動が生じる。
金属板1と枠体2とが微振動する際及び乾燥炉内の熱風によって枠体2の周辺には気流Cが発生している。金属板1と枠体2との微振動による気流C,乾燥炉内の熱風による気流Cが枠体2の周辺に流れて金属板1と枠体2との間に侵入して流れる。
前記溝8は図12(a)(b)に示すように、枠体2の金属板1と対面する平坦面側及びその両端の3方が開放されているから、金属板1と枠体2とが互いに接近する際に枠体2の溝8に押し込められる。前記溝8内に押し込められた空気は渦流Sとなって空気の圧縮性による反発力が枠体2側から接近する金属板1を押し上げる(枠体2から離間させる)エアークッション層として作用する。
以上説明したように図6に示す本発明の実施形態によれば、金属板1の板面1aを支える枠体2に反発力発生構造3を設け、前記反発力発生構造3で枠体2の周辺に生じる気流Cに基づいて空気の圧縮性による反発力Fを発生させ、その反発力Fによるエアークッション層により、前記金属板1の板面1aを前記枠体3から浮上させているため、前記金属板1と前記枠体2との接近を前記反発力により極力回避することができ、前記金属板が前記枠体に接触する場合でも前記反発力Fによるエアークッション層の作用によりその衝撃度が和らげて前記金属板に発生するキズの深さを極力浅くすることができ、ウィケットを送り機構で送る際におけるアブレーションを回避することができるという効果を奏するものである。
以上説明した実施形態では、前記凹部5及び前記溝8は前記金属板1と対面する前記枠体2の領域に複数個設けてある。また、前記枠体2の平坦面6には、前記凹部5及び前記溝8の構造を保って鍍金などの被膜を形成してもよいものである。
図4及び図6に示す実施形態における反発力発生構造3は枠体2の平坦面6に凹部5或いは溝8を直接形成する場合を説明したが、これに限るものではない。図9及び図10に示す反発力構造3は、前記送り機構4による送りの際に前記枠体2と前記金属板1とに生じる微振動による気流Cや乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体2の周辺に発生する気流Cを前記骨材2,2,2,2に成膜した被膜9の表面の凹凸9a,9aのうち凹部9a内に押し込める共にその反発力Fを利用してエアークッション層を発生させる構造としたものである。また、前記被膜9は枠体2の平坦面6上に成膜してある。前記被膜9としてはフッ素樹脂のコーテイングを用いたが、フッ素樹脂以外の被膜9を用いてもよいものである。
図9から明らかなように、骨材2,2,2,2に成膜した被膜9の表面を光学顕微鏡で観察すると、凹凸9a,9bが形成されている。本発明の実施形態では、この凹凸9a,9bのうち凹部9aに図4に示す凹部5と同様に、前記枠体2の周辺に生じる気流Cを押し込める共にその反発力を利用してエアークッション層を発生させている。その反発力Fによるエアークッション層を発生させる原理を図10(a)(b)に基づいて説明する。
本発明の実施形態における反発力発生構造3を示す図10(a)(b)を参照すると、図10(a)は送り機構4が停止している状態を示す断面図であり、金属板1の板面1aがウィケットの枠体2に接触している。
送り機構4により金属板1とウィケットの枠体2とを図示しない乾燥炉に送り込むと、図10(b)に示すように枠体2と金属板1とが接近する方向及び離間する方向に微振動が生じる。
金属板1と枠体2とが接近する方向に微振動する際に金属板1と枠体2との間に枠体2の周辺の空気が取り込まれ気流Cが発生するとともに、乾燥炉内の熱風による気流Cが枠体2の周辺に生じる。
前記枠体2の周辺に生じている気流Cを前記被膜9の凹部9aに押し込める。前記凹部9aは、枠体2の金属板1と対面する平坦面6側のみが開口されているから、金属板1と枠体2とが互いに接近する際に発生した気流Cが被膜9の凹部9aに押し込められ、前記凹部9a内に押し込められた空気は渦流Sとなって圧縮される際に枠体2側から接近する金属板1を押し上げる(枠体2から離間させる)反発力Fによるエアークッション層として作用する。
図9に示す被膜9の凹部9aを図4に示す凹部5の代用品とした場合の黒点の発生を検証した。その結果を図11に示す。乾燥炉を搬送した金属板1の板面1aを目視によって観察したところ、部分的な箇所に黒点になる可能性があるものがあった。金属板1の板面1aのうち、黒点と思われる箇所を切り出して図11に示すように光学顕微鏡で観測した。
本発明の実施形態では、反発力発生構造3が発生する反発力Fによるエアークッション層が金属板1に作用することにより、前記金属板1と前記枠体2との当接を極力回避するため、金属板1の全面に黒点が生じることはなく、例え前記金属板1が前記枠体2に当接する場合であっても、金属板1が枠体2に接触する際の衝撃度を前記反発力Fによるエアークッション層が和らげていることにより、黒点の発生箇所が金属板1の一部に限られ、しかも前記金属板1に発生するキズが浅いものであることが分かった。
図11で観測された黒点すなわち傷の深さを測定しても、傷の深さが浅く、品質検査において黒点ではないものと認定された。
図11から明らかなように、被膜9に形成される凹部9aで気流Cを制御する場合においても、図4に示す反発力発生構造と同様の効果を奏することが分かった。
次に、図13に基づいて、図4に示す凹部5、図6に示す溝8の変更例を説明する。図13(a)に示すように、図4に示す前記凹部5の間口5aを拡げることにより、気流Cを良好に導いて前記エアークッション層を効率的に発生させることができるばかりでなく、前記間口5aを拡げることにより前記凹部5の開口付近に前記エアークッション層を拡大して発生させることができるものである。
また、図13(b)に示すように、図6に示す前記溝8の入口側の間口8aを拡げ且つ前記溝8の出口側の間口8bを狭めても良いものである。前記溝8の間口8a,8bを前記のように加工して、前記溝8内に押し込め気流Cの量を増やすことができ、空気の圧縮性による反発力Fを増大させて、前記溝8内に前記エアークッション層を効率良く発生させることができるのである。
また、図13(c)に示すように、図4に示す凹部5の側壁を切り欠いて前記凹部5の側面に乾燥炉内の熱風を導入する切り欠き5bを設けてもよいものである。図に示すように、前記凹部5は側方に切り欠き5bが設けてあるから、金属板1が微振動する際に枠体2の周辺に生じる気流Cを押し込めることに加えて、乾燥炉内の熱風を前記切り欠き5bから前記凹部5内に積極的に押し込めることができ、前記凹部5内に押し込め気流Cの量を増やすことができ、空気の圧縮性による反発力Fを増大させて、前記凹部5内に前記エアークッション層を効率良く発生させることができるのである。
また、図13(d)に示すように、図6に示す溝8の下流側の開口を閉塞して障壁8cを設けてもよいものである。図に示すように、前記溝8の下流側は障壁8cで閉塞しているから、金属板1が微振動する際に枠体2の周辺に生じる気流Cを押し込めることに加えて、乾燥炉内の熱風を前記溝8内に積極的に押し込めることができ、前記溝8内に押し込め気流Cの量を増やすことができ、空気の圧縮性による反発力Fを増大させて、前記溝8内に前記エアークッション層を効率良く発生させることができるのである。
また、図13(e)に示すように、図6に示す溝8に代えて前記枠体2をなす骨材2,2,2,2への気流の上流側から平坦面6に至る気流導入路10を形成し、その気流導入路10内に前記枠体2の周辺に生じる気流Cを押し込めることにより、その気流導入路10内に空気の圧縮性による反発力を発生させ、その反発力に基づいて前記金属板1側すなわち骨材2,2,2,2の平坦面6側の開口から反発力Fによるエアークッション層を前記金属板1に作用させてもよいものである。
以上のように、本発明によれば、ウィケットを送り機構で送る際に枠体の周辺に生じる気流に基づいて空気の圧縮性による反発力を発生させて、その反発力でアブレーションを回避することができ、印刷を施した金属板の品質を向上させることに寄与することができるものである。
1 金属板
1a 金属板の板面
2 枠体
,2,2,2 骨材
3 反発力発生構造
4 送り機構
5 凹部
6 平坦面
8 溝
9a 被膜の凹部
10 気流導入路
F 空気の圧縮性による反発力

Claims (6)

  1. 送り機構に装着されて金属板を傾斜姿勢に保持しつつ乾燥炉内を搬送されるウィケットにおいて、
    前記金属板の板面を支える骨材を格子状に組み合わせた枠体と、前記金属板の板面が前記枠体に当接するのを抑制する反発力発生構造と、を有し、
    前記反発力発生構造は、前記金属板の板面が前記枠体に当接する領域に設けられ、前記枠体と前記金属板との間に発生する気流に基づいて生じる空気の圧縮性による反発力を利用して前記金属板の板面と前記枠体との間にエアークッション層を発生させる構造であって、前記送り機構による送りの際に前記枠体と前記金属板とに生じる微振動,前記乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体の周辺に発生する前記気流を凹部に押し込める共にその反発力を利用して前記エアークッション層を発生させる構造としたことを特徴とするウィケット。
  2. 送り機構に装着されて金属板を傾斜姿勢に保持しつつ乾燥炉内を搬送されるウィケットにおいて、
    前記金属板の板面を支える骨材を格子状に組み合わせた枠体と、前記金属板の板面が前記枠体に当接するのを抑制する反発力発生構造と、を有し、
    前記反発力発生構造は、前記金属板の板面が前記枠体に当接する領域に設けられ、前記枠体と前記金属板との間に発生する気流に基づいて生じる空気の圧縮性による反発力を利用して前記金属板の板面と前記枠体との間にエアークッション層を発生させる構造であって、前記送り機構による送りの際に前記枠体と前記金属板とに生じる微振動,前記乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体の周辺に発生する前記気流を溝或いは気流導入路に導いて前記エアークッション層を発生させる構造としたことを特徴とするウィケット。
  3. 前記請求項記載のウィケットにおいて、
    前記凹部は前記金属板と対面する枠体の領域に複数設けたことを特徴とするウィケット。
  4. 前記請求項記載のウィケットにおいて、
    前記溝或いは前記気流導入路は前記金属板と対面する枠体の領域に複数設けたことを特徴とするウィケット。
  5. 送り機構に装着されて金属板を傾斜姿勢に保持しつつ乾燥炉内を搬送されるウィケットにおいて、
    前記金属板の板面を支える骨材を格子状に組み合わせた枠体と、前記金属板の板面が前記枠体に当接するのを抑制する反発力発生構造と、を有し、
    前記反発力発生構造は、前記金属板の板面が前記枠体に当接する領域に設けられ、前記枠体と前記金属板との間に発生する気流に基づいて生じる空気の圧縮性による反発力を利用して前記金属板の板面と前記枠体との間にエアークッション層を発生させる構造であって、前記送り機構による送りの際に前記枠体と前記金属板とに生じる微振動,前記乾燥炉内の熱風に起因して前記枠体の周辺に発生する前記気流を前記骨材に成膜した被膜表面の凹部に押し込める共にその反発力を利用して前記エアークッション層を発生させる構造としたことを特徴とするウィケット。
  6. 前記請求項1〜5のいずれか一項に記載のウィケットにおいて、
    前記反発力発生構造を設ける前記枠体の面の中央領域を平坦面としたことを特徴とするウィケット。
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