JP6179801B2 - シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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本発明は、シート材を搬送するシート材搬送装置、及び、これを備えたインクジェット方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体に対する帯電手段、トナーを摩擦帯電させるための攪拌器、画像を転写するために必要な高圧電源装置、トナー画像を記録媒体(シート材)に定着させるための熱源など、大量の電力を消費する部品が数多く存在する。そのため、消費電力量の少ない画像形成装置を実現する上では、電力を消費する部品が少ないインクジェット方式が有利である。特に、近年は、大型の画像形成装置における電力消費量の増大を抑制することが望まれており、大型の画像形成装置にインクジェット方式を採用する動きが進んでいる。
なお、インクジェット方式の画像形成装置とは、液滴を吐出して記録媒体上に画像を形成するものであるが、その記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等のあらゆるシート状の記録媒体に液滴を吐出して画像形成を行う装置を意味する。そして、画像形成とは、文字や図形等の意味を持つ画像を記録媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を記録媒体に付与する(単に液滴を吐出する)ことをも意味する。また、液滴として吐出される液体は、いわゆる画像プリントに用いられるインクに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えばDNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる。したがって、いわゆる画像プリントだけでなく、インクジェット技術を利用した三次元造型技術や血液の点滴などにも利用されるものである。
インクジェット方式においては、記録媒体の平面性が十分に確保されていないと、インクジェットヘッドと記録媒体との距離が記録媒体面上で不均一となり、液滴の着弾位置にバラツキが生じて画質が低下する。しかしながら、インクジェット方式では、液滴の付着により記録媒体が膨潤して膨れあがる現象(以下「コックリング」という。)や記録媒体がカールする現象が起きやすいため、記録媒体の平面性が悪化しやすい。そのため、インクジェット方式においては、画質低下を抑制する上で、記録媒体の平面性をいかにして確保するかが重要な課題となっている。
また、インクジェット方式において、インクジェットヘッドと記録媒体との擦れが発生すると、記録媒体にインク汚れが発生し、不良画像もしくはジャムを生じさせるという深刻な不具合を引き起こすため、最低限これを避ける必要がある。そのため、記録媒体の平面性が十分に確保できないと、インクジェットヘッドと記録媒体との基準ギャップを広くせざるを得ない。インクジェットヘッドと記録媒体との基準ギャップが広がるほど、インクジェットヘッドにおける各ノズルの噴射方向のばらつきが画質に与える影響が大きくなり、高画質な画像を形成することが難しくなる。したがって、高画質化のためにインクジェットヘッドと記録媒体との基準ギャップを狭くする上でも、記録媒体の平面性を確保することは重要な課題である。
記録媒体の平面性を確保する方法としては、従来、エア吸引搬送方式を採用する方法が知られている(特許文献1等)。特許文献1に記載された画像形成装置は、プラテンドラムの外周面に記録媒体を吸引保持した状態でプラテンドラムを回転駆動させることにより記録媒体を搬送する。このプラテンドラムの外周面には、ドラム回転方向に沿って一周にわたって延びる凸部と凹部とがドラム軸方向に交互に形成されている。凸部の頂面と凹部の底面には、それぞれ、記録媒体を吸引負圧で保持するための多数の吸引孔が開口されている。記録媒体の裏面(非画像記録面)は、凸部の頂面に形成された吸引孔からの吸引力により凸部の頂面上に吸着保持される。凹部に対向する記録媒体の裏面部分は、凹部の底面に形成された吸引孔からの吸引力により凹部内に引き寄せられる。凹部に発生する負圧吸引力は、凸部に発生する負圧吸引力よりも弱いので、前記特許文献1によれば、記録媒体は凸部上にて強固に吸着されつつも、凹部内にはほとんど引き込まれることがないとしている。そのため、記録媒体の平面性を確保した状態での媒体搬送が実現される。
エア吸引搬送方式は、プラテンドラム等の搬送ガイド部材側に負圧を発生させることで、記録媒体等のシート材の被ガイド面を搬送ガイド部材に吸着させながら搬送するというものである。しかしながら、従来のエア吸引搬送方式は、シート材の被ガイド面に近接するように対向配置される凹部底面の多数の吸引孔から空気を吸い出すという構成を採用して、搬送ガイド部材の凹部内に負圧を生じさせる。このような構成では、凹部底面の吸引孔から空気を吸い出す吸引力によってシート材の被ガイド面が凹部底面の吸引孔を塞ぐような状況になりやすく、シート材の平面性を損ねるおそれがある。特に、剛性の弱いシート材を搬送する場合には、そのような状況になりやすいので、従来のエア吸引搬送方式では、剛性の弱いシート材の平面性を確保することが難しい。また、インクジェット方式の画像形成装置では、液滴の付着によりシート材が膨潤すると、そのシート部分の剛性が低下するため、そのシート部分が凹部底面の吸引孔を塞いでシート材の平面性を損ねやすい。一方、凹部底面の吸引孔から空気を吸い出す吸引力を弱めてシート材の剛性に対して過大にならないようにすると、今度は、シート材の被ガイド面を搬送ガイド部材に吸着させる力が弱くなってシート材の平面性の確保が困難となる。
なお、インクジェット方式の画像形成装置に限らず、シート材の平面性の確保が要求されるようなシート材搬送を必要とする装置においては、シート材の安定搬送とシート材の平面性の確保との両立は望まれるところである。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、搬送ガイド部材側に負圧を発生させることによりシート材の被ガイド面を搬送ガイド部材でガイドしながら搬送する際のシート材の平面性の確保が容易なシート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、シート材に搬送力を与えるシート材搬送手段と、前記シート材搬送手段により搬送力が付与されている搬送中のシート材の被ガイド面に接触して該シート材をガイドする搬送ガイド部材とを有するシート材搬送装置において、前記搬送ガイド部材は、シート材搬送方向に対して平行な方向又は傾斜する方向に延び、搬送中のシート材の被ガイド面に接触し得複数の凸部を有し、かつ、隣り合う2つの凸部間に存在する凹部を有しており、互いに異なる前記凹部に対して気流を発生させる複数の気流発生部により、該凹部内に搬送中のシート材の被ガイド面に沿って流れる気流を発生させる気流発生手段と、シート材搬送方向に対して直交する方向における搬送中のシート材が前記搬送ガイド部材を通過する領域に応じて、前記複数の気流発生部の中から1つ又は2つ以上の気流発生部を選択し、選択した気流発生部を用いて該シート材の搬送中に気流を発生させる気流発生制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、搬送ガイド部材側に負圧を発生させることによりシート材の被ガイド面を搬送ガイド部材でガイドしながら搬送する際のシート材の平面性の確保が容易となるという優れた効果が得られる。
実施形態におけるインクジェット記録装置の概略構成を示す模式図である。 同インクジェット記録装置におけるプラテンの概略構成を示す斜視図である。 用紙搬送方向に沿って用紙法線方向に切断したときの同プラテンの断面図である。 (a)は、プラテンの凹部内における空気流路の入口を空気噴出ノズルで塞いだ例を示す説明図である。(b)は、プラテンの凹部内における空気流路の入口を空気噴出ノズルで塞いでいない本実施形態の例を示す説明図である。 (a)及び(b)は、プラテンの凹部内に気流を発生させない状態で用紙に画像を記録する場合のコックリングの挙動を示す説明図である。 (a)〜(c)は、プラテンの凹部内に気流を発生させた状態で用紙に画像を記録する場合のコックリングの挙動を示す説明図である。 画像記録領域に対して気流方向下流側の凹部底面部分を、気流方向下流側に向かって下方へ傾斜する傾斜面とした場合のディフューザー効果を説明するための説明図である。 用紙幅に応じて各空気噴出ノズルの動作を制御する制御系のブロック図である。 (a)は用紙幅が広い用紙を搬送するときの各空気噴出ノズルの動作を示す説明図である。(b)は用紙幅が狭い用紙を搬送するときの各空気噴出ノズルの動作を示す説明図である。 変形例における空気の流れを示す説明図である。
以下、本発明に係るシート材搬送装置を画像形成装置の記録媒体搬送装置に適用した一実施形態について説明する。
なお、本発明に係るシート材搬送装置を適用する画像形成装置は、インクジェット方式の画像形成装置であるインクジェット記録装置100であるが、電子写真方式や孔版印刷装置などの他の画像形成装置であってもよい。
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置100の概略構成を示す模式図である。
本実施形態におけるインクジェット記録装置100は、装置本体の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ130を備えている。このキャリッジ130には、液体吐出ヘッドとしてのインクジェットヘッド140が搭載されている。インクジェットヘッド140は、用紙搬送経路Aに沿って搬送される用紙Pに対して、インク滴を吐出して画像を形成する。また、キャリッジ130の主走査方向の移動範囲に対応して、用紙Pをインクジェットヘッド140の下方側でガイドする搬送ガイド部材としてのプラテン150を設けている。このプラテン150にガイドされることで、用紙Pの平面性が確保され、インクジェットヘッド140による高品質な画像記録が可能となっている。プラテン150の構成及び動作についての詳細は後述する。
インクジェット記録用の記録媒体であるシート材としての用紙Pは、シート材搬送手段によって搬送力が付与されて用紙搬送経路Aに沿って搬送される。本実施形態におけるシート材搬送手段は、画像形成部を構成する液体吐出ヘッドとしてのインクジェットヘッド140に対し、用紙搬送方向上流側に位置する第1記録媒体搬送手段としての第1用紙搬送部120と、用紙搬送方向下流側に位置する第2記録媒体搬送手段としての第2用紙搬送部160とに、大別できる。
第1用紙搬送部120は、給紙トレイ110に積載されている複数枚の用紙の最上位に位置する1枚の用紙Pを用紙搬送経路Aへ送り出すピックアップコロ121と、ピックアップコロ121から送り出された用紙Pを挟持してインクジェットヘッド140とプラテン150との間の画像記録領域へ所定のタイミング及び所定の搬送速度で用紙Pを送り込む第1搬送ローラ対122とから構成されている。
第2用紙搬送部160は、画像記録領域を通過した用紙Pを挟持して用紙搬送経路Aの下流側へ搬送する第2搬送ローラ対161と、第2搬送ローラ対161により搬送された用紙Pを挟持して排紙トレイ170へ排紙する排紙ローラ対162とから構成されている。
高精度の画像記録がなされるためには、プラテン150で保持されている用紙Pの画像記録面(上面)とインクジェットヘッド140との平行度、すなわち、インクジェットヘッド140と用紙Pの画像記録面とのギャップ(以下「画像記録用ギャップ」という。)が画像記録領域の全域にわたって一定に保たれることが重要である。画像記録用ギャップが一定に保たれないと、インク滴の着弾位置に乱れが生じるからである。そのためには、画像記録領域において、用紙Pの平面性を確保することが重要である。しかも、用紙Pの平面性が確保できないと、用紙Pとインクジェットヘッド140との擦れが生じ、用紙Pの汚れやジャムが発生するという最も回避すべき問題が生じるおそれがある。そのため、このような擦れがないように、平面性が確保できないほど、画像記録用ギャップの基準値をより大きく設定する必要が出てくるわけであるが、画像記録用ギャップが大きくなるとインクジェットヘッド140上のノズルごとの噴射方向のバラツキが画質に与える影響が大きくなり、やはりインクの着弾位置の乱れが大きくなる。これらのことから、用紙Pの平面性を確保することがいかに重要かがわかる。特に、高速記録が必要な装置になると、インクジェットヘッド140やプラテン150が大面積になるため、画像記録用ギャップを一定に保つことが困難となる。
図2は、本実施形態におけるプラテン150の概略構成を示す斜視図である。
図3は、用紙搬送方向Bに沿って用紙法線方向に切断したときのプラテン150の断面図である。
本実施形態のプラテン150におけるインクジェットヘッド140側の面には、用紙搬送方向Bに対して略平行な方向に延びる複数のリブ(凸部)151が形成されている。これらのリブ151が搬送中の用紙Pの非画像記録面である被ガイド面(下面)に接触することで、用紙Pをガイドする。すなわち、リブ151の頂面が画像記録領域内における用紙Pの基準位置を決める基準面となる。したがって、インクジェットヘッド140と用紙Pとの平行度を保つため、リブ151の頂面はインクジェットヘッド140と平行となるように配置される。もちろん、インクジェットヘッド140と対面していないリブ151の部分(画像記録領域から外れた部分)については、インクジェットヘッド140と平行である必要はなく、用紙Pをガイドしやすいように形状設計すればよい。
これらのリブ151は、用紙搬送方向Bに対して直交する方向に一定間隔をあけて配置されており、各リブ151間には凹部152が形成されている。本実施形態においては、この凹部152内に、搬送中の用紙Pの下面(被ガイド面)に沿って流れる気流を発生させる気流発生手段が設けられている。その結果、プラテン150のリブ151上に用紙Pが搬送されてきた際、凹部152に対向する用紙Pの下面部分と、当該凹部152の両側に位置する2つのリブ151と、当該凹部152の底面とに囲まれた空間に、用紙搬送方向に略平行な空気流路が形成される。
この空気流路に空気の気流を生じさせる気流発生手段は、例えば、図3に示すように、プラテン150に対し、用紙搬送方向下流側に配置された空気噴出ノズル153によって構成することができる。これにより、本実施形態では、用紙搬送方向Bの下流側から上流側に向かう気流を凹部152内に発生させることができる。もちろん、用紙搬送方向Bの上流側から下流側に向かう気流を凹部152内に発生させる構成とすることも可能である。
本実施形態において、空気噴出ノズル153は、個々の凹部152について個別に設けられている。なお、2以上の凹部152を1組として、その組ごとに個別の空気噴出ノズル153を設けるようにしてもよい。また、すべての凹部152に対して単一の空気噴出ノズル153を配置することも可能である。
空気などの流体についてはベルヌーイの法則があり、以下の式(1)で表せられる。これは、流体に関するエネルギー保存の法則であり、下記式(1)の左辺第1項は運動エネルギー、左辺第2項は位置エネルギー、左辺第3項は静圧エネルギーである。なお、下記の式(1)において、「ρ」は密度[kg/m]であり、 「v」は流速[m/s]であり、「p」は圧力[Pa]であり、「g」は重力加速度[m/s]であり、「h」は高さ[m]である。
1/2×ρ×v + ρ×g×h + p = 一定 ・・・(1)
本実施形態における凹部152内を流れる空気の気流については、空気の位置エネルギーに変化が無いので、上記式(1)の左辺第1項と左辺第3項で考えることができる。その結果、流速vが速くなると凹部152内の気圧pが低下し、流速vが遅いと凹部152内の気圧pが上昇し、流速vがゼロだと凹部152内の気圧pは大気圧と同等水準となる。このことから、凹部152内において、流速vの速い部分では大気圧よりも低い負圧状態となることがわかる。凹部152内が負圧になると、用紙Pを凹部152内に引き込む力が生じ、これにより用紙Pの下面がリブ151の頂面に押し付けられる力が発生する。その結果、用紙Pの下面をリブ151の頂面に押し付けた状態で用紙Pを搬送することができ、用紙Pの平面性を安定して確保することができる。
このときに気をつけるべきことは、空気噴出ノズル153で空気流路の入口となる箇所を塞いではいけないということである。もし、図4(a)に示すように空気流路の入口を空気噴出ノズル153で塞いでしまうと、凹部152内における初期圧力が空気噴出ノズル153を駆動する圧力に依存してくるので、空気流があっても負圧が発生しにくくなるからである。したがって、本実施形態では、図4(b)に示すように、空気流路の入口には、空気噴出ノズル153と大気開放された部分とが存在するように構成されている。
空気噴出ノズル153によって気流を凹部152内に発生させることにより、用紙Pの下面をプラテン150のリブ151の頂面に押し付けながら用紙Pを搬送することができる。特に、本実施形態では、凹部152内に発生する気流が、用紙搬送方向Bとは逆向きに流れるため、用紙Pから見たときの相対的な気流の流速を上げることができ、効果的に負圧を得ることが可能となる。
リブ151の高さ(凹部152の深さ)については、適宜設定されることになるが、リブ151の高さが低いほど、空気流路の断面積が狭くなるので流速を上げやすく、大きな負圧を得やすい。ただし、空気流路の断面積が狭くなりすぎると、流体抵抗が大きくなり、かえって流速を上げにくくなるので、これらのバランスを考慮して、リブ151の高さを設定する。また、この説明からもわかるとおり、用紙Pと凹部152の底面との間の空間には気流が生じるので、用紙Pと凹部152の底面とは非接触の状態となる。凹部152の底面には、飛散インク等による汚れが溜まりやすいが、そのような汚れが存在していても、これが用紙Pに付着することはない。
次に、コックリングの挙動について説明する。
図5(a)及び(b)は、凹部152内に気流を発生させない状態で用紙Pに画像を記録する場合のコックリングの挙動を示す説明図である。
用紙Pにインクによる画像形成がなされたとき、局部的なベタ画像があると、ベタ画像部分のみに多くのインクが付着することになり、インクの水分で用紙Pが膨潤して、局所的な用紙のシワが発生する。このとき、用紙Pの厚み方向で見ると、インクが付着する側から膨潤が開始されるので、初期的なコックリングの形状は、図5(b)に示すように、画像記録面側(インクジェットヘッド140が側)が凸になる。このとき、図5に示す例では、凹部152内に気流が生じていないため、凹部152内は負圧でない。そのため、用紙Pのコックリングによって、用紙Pのヘッド擦れの原因になりやすく大きな問題となる。
図6(a)〜(c)は、凹部152内に気流を発生させた状態で用紙Pに画像を記録する場合のコックリングの挙動を示す説明図である。
本実施形態のように、凹部152内に気流を発生させた場合、凹部152内が負圧となる結果、用紙Pにコックリングが発生しても、その部分は、図6(b)に示すように凹部152内に引き込まれる。その結果、コックリングした部分の高さは、図5の例と比較して低く、コックリングが用紙Pのヘッド擦れの原因になりにくい。よって、コックリングが発生しても、ヘッド擦れが起きにくいことから画像記録用ギャップの基準値を小さく設定することが可能となり、高画質化を図ることができる。
しかも、凹部152内に気流が確保されることから、用紙Pの下面が凹部152の底面まで引き込まれることがなく、用紙Pが凹部底面に接触して汚れが付着することがない。更には、コックリングが発生した部分は、図6(c)に示すように、細かいシワ状の形状になって膨潤を吸収することになる。よって、図5(b)に示す場合と比較して、コックリングによる画像記録用ギャップのバラツキが小さくなり、高画質化を図ることができる。
次に、プラテン底部の形状について説明する。
本実施形態において、プラテン150の凹部152の底面は、少なくともインクジェットヘッド140と対向している部分(画像記録領域内の部分)が、インクジェットヘッド140及びリブ151頂面と略平行に形成されている。こうすることで、この部分での空気流路の断面積を一定にでき、これにより気流の流速を一定にすることができる。したがって、この部分については一様な負圧を発生させることができ、用紙Pがインクジェットヘッド140に対して安定した姿勢を保つことが可能になる。
一方、本実施形態においては、画像記録領域(インクジェットヘッド140と対向する部分)に対して気流方向下流側、すなわち、用紙Pの搬送方向上流側では、空気流路の断面積が徐々に広がるように構成されている。具体的には、画像記録領域に対して気流方向下流側の凹部底面部分を、気流方向下流側に向かって下方へ傾斜する傾斜面とした。これにより、図7に示すように、ディフューザー効果が発生し、画像記録領域に対向する凹部152の部分において速い流速を安定して実現しやすくなり、結果として、画像記録領域内における用紙Pの平面性を安定して確保することができる。
また、本実施形態においては、用紙搬送方向に対して直交する方向に複数の凹部152が並べられている。そして、それぞれの凹部152に空気噴出ノズル153を個別に備えている。こうすることで、凹部152間における流速のバラツキを少なくしやすく、用紙Pの幅方向全域にわたって均等な吸着力を得やすい。特に、幅の狭い用紙Pを搬送する場合でも、用紙Pの幅方向全域にわたって均等な吸着力を得やすい。
ただし、幅の狭い用紙Pを搬送する場合、用紙Pに塞がれていない凹部152に対して空気噴出ノズル153により気流を発生させることは、電力の無駄遣いであるばかりでなく、機内に不必要な気流を発生させて、インクの着弾位置乱れやミスト飛散などの不具合の原因になる。よって、各空気噴出ノズル153は、個別にON/OFFの制御が可能な構成とするのが好ましい。これにより、用紙Pの幅に対応して各空気噴出ノズル153を制御し、用紙Pに塞がれてない凹部152に対応する空気噴出ノズル153を動作させないことで、前記不具合を抑制することが可能となる。
図8は、用紙Pの幅に応じて各空気噴出ノズル153の動作を制御する制御系のブロック図である。
本制御を行うにあたっては、搬送される用紙Pの幅を検知する用紙幅検知手段210が必要となる。用紙幅検知手段210としては、大きく分けて次の2種類が挙げられる。ひとつは、用紙Pを給紙トレイ110へセットする段階で、ユーザーが操作パネルを操作して入力された用紙サイズから用紙Pの幅を検知するか、給紙トレイ110のサイドフェンスの位置の認識結果から用紙Pの幅を検知する手段など、用紙Pのセット時に用紙幅を検知する手段である。もうひとつは、実際に用紙Pが搬送されたときに、用紙幅方向に並んだ光学式に代表されるセンサで用紙Pの幅を検知する手段である。本実施形態においては、どちらの種類の用紙幅検知手段でも採用することができる。
このような用紙幅検知手段210によって検知された用紙幅情報は、気流発生制御手段としての制御部200に送られる。制御部200は、その用紙幅情報に応じて、駆動する空気噴出ノズル153を選択する処理を行う。具体的には、図9(a)や(b)に示すように、用紙Pによって塞がれている凹部152Aに対応する空気噴出ノズル153については駆動して当該凹部152A内に気流を生じさせるとともに、用紙Pによって塞がれていない凹部152Bに対応する空気噴出ノズル153については駆動せず、当該凹部152B内に気流を発生させない。
エア吸引搬送法式は、一般にリーク対策が必要であり、搬送される用紙Pの幅が変化したときでも用紙Pの吸着力を一定に保つために、従来のエア吸引搬送法式では非常に複雑な構成を採用していた。本実施形態では、各凹部152に発生させる気流によりベルヌーイの法則を利用して用紙Pをプラテン150側へ吸着させる方式であるため、前記のように非常に簡単な構成で、搬送される用紙Pの幅が変化したときでも用紙Pの吸着力を一定に保つことができる。
また、本実施形態においては、空気噴出ノズル153から凹部152へ送り込んで凹部152の下流側に達した空気が何の対策も施さずに機内に流れ出ると、インクミストの飛散などの不具合を引き起こすおそれがある。そのため、このような不具合が生じないような気流設計が必要になる。例えば、インクミストをフィルターに吸着させるべくダクトに導くなどの気流設計が挙げられる。本実施形態では、図3に示したように、画像記録領域よりも気流方向下流側に排気手段154が設けられている。この排気手段154は、少なくともファン155とダクト156で構成され、空気噴出ノズル153より流れてきた空気をここで回収し、機内への気流の流出を防止している。ダクト156の導く先は機内汚染を防止できるならどこであってもかまわないが、代表的な例としては、機外への排気系に導き、ミストの機外への散逸を防止するためにフィルターを入れるなどの対応を行えばいい。
〔変形例〕
次に、前記実施形態における気流設計の一変形例について説明する。
図10は、本変形例における空気の流れを示す説明図である。
本変形例における構成では、排気手段254のダクト256が、ファン255a,255bによって吸い込まれる空気を、空気噴出ノズル153側へ導くように構成されており、循環型の構成が実現されている。このような構成にすることで、空気の流れをこの循環系の中に閉じ込め、機内へのインクミスト飛散を防止できるだけでなく、機内の気流設計をも容易化できる。さらには、循環系なので、空気流の散逸がほとんどなく、少ないエネルギーで空気流を起こすことができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
用紙P等のシート材に搬送力を与える第1用紙搬送部120や2用紙搬送部160等のシート材搬送手段と、前記シート材搬送手段により搬送力が付与されている搬送中のシート材の非画像記録面である被ガイド面に接触して該シート材をガイドするプラテン150等の搬送ガイド部材とを有するシート材搬送装置において、前記搬送ガイド部材は、シート材搬送方向(用紙搬送方向B)に対して平行な方向又は傾斜する方向に延び、搬送中のシート材の被ガイド面に接触する複数のリブ151等の凸部を有しており、隣り合う2つの凸部間に存在する凹部152内に搬送中のシート材の被ガイド面に沿って流れる気流を発生させる空気噴出ノズル153等の気流発生手段を設けたことを特徴とする。
これによれば、搬送ガイド部材の凸部間に存在する凹部内に生じる気流によって、ベルヌーイの法則から、搬送ガイド部材の凸部にシート材の被ガイド面を吸着させるのに十分な負圧を凹部内に発生させることができる。シート材の被ガイド面は、この負圧によって凹部内に引き込まれるものの、気流の存在により凹部底面に接触するまで引き込まれることはない。よって、シート材が凹部底面に接触するほど変形することがないため、シート材の平面性が確保しやすい。
(態様B)
前記態様Aにおいて、前記気流発生手段は、シート材搬送方向の下流側から上流側に向かう気流を前記凹部内に発生させることを特徴とする。
これによれば、シート材搬送方向の上流側から下流側に向かう気流を発生させる場合と比較して、シート材から見たときの相対的な気流の流速を上げることができ、効果的に負圧を得ることが可能となる。
(態様C)
前記態様A又はBにおいて、前記気流発生手段は、空気を噴出させる空気噴出ノズル153等の空気噴出部から噴出させる空気の流れによって前記気流を発生させるものであることを特徴とする。
これによれば、簡易な構成で、凹部内にベルヌーイの法則による負圧を生じさせることができる。
(態様D)
前記態様Cにおいて、前記気流の下流側で前記凹部内の排気を行う排気手段154,254を有することを特徴とする。
これによれば、空気噴出部から噴出させる空気流の拡散を抑制して、拡散した気流による用紙Pのバタツキやインクミスト等の汚染物の飛散による機内汚染を抑制することができる。
(態様E)
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記搬送ガイド部材は、前記凸部を少なくとも3つ以上有しており、前記気流発生手段は、互いに異なる凹部に対して前記気流を発生させる複数の空気噴出ノズル153等の気流発生部を備えており、シート材搬送方向に対して直交する方向における搬送中のシート材が前記搬送ガイド部材を通過する領域に応じて、前記複数の気流発生部の中から1つ又は2つ以上の気流発生部を選択し、選択した気流発生部を用いて該シート材の搬送中に気流を発生させる制御部200等の気流発生制御手段を有することを特徴とする。
これによれば、搬送されるシート材の幅に応じて選択的に気流発生部を動作させることができ、シート材を負圧吸引する箇所を選択的に設定することが可能になる。
(態様F)
前記態様Eにおいて、前記気流発生制御手段は、搬送中のシート材の被ガイド面が対向しない凹部についての気流発生部を選択しないことを特徴とする。
これによれば、気流の発生を必要としない気流発生部を動作させないので、機内に不必要な空気流を生じさせず、また、不必要な電力消費を避けることができる。
(態様G)
インクジェットヘッド140等の液体吐出ヘッドから用紙P等のシート材に対してインク滴等の液滴を吐出し、該シート材上に画像を形成するインクジェット記録装置100等の画像形成装置において、前記シート材を搬送するシート材搬送装置として、前記態様A〜Fのいずれかの態様に係るシート材搬送装置を用い、前記シート材搬送装置における前記搬送ガイド部材に対してシート材搬送経路を挟んで対向する位置に、前記液体吐出ヘッドが配置されていることを特徴とする。
これによれば、液体吐出ヘッドから吐出される液滴によってシート材が膨潤してコックリングが発生しても、その膨潤部分が搬送ガイド部材の凹部内へ引き込まれることで、液体吐出ヘッドへの擦りが抑制される。その結果、液体吐出ヘッドとシート材の画像記録面とのギャップ(画像記録用ギャップ)の基準値を小さくでき、より高画質な画像記録が可能となる。しかも、凹部内に気流が確保されることから、シート材の被ガイド面が凹部底面まで引き込まれることがなく、シート材が凹部底面に接触して汚れが付着することもない。更には、コックリングが発生した部分は、図6(c)に示したように細かいシワ状の形状になって膨潤を吸収することになるため、コックリングによる画像記録用ギャップのバラツキが小さくなり、高画質化を図ることができる。
(態様H)
前記態様Gにおいて、前記搬送ガイド部材の凹部底面のうち少なくとも前記液体吐出ヘッドが対向する部分は、搬送中のシート材の被ガイド面に平行な面となるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、当該部分における凹部内の断面積(空気流路の断面積)を一定にすることが容易となり、当該部分における気流の流速を一定にしやすい。その結果、当該部分について一様な負圧を発生させることが可能となり、シート材が液体吐出ヘッドに対して安定した姿勢(平面性)を保つことが可能になり、記録位置ズレの少ない安定した画像記録が可能になる。
(態様I)
前記態様G又はHにおいて、前記搬送ガイド部材の凹部底面のうち少なくとも前記液体吐出ヘッドが対向する部分よりも前記気流の下流側部分は、搬送中のシート材の被ガイド面から徐々に離れるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、ディフューザー効果により、液体吐出ヘッドが対向する凹部部分において速い流速を安定して実現しやすくなり、結果として、シート材が液体吐出ヘッドに対して安定した姿勢(平面性)を保つことが可能になり、記録位置ズレの少ない安定した画像記録が可能になる。
100 インクジェット記録装置
110 給紙トレイ
120 第1用紙搬送部
121 ピックアップコロ
122 搬送ローラ対
130 キャリッジ
140 インクジェットヘッド
150 プラテン
151 リブ
152 凹部
153 空気噴出ノズル
154,254 排気手段
155,255a,255b ファン
156,256 ダクト
160 第2用紙搬送部
161 搬送ローラ対
162 排紙ローラ対
170 排紙トレイ
200 制御部
210 用紙幅検知手段
特開2012−196832号公報

Claims (8)

  1. シート材に搬送力を与えるシート材搬送手段と、
    前記シート材搬送手段により搬送力が付与されている搬送中のシート材の被ガイド面に接触して該シート材をガイドする搬送ガイド部材とを有するシート材搬送装置において、
    前記搬送ガイド部材は、シート材搬送方向に対して平行な方向又は傾斜する方向に延び、搬送中のシート材の被ガイド面に接触し得複数の凸部を有し、かつ、隣り合う2つの凸部間に存在する凹部を有しており、
    互いに異なる前記凹部に対して気流を発生させる複数の気流発生部により、該凹部内に搬送中のシート材の被ガイド面に沿って流れる気流を発生させる気流発生手段と、
    シート材搬送方向に対して直交する方向における搬送中のシート材が前記搬送ガイド部材を通過する領域に応じて、前記複数の気流発生部の中から1つ又は2つ以上の気流発生部を選択し、選択した気流発生部を用いて該シート材の搬送中に気流を発生させる気流発生制御手段とを有することを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 請求項1のシート材搬送装置において、
    前記気流発生手段は、シート材搬送方向の下流側から上流側に向かう気流を前記凹部内に発生させることを特徴とするシート材搬送装置。
  3. 請求項1又は2のシート材搬送装置において、
    前記気流発生手段は、空気を噴出させる空気噴出部から噴出させる空気の流れによって前記気流を発生させるものであることを特徴とするシート材搬送装置。
  4. 請求項3のシート材搬送装置において、
    前記気流の下流側で前記凹部内の排気を行う排気手段を有することを特徴とするシート材搬送装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート材搬送装置において、
    前記気流発生制御手段は、搬送中のシート材の被ガイド面が対向しない凹部についての気流発生部を選択しないことを特徴とするシート材搬送装置。
  6. 液体吐出ヘッドからシート材に対して液滴を吐出し、該シート材上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記シート材を搬送するシート材搬送装置として、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート材搬送装置を用い、
    前記シート材搬送装置における前記搬送ガイド部材に対してシート材搬送経路を挟んで対向する位置に、前記液体吐出ヘッドが配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    前記搬送ガイド部材の凹部底面のうち少なくとも前記液体吐出ヘッドが対向する部分は、搬送中のシート材の被ガイド面に平行な面となるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6又は7の画像形成装置において、
    前記搬送ガイド部材の凹部底面のうち少なくとも前記液体吐出ヘッドが対向する部分よりも前記気流の下流側部分は、搬送中のシート材の被ガイド面から徐々に離れるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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