JP6214208B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
ここで、図2および図3を参照して、加湿部10から供給される加湿流体の第1の流れについて説明する。図2および図3中、第1の流れは太矢印22で示される。第1の流れにおいて、加湿部10で生成された加湿流体は、ファンで送り出されて加湿ダクト18を通過し、第1供給口11から噴出して、画像形成部44とシート搬送部2との間の狭空間50に供給される。このとき、より詳細には、加湿部10において生成された加湿流体は、開閉弁17a、17bを有する加湿ダクト18a、18bを通り、第1供給口11から排出される。狭空間50は、複数のヘッドユニット1のそれぞれの吐出口が露出する空間である。第1供給口11から噴出した加湿流体は、狭空間50において、まず、最上流のヘッドユニット1aとシートSとの間の空間を流れる。続いて加湿流体は、ヘッドホルダ6とピンチローラ3bとの間の空間を流れ、次いで隣り合う下流のヘッドユニット1bとシートSとの間の空間を流れる。このようにして以下同様に、加湿流体は上流から下流に向かって、ヘッドユニット1とシートSとの間の空間と、ヘッドホルダ6とピンチローラ3との間の空間と、を蛇行しながら流れる。
次に、図2および図3を参照して、加湿部10から供給される加湿流体の第2の流れについて説明する。図2および図3中、第2の流れは細矢印23で示される。第2の流れにおいて、加湿部10で生成された加湿流体は、第1供給口11の上部にある第2供給口12より供給され、加湿流路15を経由して、加湿流路15の下流に配置されている加湿排出口16(図3参照)に排出される。このとき、より詳細には、加湿部10において生成された加湿流体は、開閉弁17cを有する加湿ダクト18cを通り、第2供給口12から排出される。加湿排出口16は、上流側から下流側に向かう順に加湿排出口16a〜16gを含み、加湿排出口16a〜16gはそれぞれ回収口8a〜8gに接続されている。第2供給口12より供給され加湿排出口16から排出された第2の流れに由来する加湿流体は、回収口8a〜8g内に流れ込む。第2の流れに由来する加湿流体は、第1の流れに由来する加湿流体およびインクミストが存在する場合、回収口8a〜8g内でそれらと合流することができる。
図3を参照して、加湿部10から加湿流体を供給する機構について詳細に説明する。加湿部10には、開閉弁17a〜17cを有する加湿ダクト18a〜18cが接続されている。開閉弁17a〜17cは、それぞれ個別に開閉を制御することができる。開閉弁17a〜17cを全て開放すると、加湿流体は、第1の流れおよび第2の流れの両方として供給される。開閉弁17aおよび17bを開放し、開閉弁17cを閉鎖すると、加湿流体は、第1の流れとして供給されるが、第2の流れとしては供給されない。また、開閉弁17aおよび17bを閉鎖し、開閉弁17cを開放すると、加湿流体は、第2の流れとして供給されるが、第1の流れとしては供給されない。開閉弁17aおよび17bの一方を閉じ他方を開けた状態で加湿流体を供給して、第1の流れとすることもできる。このように、各開閉弁の開閉を制御することにより、加湿部10で生成される加湿流体を、第1の流れおよび第2の流れの一方または両方として供給することができる。
回収口8a〜8gに流入した流体(インクミスト、第1の流れに由来する加湿流体、および第2の流れに由来する加湿流体)は、吸気ファン13によって吸引され、第1ダクト7および第2ダクト9を経てインク回収タンク14へ収容される。インク回収タンク14へ回収された流体(インクおよび加湿流体を含む)が一定量溜まると、回収液体検知センサ(不図示)によってその状態が検知され、満タンであると判断されて、インク回収タンク14の交換および清掃が促される。回収口8は上流から下流に向かう順に回収口8a〜8gを含み、これらはそれぞれヘッドユニット1a〜1fの近傍に配置されている。この構成により、ヘッドユニット1a〜1fの吐出口から発生するインクミストを回収口8a〜8gからインクミスト回収部内へ効率よく回収することができる。これにより、ピンチローラ3a〜3gおよび駆動ローラ4a〜4gへインクが付着することが防止される。
ヘッドユニット1の近傍の狭空間50への加湿流体の供給、すなわち加湿流体の第1の流れが不要であると判断される場合がある。その場合における加湿部10の動作およびインクミスト回収部の動作について説明を行う。
図6を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、第1の流れおよび第2の流れとして、加湿部10の筺体の底に蓄積された水を気化式の加湿方式によって気化させた加湿流体(加湿空気)を用いて、インクミスト回収部におけるインクの粘着、固着を防止する例を示した。これに対し、第2の実施形態では、加湿部10の筺体の底に蓄積された水を気化させずに液体のまま第3の流れとして利用する構成をさらに備えて、液体の形態の加湿流体によりインクミスト回収部に滞留したインクを清掃する例を示す。
2 搬送部
3 ピンチローラ
4 駆動ローラ
7 第1ダクト
8 回収口
9 第2ダクト
10 加湿部
11 第1供給口
12 第2供給口
13 吸気ファン
14 インク回収タンク
15 加湿流路、
16 排出口
17 開閉弁
22 加湿流体の第1の流れ
23 加湿流体の第2の流れ
Claims (5)
- 搬送されるシートに画像を形成するため液体を吐出する吐出口を持つ吐出ヘッドと、
蓄積する液体から加湿空気を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成した前記加湿空気を前記吐出口が露出し且つシートが搬送される狭空間に供給する第1の供給手段と、
前記狭空間の下方に設けられたダクトを含むミスト回収部を備え、前記吐出口からの液体吐出により発生したミストを前記ミスト回収部に吸い込んで回収する回収手段と、
前記生成手段で生成した前記加湿空気または前記生成手段が蓄積する液体を、前記狭空間を介することなく前記ダクトに供給する、前記第1の供給手段とは別の第2の供給手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記ミスト回収部は、前記狭空間の下方において前記吐出ヘッドに対向する位置に設けられたミスト回収口、前記ミスト回収口に接続された前記ダクト、および前記ダクトに接続された回収タンクを有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記吐出ヘッドは第1方向に長いライン型ヘッドであって前記第1方向と交差する第2方向に複数個が並べて配されており、前記第2方向に搬送される連続シートに対して画像が形成されるものであり、
前記第1の供給手段で供給された前記加湿空気は、前記第2方向に沿って複数の前記吐出ヘッドそれぞれの下の前記狭空間を流れるとともに、
前記第2の供給手段で前記ミスト回収部に導入された前記加湿空気または前記液体は、前記第2方向に沿って前記ダクトを流れて回収されることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記第2の供給手段は、前記ミスト回収部に対して前記第1方向から前記加湿空気または前記液体を導入し、当該導入された前記加湿空気または前記液体は前記ダクトを前記第2方向に沿って流れることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記吐出ヘッドの下流に配置され湿度を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された湿度に基づいて前記第2の供給手段における供給の制御を行なう制御手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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