JP5717570B2 - 搬送ベルトクリーナおよび搬送ベルトクリーナ構造 - Google Patents

搬送ベルトクリーナおよび搬送ベルトクリーナ構造 Download PDF

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Description

本発明は、搬送ベルトの外表面に付着した付着物を除去するための搬送ベルトクリーナと、この搬送ベルトクリーナを用いた搬送ベルトクリーナ構造とに関するものである。
ベルトコンベア等における搬送ベルトの外表面に付着している付着物を除去するために、搬送ベルトの外表面に掻き取り部材の端部を当接させて、前記付着物を掻き取り除去する搬送ベルトクリーナが用いられている。
従来より、このような搬送ベルトクリーナとしては、湾曲癖のついた搬送ベルトや表面に不陸が乗じている搬送ベルトに対しても、その幅方向にわたって掻き取り部材が均等に押圧されるように構成された搬送ベルトクリーナが提案されている(例えば、特許文献1ないし4参照。)。
特許文献1,2に記載のベルトクリーナ装置は、平行する二本のワイヤに、複数の除去片を挿通してベルトクリーナとし、搬送ベルトの進行方向に対して斜め方向に設けて、搬送ベルトの湾曲や不陸に追随させるものである。
特許文献3に記載のベルトクリーナ装置は、搬送ベルトの幅方向に列設されるクリーナユニットの複数個と、複数のクリーナユニットを支持する圧力発生手段とからなり、圧力発生手段が、複数のクリーナユニットの各々におけるスクレーパの進退動作と一体的に動くように各スクレーパの作動部に係合せしめられる複数の支持部と、複数の支持部を相互に連絡する圧路と、圧路に充填された流体とからなるものであり、列設されたスクレーパの先端に配された掻き取り部を搬送ベルトの外表面に圧設することにより、各スクレーパをそれぞれ保持するダイアフラム板を変形させて、搬送ベルトの湾曲や不陸に追随させるものである。
特許文献4に記載のベルトクリーナ装置は、スクレーパブレードと、このスクレーパブレードを搬送ベルト表面に押圧するように付勢する弾性体とを備え、弾性体が少なくとも1つのバネ要素を有して、バネ要素が重ね合わされた複数の板バネによって構成されてなるものであり、各スクレーパブレードを弾性的に搬送ベルト表面に当接させることにより、搬送ベルトの湾曲や不陸に追随させるものである。
特開2005−255375号公報 特開2010−269937号公報 特開2001−10716号公報 特開2002−46851号公報
しかし、前記特許文献1,2に記載のベルトクリーナの場合は、経時的使用によってワイヤのテンションが緩くなってきた際に、二本のワイヤのそれぞれのテンションが異なってしまうため、搬送ベルトの表面に付着した付着物によって、除去片が反転してひっくり返り易くなってしまう。また、これを防止するためには、定期的なメンテナンスが必要とされ、その作業が煩わしいといった不都合があった。
一方、前記特許文献3および4に記載のベルトクリーナ装置は、いずれも構造が複雑なため、組立作業が非常に煩雑になるといった不都合があった。また、使用に応じて磨耗するスクレーパやスクレーパブレードの交換サイクルが短く、ランニングコストの面でも不利益があった。
また、前記特許文献3および4に記載のベルトクリーナ装置は、いずれも強度的に脆弱であることから、搬送ベルトの外表面に強固に付着した付着物に対しては、スクレーパやスクレーパブレードが積極的に乗り越えるようにして回避するように設計されている。そのため、搬送ベルトの表面に強固に固着した付着物については除去することが困難であった。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであって、簡単に構成することができ、故障も少なく、しかも搬送ベルトの外表面に付着した付着物を効率良く掻き取ることができる搬送ベルトクリーナと、それを用いた搬送ベルトクリーナ構造とを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明の搬送ベルトクリーナは、搬送ベルトの外表面に付着している付着物を、搬送ベルトの外表面に当接させた掻き取り部材の端部で掻き取り除去する搬送ベルトクリーナであって、この搬送ベルトクリーナは、掻き取り部材が保持される溝部を有する架台と、前記溝部に沿って複数個挿入されるとともに、隣接して配置されることによって前記掻き取り部材を構成する掻き取りブロックと、前記掻き取り部材を構成する複数個の掻き取りブロックを、個々の掻き取りブロック毎に下支えするとともに、その支持位置を溝深さ方向に沿って進退させることにより、前記掻き取りブロックを溝部底面から遠隔、あるいは近接させる位置決め部材とを具備し、前記掻き取りブロックには、隣接する各掻き取りブロックの並び方向に沿って互いに連通するワイヤ挿通孔が設けられ、末端の掻き取りブロックに隣接する架台の側壁部にも、このワイヤ挿通孔と連通するワイヤ挿通孔が設けられてなり、これら掻き取りブロックおよび架台の側壁部のワイヤ挿通孔にワイヤが挿通されて、前記各掻き取りブロックが分離しないように溝部に納められているものである。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、掻き取りブロックに形成されたワイヤ挿通孔は、互いに平行する第一ワイヤ挿通孔と第二ワイヤ挿通孔とからなり、隣接する各掻き取りブロックの並び方向と平行する掻き取りブロックの中心線を境界にして線対称な位置に、第一ワイヤ挿通孔と第二ワイヤ挿通孔とが設けられているものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、第一ワイヤ挿通孔および第二ワイヤ挿通孔に挿通されるワイヤは、連続する一本のワイヤとなされているものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、前記位置決め部材の支持位置が変更されることにより、前記掻き取り部材の溝部開口端からの突出距離が、掻き取り部材を構成する個々の掻き取りブロック毎に調節される際、架台の側壁部に設けられたワイヤ挿通孔は、当該ワイヤ挿通孔から導出されたワイヤと緩衝せずに位置調整を可能にする長孔に形成されているものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、掻き取りブロックが、溝部の溝幅に嵌合し得る幅を有してなるものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、掻き取りブロックが、金属酸化物を主成分とする焼結体で形成されてなるものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、複数個の掻き取りブロックが溝部に隣接して配置された際に、隣り合う掻き取りブロックの端面同士が面接触し得る端面形状を有してなるものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、前記位置決め部材が、架台における溝部の底部を貫通して配置されたボルト部材であり、前記ボルト部材の軸部を溝深さ方向に沿って進退させることにより、掻き取りブロックを溝部底面から遠隔、あるいは近接させるものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、個々の掻き取りブロックにおける高さ方向の少なくとも40%、好ましくは50〜70%が溝部に埋没され、溝部開口端から突出させた残りの一部分によって掻き取り部材が構成されてなるものであってもよい。
上記搬送ベルトクリーナにおいて、架台に対して搬送ベルトの外表面に向かう付勢力を付与し、前記掻き取り部材の端部を搬送ベルトの外表面に押し付ける付勢部材をさらに具備するものであってもよい。
上記課題を解決するための本発明の搬送ベルトクリーナ構造は、上記搬送ベルトクリーナを、搬送ベルトの外表面に当接させた搬送ベルトクリーナ構造であって、搬送ベルトクリーナは、架台に設けられた溝部の溝長さが、搬送ベルトの幅方向の長さ以上となるように設定されてなり、前記溝部が搬送ベルトの進行方向に対して横切る位置となるように架台が架設され、前記溝部に保持された掻き取り部材の端部が、搬送ベルトの幅方向全長にわたって当接されてなるものである。
以上述べたように、本発明によると、架台に設けられた溝部に複数個の掻き取りブロックを挿入し、隣接した状態で配置することにより掻き取り部材を構成するものであることから、その構造が簡単であり、組立作業が非常に簡便となる。
また、掻き取りブロックおよび架台の側壁部のワイヤ挿通孔にワイヤが挿通されて、各掻き取りブロックが分離しないように溝部に納められているので、各掻き取りブロックのガタツキや架台からの離脱も無く、メンテナンス性に優れる。
特に、掻き取りブロックに形成されたワイヤ挿通孔を、互いに平行する第一ワイヤ挿通孔と第二ワイヤ挿通孔とし、隣接する各掻き取りブロックの並び方向と平行する掻き取りブロックの中心線を境界にして線対称な位置に、第一ワイヤ挿通孔と第二ワイヤ挿通孔とを設けることで、各掻き取りブロックをバランス良く溝部内に納めておくことができることとなり、より一層高レベルでガタツキや架台からの離脱を防止することができる。
また、第一ワイヤ挿通孔および第二ワイヤ挿通孔に挿通されるワイヤを、連続する一本のワイヤとすることで、第一ワイヤ挿通孔に加わるワイヤの張力と、第二ワイヤ挿通孔に加わるワイヤの張力を同じにすることができるので、ワイヤの張力のばらつきを無くすことができる。
本発明に係る搬送ベルトクリーナ構造を示す斜視図である。 本発明に係る搬送ベルトクリーナにおいて、架台に設けられた溝部に、掻き取りブロックを挿入する状態を示す斜視図である。 本発明に係る搬送ベルトクリーナにおける掻き取り部材を構成する掻き取りブロックの一単位を示す斜視図である。 本発明に係る搬送ベルトクリーナにおいて、位置決め部材によって個々の掻き取りブロックを下支えする状態を、架台を透過状態にし、更にその一部を切り欠いて示す正面図である。 (a)は、本発明に係る搬送ベルトクリーナにおいて、台座としてのバネを位置決め部材に取り付ける状態を示す正面図であり、(b)は、台座としてのバネが取り付けられた位置決め部材によって個々の掻き取りブロックを下支えする状態を、架台を透過状態にし、更にその一部を切り欠いて示す正面図である。 本発明に係る搬送ベルトクリーナにおける掻き取り部材の端部を、湾曲した搬送ベルトの外表面に当接させた状態を、架台を透過状態にして示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は搬送ベルトクリーナ構造を示し、図2は同搬送ベルトクリーナ構造に用いられている搬送ベルトクリーナ1を示している。
この搬送ベルトクリーナ構造は、搬送ベルトクリーナ1の掻き取り部材2の端部を、ベルトコンベア100における搬送ベルト102の外表面に当接させて、搬送ベルト102の外表面に付着している付着物を、掻き取り部材2によって掻き取り除去することができるように構成されている。
前記ベルトコンベア100は、駆動プーリ101と従動プーリ(図示せず)との間に幅280mmの搬送ベルト102を無端状(エンドレス)に巻き付け、駆動プーリ101を矢印方向に回転させることにより搬送ベルト102を周回運動させるものである。以下、前記ベルトコンベア100における搬送ベルト102の従動プーリから駆動プーリ101に向かう上側の面を往動面、駆動プーリ101から従動プーリに向かう下側の面を復動面と称する。
前記ベルトコンベア100においては、搬送物を安定して積載するために、トラフ角を有するガイドレール(図示せず)によって、搬送ベルト102の進行方向に沿って往動面が下方に向かって湾曲されている。この湾曲は、駆動プーリ101を通過しても完全に矯正されることなく、復動面において往動面の湾曲がそのまま反転し、上方に湾曲した湾曲癖となって現れる。
搬送ベルトクリーナ1は、掻き取り部材2が保持される溝部31を有する架台3と、前記溝部31に沿って複数個挿入されると共に、隣接して配置されることによって前記掻き取り部材2を構成する掻き取りブロック21と、前記掻き取り部材2を構成する複数個の掻き取りブロック21を、個々の掻き取りブロック21毎に下支えすると共に、その支持位置を溝部31の溝深さ方向に沿って進退させることにより、前記掻き取りブロック21を溝部31の底面から遠隔、或いは近接させる位置決め部材4とを具備し、各掻き取りブロック21および架台3にワイヤ5が挿通されて、各掻き取りブロック21が分離しないように架台3の溝部31に納められている。
前記架台3は、上面が開口した長方形の箱型に形成されており、長手方向に沿って、溝幅61mm、溝長さ302mm、溝深さ25mmの溝部31が設けられている。前記溝部31は掻き取り部材2を保持するためのものであり、図2に示すように、前記溝部31の溝長さ方向に沿って、複数個(本実施形態においては10個)の掻き取りブロック21が挿入され、隣接して配置されることによって掻き取り部材2が構成される。
前記架台3は、長手方向の両端の側壁部33,34の外面から、それぞれ保持軸32が延設されている。また、これら側壁部33,34には、溝部31内に連通する一対の第一ワイヤ挿通長孔30aおよび第二ワイヤ挿通長孔30bがそれぞれ設けられている。この第一ワイヤ挿通長孔30aおよび第二ワイヤ挿通長孔30bは、各掻き取りブロック21に設けられた第一ワイヤ挿通孔20aおよび第二ワイヤ挿通孔20bと対向し、かつ、第一ワイヤ挿通長孔30aおよび第二ワイヤ挿通長孔30bの長辺が溝部31の深さ方向に沿うように設けられる。
図3は、掻き取り部材2を構成する掻き取りブロック21の一単位を示す。この掻き取りブロック21は、アルミナセラッミス素材からなり、厚み30mm、幅60mm、高さ40mmの略直方体状に形成されており、その底面中央部には、厚み方向に沿って溝部22が凹設されている。掻き取りブロック21の上面は、両側面の上縁部から中央部に向かうにしたがって低くなるように、厚み方向に沿ってV溝部23が設けられている。また、掻き取りブロック21の一方の端面から他方の端面に向けて、厚み方向に沿って平行する第一ワイヤ挿通孔20aと第二ワイヤ挿通孔20bとが設けられている。これら第一ワイヤ挿通孔20aと第二ワイヤ挿通孔20bとは、溝部22の両側に位置し、掻き取りブロック21の厚み方向に沿った中心線を境界にして線対称な位置に設けられている。
本実施形態において、前記掻き取りブロック21の幅(60mm)は、前記溝部31の溝幅(61mm)に嵌合し得る厚みとなっており、前記溝部31に前記掻き取りブロック21を挿入した際に、前記溝部31の前後の内壁面に前記掻き取りブロック21の前後の端面が実質的に面接触した状態で保持される。
また、本実施形態において、前記掻き取りブロック21の厚み(30mm)は、溝部31の溝長さ(302mm)を有する溝部31に沿って、掻き取りブロック21を10個、隣接して配置した際に、大幅な隙間が生じないように設定している。なお、大幅な隙間が生じる場合にあっては、このような隙間を充填し得る何らかの詰め物を挿入することが好ましい。
さらに、本実施形態において、前記掻き取りブロック21は、底面に対して垂直な端面および側面が形成された略直方体状であることから、溝部31内に隣接して配置された際に、隣り合う掻き取りブロック21の端面同士が面接触することができる。これより、隣り合う掻き取りブロック21が相互に支えあって、掻き取り部材2全体としての剛性が増す。又、隣接する掻き取りブロック21間に隙間が生じ難くなり、掻き取り効率が向上する。
図4に示すように、位置決め部材4は、架台3における溝部31の底部に設けられた貫通ネジ孔35に螺合されたボルトであり、前記ボルトの軸部を溝深さ方向に沿って進退させることにより、掻き取りブロック21を溝部31の底面から遠隔、或いは近接させるものである。なお、本実施形態においては、使用の際に、前記ボルトが緩んだり、抜け落ちたりすることを抑制するために、緩み止め用ナット41を用いているが、更に、ゴム製のワッシャやスプリングワッシャを介在させることによって、より一層ボルト部材の緩みや抜け落ちを抑制することができる。
なお、本実施形態においては、位置決め部材4であるボルトの軸の先端部によって掻き取りブロック21の溝部22を押圧するように構成されているが、図5に示すように、このボルトの軸の先端部にバネ42を設け、このバネ42の弾性によって掻き取りブロック21を押圧するようになされたものであってもよい。
図2に示すように、ワイヤ5の一端は、架台3の一方の側壁部33の第一ワイヤ挿通長孔30aから、当該架台3の溝部31に設けられた各掻き取りブロック21の第一ワイヤ挿通孔20aに挿通され、架台3の他方の側壁部34の第一ワイヤ挿通長孔30aから導出される。ワイヤ5の他端は、架台3の一方の側壁部33の第二ワイヤ挿通長孔30bから、当該架台3の溝部31に設けられた各掻き取りブロック21の第二ワイヤ挿通孔20bに挿通され、架台3の他方の側壁部34の第二ワイヤ挿通長孔30bから導出される。導出されたワイヤ5の端部は、挿通したワイヤ5が抜けないように抜止金具51がカシメ止めされる。この際、ワイヤ5が挿通された各掻き取りブロック21は、位置決め部材4によって高さ調整されて隣接する各掻き取りブロック21同士の第一ワイヤ挿通孔20aおよび第二ワイヤ挿通孔20bの位置がずれて図6に示すように、ワイヤ5が緩い山形に引き伸ばされることとなるので、抜止金具51は、この引き伸ばしシロを考慮した位置にカシメ止めされる。
また、各掻き取りブロック21が位置決め部材4によって高さ調整されても追随できるように、架台3の側壁部33,34に設けられた第一ワイヤ挿通長孔30aおよび第二ワイヤ挿通長孔30bは、溝部31の深さ方向に沿って長辺の長さが設定されている。
このようにして構成される搬送ベルトクリーナ1は、架台3の溝部31に掻き取り部材2を構成する掻き取りブロック21を挿入し、各掻き取りブロック21の第一ワイヤ挿通孔20aおよび第二ワイヤ挿通孔20bと、架台3の第一ワイヤ挿通長孔30aおよび第二ワイヤ挿通長孔30bとにワイヤ5を挿通して、各掻き取りブロック21が分離しないように架台3の溝部31に納めることで、簡単に構成することができる。
この搬送ベルトクリーナ1は、支持装置6に取り付けて使用される。
この支持装置6は、一対のフレーム61に、チャンネル材62をボルト61aで固定し、このチャンネル材62の上片62aと下片62bとを貫通するように設けた軸受部材63に、バネ64の付勢力を付与するように構成されており、この軸受部材63間に搬送ベルトクリーナ1を取り付けて使用される。すなわち、軸受部材63の下端部には、軸受部63aが設けられており、この軸受部63a間に、搬送ベルトクリーナ1の架台3の保持軸32を挿通し、軸受部63aの外側からボルト65を螺合してこの保持軸32を軸受部63aに固定できるように構成されている。
軸受部材63の軸部63bは、チャンネル材62の上片62aと下片62bとを貫通するように設けられ、当該チャンネル材62の上片62aと下片62bとの間の位置にバネ64が挿通されている。このバネ64の上方からは、ワッシャ63cとナット63dとが設けられており、上片62aの上方からもナット63eが設けられている。
この支持装置6の軸受部材63間に固定した搬送ベルトクリーナ1は、ベルトコンベア100における駆動プーリ101を通過直後の搬送ベルト102の復動面の外表面に、掻き取り部材2の端部が、下側から当接される。
この当接を行うには、支持装置6の軸受部材63に螺合されたナット63d、63eを緩めて、当該ナット63d,63eを軸部63bの上端近くの位置に移動させ、搬送ベルトクリーナ1を支持装置6の低い位置に位置させた後、当該搬送ベルトクリーナ1を、搬送ベルト102の下側を横切る位置に設ける。
その後、ナット63d、63eを締めこむと、搬送ベルトクリーナ1が上昇して搬送ベルト102の外表面に当接される。この際、搬送ベルトクリーナ1の上昇具合は上側のナット63eの締め込み具合で調整され、搬送ベルトクリーナ1の搬送ベルト102への付勢力は、下側のナット63dの締め込み具合で調整される。すなわち、上側のナット63eを締め込むと搬送ベルトクリーナ1は上昇し、搬送ベルト102の下側から、掻き取り部材2の端部が、当該搬送ベルト102の外表面に当接される。
そのままナット63eを締め込むと、搬送ベルトクリーナ1は、搬送ベルト102の外表面に強く当接され、バネ64が圧縮される。通常は、このバネ64の圧縮によって生じる付勢力に抗する程の付着物が付着していない限り、搬送ベルト102の表面の付着物は、搬送ベルトクリーナ1の掻き取り部材2によって掻き取られるが、バネ64の付勢力に抗する程の付着物が付着している場合は、さらにバネ64が圧縮され、付着物は、搬送ベルトクリーナ1の掻き取り部材2を乗り越えて掻き取られないことになってしまう。つまり、バネ64が十分に圧縮されていない状態では、当該バネ64が柔軟に変形して掻き取り部材2が付着物を乗り越えてしまい付着物は掻き取れないことになってしまう。
一方、下側のナット63dを締め込むと、バネ64による圧縮力が強くなり、バネ64が柔軟に変形できなくなってしまう。したがって、この場合は、搬送ベルト102の外表面に強固にこびり付いた付着物が付いているような場合であっても、バネ64がそれ以上圧縮され難くなっているので、付着物は、搬送ベルトクリーナ1の掻き取り部材2を乗り越えることはなく、当該掻き取り部材2によって付着物は掻き取られることとなる。
また、この掻き取り部材2によって搬送ベルト102の表面に付着した付着物を掻き取る際、掻き取り部材2を構成する複数の掻き取りブロック21を個々に下支えする位置決め部材4の支持位置を変更することにより、前記掻き取り部材2の溝部開口端からの突出距離が、掻き取り部材2を構成する個々の掻き取りブロック21毎に調節できることとなる。したがって、搬送ベルト102に湾曲癖や不陸が生じている場合であっても、その湾曲癖や不陸に応じて掻き取りブロック21の端部の形状を変化させて、搬送ベルト102の外表面に対し、掻き取り部材2の端部を追随させることができる。
この際、掻き取り部材2を構成する個々の掻き取りブロック21毎の調節は、個々に下支えする位置決め部材4の支持位置を変更することにより自由に行うことができるため、調整の仕方によっては、逆に、隣接する掻き取りブロック21間に極端な段差を生じてしまうことが懸念される。しかし、この搬送ベルトクリーナ1は、掻き取りブロック21のワイヤ挿通孔20a、20bと、架台3の側壁部33,34のワイヤ挿通長孔30a、30bとにワイヤ5が挿通されて、各掻き取りブロック21が分離しないように溝部31に納められているので、隣接する掻き取りブロック21との間に極端な段差を生じると、隣接する掻き取りブロック21間のワイヤ挿通孔20a、20bのずれが大きくなってしまいワイヤ5が挟まれてそれ以上調整できないこととなる。したがって、このワイヤ5によって、極端な段差が形成されるのを防止して、搬送ベルト102の外表面に対して、簡単に掻き取り部材2の端部を追随させることができる。
ただし、ワイヤ挿通孔20a、20bに挿通されるワイヤ5の大きさや種類によっては少しのズレでも許容できず、個々の掻き取りブロック21毎の調整ができないことがある。したがって、ワイヤ5としては、素線ではなく、ある程度隙間のある撚り線が使用される。また、ワイヤ挿通孔20a、20bの直径に対して50%以上の直径、さらに好ましくは70%〜90%の有効直径を有する撚り線を使用することが好ましい。また、ワイヤ挿通孔20a、20bの開口端面は、2mm以下、さらに好ましくは0.5mm〜1.5mmの範囲の面取り加工が施されていてもよい。この面取り加工を施していると、ワイヤ5は、傷付くことなく、滑らかに引き伸ばされることとなる。
さらに、この掻き取りの際、掻き取り部材2を構成する各掻き取りブロック21は、当該掻き取りブロック21のワイヤ挿通孔20a、20bと、架台3の側壁部33,34のワイヤ挿通長孔30a、30bとにワイヤ5が挿通されて、各掻き取りブロック21が分離しないように溝部31に納められているので、各掻き取りブロック21のガタツキや架台3からの離脱も無く、メンテナンス性に優れる。特に、搬送ベルト102の表面には、搬送コンベア100のクセや、使用環境などの影響で、いつも決まった位置に付着物が付着してしまうことがあるが、この場合、特定の掻き取りブロック21ばかりで付着物を除去することとなり、当該特定の掻き取りブロック21の負担が大きくなることが懸念される。しかし、この搬送ベルトクリーナ1の場合、個々の掻き取りブロック21は、分離しているが、ワイヤ5によって実質的に一体化させているので、このような一部の掻き取りブロック21に負担がかかるような場合であっても、掻き取り部材2および架台3全体で、当該一部の掻き取りブロック21に加わる負荷を負担してガタツキを防止できることとなる。
さらに、本実施の形態においては、一本のワイヤ5を、各掻き取りブロック21の第一ワイヤ挿通孔20aおよび架台3の側壁部33,34の第一ワイヤ挿通長孔30aと、各掻き取りブロック21の第二ワイヤ挿通孔20bおよび架台3の側壁部33,34の第二ワイヤ挿通長孔30bとに挿通しているため、第一ワイヤ挿通孔20aおよび第一ワイヤ挿通長孔30aに挿通されるワイヤに加わる張力と、第二ワイヤ挿通孔20bおよび第二ワイヤ挿通長孔30bに挿通されるワイヤ5に加わる張力とが同じになり、ワイヤ5の張力のばらつきを無くすことができる。したがって、各掻き取りブロック21のガタツキや架台3からの離脱を、より一層高度なレベルで無くすことができる。
ただし、ワイヤ5に加わる張力に差を生じていても、各掻き取りブロック21は架台3の溝部31に挿入している時点で安定しているので、各掻き取りブロック21の第一ワイヤ挿通孔20aと、架台3の側壁部33,34の第一ワイヤ挿通長孔30aとに一本のワイヤ5を挿通し、各掻き取りブロック21の第二ワイヤ挿通孔20bと、架台3の側壁部33,34の第二ワイヤ挿通長孔30bとに他の一本のワイヤ5を挿通し、それぞれに別個の二本のワイヤ5を挿通するように構成したものであってもよい。また、各掻き取りブロック21には、第一ワイヤ挿通孔20aと第二ワイヤ挿通孔20bとを設けているが、この挿通孔20a、20bが何れか一つであってもよい。ただし、ワイヤ挿通孔が何れか一つの場合は、バランスが崩れないように、掻き取りブロック21の厚み方向に沿った中心線上、または、この中心線よりも、搬送ベルト102との当接上流側の位置にワイヤ挿通孔が設けられていることが好ましい。
なお、搬送ベルト102に対する掻き取り部材2の端部の当接につき、付着物の水分が多い場合や付着物が少ない場合には、搬送ベルト102の外表面に掻き取り部材2の端部における端辺(角)を当接させることが好ましい。一方、付着物の水分が少ない場合や付着量が多い場合には、搬送ベルト102の外表面に掻き取り部材2の端部における端面を当接させることが好ましい。
搬送ベルトクリーナ1における掻き取り部材2の端部を搬送ベルト102の外表面に当接させた状態で、ベルトコンベア100を稼働させると、搬送ベルト102の外表面に付着している付着物は、当接する掻き取り部材2の端部に順次接触し、掻き取り除去される。
この際、本実施形態においては、前記位置決め部材4の支持位置につき、個々の掻き取りブロック21における高さ方向の少なくとも40%、好ましくは50〜70%が溝部に埋没され、溝部開口端から突出させた残りの一部分によって掻き取り部材2が構成されるようにしているから、個々の掻き取りブロック21の剛性が非常に高く、搬送ベルト102に強固に付着している付着物に接触しても簡単に破損することなく、掻き取り除去することができる。
その後、時間の経過と共に、掻き取り部材2を構成する掻き取りブロック21には磨耗が生じる。若干の磨耗は、より一層、搬送ベルトクリーナ102の外表面に対する追随性を向上させることになる。
更なる使用によって、掻き取り部材2を構成する掻き取りブロック21の磨耗が進んだ場合には、磨耗の程度に応じて、位置決め部材4の支持位置を高く設定し直すことにより、磨耗した掻き取りブロック21における溝部開口端からの突出距離を再調節することができる。すなわち、掻き取りブロック21は、その大半が磨耗するまで使用することができる。これより、掻き取り部材2を構成する掻き取りブロック21の交換サイクルが長くなり、ランニングコストが安価になる。
なお、偏磨耗によって掻き取り部材2を構成する掻き取りブロック21の一部の磨耗が進んだとしても、磨耗が進んだ部分の掻き取りブロック21のみを交換したり、掻き取りブロック21の並びを替えたりするだけで、掻き取り部材2を再構成することができる。
なお、本実施の形態において、掻き取り部材2を構成する各掻き取りブロック21のサイズや、架台3の大きさについては、ベルトコンベア100を構成する搬送ベルト102の幅に応じて、当該搬送ベルト102を横切る長さに形成されていれば、特に本実施の形態のものに限定されるものではなく、適宜のサイズに形成されたものを使用することができる。また、掻き取り部材2を構成する各掻き取りブロック21の数についても、本実施の形態では、10個に分割しているが、特にこの分割数についても限定されるものではない。
本発明は、搬送ベルトの外表面に付着した付着物を除去するための搬送ベルトクリーナであり、例えば、製鉄所、化学プラント、各種発電所、建築現場、下水処理場、或いはゴミ処理場などの各種作業現場において使用されているベルトコンベア等の搬送装置における搬送ベルトの外表面に付着した付着物の掻き取り除去について好適に使用される。
1 搬送ベルトクリーナ
2 掻き取り部材
20a 第一ワイヤ挿通孔(ワイヤ挿通孔)
20b 第二ワイヤ挿通孔(ワイヤ挿通孔)
21 掻き取りブロック
3 架台
30a 第一ワイヤ挿通長孔(ワイヤ挿通孔)
30b 第二ワイヤ挿通長孔(ワイヤ挿通孔)
31 溝部
32 保持軸
33 側壁部
34 側壁部
4 位置決め部材
42 バネ(付勢部材)
5 ワイヤ
6 支持装置
100 ベルトコンベア
101 駆動プーリ
102 搬送ベルト

Claims (11)

  1. 搬送ベルトの外表面に付着している付着物を、搬送ベルトの外表面に当接させた掻き取り部材の端部で掻き取り除去する搬送ベルトクリーナであって、この搬送ベルトクリーナは、
    掻き取り部材が保持される溝部を有する架台と、
    前記溝部に沿って複数個挿入されるとともに、隣接して配置されることによって前記掻き取り部材を構成する掻き取りブロックと、
    前記掻き取り部材を構成する複数個の掻き取りブロックを、個々の掻き取りブロック毎に下支えするとともに、その支持位置を溝深さ方向に沿って進退させることにより、前記掻き取りブロックを溝部底面から遠隔、あるいは近接させる位置決め部材とを具備し、
    前記掻き取りブロックには、隣接する各掻き取りブロックの並び方向に沿って互いに連通するワイヤ挿通孔が設けられ、末端の掻き取りブロックに隣接する架台の側壁部にも、このワイヤ挿通孔と連通するワイヤ挿通孔が設けられてなり、これら掻き取りブロックおよび架台の側壁部のワイヤ挿通孔にワイヤが挿通されて、前記各掻き取りブロックが分離しないように溝部に納められていることを特徴とする搬送ベルトクリーナ。
  2. 請求項1記載の搬送ベルトクリーナにおいて、掻き取りブロックに形成されたワイヤ挿通孔は、互いに平行する第一ワイヤ挿通孔と第二ワイヤ挿通孔とからなり、隣接する各掻き取りブロックの並び方向と平行する掻き取りブロックの中心線を境界にして線対称な位置に、第一ワイヤ挿通孔と第二ワイヤ挿通孔とが設けられている搬送ベルトクリーナ。
  3. 請求項2記載の搬送ベルトクリーナにおいて、第一ワイヤ挿通孔および第二ワイヤ挿通孔に挿通されるワイヤは、連続する一本のワイヤからなる搬送ベルトクリーナ。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナにおいて、前記位置決め部材の支持位置が変更されることにより、前記掻き取り部材の溝部開口端からの突出距離が、掻き取り部材を構成する個々の掻き取りブロック毎に調節される際、架台の側壁部に設けられたワイヤ挿通孔は、当該ワイヤ挿通孔から導出されたワイヤと緩衝せずに位置調整を可能にする長孔に形成されている搬送ベルトクリーナ。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナにおいて、掻き取りブロックが、溝部の溝幅に嵌合し得る幅を有してなる搬送ベルトクリーナ。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナにおいて、掻き取りブロックが、金属酸化物を主成分とする焼結体で形成されてなる搬送ベルトクリーナ。
  7. 請求項1ないし6の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナにおいて、複数個の掻き取りブロックが溝部に隣接して配置された際に、隣り合う掻き取りブロックの端面同士が面接触し得る端面形状を有してなる搬送ベルトクリーナ。
  8. 請求項1ないし7の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナにおいて、前記位置決め部材が、架台における溝部の底部を貫通して配置されたボルト部材であり、前記ボルト部材の軸部を溝深さ方向に沿って進退させることにより、掻き取りブロックを溝部底面から遠隔、あるいは近接させるものである搬送ベルトクリーナ。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナにおいて、個々の掻き取りブロックにおける高さ方向の少なくとも40%以上が溝部に埋没され、溝部開口端から突出させた残りの一部分によって掻き取り部材が構成されてなる搬送ベルトクリーナ。
  10. 請求項1ないし9の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナにおいて、架台に対して搬送ベルトの外表面に向かう付勢力を付与し、前記掻き取り部材の端部を搬送ベルトの外表面に押し付ける付勢部材をさらに具備する搬送ベルトクリーナ。
  11. 請求項1ないし10の何れか一項に記載の搬送ベルトクリーナを、搬送ベルトの外表面に当接させた搬送ベルトクリーナ構造であって、搬送ベルトクリーナは、架台に設けられた溝部の溝長さが、搬送ベルトの幅方向の長さ以上となるように設定されてなり、前記溝部が搬送ベルトの進行方向に対して横切る位置となるように架台が架設され、前記溝部に保持された掻き取り部材の端部が、搬送ベルトの幅方向全長にわたって当接されてなる搬送ベルトクリーナ構造。
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