JPH0228411A - ベルトクリーナ装置及び該装置に用いるスクレーパ - Google Patents

ベルトクリーナ装置及び該装置に用いるスクレーパ

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JPH0228411A
JPH0228411A JP17552988A JP17552988A JPH0228411A JP H0228411 A JPH0228411 A JP H0228411A JP 17552988 A JP17552988 A JP 17552988A JP 17552988 A JP17552988 A JP 17552988A JP H0228411 A JPH0228411 A JP H0228411A
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吉迫 景義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベヤベルトの表面に付着したコークス等
の搬送物の残留付着物を、該ベルトのリターン側にて除
去するベルトクリーナ装置及び該装置に用いるスクレー
パに関する。
〔従来の技術〕
従来のベルトクリーナ装置は、米合衆国特許第3841
470号のように、コンベヤベルトのリターン側で該ベ
ルトの横断方向に配置された複数個のクリーナ体を有す
る。これらのクリーナ体は、ベルト表面に接触する掻取
部を一直線上に整列せしめている。具体的には、上端に
チップから成る掻取部を設けたスクレーパをゴム塊等の
弾性部材により弾性的に支持し、この弾性部材の弾性変
形を介して掻取部をベルト表面に圧接している。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般的に、コンベヤベルトは、駆動プーリと従動プーリ
との間にエンドレス状に巻掛けて周回走行するに際し、
搬送物を積載して搬送する往動過程(フォワード側)に
おいて、搬送物を安定して積載させるため、トラフ角を
有して配置されたガイドプーリによりベルト断面が弓状
になるように支持されている。即ち、搬送物を積載して
往動走行するベルトのフォワード側において、ベルトの
幅方向中央部が下方に膨出するように湾曲して支持され
ている。そして、前記のように弓状に湾曲したベルトの
表面の中央部に搬送物を繰返し積載されるので、ベルト
表面は両側部よりも中央部の摩耗が大である。
このように、ベルトには前記の湾曲癖がついており(一
般にトラフ癖と云われている)、搬送物を落下させた後
に往動方向とは逆方向に復動走行するリターン側におい
て、ベルトは幅方向中央部が上方に膨出するように弓状
に湾曲されている。このため、前述した従来のクリーナ
装置の場合、−直線上に整列されたクリーナ体の掻取部
がベルト表面に接触するに際し、湾曲したベルト表面に
合致しない6即ち、直線に整列されたクリーナ装置の掻
取部とベルト表面との間には、ベルトの幅方向中央部分
にて隙間が形成される。この隙間は、前記のようにベル
トの中央部の摩耗が進むと更に大きくなる。その結果、
ベルトの中央部において、クリーナ装置の掻取部がベル
ト表面の付着物を良好に掻取ることができない、しかも
、ベルト表面の残留付着物は、ベルト中央部が多量、ベ
ルト両側部が少量であるのが通常であり、掻取部による
付着物の掻取量もこれに対応するので、−直線上に配列
された掻取部のうち中央部に位置する部分の摩耗が激し
く、ベルト表面と掻取部との間の隙間を次第に大きくす
る。
また、上述のように、複数個のクリーナ体が個別に弾性
部材により弾支されたスクレーパを有し、各スクレーパ
が独立して揺動する構成であるため、一つのスクレーパ
が傾動した際、このスクレーパと隣接するスクレーパと
の間に掻取られた付着物が介入し2両者の間に咬み込む
と、この隣接するスクレーパの独立した揺動が阻害され
、掻取部をベルト表面に圧接するようにスクレーパが傾
動位置から元の位置に復帰回動し得ないという事態を招
来する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の課題を解決したベルトクリーナ装置及び
該装置に用いるスクレーパを提供す−るものである。
本発明のベルトクリーナ装置によれば、コンベヤベルト
のリターン側で該ベルトの横断方向に配置され、該ベル
ト表面の残留付着物を除去するスクレーパを備えており
、このスクレーパは、ベルト横断方向に向く軸線回りに
回動調整自在に支持されると共に、該スクレーパのベル
ト表面に接触する掻取部を、ベルトの両側部から中央部
に至り漸次、ベルトのリターン走行方向に向かって前記
軸線から遠ざかるように湾曲して形成している。従って
、スクレーパを前記軸線回りに回動して起立せしめれば
、掻取部は中央部を上方に膨出するように弓状を呈する
このため、上述のようにベルトに弓状のトラフ癖がつけ
られ、またベルト表面の中央部を摩耗しているときでも
、スクレーパの掻取部をベルト表面に合致して接触させ
ることができ、上述した従来の問題を解決できる。
また1本発明のスクレーパによれば、掻取部を備えた支
持部材の多数が並列状態で弾性部材に埋設され、隣接す
る支持部材を相互に該弾性部材を介して屈撓自在に連結
されている。従って、スクレーパを予め所定の弓状に形
成していな(でも、該スクレーパをベルトクリーナ装置
のホルダに装着するに際し、スクレーパを屈撓せしめ、
所定の曲率半径の下に好適にベルトのトラフ癖に対応せ
しめることができる。
更に1本発明のスクレーパによれば2弾性部材に埋設さ
れた支持部材が、隣接する支持部材の相互をベルト進行
方向に対して離反しないよう連結部を介して連結されて
いる。従って、ベルトの進行方向に対して、隣接する一
方の支持部材が揺動すると、他方の支持部材も同行して
揺動せしめられるものであるから、ベルト表面の付着物
掻取り中に、各支持部材がベルト進行方向に独立して揺
動し、・隣接する支持部材の掻取部相互間に掻取られた
付着物を咬み込み状に介入して該支持部材を元の位置に
復帰することを妨げるようなことはない。
〔実 施 例〕
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を詳述する。
図面において、コンベヤベルト1はリターン側の一部分
だけを示している。この「リターン側」は、駆動プーリ
と従動プーリとに巻掛けられ周回走行するエンドレスベ
ルトにおいて、搬送物を積載して往動走行し、該搬送物
を落下させるまでのフォワード側に対する語であり、搬
送物の落下後、プーリ上の巻掛部において折り返し、前
記往動方向とは逆方向に復動走行するリターン過程の部
分を意味する。従って、折り返し点を過ぎた直後のプー
リ上に位置する過程も含まれる。
(ベルトクリーナ装置の全体構成) ベルト1のリータン側において、該ベルト1の両側には
一対のサポート2を固設している。
図面では一方のサポート2だけを示しているが他方のサ
ポートは一方のサポート2と同じ構成のものであり、ベ
ルト1を挟んで対称的に構成されている。
サポート2は、支柱4と、該支柱4を一辺として四角形
状に枠組された窓枠5とを有する。
支柱4はベルト下方に配置されたシュート又はホッパー
(図示せず)の側壁に固着され、窓枠5は該シュート又
はホッパーの側壁に開設された窓孔を縁取る。支柱4に
は、上下方向に延びるロッド6が設けられ、該ロッド6
の上下端部は支柱4に固着された支持板7,8により支
持されている。ロッド6の中途部には、スライド体9が
摺動自在に外挿されており、セットボルト等の固定手段
10により所定位置に固定される。スライド体9の側部
には窓枠5を横断する方向に向けて一対の保持アーム1
1.12が延設されている。該アーム11.12は、上
下方向に間隔をあけて配置され1両アーム11,12の
先端部はビン13により連結されている。
回倒の場合、該ピン13は頭付ボルトから成り上部の保
持アーム11を挿通し、下部の保持アーム12に螺入さ
れている。
スクレーパ14は、ベルト1のリターン走行方向Rに向
かい膨出するようほぼ弓状に湾曲して形成されたホルダ
15に着脱自在に保持されセントボルト等゛の固定手段
16 (第5図及び第6図)により固定されている。即
ち、スクレーパ14は弓状のホルダ15に適合するよう
湾曲せしめられ、湾曲した状態でホルダ15に装着され
ている。第4図示のように、スクレーパ14は、背面部
の先端部に、超硬合金又はセラミックス等の耐摩耗材か
ら成るチップ17を固着している。該チップ17の下方
に位置するスクレーパ14の背面部には、ゴムシート等
の’Elシート18の上縁部が固着されており、該シー
ト18はスクレーパ14の背部を覆うように下方に垂下
されている。尚、スクレーパ14の詳細は後述する。
ホルダ15は、弓状に湾曲形成された底部材19上にレ
ール状の保持壁20.21を平行に固設することにより
スクレーパ14を保持する保持手段9図例では保持溝4
0を構成する。第3図示のように、底部材19及び背部
の保持壁21の両端部はベルトのリターン走行方向Rと
は反対方向に延びる延設部22.22を構成し9該延設
部22.22に支持軸23a、23bを固着している。
支持軸23a、23bは相互に同心状に配置され2両支
持軸の共通軸線によりスクレーパ14の回動輪線Aを備
える。
スクレーパ14を装着したホルダ15は1回動軸vAA
がベルト1を横断するように配置され支持軸23a、2
3bを上述のサポート2に保持される。この状態で、ス
クレーパ14は、ベルト1の両側部から中央部に至り漸
次、前記軸線Aから遠ざかるように湾曲せしめられてお
り。
第5図の状態から第6図の状態のように、軸線A回りに
支持軸23a、23bを回動してスクレーパ14を起立
せしめると、スクレーパ14はチップ17の上縁が、中
央部を上方に膨出するように弓状を呈し、ベルトlの湾
曲表面に沿って接触する掻取部32を構成する。
サポート2に支持軸23aを取付けるに際し。
支持軸23aはサポート2の窓枠5を貫通すると共に、
保持アーム11.12の間に挿通される。支持軸23a
にはナイロン等の合成樹脂製の軸受24が外挿されてい
る。ピン13を締着することにより軸受24は保持アー
ム11.12に挟持固定される。この状態で支持軸23
aは軸受24に対して回動自在である。軸受24に引き
続いて支持軸23aにはストッパ体25が外挿され、セ
ットボルト等の固定手段26により固定されている。こ
のストッパ体25は。
上下に配置された一対のストッパ片27.28を備え9
両ストッパ片27.28はスライド体9の固定手段IO
の上下方向に位置される。従って、第7図示のように、
支持軸23aが回動したとき、上下のストッパ片27.
28が固定手段10に接当し、これにより支持軸23a
の回動範囲が制限される。ストッパ体25に引き続いて
支持軸23aには作動体29が外挿され。
セフ)ボルト等の固定手段30により固定される1作動
体29は、窓枠5を横断する方向に向けて延びる作動ア
ーム31を備え、該アームは後述する弾発手段に連結さ
れる。下方の支持板8には押上げボルト41が螺挿され
ており、固定手段10を解除した状態でスライド体9の
位置を上下調整するに際し、該押上げボルト41にて下
方の保持アーム12の底部を押上げることによりスライ
ド体9を持ち上げることができる。
図示していないが、他方の支持軸23bも他方のサポー
トに対して同様にして取付保持される。
前記作動アーム31の上方に位置して、シュート又はホ
ッパー等の側壁には9弾発手段33が取付けられる。こ
の弾発手段33は、シュート等の側壁に固着される固定
部材34と、該固定部材34にナツト35.36を介し
て進退自在に螺合されたフックボルトから成る調整部材
37と、該調整部材37に連結される引張りスプリング
38とから成る。この引張りスプリング38の下端は前
記作動アーム31に連結される。従って、前記ナラ1−
35.36を回動して調整部材37を引き上げると、ス
プリング38の張力が増して作動アーム31は上方に牽
引され、その結果、支持軸23a、23bは常にスクレ
ーパ14を起立せしめる方向に回動付勢され、第6図の
ように、掻取部32をベルト1の表面に圧接する。
(スクレーパの詳細構成) 前記スクレーパ14は、第8図及び第9図に示すように
、掻取部32を構成するチップ17を上端にロウ付等に
より固着した金属板から成る支持部材42を多数並列し
、チップ17を同一線上に整列しつつ多数の支持部材4
2を並列せしめた状態で該支持部材42を天然ゴム、合
成ゴム等の弾性部材44に埋設している。
支持部材42は、第10図及び第12図に示すように、
チップ17を支持部材42の幅方向に偏位して固着し、
支持部材42の一側からはみ出し状に突出した千ノブ1
7の一端により突部17aを形成すると共に、支持部材
42の他側にチップ17の他端が重合して位置されない
凹部17bを形成し、並列された一方の支持部材42の
突部17aを他方の支持部材17の凹部17bに嵌合し
ており、この嵌合部により後述する連結部50を構成す
る。
一方、前記弾性部材44は、支持部材42の背面(チッ
プ取付面の反対面)からチップ17の背面までを被覆す
る被覆壁45と、支持部材42の底部を被覆する座壁4
6と、各隣接する支持部材42.42の間に充填された
ヒンジ部43と、スクレーパ14の長手方向両端におい
て支持部材42を埋入していない延長部47とを一体に
成形する。尚、被覆壁45は、チップ17の上端に至り
徐々に肉厚を減じるように傾斜面48を形成する。また
、この弾性部材44の成形時に、支持部材42の前面に
は上述の可撓シート18が天然ゴム、合成ゴム等の弾性
材により成形される。このような成形は、第10図乃至
第12図に示すように、予めチップ17を固着した支持
部材42の多数を未加硫ゴム素材と共にモールド金型4
9中に整列して装入し。
ゴム素材を加硫することにより行われる。この際1弾性
部材44をチップ17及び支持部材42に強固に接着す
るように予め接着剤処理が施されている。一方、可撓シ
ート18については。
支持部材42の前面のうち上部の部分とチップ17の下
端に接着するように予め接着剤処理が施されるが、支持
部材42の前面のうち下部の部分Hには該可撓シート1
8が接着しないよう接着剤処理を施さないか又はマスキ
ングシート等により積極的に離型処理が施される。
而して、スクレーパ14は、第13図示のように略帯状
体に形成されるが、第14図示のように屈曲することが
可能であり、これによりホルダ15の湾曲した保持溝4
0に装着することができる。そして、各支持部材42は
弾性部材44を介して保持溝40に弾性的に保持される
ので、ベルトの付着物を掻取る作業中に、チップ17か
ら支持部材42に伝達される微小振動がホルダ15に共
鳴して騒音を増幅することは防止される。また、チップ
17により掻取られた付着物は可撓シート18に案内さ
れて下方のホッパへと落下するので、該付着物がホルダ
15上に堆積することは防止される。
更に1弾性部材44に埋設され並列した支持部材42は
、前記突部17aと凹部17bの嵌合による連結部50
を備え、隣接する支持部材42の相互をベルト進行方向
に対して離反しないよう連結されている。従って、ベル
トの進行方向に対して、隣接する一方の支持部材42が
揺動すると、他方の支持部材42も同行して揺動せしめ
られるものであるから、揺動に際して隣接する支持部材
42のチップ17相互間の隙間を広げ、その隙間に掻取
り付着物を咬み込むようなことが防止される。即ち、こ
のような連結部50ををせず、隣接する支持部材42が
相互に独立して揺動自在とされている場合においては、
ベルト表面の付着物掻取り中に、各支持部材がベルト進
行方向に独立して揺動し、隣接する支持部材のチップ相
互間の隙間を広げ、その隙間に掻取り付着物を咬み込み
状に介入し。
該支持部材が元の位置に復帰することを妨げる問題があ
るのに対して、上述の連結部SOを設けることにより、
このような問題を生じることがない。
(連結部の他の実施例) 第15図及び第16図は、上記連結部50の他の実施例
を示している。即ち、この実施例において、チップ17
は支持部材42の両側より突出するように該支持部材4
2の幅員よりもやや長いものとして支持部材42の上端
部に固着されており、チップ17を同一線上に整列しつ
つ多数の支持部材42を並列せしめた状態で弾性部材4
4に埋設している。各支持部材42は。
胴部の両側に張り出す翼片部42a及び42bを備え、
隣接する一方の支持部材42の翼片部42aの突縁を他
方の支持部材42の翼片部42bの凹溝に嵌合して連結
することにより連結部50を構成している。従って、こ
の連結部50により、隣接する支持部材42はベルト進
行方向に離反せしめられることはない。
〔発明の効果〕
本発明のベルトクリーナ装置によれば、スクレーパ14
を軸線A回りに回動して起立せしめると、掻取部32は
中央部を上方に膨出するように弓状を呈する。このため
、ベルトlに弓状のトラフ癖がつけられ、またベルト表
面が中央部を摩耗しているときでも、スクレーパ14の
掻取部32とベルト表面の間に隙間を生じることなく、
該掻取部をベルト表面に合致して接触させることができ
、ベルト表面の残留付着物を好適に掻取ることができる
特に1本発明のスクレーパ14によれば、スクレーパ1
4がホルダ15の湾曲した保持手段40に適合するよう
屈曲自在であり、従って。
予めスクレーパ14の全体を保持手段40の湾曲形状と
同形に形成する必要はなく、その製作が容易である。し
かも、ベルトクリーナ装置を取付けるべきベルト1には
種々のベルト幅のものが存在し、従ってベルトに付与さ
れたトラフ癖の曲率半径も種々異なるのが現状であると
ころ2本発明によれば、ホルダ15の保持手段40をベ
ルトのトラフ癖の曲率半径に適応するよう設計しておけ
ば足り、スクレーパ14自体は保持手段40に装着する
ことにより所期の曲率半径に湾曲せしめられるため、ス
クレーパ14の適用範囲を広げることができる。
更に、前記のようなスクレーパ14において。
本発明では1弾性部材44に埋設された支持部材42が
、隣接する支持部材42の相互をベルト進行方向に対し
て離反しないよう連結部50を介して連結されているの
で、ベルトの進行方向に対して、隣接する一方の支持部
材42が揺動すると、他方の支持部材42も同行して揺
動せしめられるものであるから、ベルト表面の付着物掻
取り中に、各支持部材42がベルト進行方向に独立して
揺動し、隣接する支持部材の掻取部32の相互間に隙間
を広げ、この隙間に掻取られた付着物を咬み込み状に介
入し、該支持部材42が元の位置に復帰することを妨げ
るようなことはないという格別な利点がある。
尚1本発明が上記実施例に限定されないことは勿論であ
り9本発明の精神に基づき特許請求の範囲内で種々の変
更が可能である0例えば。
ホルダ15の保持手段40について、上記実施例では湾
曲しつつ連続する保持溝を示したが。
保持手段40は連続する溝のみならず、スクレーパ14
を湾曲状態にて保持するものであれば部分的な保持手段
としても良い、また、スクレーパ14の掻取部32は、
上記実施例のようなチップ17により形成する他、その
他の部材又は支持部材42の上端自体により形成するこ
とが自由である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係るベルトクリーナ装置で
あって、スクレーパの支持軸と、該支持軸を支持するサ
ポートと、スクレーパを回動付勢するための弾発手段と
を2分解して示す斜視図;第2図は同実施例に係るベル
トクリーナ装置の側面図;第3図は同実施例に係るベル
トクリーナ装置の一方の支持軸をサポートに装着した状
態を一部断面にて示す平面図;第4図は同実施例に係る
ベルトクリーナ装置のスクレーパを第3図のIV−IV
線に沿って示す縦断面拡大図;第5図は同実施例に係る
ベルトクリーナ装置のスクレーパを回動起立させていな
い状態の正面図;第6図は同実施例に係るベルトクリー
ナ装置のスクレーパを回動起立させた状態の正面図;第
7図は同実施例に係るベルトクリーナ装置がストッパ片
により支持軸の回動範囲を規制されることを示す一部断
面側面図:第8図は本発明の1実施例に係るスクレーパ
の長手方向に沿う縦断面図;第9図は第8図のIX−I
X線に沿って示す縦断面図;第10図は同実施例に係る
スクレーパをモールド金型でインサート成形する状態を
説明する正面図;第11図は第10図のXI−XI線に
沿って示す縦断面図;第12図は第10図のX1l−X
jl線に沿って示す縦断面図;第13図は同実施例に係
るスクレーパの常態を示す斜視図;第14図は同湾曲し
た状態を示す斜視図;第15図は別の実施例に係る連結
部を備えたスクレーパをモールド金型でインサート成形
する状態を説明する正面図;第16図は第15図のXV
I−XVI綿に沿って示す横断面拡大図である。 1・・・コンヘヤベルト、2・・・サポート、14・・
・スクレーパ、15・・・ホルダ、17・・・チノフ、
18・・・可撓シート 40・・・保持手段(保持溝)
42・・・支持部材、44・・・弾性部材、50・・・
連結部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンベヤベルトのリターン側で該ベルト表面の残留
    付着物を除去するベルトクリーナ装置において: ベルトの横断方向に配置されるスクレーパ(14)と、
    該スクレーパを保持するホルダ(15)とを備え; 前記スクレーパ(14)は、ベルト表面に接触する掻取
    部(32)を備えた支持部材(42)の多数を並列状態
    で弾性部材(44)に埋設し、隣接する支持部材(42
    )を相互に該弾性部材(44)を介して屈撓自在に連結
    すると共に、隣接する支持部材(42)を相互にベルト
    進行方向に対して離反しないよう連結部(50)を介し
    て連結して成り; 前記ホルダ(15)は、前記スクレーパ(14)をベル
    ト横断方向の軸線(A)に対してベルト両側部から中央
    部に至り漸次軸線(A)から遠ざかるように湾曲した状
    態で保持する保持手段(40)を設けて成る; ことを特徴とするベルトクリーナ装置。 2、ホルダ(15)の保持手段(40)がスクレーパを
    保持する溝手段から成る特許請求の範囲第1項に記載の
    ベルトクリーナ装置。 3、ホルダ(15)が前記軸線(A)回りに回動調整自
    在に支持されて成る特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載のベルトクリーナ装置。 4、ベルト表面に接触する掻取部(32)を備えた支持
    部材(42)の多数をベルト横断方向に並列した状態で
    弾性部材(44)に埋設し、隣接する支持部材(42)
    を相互に該弾性部材(44)を介して屈撓自在に連結す
    ると共に、隣接する支持部材(42)を相互にベルト進
    行方向に対して離反しないよう連結部(50)を介して
    連結して成ることを特徴とするベルトクリーナ装置に用
    いるスクレーパ。
JP17552988A 1988-07-14 1988-07-14 ベルトクリーナ装置及び該装置に用いるスクレーパ Expired - Fee Related JPH0720766B2 (ja)

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