JPH0559807B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0559807B2 JPH0559807B2 JP11094485A JP11094485A JPH0559807B2 JP H0559807 B2 JPH0559807 B2 JP H0559807B2 JP 11094485 A JP11094485 A JP 11094485A JP 11094485 A JP11094485 A JP 11094485A JP H0559807 B2 JPH0559807 B2 JP H0559807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- card
- mold
- wiring board
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 30
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 30
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 17
- NMWSKOLWZZWHPL-UHFFFAOYSA-N 3-chlorobiphenyl Chemical compound ClC1=CC=CC(C=2C=CC=CC=2)=C1 NMWSKOLWZZWHPL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 101001082832 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) Pyruvate carboxylase 2 Proteins 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- MINPZZUPSSVGJN-UHFFFAOYSA-N 1,1,1,4,4,4-hexachlorobutane Chemical class ClC(Cl)(Cl)CCC(Cl)(Cl)Cl MINPZZUPSSVGJN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 101150049492 DVR gene Proteins 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000005001 laminate film Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14639—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
- B29C2045/14155—Positioning or centering articles in the mould using vacuum or suction
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/284—Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、樹脂基体の少なくとも一面に基板
を有してなる樹脂成形体の製造方法に関するもの
である。
を有してなる樹脂成形体の製造方法に関するもの
である。
以下、樹脂成形体としてICカードを例にとり
説明する。ここでICカードとは、従来の磁気ス
トライプ付のキヤツシユカード等に代わつて用い
られるものであり、カードの基体内にメモリIC
やCPUその他の半導体片を内蔵し、従来の磁気
ストライプ付カードに比べて数桁以上の大容量の
記憶能力を持たせることができるほか、任意の演
算機能を持たせることができるものである。
説明する。ここでICカードとは、従来の磁気ス
トライプ付のキヤツシユカード等に代わつて用い
られるものであり、カードの基体内にメモリIC
やCPUその他の半導体片を内蔵し、従来の磁気
ストライプ付カードに比べて数桁以上の大容量の
記憶能力を持たせることができるほか、任意の演
算機能を持たせることができるものである。
第2図はこのようなICカードの要部を示す断
面構成図であり、図において、6は塩化ビニール
等の樹脂を成形してなるカード基体、2はこのカ
ード基体6内に収納されたプリント基板(以下
PCBと記す)、10はこのPCB2上に固着された
ICモジユールであり、これはメモリIC及びCPU
等のICチツプ1、配線3、及び上記ICチツプ1
と配線3とを樹脂封止するプリコート部4からな
つている。以下、このICモジユール10とこれ
が固着されたPCB2とをICモジユール付PCB2
と記す。また、5a,5bは上記カード基体6の
両面に形成されたラミネートフイルム、7はカー
ド読取り機との接点部である。
面構成図であり、図において、6は塩化ビニール
等の樹脂を成形してなるカード基体、2はこのカ
ード基体6内に収納されたプリント基板(以下
PCBと記す)、10はこのPCB2上に固着された
ICモジユールであり、これはメモリIC及びCPU
等のICチツプ1、配線3、及び上記ICチツプ1
と配線3とを樹脂封止するプリコート部4からな
つている。以下、このICモジユール10とこれ
が固着されたPCB2とをICモジユール付PCB2
と記す。また、5a,5bは上記カード基体6の
両面に形成されたラミネートフイルム、7はカー
ド読取り機との接点部である。
次に上記ICカードの従来の製造方法を第3図
に従つて説明する。まず第3図aで示すように、
PCB2上にICチツプ1等を実装し、これらをエ
ポキシ樹脂等でプリコールしてICモジユール1
0を形成する。一方、第3図bに示すように、上
記ICモジユール付PCB2の収納される凹部6a
を有するカード基体6を射出成形により形成す
る。そしてこのカード基体6の凹部6aにICモ
ジユール10をはめ込み、両者をプレスして接着
し、第2図に示すようなICカードを形成する。
に従つて説明する。まず第3図aで示すように、
PCB2上にICチツプ1等を実装し、これらをエ
ポキシ樹脂等でプリコールしてICモジユール1
0を形成する。一方、第3図bに示すように、上
記ICモジユール付PCB2の収納される凹部6a
を有するカード基体6を射出成形により形成す
る。そしてこのカード基体6の凹部6aにICモ
ジユール10をはめ込み、両者をプレスして接着
し、第2図に示すようなICカードを形成する。
しかるに、上記のような従来のICカードの製
造方法では、カードの厚み寸法を精度良くするた
めに、又PCB2と基体6との嵌合部において隙
間が生じたり表面に段差が生じたりしないように
するために、PCB2と基体6のそれぞれを精度
良く仕上げる必要があり、その製造は困難であ
る。特にICモジユール10のプリコート部4を
所望の形状寸法にすることは非常に困難であり、
従つて従来の製造方法では精度の良いICカード
を得ることができないという問題があつた。
造方法では、カードの厚み寸法を精度良くするた
めに、又PCB2と基体6との嵌合部において隙
間が生じたり表面に段差が生じたりしないように
するために、PCB2と基体6のそれぞれを精度
良く仕上げる必要があり、その製造は困難であ
る。特にICモジユール10のプリコート部4を
所望の形状寸法にすることは非常に困難であり、
従つて従来の製造方法では精度の良いICカード
を得ることができないという問題があつた。
さらに従来の製造方法では、ICモジユール付
PCB2とカード基体6とを粘着シートにより接
着するようにしており、その粘着強度は低く、耐
久性にも乏しい。また両面を接着した際、その嵌
合部分に隙間が生じると、そこから水等が侵入し
て接着部分が剥離することがあり、カードの信頼
性が低いという問題があつた。
PCB2とカード基体6とを粘着シートにより接
着するようにしており、その粘着強度は低く、耐
久性にも乏しい。また両面を接着した際、その嵌
合部分に隙間が生じると、そこから水等が侵入し
て接着部分が剥離することがあり、カードの信頼
性が低いという問題があつた。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、ICカード等樹脂成形体の製造が従来に比し
非常に容易になるとともに、信頼性の高い樹脂成
形体を得ることのできる樹脂成形体の製造方法を
提供することを目的としている。
で、ICカード等樹脂成形体の製造が従来に比し
非常に容易になるとともに、信頼性の高い樹脂成
形体を得ることのできる樹脂成形体の製造方法を
提供することを目的としている。
この発明に係る樹脂成形体の製造方法は、位置
決め用突起及び基板吸着用孔の形成された金型内
に配線基板を、その接続電極を有する面を対向さ
せ、かつその側辺部と上記位置決め用突起とを当
接させて設置するとともに、該基板を上記吸着用
孔を介して真空ポンプにより吸引固定し、上記金
型内に樹脂を射出して上記基板を該樹脂により一
体成形するようにしたものである。
決め用突起及び基板吸着用孔の形成された金型内
に配線基板を、その接続電極を有する面を対向さ
せ、かつその側辺部と上記位置決め用突起とを当
接させて設置するとともに、該基板を上記吸着用
孔を介して真空ポンプにより吸引固定し、上記金
型内に樹脂を射出して上記基板を該樹脂により一
体成形するようにしたものである。
この発明においては、ICカードにおけるカー
ド基体等の樹脂基体を射出成形する際、その金型
内に基板を設置してこれを一体成形するので、従
来のように両者を高精度に仕上げる必要がなく、
しかも樹脂基体と基板とが接着工程なしに強固に
接着され、さらに上記金型内に基板を設置する
際、該金型内に形成された突起を利用して位置決
めを行ない、バキユームによりこれを吸引固定す
るので、容易に精度良く基板がセツトされる。加
えて基板を金型内に設置する際に、接続電極が形
成された面を金型に対向させることにより、樹脂
成形体の少なくとも一面に接続電極を露出させる
ことができる。
ド基体等の樹脂基体を射出成形する際、その金型
内に基板を設置してこれを一体成形するので、従
来のように両者を高精度に仕上げる必要がなく、
しかも樹脂基体と基板とが接着工程なしに強固に
接着され、さらに上記金型内に基板を設置する
際、該金型内に形成された突起を利用して位置決
めを行ない、バキユームによりこれを吸引固定す
るので、容易に精度良く基板がセツトされる。加
えて基板を金型内に設置する際に、接続電極が形
成された面を金型に対向させることにより、樹脂
成形体の少なくとも一面に接続電極を露出させる
ことができる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による樹脂成形体の製
造方法を示す図であり、本実施例方法は、ICカ
ードの製造において、カード基体を射出成形する
際、その金型内にICモジユール付PCBを設置し
ておき、該PCBを一体成形するようにしたもの
である。
第1図は本発明の一実施例による樹脂成形体の製
造方法を示す図であり、本実施例方法は、ICカ
ードの製造において、カード基体を射出成形する
際、その金型内にICモジユール付PCBを設置し
ておき、該PCBを一体成形するようにしたもの
である。
ここで、本実施例の製造方法を実現するための
装置について、第1図を用いて簡単に説明する。
第1図bにおいて、11,12はそれぞれその中
央部に凹部11a,12aが成形された上金型、
下金型であり、該両金型11,12を型合わせし
たとき、その両凹部11a,12aによりカード
基体13と同形状の空間が形成されるようになつ
ている。そして上記下金型12には、ICモジユ
ール付PCB2の載置される個所に、位置決め用
の突起12c及び吸着用の孔12bが設けられて
おり、この吸着孔12bは真空ポンプ(図示せ
ず)に接続されている。なお、14はカード基体
成形用の樹脂が注入される注入口である。
装置について、第1図を用いて簡単に説明する。
第1図bにおいて、11,12はそれぞれその中
央部に凹部11a,12aが成形された上金型、
下金型であり、該両金型11,12を型合わせし
たとき、その両凹部11a,12aによりカード
基体13と同形状の空間が形成されるようになつ
ている。そして上記下金型12には、ICモジユ
ール付PCB2の載置される個所に、位置決め用
の突起12c及び吸着用の孔12bが設けられて
おり、この吸着孔12bは真空ポンプ(図示せ
ず)に接続されている。なお、14はカード基体
成形用の樹脂が注入される注入口である。
次に本実施例の製造方法を第1図a〜cに従つ
てより詳細に説明する。
てより詳細に説明する。
まず、第1図aに示すように、下金型12の所
定位置に位置決め用突起12cを利用してICモ
ジユール付PCB2を載置するとともに、真空ポ
ンプにより吸着用孔12bを介して上記ICモジ
ユール付PCB2を吸引固定する。この状態で、
第1図bに示すように、上金型11と下金型12
とを型合わせし、図示しないプランジヤにより樹
脂を注入口14から型内に射出して該樹脂により
ICモジユール付PCB2を一体成形する。そして
所定時間後に型を分離して一体成形されたカード
基体13を取り出す(第1図c)。また必要に応
じてカード基体13の両面に第1図dに示すよう
に化粧用のラミネートフイルム5a,5bを貼付
する。
定位置に位置決め用突起12cを利用してICモ
ジユール付PCB2を載置するとともに、真空ポ
ンプにより吸着用孔12bを介して上記ICモジ
ユール付PCB2を吸引固定する。この状態で、
第1図bに示すように、上金型11と下金型12
とを型合わせし、図示しないプランジヤにより樹
脂を注入口14から型内に射出して該樹脂により
ICモジユール付PCB2を一体成形する。そして
所定時間後に型を分離して一体成形されたカード
基体13を取り出す(第1図c)。また必要に応
じてカード基体13の両面に第1図dに示すよう
に化粧用のラミネートフイルム5a,5bを貼付
する。
このような本実施例によれば、ICモジユール
付PCB2を金型内にセツトし、射出成形で1シ
ヨツトでカード化するようにしたので、従来の製
造方法における接着工程なしに両者を強固に接着
させることができ、カードの信頼性は著しく向上
する。またこのような一体形成によれば、ICモ
ジユール10に寸法誤差があつても該寸法誤差は
樹脂によりカバーできるので、従来のようにIC
モジユール10とカード基体13(金型)の各々
の寸法を高精度にする必要は全くなく、ただIC
モジユールがカード基体13の厚み以内となるよ
う管理するだけでよい。特にICモジユール10
のプリコート部4の寸法に精度が不要なので、そ
の製造は従来に比べ非常に容易となり、大幅のコ
ストダウンを図ることができる。
付PCB2を金型内にセツトし、射出成形で1シ
ヨツトでカード化するようにしたので、従来の製
造方法における接着工程なしに両者を強固に接着
させることができ、カードの信頼性は著しく向上
する。またこのような一体形成によれば、ICモ
ジユール10に寸法誤差があつても該寸法誤差は
樹脂によりカバーできるので、従来のようにIC
モジユール10とカード基体13(金型)の各々
の寸法を高精度にする必要は全くなく、ただIC
モジユールがカード基体13の厚み以内となるよ
う管理するだけでよい。特にICモジユール10
のプリコート部4の寸法に精度が不要なので、そ
の製造は従来に比べ非常に容易となり、大幅のコ
ストダウンを図ることができる。
また本実施例では、下金型12に位置決め用突
起12cを設けているのでPCBの金型内へのセ
ツトが容易に、しかも高精度に行なえ、外部接触
用の粒子等の位置もずれたりすることはない。さ
らにこの突起12cを設けたことにより、成形後
の完成品には第1図cに示すような凹部15が形
成され、これをカードの表、裏の識別等に利用す
ることもできる。
起12cを設けているのでPCBの金型内へのセ
ツトが容易に、しかも高精度に行なえ、外部接触
用の粒子等の位置もずれたりすることはない。さ
らにこの突起12cを設けたことにより、成形後
の完成品には第1図cに示すような凹部15が形
成され、これをカードの表、裏の識別等に利用す
ることもできる。
なお、上記実施例ではカード基体の一部にIC
モジユール付PCBを一体成形した場合について
説明したが、これは、カード基体の片側全面に一
体成形するようにしてもよく、またPCBは下金
型だけでなく上金型にも設置するようにしてもよ
い。
モジユール付PCBを一体成形した場合について
説明したが、これは、カード基体の片側全面に一
体成形するようにしてもよく、またPCBは下金
型だけでなく上金型にも設置するようにしてもよ
い。
また、上記実施例では本発明をICカードの製
造方法に適用した場合について説明したが、本発
明は樹脂基体の少なくとも一面に基板を有してな
る樹脂成形体の製造方法の全てに適用できるもの
である。
造方法に適用した場合について説明したが、本発
明は樹脂基体の少なくとも一面に基板を有してな
る樹脂成形体の製造方法の全てに適用できるもの
である。
以上のように、本発明によれば、樹脂基体の少
なくとも一面に基板を有してる樹脂成形体の製造
方法において、基板位置決め用突起の形成された
金型内に基板を、その接続電極を有する面を対向
させ、かつその側辺部と上記位置決め用突起とを
当接させて設置するとともに、これを真空ポンプ
により吸引固定し、この金型内に樹脂を射出して
上記基板を該樹脂により一体成形するようにした
ので、従来に比し製造が非常に容易になるととも
に、これにより製造される樹脂成形体の信頼性を
著しく向上でき、しかも基板を容易に高精度にセ
ツトでき、しかも樹脂成形体の少なくとも一面に
接続電極を露出させることができる効果がある。
なくとも一面に基板を有してる樹脂成形体の製造
方法において、基板位置決め用突起の形成された
金型内に基板を、その接続電極を有する面を対向
させ、かつその側辺部と上記位置決め用突起とを
当接させて設置するとともに、これを真空ポンプ
により吸引固定し、この金型内に樹脂を射出して
上記基板を該樹脂により一体成形するようにした
ので、従来に比し製造が非常に容易になるととも
に、これにより製造される樹脂成形体の信頼性を
著しく向上でき、しかも基板を容易に高精度にセ
ツトでき、しかも樹脂成形体の少なくとも一面に
接続電極を露出させることができる効果がある。
第1図aないしdは本発明の一実施例による
ICカードの製造方法を説明するための図、第2
図は一般的なICカードの断面構成図、第3図a,
bは従来のICカードの製造方法を説明するため
の図である。 2……プリント基板(PCB)、10……ICモジ
ユール、11……上金型、12……下金型、12
b……基板吸着用孔、12c……基板位置決め用
突起、13……カード基体。なお図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。
ICカードの製造方法を説明するための図、第2
図は一般的なICカードの断面構成図、第3図a,
bは従来のICカードの製造方法を説明するため
の図である。 2……プリント基板(PCB)、10……ICモジ
ユール、11……上金型、12……下金型、12
b……基板吸着用孔、12c……基板位置決め用
突起、13……カード基体。なお図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 その一主面に半導体装置を備え、他の一主面
に外部装置用の接続電極を備えた配線基板を有
し、該配線基板の上記他の一主面を樹脂基体の一
面に有してなる樹脂成形体の製造方法であつて、 上記配線基板を、その所定位置に基板位置決め
用突起及び基板吸着用孔が形成された金型内に、
上記基板吸着用孔と上記配線基板の上記他の一主
面とを対向させ、かつ上記配線基板側辺部と上記
位置決め用突起とを当接させて設置するととも
に、上記基板吸着用孔に接続された真空ポンプを
作動させて上記配線基板を吸引固定し、上記金型
内に樹脂を射出して上記配線基板を該樹脂により
一体成形することを特徴とする樹脂成形体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094485A JPS61268415A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 樹脂成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094485A JPS61268415A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 樹脂成形体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268415A JPS61268415A (ja) | 1986-11-27 |
JPH0559807B2 true JPH0559807B2 (ja) | 1993-09-01 |
Family
ID=14548508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11094485A Granted JPS61268415A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 樹脂成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268415A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540979Y2 (ja) * | 1988-03-24 | 1993-10-18 | ||
JPH0739617Y2 (ja) * | 1989-04-18 | 1995-09-13 | 株式会社ユニシアジェックス | 金型装置 |
NZ517225A (en) * | 2002-02-14 | 2004-10-29 | Nat Inst Of Water And Atmosphe | Method and apparatus for the manufacture of a consumable identification tag for animals |
JP4548199B2 (ja) | 2005-04-22 | 2010-09-22 | 株式会社デンソー | 電子回路装置の製造方法 |
KR101101491B1 (ko) | 2010-02-25 | 2012-01-03 | 삼성전기주식회사 | 안테나 패턴 프레임, 전자장치 케이스 및 이의 제조금형 |
JP5321989B2 (ja) * | 2010-05-11 | 2013-10-23 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | アンテナパターンが埋め込まれる電子装置ケース、その製造金型及び製造方法 |
JP5305113B2 (ja) | 2010-05-11 | 2013-10-02 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 低周波用アンテナパターンが埋め込まれる電子装置ケース、その製造金型及び製造方法 |
JP5321988B2 (ja) * | 2010-05-11 | 2013-10-23 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | アンテナパターンフレームが埋め込まれる電子装置ケース、その製造金型及び製造方法 |
-
1985
- 1985-05-23 JP JP11094485A patent/JPS61268415A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61268415A (ja) | 1986-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61222715A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JPH02265264A (ja) | Icカード用モジュール | |
US20060180910A1 (en) | Three-dimensional circuit module and method of manufacturing the same | |
JPH0559807B2 (ja) | ||
JPS61222712A (ja) | 樹脂封止成形体の製造方法 | |
JPS61222714A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JPH09240179A (ja) | Icカード及びicカードの製造方法並びに icカード基板の製造方法 | |
JPS61268416A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JPS6115289A (ja) | メモリ−カ−ド | |
JPH0559808B2 (ja) | ||
JPS61133489A (ja) | メモリ−カ−ド | |
JPS61222713A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JPS61268418A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JPS6232094A (ja) | Icカ−ド | |
JPS62140896A (ja) | Icカ−ドの製造方法 | |
JPH0356648B2 (ja) | ||
JPS6025695Y2 (ja) | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド | |
JP3081926B2 (ja) | Icカード | |
JPS62142693A (ja) | Icカ−ド | |
JPH02235698A (ja) | Icカードおよびその製造方法 | |
JPH0312554Y2 (ja) | ||
JP2661101B2 (ja) | Icカード | |
JPH04303695A (ja) | Icカードの製造方法 | |
JPH01136790A (ja) | Icカード | |
JPH07164787A (ja) | Icカードの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |