JPH0540979Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540979Y2 JPH0540979Y2 JP1988038530U JP3853088U JPH0540979Y2 JP H0540979 Y2 JPH0540979 Y2 JP H0540979Y2 JP 1988038530 U JP1988038530 U JP 1988038530U JP 3853088 U JP3853088 U JP 3853088U JP H0540979 Y2 JPH0540979 Y2 JP H0540979Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- mold
- molding
- hole
- bolt
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はボルト等のリテーナを一体的に埋設し
たモールを窓材に射出成形等によつて形成する型
に関する。
たモールを窓材に射出成形等によつて形成する型
に関する。
(従来の技術)
自動車用ウインドガラス等にあつては、窓材の
周縁部に射出成形によつて樹脂製モールを成形
し、ボデイと窓材との間の密着性或いはシール性
を高めるようにし、特に前記モールを成形する際
にボルト等のリテーナをモール内に一体的に埋設
したものが特公昭62−13214号として知られてい
る。
周縁部に射出成形によつて樹脂製モールを成形
し、ボデイと窓材との間の密着性或いはシール性
を高めるようにし、特に前記モールを成形する際
にボルト等のリテーナをモール内に一体的に埋設
したものが特公昭62−13214号として知られてい
る。
斯かる先行技術に示されるモール成形型は第6
図に示すように、上型100と下型101との間
に窓材Gの周縁部が望むキヤビテイ102を形成
するとともに、下型101には射出成形前にボル
ト等のリテーナ103を装填しておく孔部104
を形成している。
図に示すように、上型100と下型101との間
に窓材Gの周縁部が望むキヤビテイ102を形成
するとともに、下型101には射出成形前にボル
ト等のリテーナ103を装填しておく孔部104
を形成している。
(考案が解決しようとする課題)
上述した従来の成形型にあつては、単にリテー
ナのネジ部を孔部104に差し込んでいるだけで
あるため、キヤビテイ102内に射出された樹脂
材料の一部が、ネジ部の谷から孔部104内に流
入し、このため離型しにくくなつたり、後にネジ
部の谷から樹脂を取除く作業が必要となる。ま
た、樹脂のキヤビテイ内での流れによつてリテー
ナ103が回転し位置ずれを生じたり、リテーナ
のモール内への埋設深さが変化したりする。
ナのネジ部を孔部104に差し込んでいるだけで
あるため、キヤビテイ102内に射出された樹脂
材料の一部が、ネジ部の谷から孔部104内に流
入し、このため離型しにくくなつたり、後にネジ
部の谷から樹脂を取除く作業が必要となる。ま
た、樹脂のキヤビテイ内での流れによつてリテー
ナ103が回転し位置ずれを生じたり、リテーナ
のモール内への埋設深さが変化したりする。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決すべく本考案は、モール成形型
にリテーナを装填する孔部を形成し、この孔部の
キヤビテイへの開口周縁に環状の立上がり壁であ
るシール部を形成し、また成形型の一部にリテー
ナの回転を規制する係止部を設けた。
にリテーナを装填する孔部を形成し、この孔部の
キヤビテイへの開口周縁に環状の立上がり壁であ
るシール部を形成し、また成形型の一部にリテー
ナの回転を規制する係止部を設けた。
(作用)
孔部の開口周縁にはシール部が形成されている
ため、モール材料(樹脂材料)が孔部に流入せ
ず、また係止部にリテーナの頭部が係合すること
でモール材料の流れによつてリテーナが回転する
ことがない。
ため、モール材料(樹脂材料)が孔部に流入せ
ず、また係止部にリテーナの頭部が係合すること
でモール材料の流れによつてリテーナが回転する
ことがない。
(実施例)
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本考案に係るモール成形型の要部断面
図であり、成形型は上型1と下型2とからなり、
これら型1,2を閉じた状態でモールを成形する
ためのキヤビテイ3が型間に形成される。
図であり、成形型は上型1と下型2とからなり、
これら型1,2を閉じた状態でモールを成形する
ためのキヤビテイ3が型間に形成される。
また、下型2には孔部4を形成し、この孔部4
のキヤビテイへ3への開口周縁に環状の立上がり
壁であるシール部5を立設し、更にシール部5の
近くにはキヤビテイ3内へ伸びる係止部としての
先細り形状のピン6を設けている。このピン6を
設ける位置は、前記孔部4内にリテーナとしての
ボルト7を装填した状態で、当該ボルト7の頭部
7aが係止する位置とする。ここでボルト7は頭
部7aよりも小径の段部7bを有し、この段部7
bからネジ部7cを垂設し、段部7bの形状に合
せて前記シール部5を形成するものとする。
のキヤビテイへ3への開口周縁に環状の立上がり
壁であるシール部5を立設し、更にシール部5の
近くにはキヤビテイ3内へ伸びる係止部としての
先細り形状のピン6を設けている。このピン6を
設ける位置は、前記孔部4内にリテーナとしての
ボルト7を装填した状態で、当該ボルト7の頭部
7aが係止する位置とする。ここでボルト7は頭
部7aよりも小径の段部7bを有し、この段部7
bからネジ部7cを垂設し、段部7bの形状に合
せて前記シール部5を形成するものとする。
以上において、孔部4にボルト7のネジ部7c
を差し込むとともに段部7bをシール部5内に嵌
め込み、段部7bの端面をキヤビテイ表面に押し
当て、更に上型1と下型2との間にガラス板等の
窓材Gを挟持した状態で、キヤビテイ3内にモー
ル材料を注入する。
を差し込むとともに段部7bをシール部5内に嵌
め込み、段部7bの端面をキヤビテイ表面に押し
当て、更に上型1と下型2との間にガラス板等の
窓材Gを挟持した状態で、キヤビテイ3内にモー
ル材料を注入する。
モール材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂、熱可塑性ゴム或いはこれらに有機、無機繊
維を混入したものを用い、また成形方法として
は、RIM,IM,R−RIM,R−IM等任意であ
る。
樹脂、熱可塑性ゴム或いはこれらに有機、無機繊
維を混入したものを用い、また成形方法として
は、RIM,IM,R−RIM,R−IM等任意であ
る。
尚、射出成形に先立つてボルト7の頭部7aに
シラン基又はイソシアネート基を有する熱活性型
又は反応型接着タイプの処理剤を塗布し、樹脂と
の間で十分な接着強度を得るのが好ましい。
シラン基又はイソシアネート基を有する熱活性型
又は反応型接着タイプの処理剤を塗布し、樹脂と
の間で十分な接着強度を得るのが好ましい。
而して、第2図に示すように窓材Gの周縁部に
モール8が一体成形され、且つこのモール8内に
ボルト7の頭部7aが埋設されたものが得られ
る。
モール8が一体成形され、且つこのモール8内に
ボルト7の頭部7aが埋設されたものが得られ
る。
第3図乃至第5図は別実施例を示す図であり、
第3図に示す実施例はボルト7の廻り止め用の係
止部として、シール部5によつて囲まれる部分か
らピン9を突設し、ボルト7の段部7bに当該ピ
ン9と係合する凹部10を形成したものであり、
第4図に示す実施例は第3図に示すものとピン9
と凹部10の位置を逆にしたものであり、第5図
は要部の平断面を示し、この実施例は段部7bの
形状を非円形とし、これを囲むシール部5の形状
も段部7bの外径形状に合せることでシール部5
に廻り止め機能を持たせるようにしたものであ
る。
第3図に示す実施例はボルト7の廻り止め用の係
止部として、シール部5によつて囲まれる部分か
らピン9を突設し、ボルト7の段部7bに当該ピ
ン9と係合する凹部10を形成したものであり、
第4図に示す実施例は第3図に示すものとピン9
と凹部10の位置を逆にしたものであり、第5図
は要部の平断面を示し、この実施例は段部7bの
形状を非円形とし、これを囲むシール部5の形状
も段部7bの外径形状に合せることでシール部5
に廻り止め機能を持たせるようにしたものであ
る。
(考案の効果)
以上に説明した如く本考案によれば、モールを
成形する際にボルト等のリテーナを一体的に埋設
する成形型において、リテーナの装填用孔部にモ
ール材料が流入することがなく、リテーナがモー
ル材料の流れによつて回転したり、上下方向の位
置ずれを生じることがない。
成形する際にボルト等のリテーナを一体的に埋設
する成形型において、リテーナの装填用孔部にモ
ール材料が流入することがなく、リテーナがモー
ル材料の流れによつて回転したり、上下方向の位
置ずれを生じることがない。
したがつて窓材をボデイに取付ける際の誤差等
が小さくなり、且つ余分な樹脂を剥離する等の手
間も不要となる。
が小さくなり、且つ余分な樹脂を剥離する等の手
間も不要となる。
第1図は本考案に係るモール成形型の要部断面
図、第2図は成形されたモールの断面図、第3図
乃至第5図は別実施例を示す図、第6図は従来の
成形型の断面図である。 尚、図面中、1,2は型、3はキヤビテイ、4
は孔部、5はシール部、6,9はピン、7はボル
ト、Gは窓材である。
図、第2図は成形されたモールの断面図、第3図
乃至第5図は別実施例を示す図、第6図は従来の
成形型の断面図である。 尚、図面中、1,2は型、3はキヤビテイ、4
は孔部、5はシール部、6,9はピン、7はボル
ト、Gは窓材である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 窓材の周縁部にボルト等のリテーナの一部を
一体的に埋設したモールを成形する型におい
て、この型にはリテーナを装填するための孔部
が形成され、この孔部の型キヤビテイへの開口
周縁には孔部内へのモール材料の流入を防止す
る環状の立上がり壁であるシール部が形成さ
れ、このシール部にリテーナの段部を嵌合させ
ていることを特徴とするモール成形型。 (2) 窓材の周縁部にボルト等のリテーナの一部を
一体的に埋設したモールを成形する型におい
て、この型にはリテーナを装填する孔部と、こ
の孔部に装填したリテーナと係合することでリ
テーナの廻り止めを行う係止部とが形成されて
いることを特徴とするモール成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988038530U JPH0540979Y2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988038530U JPH0540979Y2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01141014U JPH01141014U (ja) | 1989-09-27 |
JPH0540979Y2 true JPH0540979Y2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=31265074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988038530U Expired - Lifetime JPH0540979Y2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540979Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2766577B2 (ja) * | 1992-02-07 | 1998-06-18 | シャープ株式会社 | 成形用金型 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268415A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-27 | Ryoden Kasei Co Ltd | 樹脂成形体の製造方法 |
JPS6225024A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Hashimoto Forming Co Ltd | 車両用ウインドウの製造方法 |
JPS635914A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-11 | Nissan Motor Co Ltd | ウエザ−ストリツプの成形方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61175422U (ja) * | 1985-04-20 | 1986-11-01 |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP1988038530U patent/JPH0540979Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268415A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-27 | Ryoden Kasei Co Ltd | 樹脂成形体の製造方法 |
JPS6225024A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Hashimoto Forming Co Ltd | 車両用ウインドウの製造方法 |
JPS635914A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-11 | Nissan Motor Co Ltd | ウエザ−ストリツプの成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01141014U (ja) | 1989-09-27 |
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