JPH0559268B2 - - Google Patents
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- JPH0559268B2 JPH0559268B2 JP59085725A JP8572584A JPH0559268B2 JP H0559268 B2 JPH0559268 B2 JP H0559268B2 JP 59085725 A JP59085725 A JP 59085725A JP 8572584 A JP8572584 A JP 8572584A JP H0559268 B2 JPH0559268 B2 JP H0559268B2
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- combustion chamber
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- intake
- fuel
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/08—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B17/00—Engines characterised by means for effecting stratification of charge in cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
- F02B31/08—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/32—Controlling fuel injection of the low pressure type
- F02D41/34—Controlling fuel injection of the low pressure type with means for controlling injection timing or duration
- F02D41/345—Controlling injection timing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、少なくとも低負荷時に成層燃焼を行
うようにしたエンジンの燃料噴射装置に関するも
のである。
うようにしたエンジンの燃料噴射装置に関するも
のである。
(従来技術)
従来より、燃焼噴射装置を備えたエンジンにお
いて、吸気弁を介して燃焼室に通ずる吸気通路内
に燃料噴射弁を設け、低負荷域では吸気行程の後
半に燃料を噴射して点火プラグが位置する燃焼室
の上層部分に燃料を偏在させて成層化するととも
に、燃焼室内に導入される吸気にスワール(旋回
流)を生成し、このスワールによつて上記成層化
した燃料の圧縮行程における拡散を抑制し、その
状態で燃焼を行う成層燃焼の技術が、例えば、特
開昭56−148636号もしくは特開昭58−85319号に
見られるように公知である。
いて、吸気弁を介して燃焼室に通ずる吸気通路内
に燃料噴射弁を設け、低負荷域では吸気行程の後
半に燃料を噴射して点火プラグが位置する燃焼室
の上層部分に燃料を偏在させて成層化するととも
に、燃焼室内に導入される吸気にスワール(旋回
流)を生成し、このスワールによつて上記成層化
した燃料の圧縮行程における拡散を抑制し、その
状態で燃焼を行う成層燃焼の技術が、例えば、特
開昭56−148636号もしくは特開昭58−85319号に
見られるように公知である。
上記成層燃焼は、燃焼室の上層に燃料を偏在さ
せることによつて点火プラグ近傍に着火に必要な
空燃比を確保し、下層は空気のみまたは非常に稀
薄な混合気でも良好な燃焼性を得ることができる
ことから、全体としての空燃比のリーン化が図
れ、燃費性が改善できるとともに、未燃焼成分の
排出が抑制できてエミツシヨン性の向上が図れる
などの利点を有するものである。
せることによつて点火プラグ近傍に着火に必要な
空燃比を確保し、下層は空気のみまたは非常に稀
薄な混合気でも良好な燃焼性を得ることができる
ことから、全体としての空燃比のリーン化が図
れ、燃費性が改善できるとともに、未燃焼成分の
排出が抑制できてエミツシヨン性の向上が図れる
などの利点を有するものである。
また、4サイクルエンジンのシリンダヘツド内
壁に、吸気ポートもしくは排気ポートと点火プラ
グを囲む領域に相当する部分に凹部を設けて主燃
焼室とし、ピストンが上死点にあるときのシリン
ダヘツド内壁面のピストン上面との間に、上記主
燃焼室とスキツシユゾーンとによつて燃焼室を形
成するようにしたエンジンが提案されている。こ
のエンジンにおいては、球形状に近いコンパクト
な主燃焼室の形成により燃焼速度が速くなつて燃
焼安定性の向上が図れるものである。
壁に、吸気ポートもしくは排気ポートと点火プラ
グを囲む領域に相当する部分に凹部を設けて主燃
焼室とし、ピストンが上死点にあるときのシリン
ダヘツド内壁面のピストン上面との間に、上記主
燃焼室とスキツシユゾーンとによつて燃焼室を形
成するようにしたエンジンが提案されている。こ
のエンジンにおいては、球形状に近いコンパクト
な主燃焼室の形成により燃焼速度が速くなつて燃
焼安定性の向上が図れるものである。
しかるに、上記コンパクトな燃焼室構造のエン
ジンに前記成層燃焼の技術を適用した場合に、こ
のエンジンにおいては、ピストンの上昇に伴つて
スキツシユゾーンによつてスキツシユ流が生じ、
このスキツシユ流で燃焼室の上部に偏在化された
燃料が拡散されて、良好な成層化が確保できずそ
の効果が有効に得られないものである。
ジンに前記成層燃焼の技術を適用した場合に、こ
のエンジンにおいては、ピストンの上昇に伴つて
スキツシユゾーンによつてスキツシユ流が生じ、
このスキツシユ流で燃焼室の上部に偏在化された
燃料が拡散されて、良好な成層化が確保できずそ
の効果が有効に得られないものである。
(発明の目的)
本発明は上記事情に鑑み、シリンダヘツド内壁
に部分的に凹設された主燃焼室およびスキツシユ
ゾーンを有するエンジンにおいて、燃料の偏在化
による成層燃焼を確保しつつ、スキツシユ流を利
用した燃焼速度の向上により一層の燃焼安定性の
向上を図るようにした燃料噴射装置を提供するこ
とを目的とするものである。
に部分的に凹設された主燃焼室およびスキツシユ
ゾーンを有するエンジンにおいて、燃料の偏在化
による成層燃焼を確保しつつ、スキツシユ流を利
用した燃焼速度の向上により一層の燃焼安定性の
向上を図るようにした燃料噴射装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明は、スキツシユゾーン近傍に点火プラグ
を配設するとともに、吸気弁近傍の吸気通路内に
燃料噴射弁を設け、少なくともエンジンの低負荷
時において、燃料噴射弁による燃料の噴射供給
を、遅くとも吸気弁の開期間前半部で終えるよう
制御する制御装置を備えたことを特徴とするもの
である。
を配設するとともに、吸気弁近傍の吸気通路内に
燃料噴射弁を設け、少なくともエンジンの低負荷
時において、燃料噴射弁による燃料の噴射供給
を、遅くとも吸気弁の開期間前半部で終えるよう
制御する制御装置を備えたことを特徴とするもの
である。
(発明の効果)
本発明によれば、少なくとも低負荷時には、燃
料噴射を遅くとも吸気弁の開期間前半部で終える
ように燃料噴射時期を設定することによつて、早
い時期に流入した燃料を燃焼室の下層部に偏在化
させて通常の成層化とは逆転した成層化による成
層燃焼を行い、燃費性およびエミツシヨン性の改
善を図ることができるとともに、上記のように燃
料を燃焼室の下層部に偏在化させるために、ピス
トンの上昇に伴うスキツシユ効果によつて成層化
が阻害されることなく、スキツシユゾーン近傍に
設けた点火プラグにより下層部から着火した燃焼
波がスキツシユ流に乗つて主燃焼室に噴き出すの
で、燃焼速度の向上により燃焼時間が短縮し、コ
ンパクトな燃焼室構造の効果と相俟つてより一層
の燃焼安定性が改善できるものである。
料噴射を遅くとも吸気弁の開期間前半部で終える
ように燃料噴射時期を設定することによつて、早
い時期に流入した燃料を燃焼室の下層部に偏在化
させて通常の成層化とは逆転した成層化による成
層燃焼を行い、燃費性およびエミツシヨン性の改
善を図ることができるとともに、上記のように燃
料を燃焼室の下層部に偏在化させるために、ピス
トンの上昇に伴うスキツシユ効果によつて成層化
が阻害されることなく、スキツシユゾーン近傍に
設けた点火プラグにより下層部から着火した燃焼
波がスキツシユ流に乗つて主燃焼室に噴き出すの
で、燃焼速度の向上により燃焼時間が短縮し、コ
ンパクトな燃焼室構造の効果と相俟つてより一層
の燃焼安定性が改善できるものである。
(実施例)
以下、図面により本発明の実施例を説明する。
第1図は燃料噴射装置付エンジンの全体構造図を
示し、エンジン1は第1〜第4の4つのシリンダ
C(ただし、図中には1つのシリンダのみが示さ
れている)を有し、上記各シリンダCの燃焼室2
にはそれぞれ吸気弁3および排気弁4を介して吸
気通路5および排気通路6が接続され、上記吸気
通路5のサージタンク7上流の集合部にはスロツ
トル弁8が配設され、吸気通路5の上流端にはエ
アクリーナ9が連接され、このエアクリーナ9下
流には吸気流量を計測するエアフローメータ10
が介設されている。そして、上記各吸気通路5の
下流側部分には吸気弁3に向けて燃料噴射弁12
がそれぞれ配設され、該各燃料噴射弁12には燃
料供給通路13が接続され、図示しないレギユレ
ータを介して燃料タンクに連通されており、上記
燃料噴射弁12には上記レギユレータを介して吸
気通路圧力との差圧が常に一定となるような燃圧
が供給される。上記排気通路6には触媒14が介
装されている。
第1図は燃料噴射装置付エンジンの全体構造図を
示し、エンジン1は第1〜第4の4つのシリンダ
C(ただし、図中には1つのシリンダのみが示さ
れている)を有し、上記各シリンダCの燃焼室2
にはそれぞれ吸気弁3および排気弁4を介して吸
気通路5および排気通路6が接続され、上記吸気
通路5のサージタンク7上流の集合部にはスロツ
トル弁8が配設され、吸気通路5の上流端にはエ
アクリーナ9が連接され、このエアクリーナ9下
流には吸気流量を計測するエアフローメータ10
が介設されている。そして、上記各吸気通路5の
下流側部分には吸気弁3に向けて燃料噴射弁12
がそれぞれ配設され、該各燃料噴射弁12には燃
料供給通路13が接続され、図示しないレギユレ
ータを介して燃料タンクに連通されており、上記
燃料噴射弁12には上記レギユレータを介して吸
気通路圧力との差圧が常に一定となるような燃圧
が供給される。上記排気通路6には触媒14が介
装されている。
上記燃焼室2および吸気通路5の具体的構造
は、第2図ないし第4図に示し、第2図はシリン
ダヘツド15の底面図、第3図および第4図はそ
れぞれ第2図の−および−線に沿う断面
図である。
は、第2図ないし第4図に示し、第2図はシリン
ダヘツド15の底面図、第3図および第4図はそ
れぞれ第2図の−および−線に沿う断面
図である。
シリンダブロツク16上に配設されたシリンダ
ヘツド15の底面には、ピストン17上面と対向
する位置に、部分的に略長円形状の凹部18が設
けられ、ピストン17が上死点にあるときのシリ
ンダヘツド15内壁面とピストン17上面との間
に形成される燃焼室2は、上記凹部18よりなる
主燃焼室2aと、該凹部18に隣接してシリンダ
ヘツド15の平坦底面に形成される微小間隙のス
キツシユゾーン2bとで構成される。
ヘツド15の底面には、ピストン17上面と対向
する位置に、部分的に略長円形状の凹部18が設
けられ、ピストン17が上死点にあるときのシリ
ンダヘツド15内壁面とピストン17上面との間
に形成される燃焼室2は、上記凹部18よりなる
主燃焼室2aと、該凹部18に隣接してシリンダ
ヘツド15の平坦底面に形成される微小間隙のス
キツシユゾーン2bとで構成される。
主燃焼室2aとなる上記凹部18には排気通路
6に連通する排気ポート19が開口し、スキツシ
ユゾーン2bには吸気通路5に連通する吸気ポー
ト11が開口し、吸気および排気ポート11,1
9にはそれぞれの弁座に着座する吸気弁3と排気
弁4が配設され、凹部18すなわち主燃焼室2a
近傍のスキツシユゾーン2bに臨んで点火プラグ
20が装着されている。
6に連通する排気ポート19が開口し、スキツシ
ユゾーン2bには吸気通路5に連通する吸気ポー
ト11が開口し、吸気および排気ポート11,1
9にはそれぞれの弁座に着座する吸気弁3と排気
弁4が配設され、凹部18すなわち主燃焼室2a
近傍のスキツシユゾーン2bに臨んで点火プラグ
20が装着されている。
また、上記吸気通路5は燃焼室2を構成するシ
リンダCの周方向にスワールを生成するように構
成されるとともに、この吸気通路5には上記スワ
ールの大きさを制御するスワール可変装置21が
配設されている。上記吸気通路5は、燃焼室2に
連通開口する吸気通路5の下流側部分で、吸気マ
ニホールド22からシリンダヘツド15内に形成
された燃焼室2の近傍部分が、隔壁23によつ
て、1次側吸気通路5aと2次側吸気通路5bと
に区画形成され、2次側吸気通路5bにはスワー
ル可変装置21のスワール制御弁24が介装さ
れ、このスワール制御弁24はアクチユエータ
(図示せず)によつて基本的には吸入空気量の増
減に対応し、エンジンの低負荷時に閉作動され、
高負荷時に開いて2次側吸気通路5bから吸気を
供給するように構成されている。
リンダCの周方向にスワールを生成するように構
成されるとともに、この吸気通路5には上記スワ
ールの大きさを制御するスワール可変装置21が
配設されている。上記吸気通路5は、燃焼室2に
連通開口する吸気通路5の下流側部分で、吸気マ
ニホールド22からシリンダヘツド15内に形成
された燃焼室2の近傍部分が、隔壁23によつ
て、1次側吸気通路5aと2次側吸気通路5bと
に区画形成され、2次側吸気通路5bにはスワー
ル可変装置21のスワール制御弁24が介装さ
れ、このスワール制御弁24はアクチユエータ
(図示せず)によつて基本的には吸入空気量の増
減に対応し、エンジンの低負荷時に閉作動され、
高負荷時に開いて2次側吸気通路5bから吸気を
供給するように構成されている。
1次側吸気通路5aは比較的通路面積が小さく
形成され、吸気弁3より僅かに上流側の吸気ポー
ト11にスワール用ポート11aとして開口し、
この1次側吸気通路5aを流れる吸気の流速を向
上するとともに、スワール用ポート11aがシリ
ンダCの円周方向(第2図参照)に向かつて開口
し、ピストン17の上面となす角度が小さくなる
ように横方向から吸気をシリンダC内に円周方向
に導入してスワールKを生成するように構成され
ている。一方、2次側吸気通路5bはシリンダC
の中心線とほぼ平行な方向すなわちピストン17
の上面に向かつて開口し、吸気にスワールを付与
することなく導入するように構成されている。
形成され、吸気弁3より僅かに上流側の吸気ポー
ト11にスワール用ポート11aとして開口し、
この1次側吸気通路5aを流れる吸気の流速を向
上するとともに、スワール用ポート11aがシリ
ンダCの円周方向(第2図参照)に向かつて開口
し、ピストン17の上面となす角度が小さくなる
ように横方向から吸気をシリンダC内に円周方向
に導入してスワールKを生成するように構成され
ている。一方、2次側吸気通路5bはシリンダC
の中心線とほぼ平行な方向すなわちピストン17
の上面に向かつて開口し、吸気にスワールを付与
することなく導入するように構成されている。
よつて、上記スワール制御弁24が閉じている
とき(開度0°)には1次側吸気通路5aのみによ
つて吸気が大きなスワールKで燃焼室2に導入さ
れ、スワール制御弁24が開くに従つて2次側吸
気通路5bからの吸気の導入比率が増え、燃焼室
2に生成されるスワールKが小さくなり、スワー
ル制御弁24の全開状態(開度70°)では殆どス
ワールの生成はされないものである。
とき(開度0°)には1次側吸気通路5aのみによ
つて吸気が大きなスワールKで燃焼室2に導入さ
れ、スワール制御弁24が開くに従つて2次側吸
気通路5bからの吸気の導入比率が増え、燃焼室
2に生成されるスワールKが小さくなり、スワー
ル制御弁24の全開状態(開度70°)では殆どス
ワールの生成はされないものである。
このスワール制御弁24は、図示しないアクチ
ユエータによつて、例えば吸気負圧もしくは排気
圧力等に応動するダイアフラム装置によつて機械
的に開閉制御され、吸入空気量すなわちエンジン
回転数と負荷の変動に対応して、例えば第5図に
示すように、低負荷・低回転領域では開度を0°
(全閉)として大きなスワールKを生成し、高負
荷・高回転領域では開度を70°(全開)としてスワ
ールの生成を抑制し、中間領域では開度を20°と
して弱くスワールを生成するように制御するもの
である。また、上記動作は、吸入空気量が増大し
た時に、スワール制御弁24が吸気抵抗となつて
充填効率が低下するのを解消する点からも行われ
る。
ユエータによつて、例えば吸気負圧もしくは排気
圧力等に応動するダイアフラム装置によつて機械
的に開閉制御され、吸入空気量すなわちエンジン
回転数と負荷の変動に対応して、例えば第5図に
示すように、低負荷・低回転領域では開度を0°
(全閉)として大きなスワールKを生成し、高負
荷・高回転領域では開度を70°(全開)としてスワ
ールの生成を抑制し、中間領域では開度を20°と
して弱くスワールを生成するように制御するもの
である。また、上記動作は、吸入空気量が増大し
た時に、スワール制御弁24が吸気抵抗となつて
充填効率が低下するのを解消する点からも行われ
る。
また、上記2次側吸気通路5bのスワール制御
弁24の下流側には、吸気弁3で開閉される吸気
ポート11に比較的近い位置で、かつ燃焼室2に
向けて燃料を噴射するように、前記燃料噴射弁1
2が配設されている。すなわち、この燃料噴射弁
12から噴射された燃料が直接吸気ポート11か
ら燃焼室2内に流入するように構成されている。
弁24の下流側には、吸気弁3で開閉される吸気
ポート11に比較的近い位置で、かつ燃焼室2に
向けて燃料を噴射するように、前記燃料噴射弁1
2が配設されている。すなわち、この燃料噴射弁
12から噴射された燃料が直接吸気ポート11か
ら燃焼室2内に流入するように構成されている。
この燃料噴射弁12による燃料噴射時期および
噴射量は、第1図に示すように制御装置25から
の制御信号すなわち燃料噴射パルスによつて行わ
れる。
噴射量は、第1図に示すように制御装置25から
の制御信号すなわち燃料噴射パルスによつて行わ
れる。
この制御装置25は、インターフエース26、
CPU27およびメモリ28からなり、上記メモ
リ28内には第7図にフローチヤートで示す
CPU27の演算処理のプログラム等が格納され
ている。また、この制御装置25には、前記エア
フローメータ10からの吸入空気量信号が入力さ
れるとともに、エンジン冷間時を検出するための
冷却水温度を検出する水温センサー29の水温信
号、スロツトル弁8の開度変化から加速状態を検
出するスロツトルセンサー30からのスロツトル
開度信号、スワール可変装置21のスワール制御
弁24の開度を検出するスワールセンサー31か
らのスワール制御弁開度信号、およびデイストリ
ビユータの回転角からエンジン1のクランク角と
第1気筒のピストン上死点TDCとを検出するク
ランク角センサー32からのクランク角信号とが
それぞれ入力されるものである。なお、33はイ
グニシヨンスイツチである。
CPU27およびメモリ28からなり、上記メモ
リ28内には第7図にフローチヤートで示す
CPU27の演算処理のプログラム等が格納され
ている。また、この制御装置25には、前記エア
フローメータ10からの吸入空気量信号が入力さ
れるとともに、エンジン冷間時を検出するための
冷却水温度を検出する水温センサー29の水温信
号、スロツトル弁8の開度変化から加速状態を検
出するスロツトルセンサー30からのスロツトル
開度信号、スワール可変装置21のスワール制御
弁24の開度を検出するスワールセンサー31か
らのスワール制御弁開度信号、およびデイストリ
ビユータの回転角からエンジン1のクランク角と
第1気筒のピストン上死点TDCとを検出するク
ランク角センサー32からのクランク角信号とが
それぞれ入力されるものである。なお、33はイ
グニシヨンスイツチである。
そして、上記制御装置25のCPU27は、エ
ンジン回転数および吸入空気量とに応じて基本燃
料噴射量を求めるとともに、エンジン冷間時、加
速時等にはこの基本燃料噴射量を増量して実際燃
料噴射量を求める。そして、少なくともエンジン
の低負荷時には、燃料噴射弁12から遅くとも吸
気弁3の開期間前半部に1回の吸入行程に対し1
回の燃焼に必要な燃料を噴射供給して、成層燃焼
を行うべく燃料噴射時期を設定し、所定時期に燃
料噴射量に相当するパルス幅を有する燃料噴射パ
ルスを各気筒の燃料噴射弁12に出力するもので
ある。
ンジン回転数および吸入空気量とに応じて基本燃
料噴射量を求めるとともに、エンジン冷間時、加
速時等にはこの基本燃料噴射量を増量して実際燃
料噴射量を求める。そして、少なくともエンジン
の低負荷時には、燃料噴射弁12から遅くとも吸
気弁3の開期間前半部に1回の吸入行程に対し1
回の燃焼に必要な燃料を噴射供給して、成層燃焼
を行うべく燃料噴射時期を設定し、所定時期に燃
料噴射量に相当するパルス幅を有する燃料噴射パ
ルスを各気筒の燃料噴射弁12に出力するもので
ある。
上記成層燃焼を行うための燃料噴射時期は、第
6図に示すように、吸気弁3の開弁曲線におい
て、上死点TDC前の吸気弁3が開き始める時IO
から下死点BDC後の吸気弁3が閉じる時ICまで
の吸気行程に対し、前回の吸気行程が終了し吸気
弁3が閉じた直後から燃料噴射を開始するよう
に、燃料噴射開始時期θ1を設定し、この噴射開始
時期θ1に対し燃料噴射量に対応するパルス幅に相
当する時期θだけ遅れた時期に設定される噴射終
了時期θ2は、遅くとも吸気弁3が開いた吸気行程
の前半部以前の早い時期に設定するものである。
6図に示すように、吸気弁3の開弁曲線におい
て、上死点TDC前の吸気弁3が開き始める時IO
から下死点BDC後の吸気弁3が閉じる時ICまで
の吸気行程に対し、前回の吸気行程が終了し吸気
弁3が閉じた直後から燃料噴射を開始するよう
に、燃料噴射開始時期θ1を設定し、この噴射開始
時期θ1に対し燃料噴射量に対応するパルス幅に相
当する時期θだけ遅れた時期に設定される噴射終
了時期θ2は、遅くとも吸気弁3が開いた吸気行程
の前半部以前の早い時期に設定するものである。
これにより、燃料は吸気弁3が開く吸気期間中
の前期に燃焼室2に流入し、燃焼室2の下層部に
偏在して供給され、しかも円周方向のスワールK
によつて上下方向の拡散が抑制され、さらに、ピ
ストン17の上昇に伴うスキツシユゾーン2bか
ら主燃焼室2aに流入するスキツシユ流により阻
害されることなく、この成層化が維持される。
の前期に燃焼室2に流入し、燃焼室2の下層部に
偏在して供給され、しかも円周方向のスワールK
によつて上下方向の拡散が抑制され、さらに、ピ
ストン17の上昇に伴うスキツシユゾーン2bか
ら主燃焼室2aに流入するスキツシユ流により阻
害されることなく、この成層化が維持される。
次に、制御装置25の作動を第7図のフローチ
ヤートによつて説明する。
ヤートによつて説明する。
エンジンが作動すると、CPU27は、クラン
ク角センサー32、エアフローメータ10、水温
センサー29、スロツトルセンサー30、スワー
ルセンサー31の各信号を読み込んでその各値を
レジスタT,A,W1,V,Kに記憶する(ステ
ツプS1〜S5)。次に、ステツプS6でエンジンの始
動時か否かを判定し、エンジンの始動時には
CPU27はステツプS6においてYESと判定して
ステツプS7に進み、そこでレジスタIに所定の
始動噴射量βを記憶し、レジスタIの値に基づい
て始動噴射パルスを作成してそれを第1気筒の
TDC信号に応じて判別した噴射すべき気筒の燃
料噴射弁12に加え(ステツプS8)、ステツプS1
に戻り、上述の処理を繰り返す。なお、エンジン
の始動時において、予め設定した始動噴射パルス
を発生するようにしているのは、この始動時には
吸入空気量に基づいて燃料噴射量を算出できない
からである。
ク角センサー32、エアフローメータ10、水温
センサー29、スロツトルセンサー30、スワー
ルセンサー31の各信号を読み込んでその各値を
レジスタT,A,W1,V,Kに記憶する(ステ
ツプS1〜S5)。次に、ステツプS6でエンジンの始
動時か否かを判定し、エンジンの始動時には
CPU27はステツプS6においてYESと判定して
ステツプS7に進み、そこでレジスタIに所定の
始動噴射量βを記憶し、レジスタIの値に基づい
て始動噴射パルスを作成してそれを第1気筒の
TDC信号に応じて判別した噴射すべき気筒の燃
料噴射弁12に加え(ステツプS8)、ステツプS1
に戻り、上述の処理を繰り返す。なお、エンジン
の始動時において、予め設定した始動噴射パルス
を発生するようにしているのは、この始動時には
吸入空気量に基づいて燃料噴射量を算出できない
からである。
そしてエンジンが始動すると、CPU27は上
記ステツプS6においてNOと判定してステツプS9
に進み、そこでレジスタT内のクランク角を用い
てエンジン回転数を演算してそれをレジスタRに
記憶し、次にレジスタR,A内のエンジン回転数
と吸入空気量とでもつて基本燃料噴射量を演算し
てそれをレジスタIに記憶する(ステツプS10)。
次にCPU27は、レジスタVの記憶内容から加
速度dV/dtを求め、これが設定値αより大きい
か否か、すなわち加速時か否かを判定する(ステ
ツプS11)。そして加速時の場合は上記ステツプ
S11においてYESと判定してステツプS12に進み、
そこでレジスタC2に設定値β1を記憶する一方、加
速時でない場合は上記ステツプS11においてNO
と判定してステツプS13に進み、そこでレジスタ
C2の値を0とする。ここで上記設定値β1は一定値
でもよく、また加速度に応じて異なる値としても
よい。さらに、CPU27はレジスタW1内のエン
ジン冷却水温を設定値W0、例えば60℃と比較し
て冷却水温が設定値W0以下の冷間時であれば、
燃料噴射量を増大するべく、両者の温度差(W0
−W1)と補正係数C1とを乗算して温度補正量を
求め、これとレジスタC2内の値を加速補正量と
してレジスタI内の基本燃料噴射量に加算して実
際燃料噴射量を求め、その値I+C1(W0−W1)+
C2をレジスタIに記憶し(ステツプS14)、該レ
ジスタI内の実際燃料噴射量から1回の吸入行程
に対する噴射角θを決定してそれをレジスタθに
記憶する(ステツプS15)。
記ステツプS6においてNOと判定してステツプS9
に進み、そこでレジスタT内のクランク角を用い
てエンジン回転数を演算してそれをレジスタRに
記憶し、次にレジスタR,A内のエンジン回転数
と吸入空気量とでもつて基本燃料噴射量を演算し
てそれをレジスタIに記憶する(ステツプS10)。
次にCPU27は、レジスタVの記憶内容から加
速度dV/dtを求め、これが設定値αより大きい
か否か、すなわち加速時か否かを判定する(ステ
ツプS11)。そして加速時の場合は上記ステツプ
S11においてYESと判定してステツプS12に進み、
そこでレジスタC2に設定値β1を記憶する一方、加
速時でない場合は上記ステツプS11においてNO
と判定してステツプS13に進み、そこでレジスタ
C2の値を0とする。ここで上記設定値β1は一定値
でもよく、また加速度に応じて異なる値としても
よい。さらに、CPU27はレジスタW1内のエン
ジン冷却水温を設定値W0、例えば60℃と比較し
て冷却水温が設定値W0以下の冷間時であれば、
燃料噴射量を増大するべく、両者の温度差(W0
−W1)と補正係数C1とを乗算して温度補正量を
求め、これとレジスタC2内の値を加速補正量と
してレジスタI内の基本燃料噴射量に加算して実
際燃料噴射量を求め、その値I+C1(W0−W1)+
C2をレジスタIに記憶し(ステツプS14)、該レ
ジスタI内の実際燃料噴射量から1回の吸入行程
に対する噴射角θを決定してそれをレジスタθに
記憶する(ステツプS15)。
次にステツプS16で、マツプより噴射開始時期
θ1を演算して決定し、この噴射開始時期θ1に基づ
いてレジスタθ内の実際噴射量θに応じた噴射終
了時期θ2を決定する(ステツプS17)。なお、この
マツプには最大燃料噴射量においても噴射終了時
期θ2が吸気行程前半部以前となるように、各運転
状態に応じて噴射開始時期θ1が予め設定されてい
る。
θ1を演算して決定し、この噴射開始時期θ1に基づ
いてレジスタθ内の実際噴射量θに応じた噴射終
了時期θ2を決定する(ステツプS17)。なお、この
マツプには最大燃料噴射量においても噴射終了時
期θ2が吸気行程前半部以前となるように、各運転
状態に応じて噴射開始時期θ1が予め設定されてい
る。
このようにして、噴射開始時期θ1および噴射終
了時期θ2が決定されると、噴射開始時期θ1になる
までステツプS18に待機し、噴射開始時期θ1にな
ると、ステツプS19で燃料噴射弁12に“1”信
号を加え、該燃噴射弁12を駆動し続ける間ステ
ツプS20に待機し、噴射終了時期θ2になると“1”
信号の出力を停止し(ステツプS21)、上記の如
く燃料噴射パルスを加えた後、上記ステツプS1
に戻る。
了時期θ2が決定されると、噴射開始時期θ1になる
までステツプS18に待機し、噴射開始時期θ1にな
ると、ステツプS19で燃料噴射弁12に“1”信
号を加え、該燃噴射弁12を駆動し続ける間ステ
ツプS20に待機し、噴射終了時期θ2になると“1”
信号の出力を停止し(ステツプS21)、上記の如
く燃料噴射パルスを加えた後、上記ステツプS1
に戻る。
このように、エンジン始動後は、エンジン回転
数および吸入空気量に応じて基本燃料噴射量を求
めるとともに、冷間時、加速時には基本燃料噴射
量を増量補正して実際燃料噴射量を求め、この実
際燃料噴射量に応じた噴射開始時期および噴射終
了時期を決定し、この噴射開始時期から噴射終了
時期の間燃料噴射パルスを加えるという制御が行
なわれることとなる。
数および吸入空気量に応じて基本燃料噴射量を求
めるとともに、冷間時、加速時には基本燃料噴射
量を増量補正して実際燃料噴射量を求め、この実
際燃料噴射量に応じた噴射開始時期および噴射終
了時期を決定し、この噴射開始時期から噴射終了
時期の間燃料噴射パルスを加えるという制御が行
なわれることとなる。
以上のような実施例によれば、シリンダヘツド
15底面に部分的に凹設した主燃焼室2aを有す
る燃焼室構造のエンジンにおいても、燃料の偏在
化による成層燃焼を可能として、燃費性、燃焼効
率の向上が図れる。
15底面に部分的に凹設した主燃焼室2aを有す
る燃焼室構造のエンジンにおいても、燃料の偏在
化による成層燃焼を可能として、燃費性、燃焼効
率の向上が図れる。
ところで上記実施例では、エンジン回転数およ
び吸入空気量に対する基本燃料噴射量の増減制御
を噴射時間を可変制御することによつて行う場合
について説明したが、噴射時間の可変制御と燃料
噴射弁の燃圧の増減制御とにより基本燃料噴射量
の増減制御を行うようにしても良い。
び吸入空気量に対する基本燃料噴射量の増減制御
を噴射時間を可変制御することによつて行う場合
について説明したが、噴射時間の可変制御と燃料
噴射弁の燃圧の増減制御とにより基本燃料噴射量
の増減制御を行うようにしても良い。
また、前記燃料噴射弁12からの燃料噴射時期
は、上記実施例のように吸気弁3が閉じた直後に
噴射を開始し吸気弁3が開くまでに噴射を終了し
て吸気弁3の開時期に一時に流入させる他、吸気
弁3が開く時期IOの前後で噴射を開始し、開い
た後の早い時期(前半部)に終了するようにして
もよい。この燃料噴射時期の設定において、前記
のように噴射開始時期θ1を設定してから噴射終了
時期θ2を設定する代りに、噴射終了時期θ2を先に
設定し、噴射角θに対応して噴射開始時期θ1を設
定するようにしてもよい。さらに、噴射開始時期
θ1もしくは噴射終了時期θ2を一定の時期に固定
し、これに対して噴射終了時期θ2もしくは噴射開
始時期θ1を設定するようにしてもよい。
は、上記実施例のように吸気弁3が閉じた直後に
噴射を開始し吸気弁3が開くまでに噴射を終了し
て吸気弁3の開時期に一時に流入させる他、吸気
弁3が開く時期IOの前後で噴射を開始し、開い
た後の早い時期(前半部)に終了するようにして
もよい。この燃料噴射時期の設定において、前記
のように噴射開始時期θ1を設定してから噴射終了
時期θ2を設定する代りに、噴射終了時期θ2を先に
設定し、噴射角θに対応して噴射開始時期θ1を設
定するようにしてもよい。さらに、噴射開始時期
θ1もしくは噴射終了時期θ2を一定の時期に固定
し、これに対して噴射終了時期θ2もしくは噴射開
始時期θ1を設定するようにしてもよい。
なお、スワール可変装置としては、上記実施例
の構造の他に公知の装置が適宜採用可能である。
また、スワールの大きさの制御についても、第4
図に示すように段階的に変更するほか、運転状態
の変化に応じて連続的に変更制御するようにして
もよく、さらに、前記制御手段によつて、スワー
ル可変装置によるスワールの大きさの制御を行う
ようにしてもよく、その場合には各運転状態に対
応してマツプ制御すればよいものである。
の構造の他に公知の装置が適宜採用可能である。
また、スワールの大きさの制御についても、第4
図に示すように段階的に変更するほか、運転状態
の変化に応じて連続的に変更制御するようにして
もよく、さらに、前記制御手段によつて、スワー
ル可変装置によるスワールの大きさの制御を行う
ようにしてもよく、その場合には各運転状態に対
応してマツプ制御すればよいものである。
一方、燃料を下層に成層化することにより、前
記の先行技術のもののように上層に燃料を成層化
するものに対して、スワールの要求が低いことか
ら、スワールは生成しないようにしてもよいが、
より確実な成層化を得るためにはスワールの生成
が好ましい。
記の先行技術のもののように上層に燃料を成層化
するものに対して、スワールの要求が低いことか
ら、スワールは生成しないようにしてもよいが、
より確実な成層化を得るためにはスワールの生成
が好ましい。
さらに、シリンダヘツド内壁に部分的に主燃焼
室を凹設する燃焼室の構造についても上記実施例
に限られず、種々の変形が可能であり、この構造
に対して点火プラグをシリンダヘツド底面側のス
キツシユゾーン近傍に臨ませて装着するものであ
つて、この点火プラグは第4図のように傾斜して
装着する場合と垂直に上方から装着する場合とが
ある。
室を凹設する燃焼室の構造についても上記実施例
に限られず、種々の変形が可能であり、この構造
に対して点火プラグをシリンダヘツド底面側のス
キツシユゾーン近傍に臨ませて装着するものであ
つて、この点火プラグは第4図のように傾斜して
装着する場合と垂直に上方から装着する場合とが
ある。
第1図は本発明の一実施例における燃料噴射装
置付エンジの全体構成図、第2図はエンジンの具
体的構造を示すシリンダヘツドの要部底面図、第
3図は第2図の−線に沿う断面正面図、第4
図は第2図の−線に沿う断面正面図、第5図
はエンジン回転数と負荷の変動に対するスワール
制御弁の開度特性を示す説明図、第6図は吸気行
程に対する燃料噴射時期を示すタイミング図、第
7図は制御装置の処理を示すフローチヤート図で
ある。 1……エンジン 2……燃焼室 2a……主燃
焼室 2b……スキツシユゾーン 3……吸気弁
5……吸気通路 12……燃料噴射弁 15…
…シリンダヘツド 17……ピストン 20……
点火プラグ 22……制御装置 30……クラン
ク角センサー。
置付エンジの全体構成図、第2図はエンジンの具
体的構造を示すシリンダヘツドの要部底面図、第
3図は第2図の−線に沿う断面正面図、第4
図は第2図の−線に沿う断面正面図、第5図
はエンジン回転数と負荷の変動に対するスワール
制御弁の開度特性を示す説明図、第6図は吸気行
程に対する燃料噴射時期を示すタイミング図、第
7図は制御装置の処理を示すフローチヤート図で
ある。 1……エンジン 2……燃焼室 2a……主燃
焼室 2b……スキツシユゾーン 3……吸気弁
5……吸気通路 12……燃料噴射弁 15…
…シリンダヘツド 17……ピストン 20……
点火プラグ 22……制御装置 30……クラン
ク角センサー。
Claims (1)
- 1 ピストン上面に対向する燃焼室を構成したシ
リンダヘツド内壁に、部分的に凹設された主燃焼
室を形成するとともに、スキツシユゾーンを形成
してなるエンジンにおいて、スキツシユゾーン近
傍に点火プラグを配設するとともに吸気弁を介し
て上記燃焼室に通ずる吸気弁近傍の吸気通路内に
燃料噴射弁を設け、少なくともエンジンの低負荷
時において、該燃料噴射弁により1回の吸入行程
に対し1回の燃焼に必要な燃料を噴射供給すると
ともに、遅くとも吸気弁の開期間前半部で燃料の
噴射供給を終えるよう制御し、燃焼室下方に燃料
を偏在供給する制御装置を備えたことを特徴とす
るエンジンの燃料噴射装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59085725A JPS60230544A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | エンジンの燃料噴射装置 |
US06/725,671 US4658792A (en) | 1984-04-27 | 1985-04-22 | Fuel injection system for internal combustion engine |
DE19853515044 DE3515044A1 (de) | 1984-04-27 | 1985-04-25 | Brennstoff-einspritzsystem fuer eine brennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59085725A JPS60230544A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | エンジンの燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60230544A JPS60230544A (ja) | 1985-11-16 |
JPH0559268B2 true JPH0559268B2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=13866818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59085725A Granted JPS60230544A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | エンジンの燃料噴射装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4658792A (ja) |
JP (1) | JPS60230544A (ja) |
DE (1) | DE3515044A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3542965A1 (de) * | 1985-12-05 | 1987-06-11 | Ford Werke Ag | Gemischverdichtende brennkraftmaschine, insbesondere fremdgezuendete viertaktbrennkraftmaschine |
US5052360A (en) * | 1989-12-21 | 1991-10-01 | Gas Research Institute | Process and apparatus for timed port injection of fuel to form a stratified charge |
JPH03222836A (ja) * | 1990-01-25 | 1991-10-01 | Mazda Motor Corp | エンジンの燃料制御装置 |
US5211147A (en) * | 1991-04-15 | 1993-05-18 | Ward Michael A V | Reverse stratified, ignition controlled, emissions best timing lean burn engine |
DE4214114C2 (de) * | 1991-05-02 | 1996-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines Aussenbordmotors |
JP2762216B2 (ja) * | 1993-09-28 | 1998-06-04 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
JP3479379B2 (ja) * | 1995-04-27 | 2003-12-15 | ヤマハ発動機株式会社 | 筒内噴射エンジン |
AUPN561095A0 (en) * | 1995-09-25 | 1995-10-19 | Orbital Engine Company (Australia) Proprietary Limited | Engine control strategy |
AT1921U3 (de) * | 1997-06-25 | 1998-07-27 | Avl List Gmbh | Fremdgezündete brennkraftmaschine mit innerer verbrennung |
JP2008163815A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
DE102009028798A1 (de) * | 2009-08-21 | 2011-02-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Durchführen einer Saugrohreinspritzung |
GB201407763D0 (en) * | 2014-05-02 | 2014-06-18 | Andrews Paul F | Internal combustion engine |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3267921A (en) * | 1964-12-23 | 1966-08-23 | Whitehurst George | Fuel injection for internal combustion engines |
US4052973A (en) * | 1973-06-28 | 1977-10-11 | California Institute Of Technology | Internal combustion engine and a process for its operation |
GB1536971A (en) * | 1976-02-13 | 1978-12-29 | May M | Spark-ignited engine |
JPS5519946A (en) * | 1978-07-31 | 1980-02-13 | Toyota Motor Corp | Intake system for multi-cylinder internal combustion engine |
DE3008124A1 (de) * | 1980-03-03 | 1981-09-10 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Hubkolbenbrennkraftmaschine |
JPS56148636A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-18 | Toyota Motor Corp | Control method of fuel injection timing for internal combustion engine |
JPS57193717A (en) * | 1981-05-22 | 1982-11-29 | Nissan Motor Co Ltd | Combustion chamber for internal combustion engine |
GB2108581A (en) * | 1981-11-02 | 1983-05-18 | Gen Motors Corp | Fuel injection stratified charge internal combustion engine |
JPS5912136A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-21 | Toyota Motor Corp | 電子制御機関の燃料噴射開始時期制御装置 |
JPS59122725A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-16 | Mazda Motor Corp | エンジンの吸気装置 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP59085725A patent/JPS60230544A/ja active Granted
-
1985
- 1985-04-22 US US06/725,671 patent/US4658792A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-04-25 DE DE19853515044 patent/DE3515044A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3515044A1 (de) | 1985-11-07 |
US4658792A (en) | 1987-04-21 |
DE3515044C2 (ja) | 1992-03-26 |
JPS60230544A (ja) | 1985-11-16 |
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